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【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の花 ニコロ「……? ああ。 普通に俺は男も褒めるぞ。両方いけるんでな」 ため息を吐きながらぼんやりと、ゆるりと首を傾げて。 「いくらでも口説いて欲しかったらしてやるよ。 本気で、――望むのならどこまでも?」 楽しませてやっていいぞと、何がとは言わないが。 あまり冗談ではなさそうなトーンで笑い返してやっただろう。 (-113) 2023/09/24(Sun) 6:39:16 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ「こんなもん、盛っといてか…?」 頭が重い、のに下腹部は熱く 思考を妨げて、考えが纏まらない。 「何も変わらねえって、言ってんだろ。 俺は、マフィアと内通なんて、してねえ。 データベースでも何でも漁って、調べれば分かるさ。」 「それともそんな調査も出来ない、愚図か?」 煽るような物言いになってしまうのも 余裕がないから、が大きい。 目を閉じて、熱くなった息を吐き 追加されたもう1つの欲を抑えようと必死に務める。 (-120) 2023/09/24(Sun) 8:52:31 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「勘弁しろよ。何の拷問だってなっちまう。」 ひく、と表情を引きつらせて 更にそんな失礼な事を重ねた。 真っ直ぐに自分を褒められるのは慣れていない。 父親を早くに亡くし、母親ともあまり過ごさず どちらかと言えば兄として振舞う事が多かったから。 唯一ハーモニカを教えてくれたあの人だけは 可愛がってくれたけれど、それもずっと昔の事だ。 「そういう言葉はお前が一番大事な奴に取っとけよな。」 (-121) 2023/09/24(Sun) 9:00:51 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の花 ニコロ「いや……すまん、誰にでも言う。 だが一番大事な奴……?」 あまり貴方の事ばかり聞くのもフェアではないか? いや、聞かれてないから答えなくともいいな。 思い浮かべて、一番、一番。と。 何を基準にすればいいかわからず、かつ直ぐに浮かぶ名前は無かった。 命をかけるという意味ならボスだっただろうが、貴方との会話での流れであれば違う物だと思ったので。 「……お前じゃないのは確かだが。 俺はお前も大事だから、そこまで卑下をするな。 男で飲める知り合いなど片手ぐらいしかいない」 あれだけ女を連れていてまともな友人はいないというのだから。 貴方という存在は一応かなり男の中では貴重であるのだという。 (-132) 2023/09/24(Sun) 10:07:29 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「いや、卑下してるつもりはないんだが。 褒められるのってこそばゆくてさ。 それもいつも女を侍らせてるお前に言われると 余計に落ち着かないしビビる。」 素直に、少し困ったように言うだろう。 「…まあ、居たら刺されそうか。 俺も此処まで言えるのはお前くらいだよ。」 何処までも遠慮がない。 (-133) 2023/09/24(Sun) 10:35:31 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ煽るような言葉に、男は唇を持ち上げて笑った。 「漁って。」 「調べた、結果が。」 「 限りなく黒に近いグレー だ。」立ち上がった瞳が寄る。 金色は嘲けるようでいる。 その男のかんばせに、きっと熱い息がかかって。 ────それで、ようやく。 男は知る。 貴方が飲んだのは自白剤ではない。 気付いた男はぱちぱちと瞳を瞬かせる。 そうして、机をずらした。貴方の反応を確かめるように。 さて。 貴方が机を支えにしていたなら、その頼りも失うはず。 だらりと力の抜ける身体は、男の視線に晒されてどう反応するのだろうか。 (-170) 2023/09/24(Sun) 15:50:37 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ机がずらされたなら 貴方が支えない限り、男は椅子からずり落ちる形となる。 鈍い音を立てて転がるが、痛みよりも衝撃に震える。 男なら分かるある一部分が反応しているのが分かるかも。 同性とはいえ、こんな姿を見られるのは 男も本意ではないから。 「みる、な…!」 貴方から距離を取ろうと ようやっと体を動かそうとするだろう。 (-192) 2023/09/24(Sun) 17:18:19 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロずるり。 落ちる身体を支えることはない。その義理はない。 しかし転がった身体が起き上がる素振りを見せないのであれば、不審そうに近づいた。 何かあったのだろうか。そんな表情。 まさか。 悪い薬だったりしたのだろうか。 なんとも間抜けな話だ。男は焦った。 殺すつもりなんて当然あるはずもない。致命的な効果を与えるつもりだって当然ない。ただ尋問を楽にしたかっただけ────いじめっ子の論理。 焦燥から貴方の肩に手で触れた男は、服越しに感じる湿度に僅か動揺した。 けれどその後。 赤らんだ貴方の顔と仕草、息遣い。それから聞かされた効能の一覧を思い返して──── 「は」 「はは。ああ、そう。」 「そうか」 ぺろ、と。舌先を僅かに出した。 /* すみません、同時にPL打診も失礼します。 完全にニコロくんを辱める方向にシフトしてしまったのですが、 もっと真っ当な暴力の方がお好みだったりするでしょうか。 その場合はそちらにハンドルも切れますので仰ってくださいね。 (-195) 2023/09/24(Sun) 17:49:38 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ肩に触れる手を、咄嗟に叩き落とす。 そして貴方を睨みつけるのだ。 「黒に近いグレーだ…? 何もやってない人間からそんな情報が出るなんて… 情報調査能力が欠けてるんじゃないか?」 熱い息を漏らしながら、貴方の反応を見れば。 嫌な予感が、ぞくり、と背筋を走った。 「…それ以上触ろうとしたら、ぶん殴るぞ。」 男に好きにされる趣味は勿論ない。 手負いの獣が唸るように、拒絶の意思を明確に示した。 /* RPお付き合いありがとうございます。 ニコロは大変嫌がりますが、PLは流れのままやっていただいて大丈夫です。 存分に辱めてください。 勿論、辱め以外で暴力を振るう流れになったらそれも遠慮なくどうぞ! 基本的に流れで何をやっていただいても構わないPLなので 引き続きよろしくお願いいたします。 (-196) 2023/09/24(Sun) 18:05:42 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ「やったんだろう。」 「マフィアの女と交際していた。潔白とは言えない。」 情は人を狂わせる。 簡単に人に足を踏み外させる。 それくらいはこの男も知っていた。 知っているから、それを縁に貴方を嬲る。 「はは。」 「嫌だな。何を想像したんですか。」 嘲るように言う男にだって、男を好きにする趣味はないのだ。 それでも敢えてそのようにする。顔を寄せる、手を添わせる。 さて、殴れるものなら殴ってみろと嘲弄してそのようにした。 /* ありがとうございます。では流れのように! ニコロくんかわいいですね。こちらも楽しんでいただけるように頑張ります。 (-205) 2023/09/24(Sun) 18:37:57 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ「付き合ってたが、ただの一人の人間としてだ。 お互いに、覚悟の上でのことだ。」 それに、と続けた。 「情に流されて警察を恨んでたとしたら A.C.Aに参加する理由はないと思うが?」 言いながら、そちらを見れば 近づく貴方、触れる手にびくりと震える。 「お前が悪趣味に走る最悪な想像をしただけだ。 っ、触るなって言っただろ!」 薬のせいでキレはないが 拒むように腕が振りかぶられて、貴方の頬へ。 (-214) 2023/09/24(Sun) 19:39:28 |
ニコロは、熱に浮かされている。 (c25) 2023/09/24(Sun) 22:46:05 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ「どうだか。」 「悪人は大抵」 「まさかと思われるような善良な顔をしているものですから。」 そう言いながらも触れる手は止めずに、 貴方の身体が震えれば微かに目を開く。 頬へ飛んだ手はむしろ甘んじて受け入れるだろうか。 その威力がどれ程であれ、男は好きに打たせた後、その手を掴んだ。 「ははは。」 「効いてるみたいですね。」 つ、と貴方の手のひらを指でなぞる。 レンズ越しの金色には笑みが浮かんでいるだろう。 恐らくは床に這ったまま、震えている貴方を見て。 (-283) 2023/09/25(Mon) 2:39:13 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ「だとするなら、俺が認めるのは付き合っていた事一点のみだ。 他に関与した情報は何もない筈だろ。」 確かに貴方の頬を殴り飛ばしたのに やはり、威力は足りないのか。 掴まれると手を退こうとする。 「ダフネに関する事についてはそれ以外には何もねえ。 っひ…!やめろって、言って…!」 手のひらを走る指の感覚に ぞわぞわとして、嫌がるように身を捩るだろう。 (-304) 2023/09/25(Mon) 7:01:34 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ「何もない、なら。」 「こうはなっていないはずでしょう。」 すり。 すり、と手のひらを撫ぜる指。 眠気と情欲で上がる貴方の体温。 手つきばかりは優しい。 振るうだけでは意味がないのだと、学んだ。 と。 ふいに男は貴方の上に影を降らす。貴方の手を離して立ち上がれば、なぜだか椅子の位置を調整した。顔を上げてみるなら、机の極近く。正しい位置に戻すように。 さて。 次にはまた貴方の脇にしゃがみこむ。そうして、何を思ったのか。 これは貴方を抱えあげようとした。 蹲った貴方の姿勢に物足りなさを感じたか、或いは単に親切心か。それだって余計なお世話に違いないのだが。 どうあれ、抵抗することは出来なくもないだろう。男は貴方より大柄であるが、貴方もそれほど華奢ではないのだから。 (-327) 2023/09/25(Mon) 12:27:51 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ「あるってそっちが思い込んでる、だけ、だろ…!」 あったとして A.C.Aに居た後ろめたさくらいで 過去の恋人に関しては殆ど何もないのが真実だ。 手に触れられる度にぞわ、として その都度息を詰まらせ、声を殺していたけれど 不意に貴方が離れて、次には抱え上げようとしたものだから。 「っ、あ…!?おい、離せ…!」 びく、と一際大きく震えて 藻掻くくらいの抵抗はするだろう。 とはいっても熱と眠気で力が抜けた体ではたかが知れている。 (-347) 2023/09/25(Mon) 13:54:23 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ「どうだか。」 弱々しく藻掻く様は風呂を嫌がる犬のようだ。 何かテレビで見た気がする。そんな映像を思い出して、男はまた少し笑った。揶揄の含みがある笑み。 そして、貴方がそれ以上抵抗しないなら。 男は貴方を座らせる。 椅子にではない。椅子に座った自分の膝に、だ。自分の方に無理矢理向けて座らせれば、反応した部分を腹辺りに感じることになったかもしれない。それには少し顔を顰めた。失礼な話だ。 こうしてしまえば貴方は脚を使えない。背後の机も自由を僅か奪うだろう。貴方に出来る抵抗は更に封じられて、こちらにとっては好都合。 「なら別の女とあったんじゃないか?」 「昇進も望まず、外回りを好んだのは逢瀬のためだ。」 「違うか?」 恋人が睦み合う時のような形。 不似合いなそんな構図で、言うのはやはり不釣り合いな下世話なことだ。 (-354) 2023/09/25(Mon) 14:19:52 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 法の下に イレネオ睡眠剤さえなければ。 蹴るなり殴るなり、もう少しマシな抵抗も出来たろう。 短時間に2種類の薬を摂取した体では この程度が限界だ。抵抗虚しく座らされる。 「違う、それは、テオとアリーの為だ…! 前線で、危険な任務には俺が出れば良いって それで敢えて下に残っただけで他に女なんかいねえ!」 熱い息が貴方に掛かるかもしれない。 顔を顰めたのは此方も同じだ。 噛みつくように睨みつけるだろうか。 (-359) 2023/09/25(Mon) 14:28:43 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ「口では何とでも言える。」 そう、なんとでも。 だから無理矢理吐かせたところで、意味なんてないのだ。 人は自分を楽にするためにいくらだって嘘を吐くし、 やはり情に流されて、不要に罪を負うことだってある。 ぬるい愉悦を浮かべながら男は言葉を紡いでいく。 その間にも手は服越しに貴方の身体を這った。脇腹から胸の中心。それから首筋、襟元から露出した肌に触れる。 「ああ。」 「そうか。」 「男の可能性もありますね。」 喉仏をくすぐるようにしながら言う言葉は一層下卑ていた。 貴方の喉がそれで震えるなら、男もまたそこを震わせて笑う。 (-366) 2023/09/25(Mon) 14:58:41 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ「っ…!」 テオドロに聞けば良い。 そう口に出そうになったけれど 弟をこんな男の手に晒すのは、許せなくて。 「は、っぅ……んっ…… そういう逢い引きするような相手は 男だろうが女だろうが、いねえっつってんだよ。」 体を震わせて、ぞわり、ぞわりと走る感覚を堪えて 喉を撫でられれば反射で熱い息が漏れる。 逢い引きする相手は居ないのだ。それは本当。 大切な相手は居るけれど それこそ言えば碌なことにならないから、口には出さない。 変わらず、熱に浮かされた瞳で睨みつける。 お前なんかに屈しない、と。 (-421) 2023/09/25(Mon) 20:42:45 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロその瞳を男は好んだ。 最早視線で射貫く以外の手段を持たない弱さを好んだ。 これ程近くにいるのに反撃ひとつ出来ないのが愉快だった。 自分が正義の側に立ったのだと勘違いした時。 踏みつけていい悪をその目に映した時。 人はどこまでも傲慢になる。 触れられたところから増幅する快感が。 上がった体温に比して低い男の手指が。 奥の奥まで浚おうとする金色の双眸が。 貴方の羞恥心をより一層誘うだろうか。 その羞恥が感覚を増幅させるだろうか。 「熱いな。」 「脱がせてあげましょうか。」 悪趣味な発言はずっと、貴方を辱めるためだけに。 男の手が、貴方の襟首から浅く入り込んだ。 (-444) 2023/09/25(Mon) 22:50:54 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ「必要、無いだろ…っう…!」 じとり、と汗ばんだ肌に手が触れる。 熱を帯びた体はそれだけでも敏感に反応を返してしまう。 堪えれば堪えるほど、感覚が研ぎ澄まされる気がして。 「やめ、ろって…言って……!」 ガタン、と机が揺れて音を立てる。 身を捩って、逃げようとして。 貴方の腕を掴んで止めようとするだろう。 けれど動けば動くほど、薬はより回るものだから。 ぐら、と視界が揺れて、そちらへ体を預けそうになる。 (-446) 2023/09/25(Mon) 23:03:57 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ「あはは。」 遂に男は声をあげた。 テレビでも見ているような浅い笑い。日常の中にあるような平静な笑いだ。 「嫌だな。親切心じゃないですか。……おっと。」 がたん。バランスを崩した貴方の身体が倒れそうになる。 掴む手はむしろ縋ったようになったかもしれない。その熱さにまた喉から笑いが漏れた。 自由な手で背をしっかりと支えてやれば、先程より距離は余計に近づいて。 手を掴んだ力は如何程だろう。 振りほどくことができるなら、これはそんなもの意に介さない。 くく、と喉元で笑いを転がす。転がしては無遠慮に貴方の頬を撫で。 「誘ってるんですか。」 片手で掴んで、こちらを向かせたりもする。 勿論冗談だ。男には少しも、その気はない。 (-458) 2023/09/25(Mon) 23:41:02 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ「余計な世話、なんだよ…」 かろうじて絞り出す声。 手を掴んだ力は徐々に抜けていって ぐら、ぐら、ぐら、と熱に思考が蝕まれていく。 「お前なんか誘う訳ないだろ、馬鹿が…」 ハッ、と弱弱しく鼻で笑う。お断りだ、と。 けれどその瞳は潤み、顔は真っ赤に上気して 下腹部も酷く、熱く感じるだろう。 我慢は限界に近く 相手が貴方でなければ、より縋っていたかもしれない。 この男の自我は、それなりに強固なようだ。 (-466) 2023/09/26(Tue) 0:00:12 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ男は考えている。貴方の扱いを。 それは酷く傲慢で横暴な様だ。男に課された目的は尋問であり、自白の強要であり、こんなお遊びではない。 男は貴方と違う。何も薬剤を投与されているわけではない。 今は。 それでも脳を染めていくのは心地よい、奇妙な万能感。目の前の貴方を自分は好きにできるのだという勘違い。 もう一突きもすれば崩れるかな。 力の抜ける貴方の手を感じて男は思う。 何が? 貴方の理性。何のために? 何の────そう、問いの答えを得るために。 問いって? なんだっけ。 まあいいか。 片手は貴方の背中に添えている。 貴方が暴れたから、机の位置は少し遠くなった。 それを認めて、男はうん、と頷いた。 ▽ (-496) 2023/09/26(Tue) 3:27:28 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ貴方の身体を机の方に倒させる。 そうすれば背がそこに乗るだろう。男の手による支えはいらなくなる。背中を机に支えられ両足を床に着く姿勢。半端なブリッヂのような姿勢、で伝わるだろうか。 自由になった両手をあなたの身体の両側に着く。さあ、こうすれば貴方は逃げられなくなる。 そうして、そのまま。 身体を添わせるようにして、男は貴方に自らの影を重ね。 これまでもそうしてきたように、 貴方の唇に、自身のそれを重ねようと────勿論、貴方の抵抗がなければの話。それでも男は正気だった。 悪法に身を委ね、狂法に賛成し、その手先となっても。 男はずっと正気だった。これは真面目な警官だ。 正気のまま、貴方を辱めている。 (-497) 2023/09/26(Tue) 3:27:43 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ男は既に、薬で意識が朦朧で それでも理性を保っているのは 他でもない弟妹と、守らねばと決めた人の為。 何かが違う気がする…けれどそれがきっと一番。 けれど、目の前の男が何を考えているかだとか そんな事を考える余裕は最早なかった。 されるがままに、力が抜けるままに机に倒されて 顔が近づいてようやっと、何をされそうか気付いた時には その唇は重なっていただろう。 「ッ…!」 女程ではないにせよ、柔らかい感触を感じて 最後に出来た抵抗は、唇を引き結ぶことのみだった。 (-519) 2023/09/26(Tue) 8:35:14 |
ニコロは、もう限界だ。 (c36) 2023/09/26(Tue) 12:19:24 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロここまでしておいて。 こうまでしておいて。 それでもなおこの男は、 貴方に欲情していない。 これは欲からくる行為ではない。 眼鏡が邪魔だ。 気付いて寸前でそれを外せば、貴方が唇を引き結ぶ最後の抵抗が見えた。 死にかけのうさぎのようなささやかなそれに、口角が上がる。 ▽ (-557) 2023/09/26(Tue) 14:51:51 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ一度。 唇を重ねる。押し付けるような、触れあうだけのそれ。 同時に男は手の位置を移動させた。貴方が逃げないことを知って閉じ込めるのを止める。片手は貴方の頭に回る。 具合を確かめるようにもう一度。 「口」 「開けましょうよ」 片手は貴方の下肢に回る。 直接は触れない。付け根を撫でるだけ、けれど。 声ひとつが漏れれば、滑り込ませる隙はある。 (-558) 2023/09/26(Tue) 14:52:08 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ貴方の言葉には、声を出さずに鼻で笑う。 傍目から見ればまるで恋人の睦み合いのようなのに 向けられる目線は軽蔑と羞恥のもの。 しかしそれも 下肢に触れられるだけで、脆く崩れる。 「っ、ぁ……」 体が震えて 小さく、声が零れ落ちた。 焦らされるような錯覚に、息が上がるだろう。 (-585) 2023/09/26(Tue) 18:22:24 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ男にはそれで十分。 この行為を貫徹するにはそれだけでいい。 開いたと見ればもう一度重ねた。三度。開いたところに舌を潜らせる。 薬剤のせいで止めどなく分泌される唾液がぬるついた。 舌を絡ませようとすれば逃げるだろうか。咎めるように下肢を撫でれば弛緩するだろうか、それとも引き攣るのだろうか。わざと音を立てるようにするのだって辱めだ。 服越しに合わせた肌の体温が上がった気がする。 口の中はきっと一際熱い。その感触に男も目を細めた。 この男に、男を抱く趣味はない。 それでもさして抵抗があるわけでもなかった。 布越しの性器の具合を確認してやろうか。 自分に果てさせられるのはさぞ嫌だろうな。 (-604) 2023/09/26(Tue) 19:43:19 |
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