【独】 3-A 矢川 誠壱/* シオンちゃんもしおりちゃんもめっちゃ良い子なんだが?????そして五反田くん汐里ちゃんえりかちゃんの三角関係???が???とても???きになる (-173) 2020/11/28(Sat) 0:19:28 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 昨日の昼間はなんだかんだあれど、 入江さんの采配もあり、無事にカレーは完成した。 途中、戦線離脱していた日下部さんも、 戻ってきて最後には一緒に食事を取ることができた。 ちなみに、はじめての飯盒炊爨であるが、 入江さんに己と共にいるようにと言われた癖に タバコ休憩にいってしまった雨宮を じとーっと見てはしまったが、蓋を開ける時には 結局ふきあがる湯気と、米のいい香りに 口元を、にへらと緩めたあと、そちらに向かって 自慢げに笑ったことだろう。 すこしおこげもありつつ、天才的出来栄えだった。 もしかしたら才能が開花したかもしれない。] (@9) 2020/11/28(Sat) 0:40:04 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 日下部さんのほんの少し赤い目尻と 雨宮のパーカーについた跡の関係は 気にならないわけではなかったけれど、 なんとなく聞きづらくて、なにも言わなかった。 変なところで勘繰るのが良くない。 なにもしてない。できてない。 手を伸ばすことすら、ためらったのだ。 だから、なにも聞かなかった。 取り分けられたカレーにお礼を言って、 席に座って口に運ぶ。 ごろごろした野菜の入ったカレー。 サラダまで付いている。 みんなで外で作るというのも、なかなか できない経験であるし、なんだかいつもより 余計に美味しく感じられた。] (@10) 2020/11/28(Sat) 0:40:20 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ カレーを食べた後は、片付けて、 大浴場へ向かうだろう。温泉は好きだ。 あまり乗り気ではなかった今回の林間学校で 唯一楽しみにしていた部分であった。 もちろんすでに参加済みのバンドメンバー曰く 「ガチの旅館の温泉みたいですげえ」らしく、 いそいそと準備をしていただろう。 途中、件のメンバーから連絡が入ったから、 雨宮に誘われていたのなら「後で追っかける」 と伝えて電話に出ていただろう。 だから、大浴場に合流したのはきっと、 見知らぬ2年生と雨宮が話を終えた後だった。] (@11) 2020/11/28(Sat) 0:40:46 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ たしかに噂に違わぬ大きな風呂。 浸かると、足先からじわじわ電流が流れるみたいに だんだんと熱が体に広がっていく。 おじさんたちが銭湯で「アァ〜」と息を吐いて しまう気持ちも今はよくわかった。 疲れた体には染み渡る。 季節も季節、夜は冷えてもいたのだろう。 ぼんやり湯に浸かったまま、 見つめていたら隣にいた友人が ぽつりと呟くのが聞こえた。>>8 彼の体には傷がある。痛々しいほどの 事故の痕。それに触れることはしない。 今更触れたところでなんにもならないし、 事実が覆るわけじゃない。心配したって 「大丈夫」と言わせるだけだ。 だから、なにも言わないのだ。] (@12) 2020/11/28(Sat) 0:41:09 |
【見】 3-A 矢川 誠壱───あぁ、綺麗だなぁ [ あの日、スポットライトの下で 1人、ピアノを弾く彼を舞台袖から見た。 足が動かなくなって、目が離せなくて。 ただ、その音からたしかに感じる決意に 思いに、打たれて、涙が出そうになった。 俺は結局、なにもしてない。 何かしたいと思っていた。 けど、踏み出したのは彼自身で、 選んだのも、歩むのも彼なのだ。 だけど、その先にある未来にたどり着く時、 己もその場所に立つ彼を見たいと思った。 できることなら、遠く離れた土地からじゃなく、 もっと、近くで。 ───進路の話は、あまりしてないな。] (@13) 2020/11/28(Sat) 0:41:24 |
【秘】 3-A 矢川 誠壱 → 受験生 雨宮 健斗[ その理由に気づくのはいつだろう。 もっと先か、はたまた、もうすぐか。 ───その言葉、俺以外に使うなよ、 誤解されるぞ、なんて笑うことも なんとなく憚られていえなかった。 知らないで言ってるって、わかってるのに。] (-174) 2020/11/28(Sat) 0:42:01 |
【見】 3-A 矢川 誠壱* [ とまあ、そんなおセンチな気持ちは 寝てしまえばするりと頭の片隅にいってしまう。 ちなみに朝は、「林間学校だから 珍しく早起きできたよ!」なんてミラクル 起きるわけもなく。同室の雨宮に しっかりアラームを何度も鳴らしてもらって やっとこさ目を覚ますのだ。 薄く開いた瞼の先。 まつげのカーテンの向こう側に、 大切な友人の姿が視認できたならば、 ゆっくり瞬きを繰り返して欠伸を一つ。 それから柔く微笑んで「おはよ、あまみや」と 寝起きの少し掠れた声で挨拶しただろう。 苦労して起こしたのになんだそのゆるさは、 と怒られても仕方のないことではあるが。 某バンドメンバーも乗っかってゆさぶる、 なんて乱暴なことをしていなければきっと、 同じような朝を迎えられたはずである。] (@14) 2020/11/28(Sat) 0:42:35 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 朝ごはんはたいそう豪華だったらしいが、 普段、寝坊のせいもあって朝食を殆ど摂らない 己にはなかなかどうしてきつかった。 雨宮を先に送り出してのんびり準備し、 申し訳程度に余ったパンを時間ギリギリに 口に放り込んで、牛乳で流し込んだだろう。 冷え切ったパンであってもふわふわ、 もちもちの食感は残っており、 パンひとつとってもこのクオリティなら きっと朝食もさぞうまかったのだろうと ほんの少し後悔したのはきっと気のせいだ。 おにぎり作りをしていれば、中途半端に 腹にいれたせいでなんだか減ってきた。 くうぅ、と鳴る腹に目を落として、 手元に握ったおにぎりを見つめる。 いや、さすがにこれ今食べるのはやばい。 わかってる。わかってるけど腹減ったな、 と見つめていれば、誰かに気づかれただろうか。 さすがに口に入れることはしない。 そこまで我慢できないほどに空腹な わけではないのだけれど…このあとの散策は なかなかにきついなとは思った。] (@15) 2020/11/28(Sat) 0:42:59 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ ちなみに出来栄えはというと、正直 米に関わるとかなり謎能力を発揮するのではと 自分でも思うくらい素晴らしいおにぎりであった。 ここにきてまさか開花するとは…って これたしか昨日も思った気がする。 とはいえ、スピードスター、佐藤さんの 出来栄えには到底かなわなかったし、 むしろ己が一つに集中している間に 彼女は20個作り上げているのだからすごい。 いやすげえな…と純粋に感心した。 碗を使ったボール型おにぎりもなかなか良い。 「俺ももらってい?」なんて雨宮に続いて お願いもしてみただろう。 好き嫌いはないから適当にいくつか取って。 彼女が嫌がらないなら、己の大きな手で握った 少々大きすぎるほどの大きさの おにぎりと交換ももちかけようか。] (@16) 2020/11/28(Sat) 0:43:23 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 台所に立つと小豆を煮始めるという強者、 日下部さんはお椀おにぎりを作っている。 まるくて小さなものがあったなら、 「おはぎっぽい」なんてこぼしたかもしれない。 それが、おはぎマスターである彼女に どんな印象を与えたかは定かではないが、 知らなかったことであるから許されたい。 そして昨日素晴らしい采配によって 我がグループのカレーを完成に導いてくれた 功労者、入江さんは海苔カッターを取り出した。 さまざまな形に切り取られる海苔に、 「すげえ」とまたこぼして、見入っただろう。] (@17) 2020/11/28(Sat) 0:43:39 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 散策の時間、と言われてなんとなく、 いつも通り雨宮と巡るような気がしていた。 約束はしてないけれど、共に拷問を受けている ような気持ちを理解しあった仲だし、 クラスも、部屋も、グループも同じだったのだ。 なんもなく、そんな気が、していた。 この身長の唯一便利なところは、 周りの人の頭に邪魔されず、見渡せることだ。 だから、見えた。雨宮が近藤さんと一緒に 散策へ出かける様子が。 声はかけなかった。 追いかけることももちろんしない。 付き合い始めた、とか、あるかな、 なんて考えながらくるりと踵を返して。] (@18) 2020/11/28(Sat) 0:43:54 |
【見】 3-A 矢川 誠壱なんか、何人かいねーけど とりあえず俺、このグループ以外に 知り合いいそうにないから 入江さんたちと回ってい? [ とへにゃ、と笑って行動を共にするだろう。 枝集めに行った森で、比較的太めの枝を なるべく選びつつ拾う。 話題という話題も浮かばず、 うまく話をすることもできなくて、 我ながらひどいコミュニティ能力だなと 頭を抱えたくなってしまうけれど。] あ、そういえば入江さんさ、 裏生徒会長って…いってたけど… 裏生徒会って…普段なにすんの…? [ と、自己紹介時から気になっていた 質問を投げたりはしただろう。] (@19) 2020/11/28(Sat) 0:44:09 |
【見】 3-A 矢川 誠壱───そっか。 んぁーちょっと様子見てくる。 飯とかも別に食うのか、とか。 [ ついでに置いてくるわ、と 彼女らの持っていた枝も預かって、 一度キャンプに戻って置けば、もう一度 森へと足を進めていく。 たぶん、こっちの方だな、と辺りをつけて ゆっくり歩いていれば、人影に立ち止まり、 そっと木陰に隠れて覗き見た。 その後ろ姿は、よく知っているものだった。 そしてその向こう側、すぐ近くにある もう一つの人影も、誰だかくらいわかる。 眉根が寄った。 気まずいな、と目を逸らして 踵を返そうと足を動かした。 近くにあった茂みがかすかに音を立てる。 気づかれないのならそのまま、 その場を後にしただろう。]* (@21) 2020/11/28(Sat) 0:44:50 |
3-A 矢川 誠壱は、メモを貼った。 (t1) 2020/11/28(Sat) 0:48:38 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ かすかな音だった。 気づかれるかどうかも曖昧なほど。 だから、返した踵。 たぶん、邪魔しちゃいけないやつだ。 そう、思ったのに、あっけらかんとした 声が背中にかかるから、動かした足を止めて、 ゆっくり振り返った。 髪で頬を覆うようなポーズで呼びかけた 昨日知り合ったばかりの後輩は、 髪を離して、ぶんぶん手を振った。>>145 はらりと髪が落ちる。 彼女の頬が赤らんでいるのがわかった。 気まずげに振り返った友人に、>>156 表情そのまま視線を向けて、逸らして。 後輩の方を見ながら困ったように眉尻を下げ、 「あーー」と小さく唸ってから、 誤魔化し笑いを浮かべる。] (@24) 2020/11/28(Sat) 8:53:10 |
【見】 3-A 矢川 誠壱いや、なんか、人影が見えて [ 半分本当だけれど、半分は嘘だ。 人影は見えたけれど、ここにいるのは、 彼らを探していたから。 だが、本当にそういう関係ならば、 邪魔をするのは野暮というものだろう。] 2人、付き合ってんの?しらなくて、 あーー…邪魔してごめん、じゃあ、 [ ずく、と何かが痛む。 ───教えてもらえなかったからか。 いや、友人にもプライベートはあるだろうし なんならもしかしたら昨日とか、今朝とか、 この林間学校で付き合い始めたのかも しれないし…だとか、頭をぐるぐる巡らせ ぺこ、と高すぎる頭を下げて、一度その場を あとにしようとするだろう。]* (@25) 2020/11/28(Sat) 8:53:28 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 付き合ってないのか、と思うと なぜか胸が撫で下ろされたけれど その理由はいまいちよくわからないまま、 別段考えようともせず。 ちなみに、男女が一緒にいたら 「付き合っているのか」と探りを 入れられるのが不快だという意見には同意だ。 己にも覚えがあることもある。 だが、今回ばかりは2人の距離がかなり近く、 腕まで掴んでいたのだから正直、 睦み合っているところに邪魔を入れた、 と思ってしまったって仕方がないと思うのだ。 もし彼女に言われていればそう答えただろう。] ええと、少女漫画は…わかんねえけど… [ ひとまず、揃って否定したのだ。 誤解した自分が悪いことは明らかであるから 「ごめん」と一言謝ろう。] (@26) 2020/11/28(Sat) 18:16:47 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 雨宮がポケットを探るのを見ながら、止める 近藤さんと同意見だと言わんばかりに頷く。 それから彼らの方に少しだけ近づいた。] お願いしたこと? [ 彼女の言葉に頭を捻る。 付き合っていない男女がなにやら 密接に体を寄せ合って、何をお願いしたのか。 なにやら苦しげに呻くように聞こえた 雨宮の言葉に余計、頭の中に クエスチョンマークがひしめいていく。 大袈裟に顰められた顔が、下手くそに笑った。 なにかを誤魔化しているのはわかった。 踵を返して立ち去ろうとする雨宮に 状況が飲み込めていないままの己は、 またさらにクエスチョンマークを増やし。 がさがさ音を立てる落ち葉を見下ろして、 それを踏んでその背中を追う彼女を見る。 なんとなく、そのまま行かせてはいけないのは わかったから、彼女の手が雨宮の首根っこに 届かなかったとしても、己が手を伸ばして 引っ掴んだことだろう。] (@27) 2020/11/28(Sat) 18:17:26 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 続けられた近藤さんの言葉を聞く。 それからまた首を傾げて。] ええと、ごめん、わかんないんだけど、 なんか、整理して良い? [ と眉尻を下げた。] とりあえず、俺は、近藤さんと雨宮が 付き合ってないってのはわかった。 で、付き合ってないなら、友達に なんの報告もされなかったことへの もやもやがあったのはまあ、晴れました。 だから2人で話し合うことはないんだけど… で、さっき2人がなんかすげえ 距離近かったのは見えてたんだけど、 それが、近藤さんのお願いに関係あって んでそれは、雨宮じゃなくて、 俺でも聞くことができる、ってこと? [ 一度整理して確認し、間違いが ないことがわかるならば息を吐き。] (@28) 2020/11/28(Sat) 18:17:46 |
【見】 3-A 矢川 誠壱とりあえず、ここから雨宮が立ち去るのも 近藤さんが立ち去るのも変なので、 俺が後から来たわけだし、で、 ええと、お願い?ってのは、 俺が協力できることならするけど …だから、聞いてもい? [ そう彼女の方に向き直った。]* (@29) 2020/11/28(Sat) 18:18:01 |
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