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人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

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【独】 小さな サルガス

「……しゅくだい? でも、ぼく、高等部の先生、わからないよ」

『いいんだよ適当に伝えてくれりゃ。大事なものなんだ、お願い、取り返して!』

「うん、わかった。返してもらえるか、頼んでみるね」
(-106) 2021/05/27(Thu) 1:34:21
サルガスは、知らない生徒に頼まれものをして教員棟をたずねました。
(a76) 2021/05/27(Thu) 1:35:50

【秘】 懐疑心 メレフ → 貪欲 ルヘナ

「部屋にあまり人を入れるのは好きじゃないからな。
 話すだけならどこでもいいだろ。

 ————意外だな。もっと本まみれなもんかと思ってたが」

意外にもすっきりとした部屋を見て。
図書館があるのだから必要がないのかもしれないけれど。

少しだけ距離を開け、勧められたまま椅子に腰かける。

「それで、何が聞きたいんだ」

脚を組み、返事を待つ姿勢だ。
(-107) 2021/05/27(Thu) 1:37:46

【秘】 求愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

 椅子あるけどまあいいか、掃除してるし。
 ふんわりとそんなことを考えて、

 次の句には思わず驚きを隠せずに、
「なッ……」だの、間の抜けた声を漏らす。

「……なるほど、な」


 非難するでも、悲しむでもなく。

“諦めてた選択肢を提示されたこと”に対する、
 ある種尊敬に近いような感情を見せて。

「やめとけ、とは言っとくよ。
 ンなことしちまったら、
 次に大人んとこにつれてかれるのはアンタだ」

 だが、理性でもって、
 しっかりと友人の発言を窘めた。

 ▼(続)
(-108) 2021/05/27(Thu) 1:39:30

【秘】 徒然 シトゥラ → 求愛 シェルタン

「本当に遊び≠ノ来るんだったら、
 夜にでもこっそり声をかけるよ。
 なあんて・・・・・・ちょっと気になることを聞いたから」

「シェンは、『何を』突き止めようとしているのかなって。
 ちゃんと聞けていなかったから、聞きたくって。
 話せることがあるかも知れない。できるだけ協力をしたいんだよ」

 朝食の場での話だろうか、お互い楽しげに話す内容としては
 少し不穏なものだったが本題だったため仕方が無い。
 この噂の真相を確かめる者たち、大人を信用する子供たち。
 誰にも頼ろうとしない者・・・・・・そんなあなたたちの目的が知りたかった

「いつも子供達の面倒を見ているあなたをいたわりたいのは、みーんな一緒。人気者はつらいね」
(-109) 2021/05/27(Thu) 1:40:26

【秘】 求愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

「ハッキリ言おうか。

 オレは、大人の下に子どもがつれてかれるのを望まない。
 そのために出来る限り穏当な方法で尽力、協力する」

 じっ、と、目を見つめて。

「───……だけど。もし、万が一。
 犯人を“殺し”でもしちまったら」

「絶対に一人で抱え込むな」


「……出来る限り、付き合ってやるからさ」
(-110) 2021/05/27(Thu) 1:45:25

【赤】 徒然 シトゥラ

「聞いてみる!
たとえ話ってどうやったらいいのかなぁ、喜んでくれるといいな。
あんまりこういうの聞いたこと無かったからがんばるねぇ〜」

*赤ずきんの内情はわかりません*

*シェルタンの気持ちもセキレイにはわからないのです*
(*21) 2021/05/27(Thu) 1:46:28

【置】 小さな サルガス

「……はい。しゅくだい、持っていかれちゃったって、言ってました。
 高等部のせんせいにつたえてくれればいいって」

「えっと……あの、なまえ、聞いてなくっ」

「ごめんなさ、ごめんなさい。ほんとうに、でも……ごめんなさい、すみません……」

「ち、ちがうんです。そんな……すみません……ほんとうに、ごめんなさい……」
(L6) 2021/05/27(Thu) 1:47:14
公開: 2021/05/27(Thu) 2:00:00

【秘】 元気元気 ルヴァ → 徒然 シトゥラ

"怒られたくはない"かどうか。
"怒られたくはない"のだと思う。静かに口にした。

「……俺は、この機構を知ったとき、
 『すべてを諦めたんだ』。
 成長も、到達も、永続も何もかも。
 区切られた箱庭であるのと同じようにまた、
 俺の生も"ココ"で区切られたものであると」

熱を持ったシトゥラを正面から見据えて、言葉を返す。

「――だがそれでも。
 菓子を舌に載せれば甘い。
 飲み物を飲めば喉は潤う。
 友と語り合う表の顔は笑う。
 交友は失われると分かっていても繋がる」
(-111) 2021/05/27(Thu) 1:47:59

【秘】 元気元気 ルヴァ → 徒然 シトゥラ

「笑えば笑い返される。泣けば慰めてもらえる。
 甘えれば世話を焼いてくれる。怒れば宥めてくれる。
 食事を共にして、生を共にして、生活を並べれば、
 人の営みが生まれる。生まれてしまう。
 それが『偽りの仮面』(表のルヴァ)でのものであっても。

 擦り切れた心にすら、それは優しく響く。
 誰もを裏切りながら、誰もに恨まれることをしながら、
 それでもルヴァでいることが自分の全てで。
 こうやってシトゥラに呼ばれれば、
 それがセキレイとしての誘いであろうとも。
 この菓子に何が仕込まれているかも考えず。
 その意味すらも考えず。ただ嬉しいから。

 ルヴァは喜んでここに座るんだ。
 おかしいだろ。――だから壊れてるんだよ」
(-112) 2021/05/27(Thu) 1:48:56

【秘】 徒然 シトゥラ → 懐疑心 メレフ

コンコン。

メレフの部屋がノックされる

あなたが不在ならばまたシトゥラは歩き回って
散歩するだけになってしまうだろう。
あなたが何を知っているかが少し気になった、たったそれだけの小さな用事だ
(-113) 2021/05/27(Thu) 1:50:26

【秘】 元気元気 ルヴァ → 徒然 シトゥラ

「連れていかれたくない相手を連れていく命乞いで、
 得られる僅かばかりの自由を啜りながら、
 浅ましく繋いだ生で惨めに仮初の平穏を結び、
 こうやってシトゥラにも
 どっちの自分で話してるかわからなくなるほど、
 ここの、偽物の絆と生活すべてが
 楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて仕方なく
 苦しくて苦しくて苦しくて苦しくて苦しくて苦しくて仕方ない。

 ――それが、裏切者の"ルヴァ"だよ。
 それで居続けるのが、俺の野望だ。
 ずっと苦しんで、出来るだけ人の最後を見たい、化け物だ。

 殺したければ、今すぐ殺してくれてもいい。
 もう疲れたし。まだ生きていたい。助けてくれ。見捨ててくれ。何もしないでくれ」

乾いた笑いを零した。

「ああ、これすら。
 多分同情を引いて"大人"に迎合するキミに助けてもらう。
 浅ましいルヴァ≠サのものの姿さ」

菓子の包みを開ける。

「……ああ、シトゥラと食べる菓子は、美味しいな
 救うというなら、明日もここで、菓子を食べたい」
(-114) 2021/05/27(Thu) 1:50:53

【置】 褐炭 レヴァティ

夕方ごろ、少し肌寒いかもしれない屋上で、童話集を読んでいる。
童話集は子供向けでなく、原作寄りの内容だ。

ルヘナから返してもらった風船唐綿の栞も勿論ある。
栞は二つ折りで、中には登場人物の名前が書かれていた。
大人からもらった品で、昔からずっと使っている。

ルヘナと話した時には、登場人物を書き出すことは癖だ
とレヴァティは話していたが、この童話集を読むのには
数話ごとにふたつみっつ程度しか書いていない。

どうしてでしょうね。
(L7) 2021/05/27(Thu) 1:51:24
公開: 2021/05/27(Thu) 1:45:00

【人】 褐炭 レヴァティ

>>L7 夕方の屋上
「……あ、さむぅ」

ぶるり、吹き通った風に身震いをする。

「そろそろお外はさむぅい季節ですけんね〜
 風邪、今年もひきたくないなァ」

明日はコート着ようかな、なんて呟きながら
ページをめくる時を過ごしている。
(98) 2021/05/27(Thu) 1:51:38

【秘】 求愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ

 呆れた様子で両手を広げ、次の言葉を促す。

 何を突き止める、と言われれば、
 実に真剣な表情で押し黙って。
 .
 .
 .
 暫くして、口を開いた。

子どもが大人の下につれてかれている。

 っていうのは、もう間違いないことだと思う。

 どうしたらそれを防げるか、また、
 誰がそんなことをしているのか、ずっと調べてて」

 生徒のうちの誰かが、とは言わなくて。
 ただただその事象のことだけを気にしていた。

「……最近疲れた顔見せてるからさ、心配されてるよな。もちょっとシャキっとしないとなあ」
(-116) 2021/05/27(Thu) 1:53:22

【独】 元気元気 ルヴァ

――ルヴァがギムナジウムに収容された理由。
その病名を、医師は"解離性障害"と呼ぶ。

そして多分人は、それを『狂人』と呼ぶのだ。
(-115) 2021/05/27(Thu) 1:53:52

【赤】 褐炭 レヴァティ

「子ども達の誰かが犯人だったら。
 誰々が犯人だったら。
 僕が犯人だったら。

 こんなふうに狭めていったらどう?
 噂の話から遠回りをしてもいいですしね」

応援しているよ、赤ずきんは笑った。
(*22) 2021/05/27(Thu) 1:55:14

【秘】 貪欲 ルヘナ → 徒然 シトゥラ


「……ああ、持ってるよ。レヴァティを知ることができる方法。
 ただこの能力はあの子……     も持っているみたいだ」

 少し悩んだ末に吐き出された言葉には、
 ルヘナを除けば本人だけしか知り得ぬ情報が宿る。
 そのため、その名前はひどく小さい声で告げられた。

「本人に聞いて素直に答えてくれるとは思ってないからさ、
 シトゥラが手伝ってくれるのは素直に嬉しいよ。
 ……満足するまで知ってもきっと俺のスタンスは変わらないから
 その点はシトゥラとしては面白くないかもしれないけど」
(-118) 2021/05/27(Thu) 1:59:27

【独】 求愛 シェルタン

「どうして?」

「愛は俺の為だけに注がれればいいのに」


 陰鬱な心の中。
 それだけを、ずっと想っている。

わざと治療を受けるのじゃ、だめだ。
きっとそれでは
ああいうこと
はしてもらえない。
自分は可憐な少年なんかじゃない。もう青年だ。

 そう思って、ずっと身体には気を遣った。
 こっそり森の外、大人たちのいるところに行っては、
 独り学んだ踊りで、食らいついてもらおうと頑張った。

 それなのに。悪い子たちが。
(-117) 2021/05/27(Thu) 1:59:41
サルガスは、教員棟からとぼとぼと帰りました。
(a77) 2021/05/27(Thu) 2:00:41

小さな サルガスは、メモを貼った。
(a78) 2021/05/27(Thu) 2:02:01

【独】 求愛 シェルタン


「……行こう」

 ヘイズは何かしてもらえたのだろうか。
 恋人を抱くような、甘い甘いそれを。

 玩具にぶつけるような、激しく熱いそれを。


 昂ぶりはもう抑えきれないところまで来ている。

 衣装箱の中に隠れた、淫猥な下着。
 あの大人たちに貰ったそれを着けて。

 ふらりと、部屋から出て行った。
(-119) 2021/05/27(Thu) 2:04:51

【置】 愛はどこ? シェルタン


(夜はルヘナと見回るをする約束だったから)

 日も沈む夕暮れ。
 子供たちの目を、盗んで。

 独り、森の中の方へ歩いていく。

 立ち並ぶ看板を、
 ただ、物悲しそうに見つめていた。
(L8) 2021/05/27(Thu) 2:07:14
公開: 2021/05/27(Thu) 2:20:00

【人】 徒然 シトゥラ

>>96 イクリール

 おすすめの本を届けることを約束すれば
 ぽつりぽつりと思い出すように口から零れる言葉は続いた。
 家は、10年以上長く連絡が来ないのだという。
 だからすっかり忘れてしまった、
 どんな家族がいたのか帰る場所があるのかも。

 僻むことはせずに羨ましいと思えるのはきっと、
 子供達を好いている自分がしっかりといるからだろう

 たとえそれが―――
 連れて行かれた彼らを見なくなる歪みが生まれてもだ。

「あなたのように可愛い子に告白をされたことが無かったんだ。
 ありがとう。今日も朝ご飯を美味しく食べられたのはあなたのおかげ、そんな優しいイクリールが好きだよ。

 また明日も一緒に食べてくれるかな?」
(99) 2021/05/27(Thu) 2:07:28

【秘】 貪欲 ルヘナ → 懐疑心 メレフ


「ああ、本は一冊二冊程度持ち込めればいいからな」

 読書できる環境が十全に整っているのだ、
 わざわざ夜を過ごすだけの部屋にその機能は求めていない。

「昨日今日、朝に話していたことを照らし合わせて考えた時に。
 ……あのくだらない"噂"が人間の悪意によるものであり、
 メレフはその真相を知っていると推測したんだがあってるか?
 どうして知った? どうして知った上で無事でいられている?」
(-120) 2021/05/27(Thu) 2:07:31
シェルタンは、現状を酷く嘆いている。
(a79) 2021/05/27(Thu) 2:09:11

【独】 求愛 シェルタン

(いない。誰もいない。
 間が悪かったか。今日は出払っているのか。)

 いつもなら、“顔見知りの”大人が屯している場所は、
 饐えた匂いだけを残して、人一人すらいなかった。

 鎌首をもたげた熱情は、肌寒い風のなか、
 徐々に収まっていくのを感じる……

「……ハア、何やってるんだろう、オレ」

 そう、呟く。
(-121) 2021/05/27(Thu) 2:14:34

【秘】 褐炭 レヴァティ → 少女 ヘイズ

秘匿にヘイズずぅっと残っちょるし、
これそういえば送れるんです?
(-122) 2021/05/27(Thu) 2:15:00

【秘】 懐疑心 メレフ → 小さな サルガス

「……ヘイズのことか。
 あれは、あれも、お前は悪くない。悪いのはこの環境だ」

他の誰よりも、不器用で慰めるのも下手くそなメレフだが。
それだけは伝えておきたくて。自分を責めることがなくなればいい、と思った。

「…ああ。あまり量は入らないからな。
 一つでいい……、……お前、誰にでもそこまで用意するのか」

自分はもてなしなんてしないものだから。
香りで部屋を充たすサルガスを見て、よくやるな と思うのだ。苦笑する。
本当に、誰かさんに似ているようで。

クッションに関しては大丈夫だ、とズボンに包まれた余り気味の足を床に伸ばしている。
(-123) 2021/05/27(Thu) 2:18:50

【独】 求愛 シェルタン


 そのまま、湖の方へ歩く。
 水面を見た。1年ほど前から、
 どんどん伸びた背丈。堀の深くなった顔を見て。

 醜いな、と何度も思った。

 「……メレフ」

 一番。
 大人のもとに連れて行かれたくない相手の名前を呼んだ。
 何故だかは、今になっても上手く言えないけれど。

 何かが、癪だったのだ。
(-124) 2021/05/27(Thu) 2:21:37

【置】 懐疑心 メレフ

夜の森。
人目を盗んで、陰に隠れて―――
外へ続く方向へ
歩いていく。

息を殺して。

――――手には、小さな棒のようなものを握っている。


警備が手薄な場所を探して。ガードが見えると、戻っていく。
裏切り者の一人でも、見つかればいいのだが。
(L9) 2021/05/27(Thu) 2:24:12
公開: 2021/05/27(Thu) 2:30:00

【秘】 徒然 シトゥラ → 気分屋 ルヴァ

「・・・・・・・・・・・・ルヴァ」

「あなたからしたらボクはどうやら壊れきった存在みたいだ」

 するりと、隣に寄れば
 あなたの菓子の包みを開いた手をつかんだ。
 落としてしまうかも知れないが、
 部屋が汚れるのもあなたが戸惑うのも気にしない

「ボクはもう、誰かがいないと生きていけない。
 今は大人の手に生かされてるだけのセキレイで、
 誰かの手なんてとれやしない。
 それでもこの仕事だけは
 必ずご褒美がもらえるって聞いている、
 ・・・・・・それならルヴァのためにこの席を永遠にあけておくよ。

 ボクもレヴァティも、どうせいなくなる。
 ――ずっと気に入られて、
 その『偽りの仮面』が一つになってしまったとき。
 壊れきったっていうボクの気持ちがわかるのかも」
(-125) 2021/05/27(Thu) 2:24:24

【置】 貪欲 ルヘナ


 このくらいの時間……だろう。
 シェルタンと約束した、見回りの時間。

 森の周辺に他の子供達がいないのを確認してから。
 誰かがついてくることがないのを確認してから。
 スピカが立てた看板のもとへと向かう。

 あのあたりでわかりやすい目印といったらアレだろうよ。
(L10) 2021/05/27(Thu) 2:27:29
公開: 2021/05/27(Thu) 2:30:00

【秘】 徒然 シトゥラ → 気分屋 ルヴァ

「ルヴァの幸せ、一緒に探したいな?

 もちろん明日も食べに来て、
 いつまでも好きなだけ。あなたは連れて行かないからさ。
 大人に連れて行かれたって何が何でも助けにいく」

「それにいつか・・・・・・その首に手がかかるのならば、
 ボク達がいいなぁってさっきおもってしまったから」

 手をつかんでいない方の腕を伸ばせば
 ゆっくりとあなたの首に指先を触れさせる。
 ひんやりとした指先は逃げられない限り優しく喉を撫で続ける

「壊れたオモチャを直せるのは、最高の思い出になると思うんだ」

 その言葉に含まれた意味をすべてわかる日がくるのだろうか。
 だが、盲目的に告げられたあなたへの情は
 連れて行かれるのを怖がる他の子供達≠ヨの絶対的な敵対と
 意思をくみ取る様子のない大人側の陣営からのアプローチだっただろう。
(-126) 2021/05/27(Thu) 2:29:42