![]() | 【人】 小満末候 麦秋至[餡の好みを立春さまから直接訊かれたわけではありませんが、 つぶあんかこしあんかを巡って戦いが起きる場合もあると、 古の書物に書かれていたのを思い出したわけで。 戦いを起こす気はわたしにはないけど興味が湧いてきたので、 『ところで皆さまにおかれましてはどうですか?』 と下に書き加えてから、 和菓子のお盆のそばにそっと紙を置いていった**] (3) Akatsuki-sm 2022/01/23(Sun) 0:15:29 |
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小満末候 麦秋至は、メモを貼った。 ![]() (a1) Akatsuki-sm 2022/01/23(Sun) 0:22:04 |
![]() | 【赤】 先代“小雪” 篠花ーー先代の記録ーー [正直、小雪域に連絡されるなり、眞澄を呼ぶなりされると全力で逃げなければならないので、匿ってもらえるのはかなり助かりました>>2:*133。 もう、小雪域に戻るつもりはなかったから。 僕のことを覚えている住民がいなくなるまでは、戻れないから。 そんなので、格別な酒に舌鼓をうつわけですが。 酔った勢いで子育ての苦労話とかも語って聞かせた気もするし、風呂の話になれば行こう行こうと軽率に乗って笑った。 冗談を冗談のまま終わらせない。それが菴クオリティ。 小満域を出る時には、どうせまた寂しくなったら寄るよ。なんて軽く答えて。 じゃね!と軽く出ていった。 見送る方は黙ったもんじゃないかもしれないけど、見送られるのは安心した。 ]その事に気付いたのは、こんなに遅くなってからで。 これは眞澄には教えられなかったな、なんて。 (*0) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 0:25:50 |
![]() | 【赤】 先代“小雪” 篠花[結局、飛心に任せると言わなかったのは、言わなくても見てくれると思ったからだ。 心から信頼していたから、言わなくても通じるでしょと甘えていたのだ。 大丈夫でしょ。 僕が教えてもらったんだ。眞澄にも教えてくれるでしょ。*] (*1) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 0:26:04 |
![]() | 【人】 春分初候 雀始巣[ 冬の澄み渡る空気は嫌いではない。 たぶん、わたしも冬だから心地良いのだと思う。 ( 傍らに置いたランタン、 灯 が心地よさげに揺れている ) うつろう季節とともに姿を変える、 うつくしく手入れされた草花がいつもそこにあって わたしは――そう、そういうものが好きだった。 ] …… ふぁ、 [ 心地良いからついゆっくりしすぎてしまったのか、 ひとつあくびが口をついて、我に返った。 本日はお日柄もよく…… 日当たりもよろしく……よく寝れそうな…… ……いけません、これはいったん撤退するべきです ] (5) kasasagi 2022/01/23(Sun) 0:31:22 |
![]() | 【人】 春分初候 雀始巣[ 紅茶も飲みきって少し冷え始めた頃だったので、 カップの返却もしなければと宴の会場へ戻る。 ちなみに、ランタンは手で持ち歩くことが多いが こういう手が塞がりやすい場では 腰に下げられるようにもしてあるとか。 もっと楽な形があるだろうことは承知で、 それでも、この形を気に入っているのだ。密かに。 相変わらず会場では招かれた灯守りや蛍たちが 思い思いに時を過ごしている。 春分さまもそうされているだろう、と>>2:140 目で姿を探すことだけして、執事にカップを返した。 ] ……そうだ、 [ 立春さまのお菓子まだ食べてない。>>2:110 その出来栄えを不安に思ったなどということは一切なく、 おいしいことがわかっているからこそ 紅茶に合わせることを躊躇ってしまったのである。 ] (6) kasasagi 2022/01/23(Sun) 0:31:24 |
![]() | 【人】 春分初候 雀始巣[ 会場内にはいくつか、談笑に向いた ミニテーブルと椅子が設置されている。 ( わたしから見た立春さまは―― 灯守りながら、なんとなく親近感……違うな、 応援したくなるような感情を抱かせるような ものすごく頑張り屋なお方 である。 だからきっと、そうやすやすと 足りなくなるような数ではないのだろう―― などと非常に無礼な考えを持ってしまいまして ) 桜餅、椿餅、大福、ぜんぶひとつずつお皿に取って あっつあつの緑茶を湯呑みに頂いて、 椅子のひとつに腰掛けた。 あ、もう、並べただけで目が幸せ。 絶対に美味しいじゃないですかこれ。 あとでご挨拶も兼ねて直接お礼に伺うか、 それが叶わなければお手紙書こうと心に決めました *] (7) kasasagi 2022/01/23(Sun) 0:31:26 |
![]() | 【赤】 春分初候 雀始巣―― 幕間:『桜』 [ 春分域の桜は、名勝として広く知られている。 その辺を歩いているだけで美しく、 ただの公園でも観光地かと思いそうになるけれど 本当に観光地として発展した場所の 山ひとつ薄紅に染まる様子を初めて見たときは 『 すごい…! 山が桜色です! 春分域の桜といえば世界的に有名ですが 本当に、ほんとうにきれいなんですね…! 』 柄にもなくはしゃいでしまって、 春分さまも少し驚いたようだった (ように見えた) 立春の祝い事は世界的な祭の様相を見せるけれど、 春分の祝いも、ちょうど桜の時期と重なるために ちょっとしたお祭りになる。 「この桜を見るために来たんだ」なんて 各地から足を運ぶひとも少なからずいる。わかる。 なんならそうやって来る観光客、只人だけでなく (移動の観点で言うと只人の方がすごいのだけど) どこぞの灯守りだったりもするから驚く。わかるけど。 **] (*2) kasasagi 2022/01/23(Sun) 0:31:28 |
![]() | 【独】 “観測者” 処暑/* 小雪さん!!!!!!!ありがとうございます!!!!!!サービス!!!!!!! 小雪さんと出会ったときの処暑がどんな感じだったか考えてるんですけど、どうしようかなあ…………(もちもちこねこね) (-3) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 0:32:53 |
![]() | 【独】 春分初候 雀始巣/* 雀は花が好きなのです 紅葉とかも好きです わがまま言える仲なら ぜったい秋の領域観光に連れてってもらってる (なお言わない) (-4) kasasagi 2022/01/23(Sun) 0:33:15 |
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![]() | 【人】 灯守り 大雪「 上手く扱えてようが、……不安は不安 」 「 ミスとか、慣れた時に起きるものだし 」 今は、上手く扱えているから。 大雪は危険ではないと、わかってもらえているから、 ……だから、ここの人々はそう、無防備に 私に接してくれているとは思うのだけど。 「 …… 警戒し無さすぎじゃ、ないかな…… 」 前にも確かこんな話はしたし、先代大雪との 交流があったのなら、その分もまた 色々と知られてしまっているとは思うのだが。 ハグの代わりにぬいぐるみのパンチを ぽふっとお見舞いしておこうか。 (8) uiro 2022/01/23(Sun) 0:35:52 |
![]() | 【人】 “小雪” 篠花ーー冬至の君と>>4ーー 冬至の君とて、私を見てくださってるのですから。 後輩想いの先輩では? [心強いのはこちらである。 先代と仲が良かったからか、困ったことがあれば相談させてもらったこともあった気がする。] ……それは、そうです、が。 [何も言えなくなって口を噤んだ。 その辺りは確かに、変わっていないかもしれない。] ……あの子は、小満域の蛍なので、 私は手を出さない方が、いいんじゃないかと思いまして。 [そんな、言い訳じみた事をぽつり。 桜餅を尋ねられたなら、断る理由なんてないから。 代わりにメイドに温かい緑茶を二人分、頼んでおきましょう。*] (9) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 0:37:59 |
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![]() | 【赤】 灯守り 冬至[ 冬至の領域への扉は どこにでもあって どこにでもない。 許された者以外が迷い込めぬよう 其の入口は緩やかな迷路のように秘されている 故に、権利を失った者が入るのは難しい 権利を失った事を知っていたならその限りではなくとも もし 後者であったなら。 彼のもとに使い蛍が見えた時 その先に戸は開かれたろう ] (*4) snow_rabbit 2022/01/23(Sun) 0:52:06 |
![]() | 【赤】 灯守り 冬至[ 彼が小雪域を出て どれくらいであったか 彼のくだした選択を。 知っていても 知らなくても 少女は変わらずに迎え入れるだろう 近くとも近すぎず 親しくとも親しすぎない そういう間柄だからこそ出来ることもあり 居心地の良さのようなものがあるとも 想うが故に。 彼が露天風呂を所望する様子があったなら いつかの雪見風呂だって再現しよう この頃には試作品ではない風呂用衣服もあった。 なんなら一緒にのんびり浸かろうと用意したりして ] (*5) snow_rabbit 2022/01/23(Sun) 0:52:47 |
“観測者” 処暑は、メモを貼った。 ![]() (a2) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 0:53:17 |
![]() | 【赤】 灯守り 冬至[ 他愛ない話をしたろう。 お風呂大作戦の話はやっぱり外せない 慣れない酒も 其の時ばかりはちびちびと飲んだろう 彼が陽気にこのひと時を楽しむなら 己もまた それに興じよう。 その内にもし、 陽気だけではない声を零すなら 己もまた 彼の声に耳を傾けよう。 そうして 彼が旅立つ時には お土産に金平糖を渡して 「さようなら」ではなく 「いってらっしゃい」の結びを * ] (*6) snow_rabbit 2022/01/23(Sun) 0:53:33 |
灯守り 大雪は、メモを貼った。 ![]() (a3) uiro 2022/01/23(Sun) 0:53:56 |
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灯守り 冬至は、メモを貼った。 ![]() (a4) snow_rabbit 2022/01/23(Sun) 0:59:28 |
![]() | 【赤】 “小雪” 篠花ーー回想:あるお祭の日ーー [お祭りが開かれる日は、必ず会場へ出向いて様子を見るのが慣例だ。 その年は、15の風見家の子が挨拶に来るという事だったけれど>>2:135*。] ……元気で活発な子ね。 [そこまで気を使わなくてもいいのに。と思う反面、その気遣いが嬉しくて。 ようやく来た頃に抱えられた量に、更に笑った。] 甘いものは大抵好きよ。 だから、どれが良いか悩んでしまうわね。 [その両腕に抱えられたものを見て、目が移ろってしまうのは本当のこと。だからね。] 貴方の好きなものを頂戴? [一緒に分けて食べましょう? と、答えたこともあったか。*] (*7) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 1:06:31 |
“小雪” 篠花は、メモを貼った。 ![]() (a5) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 1:13:40 |
![]() | 【人】 灯守り 小満あっはは、今更君を警戒しろだなんて言われてもねぇ。 君が本気で私らに何かするとは思えないしな。 事故はあるかもしれないが、それを常に警戒しながら君に接するのは失礼じゃないか。 でも、うん、ミスに対する緊張を持ち続けてるのは、悪いことじゃなく聞こえるね。 私も見習うことにしよう。 [ぽふんとぬいぐるみパンチ>>8受けながら、からからと笑う。 過去にこの子が何をしたのか。何があったのか。 先代大雪から聞いたことは――なかったかもしれない。 あの人はこの子の来るしばらく前からすっかり篭ってしまっていたし、領域の扉が開いたかと思えばもう、表舞台に先代の姿はなかったから。 人の来歴を気にしないたちなのもあって、知らぬまま。] (11) mmsk 2022/01/23(Sun) 1:22:57 |
![]() | 【人】 灯守り 小満[何をしたのか知っていようが、いまいが。 事故がありうるから、事故が起きる前提で警戒しながら接するなどと、信頼する灯守り仲間だというのに悲しすぎるじゃないか。 そんなことを言うなら、私の力のほうがずっと、ずっと警戒されて然るべきとも思うしね。 受け取る記憶を取り違えた、なんて失態は生まれてこの方まだないのだけれど、ちょいともらいすぎてしまったことなら実は何度かある。 記憶は返せるので事なきを得たが、もしも戻せなくなるような事故が起きたら? もしも、人のすべての記憶を奪ってしまったら? あり得なかろうが、意識しておくに越したことはない。] (12) mmsk 2022/01/23(Sun) 1:23:30 |
![]() | 【独】 “小雪” 篠花/* 芒種の姐さんとか会いに行きたいし、 春分お姉様にも行きたいし、 夏至の君のわちゃわちゃに巻き込まれたいし、 立夏の天気の話振った人になりたいし、 立秋のチュウくん突きたいし、 小暑の旅の話も聞きたい。 蓮の代替わり時期の初々しさ時期が被るなら見たいし、 雀ちゃんかまいに行きたい (-9) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 1:28:40 |
![]() | 【独】 “観測者” 処暑/* さて3d……あと4日で終わりだよ〜〜〜〜〜!!! とりあえず大雪さん→小雪さん→冬至さん(→ソロル・雨水さん)かなあ ソロルを先書いた方が良い気もするんだけど (設定がはっきり決まってないため…………)、 ぬーん…… (-10) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 1:34:39 |
![]() | 【独】 “小雪” 篠花/* 麦ちゃんは、にーにの所が幸せそうなので やっぱり帰ってこいとは言えず、 でもやっぱりちょっと寂しい眞澄。 にーにに甘えに行けばいいのに甘えられない面倒くさい子です。 年下に甘えるのは無理ですね。 (-11) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 1:35:55 |
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![]() | 【人】 旅する灯守り 小暑[投げかけた問いに、小満が考える顔をする。……しばらくして、反対に小満からの問いかけが来る] 不安、ですか。確かに、初参加でしたので今日は色々とわからないこともありましたね…… ですが、隣にコーネリア……あっ、私の蛍ですね。彼女がいてくれたおかげで、なんとかなりました。ありがたい限りです。 [隣に居てくれたコーネリアへの感謝を口にする。経験不足の自分を、支えてくれているのは間違いない。……はぐらかされた感じがするのは、この場では気がつかない] (15) byte1341 2022/01/23(Sun) 2:02:45 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 ![]() (a6) mmsk 2022/01/23(Sun) 2:03:53 |
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![]() | 【人】 旅する灯守り 小暑自由な場。 ……なるほど、小満殿。私はまだまだのようです。 [その後の発言でも、自分はまだまだだな、と思ってしまった*] (16) byte1341 2022/01/23(Sun) 2:06:03 |
旅する灯守り 小暑は、メモを貼った。 ![]() (a7) byte1341 2022/01/23(Sun) 2:07:03 |
![]() | 【赤】 灯守り“霜降” 月輪─先代霜降より見た立秋─ [ 立秋は明るく場を和ませる雰囲気を持ち、 なお可愛く甘えて来るものだから、紫明が心を許したのも 早く、後輩として可愛がっていた。>>2:*30] 「なに、葵ならすぐにしっかりとこなすだろう。 ここに頼れる先輩もいるからな。 そうだな、落ち着いたら各領域をのんびり 見て回りたいと思っている。 その時には、俺の好物でも用意しておいてくれ。 [ 好物とは、百年以上前から味も銘柄も変わらないままの 立秋域産茶葉の紅茶クッキーとリーフパイ、紅茶セットのこと。 ハグには自らも背に手を回し、何度か背中と頭を優しく叩く。 立秋も灯守り歴は現役では長い部類であり 幾度と灯守り達の引退、着任を見てきたのだろう。 去り際には「じゃあな」と、やはり別れの言葉は告げずに。] (*8) nuruko 2022/01/23(Sun) 2:25:22 |
![]() | 【赤】 灯守り“霜降” 月輪[ 私が立秋域に初めて足を踏み入れたのは 蛍になり間もない頃、まだ十歳弱の時でした。 紫明様の昔からのお知り合いであり、灯守り歴も長く 「気さくな奴だから緊張しなくて良い」との前評判通り 外見も言動も、年齢を感じさせない方でした>>2:31] あの、これ、生まれつき、この色なのです。 [ 霜降域は銀髪と赤、もしくは黄系統の髪色の子が 多く生まれると聞きます。 私の場合父は銀、母は金で、私の髪色は どうやら縁起が良かった>>1:152だったようですが 道を歩けば視線が刺さるこの髪色は、 あまり好きではありませんでした。 勿論、綺麗だと言って下さる方も多かったのですが。] (*9) nuruko 2022/01/23(Sun) 2:25:38 |
![]() | 【赤】 灯守り“霜降” 月輪おしゃれ、きれい……。 ……名前、そういえば、そうですね。 三色……ふふっ……。 [ 直感ですが、立秋様の反応は偽り無き本心だと思いました。 褒めてもらえたことは嬉しかったのです。 さらに葵が青で三色という発想は無かったので 自然と表情が綻び、笑みが漏れたのです。 ──この時、私は漸く、自らの髪の色を 少し好きになれたがしました。 以降、立秋様に好感触を抱き、紫明様には] 立秋様と、またお会いできますか? [ と尋ね、立秋域に行く有事の際には、同行したいと おねだりしたこともありました。 立秋様は紫明様にカリーユと呼ばれていたことは 初対面の頃から知っていましたので 私も何度か会ってから「お名前で呼んでいいですか?」と 尋ねたのですが、快諾して下さったでしょうか。 私が霜降となってからも、霜降域を訪ねて下さることがあり その際には「相変わらずお上手ですね」と 慣れた対応が出来るまで、成長していたことでしょう。] (*10) nuruko 2022/01/23(Sun) 2:25:51 |
![]() | 【赤】 灯守り“霜降” 月輪[ 少女の心を鷲掴みにした、立秋様の蛍── ダイくん様チュウくん様ショウくん様とも 訪れる度に会いたい、お姿を見たい、と 周囲を見渡していました。 最初はぬいぐるみのような存在で、 会話は出来ないのかと思っていたのですが 唐突に喋り始めた時>2:*32は、びくっと肩を震わせて] きゃっ! びっくりした……おしゃべりできるの? わたし、葵。よろしくね、ダイくん! チュウくん、ショウくんもね。 [ 驚きながらも、可愛らしい蛍さんたちにお辞儀をしました。 許されるなら、手を伸ばし、恐る恐る頭を撫でてみます。 果実のような姿をしていらっしゃる蛍の皆さんは ]*食べられるのかしら? と純粋な疑問を抱いたのですが 素直な子供とはいえ、さすがに口に出すのは憚られました。 (*11) nuruko 2022/01/23(Sun) 2:25:56 |
![]() | 【人】 灯守り 白露……ほっとく [聞いたことがないお菓子だ、ときょとりとした 小雪様の言う通り>>2:90なら、中に黒蜜が入っていて、甘い] 黒蜜……好き [黒蜜はかつて、霜降域でよくおやつに出てきていた様な気がする 水餅にかけて、きな粉と一緒に食べることが白露は気に入っていた] あっ…… ありがとうございます…… [温かいお茶も一緒に手渡されれば、両手が塞がるのでスケッチブックは外套の大きなポケットにイン どうやって食べるのが正解かは、わからなかったので フォークでぐさりと刺して食べることにした 御行儀が悪い?どうだろう?] ……! [一口かじり 口に広がる甘さに目を輝かせた、未知の味!] (17) Alicelazuli 2022/01/23(Sun) 2:26:08 |
![]() | 【人】 灯守り 白露[会合の最後に立春おね……立春様が、お菓子を用意したと言っていた>>2:100 さすが立春様だ、いつも気遣いを忘れないし そうやってさりげなく優しさを置いてくれる 会合が終わって、みんながあのお菓子へ手を伸ばすところを、わたしは離れて見ていた どうやら、小雪様も取りに行くみたい>>2:144] …… ふふふ [相変わらずね、の声に視線だけ向けて、みっつ和菓子を手にとる女性に目を細めた] …… いってらっしゃい [和菓子を撮りにいく小雪様に、ちいさく声をかけたけれど、聞こえただろうか? 聞こえなくても、いいのだ 控えめに、ちいさく、さりげなく、手を振っておいたので**] (18) Alicelazuli 2022/01/23(Sun) 2:26:34 |
![]() | 【人】 “観測者” 処暑[ 春が先取りされてそこに在るような桜餅を菓子切りで切り分けて口へ運ぶ。 ……美味しいと思う。恐らく、誰が食べても美味しいと思う程に。 ただ……私は食事に対して熱心な方ではなくて、熱烈に感想を伝える、ということは出来ないだろう。 ……では何故食べたかというと、立春の祝いが近いから、というべきか。 もう少し分かりやすく言うならば、菓子を彼女が出したのが常の事でなかったから、か。 私が惹かれたのは、そういう“特殊性”に、である。 麦秋至の彼女が、私は和菓子が好き、と認識したと知ったら、私はそれを否定するだろう。>>2:142 和菓子が特段好きな訳ではないし、故に、餡の論争に参加出来るほどのこだわりもない。>>3 皆がどうなのか、という興味はあるが。 周りを見れば、多数がその菓子を味わっているのが見える。 この状況は、興味深い。 大雪の彼女が食んだり、>>10 冬至の彼女が小雪の彼女に勧めたり、>>4 それから皆のことを眺めて、食べかけの和菓子を置いて、手帳へと向かう。 ] (19) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 2:29:22 |
灯守り 白露は、メモを貼った。 ![]() (a8) Alicelazuli 2022/01/23(Sun) 2:32:32 |
![]() | 【人】 “観測者” 処暑[ 手帳には、少々歪んだ文字が書かれた付箋。>>2:125>>2:127 会合中、大雪の彼女の人形が付けていったものだと思われる。 会合中の彼女は真面目と言える態度ではなかったし、私が人形から彼女に視線を移せば、目が合うのも当然のことだったのだろう。>>2:122 悪戯っぽい目線を、常の淡白な表情で見つめる。内心では不思議がっていたのだけど、恐らく表面的には変化は薄い。 彼女の目的は分からないけれど、こうして堂々と人形に“観察”されていると、本当に分からない。 私を観察して何が面白いのだろうか、と。 人形の事を手帳に記しながら、また大雪の彼女の方を向くと、何故か……楽しそうにしていた。 ……何が彼女の琴線に触れたのか、本当に分からない。私は首を傾げていただろう。 付箋に気付いたのは暫く後で、本人が「遊びに来た」と主張するならば、好きにさせておくつもりであった。態々止める程ではないのだし。 声が届けられるならば「そうですか」「好きにしてください」と淡々と言っただろうが、今は会合中であった。 私は付箋を持っていないから手帳の端を切り取って、人形に渡す……ことは出来たか。 「久しぶりに会えて良かったです」――私は、文字でならばほんの僅か雄弁である。 それが、嬉しいです、という意味かと言われれば……珍しい事態が興味深い、という感情が一番大きいのだけど。 ] (20) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 2:32:52 |
![]() | 【赤】 “観測者” 処暑[ 大雪の彼女とは、実年齢は同じぐらいであったと思うけれど、灯守りとしては彼女の方が先だった。 ]先代とも被る期間があったと思うけれど、 「ぬいぐるみの姿で話す灯守りが居るんだけど」 と、雪兎同様に笑みで話していたのが思い起こされる。彼は私と違って、可愛いものを正当に「可愛いもの」として受け取れる人間だった。 (*12) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 2:33:36 |
![]() | 【人】 “観測者” 処暑[ 小満の彼や、小暑の彼、中央の人間、がいる一角に彼女は居て、 人型(にんげん)の姿で交流する彼女を、そういった意味でも、興味深く眺めていただろう。* ] (21) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 2:34:02 |
![]() | 【人】 灯守り“霜降” 月輪…………。 [ お出しされたお皿はクリームパンとごま団子。>>2:57 給食のメニューのような品の続編が登場し、 一瞬言葉を失ってしまいましたが すぐにミネストローネの器を用意して下さったので、 そちらを受け取り早速味見をします。 湯気も見えるほどのほかほか状態でしたので、 冷ましながら飲み、視線の方向をちらちらと眺めます>>2:58] あら、小満様なら逆に寄って来られそうな気もしますのに。 カリーユ様はナンパなさらないのですか? [ などと冗談も軽く飛ばし、その後も談話が弾みました。 ……でも>>2:56は聞き方ではナンパにも思えなく……? ] (22) nuruko 2022/01/23(Sun) 2:34:23 |
灯守り 白露は、メモを貼った。 ![]() (a9) Alicelazuli 2022/01/23(Sun) 2:34:37 |
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![]() | 【人】 灯守り“霜降” 月輪[ と思えば、噂の小満様が此方を見られた気がしたので>>2:63 カリーユ様に一礼した後離れ、小満様の方に向かいます。 小満様も灯守り歴百年を超えている方で、 紫明様との同期期間も長く、仲も良かったと 伺っています。退位前に紫明様が] 『困ったことがあれば、飛心に聞くといい。 大抵のことは知っている。』 [ とも教えて下さっていました。] こんにちは、小満様。調子はいかがですか? 今年もお元気そうで何よりです。 あの、何のお話を……? [ ナンパをされていたようですが、と質問する勇気は さすがにありませんでした。 ほんの少し聞くか迷いましたが。 カリーユ様や眞澄ちゃんも勿論ですが 小満様は在位期間の長さもあり、場を和ませ、 人との距離を詰めるのがお上手な印象があります。 もしかすると、過去に何人もの心を奪っていったかも しれませんね。これは妄想です。]** (23) nuruko 2022/01/23(Sun) 2:41:26 |
![]() | 【人】 灯守り“霜降” 月輪─現在─ 勿論ですが、食べたいものが多すぎて 何にするか悩んでいたのです。 もう、今日もお上手ですね。 他の女性灯守りさんにも、同じようなことを言って 回ってないですよね? [ 明るく気さくな雰囲気、流れるように褒めて下さる所は 初めて会った時から既に十年以上が経過しましたが、 ほぼ変わっていません。>>2:56 私もお陰様で(?)、最初はしどろもどろだった対応も すっかり慣れてしまいました。 ローザ……白露のことを頼んだのも、 単純な統治域の距離では処暑様の方が近いのですが、 処暑様はあまりお姿を見掛けないのもあり、 少し怖そうなのもあり 単純な頼みやすさと、長きを生きる年の功から カリーユ様にお願いしたのです。] (24) nuruko 2022/01/23(Sun) 2:43:17 |
![]() | 【人】 灯守り“霜降” 月輪あの時の音……もしかして……。 大丈夫だったのですか? [ 会場に到着後、凄まじい音>>0:112と人だかりが出来ていた 記憶は朧げにありました。 私はそのまま逆方向に行ってしまったのですが、 カリーユ様だと知れば、駆け寄っていたかもしれません。] (25) nuruko 2022/01/23(Sun) 2:43:21 |
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灯守り“霜降” 月輪は、メモを貼った。 ![]() (a10) nuruko 2022/01/23(Sun) 2:48:54 |
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蛍"菜虫化蝶" シャーレンは、メモを貼った。 ![]() (a11) はたけ 2022/01/23(Sun) 2:55:08 |
![]() | 【独】 灯守り 白露/* 全く関係ないですが(関係ないんか?) 小満さんの顔といいキャラといいめちゃめちゃ好きだと言うことを記しておきます くっそ〜〜〜!!!!!話しかけらんねえ〜〜〜〜!!!!!! じょうたい:ひとみしり がデカすぎるよぉ〜〜〜〜!!!!!!!! (でも人見知りキャラやりやすくていいよね) (-18) Alicelazuli 2022/01/23(Sun) 2:55:09 |
![]() | 【独】 灯守り 白露/* えっめちゃめちゃ好きですが(キレ) すこなんだなあ ろざを ここまで情緒ジェットコースターなんだけどそういえば芒種さんのRPもどちゃくそ好き、と言うか文章が好き (-19) Alicelazuli 2022/01/23(Sun) 2:56:20 |
![]() | 【人】 灯守り 小満コーネリア……ああ、"妹ちゃん"か。 確かにあの子なら君が小暑になる前から何度も来ているし、先代がそれはまあかわいがってたから、仕事もできるだろう。 優秀な蛍がいると助かるよねぇ。 [>>15かの蛍のことは、妹ちゃんと呼んでいた。 それは彼女が小暑の妹ではなくなった今であっても、変わらない。 本人及び現小暑にとっては現状に即さない呼び名だが、どうももう癖づいてて変えられない。 まあ『考えたら負け』なので、そんなものくらいに捉えられていれば助かる。] でも、君も仕事は十分できるって聞いてるよ。 だから心配しない、しない。すぐ慣れるさ。 私がはじめてこの会合に出てきたときなんて、円卓の外で突っ立ってなーんにもしないでただ見てただけだし。 それに比べたら、上出来。 [それと比べると、何もかも上出来になってしまうのだが。 詳しくは触れるまい。] (27) mmsk 2022/01/23(Sun) 3:05:46 |
![]() | 【人】 灯守り 小満[天乃との戯れは、呼び込んだ霜降がやってきた>>23のに気づいて終わる。 さて揶揄う手が止まるのと灯守りが増えるの、どちらが彼にとって幸福かはわからないが。 退位前の紫明のアドバイスを知っていたら『私でいいのかいそれ。もう少し真面目なやつにしときなよ』なんて笑ったろう。 大抵のことは知っている? 人の好物だの恥ずかしい過去だの昔の悪行だのなら語れるかもしれないが、困ったときの助言なんて『好きにおやり』しか言えそうにない。] やあ霜降。今日もかわいらしいね。 私はまあ、いつも通りさ。 小暑がね、なんだかんだ初めての会合が不安だったみたいで。 これまで不安だったことある? みたいな話をしてたとこ。 それで、そういうのは若い子の方が気持ちが新鮮じゃないかって、君とかちょうどよさそうだと思ったんだよ。 [どうだい? と振ってみるけれど、さて。] (29) mmsk 2022/01/23(Sun) 3:37:58 |
![]() | 【人】 灯守り 立秋―灯守りと戯れる丸いの達― [考える時間1秒もなかったのでは!?とチュウくんは訴えたい。>>2:126 残念ながら、ウサギほどの優れた耳を果実は持っていなかったので、むずかしい話を右から左に流しつつお菓子を食べるのに夢中。>>2:129] 『メ?……………。』 [己の名前を出されたことで、意識がようやくそちらへ向いた。>>2:130 はてェ?と言うように体を傾ける……人間で言うなら首を傾げているかのようなポーズ。とっさには思い浮かばないくらい、恵まれた果物であるようだ。 やがてお膝抱っこの時間は終わりかけ。>>2:132] 『ヒャァーッ』 [油断していたらあーんされてしまった。不覚。思わず小さな悲鳴をあげた。悔しい!でも美味しい!と絶対に吐き出さない心意気でもぐもぐ。>>2:153] (30) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 3:56:43 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 ![]() (a12) mmsk 2022/01/23(Sun) 4:19:39 |
![]() | 【赤】 “観測者” 処暑[ ――“蛍”でも“弟子”でもなかった私が、“灯守り”になった当初、 灯守りの何を知っていたかと言えば、一般人と殆ど変わらない事しか知らなかっただろう。 先代の彼と一緒に住んでいた訳でもないし、彼は仕事の事を深く私に話すような人ではなかった。 処暑域の行政職員は相当頭を悩ませていたと思うし、非常事態に中央域の職員も対応に追われたのではないだろうか。 当時の私にはどうでも良いことであったが。……否、今もそうかもしれない。 処暑域の職員は、突然灯守りになった私に対し諸々の必要事項を伝えつつも、 彼を失ったショックで 気のない私に業を煮やしており、私への対応は強かった。しかしそう急かされても私はぼんやりしていたから、それが益々彼彼女の反感を買っていただろう。 職員は、彼と私の関係を知る事はなかった。 私も喋ることはなかったから、唯、容姿が似ているから血縁だろうか、と判断されていた。 それと、私が彼を亡くして放心しているのも話していなかったし、傍目からでは、私の様子は分かりにくいから。 故に、私の心情は慮られることは少なかった。 ……それでも諦めることはなかった職員たちには恐れ入る。 否、先代の彼の部下と思えば納得するのだが。 なんとか行政が形だけでも回るようになった頃、灯守りの会合への参加を勧められた。 ] (*13) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 4:41:16 |
![]() | 【赤】 “観測者” 処暑[ “灯守り”としての仕事については、立秋の彼に大きく世話になったと思う。 職員が教えられぬ事については、彼に教わった。 幸い、というべきか、灯宮の番からは遠い時期ではあったし、教わる時間はあった。 ……尤も、当時の私は放心状態であったから、反応も普段より更に鈍く、良い新人とは言い難かっただろうが。 そこについては、少々申し訳なく思っている。 彼にも会合の参加は勧められたのだったか。 職員に言われた事は、聞かない事も多かった。 それでも参加に踏み切ったのは……彼に言われたから、というのもあったのかもしれない。 ] [ 当時の会合出席メンバーで、今も残っているのは、24の席の1/3程度か。 そう思えば、当時の私を知る者は今でも案外多いのかもしれない。 ] (*14) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 4:42:25 |
![]() | 【赤】 “観測者” 処暑―― 小雪の彼女 ―― 「 彼女は“雪”みたいに凛としたひと……かな 雪を見てる時みたいな、ぴんとした空気を感じるひと 」 [ 先代の彼が、私に仕事の話をする事は殆どなかったけれど、 その代わり、灯守りの人となりについては随分聞いていた気がする。 ] 「 規律に関してしっかりしているし、 統治者として尊敬出来るひとだよ 少し近寄りがたく見えるけど……本当は優しいひとなんだ 」 [ その時彼が話していたのは、当時から小雪号に就いていた彼女の事。 小雪域は少々遠くて行ったことはないし、そこの灯守りについて全く知らない。 ただ、彼が尊敬し、理想としているのだな、という事は分かる。 元々行政職員であった彼。 少々住民に対して心を砕きすぎるところはあるようだが、規則は出来る限り侵さないようにする気質であったから、彼女とは相性が良かったのだろう。>>2:*112 でも「目を引くような美人だよ」と、私の前で躊躇もなく言うのだから、本当に仕様がないのだが。 ] (*15) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 4:44:07 |
![]() | 【赤】 “観測者” 処暑[ 等身大の灯守りの話を聞こうとも、実際会う機会があるとは思っていなかった。 それが今、灯守り同士として会っているのだから、どう受け止めれば良いのか分からない。 小雪の灯守り、と名乗った彼女は、確かに雪のような鋭さを持つ美人であった。>>2:*113 ] ………………初めまして ……はい、『処暑』です ……何か? [ “新しい”処暑、とは言えなかった。 当時の私の容姿は今より少々若く、見方によっては彼の弟妹か、従兄弟ぐらいに見えたかもしれない。 しかし当時から、感情が表に出ないのは変わらず、更に当時はそもそも感情が凪いでいたから、何を考えているかは分からなかったかもしれない。 ただ……灯守りとして私の灯りを捉えたのなら、弱弱しくなっているのが判った、かもしれないが。 ]灯りと離れる事が不安で、最初は灯りを持ってきていたのだ。 (*16) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 4:45:01 |
![]() | 【赤】 “観測者” 処暑――――っ、 [ しかし、先代に似ていたから驚いた、という言葉を聞いて、私は一瞬、あからさまに科表情を歪めただろう。 ] (*17) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 4:45:34 |
![]() | 【赤】 “観測者” 処暑[ もしかしたらその反応で、先代の関係者だという確信は持たれてしまったかもしれないが、それはさておき。>>2:*114 彼女は「何かあれば相談に乗る」と言ってくれた。 ……彼の言っていた通りの、優しい人、のようだ。 有難い事だとは思った。けれど私は、どうするのが正解か分からずに、「ありがとうございます」と当たり障りのない反応を返したのだったか。 人見知り、人と関わる事自体が苦手、加えて全他者に対して薄く不信感があったから。 その厚意を、素直に受け取る事が出来なかった。 ……話したくない訳ではなかった。けれど私から何かを話すことはなかったから、彼女は直ぐに離れて行ってしまったか。 彼女の心の内は知らない。私自身を気に掛けられていた事も。>>2:*114 ] (*18) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 4:46:36 |
![]() | 【赤】 “観測者” 処暑[ 半ば強制的に関わりが深くなった立秋の彼はともかく、私は他の灯守りに対してなかなか心を開けなかったし、会合へ出るのも、暫く間が空いた。 私は“外”へ出られずに、殆ど領域に引きこもり、淡々と業務をこなしていたけれど、 ただ、“外”のことは、“風”によって“見て”いた。 処暑の灯守りに受け継がれる能力『風星』。 空から地上を見つめる星のように、風によって離れたものを観測出来る能力。 ただ、私は処暑域を見れば見るほど、分からなくなってしまっていた。 この人々に守る価値があるのだろうか、と、そういうことを考えてしまう。 彼から託された位。きちんと継がなければいけない、という思いはあったけれど。 それでもやはり、彼を失った世界に、意味を見出す事が出来なかった。 ――私は、この世界を嫌いになってしまっていた。 “風”を小雪の彼女の元に飛ばしたのは、ほんの気紛れだ。 彼が尊敬していた彼女の仕事を“見れ”ば、もしかしたら民を治めるとはどういうことか、分かるのではないかと。 ……さて。それが始まりであった。 灯守りという存在を“観測”するのは興味深く、元の学者気質は蘇り、熱心な趣味となってしまった。 ] (*19) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 4:47:44 |
![]() | 【赤】 “観測者” 処暑[ 会合にも出るようになった私に、彼女は再び話し掛けてくれたのだったか。 何れにせよ、私も彼女には慣れていったし、それから私が目的を持つきっかけになったことにより、少し、特別気にするようになった。 もしかしたら彼女は、私が問題ある統治者となっていることを良く思っていないのかもしれないけれど。 今の印象としては、理想の統治者とも言える、しっかりした灯守りだということだ。 しかし……どうやら、先代に反発していて、そこに何かがあるらしい、という事は分かった。 私にはそれをどうすることも出来ないし、 傍観者故にどうしたいと思うこともないけれど。 私は時々彼女宛に、処暑域の農作物を送っている。 彼が、短い就任期間にどうやらそうしていたらしいから。 最初は彼女に相談に乗ってもらった事の礼だったようだけれど、幾ら感謝しても足りないから、とそういうことだったらしい。 私の言動は彼と似ても似つかない訳だけれど、彼の行動をなぞる私は、彼女にどう見えているのだろうか。 今なら、なんとなく分かる気がする。彼女が最初、私の容姿を見て驚いた理由。 彼女も、彼の事をそれなりに大切に思っていたのではないか、と。** ] (*20) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 4:48:44 |
“観測者” 処暑は、メモを貼った。 ![]() (a13) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 4:53:26 |
![]() | 【独】 “観測者” 処暑/* こういう感じで良かったのか……わからない……大丈夫……??? あたまはたらいてない感じがあるので、いろいろふあん(ねて) (-22) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 4:58:29 |
中央域勤務 天乃は、メモを貼った。 ![]() (a14) kuzusa_h 2022/01/23(Sun) 5:04:10 |
![]() | 【赤】 灯守り 芒種[ 子供らしい遊びの一般教養が足りず おままごとの『たべる』は食べるふりでいいのだと 知らないうちは話をそらすことで誤魔化そうとした。 『一般的な夫婦』の会話を知らないうちは なんでも小さな妻の望むようにしたいと 質問に質問で返してでも 彼女の望みを聞くことでやり過ごした。 母親の生き写しみたいな彼女はいつでも母親役を望んで わたしはいつもその伴侶役、父の役で。 ママの真似をしたがる彼女とは対照的に その場面で父ならどうするかを一切知ろうとしなかった。 こんな場面でまで父の代理を与えられることには 不思議と然程何も思うことはなかった。 単純に、父の存在が必要がなかったからだ。 青く茂る草原の上に広げた虹色のピクニックシートの上の 間取りも曖昧な小さなおうちで 即興で紡ぎ出される物語は、彼女にとっては 日常をくり抜いた両親の真似事であっても わたしにとっては知らない世界の出来事で。 全然父親の真似をできないわたしの存在を彼女は最初から そうじゃないと否定して責めることはなかったから。 そのまま受け入れてくれたから。 ] (*21) yahiro 2022/01/23(Sun) 5:30:44 |
![]() | 【赤】 灯守り 芒種[ 父がどうとか、そんな些細なこと。 わたしと、この子と、ぬいぐるみたちだけの この小さなおうちのなかでは必要がなかった。 わたしが何者かも理解していないこの子が わたしをわたしのまま受け入れてくれるのなら この2メートル四方程度のささやかな幸せを いつまでも守ってやりたいだなんて 傲慢に、軽率に、思うようにさえなっていった。 ] (*22) yahiro 2022/01/23(Sun) 5:31:42 |
![]() | 【赤】 灯守り 芒種[ 彼女の望むことはなんでも叶えてやりたいと 思うようになるのにそう時間は掛らず 彼女の母親がちょっと困るくらいに彼女を甘やかした たまに遊びに来ては甘やかしたい時だけ甘やかす 彼女にとって都合のいいわたしに 彼女がなついてくれることは あまり不思議はないと思えたのでもうこわくはなかった。 愛情を与えられることも与えることも不慣れな 気の毒な子供の顔をしておけば 彼女の母親も過ぎた贈り物を咎めることはしなかった。 唯一望まれても叶えられなかった望みは 『帰らないで』だけだと思う。 そこだけは踏み越えないと決めていた。 彼女にとって甘やかすだけの都合のいい存在で居たかった。 家族になってしまうのがこわかった。 なろうとしてもなれないと思い知るかもしれないことも、 近すぎる距離で衝突することも、なにもかも怖かった。 彼女の母親からかけられる言葉が 「またあそびにきて」から「もう行くの?」に変わっても 頑なに、「また遊びに来ます」を繰り返した。 「自分の家だと思って何時でも帰ってきて」と言われても 形だけでも頷くなんてできなかった。 望んでも父から貰えなかったその言葉は あんなに欲していたくせに いざ与えられてみると 受け取り方がわからなくて、怖くて堪らないだけだった。 ] (*23) yahiro 2022/01/23(Sun) 5:34:43 |
![]() | 【赤】 灯守り 芒種[ 歪な愛情を捨てるゴミ箱みたいに、節操なく贈っては はしゃいで喜んで懐いてくれるだけでよかったのに それだけがよかったのに。 自分の趣味を刷り込む父のやり方を 同じやり方で押し付けて否定したつもりになって 気持ちよくなっていられる時間は案外短かった。 初めて返された贈り物は、彼女の説明を聞いても 全然何がどう描いてあるかわからなかったけれど 隣で一緒にお絵描きをしていたからわかることもあった。 画用紙いっぱいに彼女のお気に入りの色と 一生懸命が詰まっていた。 彼女のような、相手が喜ぶ上手な喜び方ができなくて 上手く笑えなかった顔はきっと 泣き出しそうに歪んでしまったと思う。 「上手にかけたね」「うれしい」「ありがとう」 「たからものにするね」 彼女の傍で過ごした時間のおかげで 正解の言葉を返すことはできたけれど。 そんなものじゃたりなくて。 背筋が冷たく凍りついて 恐怖に震える心地だった。 どうしよう、かえしかたがわからない。 ] (*24) yahiro 2022/01/23(Sun) 5:37:44 |
![]() | 【赤】 灯守り 芒種[ 今でもわからないままだ。 全然成長できないわたしを表すみたいに 灯守りになったわたしのすがたは時間を止めて あの子だけがどんどん成長して、離れてゆく。 与えられた暖かなものを まだ全然返せていないのに。 焦る気持ちは次第に消えて 今ではそれのままでいいとさえ思っている。 返し終えてしまったら、 全て終わってしまう気がして。 *] (*25) yahiro 2022/01/23(Sun) 5:39:31 |
![]() | 【独】 灯守り 立春/* びえええええ お姉ちゃんびえええええええええ(語彙力) おねいちゃんはおねいちゃんのままでいいんだよ! そんなおねいちゃんのことが妹はだいすきなんだよっっヾ(:3ノシヾ)ノシ (-23) rinto 2022/01/23(Sun) 6:16:07 |
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夏至は、ここまで読んだ。 りょー2 2022/01/23(Sun) 10:37:29 |
![]() | 【赤】 灯守り 雨水 ― 先代の話 ― [村雨は家庭に恵まれない男だった。 家族は出来のいい弟ばかり構う。人当たりをよくして、交流を広くして、仕事に励み、いい顔して世を渡ったが、精神が段々もたなくなっていった。 端的に言えば孤独だったのだ。 自分に好意を寄せてくれる存在がいても、自分と似てて、自分よりはるかに出来がいい弟が現れれば全てもっていかれる。 そこで出会ったのは先々代雨水だった。 彼は穏やかに、村雨の話を聞いた。出会ったばかりなのに、不思議と全てを話すことが出来た。] 「それは、さみしいね」 [そう言われて心の孤独をまるで雪解けのように。解いて貰えた。] (*26) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:38:09 |
![]() | 【赤】 灯守り 雨水[それから村雨は彼の元に通い詰めた。色々話を聞いて貰った。 先々代には蛍はいたが、彼が着任する時同時に共に頑張ろうと手を取り合った友人同士。年も年だった。先々代の引退と同士に引退すると明言していた。 先々代は人間としての寿命で終わる事を望んでいた。後継が必要だった。 先々代はそんな環境でも心根を曲げなかった村雨を気に入って、雨水になる話を持ち掛けた。 彼は受け入れた。 家族にはその後、今頃という清々しさですり寄られたが、最低限の仕送りだけ確約して近づかないよう約束させたのだった。 灯守りになってからは大変だったけれど、やりがいもあった。先代に蛍だった人がが手伝ってくれたし他の灯守りや中央の人間にあれこれどうしたらいい? と問いかけるのを恥じない男だった。 なお、その当時既にそこそこおじさんの年になっていて。今更外見を若くするのはそっちの方が恥ずかしくないか? とそのままにしたという。 やっと居場所を手に入れた。 その幸福感で満ち溢れていた。] (*27) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:42:12 |
![]() | 【赤】 灯守り 雨水[彼女と出会ったのは、灯守りになって少しした頃。 そろそろ自分の蛍を探したほうがいいだろうと思った時期だった。 彼女は自分と偶然出会って 彼女は自分に惹かれてくれて 彼女は自分と結婚したいと望んでくれた 家庭を持ちたい。その願いが強い男は彼女を受け入れ、蛍にして妻にした。] [すべてが壊れたのは……年月が暫し経ってから。] (*28) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:43:31 |
![]() | 【赤】 灯守り 雨水[彼女は若く、美しい女だった。 結婚した時は皆に自慢したものだ。 だから外見年齢を止めたまま。少しでも釣り合うように見目も気にした。 女は自分の容姿に自信を持っていた。 だから、気づいた時逃げるしかなかった。 自分だけが年をとっている現実に。 告げれば男は一緒に老いると言っただろう。 愛しているからいかないでくれと懇願しただろう。 女はそんな男の優しさが苦しかった。 本当は、だって本当は。偉い人の妻になって自慢したかった。自分が特別だと思いたかった。 それが彼に近づいた理由だった。 美しさがなくなる自分はもう、そんな彼とつりあうものは持てないと──── 彼から、 逃げた。 ] (*29) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:44:25 |
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![]() | 【赤】 灯守り 雨水[蛍をやめる言い訳に妊娠したかもしれないから引退すると。他に引き継いでほしいと願った。 村雨はは妻以外を側におかないと告げた。 安心させたいと惚気た。 愛されるほど、自分の醜さが嫌いになった。 対して村雨は家族をほっしていた。 だから懐妊の可能性にのぼせあがった。 気づけなかった。何もかもに。 気づいたら離婚の手続きも終わっていて 一人、残された。 置手紙には時間がずれていくのが辛い旨 本当はあいしてなどいなかったと 彼女の最後の嘘を 残した。 村雨は泣いた。あちこち探した。 後日、知人越しに彼女は他の男と結婚していると教わり、ようやく諦めをつけた。 引きこもりの灯守りは珍しくない。ただ、彼は会合に積極的だったからこの騒動の暫くの間、顔を出さなかったのは珍しかっただろう。雨水の季節でなかったのは彼女の気遣いだったら伝わる事はない。] (*30) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:46:59 |
![]() | 【赤】 灯守り 雨水[彼はそれから、離婚した事は書類として提出し 他の誰も、妻に出来なかった。 他の誰も、蛍に出来なかった。 代わりなんて見つけることは出来なかった。 彼女がどれだけ自己愛で近づいたとしても 彼女は村雨の唯一の、愛した人だった それから会合に戻った際には何事もなかったように顔を出し、何事もなかったように振る舞い 自分に残った居場所をひたすらに、守った。 彼は父親になりたかった。 だから嬉しかった。反抗してくれた灯守りも 花雨に父親のように、見て貰えたのも──── ] (*31) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:47:56 |
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![]() | 【独】 灯守り 雨水/* この、この長文族…(頭抱え) でもこれで赤窓に落とすお話は出し切ったかな…? 元奥さん妊娠については嘘だったとは書いてないのがみそです 花雨は村雨の娘じゃないのは確定ですがね。年月的にあり得ないので (-27) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:52:13 |
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灯守り 立夏は、メモを貼った。 ![]() (a15) ツナ 2022/01/23(Sun) 11:58:56 |
![]() | 【独】 “観測者” 処暑/* 先代雨水さん……………………………………(すき) そういえば処暑さんと彼の外見年齢がずれていくこと何も考えてなかったけど、彼なら同じ時を歩んでくれる気がするな………… 処暑さんは見目に頓着しないので自分が綺麗でなくなっていくことは何も思わないけど彼と並んだ時に彼と釣り合わないということをありありと突きつけられてしまうのでひとり凹むというタイプ(?)(彼には言わないけど彼には普通に見透かされてる) (-29) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 14:05:56 |
![]() | 【赤】 灯守り 夏至ーむかしむかしー [ボクは夏至領域の中でも結構な権力と実績のある家庭に生まれた。幼い頃から次のこの家を継ぐ者として、英才教育を叩き込まれてきた。 ボク自身それが当たり前だと思ってきたし、それ自体に特に抵抗なんてなかった。 …… 少しだけ気持ちに靄がかかっていたのは、きっと気のせいと押し殺して。 ] (*33) りょー2 2022/01/23(Sun) 14:30:02 |
![]() | 【赤】 灯守り 夏至[そんなある日、ボクはひょんなことから一人になってしまった。 基本的には側近がボクのスケジュールや行動を管理していて、それに沿って行動しているのだが…どうにも側近と逸れてしまったのだ。 別にスケジュールなんて知らないし、スケジュールが遅れたとしてもボクの知ったことではない。 ふらふらと騒がしい領域内を歩いて、公園のベンチに腰を下ろした。] (*34) りょー2 2022/01/23(Sun) 14:32:41 |
![]() | 【赤】 灯守り 夏至[夏至領域の人達は基本的に明るい。常に天候が明るいからなのか、ここの灯守り様の政策なのかは知らないけれど。 公園で一人座り、小さい子が遊んでいるのを眺めながら、側近たちがボクを見つけてくれるのをボーッと待っていた。] 『……どうしたの?一人ぼっちなの?』 [……全てはこの時から、動き始めたのだ。] (*35) りょー2 2022/01/23(Sun) 14:35:02 |
![]() | 【人】 “小雪” 篠花ーー回想:103年前ーー [兄様の蛍になってしばらく経った頃。 以前と比べて明らかに統治の仕事を押し付けられるようになった。 たまに悩むこともあるけれど、兄様ならどうするか、兄様なら何を考えるか。思考をなぞって何とか解決してきた。 兄様から何も言われないから、おそらく間違ってはいないのだろう。 ただ、それよりも気になることがあった。 「“蛍として”ではなく、“灯守りとして”どうするか考えなさい。」 そう言われることが多くなった。 最初は冗談だと思っていたのだが、日が経つに連れて言われることが多くなれば、冗談じゃないかもしれない。と過るようになっていた。 何故、蛍ではなく灯守りとして考えなければならないのか。 今は兄様の蛍であり、灯守りではない。 灯守りは私ではなく兄様だ。 嫌な、予感がした。 だから押し付ける兄に尋ねた。私を灯守りにするつもり? と。] (33) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 14:41:39 |
![]() | 【赤】 先代“小雪” 篠花ーー先代の記録:103年前ーー [家は2つに別れきる、とまでは行かずとも、割れていた。 直系長子の眞澄こそ灯守りに相応しいという意見と、 現灯守りである菴にこのまま任せるべきだという意見だ。 どちらも付いている側が違うだけで、考えていることは同じだった。 要は2つとも“灯守り”に取り入り、暴利を貪りたいのだ。 傍迷惑な話である。 灯守りの仕事に、暴利を貪りたいだけの無能はいらない。 だから集る蝿を適当に“払い”続けていたわけだが。 一番汚い大きな蝿共を払い終わった今でも、まだ意見が割れている。 せめて僕と眞澄が実の兄妹なら、ここまで面倒にならなかったんだろうけど。 これ、どっちか消えないと収まらないだろうなぁ……。 そう思い至ってから、眞澄に統治の仕事をまるっと おしつk 任せることにした。元々手伝わせていたけれど、統治の仕事を大体卒なくこなす妹に感心していた。 まあ、たまに悩む素振りを見せるので、ヒントぐらいは出していたけど。 それで何とかしてしまう辺り、結構素質があるのでは。 これなら安心して号を譲れるな、なんて考えていた。 だから妹の質問には簡潔に答えたのだ。そうだけど? と。] (*36) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 14:42:24 |
![]() | 【人】 “小雪” 篠花私は絶対に灯守りにはならない。 [兄様の返事に、僅かな苛立ちと焦りを感じた。 私は一人前ではない。兄様の統治の仕方を参考にして、やっと回している状態なのに。 兄様は仕事をサボっていても、いつの間にか片付けているぐらい、要領が良くて頭のいい人だ。 私よりも経験もあるし判断も早い。] 直系だの傍系だの関係ない。 兄様は傍系の出かもしれないけれど、今は直系の者でしょ。 [そんな兄様を追い出して灯守りになるなんて、絶対にあり得ない。] (34) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 14:43:18 |
![]() | 【赤】 先代“小雪” 篠花「篠花家直系長子の君が、正気かい?」 [正直、ここに来て最大最強の反対勢力が出てくるとは思ってなかった。 昔から予想外の事をして、愉快な世界に変えてくれる子ではあった。 だが、今ここでそれは、本当に勘弁してほしい。] 「直系に名を列ねていたって、傍系の出なのは変わりないさ。 血筋っていうのは、結局一番わかり易い力だからね。」 [君を守る為には、何としてでも君を灯守りにしないといけない。] (*37) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 14:43:59 |
![]() | 【人】 “小雪” 篠花能力がなければ血筋なんて何の意味もない!! [血筋があっても暗君ならば、領地は衰退するだけ。 それならば多少血筋が悪くとも、明らかな名君が統治した方がいい。] 兄様の方が私より遥かに優秀でしょ!! 血筋がどうのと言うのなら、兄様が変えていけばいい!! 兄様が旗頭になって進めればいい! [領民からもそれなりに支持はあるし、今までの統治を見ればそれ程反感は買わないはずだ。 私も手伝うから。 お願い、一人にしないで。行かないで。] (35) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 14:44:31 |
![]() | 【赤】 灯守り 夏至[声の方を向けば自分と同じくらいの年齢であろう少女がそこに。黄色いマリーゴールドの髪飾りをつけた少女。] 『一人ぼっちなら、一緒にあそぼ?』 […他の誰かと遊んだことなんて無かった。名家に生まれた者の勤めとして、そうするべきと教えられてきたから。 でも今はボクに出来ることなんて無いし、側近もまだボクを見つけられていないらしい。時間潰しには良いか。] 良いよ、遊ぼう。キミの名前は? 私は萩。萩ちゃんって皆呼んでるよ。 …そんなちゃん付けなんて恥ずかしくて呼べないよ。ボクの名前葵だ。よろしくな。 [時間にして1時間くらいしてからだろうか、側近が迎えに来て、ボクは萩に別れを告げた。 ……楽しかった。色んなお稽古や勉強なんかよりもっともっと。萩だけじゃなく、この領域に住む皆の顔が明るいのは、きっと夏至様のお陰なんだよね。 そう考えたらボクは…カゴの中に居る小鳥のようだ。 数年後、突如屋敷を抜け出し、基本的には入ることの出来ない夏至様の居る屋敷へと乗り込んだ**] (*38) りょー2 2022/01/23(Sun) 14:44:42 |
![]() | 【赤】 先代“小雪” 篠花「能力があっても血筋が悪ければ納得されない。」 [血筋が悪い統治者は、余計な所で恨みを買う。 同じぐらいの能力なら、本来継ぐべき方が継いだ方が余計な火種は燻らずに済む。 例え、それで本人達が納得していたとしても、周りが許さなければ意味がない。] 「そりゃ確かに僕は優秀だけど? だからと言って今までの考え方を改めさせる気はないね。 そんなやる気、僕にはない。」 [それは僕の仕事ではなく、君の仕事だ。 本来継ぐべき方が言い出すのは勝手だが、継ぐべきではなかった方が言うのは反感を買う。だから僕が進めるべきではない。 こんなに引き止められるとは思っていなかったから、正直気持ちは嬉しいけど。 今回ばかりはその願いは叶えられない。] (*39) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 14:45:08 |
![]() | 【人】 “小雪” 篠花……っ、兄様のバカ!! [何を言っても聞いてくれそうにないのを悟った私は、部屋を出て怒った勢いのまま扉を閉めた。 どうしてわかってくれないのか。 小さい頃からずっと傍にいてくれた兄が、いなくなるかもしれない事実に堪えられなかった。 もしかしたら仕事を放り出せば、兄様は諦めて辞めずにいてくれるかもしれない。 そうも考えたが、生来の真面目な性格は、それを良しとしなかった。 私ができた細やかな反抗は、兄に小雪にならないと言い続けることと。 兄を仕事の時以外は無視することだけだった。*] (36) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 14:45:47 |
![]() | 【赤】 先代“小雪” 篠花「やれやれ……。」 [妹にしては珍しく荒く閉じられた扉を見ながら、ため息をついた。 本当に、あの子は己の予想の斜め上を行く。 あんな事を言ったから>>0:359、あっさり納得するかと思っていたがとんでもなかった。 嬉しいと思う反面、頭痛がする。] 「説得、説得……どうするかなぁ……。」 [正直、妹を説得、言いくるめるのは一二を争う苦手分野だ。 今までも何度かやろうとしたことはあるのだが、いつも押し負けてしまっている。 つい甘やかしたくなるのだ、恐ろしい。 おまけに仕事の最低限の会話以外、話してくれなくなったので取り付く島もない状態。 幸い、仕事は放り出していないようだが (まあ僕と違うから、サボるって考えないんだろうね) 、これでは説得の余地もない。結局、僕に残された手段は強引に号を受け渡すことだけだった。*] (*40) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 14:46:14 |
灯守り 夏至は、メモを貼った。 ![]() (a16) りょー2 2022/01/23(Sun) 14:46:14 |
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![]() | 【赤】 先代“小雪” 篠花ーー先代の記録:冬至の君とーー [小雪域を出て半月は経っただろうか。 もの珍しさに充てられてフラフラしてたなんて言えない。 ようやっと冬至域に着いた僕は地面に両手と膝を付いていた。 何ということでしょう。 そ う い え ば 僕 は 領 域 に 入 れ な い 灯守り辞めたんだからそりゃそうだ。 そんなホイホイ入れるーー所もあるだろうけど、入れない所もあるよね。 浮かれてそんなことを忘れるなんて、僕としたことが何たる不覚。 そんな……露天風呂……などとガチ落ち込みを見せていたら、蛍が>>*4。 それが迎えだと気付くまでにそう時間は掛からなかった。 奥に開かれた扉が見えたから。] (*41) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 15:27:07 |
![]() | 【赤】 先代“小雪” 篠花[迎えられるままに踏み入り、我儘で露天風呂を所望したらいつぞやの雪見風呂を再現してくれた>>*5。 試作ではない風呂用衣服が渡されたなら、一緒に入ろう!などと誘ったりして。 この時、親友も誘えばいいのでは? 等とちらっと考えたが、まいっか☆と投げ出してしまった。 後程小一時間愚痴られた時は大いに反省した。やっぱり誘えばよかった、と。>>2:*129 近くとも近すぎず、 親しくとも親しすぎない関係は とても心地よいものだった。 こちらが話さなければ聞かれないと言うのは、 結構楽になれるんだな。ということを考えて。 人間関係って難しいな、なんて。 のんびりとした時間を過ごした。] (*42) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 15:27:34 |
![]() | 【赤】 先代“小雪” 篠花[ただ、たまにお酒を飲みながら語り合った。 お酒は特に勧めることもなく、ちびちびと。長く語り合えるように。 お風呂大作戦の時、まさか君が乗ると思ってなかっただとか、そんな他愛ない話を。 穏やかに楽しい時間を過ごしていく。] 「眞澄を守る為に奔走したつもりだけど、上手くいったかなぁ……。」 [やがて酒が回り、酔いが回れば、そんな弱気なことを呟いた。] 「あの子が幸せに暮らせると、いいなぁ……。」 [妹に触れたのはたったそれだけ。 それ以上は触れず、ただただ思い出話に花を咲かせた。 やがて旅立つとき、「いってらっしゃい」と言ってもらえるなら>>*6。 金平糖を手に「いってきます」と答えて出ていくのだ。*] (*43) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 15:27:48 |
“小雪” 篠花は、メモを貼った。 ![]() (a17) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 15:30:53 |
“小雪” 篠花は、メモを貼った。 ![]() (a18) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 15:32:25 |
![]() | 【赤】 灯守り 立秋―葵ちゃんと― 三色団子とか作ったら、ちょっとした名産品になるかもよー? [そんな冗談を紫明に言ったりして。>>*10 自然な笑みを漏らす小さな女の子に、可愛いねえ。と一人呟いた。 それから時々霜降と共に立秋域に訪れる葵の為に、定番の紅茶クッキーとリーフパイ以外にもプリンとかケーキとか、子供の好きそうなお菓子が用意されたりした。 なお、橙色のゼリーを用意した時には、葵がちら……とダイくんを見たような気がしたので。] あ、違うからね。ダイくん達から作ったわけじゃないからね。それに非常食にはなるかもしれないけど、多分食べない方が…… [頭を撫でたりして、可愛がってくれていることは知っているので。ただ、少々不穏な単語が飛び出したことには自分では気づいていない。>>*11] (*44) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 15:34:21 |
![]() | 【赤】 灯守り 立秋『我ノ顔ヲオ食ベヤス。 ……ト迫ッテクル食物ガ、モシモ居タラ怖イデッシャロナ』 [話を側で聞いていたダイくんジョーク。 ちなみに彼は言語設定が適当なのか、方言?が色々混じる。] (*45) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 15:35:52 |
![]() | 【赤】 灯守り 立秋[よく慕ってくれているからか、名前で呼んでも良いですか?と尋ねられた時には「うん、いいよー」とあっさり承諾した。] いやしかし、小さい頃のあだ名って、 一度定着するといつまでも消えないものだね…… [成り立ちを思い出すと少し気恥ずかしい物があるが、今更訂正するのも勿体ない程度には定着した名前なので。僅かなくすぐったさを覚えながらもそのままに。*] (*46) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 15:36:46 |
![]() | 【人】 灯守り 立秋―現在― 美味しくて種類も多いもんね。 食事がメインと言っても過言じゃないよね。 [過言です。] ふ、褒める時はその人に合わせた褒め方をするよボクは。 [同じようなことは言わないが、言って回ることは回るのだと悪びれず認めた。>>24] ん、あの時の音?そんなまさか。 しっかり乗りこなしているよ! ……まあちょっぴりコケたけど。 派手な音はしちゃったけど、ケガもしてないし。 [本当はかすり傷くらいはあったけれど、長年灯守りをやっている体がすぐに治してしまったから、余計な心配はさせないよう無傷だと主張した。>>25] (37) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 15:37:54 |
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![]() | 【人】 灯守り 立秋[食べている姿を見ると、自分も塩気が欲しくなって、ミネストローネのスープを頂いて温まり。>>22] いいの、ボクこそナンパせずとも寄ってくるもの。 [にこにこと見栄を張る。] 後で葵ちゃんも小満のとこに寄りに行く? なんてねー。 [そんな冗談も言ったけれど、その後談話が一区切りついた辺りで霜降は本当に向かった。本当にナンパされに行った訳ではないだろうが、その背を見送ってから。>>23] あ、いつの間にかチュウくんいないなー。 迷子にはなってないかな? [大丈夫だろうと予想しつつも、他の料理も見る為にも適当に会場内をゆっくり歩く。**] (38) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 15:38:55 |
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![]() | 【独】 灯守り“霜降” 月輪/* この秋しか寄越さないランダムよ もしかしたら秋以外出ないんじゃないの 霜降vil芒種vil小暑vil (-33) nuruko 2022/01/23(Sun) 15:40:32 |
灯守り 夏至は、メモを貼った。 ![]() (a19) りょー2 2022/01/23(Sun) 15:40:45 |
灯守り 夏至は、メモを貼った。 ![]() (a20) りょー2 2022/01/23(Sun) 15:41:51 |
灯守り 立秋は、メモを貼った。 ![]() (a21) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 16:00:30 |
![]() | 【人】 灯守り 立春[蘭花様──先代立春はよく、 手作りのお菓子を作ってくださった。 きちんと季節に合わせた色や形で生み出されるそれは とても美味しいのは言うまでもなく、目にも美しくて お仕事の合間に作り方を教わって一緒に作っては、 抹茶を点てたり紅茶を淹れたりして楽しむ 和やかなお茶の時間が大好きだった。 蘭花様が他の灯守りや蛍の皆様に どの程度お菓子を配っていたかを弟子は知らない。 ただ、あの方は 可愛らしい方と見れば片っ端から声を掛けていたし 誰にでもお優しくて世話を焼きたがったから、 皆様一度は召し上がったことがあっても不思議はない。 パーティーのご馳走群のすみっこに置いてみた 全員分は余裕である大量の和菓子の行方を、 オレンジジュースを両手で飲みながら 少し離れた場所からそわそわと見守る。 お姉ちゃんにだけは絶対に食べて貰いたくて 上生菓子を加えた特別セットを用意してあるから、 テーブル上の和菓子が万が一完売しても問題はない。 売れ行きはどうやら好調なようで、 召し上がってくださる方々の表情を眺めては 一先ず胸を撫で下ろした。] (39) rinto 2022/01/23(Sun) 16:14:19 |
![]() | 【人】 灯守り 立春あっ! どうぞ……! ありがとうございますっ! 粒あんとこし餡と二種類ずつ作りましたので どちらでも、お好みのものを。 [不意に声を掛けられて>>2:139、声の主の方を向けば 先刻驚くほど気だるげに会合に参加していた処暑さんが居た。 和菓子を持っていってくださった他の皆様へと同じように 簡単にそれぞれの和菓子の説明をしよう……としたところで 何故だかじっと見つめられているのに気付いた。] …………? あ、あの…………? 何か…… [さっきの会合で何か気になったことがあったのかな? まだまだ頼りない新立春に何か思うところがあるのかな? それともそれとも、 道明寺の桜餅はお好きじゃなかったかな!? 薄皮で包んだ桜餅の方は何でないんだ、とか……!?] (40) rinto 2022/01/23(Sun) 16:16:24 |
![]() | 【人】 灯守り 立春[な、なんだろう。なんだろう!! 会合の後にお菓子を持ってくるのは初めてだから 腕前を懸念なさって不安に思われているのかもしれない。 師匠の腕前にはまだ少し及ばずとも 蛍のお二人も褒めて認めてくださる程度には 美味しく出来ていると思うんだけど、…… 一瞬にしていろんな可能性を脳内で展開しながら 笑顔を浮かべたまま処暑さんをじっと見つめ返してみる。 けれど、ただじっと見つめられるだけで] あ、味のご感想などよろしければ 後で教えていただけますと……っ! [処暑さんが、人間観察にかなり重きを置いて この状況を楽しまれていることに 顔を合わせる機会が少ない立春はまだ気付いていない。 桜餅を脇に手帳を開いてまた何事か書き始める処暑さんを、 会合とはまた別の緊張感を持って見送ったのだった。]* (41) rinto 2022/01/23(Sun) 16:18:39 |
灯守り 立春は、メモを貼った。 ![]() (a22) rinto 2022/01/23(Sun) 16:25:08 |
![]() | 【赤】 “小雪” 篠花[あからさまに表情を歪めた子に>>*17、しまった。と思った。 似ている容姿からして、弟妹、または従兄弟なのかもしれないと。 関係者という意味では間違ってはいないけれど、少しずれた見当をつけた。] ごめんなさい。 嫌な思いをさせるつもりはなかったの。 [これは完全に私の失敗。 この子が持っている灯が弱々しいのは、表情がないのは>>*16。 きっと体調不良なんかではなく。 心のーー 先の処暑の君が亡くなったから。 心の傷に触れるには、あまりにも繊細な問題で、あまりにもこの子を知らなすぎて。 だから無難に、相談するようにとしか言えなかった。 それに対して無難な返事しか来なかったから>>*18、その場を去ることにした。 私には、祈ることしかできなかった>>2:*114。 ] (*48) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 17:16:16 |
![]() | 【赤】 “小雪” 篠花[私は知らない。誰かさんが私の仕事振りを覗いていたなんて>>*19。 何事も起こらなければ、いつも同じルーティンワーク。 書類に目を通し、統治域内の情報を集め、時間があれば視察し、民の声を聞く。 何事かが起これば真っ先にそこへと向かい、状況を把握し、判断を下し、指示を飛ばす。 そんな、何一つとして面白くないだろう日々。 ……もしかして、これが面白くないと思うのは私だけかしら? ただ、1つ。 他と違うことがあるとすれば、後継問題での苦悩ぐらいか。 直系では無いからと出ていった先代。 まるでそれを繋ぎ止めるかのように、頑なに血筋を受け入れようとしない姿勢。 血筋ではなく、能力で決めれば。 あの時の兄様を繋ぎ止められる気がして。 “ そんなことは有り得ない ” でも、結局求められる場所は家しかなくて。 そんな自分に憤って、時に泣いて。 先代とのことが凝りになっていることは、見ていればわかるだろう。 そんな非常に人間臭い苦悩が、誰かさんの気を引き、趣味にまで昇華するものとなったかはわからないけれど。] (*49) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 17:16:41 |
![]() | 【赤】 “小雪” 篠花[会合に出るようになったあの子には、一度は声をかけるように気にかけていた。 どうやら表情が乏しいのは元からだと、気付くことはできたかしら。 統治者の態度としては。 ……まあどこぞの誰かと違い>>1:33、起きているだけ、寝てないだけ、マシではないかしら。 例えずっと何かを書いていたとしても。 一応、気分次第ではあるけれど、淡々とでも読み上げる姿勢はあるし>>1:59。 先代と違い、統治にやる気がないのは見てわかる。 ]何処か、他人事の様にしていることが気にはなるけれど。 こちらから口を挟む気はなかった。先代とこの子を比べたくはなかったから。 (*50) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 17:17:02 |
灯守り“霜降” 月輪は、メモを貼った。 ![]() (a23) nuruko 2022/01/23(Sun) 17:25:42 |
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![]() | 【赤】 灯守り 立秋―お隣さんとのあれこれ― [先代処暑とは共に仕事をしたお隣さんだ。 先々代は良い跡継ぎを見つけたなと思う程度には人の良い青年だった。長い人生の中、彼と仕事をした時間はとても短い。そろそろ自分も……と引退を考え始めていた頃。 特筆するような思い出はないが、仲良くやっていけそうだと立秋は思っていた。隣りのよしみで「大切な人がいる」と雑談で聞いたこともあった。「君も隅におけないね!」と笑ってからかった。 そんな彼が殺された、という話は隣りということもありかなり早い段階で耳に入ったと思う。] ……バカなことしたもんだねえ、そいつ。 [残りの人生を棒に振ってまで復讐を選ぶなんて。灯守りにそこまで固執するなんて。立秋にはその蛍の心が理解出来ず、長い溜め息を一つ。] (*52) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 18:02:42 |
![]() | 【赤】 灯守り 立秋[それでも、灯守りとして、立秋として。 新しく「処暑」になった灯守りに会いに行く。 魂が滞れば、処暑域の住民達が困ってしまう。 「やあ、こんにちは!」と挨拶に行ったものの、先の彼に似ている姿に少し驚いた。一瞬生きていたのかと勘違いしそうになった。 気を取り直して何とか色々教えようとしたけれど、無気力というか上の空というか?>>*14 急に押し付けられることになって戸惑っているのか。 それとも、ショックを受けているのか。 生気のないその姿。血縁関係者だから……というだけには理由が弱すぎる気がした。その辺りを敢えて聞かなかったのは、話せる状態に見えなかったから。] (*53) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 18:03:33 |
![]() | 【赤】 灯守り 立秋処暑、おいでー。 [ある時、立秋は処暑を自分の領域へと引っ張っていった。仕事の一環だから!と。 到着した立秋の領域は昼と夜の間。外とはあまり時間が変わらない領域だが、夕方の時間がやや長い。あぜ道のようなものが整備されているが、剥き出しの土や草があって自然のままの姿に近い。その奥にそこそこ大きな小屋があるが、それは今は置いておいて。] そこ座って見てて。 [簡易的だが用意していた椅子を処暑に勧め。 立秋は処暑に背を向け、草原に立った。] ……ほら、こっちだよ。こっちおいで。 [立秋は、いつもとは違う静かな声で囁いた。 すると、その声に応じるように、何かがふわふわと集まってくる。灯りを失い、光らなくなった魂たちだ。片手に足りないほどの数。その一つを手のひらに招き、祈るように囁きかける。] (*54) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 18:04:21 |
![]() | 【赤】 灯守り 立秋[ ふわり。 ] [やがて、立秋の手のひらから飛び出したのは、一匹の赤トンボ。夕暮れの空に浮かびあがった。その行為を何度か繰り返し、数匹の赤トンボが空を舞う。] 『立秋域では、赤トンボは捕まえてはいけないことになっているんだよ』 『人の魂を運ぶとされているからね』 [年寄りの昔話とか、それを聞いた子供の言葉だとか。 色んな人から聞く機会があったかもしれない。 先代の時からこの形だから。] よし。 飛んでいけ。 [その声に呼応して、赤トンボたちは夕焼け空を自由に飛んで、やがて灯宮を目指して視界から消えていった。] (*55) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 18:07:00 |
![]() | 【赤】 灯守り 立秋死んだ魂と、生まれた魂は自力で戻れないからねえ。 だからボクらがいるのさ。 [灯守りには当たり前のことだけれど、実際に送る所を先輩として見せておこうと立秋は考えたのだ。] ボクらにしか出来ない、一番大事な仕事はこれだけさ。 その他はオマケみたいなもの。 もし辛かったら、ちょっとくらいサボってもいいと思うよ。 [赤トンボの消えていった空を見ながら呟いた。 悲しみを癒やすには、何か考える暇もないくらい、仕事を詰め込むことも一つの方法であることは知っているが。新人が潰れないよう、休息をさりげなく勧めた。 涼しい風が一つ、灯守りたちの頬を撫でていく。**] (*56) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 18:07:31 |
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灯守り 立秋は、メモを貼った。 ![]() (a24) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 18:10:31 |
![]() | 【独】 “観測者” 処暑/* 眞澄さんんんんんんんんんん……!!!! ありがとうございます…………(深々) 互いに見つめる関係なのかもしれない…。 先代はお酒99 (-36) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 18:18:41 |
![]() | 【独】 “観測者” 処暑/* 立秋さん(しんだ)(私はしんだ) 赤とんぼ美しすぎる………あ〜〜〜〜りがとうございますとうと………………… 先代酒豪すぎて笑った。お酒好き力は25 (-37) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 18:23:32 |
![]() | 【人】 灯守り 立春[さて、そんな処暑さんを見送ってすぐ後のこと。 突然上がった誰かの悲鳴めいた声に驚いて>>2:141 何事かと慌ててそちらへと視線を向けた。 ──そこにおられたのは いつも小満さんの傍に控えておられる 可愛らしい蛍さん、麦さん。 彼女もまた見たところ同じくらいの歳に見えて ひっそりと親近感を抱いている方のひとりだ。 そんな麦さんが急ぎ駆け寄った先に あったのは自分の和菓子で、 ほっとした表情で小皿にとってゆく姿が見えたから>>2:142 そのあまりの微笑ましさについにっこりしてしまった。 大丈夫。そう簡単に消える数じゃありません。 本日はお留守番中の蛍さんたちや お師匠様が居られる方にはその方の分までも お土産に持ち帰っても十分なくらいの数があります。 ただし、その分、ひとつひとつが お祭りの当日作る予定のものよりも少し小ぶりですが。 小満さんのお店『慈雨』にお邪魔したことはまだない。 お店の評判を風の噂で聞き付けて 料理の研究がてら遊びに行きたがった弟子を、 師匠は悉く止めたのだ。] (42) rinto 2022/01/23(Sun) 18:38:09 |
![]() | 【人】 灯守り 立春[その当時、珍しく焦った様子の蘭花様いわく] 「駄目だ。絶対駄目。 僕は東風ちゃんを小満に逢わせたくない。 あれは末恐ろしい天然誑しだよ。 啓蟄域の小蝶、 君の目から見ても礼儀正しくて非常に有能な 凛としたお姉さん、って認識だろうけれど 彼を前にすると完全に恋する乙女になってしまうんだ。 あの羞花閉月の傾国美人がね。 本人は上手く隠しているつもりのようだが…… ……そんな奴に会わせてしまったら東風ちゃんも 僕より彼の方がいい、って 言い出してしまうかもしれないだろう? だから駄目。」 [私は今までもこれからも姉一筋です、と正直に答えたら 身内は別だと謎の理論を展開されたのを憶えている。 師匠と小満さんお二人の仲は 特に悪くはなかったようだけれど、 そういう理由で灯守りになるまでお逢いする機会がなかった。 加えて立春域からそちらの方角へ向かう時は大体 その隣の芒種域でお姉ちゃんに甘えて たまの休暇を丸々終えてしまう。かくして、 美味しいと評判のごはんは未だに食べそびれている。] (43) rinto 2022/01/23(Sun) 18:38:31 |
![]() | 【人】 灯守り 立春[ 『つぶあんが好きか。こしあんが好きか。』 それは我が立春域に於いても古より連綿と 親から子へ、子から孫へと受け継がれてきた ともすれば戦争になりかねない大問題だ。 人の好みは十人十色と思って お祭りの当日も両方を用意するつもりではあるのだけれど。 場合によっては用意する比率を変えた方が 救われる命が増えたりもするのかもしれない。 私自身はと言うと、桜餅と椿餅はこしあんが 黒豆大福やおはぎはつぶあんがいい。 上生菓子の中身はこしあんであって欲しいけれど ぜんざいもおしるこもどちらも美味しい。 だから、どちらかを選べと言われるとむずかしい。]* (45) rinto 2022/01/23(Sun) 18:38:44 |
灯守り 立春は、メモを貼った。 ![]() (a25) rinto 2022/01/23(Sun) 18:45:30 |
![]() | 【独】 灯守り 立夏/* すっげねむくて色々まずい 今夜は書き上げるんだからな…! あとずっと夏至くんと話してて拘束状態なんだけど大丈夫なんやろか、そろそろ離れて別の人に夏至くん明け渡さないと申し訳ゲージが溜まってry (-38) ツナ 2022/01/23(Sun) 20:35:46 |
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![]() | 【人】 灯守り 立秋[会合が終わったら、試食の説明を聞く前にささっとパーティー会場に行ったので、当初は気がつかなかった和菓子の山。>>2:100 立春作と誰かから聞いて、ほうほうと手を伸ばす。 とりあえず、桜餅と椿餅を一つずつ。 食べてみると、先代立春の味が蘇る。 うん、同じ「立」がつく者同士、先代にはよくお菓子で餌付けされていたとも。 今の立春は……もちろん顔わかるよ、うん。 基本号で呼ぶから本名までは怪しいけど。 和菓子を頬張りつつ、近くに置いてあった紙に目を通し。ペンをとって>>3] 「美味しかったよ、ご馳走さま。 つぶかこしか。皆違って皆いい 」 [そんな感想を書きつけていった。 どっちも好きの意らしい。*] (46) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 21:04:58 |
灯守り 立秋は、メモを貼った。 ![]() (a26) mikanseijin 2022/01/23(Sun) 21:12:41 |
![]() | 【人】 灯守り 雨水 ― 和菓子の思い出 ー [つぶあんかこしあんか。>>45好みは人それぞれだと思う。 ぼくは白あん派という第三派閥だ。 だからと言って普通のあんこが嫌いな訳じゃない。 餡子は美味しいと思うけれど、どうしても一気に多くは食べられない。 先代は和菓子が好きなのはたまに買って来る。 先代立春の手土産が貰えたは>>39いつも嬉しそうにしていた。ぼくは知っている。自慢されたし。 持ち帰ってきてぼくにもくれたことがあった。 その時はちょうどお月見の時期で、月見団子を持って帰って来ていた。] 「うまいだろ?」 [まるで自分の手柄のように笑う。 ぼくは素直に美味しいって返した。 不思議といつもより餡子を多く食べれた。 今日はぼくの方が持って帰ってあげる番。 喜んでくれるかな、と手土産を大事に抱えてわくわくした。]** (48) もやむ 2022/01/23(Sun) 21:17:23 |
![]() | 【独】 “小雪” 篠花/* いかんせん、中身が甘い物そんなに好きじゃないので、 こしあんつぶあんは割とどっちでも、派なんですが、 この辺突き詰めると(PC的に)とても面倒なことになる予感がする。 (-41) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 21:21:10 |
![]() | 【独】 灯守り 冬至/* うすいさんのぱん そざいのおあじのひきたつ そぼくなおあじです すてきなのです あむあむ しろあんはおいしいですね いえす (-42) snow_rabbit 2022/01/23(Sun) 21:31:05 |
![]() | 【独】 灯守り 冬至/* ぱんのやきかたをわすれたうさぎは もはやしかばね [ぺしょり] 立春vilさんのあるぴりきあむあむ おらにちからを (-43) snow_rabbit 2022/01/23(Sun) 21:33:03 |
![]() | 【独】 “小雪” 篠花/* ちょこっと裏話1。 菴のイメージはジランドールの笑い猫 リフル。 (髪を銀髪にして短くした感じ) これのイメージが焼き付いてしまったから、 対っぽいこのチップ選んだのはある。 あと純粋に使いたかった。 他の選択肢としてはStarGazerの合言葉 アンタレス。 キツめの美人ってのだけを考えたらアンタレスを選んだかも。 結構悩んだけど、肌の色が黒っぽいのが冬っぽくないって理由でシャーリエに。 最終的には、やはりこちら選んで正解だったのでは?となっている。 (-44) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 21:45:12 |
![]() | 【独】 “小雪” 篠花/* ちょこっと裏話2 名前 最初は洋名にしようとしていたはずなのに、気が付いたら和名になっていた。 大体、「さざんか 名字」で調べて出てきた篠花が悪い() 他候補としては和名なら枇杷木、蘆橘、小椿。 洋名ならカメリア。 色々考えた結果、篠花なら山茶花拾う人いなくても誤魔化せるのでは?となり、篠花に。 結局一番最初に入村してれば意味ない 名前は名字に比べて適当。 和名がほぼ固定になったので、冬っぽいイメージの漢字を使いたい! で調べて、出てきた中から選んだ感じ。 現小雪は性別不詳なのでどっちでもいける「眞澄」を。 前小雪はまあ何でもいいか()で口の中で転がして一番あった「菴」を。 ちなみに「庵」ではない理由は特にない。 眞澄は名前通り澄んだイメージが出てればいいな。 菴は世捨て人が住む閑居、ということなので世捨て人にはまあ合ってる気がしている。 性格は知らん (-45) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 22:01:25 |
![]() | 【独】 “小雪” 篠花/* ちょこっとどころじゃなくなってきた裏話3 先代 いやその……、最初は先代いない予定だったんです。 ただ、「先代に反発していたけど結局後を継いでる」って設定で頭抱えまして…。 先代に反発? 反発??? もともとなりたくなかったとか???? え、すっぽかせばよくない????となりまして…。 しかし「真面目で理想的な統治者」ってのもあり、それはないわ。と。 色々考えた結果、先代は巫山戯たやつにすれば良くない?と。 多分疲れてたんでしょう() 正直現小雪が飲まれてて後悔してます。 で、最初は反発理由を意見の食い違いにしようとしていた (具体的には領民を駒とみるか人と見るか)で反発させようとしていたのですが、現小雪がいやそれ必要じゃない?と言い出しまして… なるようになーれ☆で投げ出したらこうなりました。 現小雪が青くなれなかった。 ちなみに当初の予定通りだったら、前小雪はもう少し黒い人物になる予定でした。 現状黒い? 幻覚じゃない?() (-46) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 22:18:00 |
![]() | 【人】 灯守り 芒種─ 会合前 ─ [ >>2:79しめられるとしぬ。 思わず本音が転び出そうになったが飲み込んだ。 あなたに殺されるのなら本望なんて本気と紙一重の冗談は 生憎とこの子には通用しないので。 それらしく見えるから、と姿勢が良くなるから 老人たちに最初に着物を着せられた理由はその二つで 最近の着付け担当が考える理由はきっと 身動きが取り難くて大人しいからだと思う。 落ち着きも着こなしも、洗練された淑女の品格も なにひとつ持ち合わせていなくてもそれらしく見せる わたしに唯一才能があったとしたら それは、そんな詐欺師のような才能だと思う。 ] わたしが手伝えるものなら何時でも手を貸したいのだけれど せっかく頼もしい蛍たちが傍に居てくれるのだもの 立春の仕事に関しては、おとなしく其方に譲るわ。 最初はたくさん頼ったらいいのよ。 少しずつ覚えていけばいいんだもの。 (49) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:22:44 |
![]() | 【人】 灯守り 芒種[ ひととおり、知識はある。 簡単なことなら手伝える程度に 先代は教えもせずに向き不向きを 決め付けるような人ではなかったから。 逆に言えば上っ面の知識しかないので。 手伝えるものではないのだけれどそこはそれ、 頼もしい姉の振りをするのも板に付いたものだ。 可愛い妹に見栄を張りたい。 頼もしい存在でありたい。 その思い相応の努力がもしそれなりに実っていれば こんなに卑屈な性格でもなかったのかもしれない。 ] (50) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:24:35 |
![]() | 【人】 灯守り 芒種[ 努力をしなかったわけではない。 教わる相手の高すぎる期待値との折り合いが悪すぎて 長くは続かなかっただけで。 なかなか結果を伴わない努力は嘲弄のいい的になり 出来が悪いまま大人しくしていた方が周りの機嫌もよかった なんて、そんなもの、 ただの投げ出した言い訳にすぎないのだけれど。 きっとたとえ同じ環境に置かれても 妹ならば諦めず努力し続けるのだろう。 周りの評価なんて気にせず前向きに、 その明るい性格で味方になってくれる誰かの手を借りて 挫折しても何度も立ち上がるような けれどわたしはそんな風にはなれなくて。 なんとか取り繕えているうちに死んでしまえたらいいのにと 逃げ出し楽になることばかり考えている。 だって、向いていないのだ。 尊敬される立派な灯守りで在る事も 慕われるようないい姉で居ることも。 ] (51) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:25:04 |
![]() | 【人】 灯守り 芒種[ 騙されたまま刷り込みで慕ってくれるのも いつまでだろうと考えると憂鬱でたまらない。 なんて常日頃考えているのがどうでもよくなるくらいに 今日もわたしの妹はかわいい。 「やだなあ」だって。え、かわい。何…は? 情緒の上下が激し過ぎて時折如何にかなりそうになる。 たまに正気に戻っている証だ。 如何かしているくらいが平常なので。 ] もちろんよ。だってさみしいじゃない。 あら、「みっともない」だなんて思っているの? それとも誰かに言われた? [ そうでないのならいいじゃない、って どっちが甘えているのかわからないような 少しすねた声を出してもういちどふわりと抱きしめる。 まだ腕の中にいてくれることを確かめては 今日も安心しながら怯えている。 ] (52) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:26:03 |
![]() | 【人】 灯守り 芒種[ 彼女に贈られたものはなんだってとってある。 お菓子を可愛らしくラッピングしたリボンから ほんの些細な走り書きの伝言のメモまで。 見た目はすっかり止まったけれど わたしの頭は年相応に物忘れが激しいから。 忘れても思い出せるように些細なものでも、なんでも。 贈ってくれた「おそろい」は仕舞い込んで 同じものを探して取り寄せ使うくらいの気持ち悪さだ。 妹を慕う姉の域を、踏み外している自覚はある。 自覚だけあっても改善する気はまるでない。 ならどうするのが正しいのか、なんてわからなくて。 幼い頃のおままごとみたいに どこまでなら許されるか。何なら望んでもらえるか。 もう尋ねることはできないし…… おままごとも人形遊びも知らなかったみたいに ただしい姉としての振る舞いの一般教養は 生まれてこの方、友人の一人も存在しないわたしには 永遠に備わることもないのだろう。 ] (53) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:27:05 |
![]() | 【独】 “小雪” 篠花/* ちょこっとry裏話4 蛍 蛍はどーしよーかなーで悩んでました。 3人揃わせる? どうする?と考えていたらPから後追いで 代々蛍を排出する一族という設定が飛んできたので、あ、やめよう()となりました。 結果、ますみんめちゃくちゃ有能な人物に……。 やめた理由はどこの号を排出する家系なのか(3つくらい家があると思いこんでいた)わからなかったからです。 始まってから、あ、別にこっち指定でいけんじゃね?と思いましたが、まあいいか。になりました。 いおりんは蛍つけない予定だった(一番の胃痛ポジになって可哀想だから)のですが、うっかり付きました。 ちなみにいおりんも先々代の蛍でした。 号は虹蔵不見(にじかくれてみえず) いおりんが同じ号をますみんに渡さなかったのは、なんとなく寂しいな、と感じたからです。 隠れた虹を探すより、黄色くなってきた橘を見て、明るい未来を見てほしかった。 シスコンです。 (-47) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 22:27:36 |
![]() | 【人】 灯守り 芒種[ 幾つまでも。幾つになっても。 あの小さなピクニックシートの上の ふたりきりの世界だけでよかったのに。 もう随分と変わってしまったことくらいわかる。 目の前で稚い顔をして愛らしく笑う彼女も 抱きしめた体もすっかり大人びて 普段はもうすっかり一人前の女性だ。 もうとっく届かない所に行ってしまったことは もうとっくにわかっているけれど。 二人きりの限られた僅かな時間くらいは 幾つまでも。幾つになっても。 このままでいてほしいと願わずにはいられない。 ] (54) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:27:56 |
![]() | 【人】 灯守り 芒種[ もうちっともか弱くも小さくない手に引かれて 足がもつれそうになるのも忘れてその背を追いかけて 愛おしいこの時間が永遠に続けばいいのにと願う。 わたしの生まれ持った『親愛』の能力で例えば この愛おしさを奪ったとしたら いったい誰から何が奪われるのだろうか。 考えるだけで恐ろしい。 それなりに危険視されているらしいわたしの能力は 本当は完全に役立たずなことに 気付いている誰かはいただろうか。 使い道がないのだ。奪うものが存在していない。 わたしにとって愛するものなんて、 世界中にただひとり、この子しか存在していないから。 ] (55) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:29:39 |
![]() | 【人】 灯守り 大寒それなら、よかった。 不安だけ残していくようでしたら それこそもう、 中央に顔見せなど出来なくなるところでした。 [ 面白おかしく言うものではない台詞を残して 雨水様にもお暇のお辞儀をいたしましょう。 ] 甘いものは大好きですよ。 礼には及びませんが、 そうですね、雨水域へ戻られたら、いつか。 わたしにお手紙をくださいな。 わたし、皆様が教えてくださる領域や、 統治域の風景が大好きなのです。 わたしはそれが嬉しいです。 [ 雨水さんはまだまだ 知らないことを沢山学ばなくてはなりません。 ほら、いってらっしゃいな。 終わりは終わりらしく、見送りましょう * ] (57) あさき 2022/01/23(Sun) 22:30:33 |
![]() | 【人】 灯守り 芒種[ 何度も参加していい加減理解している。 この会合、雰囲気ばかりは堅苦しいが 余り真面目に参加しなくてもいい。 いや、良い事はないだろうけれど。 問題はない、といったほうが正しいか。 熱心になったところで意味はないというのが 一番しっくりくるかもしれない。 最初の頃は全員に挨拶に回ったりもした 厳密には蛍を担う老人たちが。 けれどひとりで顔を出すようになってからは 必要ないだろうとそれもしていない。 会合に限った話ではない。 灯守りの仕事全体そんな姿勢だ。 こんな人間が灯守りを勤めていて 芒種域のひとびとを気の毒に思いこそすれど 改善しようとは思わない。思えない。 ] (58) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:39:49 |
![]() | 【人】 灯守り 芒種[ 意味がないし、面倒なのだ。 それでも尚、と頑張れるほど立派な人間でもない。 わたしが出来ることを増やしそれらしい権力を 取り戻そうとすると必ずどこかで角が立つ。 しかも向いていないから殆ど成長がない。 そして成長がなくたって問題なく回るのだから 何もしない方がいいなんて甘えた気持ちに拍車がかかる。 あの子の故郷ではあれど、もう旅立った場所で もう新しい故郷を見つけ、定めてしまった。 芒種はあの子が帰ることのない場所だ。 あの子のいない芒種域など、正直心底どうでもよくて モチベーションも地に落ちたままだ。 けれどあの子の自慢の姉のふりをするために 無能なりにそれらしく振舞うくらいはする。 外面だけを無理に取り繕おうとするのだ。 うちの家系は、みんなそう。 そして、何度も参加していい加減理解している。 それらしい顔をして真面目に聞いている振りをするだけで わりと、それらしく見えるのだ。 事実はさておきそうでない態度の人が 大層目立つ事がとても有り難い。 ] (59) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:40:18 |
![]() | 【人】 灯守り 芒種[ 真面目な顔をして全体を見ているようで その実妹しか見ていない視線が 時折妹と重なるたび、心の内でガッツポーズをきめつつ それらしい相槌や思わせぶりな笑顔で 応援していたりそれでいいと促すような ほんの一瞬の細やかな反応を返す。 むしろ内容なんてろくに聞かずそれだけしていた視線が 唯一逸れた場面があった。 じい。 じいいいいいい。 じいいいいいいいいいいいいいいいいいい。 真っ白で滑らかなちょっとよくわからない形状に 釘付けになる妹の横顔込みで 獲物を狙う獣か何かのような眼差しで つついて凹ませたくなる質感の魅惑のボディを見つめる。 特に理由もなく踏み潰したい。叶うなら。 妹が悲しむのでしないけれど。 いつもさりげなく袋小路に追い込もうとしても わりと素早くて逃げられ通しのちいさな姿を 見とれる妹に気付かれぬよう妹よりもほんの数秒短く ねっとり、じっとりと、見つめたりした。 なお会合の内容は当然ながら、殆ど頭に入っていない。 *] (60) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:42:34 |
![]() | 【独】 “小雪” 篠花/* 芒種の姐さん、やっぱいい色気出してます。 アンニュイな感じが良きです。 そのロルの中に交じる妹ガチ勢が笑えます() (-48) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 22:46:41 |
![]() | 【赤】 灯守り 芒種── 中央域の苦労人 ── 今、すこしお時間よろしいかしら? [ 最初の一言はいつだってそんな 当たり障りのない言葉と他所行きの微笑。 ] (*57) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:47:42 |
![]() | 【赤】 灯守り 芒種[ 休憩の時間を狙いすましたように声をかけたのは 彼が中央の勤務に慣れ始めた頃だったかもしれないし わたしが芒種を継いで幾らか 落ち着いた頃だったかもしれない。 ふと目に付いた、条件に当てはまったのが彼だった。 それ以外の理由は特にない。多分。 ] ご結婚もご婚約も今はされていないと聞いたのだけれど 今のところはご予定もない、ということで間違いはない? 他にお付き合いされている方や 好意を寄せる相手はいらっしゃる? もしもね、もしも問題がなければ……… すこし、つきあってほしいの、わたしに。 [ いないことは周りに確認したものの 当人の心の内まで備に知ることができたとは思わない。 だからこその確認だったが まるで尋問のような語り口だったかもしれない。 何につきあえばいいか、問われて間違いに気付いた。 言い回しとして間違いはないが、 間違ってもいないだけで正解でもないと。 ] (*58) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:51:10 |
![]() | 【赤】 灯守り 芒種あらやだわ、言い方がいけなかったかしら。 訂正するわ。 ねぇ、天乃さん。 付き合って欲しいの、わたしと。 こいびととして。 [ 大人しい顔をして、落ち着いた声色で 頬に手を当て気持ちばかりの恥じらう真似事をしてみせて。 彼に一番最初に持ち込んだ面倒事は、たしかそんな話。 ] (*59) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:51:48 |
夏至は、ここまで読んだ。 りょー2 2022/01/23(Sun) 22:52:41 |
![]() | 【人】 灯守り 芒種[ あの頃はただ任された仕事だけを 裏方として全うしているような 影の薄い男だったと記憶している。 それがちょうど良かった。 今となっては他領域の灯守りたちに囲まれて それが本人の望むところかは定かではないが いい意味で、随分と愛されているように見えたから。 声もかけず、遠目に眺めるだけにとどめておく。 もし目が合うことがあれば揶揄う意味を込めて 艶っぽい視線の一つでも送ってやっただろうけれど。 *] (61) yahiro 2022/01/23(Sun) 22:53:21 |
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灯守り 芒種は、メモを貼った。 ![]() (a27) yahiro 2022/01/23(Sun) 23:01:51 |
![]() | 【赤】 灯守り 立春[パパは、私の知らないことをなんでも知っていた。 ママは、私の出来ないことがなんでも出来た。 お姉ちゃんが現れるまで身近な大人が 両親かご近所のおばさんくらいしか居なかったから、 『大人』はみんなそうなのだと思っていた。 だからお姉ちゃんは、幼かった私にとって 『めずらしい大人』だった。>>*21 お姉ちゃんは、おままごとで 『お料理』を食べるふりをするんじゃなく その『お料理』をきっかけにお話をしてくれた。 ママを真似してどんなに『おいしいお料理』を作っても 『本当のごはんみたいには食べられない』のは 子どもの私もちゃんと理解していたから、 お姉ちゃんが話してくれる色々なお話が 楽しくて、わくわくして、大好きだった。 パパはいつだって私より先に私の気持ちを察そうとして パパの考える最善を尽くそうとしてくれて、 それはそれで優しかったと思っている。 けれど、『ぱぱの役』を担ったお姉ちゃんは 私の気持ちをひとつひとつ根気強く尋ねて、 私自身も上手く言葉にできなかったような私の望みを 丁寧に紐解いてから形にしようとしてくれた。] (*60) rinto 2022/01/23(Sun) 23:04:07 |
![]() | 【赤】 灯守り 立春[空を映したような虹色のピクニックシートの上で ほとんど休みなく毎日のように生み出される "ぱぱ"と"まま"とぬいぐるみたちとの物語は、 最初は確かに両親の真似事だったけど そのうちに私達ふたりしか知らない新しい物語になって それがとても楽しかったのを憶えている。 お姉ちゃんが、ごっこ遊びじゃなく現実に 代理を担っていたことを 幼い私はまだ知らなかった。 お姉ちゃんが一体何者なのか、さえも。] (*61) rinto 2022/01/23(Sun) 23:04:15 |
![]() | 【赤】 灯守り 立春[何の疑問も抱かずに目の前のものを素直に吸収しては 模倣と反復、少しの創造を繰り返していた幼少期は、 やがて身近にあるもの全てに疑問を抱く いわゆるなぜなぜ期へと突入する。 どうして空は青いの? どうして夕やけは赤いの? どうしてお花が枯れると木の実ができるの? どうして土にお水を混ぜると固まるの? どうしてアメンボはお水の上を歩けるの? 世界のありとあらゆる物事が不思議で仕方ない。 最たる謎に包まれていたのは他ならぬお姉ちゃんだった。 どうしてお姉ちゃんは、 まつりにやさしくしてくれるの? どうしてお姉ちゃんは、 まつりのおねがいを何でも叶えてくれるの? どうして、『行かないで』は叶えてくれないの? どうして、どうして、 『行ってきます』じゃなくて 『また遊びに来ます』なの?] (*62) rinto 2022/01/23(Sun) 23:04:20 |
![]() | 【赤】 灯守り 立春おねえちゃんは、 まつりのほんとのおねえちゃんなんだよね……? どうしてずっといっしょにいられないの? どうしてどこかにいっちゃうの? パパも、まいにち、どこかにいっちゃうの。 なんにちもあえないときもあるの。 おしごとだ、っていってた。 おねえちゃんもおしごとなの? どんなおしごとなの? [お姉ちゃんがどんな想いで私に付き合って どんな想いで私の質問を聴いていたか、知らない。] おしごと、たいへん? あのね、パパもママも、かたをとんとんってしたら よろこんでくれるの。 とってもらくになるんだって。 おねえちゃんも、 とんとんってしたらげんきになれるかな? (*63) rinto 2022/01/23(Sun) 23:04:35 |
![]() | 【赤】 灯守り 立春[今にも泣き出しそうな笑顔で 私の絵を受け取ってくれたお姉ちゃんが、 どうしてそんな表情をしたのか、知らない。 幼い頃から貰い続けている抱えきれない程の愛情に 感謝の気持ちを返せている気は 大人になった今でも全然していない。 けれど、 お姉ちゃんがどうしたら心から喜んでくれるのかは ずっと、ずっと、今も考え続けている。]** (*64) rinto 2022/01/23(Sun) 23:04:42 |
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![]() | 【赤】 灯守り 小満[現小満の能力は稀有な方であると言え、直接人に作用するものだ。 悪意を持てば簡単に他人を害することができ、他の 雨水や大雪のような そうした能力持ちが受けてきたように奇異の目に晒され人から遠ざかっても何らおかしくないもの。それが巷で天使などと呼ばれ (本当に本質にそぐわぬ字だ) 疎まれることなく平穏に暮らせていたのは、ひとえに運が良かったことと、本人にまるで悪用する気がなかったのが幸いしたのか。 いや、誰しも能力に苦しんだ者は、悪用のつもりなどなかっただろう。だから苦しむ。 人を根本から変えてしまいかねない力を持った灯守りは、その力の影響範囲をごく狭くすることで律してきた。 悲しみを取り除くこと。 穏やかな日常を返すこと。 心が充分に癒えたら、預かった記憶を戻すこと。 それで充分だ。それ以上は手に余る。] (*66) mmsk 2022/01/23(Sun) 23:06:35 |
![]() | 【赤】 灯守り 小満[記憶を操ることが出来るということは、他人の記憶に触れることが出来る。 何があったかを知ることができ、それらが形成された根幹を知ることが出来る。 だから、新たに"処暑"となった彼女が語らなくとも、喪われた"処暑"との間にどのような関係>>2:*57があったのか、知っている。 とはいえあまり好まれる行為ではないというのも当然わかっているから、日頃無断独断でそのような行いはほとんどしない。 数十年の先の未来で、己の蛍となる少女に向かって同じことをするのだが。 けれど、今にも消え入りそうな灯り>>*16が目について、身体が勝手に動いていた。 もし能力の暴走を事故と呼ぶなら、これはそうと見て差し支えないものだろう。 そして、すべてを知り、迷い―― 結果、何もしなかった。 ] (*67) mmsk 2022/01/23(Sun) 23:07:28 |
![]() | 【赤】 灯守り 小満[夕来は、死んでしまった。 彼女は、灯守りになってしまった。 喪われた処暑に対して悔やんでも悔やみきれぬ感情を抱えているものもいる。 罰された蛍も存在する。 それは付け焼き刃の処世術で変わる現実ではなく、その深い悲しみを彼女から拭おうものなら、今の彼女のすべてが揺らぎかねない。 そしてあまりにも部外者でしかない小満の灯守りが何事か手を出して癒えることとも思えなかった。 彼女に対しては何もできない、と悟り。 そして付け焼き刃の処世術と薄っぺらな笑顔ばかりを身に付けた男は真に彼女に寄り添えもしない。 そういったのに向いているのは、他にもっともっといたから>>*51>>*56。] (*68) mmsk 2022/01/23(Sun) 23:08:00 |
![]() | 【赤】 灯守り 小満[それきり小満は、処暑に対しては見守るばかりだ。 あれほど誰にでも笑いかけ輪に入り話題に首を突っ込み酒を酌み交わしする小満が、ひとり居る処暑に対しては、積極的に動かない。 違和感を覚えるものはいたろうか。いたかもしれないが、指摘されてもはぐらかす。 数十年それを重ねてきた。 今もなお、処暑は人の輪から一歩引いたところに居続けている。 ただ昔よりは落ち着いているように思うのは気のせいではないだろう。 僥倖、と内心、静かに笑うだけ*] (*69) mmsk 2022/01/23(Sun) 23:08:45 |
![]() | 【人】 灯守り 小満――現在―― ――っ、 [ぞく、と小さな悪寒が走った気がして肩を震わせる。 何やら、遠くの、時間軸ごと遠くの方で、悪い噂をされているような、そんな気配>>43。 まったく、誰だね。こんな清廉潔白人畜無害な小満さまをして悪い噂を立てるだなんて。 気配のする方を見てみても、立春が祭り用の菓子の売れ行きを見守っているだけだった。 まさか彼女じゃあるまい。 蘭花じゃあるまいし。 ]桜餅、私も食べたいな…… ああやって何か持ってきて会合に出るっていうのも、いいもんだ。 [ま、言われようが請われようが今は頑としてやらないけど。 中央の厨房借りるのも面倒だし、何より今度の宴会まで手を動かすつもりはさらさらないんだ*] (62) mmsk 2022/01/23(Sun) 23:09:32 |
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![]() | 【独】 “小雪” 篠花/* 時間さえも干渉できない空間を作れる能力も、なかなか危険視されていいものだと思うのよ。 まあ眞澄は、食材の保存、一人反省部屋を作って放り込む。 いおりんは、ホビースペース (通称:おサボり部屋/時間干渉が出ないことを良いことに、室内で気が済むまで寝たり遊んだりする部屋) なんてとてもとても平和な使い方しかしてないけど。 (-53) あんもびうむ 2022/01/23(Sun) 23:20:09 |
灯守り 大寒は、メモを貼った。 ![]() (a28) あさき 2022/01/23(Sun) 23:20:32 |
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![]() | 【赤】 灯守り 冬至[ 冬至の領域より 其の時ばかりは暗い領域 けれど夜目は利く性質であるからして 其の世は 収穫するには十分な光があった ] ……。 …………。 …………………。 [ 処暑が見守る中で見つめる稲穂達 踏み入り かき分けど稲。引っこぬいて 其の根を見て 時に千切れた其処を見つめ 空へ数度振って ] 処暑、…お米はどこですか? [ 見当たらぬ米に 処暑を見た ] (*71) snow_rabbit 2022/01/23(Sun) 23:25:06 |
![]() | 【赤】 灯守り 冬至[ 初めて実感した。 恵んでくれる様々なものに ぽいと気紛れのようにくれた処暑の米にも 大変な汗や何かが滲んでいるらしいことを。 この時 傍観を決め込む処暑に頭を下げ 再び米を恵んでもらう事が出来なかったら 其の時、おむすびさえも作る事は叶わなかった。 米というものを甘く見ていた事を 認めざるを得なかった ] (*72) snow_rabbit 2022/01/23(Sun) 23:25:19 |
![]() | 【赤】 灯守り 冬至[ 何はともあれ、ご飯をたいた 米にさえなっていればお手の物だった 風呂にもこだわりはあるが 米炊きにも自信はある ] おむすびは 具をいれるのも醍醐味です。 私は鮭や唐揚げが好きですが あなたは何が好きですか? ……とはいえ。 処暑の米はそのままも美味 今日はおしおのおむすびにしましょう [ 手近な台の上に立てば すいすいとおむすび作り。 ほかほかあつあつのごはんを ふっくらやわらかさんかくに ] (*74) snow_rabbit 2022/01/23(Sun) 23:26:23 |
![]() | 【赤】 旅する灯守り 小暑……コーネリアに任せて、私は最後まで寝ていたら。 彼女、どんな顔するんでしょうね? [大先輩の助言を実行した時の彼女の顔は、浮かびそうで、浮かんでこない* (*75) byte1341 2022/01/23(Sun) 23:26:31 |
![]() | 【赤】 灯守り 冬至[ あたたかいお茶を添えて まっしろなおむすびをのせたお皿を差し出そう ] すっかり朝ごはんの時間でした 遅くなりましたが――どうぞ こちら おむすびです。 [ 具もなければ海苔も無い お米のあじと ほのかな塩の甘み ただそれだけの、さんかくおむすび ] (*76) snow_rabbit 2022/01/23(Sun) 23:26:34 |
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