【人】 ステラ― 魔道具クラブ ― [教室棟の一角。魔道具を愛し、魔道具に魅了されている者たちが集まり活動しているクラブである。 もうすぐ、グランドと言う事もあり、出店に出店する魔道具作りが進められていた。 大きめのバスケットを下げ、部屋に入るが、誰もこちらを気にはしない。 それだけ没頭しているのである。それがこの部屋の当たり前を横目に、空いている机にバスケットを乗せ、つけていた力を上げる指輪を外して、バスケットのそばに置く。 辺りを見渡し、タイミングを見計らって、] ……買ってきたわ。 [声を上げれば、手は止まりこちらに視線が向く。 それを確かめてから、バスケットから、一つ包み…サンドイッチを取り出し近くにいる人に渡す。 朝から、何も食べずに作業をしていた人たちも、食事だ食事と、一人また一人、手を休めて、受け取りに来るから、一人一人に渡していく。 最後の人に渡したから、あなたはと聞かれるから、食べてきたと素直に答える。 手が空いていると言う事が伝わると、] 「ステラ、冷たく感じるクリームの追加を頼む。」 (14) 2023/06/20(Tue) 17:04:51 |
【人】 ステラ[塗れば冷たく感じるというクリーム。 魔道具クラブでは、大人気の品である。特にこうしてモノ作りに追われていると暑くなってくる。 だからと言って、冷やす道具を使うのは制作時にはよくないと、昔の人が言ったらしい。 その為、ずっと、暑くなっても、その中で頑張っていたが、冷たくなるクリームが出来てからは、それが必需品になったのは言うまでもない。 普段の消費は激しくなくても、こうも追い込まれてきている時には、普段より消費は激しく、ストックしていたのも切れたようである。] ……解った。すぐに行ってくる。 他には…何かある? [何かあるならついでとばかりに、確認するが今のところはないらしい。 部屋を出る前、力を上げる指輪を貸してくれた人にお礼と、バスケットのそばに置いてある事を告げ部屋を出ていく。] (15) 2023/06/20(Tue) 17:05:04 |
【人】 ステラ― →購買部 ― [買い物に来ている生徒でにぎわっている購買部。 人の間を縫い、頼まれていたクリームを数本。 他にも何かと――、思いつくのは傷薬。 魔道具を作るのは良いが、怪我をする事もある。ストックはあるだろうが、追加しておいた方がいいだろう。 他には――と考えながら、棚を一つ一つ見ている。 そういえば、何か材料を依頼していた人がいたような…。 受けた人がいるかどうか、確認しに行くのもついでにするのが良いかもしれないと、会計に並ぶのであった。**] (16) 2023/06/20(Tue) 17:05:29 |
ステラは、メモを貼った。 (a4) 2023/06/20(Tue) 17:07:49 |
【独】 天狗 ヨシツネアカツキさんを襲った犯人は僕、でも未遂だし本意じゃなかった フォボスくんとは兄についていって訓練を頼んだ、とか ステラさんにはたまにマナ補給の道具を頼んでる、とか (-6) 2023/06/20(Tue) 17:27:28 |
【人】 天狗 ヨシツネ―かつての話― 気を扱う術の中には、「房中術」というものがある。 男女の和合によって気を高める、れっきとした術式の一つだ。 仙術とは違うとはいえ、周囲からの精気を糧とするという意味では変わらない。 何より、他者から得られる精気がとても美味で、より強く自身を惹きつけてやまないという特性だけは、ごまかしようのないものだ。 (17) 2023/06/20(Tue) 18:07:35 |
【人】 天狗 ヨシツネ―かつての話 キャメロットのどこか― その日は、ひどく無茶をしてしまった。 明らかに身の丈に合わない魔獣討伐を引き受けて、結果として精気の殆どを使い果たしてしまった。 学院に戻るのもやっとの有様で、寮に戻る前に倒れ込んでしまう程だった。 「…かふっ…ひゅー…」 肺が痛んで、息をするのも苦しい。 意識が朦朧として、視界が明滅する。 助けて欲しい。 誰でもいい、ほんの少しでも精気を分けて貰えれば。 そんな時に、ふと。 飢えた嗅覚が、濃い精気を嗅ぎつけた。 しかも、精気の元はこちらに近づいてくる。 「ソレ」は何かを言っていただろうか。 「ソレ」は手を差し伸べてくれたのではなかったか。 「ソレ」は、もしかして、僕を心配してくれた生徒の一人ではなかったか。 そんな当たり前の事も考えつかないまま、僕は「ソレ」を捕えて、押し倒した。 「精気…早く…。」 うわ言のように呟いて、「ソレ」の唇に僕の唇を重ねる。 「ソレ」から精気を吸い取って、同時に我を忘れてしまう程の強い快楽を与えて、より多くの精気を引き出す為に、「ソレ」の気を操って。 (18) 2023/06/20(Tue) 18:09:50 |
【人】 天狗 ヨシツネ「ソレ」の精気は甘く、深く身体に染みわたる。 萎えていた身体に、力が張っていく。 このまま、ずっと「ソレ」を味わっていたい。 そう思ったところで、ようやく我に帰った。 「―――っ!!」 声にならない悲鳴だった。 自身のした事に頭が真っ白になって、脇目もふらずに駆け出した。 恐ろしい事をした、許されない事をした。 被害にあった相手を探そうと、訪ね回ってみたけれど見つからない。 ただただ罪悪感だけが、あの日から胸の中に沈んでいた。* (19) 2023/06/20(Tue) 18:10:22 |
【人】 天狗 1年 ヨシツネ―一年前の話 フォボスと>>13― 昔から、僕は二つ上の兄について回る事が多かった。 僕は兄のように強くなりたくて、戦闘訓練にこっそりと潜り込む事もしばしばあった。 けれど、その日の兄は忙しく会う事は出来なかった。 『そんなに暇なら、丁度良い相手を紹介してやろう。』 と、訓練場に居合わせた他の先輩が声を掛けてくれた。 その相手が「豚」と、「木偶人形」などと言われているなど、今も昔も知りもしない事だけれど。 (20) 2023/06/20(Tue) 18:59:18 |
【人】 天狗 1年 ヨシツネなんでも、手加減をしなくていい相手なのだそうだ。 きっと大層腕の立つお人なのだろう、そう思って遠慮なく模擬刀を打ち込んだ。 「せいっ!」 打ち込んだ模擬刀は吸い込まれるように首筋を捉えて、直撃すれば相手に大ケガを負わせてしまうと確信できるほどで。 ――…すんでのところで、手首を捻って相手の首輪へと打ち込んだ。 「申し訳ございません!大丈夫でしたか!?」 慌てて相手に駆け寄って、安否を確かめる。 騒ぎを聞きつけた兄様が走り寄ってきて、自分と相手の無事を確かめると、まず僕が勝手に戦闘訓練に潜り込んだ事を怒り、それから僕に相手を紹介した先輩を呼びつけて怒っていた。 (21) 2023/06/20(Tue) 18:59:55 |
【人】 天狗 1年 ヨシツネ僅かに聞こえた限りでは、 「どんな理由があれ、フォボスを蔑んだり、練習台扱いなど許さん!」 と。あんなに怒っていた兄様は、後にも先にもあれっきりだ。 それから、フォボス殿と顔を合わせる機会はあっただろうか。 もしあったなら、かつての事をまずは一言謝ったろう。* (22) 2023/06/20(Tue) 19:00:36 |
【人】 2年 ターコイズ[自分は長女なのだから。 弟や妹の見本にならなければならないと。 優秀でなければならないと己を戒めて生きてきた。 キャメロットに入学しマーリン寮に振り分けられたのは、 その生き方の御蔭なのか。 自らを高めるために研鑽を続けていれば、 嫌でも自分の才能の限界に目を向けざるを得ない。 世の中には天才がいる。世の中には己より才ある者も大勢いる。 自分がいくら努力しても、 天才や才ある者がそれ以上に努力すれば 差は縮まらないで広がるばかり。 恨めればよかった。 憎めればよかった。 だが、その人らの研鑽を知っている。 その人らが胡坐をかかずに、探求する姿を知っている。 だから、成功を手にしたのも当たり前で。 それを喜ぶ姿に、羨ましいも妬ましいもいえない。 だから、笑顔でやったよと駆け寄るあなたに向けての 「おめでとう」 の言葉に込められた嫉妬に、 どうか気づかないでくれ。 ] (24) 2023/06/20(Tue) 19:08:28 |
【人】 2年 ターコイズ― 現在:学園裏の森近くの飼育場 ― [グランデの祭りも2回目ともなると、生徒らの熱気が薄らと 学内も、その周囲の地域をも包んでいるのを知っている。 出店のために魔具などを作る者、 当日開かれる催し物のために腕を磨く者、様々である 魔術師として氷を操る己は、マーリン寮としては珍しく 魔法生物を育てるクラブに所属していた。 依頼やらのためにか材料を貰いに来る生徒もいるし、 或いはただ単に癒しを求めてやってくる者もいた。 毎年数人ほど、魔法生物をちょろかまして売りさばこうとする輩もいるので そいつらにはきついお灸をすえることもあるけれど、 それは兎も角、として。 一角獣の毛並みをブラシで整えながら、 今年はこの子が幻影魔法を披露するのだよな。と独りごちる。 クラブの先輩方や後輩は皆良い人たちだ。 競い合うこともなく、ただ、 ここで飼われ、或いは保護される生物のために 心を尽くして世話をしているから。 逃げだと、理解している。 学内での研鑽に。上がらぬ成果に疲れ果てて、 ただ、何も結果を求められぬ場所に居たかった。 誤算は、逃げ込んだ場所の心地よさだった。] (25) 2023/06/20(Tue) 19:09:27 |
【人】 2年 ターコイズ[ふるるぅ、という嘶きに。 もういいのかな?と最後に手櫛で鬣を整え、 ぎゅっと白銀の首に抱き着いた。 処女しか乗せないという噂が出回る一角獣だが、 森から乱入してきた魔法兎にもこもこたかられている姿を見れば 噂は噂というのを実感できるだろうけれど。 その結果毛玉だらけになったこの子を 自らの手で整えることができたのだから 個人的には良かったと思っている。 魔法生物の世話は好きだ。 其処なら、誰にも比較されない。 誰を妬むこともない。 ―― 己の心根の醜さから、目を反らせるもの。 *] (26) 2023/06/20(Tue) 19:10:44 |
【独】 ステラ/* よいしょと。 改めてよろしくお願いします。 果たしてどこまでできるか。 そして道具とか好きねとか言われそう。ええ、好きですよ。 どんな人がいるのか。 そして相変わらず同性NGです。 うん。無理…。 (-8) 2023/06/20(Tue) 19:13:08 |
2回生 ターコイズは、メモを貼った。 (a5) 2023/06/20(Tue) 19:18:19 |
【独】 2回生 ターコイズ/* 中々チップ決まらないで予約表に記載できなかったのがこちら。 わぁいたのしみ。 女の子たちが何方も可愛いけど、GLNGが多いので 友人として声かけていいのか悩むのよね。なう。 (-9) 2023/06/20(Tue) 19:19:49 |
【人】 宝石人 リリスキャメロットには様々な人々が暮らしています。 リリスの様に稀少な種族であったり、他者に害を成す可能性のある吸血鬼や淫魔なども存在しています。 リリスはもちろんそんな事は理解していました。 そういう場所だから護られる筈。 だからここで暮らし、学び、身を守る術を覚えなさいとお母様は仰ったのですから。 だからリリスはたくさん魔術を学びました。 魔術を学ぶのが楽しくて、色んなやり方を覚えました。 光魔法の応用で影に身を潜める方法。 光魔法での目眩し。 宝石人という種族はその特性から大地や光の魔法を得意とします。 リリスもその傾向があったようです。 だから、毎日が楽しくて忘れてしまっていました。 もともと呑気な性分なのです。 ここには、害を与える可能性もある種族も存在しているという事。 そして宝石人は、ただでさえ狩られる側である歴史を重ねてきていることを。 (27) 2023/06/20(Tue) 19:21:10 |
【人】 宝石人 リリス「ん、んんんっ!?」 何が起きたのかわかりませんでした。 慌ててもがこうとしましたが、何かーー、魔力でしょうか、吸い取られる感覚がありました。 そしてその代わり、未知の感覚がその身を襲いました。 体の奥底が震えて熱くなります。 肌が敏感になって、鼻先から甘える様な声が漏れました。 押し返して抵抗しようともがいていた手に力が入らなくなります。 でも。 その未知の感覚は、リリスに恐怖を感じさせました。 だから、光魔法を応用して、影の中に潜もうとしました。 彼が声にならない悲鳴>>19をあげたのと、影の中に逃げたのは、どちらが速かったでしょう。 もしかしたら彼はリリスのことを影の様な姿としか覚えていないかもしれません。 元々、黒い肌が特徴的な種族です。 影に潜むのは得意なことなのですから。 (29) 2023/06/20(Tue) 19:23:26 |
【人】 宝石人 リリスただ、数日後。 リリスの手から研究室に小粒の魔石がいくつも提供されました。 だって、リリスは怖かったんです。 自分の魔力が奪われるのも。 自分の中に知らない欲が生まれてしまったことも。* (30) 2023/06/20(Tue) 19:24:06 |
【人】 天狗 1年 ヨシツネ― →購買部 ステラと>>16 ― 「こちら、ご注文の「ヒンヤリ草のクリーム」になります。 割引とかお得意様サービスとかは一切ありませんので、そういうものだと諦めていただきたい。 あ、それはそれとしてチップは大歓迎にございます。 」彼女の注文>>16に、テキパキと応答する。 ちゃっかりとチップの要求も忘れない。 貧乏学生には硬貨一枚とて惜しいのだ。 魔道具クラブなら材料の買い出しに来ている者も多く見るが、彼女はどうであったろう。 彼女が購買部の常連であれば、ここでバイトをしている自分と顔を合わせた事もあるだろうが。** (31) 2023/06/20(Tue) 19:26:36 |
宝石人 リリスは、メモを貼った。 (a6) 2023/06/20(Tue) 19:27:47 |
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