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【赤】 葉山 裕太郎[最後の一線を越えられないもどかしさを、身体と心の両方で実感出来るように葉山は散々手を尽くしてきた。 これがほんの少しだけでも七海に影響を与えたというのなら、冥利に尽きるというもの。 まだお預けされているというのに指でさえ締め付けを止めない媚肉を撫でながら、驚いたような顔をする七海に真相を告げる。] (*25) 2024/01/21(Sun) 22:59:44 |
【赤】 葉山 裕太郎[七海に対する特別視はあの頃から積み重ねられてきた。そのことを知れば少しはこちらを信用してくれるだろうかと、密かな期待を胸に秘める。 ストーカーにはストーカーの美学があり、それに応えるようにここまでやってきた彼女を、葉山がどう糾弾出来るというのだろうか。 この甘い幸福の為に、他人を不幸に突き落とすことさえ厭わないというのに。] (*26) 2024/01/21(Sun) 23:01:17 |
【赤】 葉山 裕太郎[部屋の中に入れば七海も流石に言葉を失ったようだ。当然に理解されることがないと分かりきった悪癖を相手に晒すのだから、手酷く罵られるくらいがちょうどいい。 とはいえそれは常人に対する理屈。 じゃんけんで同じ手を出す相手に何も効かないのと同じ、仲間内にこの手は通用しない。 現に彼女の驚きは悪癖の中身ではなく相手が誰であるかだ。 ]くだらない常識など吐き捨ててしまってもいい。 (*27) 2024/01/21(Sun) 23:02:38 |
【赤】 葉山 裕太郎[自らを傷つけるものなど何も無いと気づいて、認めてしまえば沼の中でも抵抗は薄れゆく。 遠巻きのレンズに映る二人の姿は絵画と呼べる程に官能的だ。] せっかくだから、記念に、ね。 [携帯の画面をタップすると連動するようにカメラ達も録画を開始して、その全貌を余さず切り取っていく。 葉山は見つめてくる七海の唇を自分の唇で塞ぐと、ブラウスのリボンを解いて服を乱していき、隠されていた七海の膨らみをカメラの前へと晒す。] (*29) 2024/01/21(Sun) 23:06:32 |
【赤】 葉山 裕太郎[上の次には下がくるのが常、濡れて機能を果たさなくなった下着をとると膝の裏に手を回して秘部が広がるように開かせる。 するとカメラに映る映像が繋がっていたプロジェクターに送られて、壁一面に二人の行為がリアルタイムで流れ始めて七海にもその様子が突きつけられていくことだろう。] こんなに可愛い君とならいい絵が撮れそうだ。 [葉山の指が晒し出された七海の秘部の中へと埋め、慣らされた頃には二本の指で七海の秘部の更に中までを映像に残していく。そう、全ては恥辱と快楽に彼女を引きずり込むため。] (*30) 2024/01/21(Sun) 23:07:02 |
【秘】 葉山 裕太郎 → 七海 聖奈[ふと思いついたように取り出したのは出版した本の一冊。愛し合う二人がちょっとした誤解で浮気を疑ってしまい執着心を暴走させてしまうというテーマで、浮気を疑われたのは女の方、だが女は結局浮気はしておらず一途であった、というオチだ。 その本を手に取ると、ちょうど諦めた男が最後の執着で女を襲うシーンのページを開く。] (-22) 2024/01/21(Sun) 23:13:02 |
【赤】 葉山 裕太郎『嗚呼、堪らない。 男の膝の上で美しく舞う女 男を知らなかったとしても 女の身体は宿命には逆らえない。 それがもう捨てた男が相手でも、だ。 男の肉棒、その熱を知った身体は 否が応でも受け入れようと その口からよだれを垂らすのだから。 滑稽で、憎くて、この上なく愛らしい。』 (*31) 2024/01/21(Sun) 23:15:25 |
【赤】 葉山 裕太郎[玄関の前から今にかけて、最初こそ優しかった指も今はただ責めたてるサディズムの象徴に成り、遠慮が無くなった手淫は七海の気力を無視するかのように止まらず続き、恥骨の下側を責めるようになれば、同時に秘豆を撫でて快楽を誘う。 切り取られる映像はまるで官能映画のよう。 華を無理矢理こじ開けながら、なぞるかのように小説の一部をさらに読み上げていく。] (*32) 2024/01/21(Sun) 23:16:46 |
【赤】 葉山 裕太郎『雄々しく穢らわしい情欲 乱暴で強欲な雄の暴力さえ 女の腹を無慈悲に膨れさせられる。 慎ましく育て上げられた果実は 揉みくちゃに手垢をつけられ 子を宿すための秘境が 雄を欲して、下に、下にと降りていく。 お前は俺のものだと、言わずとも分かるらしい。』 (*33) 2024/01/21(Sun) 23:18:36 |
【赤】 葉山 裕太郎[小説の文章と同じような快楽を与え続けている内に、窓を開けていない部屋はエアコンの熱と二人の熱が混じり合い脳が焼けるような甘ったるい香に包まれていく。 七海の身体が快楽に包まれて、もう受け入れる体勢が整っているのか、お構い無しと言わんばかりに葉山は七海を膝に乗せたまま自分の淫棒を取り出し、あの日の夜と同じように秘部へと擦り付けると、ゆらゆらと腰を揺らした。] (*34) 2024/01/21(Sun) 23:20:44 |
【赤】 葉山 裕太郎『男は女を捕まえる。 女にも心の準備があるなど、関係ない。 その力に女は適わないと分かってしまえば 男の執着と暴力を止めるものはなにもない。 女のその意思は汲み取られず、 ただの所有物として男の情欲を その未発達な蜜壺で受け止めるしかないのだ。』 (*35) 2024/01/21(Sun) 23:22:52 |
【秘】 葉山 裕太郎 → 七海 聖奈[葉山は七海の腰を掴むと秘部に淫棒をあて うなじに歯を立てて噛み付く。 身を守るためのゴムの薄皮もつけず 彼女に何一つ聞かず、答えさせず。] (-24) 2024/01/21(Sun) 23:27:08 |
【赤】 葉山 裕太郎[七海を焦らしていく度にお預けを食らっていたのは彼女だけではない。 ようやく欲しかったものを手に入れられた淫棒は悦びに溢れ、七海の中で膨らみながら奥まで抉る。 その様子も、繋がった箇所も全て、カメラに映っていることだろう。] (*38) 2024/01/21(Sun) 23:32:00 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[与えられる快楽に夢中になっていた私は あなたが手に取ったものまで見ていなくて。 でも、読み上げられればそれが何かなんて すぐにわかりました。 何度も読んで、台詞さえ覚えてしまった小説。] (-28) 2024/01/22(Mon) 1:39:11 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[秘部に当たるのは熱望していたもの。 何も隔たりのない感触に歓喜するように 蜜があなたのものを濡らしていく。 うなじに残される痕が嬉しい、 早く欲しい、はやく、はやく。 呼吸を乱して、全てをあなたに委ねて。] (-30) 2024/01/22(Mon) 1:46:13 |
【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎[小説では痛みに涙しながらも笑って見せた健気な女性。 私は痛みを感じていないけれど、 ずっとずっと求めてやまなかったものが 私の中にあって、好きな人と繋がっている事実に 感極まってしまった私は涙をこぼしてしまいました。] (-34) 2024/01/22(Mon) 1:49:39 |
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