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![]() | 【人】 控井忘 千 侘 今 わ ら 種 し 日 が れ の さ か 袂 ぬ 数 の は べ も け [私たちの大切なお姫様は、 し れ 遂にお嫁に行ったよ。 ば 君にも立派な花嫁姿を見せたかったな。] (58) 2022/10/01(Sat) 0:00:52 |
![]() | 【人】 控井[最初は君のいない世界で生きていたって仕方がない……。 なんて本気で思うくらい、悲しみに暮れていたというのに。 女の子はいつの間にか、女性となって羽搏いていくんだね。 気付いた時には、良人となる彼を紹介されて、 結婚できる年齢になった途端、この家から巣立っていった。 自分が大人になるまでは、 随分と長い道のりだったように思うのだけれど、 娘の成長は光陰矢の如しと言わんばかりの目まぐるしさ。 目を閉じればまだ少女だった ……何なら赤子だった彼女の姿が浮かぶ。] (59) 2022/10/01(Sat) 0:01:35 |
![]() | 【人】 控井[彼女はとても敏い子で、 私の心の機微も察してくれていたように思う。 親だというのに、気を遣わせてばかりだったんじゃないかな? 「お父様、今まで育ててくれて、有難う御座いました」 と言われた時は、 こちらが百倍にして、その言葉を返したくて、 でも情けない事に言葉は出ずに、涙だけが零れた。 私の娘にしては出来過ぎていたけれど、 君の娘には相応しい、本当に素敵な女性に育ってくれた。] (60) 2022/10/01(Sat) 0:02:21 |
![]() | 【人】 控井[一人になったこの家には、未だに慣れない。 そんなに広い家でもないのに、 一人欠けただけでこんなに静かになってしまった。 今でもつい彼女に話しかけようとしてしまう事がある。 恥ずかしいから、これは誰にも内緒の話だけれどね。 じゃっく、彼女が帰ってきても、口外してはいけないよ? 君と一緒になってからは、毎年一緒に月を見上げたね。 彼女が生まれてきてくれた後は、毎年一緒に月を見上げたよ。 遂に一人で月を見上げる時が来てしまった。 ……本当に寂しいな。**] (61) 2022/10/01(Sat) 0:03:09 |
控井は、メモを貼った。 ![]() (a10) 2022/10/01(Sat) 0:16:15 |
![]() | 【人】 修理屋 一二三それよりお前だ、お前。 お前の姪っ子、 今年の春に神楽やったところだろう? もう七つになったんだから、 あとは十になるのも十五になるのも あっという間だろぉが。 [例の坊主も聞けば十五の歳らしい。 俺らが十五といえば、 学校そっちのけで師匠のところへ押しかけて 道具をバラしたり図面を引いたりしていた頃だ。 友達が増えりゃ、外へ遊びに行く機会も増える。 なんなら俺と九朗は 二十かそこらで榛名の外まで飛び出しちまったしな。] (62) 2022/10/01(Sat) 0:19:11 |
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![]() | 【人】 修理屋 一二三大体なぁ、妹離れはあっさり済ませたくせに 姪っ子離れだけなんでそんなにできねぇんだよ。 [九朗の妹が初めての失恋で泣いた後も。 友達の家に泊まりで遊びに行った時も。 大人になって今の旦那を連れてきて、 挨拶だ結納だって家族ぐるみで話をしていた時も、 九朗の奴はけろりとしていた。 近所に住んでたお兄ちゃんで、 兄貴の友達で、 筆不精な兄の代わりに九朗の近況を報告する俺は、 家族でも友人でもない微妙な位置でそれを見たいた。 祝言の時なんて俺の方が泣いてたくらいだ。] (63) 2022/10/01(Sat) 0:19:32 |
![]() | 【人】 修理屋 一二三[九朗の方はにこにこにこにこ。 「いい人ですね」 「幸せになるんですよ」 「妹をよろしくお願いします」 涙を誤魔化して酒で赤くなってた親父さんの分まで 新郎や向こうの家族に挨拶してたくらいだ。 あぁ、お袋さんが二人いる…。 酔った頭で俺もひそかにそう思った。 それがどうだ。 姪っ子が生まれたとたんにこの変わりよう。 九朗とはガキの頃からの長い付き合いだが、 相手にしてもらえなくてむくれる九朗なんぞ 早々見た覚えはねぇぞ?] 今からそれじゃ、 将来男連れてきた時どうするんだよ。 [娘ならいつかは嫁に行くだろう。 今度は伯父の身分で父親の分まで泣くつもりか?**] (64) 2022/10/01(Sat) 0:20:35 |
![]() | 【独】 控井/* 更新今日だった……。 2日の8時だと思ってた。 あんなに親切に書いて下さってるのに、 更新日をいつも勘違いしている。 休日だし、ハイペースに頑張らなくては。 皆様の物語、読み応えあるなぁ。 本編入りがとても楽しみです。 (-19) 2022/10/01(Sat) 0:35:18 |
![]() | 【人】 高比良 たっだいまー! [家に帰ってまずは防具の手入れ、と思っていたら、玄関にある靴に気が付いた 防具入れをそのまま置いて真っ直ぐ茶の間に向かうと] わ、やっぱり暁にーちゃんだ! お帰り、久しぶり、元気だった? [そこに予想通りの顔を見つけて声をかけた 十歳離れた暁成兄ちゃんは「兄ちゃん」と言っても兄弟じゃない とーちゃんの親友の息子でよくわからない「大人の事情」で十年前にうちに来て、それから家族として暮らしてた 5年前、兄ちゃんが成人した際また「なんやかんや」で向こうの親戚ともめて、それが解決したとき ただの「他人」に戻ろうとした兄ちゃんを必死で引き留めたのを覚えてる もちろん養子に入ってるわけじゃないし、それまでの保護って約束だったらしいんだけど そんな難しいことはわかんないし、ずっと一緒だった暁にーちゃんを本当の兄ちゃんと同じくらい好きだったから 結局、兄ちゃんも遠慮してただけで 独立はするけど家族として今まで通りってことで落ち着いたんだ] (65) 2022/10/01(Sat) 2:25:41 |
![]() | 【人】 高比良[兄ちゃんは別の島に住んでる、けど仕事で榛名に来る用ができて、ついでに観月祭ということで帰って来たんだって言った その他にも何かあるようで、先に話してたとーちゃんはすでに酒も入ってご機嫌だった] 「お前、防具置きっぱなしだよ」 [片付けて風呂に入って来いとかーちゃんに言われて、いつも真っ先にやる手入れを思い出す また後でね、と声をかけてやることを片付けてみんなで晩御飯を食べた その中でちらっと出た話では、どうやら兄ちゃんに「いいひと」がいるらしい その人は明日こっちに来るとかで、一緒に観月祭に行くんだとかこっちに挨拶に来るとかで 「お前、そういう事はもっと早く言え」ととーちゃんに突っ込まれて笑ってた] えー、じゃあ一緒にはいけないのか…… [なんて言ったら「拗ねるなー」と笑ってお小遣いをくれた。そういう意味じゃないんだけど、まあいいか 明日はいろんな意味で忙しくなりそうだ**] (66) 2022/10/01(Sat) 2:27:29 |
高比良は、メモを貼った。 ![]() (a11) 2022/10/01(Sat) 2:31:20 |
![]() | 【独】 行商人 美濃/* 一二三さんは他PCにト書きで触れるのうまいなあ。 さらりと触れつつ膨らましている。 しかし我は余所者だから触れづらいよな… 榛名の人々の描写が見られるのが嬉しいから良いのだ。 (-21) 2022/10/01(Sat) 6:07:41 |
![]() | 【独】 行商人 美濃/* 高比良君はこう、元気で素直でかわいいですね。 血のつながらないにーちゃんとのお話の続き気になります。 (ワクワクしながら待とう) (-22) 2022/10/01(Sat) 6:11:22 |
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