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【墓】 瑞野 那岐[絡めていた手を解いて、息を吐く。 触れ合っている部分から 少しでも彼に熱が、悋気が伝わりそうで。 自身の知らないところで自身のあられもない姿を 想像して自慰をする姿が脳裏に浮かぶのを 抑え込むように離れようとするのに。 今度は言葉で制されて、] ……ぁ、……景、斗さ……ン、 ッ、……ふ、 [今度は慰めではない。 確かに熱を煽るような口づけに、喉が鳴る。] (+33) 2023/12/27(Wed) 20:22:15 |
【墓】 瑞野 那岐[舌先を引けば追ってくる舌が絡め取る。 くちゅりと音が立って、鼓膜がそれを拾う。 送り込まれる唾液を、ン、と喉を鳴らして飲んで。] ん、ンッ、……ぅ、…… は、 ……ぁ、口内に残っていた カスタードクリームの味もなくなるくらいに 彼の味に馴染んだ頃に唇を解放された。 キスだけでくたりと力の無くした身体が 彼の胸の内に沈んで。] (+34) 2023/12/27(Wed) 20:22:42 |
【墓】 瑞野 那岐[とろん、と落ちた瞳を持ち上げて彼を見上げる。 先程まで逃れようとしていたはずなのに、 抑えられると逃げられなくなってしまう。 逃がそうとしていたはずの熱も、 高められたキスにちりちりと煮やされたまま。] ……ほんと、に。 触る、だけ……? [確認する声に微かに誘いが混じる。 ゆっくりと下方へ降りていく手は、 まだ刺激もしていないはずの下腹を撫でるから、 きゅう、と切なくなる感覚を覚えた。*] (+35) 2023/12/27(Wed) 20:23:52 |
【墓】 高野 景斗[ 首の後ろに回した手を、ゆるく引く。 口づけの合間に名を呼ばれることで尚、 興奮に、震えてしまい、 ] かわい、 [ 制するのが間に合わず、 強く拒否することもできず。 逃げそこねた舌先を絡め取られて 段々と、制してしまわなければという 気持ちが小さくなっていくのだろう。 唇を解放したその時にはもう、 くたりと、体が力を無くしていたから。 ] (+37) 2023/12/27(Wed) 21:48:06 |
【墓】 高野 景斗[ キス一つで、熱が灯るように 広がっていく、やらしい体に、 自分がしたのだと思うと、にんまりと笑ってしまう ] うん、最後までしたら 朝になっちゃう ……朝になっても離してあげられないかもね 俺、しつこいから [ 知ってるでしょう?と問う声に、笑みが混じる。 ] 那岐くんには俺が触るから、 俺のは君が触って、 [ もこもことした触り心地のよい フリース生地を辿って、下半身を一無でしてから 首の後ろに回していた手は、上半身を包む ルームウェアの裾をくぐり、腹から指を上へ、上へ ] (+38) 2023/12/27(Wed) 21:48:23 |
【墓】 高野 景斗 こっちも、好きでしょ? [ 刺激を受けておらず、まだ尖るに至らない 突起を、摘むように指で挟み込んで。 ] 一人でしてないなら すぐ気持ち良くなっちゃうかもね [ そこ、で快楽を拾えるように育てたのもまた 自分、であるから。今夜もまた丹念に、 可愛がるつもりで、くにくにと指に力を加えていく。** ] (+39) 2023/12/27(Wed) 21:48:34 |
【墓】 瑞野 那岐[性欲が強いかどうかでいえば。 今までなら人並みだと応えていただろう。 それが自慰に繋がるかといえば それもまた人それぞれだと思っている。 料理人という力仕事をしている為か、 体力を消費し、疲れ果てた身体で帰った頃には そのままシャワーを浴びてすぐに眠ることが多かった。 ただ、彼と付き合い始めてからは 触れられる心地良さを覚えてしまったから 人肌が恋しくなるような夜も、あった。 一人で致してしまえば刺激が物足りなくなることも 少なからず、気づいてしまっていた。] (+40) 2023/12/27(Wed) 22:50:08 |
【墓】 瑞野 那岐[”愛すること”、だけじゃなく、 ”愛されること”を覚えてしまったカラダ。 かわいい、と囁かれることも、一度や二度じゃない。 彼の前では、そうなっているのかもしれない。 しつこい、と自称する彼の愛し方を知っているだけに 確認するように問われたら、頷く他ない。] 俺、より、景斗さんのほうが朝早いでしょう? 俺は昼からだから まっ、だ、眠れ、ますけど……っ、て、ンっ [ぽそ、ぽそ、と時間を気にするように上目に問う。 止められる自身がない、と言っていたくせに。 手は既に柔い場所に触れ、裾に潜り込む。] (+41) 2023/12/27(Wed) 22:50:35 |
【墓】 瑞野 那岐…… ぁ 、ぅっ……、[掌が肌の上を滑っていき、 引っかかりを覚えた部分で止まる。 きゅぅ、と尖りを指先で抑えられたら声が漏れた。 まだ軽く触れられただけなのに 反応するみたいに膨らみが彼の指を押し返す。] (+42) 2023/12/27(Wed) 22:51:03 |
【墓】 瑞野 那岐 ……ン、ぁッ……、 だめ、……摘、んだら、……ぅッ、…… [刺激を与えて育てるみたいに、押し潰され捏ねられて 彼の腕の中で身悶え、身を縮こまらせていく。 解いた手が藁に縋るみたいにこたつ布団を掴んで。 感じ入るように背中を丸めて、弱く首を振った。*] (+43) 2023/12/27(Wed) 22:51:36 |
【墓】 高野 景斗[ 仕事場で見せる、卒のない動きや、 規則的に手を動かしながら、的確に 後輩に指示を出している所なんかも、非常に 好ましく思っている。 彼のパーソナリティとして、世話好きで 仲間思いなところが遺憾なく発揮されているので。 そういう格好良い、紺色のキャスケットを 被る彼と。 なんだかんだ、惚れた相手の絆されて しまうときに見せる、仕方ないなって風を 装いながらも流されてしまうような 自分にだけ見せる、素顔の彼と、 両方、愛おしい。 ] (+44) 2023/12/28(Thu) 20:33:41 |
【墓】 高野 景斗[ 君のだめ、が、もっとして、 なのはもう身に沁みて理解しているから。 ] 裾、持って? [ 自ら晒してとばかりに、服の裾を握らせて 捲らせたら、刺激を受けずに寂しそうな もう片方の突起を唇で挟む。 ちう、と吸い上げる傍ら、 お留守にならぬよう、胸の尖りを片手で、 少しの刺激を受けて、僅かに膨らむ 陰茎部をゆるく撫でてやる。 ] イイ? [ 聞かずとも反応でそれを知れることに対しては 男という生き物の構造は酷く便利だけれど。 それでも、聞いてしまうのは 夢や想像上では、思い描けないことを して、みせて欲しいから。* ] (+47) 2023/12/28(Thu) 20:34:19 |
【墓】 瑞野 那岐[触れたいのはこちらも同じ。 けれど、止まれなくなるからと聞こえたから、 躊躇いも生まれたはずなのに。 充電と評して強弱を付けて与えられる刺激が 弱い箇所を突いてくる。] ……っ、 は、ぅ ……、[言葉で懐柔して、断れないことを知っていて。 触れられて喜ぶのを知っていて、 問い掛けてくる意地悪な声に薄く唇を噛む。 カリ、と爪先で引っ掻かれたら、ぴくんっとまた身が跳ねた。] (+48) 2023/12/28(Thu) 21:29:29 |
【墓】 瑞野 那岐[身体が反応し始めていることを 自覚させるように口にされて、じわりと目に涙が溜まる。] 触ら、れ、たら……ッ、そりゃ……、ッん、 ぁ、ぁッ……、っ……、 [口をつく否定の言葉に意味などない。 知っている癖に認めさせようとするのが憎らしい。 か細く啼くように声を上げて堪えていれば、 身体を反転させられて向き合う形に代わり、 こたつの意味を為さなくなってしまう。 彼を腰を跨ぐようにして座り直して、 はぁ……と甘い息を零せば 微かに笑うような気配がした。] (+49) 2023/12/28(Thu) 21:30:04 |
【墓】 瑞野 那岐[持って、と優しく促す声に逆らえるはずもなく たくし上げられた裾を鎖骨の上で抑え。 見上げてくる瞳を見下ろすとき、 少しもの言いたげになるのは仕方がないだろう?] 触られたら、だめになるのは俺だって 知ってるくせに……、 ぁッ、ゃ、……ぅン、 っ……、 [訴えたのも束の間、外気に晒した尖りを 唇で覆われたらまた身体が震えた。 唇で、手で、赤い蕾を愛撫されて、 思わず背を仰け反らせ。] (+50) 2023/12/28(Thu) 21:30:35 |
【墓】 瑞野 那岐[降りた片手が、弱く反応し始めた下肢を撫でる。 ふ、ふ、と浅く呼吸を紡ぎながら 濡れた瞳をまつ毛で覆い隠し、] ……ん、 ……きもち、ぃ [自らも快感を追い求めるように 包み込もうとする掌へ 膨らみを押しつけるように腰を揺らして。*] (+51) 2023/12/28(Thu) 21:31:21 |
【墓】 高野 景斗 やらしい、誘われてるみたいで たまらないな [ こちらも、ふ、と息を吐いて、熱を逃がす。 けれど、自らの与えたもので興奮して、 こうなっていると思うと、堪らず、下着ごと 引き下げて、直接そこを手のひらで包み、 ] 硬くなってきた…… [ 呟いて、弱いと告げられている場所を、 親指で、ぐり、と刺激して。* ] (+54) 2023/12/28(Thu) 22:43:28 |
【墓】 瑞野 那岐[頷きに肯定されるみたいだ。 いやらしくくねってしまう腰も、 舌先で育てられた乳頭が彼の舌を押し返すのも。 彼によって作り変えられた身体一つ一つ、 悦びを感じるみたいに敏感に反応してしまう。 それがワルいことではないと言い聞かせるみたいに 囁く声がもっと、だめになっていいと、言うから。] ……ふ、ぅッ……、 [それだけでぞくぞくと背筋を抜けていく快感に 握りしめた裾をぎゅ、と握りしめて堪え。] (+55) 2023/12/28(Thu) 23:27:37 |
【墓】 瑞野 那岐[一つずつ紐解くみたいに紡がれていく 好きに絡められる言葉に、また息を吐く。] お、れも……、 けい、とさんに、触られるの、……好きッ、ぁ、 ……っ、くち、吸っちゃ、…… [膝の上で、びく、びくと魚のように身が跳ねる。 穏やかな声で話す声がいやらしいことをして、 快感を引き出そうと覗く赤い舌が視界にチラつく。 こんな顔を見ているのは、今は、自分だけで。 そんな背徳感と微かな優越感が更に興奮を煽るから、] (+56) 2023/12/28(Thu) 23:28:11 |
【墓】 瑞野 那岐[いやらしい、と言われても仕方ないかもしれない。 それでも羞恥は浮かぶから、耳朶を染めた。 ゴム製のゆるいパンツを下着ごと降ろされ、 既に下着に少し染みを作っていた下肢が ぷるんと、飛び出すように溢れる。] ァ、っ……も、 言わ、ないで……ッ、 ……ッ、ぁ、 ぁ ッ、だめ、そこっ、は、 ぁ、ぅッ…… [包み込まれる手の温度を感じると同時、 吹き込まれる変化にぼっと顔を赤らめたら 先端を指先で押し潰されて、腰が跳ね、] (+57) 2023/12/28(Thu) 23:28:49 |
【墓】 瑞野 那岐[咄嗟に服を抑えていた片手がぐっと彼の肩を掴む。 は、は、と上擦る呼吸が彼の前髪を揺らす。 再び滲む視界を堪えつつ、 そのまま縋り付くようにすり、と自身の額を 彼のこめかみに擦り付ける。] (+58) 2023/12/28(Thu) 23:29:17 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗 け、いとさんも、ッ、 一緒に、シて……っ、 [一人だけ乱れるのは恥ずかしい。 だからと、裾を抑えていたもう片方の手も外して つう、と服の上から指先を滑らせ、 彼のスウェットのゴムをぱちんと弾いた。*] (-7) 2023/12/28(Thu) 23:30:21 |
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