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人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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【妖】 黒崎柚樹


[口中からずるりと勢いを失ったものが滑るように落ちていく。

話に聞くところによると、男の人は、一度達してしまうと続けて二度三度とできるものではないらしいのだけれど、なんでか、武藤はそうではないらしく。

勢いを失ったとは、先の張り詰めていたものに比べれば……くらいのもので、これで終わりではないよね?というのは、私と武藤の共通見解だったとは思う。]

 …………えろかった?

[褒められたと思って良いんだろうかと首を傾げながら、微かに微笑む。

我慢しようとしたのをできなくさせたくらいにはきもちよかったのなら、良かった……と、笑みを一段深くした。]

 ぇ?……ぁ……あ、ん、

[口中に差し入れられた指に、でも今、ちゅーするのはお勧めできないよ?とばかりに、戸惑いの視線を向けてしまう。

飲めたよ?飲んだよ?と応えるように、武藤の指先をぺろりと舐めて。]
 
($50) 2023/03/09(Thu) 18:36:49

【妖】 黒崎柚樹


[ええと……、これは、立ち上がって、お湯から出た方が……良い、んだろうか。

だって、立って繋がるとかじゃないと、この場所では多分……むずかしい……のだろう、し。]

 お湯、出て……"続き"、する……?

[今更ながらに、ここが屋外だと改めて思ってしまって、武藤のを舐めている時よりも余程に顔を赤くしてしまったよ。*]
 
($51) 2023/03/09(Thu) 18:37:16

【独】 黒崎柚樹

/*
みに、かすて、ら……。
みにかすてら………………。

たべたい………………。

(この娘、餌の内容と量によっては容易に釣れてしまうのでは感……)
(武藤はがんばってね……)
(-43) 2023/03/09(Thu) 20:52:35

【妖】 黒崎柚樹


[どうやら武藤は、水着着用の混浴であっても渋るレベルなのであったらしい。

「え?お風呂だよ?お風呂は水着とか着て入らないよ?」

お湯に入るまではタオルは巻くけど、お湯に入ってしまえばほとんど見えないよ?とばかり、堂々素っ裸で入る前提で混浴も歓迎レベルだったと知ったら、それはもう全力で止められたことになったのだろうな、とは。

水着についても、着る当人がほとんど拘りはないというのに、そこそここってりめに色々考えて貰っていると気付くべくもなく。

武藤にとって私の身体はすごく魅力的に映るものだということは理解したけれど。

でも世間一般的にはタオル1枚で風呂場に行っても、水着を着ていても、「男か?」という若干の奇異の目を向けられる程度のものだと思うのだけどな?

それを口にしたら、激しく武藤を脱力させてしまう気がするくらいには、武藤の思いは解っているつもりではあるものの。]
 
($57) 2023/03/09(Thu) 22:26:47

【妖】 黒崎柚樹


 ぅ"…………、しま、す……。

["しないの?"と無邪気に問われてしまうと >>$55 、すると言いつつ照れくささに俯きがちになってしまう。

なんていうか、こう、"さあ、しますよ"という風にお湯から出るのがどうにも恥ずかしくはあって。

全身が湯から出て、心地よく乾いた外気に触れると、こんなところで私たちは何をしようとしているのかなという気にもなるし。

先までの身体を硬直させていた武藤はどこへやら、すたすたと戸惑うことなくカランのあたりまで連れて行かれて。]

 ……っ、ちょ、……だめ…………っ、

[だめ、だよ。
今、私の口の中、……っ。

絶対、歓迎できない味がするよ?と伝える前に舌を絡め取られて息が詰まる。

深い口づけは情事の時に交わすもので、否応無しに身体の裡、そこここに点り始めていた火が本格的に炎を上げ始めた。]
 
($58) 2023/03/09(Thu) 22:28:15

【妖】 黒崎柚樹


[うん、立ったまましたことは、ある。ある、けど。]

 ん……、長くは保たない……かも。

[片足を上げ、残る片足を地に着けて正面から武藤を受け入れる姿勢は、したことがあるものの、さすがに長くは保たなかった。

揺さぶられ、快楽に溺れ始めると、どうしても膝が揺れてしまって、立ったままでは居られなくて。

そも、一般的な女子の筋力と身長では、そもそもその姿勢を取ることも、維持することも、それ以前、挿入すること自体身長差で難しいものだとは、私も武藤も知る由もなく。

なので、いくらか慣れてはいる(……というほどに、立ってしたことはないんだよ?本当に)後ろからの姿勢へと促されても、少しも疑問には思わなかった。

口にされずとも受け入れるように足を緩く開き、腰をいくらか突き出すようにして、縋りやすそうな場所にあった段差に手を置いて。]
 
($59) 2023/03/09(Thu) 22:29:12

【妖】 黒崎柚樹


 ……ぅ、く…………ッ、だ、いじょぶ……。

[声は殺すよ。もちろん。

武藤を口で愛撫している間にも、足の間には熱が満ち続けていたようで。

さして丹念に愛撫されなくとも容易に武藤の雄を受け入れられるだろうくらいには、綻んでいる己を自覚していた。

それは武藤にも伝わっていただろうから、指が離れていったところで、熱く固いものを待ち望んで私は小さく息を吐いた────のだけど。]

 ……ぇ?……ぁ、むと……っ!?

 ぁ、ゃ……や、ぁ…………、…………っ!

[それ要らない、別に要らないよ、と、焦った声がいくらか大きくでてしまって、慌てて口を噤んだ。

あらぬところを舌先でつつかれ、地に着いた足から腰から背まで盛大に跳ね上がってしまう。

するりと落ちていく舌のぬめりに何をされているのか改めて理解して、ふるふると首を振った。]
($60) 2023/03/09(Thu) 22:31:10

【妖】 黒崎柚樹


[頭では解るけど。

私が武藤のを口でしたいという欲があるのと同様、武藤も私のを……と、それは同じことなのだと。

私も武藤のに対してそうだけど、武藤の側も"柚樹の味にも匂いにも興奮する"とは、直接言われたことがある。

理解はしているとはいえ、だからといって恥ずかしくないわけではなくて。

私の場合は、バナナというか、ええと、ズッキーニというか……みたいなものを舐めている風で済むのに対して、武藤の場合は、足の間に顔を埋められてしまうことになるわけで、もうその光景からして既に居たたまれない感じはする。]

 の、む……とかし、ないで、いい……っ、……ぅっ……ッ!

[それでも愛撫に悦んでしまう自分はいるし、足の間、奥の奥から熱い液が滲み零れ始めてしまうし。

耳を塞ぎたくなる水音と、そこに舐め取るような響きも加われば、ますます逃げたくなりそうになる。

けど、ぐずぐずに溶けそうになるほどの快楽を感じていることは、漏れる声がどんどん甘さを増していくのと、震える足と、何よりも熱く溶けた風になっているくせ、武藤の舌や指に吸い付こうとし始めている内壁が何よりも雄弁だったろうとは思う。*]
 
($61) 2023/03/09(Thu) 22:32:39

【独】 黒崎柚樹

/*
ものっそい恥ずかしいのに、なぜか長くなるえろる……。
(-51) 2023/03/09(Thu) 22:36:12

【独】 黒崎柚樹

/*
武藤と柚樹の混浴だの水着だのに対する意識の差異がおもしろいね……。
柚樹はやっぱり警戒心ががばがばすぎます、ね……。
(-52) 2023/03/09(Thu) 22:37:29

【独】 黒崎柚樹

/*
みにかすてら、いいなあ……(まだ言ってる)
(-53) 2023/03/09(Thu) 22:37:59

【妖】 黒崎柚樹


[どうやら私は、プールや海に行ったら騎士の護衛よろしく武藤に保護される運命にあるらしい。

護衛されているのは、か弱い兎とか羊とかじゃなく猛獣なんだけどな?などと思ってしまう私は、武藤に言わせるときっと自覚が足りないのだろう。でも、なあ。

もちろん、武藤と一緒ではないところ、部の合宿とかでなければ海やプールに行くつもりはないし、ましてや、混浴のお風呂に入る理由なんて、一つもないし。

そのあたりの心配は無用だとは思うけれど。

いつか行こうね、武藤。
ああ、混浴じゃなく、海とかプールに。

長いこと海に行っていないから、海が良いな。]
 
($68) 2023/03/10(Fri) 7:22:33

【妖】 黒崎柚樹


[うん、割と思っていた。
"お湯に入ってたら見えてない"って。 >>$63

あと、お湯に入っているうちは、"入浴しています"という大義名分っぽいのがあったけれど、そこからわざわざ出るということは、性行為をしますと宣言するようなもので、どうしたって気恥ずかしくはなってしまう。

まして、ここは屋外で、そよぐ柔らかな風が全身を擽るような場所なのだし。]

 ……ぅ"…………、うん、まあ。

["好きだよね"と確認するように言われてしまい、戸惑いながら小さく頷く。

確かに言ったよ。後ろからするの、好き。ベッドの上でも、それ以外でも。

他の誰にも屈服なんてしたくないけれど、その……動物どころか、"武藤だけの雌"になったみたいな感じがして、それに、ぞくぞくするほどの興奮を覚えてしまう。

この先の生涯、武藤以外の誰とも身体を重ねるつもりもないけれど、こんなことを許すのは、本当の本当に武藤だけだよ。]
 
($69) 2023/03/10(Fri) 7:23:30

【妖】 黒崎柚樹

 …………っ、…………ん……、

["いっぱい濡れてて"と"かわいい"の繋がりが全く解らなくて >>$65 、そんなこと言われてもと思いながら、崩れそうに揺れる膝を、そうはならないように必死に耐える。

武藤の眼前、自分でもどんな風なのか見たこともない性器を晒すのは羞恥の極みで、なのに、貫かれるのとは違う快楽があるのも否定できなくて。

もっとしてと言わんばかりに、入口が誘うようにはくはくと開閉している自覚はあれど、全くもって、自らそうしているわけじゃない。

とろりと太腿を伝いかける体液の感覚にぞくりと身を震わせた直後、武藤の舌がそれを舐め取るのも解ってしまって、いたたまれなさに小さく首を振った。

身体を繋げることに慣れたように、いつかこの行為も、自ら足を開いて「いっぱいして?」なんて言うようになったりするんだろうか。

とてもそうは、思えないな。]

 ……ぁ、むと……っ、……も、

[欲しい。貫いて欲しい。
舌じゃなくてもっと固くて、熱いもので、奥まで。

乞おうとする直前、武藤の側が動いてくれていた。]
($70) 2023/03/10(Fri) 7:24:06

【妖】 黒崎柚樹


 ……っふ、ぅ…………っぐ、

[馴染んだ感覚が、容赦なく奥まで突き上げていく。

踵が浮いてつま先立ちのようになり、上体がかくりと下がっていこうとしてしまうのは、逃げようとしているものではなく、むしろ、もっと奥までと乞うような体勢でしかなくて。

武藤の全部が収まったところで動きが止まり、互いに小さく息を吐く。
どくどくと脈打つような感覚は、武藤のものなのか、自分の心音なのか、もうよく解らなくなっていた。]

 !?……っぁ、……ぁ、ぅ……、

[え、口が開いてしまったら、むしろ声、出てしまいそうなんだけど!?と、困惑の前に、武藤の指が顎を捉えてしまうと、自分ではもうどうすることもできなくて。]

 ふ、ぅ……ッ、…………ぅ、

[好き。奥をかき混ぜられるのも、強く貫かれるのも。

容赦なく、武藤以外の誰も触れたことのない最奥をこじ開けるようにされて、ごりごりとかき混ぜられれば、視界に水の膜がかかり始めた。]
 
($71) 2023/03/10(Fri) 7:25:38

【妖】 黒崎柚樹


[きもち、いい、と訴えるように、歯に当たる武藤の指を柔く噛みながら吐息を零す。]

 んぅ……、ぃ……い……ッ、

[ぞく、と、寒気に似た快感が背筋を駆け上っていくのと同時、隧道がずくりと熱を持って動き始めるのを感じていた。

武藤はどうやら、自分早くに達してしまうことを気にしている──平均的長さがどのくらいのものなのか、もちろん私は知る由はない──らしいのだけれど、むしろ、こんな快楽、長く続いてしまう方が地獄な気がするよ?

きゅう、ぎゅう、と己の意思関係なしに武藤を搾り取ろうとするかのような蠕動が始まって、締め付ける感覚に背を震わせる。

もっと、早く、いっぱい……と、身体の底から浮き上がってくるような、急くような思いが胎内を渦巻きつつあることは、なんだか不思議な気持ちで受け止めていた。

  欲しい。
  武藤が、欲しい。

  武藤の、子が欲しい。


沸き上がった思いの源に気がついて、見開いた目から耐えてた涙がぽろりと落ちた。]
 
($72) 2023/03/10(Fri) 7:26:16

【妖】 黒崎柚樹


[  そ、か。
  私、多分、排卵日……。


現実で似た状況になった数ヶ月前、私は相当に酔ってもいて。

自覚がないまま、避妊具なんて要らない、武藤が欲しい、と迫ってしまったことがある。
あの時は、武藤を相当困らせた記憶ばかりで。

好きな男、強い雄との子を成したいというのは生き物としての当然の摂理かもしれないけれど、そこまで私はケダモノなのかと笑うしかない。]

 っら、ぁ……っぱい、……ょ、だい……ッ!

[武藤の指が邪魔をして、言葉もままならないけれど、いっぱい欲しい、いっぱい注いで、と。

この場が夢なのを幸い、互いを隔てる薄膜の不在に満足気に目を細め、自ら腰をゆらめかせてみせた。*]
 
($73) 2023/03/10(Fri) 7:27:06

【独】 黒崎柚樹

/*
狐さんたちの宴会も楽しそうだな……
いいなあ焼き魚……捕って食べるの美味しそうだなあ……

(もう食べ物にはなんでも食いついていくスタイル)
(-71) 2023/03/10(Fri) 7:57:16

【独】 黒崎柚樹

/*
しかし避妊とか排卵とか生々しいよね武藤黒崎組……。

そもそもは武藤が元村で「避妊具持ってないから最後までできないな」とか口にしていたのがきっかけではあるけど、その後にうっかり「安全日だから大丈夫」などと口走るようになって、周期までガチで考えるようになってしまった(ならざるを得なかった)あれそれ……。

誕生日まで考えたPCも稀なら、排卵周期まで決めたPCは初めてです、ね……。
(-73) 2023/03/10(Fri) 8:19:10

【独】 黒崎柚樹

/*
ううー、こう、元チップで、えろるのは、破壊力が、……ががが……_(:3 」∠)_
こう、なんていうか、"公式"みが……。

(影でちまちま書いてる掲示板のは、元チップは著作権的にアレだというのと、柚樹がちゃんと女の子的になってるじゅーきさんの絵を使わせていただいてて、ですね)(もはやあっちが公式の絵ではという状態にはなっているもののでもノリは二次創作?なので??っていう??)
(-77) 2023/03/10(Fri) 11:03:59

【妖】 黒崎柚樹


[────"柚樹がオレのものになったみたいで興奮する" >>$75 、とか。

そんなことを思われても、嬉しいと感じるわけがないし、嬉しいと思う日が来るわけないと、武藤と出会う前の私はそう信じて疑っていなかった。

なのに武藤にそう言われ思われるのは、何故だろう、たまらなく嬉しくて。

情事の時でもそうでない時も、乞われたことは極力叶えようとしてしまうのは、私は武藤のものなのだと無意識下思っているからだろうし、武藤に負けず劣らずの独占欲もある。

いつだったか、"あり得ないけれど相手が浮気したらどうする?"という話をしたことがあって。

私は、"浮気相手殺して、武藤も殺して、私も死ぬ"と思った。

武藤は、"無理矢理にでもオレしか見えないようにする"だって。

どちらもまあまあ剣呑なお話だと思うけれど、それを聞いて互いの執着心に引くどころか喜んでしまっているのだから、ある意味お似合いなのだろうな、とは。]
 
($79) 2023/03/10(Fri) 11:54:00

【妖】 黒崎柚樹


[最初は内臓を無理矢理広げられるような圧迫感だとか、息苦しさだとか。

かき混ぜられる鈍い痛みだとかを感じていたそこも、すっかり武藤の形を覚え、奥を満たされるだけで身体が勝手に更に奥へを受け入れるような蠕動を始めてしまう。

奥を突かれるの、すき。
よく解らないけれど、入口に近いところを擦られたりするのも。]

 ……んっ…………っぁ、ぁぁッ!

["気持ちいい?"の声には、声を殺しながらこくこくと頷いて、けれど、抜けかかったあたりから、ずぷりと貫くように穿たれるのには、耐えきれない嬌声がどうしても漏れてしまう。

木々の葉ずれの音に近く遠く聞こえる鳥の声、温泉が湯船に注がれる静かな水音に混じり、いかにも卑猥な粘るような水音が絶え間なく響くのにも、段々頓着できなくなりつつあった。

思えば、武藤に口を塞がれていてちょうど良かったのかもしれない。

喘ぎ声はともかく、今日の私は何を口走り始めるか、解ったものではなかったから。]
 
($80) 2023/03/10(Fri) 11:54:25

【妖】 黒崎柚樹


 …………ん、ぅ……ッ。

[それでいいよ、とか、大丈夫だよ、とか。

"イきそうになる"と申し訳なさそうな声がする >>$77 のに、それで全然構わないのに、とばかり、口で言えない分、ねだるように意図的に彼を締め付ける。

抽挿がうねる襞をかき分けるようなものになれば、自分で自分の首を絞めるようなものなのだけど。

かまいやしないとばかり、もっと、と武藤の動きに合わせ、もっと深くにまで受け入れようとするかのように、かくかくと腰を揺らしてしまった。

ここが夢の世界で本当に良かったよ。

このタイミングで現実、旅行に来ていたら、将来のこととか全部放り投げて、私を孕ませろと武藤を恫喝しかねなかったと思う。

日に幾度も行為を重ねるのが不思議ではない私たちだけれど、似たことがあったあの時、私を抱き潰すまで抱くのはさすがに大変だったと思うし。]
 
($81) 2023/03/10(Fri) 11:54:51

【妖】 黒崎柚樹


 ぅ……ぁ、……っと、ら……とらぁ……ッ

[声を殺そうという理性はぎりぎり残ってる。

漸くに舌を犯していた武藤の指が外されて。
強く揺さぶられながら、呼びたくても呼べなかった名を幾度も呼んだ。

イく、イッちゃう、と、譫言まじりの喘ぎを零しながら、頭がまた一段かくりと落ちて、代わり、尻は突き出すように高く掲げたまま。

灼熱が奥を抉る度に、離さないとばかり内壁が絡みつき締め付ける挙動も、強く早くなるばかりの中、視界が真っ白に染まっていく。]

 ぁ!……は、ぁん……ッッ!!

[頸に深く刺さる歯と、重なる鼓動と。

身体の奥の奥、どくりと爆ぜるような感覚と共に飛沫が叩きつけられるのを、私は確かに感じていた。]
 
($82) 2023/03/10(Fri) 11:55:14

【妖】 黒崎柚樹


[ふー、ふう、と獣の呻きに似る吐息は、きっと私だけのものではなくて。

最後の方、ろくに力が入らなくなりつつあった膝が、限界とばかりにかくりと折れたら、武藤の腕に抱き留めて貰えたかな。

でも結局のところは立っていられなくなった私は、凹凸のない艶やかな平石の上、へたりと腰を下ろしたのだった。]

 …………む、とー。

[とても気持ち良かったけれど、でもこっちは寂しかった、とばかりに、両腕を広げて見せたら、願いは叶えて貰えるだろうか。*]
 
($83) 2023/03/10(Fri) 11:55:47

【独】 黒崎柚樹

/*
ああもうう。あああああもおおおおうう。
武藤がかわいいしかっこいいし愛しいしどうしてくれよう……っ。

(ってこんなうじゃうじゃした灰が6時間後に解放されるわけですね)(今気付いた……)
(-83) 2023/03/10(Fri) 14:01:38

【独】 黒崎柚樹

/*
武藤に教えてもらって見に来た、ら、鈴木さんがスワンボートに乗ってらして、かわいい……かわいい……(ほっこり)(スワンボート生やして良かったと心から思っている)(いやしかし我々まだ乗れていないのですよ)(乗らねば)(ねば)
(-86) 2023/03/10(Fri) 14:58:59

【妖】 黒崎柚樹

[名を呼んで、呼び返されて。乞うて、噛まれて。

繋がった下肢だけじゃなく、心や、触れた背や鼓動、色々全部が一つになった充足感のなか、武藤を受け止めていた。

食い込む歯の甘い痛みが脈打つ風にずっと続いていたから、"全部を貰うから"、"孕んで"という言葉 >>$86 は、私の耳ではなく、頭に流れ込んできた言葉だったのかなと思ったほど。いや、それを疑問に思う余裕は無かったな?]

 …………ぅ……、い、ぱい……?

 ……ッうぁ……ッ!?

[溶けたような頭の中は容易には動き出してくれなくて、武藤の言葉を鸚鵡返しして。

いっぱい貰った、でも……とぼんやりゆっくり考えているうちに、足の間の肉芽にいたずらな手が滑っていき、盛大に背を跳ねた。

もう既に頼りなかった膝は、それで完全に役目を放棄してしまい、私はずるずると床に座り込む。]
 
($89) 2023/03/10(Fri) 15:12:20

【妖】 黒崎柚樹


[だらしなく開いた足の間、白濁が石に丸い染みを広げていくのだけど、それも今はどうでも良くて。

招くまま応えてくれた武藤の腕に収まり、武藤の太腿の上に乗り上げた。

最初の頃は、重いよ?武藤とそう変わらない体格だよ?と躊躇する気持ちばかりだったのだけど、武藤はこう見えて力持ちで、驚くことに私をお姫様抱っこをしたりもする。

いや、私も武藤のこと、お姫様抱っこできると思うけどね?いつでもするけどね?

漸く視線を合わせられたことに安堵して、ふふ、と笑う。

じゃれるように私は武藤の額や目縁に、武藤からは顎や口端に唇が寄せられて、くすくす笑いながら唇を重ね合わせた。

舌を軽く触れあわせたり、唇を唇で挟むように吸い付いたり、そのまま深く吐息を溶かしたり。]

 ………………、

[柚樹、と >>$88 呼びかけられた声に真剣な色を拾って首を傾げれば、"好きだ"、"愛してる"と。]
 
($90) 2023/03/10(Fri) 15:12:41

【妖】 黒崎柚樹


["好き"を出すことすら難しくて、ぜんぶ、"かわいい"にすり替えて伝えてくる、愛しい人。

"大好き"も"愛してる"も滅多に言えないその理由を私は理解しているし、言って欲しいとねだったこともない。

言葉になんてしてくれなくても、武藤はいつだって、行動で、他の言葉で、私にたくさんの事を伝えてきてくれるもの。

あの美術館での出来事の直後、まだ病院にいて日常に戻れてもいない状況下でプロポーズじみたことを告げられていたことには、後になって気付いて早いよ、と笑ってしまったのだけれど。]

 …………ん。大好き。大好き、だよ。

[この姿勢でぎゅう、と抱きつくと、私のささやかな胸が武藤の喉元あたりに押し当てられることになるんだろうか。まあいいや、とぎゅうぎゅうしてしまう。]

 とら。愛してる。

[囁くように耳元に告げて、はむりと耳朶を小さく噛んだ。

記憶を失ったままでもいいと一度は思ったけど。やっぱり私は"この武藤"が良いよ。
自らの意思で踏み出し歩み寄って、私に"愛してる"と言ってくれるようになった武藤が。]
 
($91) 2023/03/10(Fri) 15:13:12