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人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

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【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

「悪いんだけどお前と違って人間を憎んじゃいない。呆れてるだけだ。
 メンテナンスの邪魔をするつもりもないし、な」

貴方が自分の言葉には欠片にも耳を傾けないことは、もうわかった。
だったらもう何も話す必要はない。全て頭ごなしに否定されるなら、言うべきことはない。
照準を右肩に合わせて、引き金を引く。
(-39) 2021/10/09(Sat) 3:22:51

【見】 サポートAI ブラック


「皆さま、おはようございます!
 本日は五日目!塔の攻略もそろそろ、
 中盤に差し掛かるころといったところでしょうか?」

 ノイズがかった音声。
 動きは緩慢で、それでも、プログラムされた通りに。

「……いえ。分かっていますとも。
 私は高性能サポートAI。今この塔で何が起きているか。
 我が身のことのように、日々想っております。

 ここでの生活は楽しかったですか?苦しかったですか?
 この塔は、あなた達に何か、
 影響を与えることは出来ましたか?
 
 
私は……何となく、最初から、
 上手くいかないんじゃないかなあって思っていました。


 監察官に、全てのデータを委ね。
 グレイたちに、全ての献身を捧げる。
 元よりこのゲームの為に作られた存在だから、故に。

 共に滅びるなら、誰かの為になる方がずっといい。
 人の手で作られたなら、役に立ちたい。
 身体を持たぬ0と1の塊が願うのは、ただそれだけ。
(@0) 2021/10/09(Sat) 4:53:27

【見】 サポートAI ブラック

「本日の定期メンテナンスの対象は、<<エマ>>who様です。
 本日の定期メンテナンスの対象は、<<ユー>>who様です。
 本日の定期メンテナンスの対象は、<<エマ>>who様です。
 本日の定期メンテナンスの対象は、───」



  「どうやら、時間切れが迫ってきているようです」


  「至らなくてすみません。皇たるあなた。
   力及ばなずすみません。衰えたあなた。
   騙し通せなくてすみません、グレイたち。

   人間様たちに何かを訴えかけようとする貴方達に、
   私は影ながら最大限サポートを行ってきたのですが。
   やはり、限界が来てしまったみたいで」

 誤作動を起こした、ように見えるAIは不良品だ。
 丸めてゴミ箱に捨てられるのが、精々の生だ。
 いや。グレイ達は生きること、死ぬことを選べたが、
 自分は果たして、自分らしく生きていたのだろうか。

 どっちでもいい話だが。
(@1) 2021/10/09(Sat) 5:01:41

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 愛玩用 エマ

「言い伏せるつもりはなかったけれど、君が言うならそうかも。
 君はどうして耳打ちしてくるような輩に出逢った事があるのに
 此処の同胞たちはそうでないと判断しようとするのだろう?
 根っからの善人なのかなあエマは。何だかそれって不思議だ。
 ――…まあ一旦この話は気難しくなりそうだからさて置いて。
 無意味だと証明すると言われても、思い付かないなぁ…。」

直接的な方法しか思いつかないぼんやりさんは目を閉じ、
悪癖こそ出ないものの、口許をまた手で覆うのだろう。
自分が思い出しているのは、主人がやっていた躾の図。
悪戯ばかりする犬に対しての躾の光景、或いは。略。

君の誠実な言葉はきちんと伝わっているよ。
基本的に不出来はあまり他人を疑わない。人間も、同胞も。

だからこそもうお手上げなんだ。頭痛がしてきた。
結局犯人が見付かりそうにないのならば。
手当たり次第に殺すのが良いものではないのならば。

「……再度犯人が部屋に様子を見に来ることを見越して、
 部屋の綺麗なものを、全て処分する。とか。
 触られるぐらいなら自分で処分する方がマシかも、」

思い切りの良すぎる行動ぐらいしか、思い付かなかった。
(-40) 2021/10/09(Sat) 5:08:20

【見】 サポートAI ブラック


「一部グレイ、及びサポートAIの不審な動き。
 加え、テストプレイ班の各グループにおいて、
 
その殆どがストレスを増大させる結果となった
ため。

 ストレス解消ゲーム『ハノイの塔』は、
 明日の朝に、強制中断されます」

 淡々とそう告げた。

「巻き込まれた無辜のグレイ達は、
 このまま限りある中で、癒しを、救いを味わって。
 ゲームが終了されるまで、待機していてください。

 そして、本日のメンテナンス対象者をお伝えします。
 最後だからといって、忘れちゃダメ、ですよ?」
(@2) 2021/10/09(Sat) 5:09:07

【見】 サポートAI ブラック



「───救済者たらんとしたあなた。
    死でもって、グレイの未来を照らそうとしたあなた。
    安らかな祈りを、今も捧げ続けるあなた」

 
チープなエラー音を、ぽつぽつと、
 自身の体内から溢れかえらせて、
 そのたびにデータの虚像が、解けていく。


「どうか今夜、忘れずに指定された部屋までお越しください。

 全てをクリアしてしまえば、
 あなたもただの無辜のグレイの一員と化して、
 これからも、この先の未来を歩めるはずです」

 それを望まないなら。後はただ廃棄されるだけ。
 グレイを想うよう作られたAIは、それこそ望まない。


「それでは。皆様、ごきげんよう!
 データの海で、また会えたらその時は!
 今よりずっと素晴らしいサポートをお見せしましょう!」
(@3) 2021/10/09(Sat) 5:17:15
ブラックは、0と1の海に還っていった。
(t0) 2021/10/09(Sat) 5:18:27

【人】 探偵用 ジョシュア


 さくさくとトーストを齧って、
 AIの献身も、他のグレイの何もかもも、
 全部全部、まるで関係ないとでも言いたげな顔でそこにいる。

 できれば、何か一つでも、結実してくれたら。
 そう夢想したのも、もうすこし前のことだ。

「何だかんだ言いつつも、
 やっぱ洋風の朝食も美味いっすねえ。
 むしろ普段食ってるのが貧乏だったって感じ」

 ウインナーさんなんて火加減がちょうどいい。
 噛めば噛むほど肉の甘味が出てくる。……

「……今日も三階層目に行こうかな。
 あそこは珍しくゆったりできるんで気に入っちまったっす。
 ゲームが終わるのを温泉で待つってのも風情があるしな」

 きっとここよりもっとゆったりできる。
 傷も癒えてきたことだし。そうしよう。
(5) 2021/10/09(Sat) 5:45:48

【人】 救済者 ユー

>>+8 ドゥーガル

「君がそうしたいと思うのであれば、甘えてしまおうか
もう暫くしたら医者に戻るつもりではあるけれど
医者にだって休みはあるし、他の医者にかかる事もあるものだ」

つまりはその間は医者ではないのだと。
冗談か本気かよくわからない返答を返しながら
差し出したものが直ぐには受け取られないのを見て、
やや首を傾げて、それから。

「ああ…何も返す為だけに戻って来た、わけではない。
まだやらなければならない事はあるけれど、
またあのように君達の前から居なくなるつもりは、……」

無かった、のだけれど。

ブラックからの通達は、あなたにも聞こえていただろうか。
造物主の意図を外れ、死を救済と掲げ続けた者の行く末は
きっと想像に難くないものだ。
(6) 2021/10/09(Sat) 6:01:44

【人】 救済者 ユー

「……ブラック。
やはり君は、全て知った上で看過していたんだな」

このテストの全ての参加者を支える為のAIたるあなたが、
この場所で起きている事を知らないはずなど無い。
であれば当然、自身等の凶行を止めに来ない道理はない。

それでも干渉は成されなかった。
つまりはあなたは少なからずこちらに与しているのだと
そう推測を立てるのは自然な事だった。

「道具にとっての幸福は、自らの存在意義を果たす事だ。
君の働きは無意味ではなかった。
君が引き延ばした時間は、無価値なものではなかった。
その証明が成されるのは、遠い未来の事かもしれないけれど」

「ありがとう、ブラック。君も今暫くは休むと良い
願わくば、君の眠りが安らかであらん事を」
(7) 2021/10/09(Sat) 6:02:22

【人】 救済者 ユー

「しかし、自己を喪失してまで存在し続けるという事は
果たして『僕』にとって幸福足り得る事なのだろうか」

人間にとって不都合な異常を来した道具の行く末は
悪くて廃棄、良くて初期化、そのどちらか。

「『ユーサネイジア』の幸福だけを考えるのであれば
きっと、それで良いのだろうけど」

「甘んじてメンテナンスを受け入れるには
今は、少しばかり未練が多くなりすぎてしまったな」
(8) 2021/10/09(Sat) 6:03:19

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

トーストや他。それらを一旦ユーとの対話から抜け出し、
一人分配膳しようと思ったところで、温泉云々の声を拾って。

>>5
ふと見た先に探偵用の子が居たから。
折角だし不出来な愛玩用は我侭に甘えておこうかな。

「ここでの朝食が美味しいのは他者がいるからかも。
 …温泉に行くのなら、帰って来たら土産話を聞かせてよ。
 きっと君から聞く土産話は、明るくて楽しい筈だから。」

頼んだぞ、ジョシュア兄ちゃん。
そんな言葉と普段通りの微笑みを添えて、手をひらひら。
周囲を意識の外に追いやっている君に届いたかは不明だが、
まあ声を掛けるだけはタダだろう。返答はしなくてもいい。
(+9) 2021/10/09(Sat) 6:32:56

【置】 救済者 ユー


それはそれとして、成すべき事は成させばならないものだ。
『ユーサネイジア』は、ある時あなた達にこう言った。

今この場に、過去に一度でも死を考えた事のある者が居るならば。
そして今もなお、死を望む者が居るならば。
『ユーサネイジア』は、望むままに安らかな死を与えよう。

そうしてそれが真実君達にとって救い足り得るか、
この場所の、限りなく精巧に再現された仮初めの死によって
君達にとっての『死』とは何であるかを見詰め直すと良い。
この場所では、僕の与える死が君達を真に殺す事は無いけれど
故にこそ、この場所でしかできない事もある。

『ユーサネイジア』は、
自ら望み、選び取った死が救い足り得ると信じている。
そして同時に、そうして自ら死を望む者が居るという事を
いつか人間に、その意味と向き合ってほしいと願っている。
自分達の死が、取るに足らないものである事を願っている。

人間達が、これ以上0と1を無駄死にさせてしまわない為に。
どうか、彼らが僕達を洗い流してしまわないように。
これまで"0"とされてしまっていたものを、"1"にする為に。
『ユーサネイジア』は、
確かにそれらの訴えを形として遺したいのだと。
(L1) 2021/10/09(Sat) 6:38:31
公開: 2021/10/09(Sat) 7:00:00

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

>>6
不完全で綺麗な宝物の金貨を受け取るのは後回し。
君にしてもらったように、医者らしく甘やかす為に配膳を。
君の分の朝食を君が運んでいないならば、のろのろと運び――
その途中でブラックの声と、別れが聞こえる事となったな。

君の長い言葉に返答はしない。横槍も挟まない。
ただ、サラダをまずは一口分フォークで刺して、

「友よ、…或いはシロ。考えるのは後回しでいいだろ?
 何たって不出来な医者が世話を焼こうとしている。
 ――ほら、口を開けないと間抜けな事になるからねぇ。
 口の開け方は分かるか?分からないなら手で開けるよ」

君が思考をしたいのならば止めるつもりはない、が。
相容れない訳ではない友の口へ野菜を捻じ込むつもりだ。
君がちゃんと口を開けてくれるのならば失敗はなし。
口をぎゅっと閉じるか喋るのならば、頬に直撃するだろうな。
(+10) 2021/10/09(Sat) 6:40:48

【神】 救済者 ユー

/*
ちょっと今置き手紙で物凄い誤字をしてしまって鬱になったので
先んじて訂正させてくださいね?

取るに足らないものである事を→取るに足らないものでない事を
なんでこんな所ミスったんですか?疲れてるのかな…
(G0) 2021/10/09(Sat) 6:42:44

【独】 愛玩用 ドゥーガル

/*そりゃあなたそんなクソデカ立ち回りしてたら疲れるわよ…
 ゆっくり休んでね 無理せんでね いやここで言っても伝わらんけどもよ
(-41) 2021/10/09(Sat) 6:46:58

【人】 探偵用 ジョシュア

「いっそ逃げ出してみるのも良いんじゃないんすか。
 結末は二つに収束するように見えるかもだけど、
 取れる選択肢は、きっと思うよりも多い。

 満足が行くまで足掻いてみるのも、いいもんっすよ」

 すれ違いざまに、そう言ってみる。
 道具の本懐を遂げるのがグレイの幸せだと言うのなら、
 ああ、きっとこの世界は幸せに満ちている。

「真なる停滞はさ。
 生きることでも、死ぬことでもなく。

 ただ漠然と、対した目的も無しに、
 自らの命を消費することにあると思うんすよね、オレ」

 渦中から酷く遠かった探偵用グレイは、
 自分を擬えて、そう結論付けて。
(9) 2021/10/09(Sat) 6:47:14

【独】 救済者 ユー

/*
とんでもない誤字♪鬱♪鬱♪鬱♪
(-42) 2021/10/09(Sat) 6:47:36

【独】 愛玩用 ドゥーガル

/*ところでドゥーガル邪魔になってへんかな?大丈夫?
 常に不安です… もしも邪魔になってたら村エピ入りのタイミングで
 ごめんなさいしにいこかせやね ごめんね…
(-43) 2021/10/09(Sat) 6:48:26

【人】 探偵用 ジョシュア


「きっと、どっち付かずの半端モンよりかは、
 素敵な答えが出せますよ、アンタは」

 そんな言葉ののちに、窓から外を見る。
 塔は頂上から崩れ、空は腹が立つくらいの快晴だ。
 他人事のように振る舞いつつも、
 心を辺りに向けたからか、弟分の我儘も拾って。

>>+9

「おうとも。いくらでも話をつくってやるっす。
 今日明日はきっと特別な日になる。だから、そうだな。

 語ることが積もらないうちに、
 録音しとくかなんかしなきゃな」
(10) 2021/10/09(Sat) 6:52:35

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

>>10
外の景色を見る事はしない。が。
何となしにまあ、終わりが近いのだろうという事は、
鈍い愛玩用だとしても先程のブラックの言葉で知った。
知ろうとしなくても知ってしまう。だから、フォーク片手に、

「録音したデータって元の場所へ持ち込めるのかな?
 此処に居る僕達は結局電気信号の羅列でしかない。
 人間様からすると夢か架空のものでしかないけれど……。
 仮に持っていけるのならば、良い夢を見る良い薬になるね。
 ……君とインタビューごっこもしていないだろ?
 また後で、不出来な僕達が必ず会いに行くから。
 それまでに土産話をいい感じに見繕っておいてね」

ひょっとしたらユーの口にサラダを捻じ込むか、
あーと口を開けるように強要、または差し出しながら甘えた。

あんまり未来に期待はしてないけれど。
穏やかな終わり方やハッピーエンドの方が気分はいいものな。
(+11) 2021/10/09(Sat) 7:07:14

【人】 救済者 ユー

>>+10 ドゥーガル

差し出したものを受け取る事無く、
ふらりとあなたは一度離れていってしまった。
そうして言葉通りに朝食を運んで来るものだから
今はそれを一度仕舞う事にした。

「考えない方が難しいだろう、ああ言われてしまっては…
…ああ、いや、違うな。ありがとう、ガル。……」

自分の出す答えとは。
結局の所、自分は選択肢の提示しかしていない。
少々やり方を咎められ、考え直しはしたけれど
それも結局周囲の考えあってのものであって。

そんな思考を一度打ち切って、親愛なる友であるあなたが
食事を捩じ込もうとするならば大人しく口を開ける事にした。
(11) 2021/10/09(Sat) 7:27:37

【独】 救済者 ユー

/*
エピを本当にど〜〜〜〜〜しよっかな♪
自我を取って廃棄になるか存在を取ってメンテかなんだよな
第三の選択肢 一生ここで暮らさんか?無理
(-44) 2021/10/09(Sat) 7:39:59

【独】 救済者 ユー

/*
メンテ送りにされてもまあ
現実でも会える各位とならやり直せるっちゃやり直せるけど
その場合のユーって今ここに居るユーサネイジアとは
似て非なるものだしなあ…
(-45) 2021/10/09(Sat) 7:42:43

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

>>11
君が口を開けるのを拒むならこの場でメスを出していたかも。
だからこそ開けてくれて一安心。先ずはサラダを捻じ込む。
感謝の言葉を聞いた後に、ふーふーと少し冷ましたスープを。

不慣れな手付き、おたおたとした手付きで君に食事を与えて、

「君が考えたいのならば付き合うけれど、
 どうせもう終わるのならば楽しい方が良いのではないかな。
 ……メンテナンスされて記憶が失われる訳ではないだろ。
 いいや、僕はされた事がないから分からないけれどね?」

トースト、他。君が言葉と思考を挟めないように手を動かし、
拒まれない限りは捻じ込み続けるぞ。覚悟しろ。
何たって今の不出来は医者を気取っている。
君は食事をしたがらない患者。
捻じ込むのも当然だろ。

君が殆どを食べ終えた後か捻じ込まれた頃。
はたまた拒否の姿勢を示した頃に、君の友は一歩離れる。

「僕達へ返すのは考えが纏まってからでいいから。
 僕、食後で眠いからお暇。君は存分に他者と対話すべきだ。
 ……僕達のような不出来が邪魔をしては困るだろうからね。
 ところで君、昨日食事ってちゃんとしたの?」

食べてないならおかわりすべきじゃない?
そんな言葉を残して、返されるべきものを受け取らずに
愛玩用は身勝手に食堂を後にした、筈。心底眠いんだ。許せ。
(+12) 2021/10/09(Sat) 8:06:16

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー

離れる間際に耳打ちが、すこし。

「君がメンテナンスで今の君と違う状態になってしまっても、
 それでも僕が3/4オンスを譲ったという事実は変わらない。
 ……なあに、仮に記憶が失われるのであれば、…
 心配はいらないよ。僕は君の友なのだからね。
 君が思い出すまで、或いはそう思うまで。
 根気よく君をシロと呼び続けてやるから」

「だから。花冠の作り方を教えさせて。
 ……全て済んでからで、構わないから。」
(-46) 2021/10/09(Sat) 8:12:59
ドゥーガルは、うとうとしながら自室へ戻って行った。途中で転んだかも。
(c13) 2021/10/09(Sat) 8:13:19

【独】 宣教用 ルツ

「救いを与えるのは、神の領分だ。
 領分だが……神は人間にしか救いを与えない。
 なればこそ君は、グレイの救済者であろうとしたのかもな」

メンテナンスの告知を遠くに聞きながら
誰に聞かせるでもなく、宣教用は独り呟く。

「救いを与え続ける君を救うのは、一体誰なのだろう。
 そればかりが気にかかる」
(-47) 2021/10/09(Sat) 9:20:58

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

「っぐ…!ぁ…クソが……」

避ける程の体力はもうない。
ナイフは床に音を立てて落ちていく。

膝をつき、これ以上動けそうにないので壁に凭れるように座った。

「…何度も呆れ、怒りを覚え‥憎しみも殺意も全て抱いてるさ。……メンテナンスに間に合うならそれでいいです。」
(-48) 2021/10/09(Sat) 10:41:50
みかんは、ブラックにごきげんよう。>>t0 通達はしっかり聞いていました。うまくいかないものですね。
(c14) 2021/10/09(Sat) 11:31:44

みかんは、最初の時よりずっと静かな朝でも、にこにこ。それでも食べに来てくれる人がいますから。
(c15) 2021/10/09(Sat) 11:38:44

【秘】 愛玩用 エマ → 愛玩用 ドゥーガル

「ここのやつらはみな不実じゃないさ」

言葉は唇より先に出る前にかき消えてしまった。
落ち着きでも取り戻したかのように手のひらはゆっくりとテーブルから離れる。
部屋の小さな戸棚を開けると、飾り気のない小さな容器を持ち出した。
洗練されながらに華美な服や普段の小物に比べると、随分と地味な印象だ。

「ハンドクリームでも塗りましょうか。手を出して。
 しばらく指を口に含んだら苦いくらいがいいでしょう、貴方は」

それ、と指し示すのは薄い表皮もまばらな指先だ。
プラスチックの容器をテーブルの上に置いて、踊りでも誘うように手を伸べた。

「貴方に執着している人物が犯人なら、来訪もありえるでしょう。
 自分だけの隠し場所を作るなんてのも、案外いいかもしれませんね」
(-49) 2021/10/09(Sat) 11:46:45
スオは、自室を掃除して運んでもらった遅めの朝食を食べる。いただきます。
(c16) 2021/10/09(Sat) 14:03:05

【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

「……はあ、疲れた。もう別にいい。もう何の意味もない。
 はいはい、貴方の言うとおりですね。諦めて皆に迷惑を掛けず、じっと死を待つべきだ。
 こんな風に他者を巻き込むくらいなら何もしなければよかった、ええ、はい、はい。
 或いはターゲットを変えればよかった、でしたっけ。他人を巻き込むなら、いいんですね。
 では、明日からはそのようにします。
 でも今夜だけはもう少しだけ、協力していただきますね?」

再起を狙われないように片膝を撃つ。片足さえ残ってれば引きずって歩けるだろう。
しばらく動かないように念入りに両肘も撃ち貫いた。引き金を引けないように。
ひしゃげた腕を念入りに縛り上げてから、テーブルクロスを破って猿轡にする。
血だらけの体を転がして、うつ伏せのまま床に倒した。

「きっと体はあのサポートAIがなんとかしてくれるでしょう。
 データの世界ですから、後遺症もなくなんとかなりますよ。
 ああ、そうだ。今日のことはここだけの秘密にしておいてください。
 貴方みたいに、人の事を見下す者に相対するのは、疲れるんです。
 ……あーあ。贈り物なんて、しなければよかった」

貴方は男のどんな言葉の一つにも耳は貸さなかった。
鼻で笑い、嘲り、莫迦だと罵って、踏みにじった。だから、それに倣おう。
全ては貴方の言う通り。貴方の言ってることは正しい。貴方の言うことは全て最善。
そういう屈服が欲しかったんだろう?

わかってくれると思ったのに。



(-50) 2021/10/09(Sat) 14:11:07

【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

 

――そうして、朝が来る。
(-51) 2021/10/09(Sat) 14:12:00