発現した能力
・探知系

写真に収められた風景に、新たに人が訪れるとその気配を感じることが出来る。
気を張っておらずとも、単身なのか複数人の気配なのかという漠然とした情報を得ることが出来る。また、死の気配を特別に強く感じるようだ。
意図的に能力を使用すると、そこにいる人間の会話や思念を読み取ることが出来るようだが　使用するたびに立ち眩みや眩暈を起こすようだ。

発現した能力
「自己変成」

タイプ：半常時/発動能力
触　媒：自身の肉体（自身の消化物等、エネルギーを含む）

自らの身体を変容させる能力。
弓日向は自身が摂食した物を元に
それらを体表面に発生させる能力と考えている為、
能力自体もそのように発動しているが、
本来は『願った体になれる』ような性質と思われる。

現在は檸檬と葡萄の飴、そして成人男性の遺伝子により
それぞれ、或いはそれらの加工・集合品を
体表面から生やす事が出来る。
常に『変わりたい』と思っている為か、
体表面には飴で出来た鱗が生えては砕け、
その度に新しい鱗が生えてきている。
なお常時のものを含め、発動時に強い痛みを覚える。

発現：因果汚染
タイプ：情報操作
触媒：傷、空隙、アメジスト

既に存在している記憶や記録を書き換えることが出来る。
自身、または対象が知覚している情報に限り、適切な平坦への書き換えが行われる。
無意識下のものには通じないため、他者の能力など潜在性の高いものには通用しない。
また、精神的外傷のような認識よりも深く染み込んだ墨は取り除けない。
ビデオや文章上の情報については、その状況について自身が五感で確認したものなら、
やはり望む情報へと書き換えることが出来る。そうでないものには、効果はない。

発動した際には書き換えた元の形が全て自らの中に反動として返ってくることになる。
ただし、その情報を読み取ることは出来ない。漠然とした重さが脳に加算される。
毛細血管の破裂や視神経への負担、脳を中心とした同心円状の焦げ付き。
また、死亡したならばその代償として、自身に関する知識、記憶、
可能性としては記録情報さえ、存在が薄れて消えてしまうだろう。