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人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

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視点:


【独】 よいが来ない ミズガネ

ッッッしゃオラ神様キンウありがとう!!!!!!!!!!!!
(-7) 2021/10/21(Thu) 21:09:18

【独】 よいが来ない ミズガネ

暴れていくぞ覚悟しろ狼ども
(-8) 2021/10/21(Thu) 21:09:46

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 死神 ゲイザー

/*
お疲れ様ゲイザーPL。ミズガネPLだ。
先日、憑霊者にゲイザーが狼であることを伝えたいと言っていたが

ミズガネにも出来るやり方で気づいた者全員に伝えたい


と言ったら可能だろうか?
かなり大規模であり、対象が対象なので遠慮なく断ってくれても構わない。
(-11) 2021/10/21(Thu) 21:20:55

【秘】 よいが来ない ミズガネ → くるみ割り人形 トラヴィス

『前みたいなこと』と言われると、男は舌打ちをしてぺちんと貴方の手を叩く。透明のような状態だから、冷たさしか感じないだろうけど。

ただ。男の手はそれだけでは終わらなかった。

「……観客席に降ろされた?大人しく見上げていればいい?」


男は、貴方の手を取る。貴方の手を掴む。
冷たさが、貴方の肌を包む。

「寝言はベッドの上だけにしろ。俺はまだ舞台を降りてなんかいない。こうしてお前と話ができる、こうしてお前が触れてくれる。

 何も出来ないなんて決まったわけじゃない」


空気が震える。男の声に、熱が含まれる。

「おい、トラヴィス。お前曲がりなりにも役者だろう。舞台にもW観客を巻き込むタイプの劇Wがあることを知っているだろう」


(-15) 2021/10/21(Thu) 21:33:54

【秘】 よいが来ない ミズガネ → くるみ割り人形 トラヴィス

「俺もお前も、この館の舞台に上がった者だ。それを勝手に線引いて観客面してるのはお前の方だろう。

 ……いいや、別に本当に観客だったとしてもいい。
 俺がお前を巻き込んでやる」


男の瞳に強い光が宿る。真っ直ぐ、貴方を見つめている。

「……探偵に何かすることは辞める。それは本来の目的じゃないから。

 俺が本当にしたいのは、一人の少女を助けることだ。
 彼女は断末魔をあげていた。きっと苦しんだことだろう。俺はそれを無視したくないんだ。


 ……トラヴィス、頼む。一つやりたいことがある。力を貸してくれないか?」
(-16) 2021/10/21(Thu) 21:35:55

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル

/*
お疲れ様よ。魚川武V2よ。
ごめんなさいね、ちょっとアタシリアルがばたばたしててレスのお返事が遅れそうなの。

でも四日目の行動を縛らないために一応三日目時空のこと先にお伝えしておくわね。

ミズガネはひとまず待ってくれているユピテルとお話をするわ。
それから「ゲイザーの中には殺人鬼がいるので気をつけろ(ゲイザーPLさんからは告発許可をもらっているわ)」「竪琴はお前に預けたい」という旨のことを確定でお伝えするつもり。

それ以外は何するか何も決まっていないけど、何もなければこちらからはそのほか色々お話をするだけになるんじゃないかしら。予定は未定だけど。

私からは以上よ。四日目も気にせずのびのび動いてちょうだいね。
(-18) 2021/10/21(Thu) 21:45:04

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 舞台人 トラヴィス

「対価。対価……か」


少しだけ思案して、静かに口を開く。

「……吟遊詩人の仕事を再開する。
 それで、一番初めに歌うのは──

 ──今俺が目の前にいる相手の事。
 お前の為に、お前の歌を、お前に捧げる」


許されるなら、だけど。
付け加えられた言葉は、少しだけ弱々しかった。

誰にも見向きされなかった自分の歌が対価になるかは分からないけれど、捧げられるものといえばそれしかなかった。

「どうだろうか」


エメラルドグリーンが、静かに見つめる。
貴方の歯車に注せる油になり得るかどうか、裁定を待っている。
(-66) 2021/10/22(Fri) 2:58:24

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 死神 ゲイザー

/*
快い返事ありがとう。それでは行動の為に根回しをしてくるので、気長に待っていてくれ。

ゲイザーの心臓が鉄で出来ていてよかった。ありがとう。
オーケーが出たのでPLの心臓は気にせず轢き潰そうと思う。と言ってもささやかな告発ではあるがな。
それじゃあどうぞよろしく。死の宣告をどうぞお楽しみに。
(-67) 2021/10/22(Fri) 3:06:09

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 浮遊想 テラ

「言っておくが俺はマゾなんかじゃないしアブノーマルな趣味は持っていないしむしろそれは暴言を嬉しがったお前じゃないのか???語弊ありまくりだが???」


ぷわわ〜した気配がしたので、男も同じくらい詰め寄った。つかつかつか。

「出来るかなと思ってきてみたが。
 ……出来ているよ、ちゃんと」

噛み締めるような呟きもちゃんと拾い上げる。

「……誰にも見向きされない透明人間のような扱いが何より苦手だったことを思い出したんだ。此処で一回死んでから。
 そう思ったら、お前の事が気になってな。もしかしたらお前も苦しい思いや寂しい思いをしていたんじゃないかって」

それから、気まずそうに帽子を少し直すふりをする。

「……だからこうして話に来た。お前があの時何で俺の元に来たのか、どうしてあんなことをしたのか。
 そもそもお前はいったいどういう人なのか。
 ……お前の事を拾い上げられなかった分、今、沢山知りたいんだ」

姿までは見る事ができない。けれど、気配は感じる事ができる。
だから貴方がいるであろう方向を、真っ直ぐに見つめ続けた。
(-70) 2021/10/22(Fri) 3:17:44

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 死神 ゲイザー

ミズガネPLより、リーパーPLへ

楽しくなったので返すぞ。

首洗って待ってろ。
(-71) 2021/10/22(Fri) 3:19:36

【独】 よいが来ない ミズガネ

言ったなかのうさん???

心臓ミンチにしてパイに入れてやるよォ!!!ギャハハハハハ!!!!


(これはゲイザーがかのうさんだという前提で話しています)
(違ったらもちぱいが細かく砕かれてパイに混ぜ込まれます)
(-72) 2021/10/22(Fri) 3:22:35

【独】 よいが来ない ミズガネ

oppai

てすと

てすと

てすと

てすと

oppai
(-75) 2021/10/22(Fri) 3:44:32

【独】 よいが来ない ミズガネ

仕事終わってようやくユピテルという推しのレスを読んでいるんですけど

推し、良すぎてやばい

たすけてくれ
(-77) 2021/10/22(Fri) 3:52:45

【独】 よいが来ない ミズガネ

こんな良すぎるもの無料で見ていいんですか?後から請求されません?

いや請求されてもミズガネの体を売ってでも払いますけど………………
(-78) 2021/10/22(Fri) 3:53:40

【独】 よいが来ない ミズガネ

俺……お姉ちゃんに押しつぶされて死ぬかも……

本望だわ………………
(-79) 2021/10/22(Fri) 4:14:18

【独】 よいが来ない ミズガネ

一日目の時系列、どうしようかと思っていたけど

ゲイザーと会話(秘話部分)→送り届けるとこでトラヴィスと会う→トラヴィスに強姦される(秘話部分)→疲労困憊のまま部屋に戻る→テラ襲撃(秘話部分)→体が冷たくなる→キエ訪問(秘話部分)→安直に契約しちゃう→ベッドで休んでいたらユピテルが来る→ユピテルと飲んでえっち(秘話部分)

こんな感じか
(-80) 2021/10/22(Fri) 4:27:48

【独】 よいが来ない ミズガネ

いややっぱり一日目の密度おかしすぎんか?
ミズガネどうした???
(-81) 2021/10/22(Fri) 4:28:19

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル

【一日目】

男は肌を重ねる相手をとことん甘やかし愛を与えることはしても、相手からの行動には慣れていなかった。というより、ユピテル程積極的な女性とは寝たことがなかったのかもしれない。

自分が責められる事を全く考えていなかった男は照れと恥ずかしさと申し訳なさをないまぜにしたような面持ちのまま歯を食いしばったけれど、耐えきれずに何度もひくりと体を震わせてあえかな声を上げた。やけに体が快楽を拾いすぎていたようにも見えるだろう。
男は途中照れ隠しを兼ねたささやかな抵抗として、波打つ豊かな栗色の髪を持ち上げて普段隠れているうなじに少し赤い花を咲かせた。

貴方が思い出せなくなった言葉を男が拾ったかどうかは、男本人しか分からない。
でも、誰にも知られないよう胸の奥に大切にしまい込む事にしたようだ。
だから、貴方が仮に声に出していたとしても。
男はそれに、その愛に。深い口付けを以って丁寧に返したことだろう。
貴方によって溶かされた氷が、水となって両の目から流れるのも構わずに。


WただのユピテルWとWただのミズガネW。
二人の雪解け水のような混じり合いは、こうして過ぎてゆく。


まだ異変の足音が遠かった日のことのおはなし。
(-109) 2021/10/22(Fri) 12:48:30

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル

【三日目】

(ロールの前に、竪琴を拾ってくれたユピテルにもしかしたらの事前情報開示です。お伝えし忘れていたわ。ごめんなさいね。
情報を得られたかどうかはお姉ちゃん次第よ)

もし貴方が抱えた竪琴をまじまじと見ていた場合。
竪琴の側面に、本当に小さな小さな文字で「コトハ・ミズガネ」と彫られていることに気付けるかもしれない。
竪琴を持つ際に手でちょうど隠せそうな位置にあるだろう。

(-110) 2021/10/22(Fri) 12:49:20

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル

【三日目】

男は扉を開ける手段を持っていない。
それ故に扉が閉まっている部屋へは隔たりをすり抜けて入室するが、そのたびに自分は生者ではないのだと突きつけられているような気がして胸を締め上げられる。

重苦しい心持ちのまま自分の部屋に戻ってきた男だったが、すっかり見慣れた部屋にある見慣れないもの――目を閉じる貴方の姿を即座に見つけて、思わず息を飲んだ。

「ユピテル……?」

信じられないと言った心情をはっきり表したような震え声が、部屋に満ちていた静寂を揺らした。
(-111) 2021/10/22(Fri) 12:50:12

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 舞台人 トラヴィス

哄笑に、落とされた口づけに、ふるりと体が震える。これは高揚だろうか。或いは緊張?
どちらであっても構わない。舞台の幕は上がっている。それなら、何が何でもこの物語を走り切るしかないのだ。

「お前が演じるのは伝達人メッセンジャー
俺と他のゲスト、死者と生者を繋ぐ大事な役割だ。死人に口なし……その事実をお前が、その手で打ち壊す」

しゃがみ込む貴方の両頬に手を添えて、自分もまた体を折り曲げる。

貴方の唇を、ひやりと冷気がくすぐる。

詩人の唇がそっと重ねられたのだ。

(-114) 2021/10/22(Fri) 14:13:18

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 舞台人 トラヴィス

「……頼むぞ、トラヴィス」

その口付けは誓いであり証明だ。
主人気取りでもケダモノでも無いことを示す、男が自ら貴方に歩み寄った証。

(-115) 2021/10/22(Fri) 14:13:50

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 舞台人 トラヴィス

「ペンと紙はあるだろう?今から俺の言葉を文字に書き起こしてもらう」

『館にいる者たちに告げる。
 俺、ミズガネは殺された。殺されて、死体として神隠しに遭いやすい形となって透明な存在になってしまった。

 俺の言葉は今、あらゆる境界線上に立つトラヴィスに代理で紡いでもらっている。

 犯人は『リーパー死神』。
 
とある少女の内側に隠れ潜んでいた殺人鬼だ。


 この文章を読んだ者よ。
 俺の言葉が視える者よ。

  
どうか死神を死者の世界に帰ってもらうよう願ってはくれないか?



 俺は少女の断末魔を聞いた。本来肉体の持ち主である彼女の声だ。
 きっと彼女も苦しんでいるかもしれない。どうか、どうか彼女を助けてほしい』


(-116) 2021/10/22(Fri) 14:15:40

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 舞台人 トラヴィス

「……ああ、二枚目も必要だな。次はこう書いてくれないか」

『これがトラヴィスの虚言だと、何かの悪戯だと思う者もいるだろう。
 だから俺はこの言葉が俺自身で紡いだものであるという証明を一つここに残す事にする。

 
ゲスト、ユピテルに預けた竪琴に俺のフルネームが彫られている。


 ミズガネはファミリーネームだ。ファーストネームは館に来て誰にも教えてなんかいない。竪琴だって神隠しに遭うまでは誰にも触らせてなんかいない。

 確実な証明ではないが、ペンすら握れない俺が差し出せるものはこれしかない。

 この声が、透明でなくなることを……もう一度少女が笑って帰ってきてくれる事を、俺は願っている』


(-117) 2021/10/22(Fri) 14:16:43

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 舞台人 トラヴィス

「……伝えたいことは以上だ。

そして、これを広間という誰もが見ることのできる場所に貼ってほしい。
 その上で、お前が声をかける事ができる下女達などに声をかけて張り紙を破る者が現れないよう見ておいてほしいと頼んでくれないか?


館のあらゆる者に声をかける事が出来るのは、きっとトラヴィスが一番適している。お前だから出来る事だ。


 ……どうだろう。頼めるか?」
(-118) 2021/10/22(Fri) 14:17:37

【独】 よいが来ない ミズガネ

ポリエチレン手袋100…………
(-126) 2021/10/22(Fri) 15:43:11

【独】 よいが来ない ミズガネ

俺お前に刺されて限界になって助かってるのに助かってないんだが?
(-127) 2021/10/22(Fri) 15:43:48

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル

「なん、えっ!?す、すま、

 
あー……
その……
ごめん」


響き渡る叫びにぎょっとして、それから慌てて竪琴を抱きしめる貴方の元へと駆け寄った。コートが乱れるのも帽子がふわりと揺れるのも気にしていられない。

「ああ……頭を冷やそうと思って歩いてたらいつの間にか時計塔に行ってて……いや、それはもうこの際どうでもいいな」

手を伸ばす。栗色の豊かに波打つ髪を梳こうとする。
けれど自分の指はその柔らかな感触を掴むことはできず、ただ空を切るばかり。数日前はあんなにも触れる事ができたのに。

「………………皆が皆、俺に気付かないんだ。昔と同じ。凍え震えてそのままずっと動けなくなるんじゃないかと思うほどに、寂しかった」

格好つけの男は、素直に寂しさを口にした。それはきっと今の状況が取り繕うこともできない程追い詰めていたというのもあるが……それ以上に、相手が傷を見せた貴方だったからという理由の方が大きかった。

「ただいま、ユピテル」

(-132) 2021/10/22(Fri) 16:14:46

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル

どうして自分の声を聞く事が出来るのか、一瞬疑問に思ってもそれはすぐに溶けて消えてしまった。
元より相手は人々には見えないだろう存在の声を聞く事が出来る相手だ。世界と寄り添ってきた貴方が自分の声を拾い上げてくれるのも、何らおかしなことじゃない。

「……それから、ありがとう。
 ずっと、ずっと待っていてくれて」

触れられないと分かっていても、動かずにはいられなかった。
声が届けられるのなら、せめて近くで届けようと、耳元でそっと囁く。
(-133) 2021/10/22(Fri) 16:15:19

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル

/*
ポリエチレン手袋100さんお疲れ様よ。真・魚川武です。

こちらこそレスを投げたら三倍でも五倍でも百倍にでも威力が増して返ってくるお姉ちゃんのレスに限界を迎えています。赤文字で出血しながら呻いています。これを本当に無料で読んでいいんでしょうか。オネエ言葉も吹き飛ぶくらいには限界です。

無理はしないようにロールを遊んでいるので大丈夫です。お姉ちゃんもどうか体には気をつけて無理なくお話してください。

本当はお部屋に来てくれた時点で情報を明かそうと思っていたのですが、すっかり忘れていましたごめんなさい。ちなみに「名前は今はまだ秘密にしておいてくれ」とミズガネはこれから先伝えるかもしれません。

こちらも平行どんとこいです。お姉ちゃんのロール何もかもが美味しくて大好きなので、無限にお話しましょう。対戦よろしくお願いします。でもミズガネはユピテルのおかげで幸せになれるかもしれないけどミズガネはユピテル幸せにできるのか……?幸せにしたい…………

以上、中継の魚川武hyperでした。
(-134) 2021/10/22(Fri) 16:15:37

【独】 よいが来ない ミズガネ

お、狼〜www
(-135) 2021/10/22(Fri) 16:49:57

【独】 よいが来ない ミズガネ

館1の仲良し三人組見習いなさいよ!見なさいシービィとハヤブサとネームレスの仲良しっぷりを!!アンタ達!!!!二人しかいないんだから仲良くしなさいよ!!も〜!!!
(-136) 2021/10/22(Fri) 16:52:07

【独】 よいが来ない ミズガネ

おさとうトラヴィス愛してる
(-167) 2021/10/22(Fri) 21:37:39

【独】 よいが来ない ミズガネ

この村本当に無料で見ていいんですか?????
(-168) 2021/10/22(Fri) 21:37:56

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル

「何か、したかった。その柔らかな髪を梳いてやりたかった。
 ……この間は、好きなだけ愛でる事ができたのにな」

今この時だけ、ある意味彼女に見えなくなってよかったと男は内心安堵する。
泣きそうな顔が、ばれなくて済むから。

そんな顔のまま、貴方の言葉に耳を傾ける。

悪い子だと自ら語る話に、名前を付け難い愛おしさがあふれることも。
信じて待っていたという言葉に、抱きしめたくなるほどの嬉しさと苦しさが込み上げることも。

全部全部、飲み込んで。
貴方の頬を撫でる雪解け水を拭おうと、もう一度だけ手を伸ばす。

先程もきちんと触れられないと分かっているのに。
それでも、黙って見ているなんて出来なかったから。

「……ユピテル。その言葉、その気持ちだけで、俺の胸には温もりが灯っているよ。

そうじゃなければ――」

――今こうして熱い涙が流れている筈ないのだから。

(-170) 2021/10/22(Fri) 21:57:53

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル

最後まできちんと言えただろうか。
涙が邪魔をして、上手く話せなかった気がする。

「ユピテル」

格好がつかないな、と内心自分に悪態をつきながら、頬に手を添えて……貴方の唇に、自分の唇を重ねようとする。

「ああ……、俺だって謝りたいよ。
 目の前で泣いている愛しい人の涙も拭えないなんて。こんなに苦しいことなどない」

緩やかに頭を振って苦笑いを浮かべたところで、もう一つ別の音が耳に飛び込んでくる。
視線を音のする方へ。

「……竪琴。拾っていてくれたのか?
 …………お前には頭が上がらないな。壊されていたら、きっと俺の胸にも一生治らない傷がついていたと思うから。

 …………それ、俺が吟遊詩人を志して故郷を出た時に、兄と弟がくれたものだったから」

名前が彫られたそれは、仕事では使っていなかった。けれど酒と女に溺れても手放せなかったそれは、今となってはただ一つしかない男の持ち物だったのだ。
(-171) 2021/10/22(Fri) 21:58:10

【墓】 よいが来ない ミズガネ

その劇を見た。
その男を見た。
その空間を、その空間を彩る全てを見た。

「……っ」

目を奪われる。
自分が頼んだものよりも遥かに大きく、遥かに引き込まれる舞台が目の前に広がっていた。

自堕落に溺れていた心の中に、かっと熱くなるような高揚感が灯っていく。

嗚呼……嗚呼。
そう、そうだった。
己の憧れはそういう存在だった。
(+4) 2021/10/22(Fri) 22:04:53
よいが来ない ミズガネは、メモを貼った。
(c22) 2021/10/22(Fri) 22:05:55

【墓】 よいが来ない ミズガネ

帽子を深く被り直して、俯く。
熱くなる心のままに泣いてしまいそうで、表情が崩れてしまいそうで。

誰に見られるわけでもないのに、そうしたかった。

「トラヴィス……ありがとう」
(+5) 2021/10/22(Fri) 22:08:34
ミズガネは、暫くの間、広間に立ち尽くしていた。
(c23) 2021/10/22(Fri) 22:09:07

【墓】 よいが来ない ミズガネ

「……トラヴィス。礼を言う。
 …………前のことは一生根に持つが、この恩もまたきっと忘れないだろう」

舞台人の一挙一動を見届けて、独り言つ。
皆が同じように願ってくれるか分からないからこれは賭けだ。
でも、「願えば何かが変わるかもしれない」という予感だけは男の中でほんの少し芽生えていた。
揺蕩っていた夢の底から、少しずつ浮き上がってきているのだろう。


「リーパー。俺を殺して満足したか?神隠しに遭わせてしまえば何も出来ないと思ったか?
 俺が壇上から引き摺り下ろされて大人しくしている人間だと思ったなら。

その身をもって考えを改めることだな、ご愁傷様。
自堕落に溺れる俺を動かしたのは、お前だよ」


男は身勝手な性格で、身勝手な理由で動く人間だ。
だから、どこかの宇宙服に身を包んだ男にもし問いかけられたとしても、「俺が救いたかったのは少女だから知ったことではない」と述べるだろう。
……
少女が『彼も救いたい』と願うなら話は別かもしれないが。

今その少女は、眠りについたままだ。

「本当はお前のこと、もっと知れたのならよかったんだがな」
(+11) 2021/10/23(Sat) 4:10:39

【墓】 よいが来ない ミズガネ

「少女の内側に潜む殺人鬼。題材としては非常に面白い。
作家はそこからミステリでも悲劇でもなんでも膨らませるだろうし、詩人ものびのびと感情を乗せて歌い上げるだろう。

でもな……」

(+12) 2021/10/23(Sat) 4:11:31

【墓】 よいが来ない ミズガネ

「すまないな」

「女を傷つけ苦しめる奴の物語など、俺は死んでも歌えない」
(+13) 2021/10/23(Sat) 4:13:39
よいが来ない ミズガネは、メモを貼った。
(c29) 2021/10/23(Sat) 4:15:16

【独】 よいが来ない ミズガネ

ユピテルがこんなにも人のことを想える人なのにこのミズガネって男だめすぎて引っ叩きたくなってきた
(-210) 2021/10/23(Sat) 4:38:50

【独】 よいが来ない ミズガネ

ザシュ(自決する音)
(-211) 2021/10/23(Sat) 4:39:08

【墓】 よいが来ない ミズガネ

>>34 ユピテル

「……ユピテル」

男は振り向かない。貴方は自分と再会した時のように目を閉じているのかもしれないと予想はつくけれど、それでも、顔を合わせる事ができなかった。
断末魔を上げる少女を見捨てる事ができなくて、どうにか考えて動いた結果だ。後悔などしていない。
……けれど、自分だって事情を何一つ聞いていない。

「……いいや、知らない。
 俺だって、聞けるなら聞きたいさ。
 あいつに殺された瞬間はまだはっきり思い出せる。死ぬほど辛くて苦しくて、今も思い出すと怖くて仕方がないけれど」

 誰にも見えないくせにッ! 
 オレと同じ、ひとりぼっちの癖に!!


「……救えるなら、救ってやりたいよ。
 その判断をするユピテルを、俺は否定しない。許さない筈がない」

頭の奥で、かすかに聞こえた似た者同士の残滓が響いている。
殺人鬼の苦しみを完全に理解する事が出来なかったとしても、ひとりぼっちの苦しみは、自分もよく知っている。

……けれど。

(+14) 2021/10/23(Sat) 5:18:40

【墓】 よいが来ない ミズガネ

「でも、もしそれで、ユピテルが危険な目に遭ったら?」

自分はユピテルのように多くの為に心を砕く事ができない。
自分は親しい者を優先する。酷く身勝手で、ろくでもない人間であることは自覚している。

「もしそれで、お前が襲われて死んでしまったら?」

「そんな考えばかりが、頭に浮かんでしまうんだ」

(+15) 2021/10/23(Sat) 5:19:44

【墓】 よいが来ない ミズガネ

「お前が死んだら俺はきっとあいつを一生許せない。
 例えお前があいつを救ってくれと願ったとしても」

「俺自身が死ぬことより、お前が死ぬほうがたまらなく怖くて苦しいよ、ユピテル」
(+16) 2021/10/23(Sat) 5:22:57
ミズガネは、消え入る声で呟いた。「本当に、身勝手でごめん」
(c30) 2021/10/23(Sat) 5:23:52

ミズガネは、顔を上げる事ができない。
(c31) 2021/10/23(Sat) 5:24:03

よいが来ない ミズガネは、メモを貼った。
(c32) 2021/10/23(Sat) 5:31:33

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 浮遊想 テラ

「あ、あー……そう、か。広い意味で考えるとそうなるか。無視が何より辛いもんな。反応あるとそれだけで嬉しくなる……か……。
 俺、まだまだ贅沢言ってたんだな。無視の代わりにたまに貰っていた侮蔑とか嘲笑とか、意味ありげな視線は怖くて怯えてたから」

うろうろに合わせてこちらも視線をうろうろ。

「でもそうか、思った通りの評価がもらえたのなら確かに嬉しいな」

それに越したことはない。思った通りの評価がいつだって貰えなかった男は繰り返し頷いた。

(-212) 2021/10/23(Sat) 6:03:49

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 浮遊想 テラ

「あ、あー……その。落胆させてすまなかった。
 …………………………ただいま。……なんて、今言っても遅すぎるだろうけど。
 分かっててやめなかったのは……俺も酷いことしたし、お互い様でいいんじゃないか……?」

ばつが悪そうに答える。

「……ひとまず、全部教えてくれたこと感謝する。
 お前はさ、こういうことをずっとしてきたのか?……ああいや、もっと正確に言うなら。

 お前は館に来た時から、透明な扱いをされていたのか?」
(-213) 2021/10/23(Sat) 6:04:18

【秘】 よいが来ない ミズガネ → くるみ割り人形 トラヴィス

「ゔ」


ぴしゃりと放たれた言葉に男は萎縮する。相手はいわばアーティストとしての先輩であり、自分と違ってちゃんとしたプロだ。そんな者からのダメ出しは流石に堪えたらしい。

メモ一枚きりを手に取って、悠々と語る貴方を見やる。

自分には終ぞ持てなかった自信あふれる微笑みに思わず目を細める。

(ああ、この人はきっと本物だ)

大きく開け放たれた扉を見やり、男もまた追いかけるように開幕するステージへと駆けるように向かっていった。


そうして、目の当たりにすることになる。
自分がかつて追い求めていた理想を。
(-232) 2021/10/23(Sat) 14:45:21

【墓】 よいが来ない ミズガネ

>>35 ユピテル

唇を噛む。自分だって彼女の言葉に助けられた。死ぬことを躊躇わず何でも言えるその姿勢が大きな魅力であることはよく知っている。

何も言えなかった。
貴方の言う通り、今の貴方を作る全てに惹かれたのだから。
自分の言葉に決して頷かない貴方の答えに胸が締め付けられそうになって。でも、「ああやっぱり好きだな」という気持ちが浮かんだのも確かだ。

(+23) 2021/10/23(Sat) 16:10:07

【墓】 よいが来ない ミズガネ

>>36 ユピテル

「ユピテル」

もう一度名前を呼ぶ。
立ち上がり、振り返る。

自分がしたいのは愛することであって束縛することじゃない。
本当はついて行って後ろから死神の彼に睨みを利かせてやろうかとも考えたけれど。
それで彼女が聞けたいことも聞けなくなってしまうのは本意じゃない。

「信じてる」


でも、それだけじゃ足りない。

「『自分がこうしたい』と思ったことをしてくれ、ユピテル。
 俺はどんな選択をしても、お前を応援しているから。

 お前が道を選んで進むことを、自分のことのように嬉しく思えるのだから」


ずっと迷って傷ついている貴方を見たが故の言葉。
言葉を重ねながら、拒まれないのなら抱きしめる。もう寒さはどこにもない。氷のような冷たさは、貴方が溶かしてくれたのだから。

我儘を通した罰で動けないのなら此方が許しを与えるまでだ。
(+24) 2021/10/23(Sat) 16:11:47

【独】 よいが来ない ミズガネ

胎を撫でる仕草好きなのでキエやめてくれない?(やめないで)
(-244) 2021/10/23(Sat) 16:50:19

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル

【三日目】

「温かい……。そう、か。
 俺の心がそうなのだとしたら、それはお前のお陰だよ、ユピテル。お前が温めてくれたから、俺は凍えずにいられるんだ」

それは生きている間、どれだけ欲しても望んだ時に得られないものだった。
透明な存在であった自分を見てくれた事が、この世界に自分はちゃんといると証明された事が、どれほど嬉しかったことか。

死んだことはずっと痛くて辛くて苦しくて、嫌なことしかなかった。死んで良かったと思えるほどそこまで現金にもなれなかった。
でも、それと引き換えに得られたものは確かに大きくかけがえのないものだと、心に広がる温もりが証明していた。

(-247) 2021/10/23(Sat) 16:57:34

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル

跳ねる体。唇をなぞる指。そしてかんばせを彩る表情。
それら全てを逃すものかと目に焼き付けていた男の耳に届く、四文字の温かさ。

今まで紡いできた花を愛でるどんな台詞よりもシンプルな言の葉。
でも、だからこそ胸の奥底に真っ直ぐ届いて柔らかな熱が広がっていく。

「…………俺も」

貴方に返ってきたのは、同じように単純で、普段の気障たらしな男が浮かべるにしてはあまりにも素朴な微笑みだった。

(-248) 2021/10/23(Sat) 16:57:50

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル

貴方の涙が止まるのを確認すれば、男は安堵したように小さく息を吐き出した。これでおしまいと笑う貴方に同調するように、かすかな笑みを含ませて。

「見つけてくれたのが、抱いてくれたのがお前で良かった。
名前は……そうだな、お前なら見てもいい。俺の傷を受け止めてくれたお前なら。女みたいな名前だったから、好きじゃなくてずっと隠していたんだが」

気恥ずかしいのか、若干口籠もっている。

「……愛されている、か。そんな資格、あるとは思えないのにな。兄にも、弟にも。
 愛してくれている者に、どうやって返したらいいんだろう」
(-249) 2021/10/23(Sat) 16:58:14

【秘】 よいが来ない ミズガネ → 浮遊想 テラ

「…………」

悪い人ではないかもしれないのだが、既に引っ掛かった自覚はあった。脳裏に探偵の姿を思い描く。
ばつが悪そうにわたわたしている貴方の前で視線をうろちょろした。

「被害者かもしれないけどな。でも、それでも俺はお前を憎むことはできないよ。完全に理解することは出来なくても、俺も似た痛みを知っているから」

笑ったような気配をなんとなく感じて、男はそっと手を伸ばす。
頭を撫でられるんじゃないかと願いながら。

「ああ、テラ。あいつ、お前だったのか。
 …………」

考えて考えて、ひとしきり考えて。

「……なあ。お前はさ、自分を歌にされることは嫌いか?」

そっと、提案する。
(-251) 2021/10/23(Sat) 17:07:38

【秘】 よいが来ない ミズガネ → くるみ割り人形 トラヴィス

/*
お疲れ様よ。
そういえば竪琴がユピテルから貴方に手渡されたし、貴方にも情報開示しておくわね。
以下、ユピテルに渡した竪琴の情報よ。

+++

もし貴方が抱えた竪琴をまじまじと見ていた場合。
竪琴の側面に、本当に小さな小さな文字で「コトハ・ミズガネ」と彫られていることに気付けるかもしれない。
竪琴を持つ際に手でちょうど隠せそうな位置にあるだろう。
(-252) 2021/10/23(Sat) 17:09:40
 




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ブイブイ〜

犠牲者 (4)

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ミズガネ(3d)
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透明に触れたい

ポルクス(4d)
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チャンドラ(4d)
16回 残 たくさん

賢者では、ないの

処刑者 (3)

キンウ(4d)
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ゲイザー(5d)
4回 残 たくさん

 

キエ(6d)
13回 残 たくさん

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