【人】 オーク フォボス―裏庭― 獲ってきた貝の検分が終わった。 黒真珠は最終的に三つ。大きさはまちまちだ。 普通の真珠もそれなりにある。 身は焼いて食べたし貝殻も取ってある。 「つまり……」 ここからがBBQの本番である! 冷蔵庫魔道具から取り出すのは40cmはある巨大な海老だ。 鋏はヒモで括って開かないようにしている。 フォボスはこの海老よりも強者だった。 だから海老はフォボスの糧となるのだ。 獲った瞬間に〆て冷蔵したので活きはいいままだ。 そのまま網の上に載せてじっくり焼き上がるのを待つ。 大体の物は焼いたら食べれる。 味はカレー粉をかけたら大体大丈夫。 野菜も必要だからレタスも丸ごと一個網に乗せた。 塩と胡椒だけで味付けをして、これは海老が焼き上がるまでの口直し。 焼き加減を眺めているといい香りがしてくる。 海老の香り、レタスが焼けていく香り、いい女の香り>>49。 (58) 2023/06/20(Tue) 21:39:51 |
【人】 オーク フォボス「…………うん??」 女の香りがする方向を向くと物陰からこちらを見る視線と目があった。 見たことがない女の子である。 どうしよう。 レタスは焼けるのが早い。 手っ取り早く丸ごとレタスを四つに分けてその一つを摘まみ口にして咀嚼する。 その間も物陰から覗いていた女の子とは視線を合わせたままだった。 咀嚼して飲み込み終わると表情に喜色を浮かべた。 「やいたれたすうんまあ!」 それからまた一切れレタスを手に取り口に運ぼうとしてから少し固まり視線を女の子とレタスを行き来させる。 食欲を取るべきか、女の子を取るべきか。 「…………たべる?」 結局はそう尋ねることになったのは海老がいい色をし始めていたからだった* (59) 2023/06/20(Tue) 21:39:59 |
【人】 オーク フォボス アカツキは弱くなかった。 分類されるならば強者だろう。 ただ哀しいかな身長150cmの小柄で装甲の薄い女性が素手である。 >>51速度にはまったくついていけなかったし打たれると思ったよりも響くがふらつくほどではなかった。 思ったよりも打撃が強いのは魔術だろうか。 フォボスはじっくりと観察してその術理を逆に学びながら耐えに耐えた。 アカツキは他の者と同じようにヒートアップしてくれた。 悲しむべきは質量の差だろう。 恐らく50kgない体躯のアカツキが200kg弱あるフォボスを打ち倒すには圧倒的に質量が足りなかった。 これで模造刀を使っていれば体重+模造刀と力の流し方で吹き飛ばせたかもしれないが――それを覆すのが魔術のはずで、覆さないのも魔術の所為だった。 フォボスは戦闘種族オークの固有魔術を無意識に使っていた。 だから質量は正義であり打たれ強かった。 >>52言ってしまえば相性という運が悪かったのだろう。* (61) 2023/06/20(Tue) 22:09:21 |
【秘】 オーク フォボス → アカツキ フォボスはアカツキに覆いかぶさった。 サイズ比は大人と子どもである。 抵抗は無意味に思えるがここはキャメロット。 本気で嫌がれば術式によって弾き飛ばされるらしい。 フォボスは自分を指差した。 「勝者」 次いで、アカツキを指差した。 「敗者」 嬉しそうに事実確認のようにそれを伝える。 戦闘訓練だが先の手合わせの勝敗はそう見えるだろう。 (-19) 2023/06/20(Tue) 22:09:46 |
【秘】 オーク フォボス → アカツキ「敗者は勝者の、言うことを、聞く。 それが、ここでの、るーる」 その様なルールは存在しない。 だがフォボスの中ではルールと変わらぬ事実のような扱いになっていた。 これはルール、決まり事、守らなくてはならないこと。 意識に植え付けるように言葉を紡ぐ。 【アカツキは、次にオレに勝つまで、オレの女な】 その言葉は呪縛だった。 キャメロット地下に眠るナニカの力。 外付けされた他種族との姦淫を是とするオークの魔術は抵抗しなければ、言葉を受け入れてしまえば、流されてしまうことは明白だろう。 フォボスは見上げてくるアカツキの瞳を見つめたままに尋ねた。 「わかった?」* (-20) 2023/06/20(Tue) 22:10:20 |
【人】 宝石人 リリス焼いたレタス>>59はそんなに美味しいのでしょうか。 リリスはレタスを焼いた事はありません。 こんな風に何かを焼いて食べるのは、誰かに料理してもらった後のものばかりでした。 自分で焼いた事は無いのです。 だから大きな声に驚いてぴょん!と跳ねてしまいました。 視線もレタスや貝や海老から、焼いてる本人の方に向けられたものですから視線が合ってしまいます。 肌も髪も黒の中、魔力で明るい色を保つ目の周りが大きな彼に向けられました。 ぱちぱちと目を瞬かせながらどうしたものかと考えていると、なんとお誘いがあったのです。 数秒の後、こくんとリリスは頷きました。 少し小走りして彼の方に近づきます。 (62) 2023/06/20(Tue) 22:12:29 |
【人】 宝石人 リリス「良いの?足りなくならない?」 いくら美味しい匂いがしているからと言って、体の大きさが違います。 確かに食べたくありましたが、リリスは自分と彼の大きさを見比べて、少し心配になりました。 それでももしくれるなら、ありがとう!と笑顔で受け取るでしょうけれど。* (63) 2023/06/20(Tue) 22:13:01 |
【独】 2年 ステラ/* フォボスさんのは見ている。 あちらこちらと忙しいような。大丈夫か。 一応ヨシツネさんのが終わったら会おうと思っている。 あと女の子達にも会いたいが、どうするか。 それと3年にすればよかったとかなんとか。 (-23) 2023/06/20(Tue) 22:24:13 |
【人】 オーク フォボス―これまでの話:氷の君― >>53フォボスはそんな怖い声をこれまで聞いたことがなかった。 地獄の底より来る絶対零度の冬将軍だってそんなに怖くないはずだ。 ガクガクと脚が震えてしまうし思わず気をつけと直立姿勢になってしまう。 >>54魔法生物のことはよくしらない。 美味しそうだなって思ってしまうくらいには色艶もよくて肉付きもしっかりしている。 ステーキ、馬刺し、きっと美味しい! 過去の自分はどうしてそんなことを考えてしまったのか。 >>55痛みには強いはずなのになんでか痛い! 感覚はわかんないけど身体が動かしにくい! それだけでも初めてのことで天変地異もかくやという状態なのに氷の雨はすんごい痛いし、矢は尻に刺さるし、全身氷漬けになるかと思うくらいすんごい寒い! 肉体を震わせて熱を生み出して耐えたところもあったが満身創痍となったフォボスは正座していた。 敗者は勝者の言うことを聞くものである。 力こそ正義なのだ。 よって目の前の女の子こそ、今のフォボスのBOSSである。 (64) 2023/06/20(Tue) 22:25:33 |
【人】 オーク フォボス「いえっす、まむ!」 >>56学園の魔法生物は食べてはいけないらしい。 触るくらいならいいが触ったら食べたくなるに違いないがきっとその時は自分もお墓に行くんだと思い知らされたので片手をあげて元気に答えた。 貫かれたけど筋肉に力を入れたら血もでないだろうけど穴が空いたところを治してくれた。 鬼強いのにこれが噂に聞く天使なのだろうか。 でも――師は天使はクソって言ってたし女神だろうか。 急速に身体が回復するとお腹が減った。 ぐるるるるとものすごいお腹の音が鳴って>>56小さな呟きは聞えなかった。 >>57お肉食べたいがお手伝いするとミルクをくれるらしい。 何リットルくれるんだろう。 答えはもちろん一つだった。 (65) 2023/06/20(Tue) 22:25:47 |
【人】 オーク フォボス「いえっす、まむ!」 牧草ロールを運ぶお仕事はいい鍛錬になった。 一つ300kgあるらしいので一個ずつ持ち上げて運んでいった。 これからも手伝ったらミルクをくれるらしい。 そんな自分をノした女王の名前はターコイズ・レムノと言うそうだ。 「おれ、フォボス! クイーン・ターコイズ! 三リットルくらいミルクください!」 クイーンと呼んだらまた怒られたかは別の話となる。** (66) 2023/06/20(Tue) 22:26:02 |
オーク フォボスは、メモを貼った。 (a14) 2023/06/20(Tue) 22:29:26 |
【人】 アカツキそ、それは……はい…確かに……私の負け……です…… [僅かに言葉に詰まったあと、 唇を噛んで小さく頷いた。 そこに関しては認めるほかない。 悔しいが、あのまま戦闘を続けていたところで 恐らく自分に勝ち目はなかったことだろう。 だが、次に言われた言葉には目を見開いた。] え……ええっ……!? そ、そうなんですか…!?初めて知りましたけど…… [校則にはそんなものなかったと思うけど…… もしかして自分が知らないだけで 生徒の中で決まってるローカルルールの類があるのだろうか…。 等と考えていた中で、見つめ合ったままぱちりと瞬きをする。*] (68) 2023/06/20(Tue) 22:38:37 |
【人】 天狗 1年 ヨシツネ―かつての話 キャメロットのどこか― 精気不足から他者を襲ってしまって>>18>>19から、しばらく経つ。 何とか認識できたのは、影のような姿である事>>29と濃い精気の持ち主である事だけ。 朧気な記憶便りの手掛かりではどうしようもなく、目当ての相手を見つける事は難しかった。 けれど、もし彼女が目の前に現れたなら。 その濃い精気が、あの時の相手である事を伝えてくれるだろうか。* (69) 2023/06/20(Tue) 22:40:42 |
【秘】 アカツキ → オーク フォボス………おれの………おんな……? [彼の言葉に耳を傾けているうちに 魔術にかけられていると、アカツキ本人は自覚しないまま。 意識の中に何かが植え付けられていく。 ルール、決まり事、守らなければいけないこと…… 本当なら疑問を覚える筈の事柄が 何故か当然のような気がしてきて……。] ―――……………は、い ……わかり、ました…… 私は、次にあなたに勝つまで…フォボス先輩の、おんな、です……… [どこかぼうっとした眼差しで、言われるがまま復唱し。] (-24) 2023/06/20(Tue) 22:42:26 |
【人】 オーク フォボス―現在:裏庭― >>62焼いたレタスは美味しい。 そのままでも美味しいが今のように塩と胡椒をかけただけでももっと美味しくなる。 レモン汁もいいかもしれないがその辺りは好みだろう。 シャキシャキとした歯ごたえがあり、甘みがある。 此方を見ていたのに飛び跳ねるウサギのような存在へと視線を向けたままだった。 どうしてか全身は黒であり、瞳だけが煌いて見える。 不思議な種族のようだが、ウサギではないらしい。 動きはウサギのようなのに。 「みられてるだけ、きもちわるい。 かずたくさんある、一緒に食う。 女を腹ペコにするの、雄しっかく」 ずっと見ていたのだからお腹が減ったのだろう。 >>63誘って近づいてきたのだから合ってたのだろう。 (70) 2023/06/20(Tue) 22:46:06 |
【人】 オーク フォボス 笑顔を見せてくれたので合ってたと判断してカットしたレタスを渡そうとして素手だったことに気づく。 適当に皿になるものと冷蔵庫の魔道具から適当に皿を抜き出して焼いたレタスを載せて木製のフォークを一緒につけて差し出した。 自分も残りの焼きレタスを食すといい具合に海老が焼けた。 赤色になった甲殻に素手で触れて網上の保温スペースに置いた。 軽々と腕を取ると鋏をメリメリと割れば身がしっかりと詰った中身が見えたのでそれを女の子の皿に追加で載せた。 「いっぱい、たべる。 腹いっぱいは、幸せ」 遠慮するなと示すと反対側の鋏をもぎ取りフォボス自身はカラトリーを使わずそのまま鋏にかぶりついて食していく。 海老はそのものの味だけでも美味しい。 無用な味付けは不要な潮味はこの近海が豊かである証拠だった。 態々海に潜って獲ってくるやつはきっと少ないのだろう* (71) 2023/06/20(Tue) 22:46:18 |
【秘】 アカツキ → オーク フォボスあっ…あの…… でもっ……! お、おんな、って言われても、その… 私、何も分からなくて…具体的に……どうすれば………? [眉を下げ、困ったように男を見つめた。**] (-25) 2023/06/20(Tue) 22:51:42 |
【人】 宝石人 リリス―宝石人― 宝石人は存在そのものが魔力の塊とも言われることがあります。 だからこそ、その命を失うと魔石に変化してしまうのです。 精霊に近い存在とも言われ、光や土の属性を宿すことが多いのですが、時には炎や風の属性に強くなる事もあり、そうした宝石人たちは個人の宿す属性の強さにより輝きの色が他者とは変わったものになるのです。 リリスの場合、光と土、そして水の属性を強く宿していました。 その魔力を見分けられたなら>>69それをリリスと繋げる事はできるでしょう。 或いは、リリスが研究室に届けた涙>>30の魔力の波長から、それがリリスから零れ落ちたものであると繋げられたかもしれません。 それを、リリスは研究室に隠してはいませんでしたから。 自分も研究と勉強が好きだったリリスは、涙くらいなら研究に使われても構わなかったのです。* (72) 2023/06/20(Tue) 22:53:41 |
【独】 アカツキ/* 予想はしてたけどやっぱり男の子が少ないので GLNGにしちゃうと多分エロルの幅は狭くなっちゃうんだよね〜 でも今回はちょっとリアル忙しめなのでまったりやろうかなのきもち 飛び込みで増えるかもしれないしね (-28) 2023/06/20(Tue) 22:56:32 |
【人】 2回生 ターコイズ― 回想:ターコイズずブートキャンプ? ― [ターコイズ・レムノは魔法使い一家の長女である。 故に、おいたをした弟や妹のしつけは 長女には厳しく下の子供に甘い両親の代わりに 一手に担っていた。 つまり激おこした際。 ――其処には堂々たる風格があったのだ。 それに充てられたか、直立姿勢のままの犯人?>>64に。 半眼のまま尋問を行う様はまさに鬼上官。 なお、丹精込めてクラブの皆さんが育てた魔法生物たちは きっとステーキやすき焼き、パイ包みにされたなら 極上の美味しさをその舌に伝えてくるであろう。 ひとたびお肉になればそこには霜降りが描かれているはすだ。 閑話休題。 フィジカルつよつよには絡め手を。 勝負は相手のバトルスタイルを見抜くことから始まっているのである。 ……いや、ただ相手の巨大な見た目からの推測なのだが。 それは兎も角として。 自身で熱を発生させたのは驚いたものの、 大体氷の魔術は所見殺しである。氷雪オンパレードの結果、 不審者もとい犯人?を正座させて話を聞きつつ説教をかますのであった。] (73) 2023/06/20(Tue) 22:57:13 |
【人】 2回生 ターコイズ 素直でよろしい。 [ちゃんと返事をし、質問に茶々を返さず 真面目に答えるのならば情状酌量の余地あり。 と、私は判断をする。 なお、こんな目に遭って尚肉を狙うなら二度目はない。 彼の想像通り墓下がこんにちはである>>65 氷に限らず魔法は人の生活を豊かにするだけではない。 誰かを傷つけるものでも、ある。 ――己が研鑽しても成果を上げられないのは、 誰かが傷を得る姿に対し、闘志や嗜虐心よりも。 後悔が先に来る。からかもしれない。 自分の謝罪が相手に聞こえなかったのは きっとよかったのだ。己は、強いのだから。 その代わりの大音量の腹の音に。 ふふっと吹き出してしまったのは、 彼が食べたい、といっていた言葉の裏付けにもなった。 ああ。お腹が減ってるのか。それならば労働を対価に、 このクラブで飼育する生物らの極上の副産物を食べてもらおうじゃないか。] (74) 2023/06/20(Tue) 22:57:31 |
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