校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2022/09/10(Sat) 0:05:17 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a1) 2022/09/10(Sat) 0:06:15 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a2) 2022/09/10(Sat) 0:09:54 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a3) 2022/09/10(Sat) 0:11:33 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a4) 2022/09/10(Sat) 0:13:14 |
1年生 工藤美郷は、メモを貼った。 (a5) 2022/09/10(Sat) 0:13:32 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a6) 2022/09/10(Sat) 0:19:01 |
【人】 1年生 朝霞 純【現在・天使のお告げ】 >>0 [美しい少女の口から告げられた名前は、工藤さんと、私。 息を大きく、深く吸い、そして吐く。 あの時、前回にはあんなにも穏やかだったのに、今は私の心臓ははち切れんばかりに鼓動していた。 だって、どうして、その言葉ばかりが頭を回る。 最後に一人残るなら、私は私がよかった。そう思っていたから。 死ぬ気でやれば何でもできるというのは本当で、だから今まで精力的に動けていたわけで。 でも、さっきまで出来る限り行動する決意をしていたのに、今更それを覆すなんてできないから。 だからせめて、動けるだけは動こうと決意しなおして。] 良かったですか?大事がなくて。 [隣から聞こえた工藤さんの声には、ついそうやって返答してしまった。>>1 でも、彼女が言い淀むのを見たのは初めてで、それで彼女も複雑な気分なのは分かっていたから。 少し、工藤さんの背に手を当てて撫でる。] 工藤さんが帰れるのは、私は良かったと思います。 [ようやく、それだけ口にした。] (4) 2022/09/10(Sat) 0:19:26 |
【人】 4年生 小泉義哉―― 回想:レストランにて松本と ―― ……そうか。 そんなに俺は、頼りないのか。 [ 寒くて蹲るというと、>>3:398 好意的に考えても風邪かなにかとは思うが、 そんな状態で、腱鞘炎手前まで作業をするとは 思いにくく、どう考えても腑に落ちない顔をする。 軽く頭を振る姿には、内心ため息を吐きつつ] 分かった。湿布を貼るタイミングになったら教えてくれ。 やりたいこと、か。そうだな。 考えておく。もし俺にやりたいことが見つかったら、 そのときは松本も手伝ってくれるか? [ 等価交換じゃないけれど、 もし、こんな提案を受け入れてくれたら、 頼ってくれるかな、と打算込みで考えていた]** (5) 2022/09/10(Sat) 0:28:03 |
【人】 3年生 津崎 徹太【第14展示室】 [そのまま、窓を見ていたら、 青空の中に例の天使が現れた] やっぱり、一人ひとりの前に出るのか。 [そして、能天気な言葉のあと、 告げられた名前に瞬く] ………わかった。 [……よかった、と思う。 うん、本当に、そう思っているんだ]** (6) 2022/09/10(Sat) 0:28:44 |
津崎 徹太は、朝霞 純からの着信に気づき、電話をとった。 (a7) 2022/09/10(Sat) 0:32:49 |
【人】 2年生 松本志信─天使のお告げ─ [やがて訪れたその時は、無慈悲に、無常に告げる。 次は工藤ちゃんと朝霞ちゃん。 ふと視線を向けた先に、武藤くんはもういない。 香坂ちゃんも同じく跡形もなく消え去っていた。 まるで最初からいなかったんじゃないかって 疑ってしまうようなレベルで。 それでも、二人がここに居たって記憶はちゃんとある。 お告げが来る少し前に工藤ちゃんと話していたことも>>3:409 願掛けを、願望を壊されたとまでは感じず。 伝え方が悪かったなと思うだけで、これと言って不愉快には感じなかった。 「判らないことと、願わないことは同じ天秤には乗らないんだよ。 決まっているとわかっていても、願っていいんだ」 なんていつもなら伝えるだろうが。 天使のお告げを挟んだせいで、何も言えなくなってしまった。] (8) 2022/09/10(Sat) 0:34:53 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a8) 2022/09/10(Sat) 0:43:13 |
【人】 2年生 松本志信[ふと視線を向けた先、小泉くんが目に入る。 さっき少し聞こえた、かすかに聞こえた「頼りない」>>5 それは違うよと否定するまで、あの時も今も頭が回っていなくて。 腑に落ちなさそうな表情は、今はどうしていただろう>>3 工藤ちゃんの様子や、朝霞ちゃんが電話をする姿。 心配な黒崎ちゃんの方へも視線を数度送りつつ。] カレーごちそうさま、美味かったよ。 俺ぁちっと魔力の使い過ぎでつかれたから スタッフルームで仮眠してくるわ。 誰か、なんかあったら起こして。 [そう言って立ち上がる。] あ、小泉くん。 なんかやりたいこと見つかったら、いつでも。 出来ることは何でも手伝うよ。 [先ほどの回答を告げるとカレー皿を流しに持っていき。 水につけるとゆっくりとその場を離れていくだろう。 誰かついてくるのなら止める気はないが 朝霞ちゃんにせよ工藤ちゃんにせよ 過ごしたい相手がきっと俺以外にいるだろうから]* (11) 2022/09/10(Sat) 0:50:15 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a9) 2022/09/10(Sat) 0:53:29 |
【人】 3年生 津崎 徹太―物販コーナー― [多分、こちらのほうが遅くなったと思う。 距離的な意味で、 でも、レストランと物販もわりと離れてるはずなので、 そう、買い物したあと、レストランに走ったな、あの時] ――……朝霞 […さん、を付けずに呼んだのも、 久しぶりだな、と思った。 絵葉書の場所近くにきっといたんじゃないかな] (15) 2022/09/10(Sat) 1:17:24 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a10) 2022/09/10(Sat) 1:32:40 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[この奇妙な世界、自我を保つのが大事なのなら──いや、きっと、大事なのだと思う──、今日の天使の"ご指名"が朝霞さん、工藤さんなのは幸いだったと思う。 彼女たちが還るべきとは思わない。 還るべきは全員であることには違いなく、でも、もう既に"残される1人"が決まっているのなら、弱い人から還っていくのは、それこそ"慈悲"なのかもしれない。] でも、それじゃあ、武藤が朝霞さんや工藤さんより 弱いってことになっちゃうね? [案外と泣き虫なのであるらしい、優しいあの人。 私は大丈夫だよ……と思いながら、静かな館内を歩いて行って。] (18) 2022/09/10(Sat) 5:57:20 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― エントランス ―― ……っ…………は、……っ、 [あの時 >>1:318 と同じ場所に置いた、メッセンジャーバッグと新しい水のボトルと、脱いだパーカー。 さすがにカレーを口にしてさして時間が経っていない状態で、100mダッシュを繰り返す気にはなれない。 円形のロータリーの縁に沿いつつ、吊り橋の霧のないところまで足を向けて戻ってくれば、多分1周200mくらい。 そこを緩くランニングしていた。 還りたい。 還りたいよ。 でも、誰が死んで欲しいとも、思わない。 誰にも死んで欲しくはない。 頭の中、全然真っ白になんてならなくて。 多分、意識せずペースを乱していたんだと思う。 汗が肘を伝うほどまでに心拍数を上げていたことに気付いて慌てて足を緩めようとする前に、強烈な吐き気に襲われた。] (19) 2022/09/10(Sat) 6:21:39 |
【人】 1年生 朝霞 純【現在・レストランから物販コーナーへ】 >>15 [呼ばれる声に振り向いて、続く言葉に胸を突かれる。 記憶のことは確かに、回復して良かったと思う。 きっと忘れたままの方が今の状況は喜べたんだろうけど、忘れたままがよかった、とは思わない。 それでも、帰還おめでとう、と良かったな、の言葉には頷くことが出来なかった。きっと私は顔色を失っていたと思う。 続く一言、それは記憶を取り戻した私に、って意味なのかどうか。その言葉も上手く受け取れなかった。辛くて。 津崎さんって本当に真っ直ぐな人だ。いつか思ったみたいに、物語の主人公みたい。 対して私は、いつも誰かに背中を押されて、ようやく一歩踏み出すばかりで。 津崎さんの言葉に返答出来なかった私は、暫く押し黙って、少しだけ津崎さんのことを見ていた。やがて、ぽつり。] 記憶に関してはありがとうございます。色々と迷惑もかけたのに、私を見捨てないでいてくれて。 [記憶のことだけ、肯定することにした。] (20) 2022/09/10(Sat) 6:23:56 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹ぅ、ぐ…………が、は…ッ…! [汚すのはせめて路面じゃなく……と、咄嗟に傍らの植え込みへと上体を傾け、嘔吐く。 眼は閉じていたけど、間違いなく、吐瀉物が喉を焼いていく感覚が走っていった。 なのに、周囲に広がったのは────濃密な、林檎の匂い。 それは、"限界まで熟した、腐り落ちる寸前の林檎" >>3:330 のものに違いなかった。] …………は、……、……? ────ッ!? [全身が総毛立つ気がした。 木の根元に散らばっていたのは、胃液に塗れた林檎の欠片。 林檎の欠片しか無かった。 タイミング的には、出てくるものは豆と野菜のカレーと、私が作った炒め物でしかあり得ないはずなのに。 林檎を最後に食べたのは、それよりも、ずっと前のことだったのに。] (21) 2022/09/10(Sat) 6:26:46 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a11) 2022/09/10(Sat) 6:27:49 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹……………………。 [だめ。揺らいじゃ、だめ。 自我を強く持たなきゃ、だめ。 泣かないって、決めた。約束もした。 水、飲んで。顔、上げて。 こんなこと、なんでもないって、顔、しなきゃ。] ……………………。 [足をふらつかせながら置いた荷物の元に辿り着き、腰を下ろす。 でも、ペットボトルには手を伸ばせなかった。 今、これを開けたら、林檎の匂いがまた広がる気しか、しなくって。**] (22) 2022/09/10(Sat) 6:28:47 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a12) 2022/09/10(Sat) 6:30:26 |
【人】 1年生 朝霞 純>>20 [人の好きなものを知るのは嬉しい。同じものを共有できると、相手のことを少しだけ理解できたような気分になる。 それでも私は、相手の趣味嗜好以上のものには、あまり踏み込まないようにする性質があった。 それは松本さんの文字を見るのが辛い理由だったり、一人になりたい理由だったり>>1:373 黒崎さんが王子様のように振る舞っていた理由だったり>>2:243 津崎さんの古傷の理由だったりする。>>3:122 聞きたくないわけではないし、知りたくないわけでもない。 ただ自分があまり聞かれたくないことが多いせいか、他人のそれに踏み込んでいくことが少し怖くて。 それでも、理由を何となく悟った黒崎さん以外の他の二人の理由は、聞けるものなら聞いておくべきなのかもしれないと、思った。 話してくれないのなら仕方がないけれど、聞けば話してくれるのに、聞かないまま帰るのは、何だかやっぱり逃げな気がして。その人から逃げている気がするから。 最後に呟いてくれた一言に返答しなかったこと、傷ついていないだろうか、ふとそう思って津崎さんの表情を伺った。] (23) 2022/09/10(Sat) 7:19:08 |
【人】 3年生 津崎 徹太>>20>>23 [振り向いた朝霞の顔は、 想像してたけど、全然嬉しそうじゃなかった。 そりゃそうだな、死んでるかもしれない奴の前で、 生きてることを歓喜するのは残酷だ] うん。 [記憶の時のこと、礼を言う朝霞に頷いた。 朝霞の顔色は悪い。 また、すぐに心配になる。 その頭を撫でたくなる。髪に触って、抱きしめたくなる。 本当に、なんでかおかしいな。 自分は死ぬかもしれないのに、 朝霞が生きてるってことがわかったのが、 純粋に嬉しい。今も、ただ、いてくれるだけでいいとか、 で、そんな気持ちに、 つい、自然に微笑んでしまった。 そうだな、あの時、子犬が無事に逃げただろう時、 本当によかった、と思ったのと似てるかもしれない] で、何の話をしようか。 それとも、館内、ほかにもある絵を観に行く? [こちらを見る朝霞からハガキコーナーに視線を移しながら提案する]* (24) 2022/09/10(Sat) 7:35:43 |
【人】 1年生 工藤美郷──現在・天使のお告げ後朝霞さんと── ……………………。 [心なしか険を含んだような返答>>4。もちろん工藤が彼女の心境を慮ることは無い。 無いが、彼女の目をじっと見つめていた。 背中を撫でられて、びくりと震えた。] 工藤さんが帰れるのは。 主語が変わりました。 [背中に当たる感触。その手の温度を感じ取りながら、工藤は小泉先輩から教わったこと>>3:220をそのまま口にした。] 『私は良かったですねと思ったけど、実際は違うのでしょうか。』 朝霞さんに大事が無くて。 [彼女が津崎先輩に電話をかけ始めるまで、その後多少の会話があっただろうか。]* (26) 2022/09/10(Sat) 7:52:22 |
【人】 1年生 朝霞 純>>27 [酷い男、か。彼はそう思うのか。私は全くそう思わないけれど。 何、と比較的あっさりと返されて、緊張が少しでもほどけたのか、そうでないのか。 でも、今まではち切れんばかりに鼓動して、もうそのままはち切れて死んでしまえばいいと、この期に及んで逃げようとした私を向き合わせるには必要な言葉で。 今もずっと、心臓の音が鳴っている。お前が悪いと。 津崎さんが言った、酷いやつである私は、その理由を伝えるべく口を開いた。] 恋愛と友情と信頼って、具体的にどう違いのあるものなんですか? 私は、それらの区別がつかなくて、津崎さんの言葉に、どう返答したらいいか、ずっと悩んでました。 [好きだと伝えてくれた相手に、それを聞くのは残酷だって知っているけど、私にはそれらが同じに見えることが事実だったから。] (29) 2022/09/10(Sat) 8:10:31 |
【人】 1年生 工藤美郷──回想・黒崎先輩とガールズトーク>>3:381── [黒崎先輩は言いよどむと、左手を持ち上げて、体液の滲む絆創膏を見せた。 空気が動いて、匂いがさらに濃くなる。 工藤はじっと切れた指先を見つめると、唐突に黒崎先輩の傷ついた指を掴んだ。] 血じゃなくて林檎の果汁が出てきた。 津崎先輩も、ここで怪我すると、血であって血じゃないものが流れるみたいなんでと言っていました。>>3:232 ……ここから、悲鳴が聞こえてくるようです。 [工藤は、己が感じ取る匂いを、そのように表現した。 それから黒崎先輩の手首に二本の指を押し当てると、脈の音を確認する。 何の異常も見られない脈音。 この命の管には、いったい何が流れているのだろう。 正体を黒崎先輩から告げられたところで、不気味なことには変わりがなかった。] (30) 2022/09/10(Sat) 8:19:11 |
1年生 工藤美郷は、メモを貼った。 (a13) 2022/09/10(Sat) 8:23:21 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a14) 2022/09/10(Sat) 8:24:41 |
【人】 3年生 津崎 徹太>>29 [朝霞の返しに、ほんのちょっとだけ、 きょと、とした。 そして、また、可愛くて、笑いかけてしまった] 面白い問題だな。 そうだな。 [ま、キスされてもいいって思うなら恋愛じゃね? とか身も蓋もない回答もありだとは思うけれど、 多分、なお混乱しそうだし。 むしろ、別の意味を考えてしまうけれど、 それだったら、それもアリだろう] お菓子があったら、 なんとかどんなに小さくても一緒に食べようとするのが、友情で、 相手に一方的に食べてもらいたいのが恋愛、 自分が一人で食っても、コイツガチ怒りはしないだろうなってのが信頼かな。 そのお菓子の好き嫌いは、ここでは、ま、置いといて。 (32) 2022/09/10(Sat) 8:30:54 |
【人】 1年生 朝霞 純>>32 [津崎さんは真摯に答えてくれる。 そのたとえが、私が純粋に区別がつかない人だと思って、提示されていることに、少しだけ嬉しいような気持ちになって。 純粋に区別がつかないのは、そうだけれども。 でも多分、私のそれはそういうことではなくて。 最初から、区別がない人間で。 だから、バスの中でも、あんなことを考えていた。>>0:105 友人も恋人もただの研究室の一員も、信頼できる人間の肩書きでしかなくて、相手によってその肩書きがちょっと変わるだけ。 そう思って生きてきた。でも、周りはそうではなかった。 私に向けられる、純粋で強い好意。 それを受けて、それが恋ってものなんだと今日、初めて本当の意味で理解して。 それでも、相手の感じている感情の名前は理解できても、私の中のそれは不定形なまま。 結局、どこが違うのか、よく分からなかった。] 例えが可愛いですね。 …そのたとえだと、私の感じているのは友情な気もしますけど。 でも、やっぱり、そういう言葉に当てはめるとしっくりきません。 (33) 2022/09/10(Sat) 8:52:49 |
【人】 1年生 工藤美郷──現在・スタッフルームに行く松本先輩を呼び止める── なんかありました。 [皿を水に浸した後>>11、スタッフルームに行こうとする松本先輩の手首を掴んで呼び止めた。 疲れているなら後にしようとか、そこそこのところで会話を切り上げようとかいう気遣いは無い。] 武藤先輩は私をハメました。 そして、松本先輩が置いてくれた湿布を貼ったので、私の足の痛みが弱くなり、松本先輩に礼を言うと喜ぶとも言いました。 これは私はハメられてないと思うのですが、実際は違うのでしょうか。 [とはいえその後も何度もぶつけたから、脛以外の場所にも痣はいろいろできている。] (35) 2022/09/10(Sat) 8:58:25 |
1年生 工藤美郷は、メモを貼った。 (a15) 2022/09/10(Sat) 9:03:34 |
【人】 1年生 朝霞 純>>34 [工藤さんの天使に呼ばれて、よかったと思ってくれる人に、自分がいたのは嬉しかった。けれど。] はい、私は死にたかったです。他の人が死ぬくらいなら。 それはきっと、工藤さんが他の人に死んでほしいのと、根幹は同じ理由です。 工藤さんは私よりも他の人が死んでいたらいいと思った。 私は、私が死んでいたらいいと思った。 どちらも、死んでほしくない人がいるから。 それが工藤さんにとっての私で、私にとっての皆だった。 私は工藤さんが生きていて嬉しい、他の皆も生きていたら嬉しいです。 でも、その生きていたらと願う人の中に、確実にいなくなる人がいるから。 それが私は悲しい、だから死にたかった。 [なるべく丁寧に説明しながら、反芻する。工藤さんに言われた言葉。よかったですね、という言葉。 それを言いたかった相手が、彼女と私では違ったのだと思いながら。] (37) 2022/09/10(Sat) 9:12:35 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a16) 2022/09/10(Sat) 9:15:26 |
【人】 1年生 朝霞 純>>38 そうですね…例えば、そのお菓子が私の大好きなものだとして、それを相手に全て食べてほしいのが恋愛ってことですよね。 多分、相手は私が全て食べても怒らない人で、むしろ私に食べてほしいと思っている。 だから、半分こ。 でも、これは恋愛感情云々というより、折衷案みたいなところもあって。 だから、やっぱり、私には分からないな。 …友達でいましょうというよりも、その友情と恋愛と信頼の区別が、私にはつかないんですけど。 うん、でも、まあ感覚が違うというのは、伝わりづらいものですよね。 こう言ったら、伝わるかな。 他の人は何となく、包装とかで中身が類推できる箱があって、その中身が信頼とか、友情とか、愛情とかで。 私の箱は全くの無地で、それが沢山並んでいて、重さとか音とかで類推するしかないけど。でもどれも大切なもので。 中身は分からないけれど、好きだというのには変わりなくて。それを包装で包むのが、何だかちょっと苦痛で。 だから、何の言葉にも当てはめずに、ただ好きっていうのは、でも、多分狡い答えですよね。 (39) 2022/09/10(Sat) 9:34:55 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― エントランス ―― [結局ペットボトルに口はつけられないまま。 汗も引いたしパーカーを着るべきだろうと思いつつ、それも億劫になってしまい、私はエントランスのコンクリートの上、仰向けに寝転がっていた。 元来ここが営業している状態だったなら、常識的に許されない行為。 ゆるりと左手を持ち上げ、目の上に翳すと、うっすら血色が透けて見える。絆創膏に滲んでいるものと、同じ色。 鉄臭いはずのそれは、なのに未だに甘ったるい匂いを零している気がしてしまう。] …………"悲鳴"だとすると、誰の悲鳴……? [工藤さんはこの傷を、あるいはこの匂いを?"悲鳴"と言った。>>30 林檎の悲鳴なんだろうか。 それとも傷を負った人の? それともこの夢をみている誰かの?] (40) 2022/09/10(Sat) 9:35:53 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹負けたく、ないな……。 [こんな、揶揄いとも悪ふざけともつかないような、おかしな現象。 料理だって、作って食べている間は"普通"なんだし、腹の中で林檎に化けてようが、気にしなければ良いだけのこと。 平静を取り戻そうと、色々思考を回すのに。 それでも、まだ水は飲めそうにない。**] (41) 2022/09/10(Sat) 9:36:42 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a17) 2022/09/10(Sat) 9:37:33 |
【人】 3年生 津崎 徹太>>39 うーんと。 ま、そこまで深く考え込まなくてもいい気はするけれど。 区別したいって思って、 でも、区別するのが苦痛なら、 区別しなくてもいいとは思うけど。 [これ、やっぱり、遠回しにフラれてるじゃん、とは思ったが、 まあ、だって、今日名前知ったばかりなんだし。 もしかして、死ぬかもしれないから、 恋人ごっこして、なんていうのは、また方向性違うし] まあ、でも、 あとは、その好きを天秤にかけるってのも指針になるかもね。 どちらにしろ、今、考えなくても、いいんじゃないかな。 [朝霞には、先がしっかり見えてるんだし] だから、その答えは、俺は、これ以上 正解は答えられない。 (42) 2022/09/10(Sat) 9:52:20 |
【人】 3年生 津崎 徹太とりあえず、 もっとほかに朝霞の問いに答えてくれる人がいるかもしれないし、 朝霞と話したい人がいるかもしれない。 ま、俺はいいよ。もう満足した。 朝霞と会えたこと嬉しく思う。 [切ないけど、 誰かの一番なんて、 早々なれるものじゃないし]* (43) 2022/09/10(Sat) 9:55:11 |
【人】 3年生 津崎 徹太うん、わかった。 大丈夫。 俺はお前がみんなのために死んでもいいとか思わないから。 俺のことだけは、嫌いになってくれ。 [悲しいと思った] (47) 2022/09/10(Sat) 10:14:40 |
【人】 4年生 小泉義哉―― レストラン ―― 分かった。やりたいこと、考えておこう。 [ 掛けてくれる言葉には頷きながら、>>11 腑に落ちない表情は、 天使の出現で前回と変わらない 微笑みには変わっていた。>>3:4 けれど、もし天使が松本が目覚めると言ってきたなら、 「死にたがりのギフト、神様に返す決心はついたか?」 くらいは彼に訊いたかもしれない] あ、湿布…… [ まだその手に貼っていないと、>>5 思い出したときには、すでに工藤と話していたか、>>35 それとも、彼が立ち去った後だったか。 いずれにしろ、今は湿布を貼ることは難しそうで、 代わりに空になった食器を片付けようと、 食器を持って厨房へと向かう] (52) 2022/09/10(Sat) 10:31:14 |
【人】 4年生 小泉義哉―― 厨房 ―― [ スポンジに洗剤を垂らし、 くしゅりとスポンジを掴みながら泡立てて、 食器の表面をスポンジで撫でていく。 流しに浸かっていた食器や>>11 他にも使用済の食器があれば、スポンジで磨き、 流水で泡を洗い流しては、布巾で拭き、 最後に水きり台の上へと食器を並べて 後片付けは完了した。 そのままレストランへと戻ろうかと思い、 足を進めれば、いつの間にか足元に転がっていた 林檎を一つ蹴っ飛ばした。 床に落ちた林檎など不衛生過ぎて、 さっさと捨てようかと思ってしゃがみ込み、 それを拾い上げようとしたところで――] (55) 2022/09/10(Sat) 10:31:54 |
【人】 4年生 小泉義哉[ 「“普通”はお前くらいの歳なら、 とっくに昇進しているはずだが、 いつまで平社員のつもりだ」 「“普通”なら、もう結婚していても おかしくない歳なのに、まだ独身とは嘆かわしい」 「いつになったら実家に帰ってくるんだ。 “普通”の子供なら、 親の顔を見たいものだろう?!」 次に林檎が吐き出すのは、今まで聞いたことのない台詞。 内容的に、きっと未来で 父親から義哉に吐き出される言葉なのだろう。 あの人はいつまでも変わらないんだな、と そう思ったら、無性に腹が立って] (57) 2022/09/10(Sat) 10:33:06 |
【人】 4年生 小泉義哉[ 立ち上がって、右足を振り上げては、 そのまま一気に落下させ、口うるさい林檎を踏みつけた。 たしかに足の裏にそれを踏み潰した感触はあったけれど、 視線を足元に向けても、 いつの間にか林檎は無くなっており、 靴底に林檎のカスもこびりついていない。 ただ、辺りに甘ったるい林檎の匂いが 漂っているだけだった] (59) 2022/09/10(Sat) 10:34:10 |
【人】 4年生 小泉義哉寝るなら、中のベッドやソファの上の方が 寝心地がいいとは思うが。 外にいる方がまだ気持ちが落ち着くのなら、 無理に中に戻る必要もないとも思う。 [ 黒崎の側にしゃがみ込みつつ、そう声を掛けたが 反応はあったか]** (61) 2022/09/10(Sat) 10:35:18 |
【人】 3年生 津崎 徹太[そして、屋上へ] 相変わらずいい天気だな [屋上にのぼると、 変わらない天気。 ただ、黒崎がそのエントランス、走っているのが、見えた。 そうだ、トラちゃんと約束した。 黒崎を慰めないと。 だけど、 ちょっとだけ待ってて欲しい。 うん、ちょっとだけね]** (62) 2022/09/10(Sat) 10:35:21 |
津崎 徹太は、女の子の足には勝ったみたい。 (a19) 2022/09/10(Sat) 10:36:40 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a20) 2022/09/10(Sat) 10:38:26 |
【人】 1年生 朝霞 純[どうして普通に生まれてこれなかったのだろう。 恋愛感情というものが理解出来さえすれば、きっと傷つけることもなくて、ともすれば恋人なんてものにもなれたのかもしれないのに。 好きだという気持ちはあっても、普通の人にある感情の規格が自分にはなかったから。 もし、自分が死んでいたのなら、次は普通の女の子として、気持ちに答えられるか、なんて思っていて。 …そこまで話すべきだったのか、いや、きっともっと傷つけただろう。] 本当、最低。 [迫力のある絵葉書を見る。 好きなんだ、と教えてくれた時の表情。 それがとても懐かしかった。] (63) 2022/09/10(Sat) 10:42:37 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a21) 2022/09/10(Sat) 10:50:06 |
【人】 3年生 津崎 徹太ちょっと、チカ先輩の気持ちわかるのかなあ。 [確かに飛び降りたくなるような衝動は、 理解できた気がした。 この夢の中ではもっかい飛び降りてみるのもありだなあ、と思ったけれども] やっべ。 [それより、腹から溢れ出る血の色が、 屋上を染めていく。 全く夢だとしても、 普通は、これは、死ぬだろ。 つか、ふつーに痛いわ。 仕方ないから、寝よう。 あの、街で刺されてぶっ倒れてた時のように、 誰かが通りすがってくれるかな]** (64) 2022/09/10(Sat) 10:51:24 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a22) 2022/09/10(Sat) 10:52:56 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[なんだっけ、"あの時"もそう思って……と、一瞬浮かんだ思いは、己の状態が全くもって行儀のよろしくないものだと気付くと同時にかき消えて、少し慌てて起き上がる。] や……気分転換に走ってて。 ちょっとペース間違えて飛ばしすぎました。 [寝てはいませんよ?と笑顔を作り。] ……でも、外の方が、いくらか気分は良いですね。 美術館の、建物から一歩も出られないっていう 状況だったら、多分、息詰まって大変でした。 [そうなっていたら、もう、あの林檎の香からは逃げられないような気がするし。*] (66) 2022/09/10(Sat) 11:04:05 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a23) 2022/09/10(Sat) 11:08:17 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a24) 2022/09/10(Sat) 11:40:11 |
【人】 1年生 朝霞 純[いつ、天使が迎えに来るか、分からない。 でも今は、津崎さんの後を追いかけることはできなくて。 黒崎さんに、報告しようかな、なんて思った。 津崎さんのことを傷つけてしまったって。] (67) 2022/09/10(Sat) 11:42:04 |
【人】 2年生 松本志信─レストランにて─ おおっつ、はいはい? [随分と強引な方法で呼び止められた>>35 スタッフルームに向おうとした足は 自分よりも小柄な存在に止められる。] おう、それはハメられてねぇな。 [普段の様子から言葉を慎重に選ばなければならない相手だというのはわかっていたから どうすれば理解しやすいかと逡巡し。] 誰かが工藤ちゃんのために何かをした時。 えーっと、例えばなんか落としたものを拾ったとか こけた時にさせてくれたとか、そういうこと してくれた相手には「ありがとう」っていうと良い。 ま、勿論工藤ちゃんが嬉しければ…、か 自分に利があったと感じれば、だ。 [厚意というものだからな、と付け加えた後で] 湿布気が付いたんならよかったよ。 (68) 2022/09/10(Sat) 12:09:50 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a25) 2022/09/10(Sat) 12:30:25 |
【人】 4年生 小泉義哉―― 現在:エントランス ―― 疲れているのなら、別に寝ていてもいいのに。 [ 起き上がる姿に、そうポツリと零しつつ>>66] そうか。 走るのはいいが、あまり無茶はするなよ。 [ 作られた笑顔に、 先ほどまではそんなに元気そうには 見えなかったものだから、小さく苦笑して] そう、だな。 こんなにきれいな景色を見ていると、 美術館であった色んなことを、忘れさせてくれそうで。 俺、今初めて外に出たんだが、 こんなことなら、もっと早くに出ていたらよかったよ。 [ ぼんやりと上空を見上げる。 あれだけ危険と思っていた美術館の外が>>1:117 今は自分を包み込んでくれるように温かく感じた] (72) 2022/09/10(Sat) 12:59:32 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a26) 2022/09/10(Sat) 13:00:16 |
【人】 4年生 小泉義哉そして今も、俺は黒崎がどういう気持ちなのか、 きっと分かっていないと思う。 本当は一人でいたいのか、 誰かに愚痴とか吐き出したいのか、 笑っていたいのか、泣き出したいのか でも、黒崎がどんなことをしたいと思っていても、 無理せずにやりたいことやればいいって俺は思うから、 俺に遠慮せずに、希望を聞かせてほしいなとは思うよ。 ああ、でもさすがに 体を壊すくらい走り回りたいと言われたら、 多分止めることになるが。 [ 最後に冗談交じりに言葉を付け加えながら、 おそらくほぼ隠し事なしに本音を言えたのではないかと 自賛しつつ>>0:482]* (74) 2022/09/10(Sat) 13:00:22 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a27) 2022/09/10(Sat) 13:06:05 |
【人】 3年生 津崎 徹太……ぁ [知った声の人が、 思ったよりも悲痛に呼んでくれた気がした。 目を開けると、青空に人影] ……チカさん [でも、まだ少し、ぼんやりと、力が出なくて 抱えてもらえたその腕に頭を摺り寄せる] 紙吹雪……綺麗でした。 [目を閉じたまま]* (76) 2022/09/10(Sat) 13:23:28 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― エントランス ―― [ああ、そうだ、と思い出した。 "あの時"。そう、まさにこのエントランスで、もう聞きたくない、言ってくれるなとばかり、小泉さんの言葉を、私は遮り、逃げ出してしまって >>0:418 。 ────そういえばあれ以来、小泉さんとは当たり障りのない言葉しか交わしてなかったなと思い出す。 本来は、そんな関係で必要充分なはずだった。 週に数度顔を出す研究室、既に4年の小泉さんとは、次の春にはもう会わなくなる、その程度の関係性でしかないのだから。 でも今は、この異常な環境下、夢の持ち主は、私かもしれないし、小泉さんなのかもしれなくて。 それはつまり、遠くない未来に、永遠の別れが来るということを意味していた。] (77) 2022/09/10(Sat) 13:38:59 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹え、と…………。 [だから、伝えようと思った。伝えねばと思った。 明らか、これまでは耳にしたことのなかった事を告げてくれようとしている先輩に。 こういうことが苦手なのだと言葉を選んでいる、いつだって気遣いの塊みたいな、穏やかな人に。] 私、あの時……、 "そんな、教科書みたいな言葉は聞きたくない"って 思いました。 正論だけれど、綺麗事ばかりだなあ……って。 "タイミングを計れば" >>0:406 なんて言われても、 今がその時だと冷静に見極められるようなものなら、 そもそもそんなに悩んだりはしない……って。 思ったんだと思います。 [小泉さんの事は、勿論、嫌いとかではなかった。 私が何ものであるかを知って、なお、態度を変えることのなかった稀有な人。 面白半分な興味でこちらに踏み込んで来るような事はしない人。 ただ、なんだろう、遊園地の着ぐるみの熊に定型文を繰り返されているみたいな、そんな、居心地の悪さはいくらか感じていたのかもしれない。 顔が見えない。本当の姿も見えない。繰り出す言葉は自動音声……みたいな。] (78) 2022/09/10(Sat) 13:46:05 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹私が欲しかったのは、"私が望むようなこと”じゃなくて。 小泉さんの本音だった……んだと思います。 勇気出して進め、でも、止めておけ、でも。 それを聞いてどうするかは私が決めなきゃいけないことで、 こう思うよと背を押すか無謀を止めるかしてくれた人のこと、 嫌いになったりとか、しないのになあ……って。 [小泉さんが踏み込んできてくれたのも、私が踏み込み返したのも、この場が初めてのこと。 今は、小泉さんの姿が、見えている気がする。遊園地の着ぐるみじゃなく。] 今は……頭の中、ぐちゃぐちゃです。 私は、死にたくない。 絶対に再会したい人がいる。 でも、誰に死んで欲しいとも、思ってない。 泣いてしまそうだけど、泣いちゃだめとも思っているし、 走ったら頭真っ白になるかと思って走ったのに、 全然、真っ白になんかならないし。 今は……水を飲むのが、怖く、って。 (81) 2022/09/10(Sat) 13:55:17 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[水?と不思議そうな顔をされてしまうかな。 手元にあった未開封のペットボトルを、小泉さんに差し出した。] ────これ、開けてみてくれませんか。 私が開けたら、林檎の匂いがする予感しか、しないんです。* (82) 2022/09/10(Sat) 13:57:34 |
【人】 1年生 朝霞 純>>67 [今、不安がっているだろう彼女に負担をかけるのは分かっているが、自分が引き留められなかった以上、彼のことを想ってくれる人に頼りたくて。 トラくんがいないのであれば、それは黒崎さんだろうと思って。 “津崎さんと話して、傷つけて、そのままどこかへ行ってしまって、私は引き留められませんでした。 ごめんなさい、もし、心にゆとりがあれば、居場所を聞いて、側にいてあげてください。” そう、送信した。本当は電話が良かったけれど、泣いてしまう気もして。 話した内容は書かなかったけれど、彼女だったら何となく察してくれるかもしれないと思った。 それから、そっと歩く。特別展へと向かった。] (83) 2022/09/10(Sat) 13:59:43 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a29) 2022/09/10(Sat) 14:02:03 |
【人】 4年生 小泉義哉―― 現在:エントランス ―― [ 黒崎の言葉を聞きながら>>78>>81 うんうんと頷いて、彼女があのとき どのように感じていたのかを知る] そうだな。綺麗事ばかり言ってたよ。 そうしていれば、 嫌われたり疎まれたりすることはないって、 そう思ってたから。 あの時、本当は勇気を出して進めって言いたかったけど、 もし失敗したら責任取れないなって思って、 日和ってしまったんだ。 これについては、本音を言ったところで、 別に嫌われてもいいとは思ってたけど、 バスの後ろの会話があまりに幸せそうだったからさ、 俺が他人の幸せを壊したってことになると、 罪悪感で潰れてしまいそうに思ったから。 まあ、そんな風に思うことこそ傲慢なのかもしれないが。 (87) 2022/09/10(Sat) 14:56:06 |
【人】 4年生 小泉義哉うん、そうだよな。 会いたい人、いるんだもんな。 [ 武藤との会話や>>3:241>>3:270、 レストランでの黒崎と武藤のやり取りを見れば、 否が応でも分かってしまう。 彼女と武藤とが交わした約束は知らなくて、>>3:402>>3:403 泣くも泣かないも好きな方を選べと言いかけて、>>81 首を振って、吐き出す言葉を自分の本音にすり替える] 俺は、泣いてしまいたいなら泣けばいいと思う。 泣かないで済むのならそれが一番いいと思うが、 それが無理ということなら、 泣くのを我慢して苦しまれるくらいなら、 いっそのこと泣かれた方がマシに思うから。 ハンカチは汚れてしまったが、 ポケットティッシュくらいなら渡せる。 (88) 2022/09/10(Sat) 14:56:36 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a30) 2022/09/10(Sat) 15:00:44 |
【人】 2年生 松本志信 っはは、いいよ寝てて。 寝顔みとくし。 [そうだな、死ぬとか生きるとか そんな事考えずに、このまま目を閉じてぇ。 それが出来りゃ幸せだろうな。 こんな天気のいい日の昼寝なんて。] …起こしてやるさ、何時がいい? [時の進まないこの世界で、起こしてやると。] んなもん分からんでいい。 けど、ま、そういう日もあらぁな。 [子供の寝かしつけのように、背をトントンと撫でようか]* (91) 2022/09/10(Sat) 15:01:21 |
【人】 1年生 朝霞 純【現在・特別展にて】 >>1:252>>1:253>>2:131 [その場所で足を止め、中を見た瞬間、目を疑う。 10枚の林檎人間。 その頭が割れていない4枚の絵。 その頭が割れている6枚の絵。 そして、その異様な臭気。 熟れた林檎の甘いような、胸に刺さるような独特の匂い。 床に落ちる、鮮血のような朱。 滴るそれを追って、視線を上へ、上へとあげる。 目に入る一文。 WHOSE APPLE WAS CRUSHED? 途端、気分が悪くなり、胃のムカつきを覚える。 それでも、倒れたりなどということはなかった。 小泉さんから事前情報を得ていたから、ある程度想像がついたお陰かもしれない。>>3:397 マスクをして、一歩中へ入る。 周囲の絵を見渡した。 割れている6枚の絵画は、近いうちに4枚になるのだろう。 それが酷く、酷く悲しかったが。 飾られている、一枚の絵への前へと立つ。 それは自分の肖像の林檎が戻るとき、元に戻るだろう絵画。] (92) 2022/09/10(Sat) 15:04:48 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a31) 2022/09/10(Sat) 15:09:08 |
津崎 徹太は、ガチにスヤァ、したくなってる。** (a32) 2022/09/10(Sat) 15:10:08 |
松本志信は、いいから寝ときなって、ぽんぽんあやす** (a33) 2022/09/10(Sat) 15:21:06 |
【人】 3年生 津崎 徹太[さっきのことを思い出す。 彼女は小さく言った。 「私に貴方の想いは理解できない。 だから、理解できる相応しい人が現れればいい。 そのためには私は貴方の側から去らなければならない」 頑なにそう思ってる瞳は真っ直ぐだったから。 そう、としか言えなかった]** (96) 2022/09/10(Sat) 18:10:31 |
【人】 3年生 津崎 徹太[多分、かなりしっかり寝た。 そう、チカさんがそばにいてくれた時には、 嫌な夢はやってこなくて。 起きたら、チカさんは、どうだったろうか?]** (97) 2022/09/10(Sat) 18:18:37 |
【人】 2年生 松本志信[夢を見てるんだろうか。 暫くは寝息のようなものが聞こえていて。 でもその貌は穏やかだったから、きっと今は大丈夫なのだろう。 少しずつ、少しずつ訪れる安堵。 と同時に浅ましいなと自嘲が毀れる。 「いっそこのまま本当に時間なんて止まってしまえばいい」 なんて、さ。 それこそ俺なんかが望んじゃいけない、夢だろ?] (98) 2022/09/10(Sat) 18:38:14 |
【人】 2年生 松本志信 …──── [そろそろ起きる頃とも知らず 貌を寄せて、綺羅綺羅光る銀がかった髪に そよ風が触れるように一瞬、口付けた。 音もないそれは、寝てるならきっと気付かない筈の。 悪夢を拭い去るおまじないだ。 言い訳だけどね]* (99) 2022/09/10(Sat) 18:39:55 |
【人】 3年生 津崎 徹太服が汚れてて、 何か替えがあるかな、って思うんスが、 チカさん、一緒に探してくれません? [林檎の血の色。 さすがに、今度は、服が濡れまくってて。 上半身起こして、確認するけれど、 わりと酷い気がした] その、ここ、お願いしたら、出るんでしたっけ? [なんか、みんなやたら、食い物は食ってるみたいだったから]* (101) 2022/09/10(Sat) 19:07:51 |
【人】 2年生 松本志信 …ん? 起きた? 腹は減ってねぇけど、おはよ。 [目を閉じていてくれたおかげで>>100 いつものように、何事もなかったように声を返せた。 たった一度の罪深いそれが、本当にまじないになったんだとしたら 目に見えない魔法って、たぶんきっとあるんだろう。] あー、べしょべしょな。 服はさすがに…お土産のやつパクッちゃえ、なんかあったっしょTシャツ。 っつか血ぃ止まったのか? 着替えもだけどガーゼとかいるんじゃない? [ガーゼは救急箱か、スタッフルームにあるかもしれない。 が、さすがに服はないだろうから物販のTシャツを進めておく。 葛飾北斎のやつとかなんかちょっと厳ついやつ、あったろ。] (102) 2022/09/10(Sat) 19:47:46 |
【人】 1年生 朝霞 純【現在・名前のない女性の絵の前で】 >>93 [果たして返答はあっただろうか、返答があってもなくても、またはそれが言葉でなく、不気味で甘い匂いを漂わせる赤文字での会話であったとしても、私はそこを逃げずに話を続けるだろう。 小泉さんとどんな話をしたかを聞き、どういう生き方をしたかったかを聞く。 その話を聞く傍ら、私は私の悩みを打ち明ける。 ごく軽く、人と感じ方が違うことが気になるのだ、と。 彼女と同じ悩みではないだろうが、でも、彼女を自分と近しいものだと思っている事実は確かで、相談させてもらえればと一方的に思った。 そして、自分は生存していたことも話す。] もし、もう少し長くいられるのなら、もっと色々なお話が出来たと思うんですけど、呼ばれてしまったからには目が覚めるわけで。慌ててお話に来ました。 ハンカチはこれからも持っていてくれますか? ちょっとスーツと合わせると、派手かもしれないけれど。 [でも、持っていてくれると嬉しい。それが彼女の慰めになるのなら。] (103) 2022/09/10(Sat) 19:50:15 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― エントランス ―― [小泉さんも、私や武藤と同じ、色々なものが"怖い人"なんだな……と思った。 方向は少し違う風な感じも受けたけれど。 でも、人の期待に抗うことが苦しくて、抗うくらいなら自分を殺して……と思ってしまう気持ちは良くわかる。 今、初めて、小泉さんの素顔が見えた気がして、つい、まじまじと見つめてしまいながら小泉さんの言葉を聞いていた。 "会いたい人、いるんだもんな"の言葉 >>88 には照れくささに眼を伏せながら、それでも頷いた。 まあ、色々、透けているものはあるのだろうなと覚悟はしていたけれど。 直接目の前でやりとりしていた松本さんはともかく、小泉さんにまで?と内心、小さく首を傾げたその経緯が、まさか武藤本人があれこれ >>3:241 >>3:270 話していた結果だったとは。 まあ、いいけど。] (105) 2022/09/10(Sat) 20:04:10 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹…………泣く、のは。 ぎりぎりまで頑張ろうと思います。 まだ大丈夫だと思うから。 津崎にはまだ私の口からは伝えてないけれど 武藤が既に何かを言ってくれているらしいし、 松本さんは既に御存知だし、 小泉さんも今こうして知ってくれたし……、 少し、気は楽になりました。 [今日還っていく後輩達には心配させたくないから何も告げるつもりはない。 次の4人、その次の2人、もしかしたらその"先"も。 "最後の1人"として、ここから去れない未来が来るかもしれない覚悟はいくらかは出来てはいますから、と小さく微笑んだ。 でも、実のところ、困っているのは目の前の問題で。 頬を汗が伝っていく。 走らずこうして休んでいるのに、汗が止まらない。 これ、脱水症状の初期症状だ……。 気付いていたけれど、もう、林檎の香は嗅ぎたくなかった。] (106) 2022/09/10(Sat) 20:04:56 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a34) 2022/09/10(Sat) 20:19:02 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[小泉さんが開けてくれたペットボトル >>90 は、ただの水だった。視覚で解るし、あの、脳まで揺らしに来るような、甘い匂いもしない。] ありがとうございます。 [おかしな事を頼んですみません、と、手を伸ばし、ボトルを受け取ったその瞬間。] ……ぁ…………。 [私たちの眼前、透明なボトルが瞬時に濁り、どろりと白とピンクの斑になった。 と同時、嗅ぎ慣れたあの匂いがぶわりと周囲に広がっていく。 びくりと手を揺らした反動で落ちてしまったボトルから、白紅色の液体が散らばってアスファルトに広がっていった。 目眩がするような匂いと共に。] (109) 2022/09/10(Sat) 20:25:10 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a35) 2022/09/10(Sat) 20:28:25 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹…………水、飲むにはどうすればいいのかな……。 [思わず、どこか冷静に呟いてしまう。 この世界、死ぬことはないみたいだから、ただ、苦しいだけでいずれ終わるのかなとは思っているけれど。でも、こんなところで体調を崩して皆に迷惑をかけるわけにもいかないし。 数秒躊躇した後、小泉さんに素直に伝えることにした。 怪我した傷から出た血が林檎の果汁のようだったこと。 吐いたものが、ありえないのに林檎の欠片だったこと。 こうして、飲み水すら、林檎の果汁になってしまうこと。] 走ってから、水、飲めてなくて……。 今、ちょっと、脱水症状みたいで……まずい、です。 [少しの目眩と、身体のだるさ。今はまだ、脱水症状の入口でしかないけれど。] …………どうしよう、小泉さん。 [どうすれば、私は、神様のおふざけ?それとも悪意?にしか思えない林檎から逃れられるんだろう。*] (110) 2022/09/10(Sat) 20:32:20 |
【人】 1年生 工藤美郷──現在・特別展前── [松本先輩や朝霞さんとの会話の後。 やがて工藤は、匂いに耐えかねてレストランを後にした。 向かった先には、朝霞さんがいた。>>92>>93>>103 特別展の、工藤を模した絵の前で、静かに語りかけていた。 工藤が動いている限り、口でも文字でも、決して意思を見せぬ絵に。] ……………………。 [その時は、彼女は、人と感じ方が違うという悩みを話していただろうか。 工藤もまた沈黙したまま、朝霞さんの背中をじっと見つめていた。 音も無く。気配も無く。気づかせることも無く。 やがて、朝霞さんが「慌ててお話に来ました」と言って初めて、背後から声をかけた。] その絵は動きません。私が望んで中に入らない限り。 [そのままふらふらと歩み寄る。目線を絵に向けたまま。 そして絵に触れると、朝霞さんに視線を向けた。] 私は自分では出られません。話が終わったら引っ張り出してください。 [言うと、反動をつけて、絵の中に飛び込んだ。] (111) 2022/09/10(Sat) 20:32:42 |
【人】 ??? 工藤美郷[工藤が中に入ると、入れ違いに全く同じ顔の女が飛び降りた。 その時どこまで話が進んでいただろうか。とにもかくにも、理想の投影は、朝霞に人懐っこく笑いかけた。] ありがとう。 このハンカチは私が唯一手に入れたもの。手放したく無かったの。 それにほら、こうして合わせると、挿し色になって綺麗でしょう? [スーツの胸元に押し当てて、悪戯っぽく見せつけた。] 起きるまでの間は、私はあの子の中に溶け込んでいる。私の意思で動くことは無いけれど。 だから、あの子が把握していることなら、情報共有しなくて大丈夫。 それで──わざわざ『私』と話したかったことを聴かせてくれるかしら?* (112) 2022/09/10(Sat) 20:33:52 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a36) 2022/09/10(Sat) 20:33:56 |
??? 工藤美郷は、メモを貼った。 (a37) 2022/09/10(Sat) 20:36:38 |
??? 工藤美郷は、メモを貼った。 (a38) 2022/09/10(Sat) 20:37:32 |
【人】 2年生 松本志信 刺された………、… [何をしていてだろうか、邪推しようとしてしまうけど 過去の経緯を探すよりその瞬間のことの方が大事で。] そりゃ、怖かったろうな。 [死は、誰だって怖い。 俺はそれをずっと望んでる、おかしな奴ではあるけど 死ぬことが怖くないわけじゃない。 刺されたのなら望まなかったであろうそれが突如襲ってきたわけで それはきっと、俺なら、怖くて仕方がないと思った。] よかった、津崎くんが生きてて。 [過去も、現在も。]* (115) 2022/09/10(Sat) 20:43:35 |
【人】 1年生 朝霞 純【現在・特別展にて、もう一人の工藤さん】 >>113 [でも、工藤さんが絵の中に飛び込んでくれたお陰で、私の前には肖像の彼女が現れて、話し始める。>>112 彼女のスーツの胸に当てられた複雑な模様の入ったハンカチは、確かに彼女のいった通り、ワンポイントに差し色が入ったような形に見えて、可愛かった。] 確かに、綺麗に見えますね。 [彼女の言葉からして、工藤さんと目の前の工藤さんは、多分同一のようで違って、違うようで同一の存在なのだろう。 二重に似て非なる存在。ちゃんと状況を説明してくれる律儀さは両方よく似てる。 彼女に話したかったことを聞かれて、私は言い淀む。 さっきまでスムーズに話せていたのに。 それは話したくない、ではなくて、話すのが恥ずかしいって気持ちだったと思う。 恋愛相談みたいで、ちょっと、恥ずかしかった。] 私、その、人への好意の区別がつかなくて、違いがよく分からなくて、それで人を傷つけてしまって、工藤さん、好きな人いらっしゃいますか? [何故問いかけをしてしまったのか、よく、分からなかった。] (116) 2022/09/10(Sat) 20:52:32 |
【人】 1年生 工藤美郷──回想・レストランにて松本先輩と>>68── 誰かが私のために何かをした時。 私に利があった時。 [松本先輩の言葉を繰り返す。それから湿布のことを言われれば、] 松本先輩が置いたものとは気づきませんでした。 気づいたのは武藤先輩です。 [そこまで言ってから、ふと気づいたように続けた。] 武藤先輩が、松本先輩に礼を言うと良いと言った。 だから今、私は松本先輩と話している。これも一つの利益です。 つまり松本先輩の話を総合すると、私は、武藤先輩にも「ありがとう」って言うと良い。 [工藤は学んでいく。全員からとは仲良くできないとしても、根気よく説明してくれる相手に接して。不器用ながら、一歩ずつ。] (118) 2022/09/10(Sat) 20:53:18 |
【人】 1年生 工藤美郷[不器用に、実直に。 言葉の裏を読むことなく、死への渇望を肯定した。] はい。私もそう願います。他の誰かに決まっていたとしても。 [決して憎いわけではない。親切にもしてもらった。 だが工藤は、先輩の死を望む。] 残念ながら松本先輩の名前が呼ばれて、起きてしまった場合。 先輩はまだ死にたいですか。 [事実を確認するように、じっと目を見上げて問うた。 嘘の見抜けぬ眼で、真実を口にしてくれると信じ切って。]* (119) 2022/09/10(Sat) 20:54:54 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a39) 2022/09/10(Sat) 20:57:00 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a40) 2022/09/10(Sat) 21:02:23 |
【人】 ??? 工藤美郷──朝霞さんと── [ハンカチを褒められて、女は口の端を綻ばせた。 鑑賞物としてのプライドを守ってくれた、一枚のハンカチ。 それは、真実に気づきながらも優しい嘘をついてくれた朝霞との、工藤には無い絆。] 静かな絵には話せても、喋る私には話せない? まぁ、分かる気がするけどね。あの子もそういうところあるから。 [それでも恥ずかしそうに話を続けてくれれば、「んー」と口元に手を当て、少し考えるような仕草をした。] どうだろう。好きなのかなぁ。 でも、そうだな。気になる人はいる、かな。 [そう器用にはぐらかすと、] ね、聞かせて。朝霞さんのこと。好意の区別がつかなくても、何か心に引っかかるものがあるから悩んでいるんでしょう? [問いかける言葉は、決して揶揄する響きはないけれど。 最後ぐらい、ガールズトークを楽しみたい。 どこかでそんな望みもあった。きっと、工藤にはできないことだから。]* (124) 2022/09/10(Sat) 21:13:05 |
??? 工藤美郷は、メモを貼った。 (a41) 2022/09/10(Sat) 21:15:59 |
【人】 1年生 工藤美郷──回想・朝霞さんにお礼言われた>>3:400── [朝霞さんから、過呼吸の際のことについて、礼を言われた。] はい。朝霞さんは私の言うことを聞かなければ、窒息する恐れがありました。 [謙遜することなく肯定した後、「ですが」と続けた。] 以前、過呼吸になった人にも同じことを言いました。 そうしたら嫌われました。私には優しさが無いから、正しいことを言っても聞く気がおきないそうです。 朝霞さんとあの人との違いが、あの人は苦しみ続け、朝霞さんは落ち着くという結果を産みました。 [そう、分かるような分からないようなことを伝えた。 もしも上手に話せたならば、「あなたを落ち着けたのはあなた自身の力だよ」程度は言えたのかもしれないが。]* (126) 2022/09/10(Sat) 21:38:03 |
【人】 2年生 松本志信─回想・レストラン─ [同じ言葉を繰り返す癖>>118 気付いていたし、それが個性的で好きだななんて ちょっと思ったりするのは少数派意見かもしれない。 気付いたように紡がれるのは、前よりも幾らか成長したような。 心の中で「おお!」なんて声が上がる。] そう! だからつまり、次工藤ちゃんが還ったら 武藤くんにも「ありがとう」って言えば、武藤くんも喜ぶ。 それで工藤ちゃんが、ありがとうって言った相手 俺や武藤くんが喜んでるのを見て ちょっとでも心が動いたり、あったかくなったりしたら これがWin-Winってやつだね。 [まだ少し難しいだろうか。 それでも、根気よく伝えよう。] (127) 2022/09/10(Sat) 21:39:36 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹────私、言えないこと抱えすぎて。 "考えすぎて結局何も言えなくなって、自分が悪かったんだー、 で終わらせる奴"と言われてしまった >>1:397 ので……。 [大丈夫、なので抱えすぎずに出していくことにしました、と告げたら、少し心配気に"色々と発散させておいた方がいい"と眉を寄せ気味にしていた小泉さん >>121 も少し安堵の色を浮かべてくれたかな。 けれど、ひととき緩んだ空気は、落ちたペットボトルと共に、こんな屋外の空気にまで濃密に広がった林檎の香りにかき消えてしまったのだった。] いえ……朝霞さんと工藤さんは、やめたい、かな……? [小泉さんが提案してくれた、"口移し"手段。>>123 さすがにちょっと、と、戸惑ってしまった。] (130) 2022/09/10(Sat) 21:40:48 |
【人】 2年生 松本志信矛盾してるけど、それを抱えて生きていくと思う。 死にたいってどこかで思いながら、生きる。 いつか変わればいいな、って。 変われる保証は全然ないけど。 人間って、矛盾した生き物だからさ。 [理解できなかったらごめんね、と 嘘偽りない本音を伝えて、頬を軽く掻いた。]* (131) 2022/09/10(Sat) 21:40:54 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹先程、寝転がっていた時に届いていた朝霞さんからのLINE。 >>83 余裕がなくて、『わかった』と一言しか返せなかったけれど、彼女も気がかりを沢山抱えて目覚めなければいけないのだと察せられたから、これ以上余計な心労をかけたくなかった。 工藤さんならば、あの無表情で淡々と応じてくれそうな気もしたけれど。やっぱり、後輩に余計な心労はかけたくないなあと、そんな思いばかりが渦巻いてしまう。 いや、もちろん、同級や先輩なら良しというわけでもないし、ましてや、男の人、とか。さすがに、平静では居られない気しかしない。 口にしなければいけない量を考えると、焼け石に水な気しかしないわけでもあり。 小泉さんもだけど、私も大概、狼狽えていたと思う。] (132) 2022/09/10(Sat) 21:44:12 |
【人】 3年生 津崎 徹太で、ある日、 一人でいるところ、喧嘩になって、 対立派閥だったんで、普通に拉致られました。 当時は、青い目が目立ってたから。 で、リンチにあって、刺されて放置された。 [そして、前髪をあげる。 額にも傷がいくつかあって] (133) 2022/09/10(Sat) 21:44:30 |
【人】 1年生 朝霞 純>>124 [“好意の区別はつかなくても、何か心に引っ掛かるものがあるから悩んでいる。” そうなのだろうか?いや、そうなのかもしれない。 工藤さんより感情が豊かに表現できる彼女は、感情を表現できるだけではなく、ちゃんと感情に質量…想いが乗っているように思われた。 それは不完全な人間より、ある意味では完璧に心というものを備えているように見える。 想いを理解して、寄り添う力。想いを生み出す力。それが心。 それが人間というものは個体によって不均一で、受け取れる感情の種類にも幅がある。 創作物として作られた彼女は、そんな人間よりも、多分ずっと寄り添う力が強く、受け取れる感情の幅も広く、作り出される想いさえも極彩色のように様々に感じられた。] 気になる人については、あえて聞きません。 だって、恥ずかしいですもんね。 私の話、聞きたいって言ってくださってありがとうございます。 じゃあ、色々、きっと上手く伝えられないかもしれないけど、聞いてくれますか。 [あなたよりも不完全な心で感じたことを、聞いてくれるかな。] (134) 2022/09/10(Sat) 21:46:41 |
【人】 3年生 津崎 徹太だから、 チカさんが、俺のこと、綺麗とかいうけれど。 全然綺麗じゃないんですわ。 [なんでそんな話をしたかな、ってきっと後から思うんだろう]** (135) 2022/09/10(Sat) 21:47:41 |
【人】 1年生 朝霞 純>>134 …えっと、何から話せばいいのかな。 でも多分、そんなに難しくする必要はないんですよね。 うん、多分、ない。 私、小さい頃から色々な人に可愛がられてきて、色々な人に好かれて、大切に大切に育てられて生きてきました。 私も、周囲の人が好きだったし、そんな彼らの喜ぶことをしてあげたくて、出来ることを少しずつやってみたりして。 それが好きってことなんだと、思っていました。 ううん、多分、今でも思ってる、かな。 好きって言われたら嬉しいし、可愛いって言われるのも嬉しい。 だから私は皆が好きで、皆を喜ばせたくて、その喜んでほしいって思うのが好きなんだと。 でも、何だか最近、ちょっと悩むことができて。 周囲の…私を幼少から可愛がってくれた親族が私に向けてくれる好意と、別種の好意を向けてくれる人がいて。 それで、どうしたらいいんだろうって。 私はやっぱり、他の人に思うように、その人にも喜んでほしいというか、幸せになってほしいけど。 向けられる感情の種類が違ったら、きっと、多分、親族のようにはいかないな、と。 [上手く話せている気はしない。 それでも少しずつ、少しずつ話した。] (136) 2022/09/10(Sat) 21:48:51 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a42) 2022/09/10(Sat) 21:53:44 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹……要するに、私の手が水の容器に触れなければ良い、 とか……? [キッチンを目にして閃いた結果、ボトルにストローを刺して触れずに飲む分には水は林檎にならなかった──小泉さんが封を開けてくれたものは異変は全く起こらなかった──し、いくらか体調が回復したところで手にした水のボトルは、そのまま水のボトルのまま変わりなかった。] 松本さんが言ってました。 "自我を保て"って。 こういうこと、なんですかね……。 [ソファに沈みながら、ぽつりと呟く。 未だこのレストランに漂っている、先にはなかった林檎の香り。 小泉さんが浮かべた表情から、新たな林檎の香について知ってるような気もしたのだけれど、それは聞いてはいけないような気がした。*] (139) 2022/09/10(Sat) 22:06:56 |
【人】 2年生 松本志信[すぐ逃げられるくらいの力でもう一度抱き締めた。 殴られれば殴られた時だ、構わない。 言葉より雄弁にその行為が伝えてくれると信じて。 背に回した手で優しく撫でて。 労うように、そっと、ポンポンと繰り返す。 助けてほしかった。 あの時、誰かにそうしてほしかった。 ──俺がしてほしかったことを。] 俺も…、…話すよ。 今更だけど、訊いてくれる? [俺が悪いと閉じ込めた、突き放した、死にたがりの話]* (141) 2022/09/10(Sat) 22:09:54 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a43) 2022/09/10(Sat) 22:11:56 |
【人】 1年生 朝霞 純>>126 [告げられた謙遜も何もない肯定に、思わず、くすりと少し笑って。] そうですね、その言葉を受け取るのに、心のゆとりの違いはあったかもしれません。 [彼女を責めた人を責めることはできない、過呼吸って慣れていない人にとっては、本当に恐怖だ。 でも工藤さんは間違っていない。 だから私は、でもですね、と一つ前置きをして。それから言葉を継いだ。] 正しい知識を持っていて、それを人に教えるというのは、誰にでも出来ることではなくて。 それは紛れもない工藤さんの思いやりで。 受け取る心の余裕がない人はいるかもしれないけれど、私みたいに工藤さんの優しさで助けられる人間もいるから。 だから、工藤さん、そのままでいてくださいね。 [その不器用な優しさを、ここにいる人たちは、まあ、全員とは言わないけれど、理解してくれるし、受け取ってくれると知っているから。] (143) 2022/09/10(Sat) 22:19:52 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a44) 2022/09/10(Sat) 22:21:33 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a45) 2022/09/10(Sat) 22:28:45 |
【人】 4年生 小泉義哉―― エントランス ―― ああ、そういうことか。 すでに無理せずに出しているというということなら、 もう俺は気にしない。 [ 告げられた言葉に、>>130 やっと安心したように微笑みかけながらも。 漂う濃密な林檎の香りには、こちらの笑みも強張った] 分かった。止めておく。 [ 黒崎の心中までは察することはできなかったが、>>132 本人がやりたくないことを強制することはなく。 その他に思いつくのは、スプーンに水をすくったり、 みかんなどの一口で食べられそうなものを 手に持ち、黒崎の口まで運ぶ、という手段くらいで どれも焼け石に水なものしか思いつかない] (144) 2022/09/10(Sat) 22:29:34 |
【人】 4年生 小泉義哉―― 現在:レストラン ―― [ 到着したレストランにて、眉を寄せられたら>>138 先ほど踏み潰した林檎のことを思い出して、>>59 連れてくるのは スタッフルームにすればよかったかと思いながらも、 感情のままに動いたことに対する申し訳なさに、 一瞬だけ目を伏せた] ……手が触れなければいい、のか? [ 水が変化することなくに済めば、>>139 なんだ、こんな簡単なことだったのかと 拍子抜けをして、力が抜けた] つまり、林檎に変わると恐れなければ 変化することはない、と。 冷静でいれば、おそらくはこの世界は 危険はなさそうということだな。 (146) 2022/09/10(Sat) 22:30:15 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a46) 2022/09/10(Sat) 22:34:06 |
【人】 ??? 工藤美郷[それから手を広げると、ぎゅっと包み込んだ。] その人の心に応えたくても、自分に同じ心が無かったら、かえって苦しめてしまうもの。傷つけたくなんかなくたって。 それなのに、自分の想いが分からなかったら、受け入れることも断ることもできない。かといって先延ばしにしていたら、それはそれで苦しめてしまう。 ……辛かったね。 [そうやって、柔らかい胸の内を話してくれた少女の苦しみに、ただ寄り添った。 まっすぐな心故に生み出してしまう、優しい苦痛に。] 知らない感情を向けられて、さぞかし戸惑ったでしょう。 初めて経験することは、いつだって怖いもの。 [それが肯定的な想いであったとしても。] あなたが向けられている想いと、あなたの心の中の想いが、その人と違うんじゃないかって。 そういう不安が、あなたに苦しみを与えている。 違うかもしれないって思わせる何かがあったの? [そう、更に続きを促したか。 彼女が初めて出会う感情を、解きほぐすように。]* (150) 2022/09/10(Sat) 22:38:14 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― エントランス→レストラン ―― [小泉さんは、やっぱりどこか変わったような気がする。 "前から"と言うほどには普段の研究室での彼の言動をそこまで強く記憶に残していたわけではないけれど。 でも、少なくとも、今回のこの異変が起きる前と今とで、随分と印象が変わった気がしていて。 そしてともあれ、私が一人静かにパニックを起こしかけていた一件は、これで落着したようだった。] (151) 2022/09/10(Sat) 22:48:55 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹………………ぅ………。 一般的には、塩飴や梅干しって言われてるんですが……。 私、どっちも、すごく苦手で……。 [塩でも舐めてます……、って告げただろう。*] (153) 2022/09/10(Sat) 22:51:00 |
【人】 2年生 松本志信 しんどくて、普通じゃないんだって理解したら まあ、ガキだったのもあったし 生きるの辛いなって 薬がぶ飲みしてぶっ倒れたことあってさ。 運ばれた病院でたまたま同室になった同い年のやつがいて 友達になったんだ。 少しずつ仲良くなって、同じ高校入って。 共感覚のことも理解してくれて。 すげぇ、いいやつで。一緒に居るのも楽しくて。 気付けば、好きになってた。 関係がどうとかじゃなくて 恋人になりたいとかそういうのじゃなくて 伝えてぇって思ったから、何とか伝えたら、さ 「気持ち悪ぃよ。」 …って。 最初からその為に近づいたのかって、言われちまって。 全部全部なかったことにされて。 まるで化け物でも見るみたいに、な。 (155) 2022/09/10(Sat) 22:55:02 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a47) 2022/09/10(Sat) 22:56:32 |
【人】 2年生 松本志信[名前で呼び合っていた関係も、一瞬で苗字になったあの瞬間。 俺は地獄に叩き落とされたんだ。] “普通”じゃないもの二つも持って生まれて 俺が俺でいる事さえ、許してはもらえなくて 生きてちゃいけねぇんだなって、思ったら “死にたい”が、消えなくなっちまった。 俺が文字を文字として見られたら? 俺が女の子を好きになれたら? 俺が男なんか好きになる体質じゃなかったら? 俺が“普通”だったら? 俺なんかが生まれなければ。 [声は不思議と震えなかった。 かわりにずっと心臓が悲鳴を上げてる。 愛や恋の高鳴りじゃない、怯えるように振動するのは 抱き締めてるから嫌が応なしに届く。] (156) 2022/09/10(Sat) 23:00:17 |
【人】 2年生 松本志信…───だから、全部俺が悪い。 [貌を見られたくなかった。 見るのも怖かった。 化け物を見るような目は、二度と見たくない。 特にこの青空色に拒絶されたら──] (157) 2022/09/10(Sat) 23:01:57 |
【人】 4年生 小泉義哉塩飴や梅干……塩分があれば、いいのだろうか。 良ければ、おかゆでも作ろうか? たまには、俺も食事を用意しよう。 [ 実は料理は一通りできる義哉は、 そんなことを言いつつ、厨房へと入っていく。 おかゆもいらないと言われれば、 特に塩気などは気にせずに料理をする予定]** (160) 2022/09/10(Sat) 23:11:09 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a48) 2022/09/10(Sat) 23:13:56 |
【人】 3年生 津崎 徹太 >>142 [ちなみに、 駄目な話ばかりだ、あんまりなので、 立ち直った話もしただろう] 退院したら、 また巻き込まれる可能性もあったから、 無理やり、イギリスに飛ばされたんですよ。 おかげで、俺はその界隈では死んだことになったみたいで、 かえってそれがよかったんですけどね。 で、立ち直ったのは、 ばあちゃんのおかげです。 俺は運が多分、よかったんですね。 [ぼろぼろのグレまくった孫に、 生粋イギリス人の祖母は、正面からぶつかり あふれんばかりの愛情をくれたのだ。 そして、農作業から、ピアノ、文化、思想。 心を許した祖母との日々は、忘れられない]** (163) 2022/09/10(Sat) 23:24:47 |
【人】 1年生 工藤美郷──回想・レストラン── [根気よく説明する松本先輩を、工藤はじっと見上げた。>>4:127 ジョークのことも確認しなければいけないし、ありがとうも言うと良い。 なんだかやることがいっぱいだ。 この話だけでも難しかったから、続いた答えは工藤にとってはより難しかった。 最期まで口を挟まぬままに沈黙した後、工藤はつぶやく。] ……困りました。 松本先輩に当たれば良いという願いが揺らいでいます。 [それからまた、しばらく沈黙した。 朝霞さんの言葉を思い出す。>>37 どうせ一人は当たってしまうなら、朝霞さんは自分が良いと言った。 どうせ一人は当たってしまうなら、工藤は松本先輩が良いと思った。 根幹にあるのは同じ思い。死が生み出す苦しみが、最小限になればいい。] そうすると、当たってほしい人が居なくなります。誰かには当たるのに。 矛盾してしまいました。 [まるで人間みたいだ。 人形のように揺らがぬ目で、ただ松本先輩を写した。 ずいぶんと長いこと、写し続けていた。]* (164) 2022/09/10(Sat) 23:27:43 |
【人】 1年生 朝霞 純>>149>>150 [苦しい、思い。 思わず首を振った、自分は苦しい思いをさせた側だ。 でも、その言葉には救われた。 実際、どうしていいか、全然分からない。本当に辛いと思っていたから。] うん、そう、なの。そうなんだよ。 私には彼の気持ちが分からなかった。理解が出来なかった。 受け入れることも、断ることも怖かった。 でも、私はもうすぐ、帰ってしまうから。 だから、私は、私が理解できないことを伝えてしまった。 そして、幸せになってほしいと言った。 感情に寄り添えない私より、その感情をちゃんと理解してくれる人が現れればいいって。 でも、とても、傷ついた顔をしていた。 幸せになって欲しかったのに、傷つけてしまったんだって分かって、離れていこうとするのを止めようとして、止められなくて。 自分から突き放したのに、追いかけようとしてしまった。 そのくせ、追いかけられなかった。 こんなの、おかしい。 抱いている感情が違うなんて、分かる。 彼は私をいつでも思いやってくれて、傷つけないようにしてくれた。 でも、私は、とことん傷つけてしまう。 それが同じ感情だとは、とても思えなかった。 (165) 2022/09/10(Sat) 23:30:26 |
【人】 2年生 松本志信[誰にも言えたことのなかった過去を吐き出した口は 疲れたのか、今度は逆に言葉を失ったみたいに ぽつぽつとしか話せなくなって。] 、 っ、はは。 [泣かないように貌をくしゃくしゃにして バレないように、笑って。] 津崎くんは、ずるいなぁ。 [痛い痛いと泣く心臓が、少しずつ ほんの少しずつ落ち着いていく。] (167) 2022/09/10(Sat) 23:42:12 |
【人】 2年生 松本志信 ばあちゃんに、感謝…だね。 本当に。 [助けてくれた人がいて、本当によかった。 過去に助けに行くことはできないから。 過去があって今があって もしこの先もまだ続いていくんだとしたら 大事な友人の一人でくらいなら、居させてくれるだろうか。 ──“嘘を吐いて”でも?] (168) 2022/09/10(Sat) 23:44:26 |
【人】 2年生 松本志信 まずは着替えだな! 抱っこしてたら俺にもついちゃったじゃん。 Tシャツパクリに行くかぁ〜。 [服につく林檎の匂い。 着替えに行くかって、立ち上がって 引き上げるために手を差し出す。 願わくばその傷が、その血が止まって 少しでも癒えていますように]** (174) 2022/09/11(Sun) 0:11:05 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a49) 2022/09/11(Sun) 0:11:07 |
【人】 ??? 工藤美郷── 特別展前 ── [涙で濡れた胸元>>166から、伝播するように自責の念や後悔が伝わってくる。 痛々しかった。溶けゆく胸よりも余程。 多少濡れていたんでも、女は気にするそぶりを見せなかった。体を癒すハンカチは、胸の中の少女からもらっていたから。 堰を切ったようにあふれ出る涙を受けながら、ただ静かに背中を撫で続けた。 自らの意思によって。] ……人の傷って、どうにもならないのよね。 心から幸せになってほしいと願って放った言葉で、深く傷つけてしまうことはある。 分かるよ。たぶん、誰よりも。 [工藤は誰よりも多く、その失敗を積んできたから。 それから、朝霞の心の在り様をじっと見つめた。 彼女が溺れている感情の渦を、少しでも解こうとする。] (176) 2022/09/11(Sun) 0:19:00 |
【人】 ??? 工藤美郷[それから再び、長いこと沈黙していた。 嗚咽の頃合いを見計らって、話しかける。] よく聞いて。 彼の傷は、あなたの言葉を受けて、彼が反応して生み出したもの。 彼の反応はあなたにはどうにもならないこと。 だから、あなたが抱く感情が、彼と違うという証明にはならない。 だってあくまでも彼の反応だもの。あなたの心の反応じゃない。 そこを一緒くたにしてしまうと、さらに苦しみを呼ぶことになる。 [朝霞は、工藤の無遠慮な言葉でさえ、いつでも受け入れてきた。 ならば、この言葉にも耳を傾ける強さを持っていると、女は予測した。 絡まってしまった自分の心を、一本ずつ解きほぐす強さを。] (177) 2022/09/11(Sun) 0:19:42 |
【人】 ??? 工藤美郷あなたの心の反応は…… 彼に幸せになって欲しかった。 自分が幸せにできないなら、誰かが幸せにして欲しいと願った。 傷つけてしまったことに気づいたから、追いかけようとした。 あなたの言葉を聞いていて、私はそう感じたわ。違う? [確認しながら、一つ一つ進めていく。もしも違うようだったら、朝霞の言葉を借りて修正しながら。 朝霞が「彼」を追いかけられなかった理由は何なのか。 それは朝霞の口からは語られていなかったから、分からない。 だから女は、分かっていることだけを口にした。 人の心を予測することは無く。確かなことだけを口にする。 たとえ予測の精度が工藤よりも高かったとしても、女の妄想に過ぎないから。] (179) 2022/09/11(Sun) 0:20:34 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a50) 2022/09/11(Sun) 0:20:47 |
【人】 ??? 工藤美郷……次は彼の視点に立ってみましょう。 彼はあなたをいつでも思いやって、傷つけないようにしてくれた。あなたの言葉を借りるなら。 でも、結果としてあなたは今、こんなにも涙を流して、傷ついている。 さぁ、彼は酷い人? [そう問いかけて、可能ならば朝霞の目をのぞき込んだ。]* (180) 2022/09/11(Sun) 0:21:28 |
【人】 2年生 松本志信─回想・レストラン─ [困らせてしまったよう>>164 だった。 沈黙が続き、また溢される困惑の言葉には、ふはっと小さく吹き出してしまう。] すまんすまん、笑ったのはバカにしたわけじゃなくてね。 えーと、そうなぁ。 工藤ちゃんは違うっていうかもしれねぇんだけど。 俺は工藤ちゃんのそういうとこ含めて、優しい子だなと思ってる。 [名前を呼ばれなくてよかったですねという言葉は 安直に言えば「死んでほしい」になるんだろうが。 俺の死への羨望を知っているからこそ出た言葉なら それは優しい思いやりの言葉だ。] 誰かは絶対に死んじゃうんだろうし、 でも当たってほしい人がいなくなっちゃうなら… 矛盾してるけど、それでいいんだよ。 [揺らがない人形のような瞳がずっと俺を写している。 その奥に人間らしい感情を携えて。] (181) 2022/09/11(Sun) 0:25:36 |
【人】 2年生 松本志信 どうしても、当たってほしい誰かが居なくちゃならないなら 俺を思い浮かべるといい。 でも、その気持ちが揺らいで 「みんな生きてたらいい」って思うんだったら。 誰か一人がわかった時に いっぱい、いっぱい、泣いてあげればいいと俺は思う。 [明確な答えなんてなくていいんだよ、と。 写された瞳の中で、少しだけ微笑んだ]* (182) 2022/09/11(Sun) 0:26:35 |
【人】 2年生 松本志信─現在・屋上→物販─ ここまで林檎推しされると なんか林檎食いたくなってくるわ。 [“普通”じゃないのも、頷ける。 ちっとばかし天邪鬼なのかもしれねぇな。] 俺ら見た目ガラ悪ぃんだから 気をつけとかねぇと誤解されんぜ? [屋上で殴り合い…暴力は苦手なもんでぜってぇしねぇけど。 そう思われてもしゃーねぇべっていいながら 下に降りてお土産物のTシャツの物色でも始めよう。 結果やってることも、結構ガラ悪ぃね]** (183) 2022/09/11(Sun) 0:36:07 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a51) 2022/09/11(Sun) 0:39:18 |
【人】 1年生 朝霞 純>>176>>177 [彼女から告げられる、共感の言葉。 それは、良かれと思った言葉が勘違いされやすい彼女にとって、本当に誰よりも理解できる感情なのかもしれない。>>126 それから続く、冷静な言葉。 それは確かに、私にはどうしようもないことなのかもしれないけれど、そもそも傷つけない道もあったわけで。 彼女の胸は溶けていて、そこに抱き込まれながら泣く私を、寄り添うように、励ますように撫でながら、彼女は言葉を継いだ。>>179 簡潔に整理された言葉は、私の胸中を端的に表したようで、それですっと、少しだけ胸の苦しさが取れる。] そう、そうだと思う。私はそう思う。 [幸せになってほしかった、でも自分は彼の気持ちに応えられない。 だから他の相応しい人と幸せになってほしかった。 そして、彼は傷ついて。 自分は彼の背中を追いかけることができなかった。 少しずつ落ち着いた思考が可能になって、工藤さんと一緒に情報を整理する。 告げられた言葉に身を固くした。>>180] ううん、酷い人じゃない。 私は彼を言葉で傷つけて、そして私は、私自身が寄り添えないということに傷ついている。 原因が違うから、彼は酷い人じゃない。 (184) 2022/09/11(Sun) 0:50:03 |
??? 工藤美郷は、メモを貼った。 (a52) 2022/09/11(Sun) 0:51:59 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a53) 2022/09/11(Sun) 0:57:49 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a54) 2022/09/11(Sun) 1:00:44 |
【人】 4年生 小泉義哉―― 現在:厨房にて義哉の何時間かクッキング ―― [ 厨房でしばらく悩みながら、 作るメニューは、反対がなければおかゆ>>160と、 根菜のクリームシチュー、クリームチーズポテトサラダ、 甘夏みかんとキウイのフルーツポンチ、に決めた。 冷蔵庫から取り出した、 人参、じゃがいも、玉ねぎ、薄力粉、牛乳、バター、 塩、卵、クリームチーズ、甘夏みかん、キウイ、 砂糖を机に並べ、 もし朝霞が近くにいないようなら、一つ一つの食材を、 成分表示が記載されたものはそれも含めて スマホで写真に収めて、アレルギーの影響がなさそうか 写真を載せてLINEで尋ねながら、調理を進めただろう] (185) 2022/09/11(Sun) 1:15:17 |
【人】 4年生 小泉義哉[ まずは、皮をむいた人参とじゃがいものを乱切りにして、 ボウルに入れると、ふんわりとラップをかけて 電子レンジで温めて、 その間に玉ねぎはくし形に切って、 鍋の中にバターを入れて温めると 玉ねぎを鍋に投入して、透明になるまで炒めた。 火を止める頃には、電子レンジは止まっていたため、 鍋の中に根菜を入れて、軽く木べらでかき混ぜる。 鍋に薄力粉を振り入れて、鍋を混ぜ、 小麦粉が馴染んだら、牛乳を加えて さらに鍋をかき混ぜて、 鍋に再び火をかけて、とろみがついてきたら、 塩で味を調えれば、根菜シチューは完成する] (186) 2022/09/11(Sun) 1:15:37 |
【人】 4年生 小泉義哉[ 次に、再び皮をむいたじゃがいもを乱切りにして、 ボウルに入れると、電子レンジで温める。 じゃがいもを温めている間に、 クリームチーズを角切りに、 玉ねぎをスライスにして切る。 じゃがいもが温め終わったら、少し塊が残る程度に じゃがいもを潰し、バターと牛乳を入れて馴染ませて、 スライス玉ねぎとクリームチーズをボウルに入れて、 塩で味を調えれば、 クリームチーズポテトサラダは完成する] (187) 2022/09/11(Sun) 1:15:52 |
【人】 4年生 小泉義哉[ 最後に、鍋に水と砂糖を入れて、 煮立たせた後に冷ましてシロップを作り、 甘夏みかんの皮と薄皮を剥がし、 キウイをいちょう切りにする。 フルーツをボウルに入れて、 冷ましたシロップを上から振りかければ 甘夏みかんとキウイのフルーツポンチが完成した] (188) 2022/09/11(Sun) 1:16:09 |
【人】 4年生 小泉義哉さてと、あとは冷蔵庫で冷やしてっと。 [ ポテトサラダとフルーツポンチを冷蔵庫に入れれば、 休憩とばかりに、厨房にある椅子に座って、 ぼんやりとすることにした]** (189) 2022/09/11(Sun) 1:16:21 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a55) 2022/09/11(Sun) 1:18:47 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a56) 2022/09/11(Sun) 1:23:44 |
【人】 ??? 工藤美郷──特別展前── [何度も絶縁されてきた工藤、その半身だからこそ諦めて手放せる執着はある。 周囲から愛され、深くかかわることは無くとも、大きく傷つけることの無かった朝霞には、そう簡単には割り切れないのかもしれない。>>184 それでも、少しずつ心を解きほぐせば、自分で望む道筋を見つけられる。朝霞には、その力がある。 ただ、混乱していると、原因を見る目が濁る。第三者できることは、ただ気づきを促すだけ。] 原因が違う? 本当にそう言い切れるかしら? 実際のところ、彼が何故傷ついたのかは、誰にも分からないのよ。 あなたに分かるのは、彼が傷ついたという結果と、あなた自身の心の動きだけ。 それは誰にとっても同じ事。彼にとってもね。 あなたは、自分が彼に寄り添えないことに傷ついている。でも、彼は自分の行いがあなたを傷つけたと思っているかもしれない。あなたが今苦しんでいるように。 まぁ、彼の気持ちについては、私とあなたでいくら考えても答えは出ないわね。私たちは彼ではないのだから。 (190) 2022/09/11(Sun) 1:36:44 |
【人】 ??? 工藤美郷[そこから、少しそれた話を戻した。 彼について語ることはほとんどない。目の前にいない人の心の、いったい何を掬えるのか。 だから女は、朝霞だけに向き合う。] 誤解しないでね。別に、彼が酷い人だと言いたいわけじゃないのよ。 ただ、あなたが自分に向けた評価は、他の人から見ればまったく違うように見える。そのことが、彼の目線を想像すればイメージしやすくなるかと、そう思って例えに出しただけ。 だけど、結論の出ないことを考えるより、あなたが彼に寄り添えない、と思う理由をもう少し解きほぐした方が良いのかしら。 あなたが彼を幸せにできないと思った理由を、もっと聞かせて。 好意が彼と同じ系統のものか分からなくて、悩んでいるのだったかしら? [もう一度、朝霞の話を丁寧に聞こうとした。 もちろん、この問いに限らず、朝霞が吐露する心境があれば、ただ声を聞き続けた。]* (191) 2022/09/11(Sun) 1:37:47 |
??? 工藤美郷は、メモを貼った。 (a57) 2022/09/11(Sun) 1:46:29 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― レストラン ―― ふ、さすがに、口移しは困るなあ!って 思っちゃったかな……。 [小泉さんの自虐的軽口 >>159 は否定せずに、小さく笑う。 でも本当に、"誰かと話す"というのは大事なんだなと思った。 一人で抱えていると悪い方悪い方へと転がり続ける。 特にこんな尋常ならざる世界では、触れられたくない方向に心を刺激されると、坂を転がり落ちる方に感情が傾いていってしまう。 あの2人は、今、何してるのかな。 と、思った。 私を励ましてくれる、死を見つめて生きているあの人。 私のこと、嫌いになったりしないと真っ直ぐ告げてくれた友人。 その2人が2人で居て、抱きしめ合ってる(?)などということは、全く知らず。] (192) 2022/09/11(Sun) 6:28:06 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹や、おかゆ、じゃなくても…………。 ……ぇ……? [人は見かけによらぬもの。 松本さんの不器用ぶりを思い出し、そんなお手間は要らないと言おうとしたけれど、小泉さんは足取り軽く、すたすたとキッチンへと進んでいく >>160 。 どうやら私のためのおかゆだけではなく、本気で料理を、するつもりのよう。 また林檎を吐き出すことになったら……とは思わなかったかな。 吐かなければ良いんだもの。 朝霞さんが作ってくれた豆カレーは、ちゃんと豆と野菜の味がしたし、美味しかった。 それが"事実"ってことで良いじゃない、と。 あの嫌がらせみたいな幻影に負けて萎れてる自分なんか、武藤に好きで居て貰える資格ない。] あの、私、なんでも食べられます……! おかゆじゃなくても! [もうすっかり、目眩もふらつきも消えていた。] (193) 2022/09/11(Sun) 6:29:13 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[台所から玉ねぎをバターで炒める匂い >>186 がしてくると、レストランに漂う林檎の匂いもいくらか薄らいできて、そのうち、ミルクっぽい匂いも加わり始めると、 これ、シチューかな……それともグラタン? などとも気付き。 いつもだったら「手伝います」と動き出すところだけれど、多分それをすると「黒崎がそうしたいなら止めたいが云々」とまた小泉さんを困らせてしまう気がしたから、黙って寝転がっていた。 あの少しもったいぶった言い方は、その人の思うままさせてあげたいという優しさと、無理や無茶はしないで貰いたいという心遣いを合わせた結果だったんだと、理解できたから。 あ、果物、かな。柑橘? あと、なんだっけ、これ。ああ、キウイ。 液体の音も微かに聞こえる。 ジュースかなゼリーかな。何であれ、果物も大好き。 漸く林檎の香から解放された私は、そこでうとうとと微睡んでいた。 小泉さん、出来たら教えてくださいね。食べるから。**] (194) 2022/09/11(Sun) 6:31:22 |
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