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【秘】 観測者 サルガス → 磁気嵐 テレベルム『生存者』達が処刑室を後にして、暫くした後の時間。 サルガスは『襲撃』を受けた。 肉声としての悲鳴は聞こえなかった。 それは片割れが声を上げなかったのか、事前に部屋に防音処置を施したのか、はたまたそれ以外の理由が有ったのか、それは定かではない。 だが、貴方には。 貴方にだけは。 ――片割れの上げた『声なき悲鳴』が、確かに届いただろう。 (-25) 2021/09/07(Tue) 0:43:36 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス【これは、貴方の死の知らせを受けて、逢いに来た男だ。】 「……」 そこは、静かだった。 謝りたい、と思うが、それを受け止める意思はない。悲鳴は……もう、聴こえていない。あなたを補佐する装置は機能を停止していて、貴方の手をいくら温めようとしても、熱はどこまでも逃げてゆくばかりだ。 死は見慣れている。 見慣れている、はずだ。 生命の散った匂いがする。 あなたは今、どこにもいない。 (-65) 2021/09/07(Tue) 7:17:56 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「……はやく、帰って来てくれ、サルガス」 テレベルムは貴方の肉体に話しかけた。 当然応えはなく、部屋には環境維持のための電子音が僅かに鳴り続けるだけ。換気をしている。…………その空気に乗って、サルガスの一部が戻らないままだったら、そのためにあなたが帰れなかったら、などと、理不尽な想像をする。今すぐに環境維持の全てを止めてしまいたい。蘇生の仕組みは理解しているのに、あなたが二度と戻らないことを望んでいるわけではないのに。 「はやく帰ってきてくれ」 テレベルムは貴方の肉体の傍に跪き、しばらくそこでじっと留まっていた。 蘇生の為の搬送装置が戸惑うようにドアの前にたちふさがるまで、ずっとそこにいた。 (-66) 2021/09/07(Tue) 7:25:17 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → ひとのこ ヌンキ「おかえり」 開口一番、あなたの生還を祝う言葉。 しかし数秒後、ふと首を傾げる。 「……これではここがあなたの部屋のようだ。使うタイミングが違う気がする」 そうですね。 モソモソと部屋の中へ戻っていく白饅頭。数日前に謎オブジェが屹立していたテーブルにはいくつかの小さな白饅頭(本物)。 あなたを迎える準備はそれなりに整えておいていた、らしい。彼なりに。 (-67) 2021/09/07(Tue) 7:29:05 |
テレベルムは、祈っている。 (c28) 2021/09/07(Tue) 7:30:25 |
テレベルムは、全てが、良くなるように祈っている。 (c29) 2021/09/07(Tue) 7:30:49 |
テレベルムは、貴方たちにとっての良い、とは、なんなのか、わからないままだ。 (c30) 2021/09/07(Tue) 7:31:39 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → アンテナ キュー【処刑室のあなたを眺めに来た。】 「…………死の香りは、貴方にとっては、酷い音にも聞こえるのだろうか」 細く小さな肉体に声をかけた。 処刑室は『そのように』────殺し易く、蘇生し易くできているから、処刑のその時に立ち会うことでもなければ、あなたの体液の香りも、テレベルムに刺激が強すぎるということは無い。だが、だからこそ、肉体からの情報を把握しきれない自らを強く感じ、目の前のあなたとの違いを意識する。 「……貴方は私を殺した時、怖かった、のだろうな」 気遣うことなど無かったかもしれない。 腕を掴む必要は無かったかもしれない。それは、余分な痛みではなかったか?私のそれは、八つ当たりに過ぎなかったかもしれない。……死を見るのは、それだけで、これほどまでに苦しい。 「帰ってきたら。……謝罪をさせてくれるだろうか」 応えはない。 どこかぼんやりとした足取りで来た男は、ぼんやりとしたまま、立ち去っていった。 蘇生装置の起動音が聞こえる。 (-70) 2021/09/07(Tue) 7:40:25 |
【独】 磁気嵐 テレベルム【サルガス看取りNGシーン】 蘇生装置に感情はない。 あらゆる装置は、おおむね、そうだ。 だがテレベルムにとって彼らの待機音は僅かな呆れ、ため息に似た響きに感じられるし、何一つ不調のない装置が持ち主を守るように動いている駆動音は、懐いた生き物が喉を鳴らすに似た様子に聞こえる。 だからドア前の彼らの『戸惑い』にはやや決まりの悪いような視線を感じていたし、テレベルムが立ち上がってサルガスの肉体から離れる、と同時に部屋へ向かったその機体たちからは「やれやれようやく仕事ができる」といった声すら聞こえてきたし、 そのタイヤにテレベルムの布が ギャルン と勢いよく挟まって双方メチャメチャにモタモタした時に至っては、「……すまなっ……済まない、仕事の邪魔を……いやっ……離して……一旦、一旦お互い落ち着こう、一旦タイヤ止めて」 それはもう平謝りしたのだ。 通じないけど、とりあえずもう、ほんと申し訳なかったので。 なんかもうあらゆるものに。 (-74) 2021/09/07(Tue) 7:54:04 |
【秘】 観測者 サルガス → 磁気嵐 テレベルムサルガスは応えない。応えられない。 貴方に届く『声』も無い。普段の様にじっと目を見てくる事も無い。 手を取ろうとも、機械の手も生身の手も、機能を停止し冷たくなっている。 寒さは孤独を思う、何時か貴方は片割れにそう告げていただろうか。 ――死体は何も返さない。 搬送装置が到着し、貴方が其れを通したなら、そのまま運ばれていくだろう。 (-80) 2021/09/07(Tue) 8:16:47 |
【秘】 アンテナ キュー → 磁気嵐 テレベルム死体は何も見ていないし、何も聞こえていないし、何も話さない。それは余程の改造でもされない限り、昔から変わらない。 勿論、この場にいる死体にその機能はない。 そろそろ、蘇生装置に入る頃だな、と思うこともない。 彼女に今伝えた全てを知ってるのは貴方だけだ。 (-97) 2021/09/07(Tue) 10:45:11 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム「……」 テレベルムは、プラネタリウムの星を眺めている。 上映機の細かな駆動音。 それは生きている。 「……」 動いている。 仮初の恒星を、熱のない光を描きながら、動いている。 (+10) 2021/09/07(Tue) 11:44:13 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム掌で顔を覆う。 こんなに投げやりな気持ちになったのは、生きていて初めてかもしれない。沢山の感情を見た。沢山の思いを見届けた。 自分にできることがあるか? この自分に為せることなど、破壊だけではないか? 命は生きるために食らう。 命以外もそうだ。そこに在るということは、他の存在をそこに許さないということ。存続し続けるために食らう。移動は、侵略をもって行われる。 それ以外を求められて生まれたわけではない。 「……わかっている」 これは逃避だ。 自分は。テレベルムは、今、きっと、『何もしたくない』と思っている。理由を探しているだけだ。何もせずにいられる理由を。 偽りの星は頭上で輝き続けている。 紅茶は減らないままだ。 (+12) 2021/09/07(Tue) 12:29:41 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム情けない話だ。 義務も怒りも痛みもあった。 あったはずだ。 駆動するための炎は、自分で何度も、そこに在るとわかっていたはずだった。 不意に掻き消えた。 理由は、……たぶん。それも、わかっている。 全て、道筋は理解しているのに、解決法だけ、わからない。 「寒さは、孤独を想起する、と」 わかっているのに、 ティーカップの水面は、動かないままだ。 ふと、 戦死した同胞に対して、こんなにも心を動かしたことがあっただろうか、と掠めた思考の罪深さに、奈落に沈むような感覚を覚えた。 ────今までの私は、本当に死を知っていたのだろうか? (+14) 2021/09/07(Tue) 12:39:19 |
テレベルムは、己の祈りの空虚を知った。 (c37) 2021/09/07(Tue) 12:41:28 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 磁気嵐 テレベルム「……、……たっだいま〜〜〜!!」 貴方が使うタイミングを間違えたと自問自答していても、使用人はお構いなしに返しの挨拶を口にした。形がどうあれ、自分を祝ってくれたことに変わりないのだから。 白饅頭(大)の後をついていくとテーブルに並んだ白饅頭(小)の姿が目に入る。「本当にともぐいを…………」なんてぼやきつつ、話を始める前に持ってきた緑茶を淹れていいか尋ねるだろう。 (-115) 2021/09/07(Tue) 12:41:29 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → ひとのこ ヌンキ「………?……ああ」 ともぐいの意味はわからなかったが、星域が変われば意味が変わることもあるだろう、と適当に話を流した。たぶんほんとに白饅頭を用意したのかという意味であろう。食べたかったから……。 緑茶については、素直に頼んだ。甘いものではないので、淹れ方を詳しく調べたことはない。自分が淹れれば渋くなってしまうだろう。……砂糖を入れる淹れ方については学んだことがあるが、メジャーな飲み方でないこともまた、テレベルムは知っているのだ。 「カウンセリングは、うまくいったのか」 茶を待つ間、その背に話しかける。 自分ほど上手く通過する人間は稀に違いない、と思っている。自負がエグい。 (-118) 2021/09/07(Tue) 12:49:06 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 磁気嵐 テレベルム諸々を借りて緑茶の用意を始める。手際良く進めながら時折貴方の方を振り向いては返事をした。 「カウンセリングは問題なく。その前に色々ぼんやり考え事をしていたからその分だけ戻ってくるのが遅くなったし、それ故に君のようにダブルガッツポーズ完全勝利〜!とまでは言えないかもしれないけどね。 でもまあ、フィジカル面メンタル面共に良好さ。むしろ死ぬ前よりすっきりしてるかも」 (-124) 2021/09/07(Tue) 13:09:06 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → ひとのこ ヌンキ「……そうか。 あなたに……怒ったのは、カウンセリングに影響があったら、すまなかったと思って……いるのだが」 モフ…… 白饅頭を一つ食べながら、深く息をつく。(待てなかったのだ。) 「民間人とのゲームは初めてでな。意外と、だんだん、後を引くものだと思っている。そうしてみれば、私も完全勝利とは言えないかもしれないが。あなたの帰還は喜ばしいと思う」 (-129) 2021/09/07(Tue) 13:21:47 |
【墓】 磁気嵐 テレベルムテレベルムは、ふいに椅子の上で膝を丸めた。 血栓を防止すべきだと肉体の痺れが訴えかけていた。 「……」 抱き込んだ手足が、ひどく冷えているのを感じる。 このまま凍りついてしまいそうだ。 (+18) 2021/09/07(Tue) 13:51:31 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 磁気嵐 テレベルムお茶を持ってくると既にもふもふしている姿があった。待てずに食べる様子に思わず小さく笑いつつ、湯呑みをことりと置いて貴方の向かいに着席する。 「すまなかった、と言うべきは俺の方だよ。俺は君の逆鱗に触れた。先日あれだけ俺のために心を砕いて話をしてくれたのに、俺は間違いを犯した。他の人からも反論を貰った。 もう少しきちんと命の価値と苦痛の重さを考えるべきであった。 ……何はともあれ、カウンセリングの方に影響はないからどうか安心してほしいな」 ごめん、と頭を下げる。 「光栄だよ。こうして君に快く受け止められているのが奇跡とさえ思ってしまうね。あれ程までに怒らせてしまったのだもの。 それにしても後を引く、か。君自身そんなことは無い?今になって影響が出たりとかは?」 (-146) 2021/09/07(Tue) 15:04:33 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「……!」 駆け出す。駆ける。駆ける。 もつれたように。 ああ、……制限された機能が、軍用機能が恨めしい。 「……!サルガス!……サルガス、」 貴方のいるはずの、扉の向こうへ叫ぶ。 扉をこじ開けようと異能を使う。 …………私は、何をしている? (-188) 2021/09/07(Tue) 17:59:55 |
テレベルムは、異能干渉禁止区域に異能を使い、けたたましいアラーム音に叱られている。 (c57) 2021/09/07(Tue) 18:00:49 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → ひとのこ ヌンキ「……いや。あなたの……選択もまた、……死を前にした人間の、選択の、一つだったのだと…… 今思えば、そう、思うのだ」 沈み込みながらも、貴方の方にまんじゅうセットをそっと押し出す。ふかふかもっちり生地に滑らかなこしあんが味わえる逸品。船内メニュー、なかなかやるな……とテレベルムはおもっている。 「……今の私は、少しずつ、思考に疲労を覚えている。 『何もしたくない』。そのように、感じつつある。あなたの選択は……それに近いものなのではないかと、思い始めた。私は、【幸運にも】、最初に襲撃された。けれどあなたは?……あなたは違う。与えられた役目をこなさなければならない。判断を下さなければならない。 ならば死んだ方が早い 。……そう感じてもおかしくはないのだと、……」 (-190) 2021/09/07(Tue) 18:07:11 |
テレベルムは、しょんぼり。床に座り込んだ。 (c59) 2021/09/07(Tue) 18:07:37 |
【独】 磁気嵐 テレベルム「……」 こいつよく考えたら発声について負の方向に訓練されてるからそら歌えんわ すまないカストル……ボーカルは難しそうだ…… (-194) 2021/09/07(Tue) 18:15:19 |
テレベルムは、小さくうたった。91くらい。 (c67) 2021/09/07(Tue) 18:16:58 |
【秘】 観測者 サルガス → 磁気嵐 テレベルム――サルガスは、今はカウンセリング室に居る。 異能を使いこじ開ければ、丁度カウンセリングを受けていた最中だったのか、驚いてそちらの方を振り返る。鍵が掛けられていた筈ではなかっただろうか。 アラーム音と、シャトの騒がしい声。何が起きたのか、と瞬きをしている。 けれど、扉の先に居る貴方の顔を確認すると。 「……テレベルム」 張り詰めていた表情が、ふ、と緩んで。 一時中断のボタンを押して席を立ち、ふらり、貴方の元に歩み寄る。 「やはり、聞こえて、いたか」 困ったような、申し訳なさそうな、嬉しそうな。そんな声色。 拒まれなければ、そのままぽすりと寄りかかるだろう。 (-218) 2021/09/07(Tue) 19:42:23 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「あ、……」 謝罪の言葉と、説明の言葉と、質問と、 様々に口をつくはずの言葉がもつれて詰まり、あなたの顔が、伴う機器が、生き始めているのを、確認した。 「……サルガス」 寄りかかったその体を支える。 ……熱は逃げない。互いに留まっている。 (-220) 2021/09/07(Tue) 19:52:48 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 磁気嵐 テレベルムまんじゅうセットをありがたくいただく。丁寧な作りであることが伺える味に思わず使用人は一口齧ったそれをまじまじと見つめた。この船、きまぐれで注文すると目を疑う物が出てくる恐れがあるものの、料理の質自体はなかなかに高い。 まんじゅうをちまちま齧りながら貴方の話を欠片も取りこぼさないよう耳を傾ける。 「一応、あれは俺なりに考えてよかれと思ってやった事だったんだけどね。色んな人と話をして、ようやくこれは誰の益にもならないものだと理解した……気がするけれど。君の言うところももしかしたらあったのかもしれない。 それにしても『何もしたくない』か……」 思考することに疲労を感じる。 言葉をゆっくり反芻し── 「──君と話す前の俺って、そんな感じだったのかな」 ぽつりとこぼした。 (-223) 2021/09/07(Tue) 20:07:19 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → ひとのこ ヌンキ「……私は、そう、貴方の『よかれと』というのも、正しい、貴方の意思の一つの側面なのだと思う。生きてきた世界で、貴方がそうすることで最大多数の幸福を与えることが出来た、という成功体験や、貴方の受けてきた教育において、それはおそらく正しかった」 軍人は戦うために存在し、戦うために死ぬ。 恐らくは、そうして生きることに近い。そのまま生きていければ、そうして使い続けられることが自他共に幸福となることだろう。けれども実際は、年嵩のものは管理職に移行する。使い続けることは難しい。なぜか?なぜテレベルムは、今ここでゲームをする立場となったのか? 「だが、…………そうあることは、疲れる、のではないかとも。そうあり続けるあなたに、ゲームの中で『選択』をさせることも。疲労と、逃避を招くのではないか、と。そう思う」 精神は同じ形であり続けることは難しいのだ。 テレベルムも、ヌンキも。扱われ続けることは、道具としての経年劣化を生じる。人は道具であり続けることは難しい。だから、そのままに道具を遂行しようとするならば、 ヌンキのように、心が勝手に、死 おわり を望むのではないか?(……私も、また) このまま、今までの自分で居ようとするならば、彼と近い選択をするような気がする。……そういう、実感がある。 (-229) 2021/09/07(Tue) 20:22:19 |
【秘】 観測者 サルガス → 磁気嵐 テレベルム寄りかかってきたその身体は、復帰したばかりで弱弱しくはあるものの、確かに温度を取り戻している。 血の通う生きた人体と、稼働し始めた機械の温度が、貴方の元に伝わってくる。 「……すまない。その。 先程、少々。パニックを起こしてしまった、らしく。 その時に、貴方の名を、呼んでしまった」 話し辛そうに、それでもぽつぽつと。 表情を隠したまま言葉を零す。 「今は、薬も貰った所、で。 大丈夫、だと……思う、が。 何というか、心配かけて、すまない。 ……だが、貴方が来てくれて、嬉しい」 (-230) 2021/09/07(Tue) 20:26:19 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガスあなたの体温を確かめる。布越しに触れる。恐る恐る、撫でる。肩を。背を。あなたの異なる両の手を。 温めてもあたたまらない、ただ、温度が自分から失われていく体とは違った。温かい。テレベルムの熱が、逃げていくのではなく。そこに在る。貴方の熱がある。 「……私は、居た。貴方の側に。 目覚めない貴方の側に居た。叫んだその時ではないけれど、……私は、そこに居た……ずっと」 だから安心しろ……というには、彼は、人との会話に慣れていない。ただ、そこに居たと。けれどあなたは起きなかったのだという、これは、寂しさの。寒さの発露だ。 「目覚めて、よかった。 あなたが……こうして。ここに居て。よかった」 思考の片隅では、あなたを、カウンセリングを勧めるように、支え導くべきだろうという理性的な判断がある。一方で、この扉が閉まることを恐れている。私はそれに耐えられるか?……わからない。なぜ今頃になって、自分はこんなにも不安定になったのだろう。……わかっている。 「……」 (-231) 2021/09/07(Tue) 20:36:35 |
【秘】 観測者 サルガス → 磁気嵐 テレベルム寄りかかった身体から、手袋越しに撫でる手から。 体温が、温度が伝わって来る。 暖かいと、思った。 貴方の死を見た時の孤独感も、自身が死を迎えた時の寒さも、今はない。 ……自身も、彼も。確かに此処に居る。 「……そうか。 傍に。居てくれた、のか」 その記憶はない。当たり前だ。 死んだ身は何かを感知する事も、観測する事も出来ない。 故にその時の事は分からない。 けれど、あの時の自分は決して孤独では無かったのだと、過去に勝手に思いを馳せて。 「ああ。……ありがとう。」 「テレベルム。貴方が居てくれて、良かった。」 そっと、片方。 生身の方の手が、貴方の服の裾を掴む。 (-237) 2021/09/07(Tue) 21:04:57 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「ゲームでなければ、船内に敵など居ないのに」 そうでも……ない。 そうではないけれど、けれど、そうであったらいい。 「あなたを殺させることなどなかったのに。我々は強いから。少なくとも、我々の友────電子機器がある環境においては、あなたを守ることを選べたのに。見ていたのに。私は。彼らがあなたを選ぶところを、知っていたのに」 端末の制限は、『死人』になったとき解放される。 あなたが選ばれたことを知っている。 知っていて、テレベルムは、何も出来なかった。 「痛かっただろう。その一瞬でも、我々は肉塊になることすら望むほどに、恐怖を覚えるだろう。……それが、……わたしは」 サルガスが恐れていたことは、『それ』ではなかったかと、何度も思い出して、自己を責めた。 顔を覆う。選択ができなかった己を、見せたくはなくて。片割れとして、何が出来たのかと、責め続けている。 (-251) 2021/09/07(Tue) 21:37:22 |
【秘】 観測者 サルガス → 磁気嵐 テレベルム「それは。その」 自身を責める言葉と、顔を覆っている様子に、戸惑ったように顔を上げて貴方を見る。 『それ』を実行するのは、許可されていない。 仮に実行したならば、厳重な処罰が下される筈だ。 実の所パニックを起こしたのは、死の恐怖だけが原因な訳ではなく。 色々と心労が重なった末の事だろうと、AIから判定が下されていた……のだが、それを教えると余計に自責の念を駆り立ててしまう様に思えてならない。 ――嗚呼、本当に。 私はこの相方を、困らせてばかりだ。 (せめて私にも、貴方の痛みが聞こえたならば、) そんな事を夢想する程度には、随分己はこの相方に入れ込んでおり。 今もすっかり困らせているというのに、如何にも嬉しいと思ってしまっている。 握っていた裾を離し、そっとその手で背を撫でる。 「……。恐怖は、確かに感じた、が。 今は……平気だ。……薬の事も、あるのだろう、けれど。 貴方が来てから、随分。落ち着いている気がする。だから」 「来てくれて、よかった。 ……もう少し、こうしていても。構わないだろうか」 (-267) 2021/09/07(Tue) 22:36:00 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「……そうして、くれ。 今は私も、こうしていたいから」 カウンセリングの邪魔だ、と、テレベルムの理性は警鐘を鳴らしている。これは彼のためにならないだろう、と。 彼の言葉に許されてしまった。 許されてしまったから、……これは、甘えだ。良くは、無いのに。 「貴方が温かいと、安心する、と思った。 今は少し違う。貴方から離れることが、不安なのだ」 ……自分こそカウンセリングを受けるべきだろう。 だが、一度そうしてしまえば、……戻って来られないかもしれない。その不安が、テレベルムの選択を鈍らせる。 どこまでも。 もはや武器になれない自分を思う。…………。 「これは、恐怖だろうか……」 肺に空気が溜まっている。 上手く、息ができない。意識して、吐き出す。生きるというのは、こんなにも難しいものだっただろうか? (-275) 2021/09/07(Tue) 22:54:23 |
テレベルムは、sweetの気配を察知し、ヌッ……と廊下の向こうから出てきた。 (c88) 2021/09/07(Tue) 22:56:48 |
テレベルムは、阿闍梨餅sweetだけを控えめに頼んだ。 (c89) 2021/09/07(Tue) 22:57:18 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム「……分かち合いたい」 クエコチは、テレベルムを切り分け、ちがった テレベルムは、クエコチを切り分け、シェルタンとキューのテーブルに近づいた。一口どう?かわりに一口くれ。 (+57) 2021/09/07(Tue) 23:10:38 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム>>+59 キュー 「……まだ、不調か」 その様子には気づいた。……けれども、テレベルムは、さほど動揺することもなかった。というのも、彼にはもともと、人間の生きた情報は受け止めきれていなかったからだ。 「……私でいえば、機械を操れなくなる……ようなものか。少し、寂しいかもしれないな。温かいものを、飲むといい」 テレベルムは、自分の服の袖に隠していた保温剤をあなたのテーブルの上に置いた。 「貴方には、温かい小さな友人が居るだろうけれど。交流は双方向に行われるのだから、一方向が封じられれば、温かみは2倍必要だと思う」 ポン菓子をポリポリたべながら、そのように語った。 (+61) 2021/09/07(Tue) 23:22:31 |
テレベルムは、キューからもらったのは阿闍梨餅だった。モチモチ…… (c93) 2021/09/07(Tue) 23:23:00 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 磁気嵐 テレベルム「疲れる、か。考えたことなかったな。そういう風に教育を受けたからなのもあるけど……」 実感はない。けれど、その可能性は大いにある。道具として生きてきた自分の視界に、自分の事など入っていなかったのだから。貴方のほうがよほど己を分析し、憂いてくれているように感じる。 「……ふむ。それならさ、テレベルム殿」 貴方の話を受け、思考を巡らせる。 「君は、俺と同じく疲弊した君は。 死を望んでいるのかい? それとも、扱われるだけの者をやめて人らしくありたいのかい?」 貴方の『何もしたくない』は一体何を意味するのか。 少なからず、興味があった。 (-290) 2021/09/07(Tue) 23:24:06 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → ひとのこ ヌンキ「……私は、いま。選択を、恐れている」 白饅頭(3つめ)を握る指に力が入った。 「選択を下すことを恐れている。それが引き起こす結果を。 ……私は、選択しないことも恐れている。それが引き起こす結果を。私は、無力だと痛感している。愚かだと…… 矮小な身であるのに、力だけ、が、ここにある。正しい使い方を知らない、できないうちは、無力であるのに……」 金属製のペンがテレベルムの手に飛来した。 手のひらに突き刺さり、貫通する。骨と骨の間を通り、ペン先が手の甲へ覗く。 表情を変えず、彼はそれを眺めている。 「……私は早くに死んだ。だから、毎日、誰が死ぬのかを知っていた。けれど誰一人の死を防ぐことなく、ここで、……何を為すこともなく。」 「誰もが願っていることをできる力があるのに、私はそれを為さずにここにいる。……正しいのか?私は、あなたの死も、あなたが関わってきたものたちの死も防げた。物理的にはそうできたのだ。だけどここにいる。今日もまた、……」 「何も見たくないと願っている。私に選ばないことを選択させないでくれと祈っている」 「これは、……罪だ」 (-298) 2021/09/07(Tue) 23:35:18 |
テレベルムは、酒に強い。2+100くらいつよい。 (c97) 2021/09/07(Tue) 23:36:00 |
テレベルムは、同胞の中では雑魚だが、つよい。 (c98) 2021/09/07(Tue) 23:36:16 |
テレベルムは、どうして……?遺伝子操作された私は102なのに……?って思った (c105) 2021/09/07(Tue) 23:56:21 |
【秘】 観測者 サルガス → 磁気嵐 テレベルム「……ん。有難う」 もう一度、ぽすりと顔を埋める。 早くカウンセリングに戻った方が良いというのは自分でも分かっているが、今はこうして居たいと思った。 ……何故か此方の方が、余程落ち着ける様に、思えて成らなかった。 「…… ……、」 撫でていた手で、もう一度。今度はその手を掴む。 「私は、確かに。此処に存在して居る。 生きてこの場所に居て、貴方の温度に、……言葉に。安心していて。……嬉しく思っていて。……此処は、居心地が、良くて。」 「だから、……」 自分でも一体何を言っているのか、よく分からない。 これでは思った事を羅列しているだけに過ぎない。 上手い定義が自分の中に見当たらない。 続く言葉の代わりに、掴んだ手をそっと握った。 (-328) 2021/09/08(Wed) 0:48:23 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「……疲れただろう、サルガス。 あなたはとても、……凛々しかった。すべきことを最後まで為した。私はそう思う。貴方の選択は……貴方が逃げずにいたことは、私が、知っている。あなたが私のいた場所に話しかけていたことも。……私が、応えられないことも。私は、見ていた」 見ているしかできなかった。 それがどんなに悔しかったか。どんなに苦しかったか。 しかしそれもまた、『生きて』そこにいるものの苦しみと比べれば、 「私が赦されるのなら。貴方はもっと、赦されるべきだ。 貴方のしたいようにしていい。貴方は今、何一つ耐えずともいい。私はそう、思って」 言ってから、 少し、違う、と気づく。 「そう、願っている」 貴方の腕に。手に。語る。 命の宿る手に。 (-373) 2021/09/08(Wed) 4:04:29 |
テレベルムは、甘いお酒が好き。餡子のお酒もある。好き。 (c111) 2021/09/08(Wed) 7:16:16 |
テレベルムは、シトゥラに餡子のお酒を差し入れした。餃子では無い。 (c113) 2021/09/08(Wed) 7:43:02 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 磁気嵐 テレベルム金属が目の前の友の手を穿つ光景に息を小さく飲む。 早く手当をしなければ。早く処置を施さなければ。もはや反射と言っていいほど無意識に体が動きかける。けれど、続いて吐露された内容に思わず静止する。 彼は痛がっている。手を貫く筆記具にではない。心を穿つ事実に。 「……正しいかはわからない。でも、間違ってはいないと俺は思う。 だって君の判断で、君の独断で人がゲームで死ぬことを防いでしまうのって。それって、三日目俺が提案したことと似たようなものじゃないのかい?それはきっと、彼らの決意や努力をふいにしてしまうことなんじゃないかと思うよ」 少し考えて、珍しく迷うように視線を泳がせ、おずおずと貴方の手に自分の手を重ねながら答える。貴方を苦悩の底から引き上げるための最適解は分からない。その苦しみに寄り添うことができないだろうか、そうささやかに祈りながら。 (-399) 2021/09/08(Wed) 10:45:46 |
【秘】 観測者 サルガス → 磁気嵐 テレベルム言葉の一つ一つに、小さく頷いて返す。 何が正しいのか、散々迷い、揺らぎ、苦しんだ。 気付かぬ内に、否。気付いていながらも『間違いを繰り返さない様に』という義務感に充てられ、冷えていた精神に、少しずつ熱が灯る様な。そんな感覚がした。 「……、」 目の淵がじわり、滲む感覚がした。人前で涙を零す等何年ぶりだろう。 顔を埋めた状態のままなので、表情は見えていない筈だが。まあ、バレているのだろうなとぼんやり思う。 「……ああ。」 願いに、語る言葉に、肯定の言葉を。 貴方の祈りは確かに此処に届いていると。 /* 表ではニョキ……したけどこっちはこっちで続けていくわね! (-400) 2021/09/08(Wed) 11:29:15 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → ひとのこ ヌンキ「わかって……いるのだ。理性では。 そう、こんな心境になって、初めて。あなたの選択を、怒りでもって受け止めた私の、その、愚かさを知った。あなたも、あれは、決断の一つで、……私は」 首を振る。 わかっているのだ。……わかっている。 「……すまない。私は貴方の話を聞くためにここにいるのに、いつのまにか、聞かせていた。余裕が……なくなっている、のだろうな」 痛みに声を上げることもなく、自らペンを引き抜いた。返しにも似たペン先の尖りが手袋の糸を、肉の繊維を、筋を、神経を絡ませてもなお、彼の声は上がらない。 聴かせる悲鳴など無い。そのように育った。 流れ落ちる赤を灼いてようやく、眉が顰められる程度だ。 手袋越しに、肉の焼ける匂いがする。 それは化学繊維を熱したときのような、あまり生命らしい匂いではなかった。 ──無事である方の手で、あなたの指先をふにふにと摘む。 命の在り方を確かめている、畏れを知る弱さだった。 (-405) 2021/09/08(Wed) 12:22:10 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「贖罪というには、……私の望みでしかないが。 貴方の望むことに私の力が必要であるなら、私は、それを叶えよう。もう、それによって人が死ぬことはないのだ。あなた自身も」 生きるものたちの、その選択は、重い。 その責を担うはずだった自分の肩の、なんと軽いことか。 サルガスの背を、不器用なまでに、ゆっくりと撫でる。 装置は先ほどと駆動音を変え、……静かな彼は、しかし大きな感情の波に呑まれている、らしかった。 もう少し、落ち着いたら。 もう少し、互いに温もりを得たなら。 先延ばしにしながら、けれど、サルガスに『そうしてやらねばならない』という意思が生まれている。 言わねばならないのだろう。自分こそが、それを告げるべきだ。望んでいなくとも。私も、片割れも。望んでいなくとも。 今度こそ、その決定の責を一人に負わせてはならない。告げるべき役目を、任せているばかりではいけない。彼は、休息すべきだった。決定から、観察から、義務から。 幾度か、深い息を繰り返した。 「……カウンセリングを再開しよう、サルガス」 「私も、……不安定がすぎるから、隣で受ける、から。あなたは……ただ、休めばいい。これは褒賞だ。あなたの……果たした義務から得られた、休息。もう、逃避も、拒否も、貴方には認められている。もう肉塊となることを恐れずとも、貴方は、私は、充分に痛みと苦しみを知った。」 「貴方の休み方を、カウンセリングで学ぶといい」 (-409) 2021/09/08(Wed) 12:43:34 |
【秘】 観測者 サルガス → 磁気嵐 テレベルム……サルガスは静かに、声を上げる事もなく、泣いている。 それでも貴方にこの『泣き声』は届いているのだろう。 止めようと思っても止まらない。けれど、今は止める必要も無いかと、思った。 具体的な理由は分からない。辛かったのか、苦しかったのか、嬉しいのか。それすらも曖昧だ。 唯、耐えなくてもいいと、赦されてもいいと告げられて。其処で糸がふ、と解けたのだろうと定義する。 そうして、暫く撫でられる手に、身を任せる。 このままでいいのか、と問われると良くはないのだろう。 けれど。このままで居たいと思ってしまい、望んでしまい。離れ難く思ってしまい、自ら決断を告げる事が出来ない。 だから、告げられたその言葉に、顔を上げて。 「……。…………、わかった」 長い沈黙の後、頷いて。涙目のままへにゃり、と笑う。……涙腺どころか表情筋まで緩んでしまっているらしい。 けれど隣に居てくれるのは、一人で悶々と考えるより、余程落ち着けるだろうと感じた。 「有難う」 短い言葉を告げて、預けていた身を離し。 カウンセリング室の方に戻っていく。 (-418) 2021/09/08(Wed) 13:40:33 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 磁気嵐 テレベルム「……。君は否定するかもしれない。でも、今の君、優しいね」 これは正確に言えば貴方へ当てた言葉ではなく、独り言のつもりだった。声量は調整していないので拾われるかもしれないが。誰かの為に動けず、何も出来ないと無力さを感じている。他人を想わなければ至ることができない感情だと思った。 「いいのいいの。俺は元気だからさ。むしろ君が元気じゃない方が俺にとっては問題だ。だから、もっと話してくれていいんだよ。だって俺たち友だろ?友でいてくれる事を君は許してくれただろう? 俺は寄りかかって欲しいって思ってる。何でも受け入れて命令を聞く道具ではなく、君の友として」 血がちゃんと満ちて巡るあたたかな指先をふにふにと摘ませている。空いた片方の手は、先程負傷した手にそっと触れようと其方へ伸びるだろう。 (-439) 2021/09/08(Wed) 15:20:02 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「……、」 泣いていた、らしい顔に。 やはり辞めよう、と引き留めかける。小さく腕が跳ねる。やはり、ここでじっとしていよう。辞めてしまおう。このままゲームが終わるまで、静かにしていよう、と。 ……しかし、サルガスは、一度もそんな提案をしたことはなかったのだ。すべきことだったから。逃げてはいけないことから、否定されるのが前提の、提案をしたことなどなかった。 同じ重みを背負うべきだ、そうしたかった、と望んだのは誰だった? 「……ああ。また、……また、後で」 長い袖の中で、拳を作りながら。その背を見送った。 躊躇いながら、重い身体と布を引きずり、隣の部屋へ、向かう。 まだ、温かい。 ならば、…… (-477) 2021/09/08(Wed) 17:58:01 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → ひとのこ ヌンキ「……そうか。……その。…………あなたの意思が見えてきたように感じるのは、きちんと、私も、友として、喜ばしく思う。わからない、けれど。私は、貴方の発する情報の全てを認識できているわけではないから。だが、……喜ばしいと、…… …だからといって調査と通報を行わない訳ではないが……」 触れられる手をそのままに。 ぼんやりと、堂々巡りの思考を繰り返している、と、いう自覚はある。つまり、自分は上手く相手の感情を把握し、自らの為したいことを為せているか?という、自責だ。 だが、……考えたところで。急に上達するものでもない。 ……自分に満足にできることといえば、普通に、破壊なわけで。彼は戦うような態度を好まないだろうから、止められる可能性は十分にあるが。こうした組織の調査や解体に関しては、別に自責を感じるほどに不器用というわけでもない。 (手応えを感じる立場に立つ。 彼が使用人であることを選んだのと何が違う? かれは本当は、初めから人だった) (まあ、所属組織は、普通に監査されるべきと思うが……) (-479) 2021/09/08(Wed) 18:12:49 |
テレベルムは、観念してカウンセリングに向かった。 (c127) 2021/09/08(Wed) 18:13:14 |
テレベルムは、カウンセラーにハチャメチャに怒られている。 (c130) 2021/09/08(Wed) 19:06:25 |
【秘】 観測者 サルガス → 磁気嵐 テレベルム言葉に振り返る。 涙の跡はそのままだ。 へにゃりと緩んだ、耐える事を止めた表情で笑うと、 「……大丈夫だ。」 「私は、きちんと戻ってくる」 「だから、」 「……また、後で」 そう貴方に告げて、扉の向こうへと向かった。 (-506) 2021/09/08(Wed) 20:59:08 |
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