人狼物語 三日月国


174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】

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工藤美郷7票

処刑対象:工藤美郷、結果:成功

朝霞 純! 今日がお前の命日だ!

[犠牲者リスト]
朝霞 純

本日の生存者:ブルベエル、津崎 徹太、黒崎 柚樹、松本志信、小泉義哉以上5名

【人】 天使 ブルベエル

みなさま、素敵な時間を送っていますか?
ここは毎日お天気で、気持ちがいいですわねー。
ということで、工藤さんと朝霞さんがおめざになられましたわね。
よかったですわー。


では、今後目を覚ます方をご案内いたしますね。
これからは<<松本志信>>whoさんと<<黒崎 柚樹>>whoさんがお目覚めになるようですわよー。
ほんと、なーんて幸運な方々なのかしら!

それでは、またよいお別れを。
ごきげんようー−ばいばーい★
(0) 2022/09/12(Mon) 0:00:16
校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/09/12(Mon) 0:03:00

メモを貼った。

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a0) 2022/09/12(Mon) 0:05:39

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[私に背を向け去って行く津崎を見つめ、滲んだ視界に瞬いた瞬間、天使が目の前に立っていた。

天使が告げた名は、松本さんと、私のもの。]

 …………津崎……。

[嬉しいけど。嬉しいのに。

膝が震えて、私はその場に座り込んだ。

津崎が壊した細かな破片が、膝の下、じゃり、と音を立てた。**]
(1) 2022/09/12(Mon) 0:05:46
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a1) 2022/09/12(Mon) 0:06:30

3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a2) 2022/09/12(Mon) 0:09:15

【人】 3年生 津崎 徹太

― レストラン ―

[朝霞からのLINEに気づき、
 とりあえず、レストランに走っただろう。

だが、その前に、目の前に天使は現れる]

 ――……わかった。

[もう、その天使にムカつくどころじゃなく、
 それでも、レストランに飛び込むが、
 朝霞の姿ももう、見ることはなかった]**
(2) 2022/09/12(Mon) 0:11:41
[工藤はゆっくりと瞬いた。
 まだ意識が戻りきらない。
 夢と現実の狭間で、名前を聞いた。]

 ……………………。

[何も言わぬまま、もう一度目を閉じた。
 朝霞さんも帰ってきているはず。先にいる今泉先輩や武藤先輩、香坂さんのことも、探せば会えるだろうか。
 けれど今はただ、眠ろう。]*

【人】 2年生 松本志信

─現在・どこか─
 
 
 あー…

 
[死ねないのか。
と思うよりも前に、心が凍り付きそうだった。]
(3) 2022/09/12(Mon) 0:13:24
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a3) 2022/09/12(Mon) 0:14:53

【人】 3年生 津崎 徹太


――……

[>>387>>394]
 いや、一瞬、だけ、見えたかもしれない。
 でも、それは気のせいと同じくらいの一瞬で。



 でも、結果的には、間に合わなかったことは最善かもしれなかった]*
(4) 2022/09/12(Mon) 0:15:14
メモを貼った。

【人】 4年生 小泉義哉

―― 5回目の天使の出現 ――

[ 天使が松本と黒崎の名前を告げるのを>>0
 ぼんやりとした頭で聞いていた]

亡くなったのは、俺か、津崎か……。

[ 尋ねたところで、どうせ教えてくれないだろうから。
 消えていく天使を、これまたぼんやりと眺めながら。

 パン、奢ってやれないかもしれないなと>>0:194
 一番最初に考えた義哉は、
 きっと“普通”ではないなと改めて自覚する]*
(5) 2022/09/12(Mon) 0:19:52

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:レストラン ――

……津崎。

[ 朝霞が消える前か後か、
 レストランに飛び込んできた彼を見て>>2
 その名を呼ぶ。

 ただ、どう会話を続けようか迷って、
 口を開いては閉じるを繰り返した]*
(6) 2022/09/12(Mon) 0:23:04
メモを貼った。

【人】 3年生 津崎 徹太

>>6

コイ先輩……。

[朝霞は?ときくまでもなかったから、
もう、それは言わず、

ただ、自分と同じ立場になった先輩を見る]

大丈夫すか?

[言葉に困っているようだったので、
 定型文を飛ばしてみる]
(7) 2022/09/12(Mon) 0:26:40

【人】 2年生 松本志信

[小泉くんと話をした>>4:327>>4:328、はずで。
黒崎ちゃんを迎えて>>4:331 話をしたはずで。

その後大きい音がして一気に慌ただしくなって
俺はどうしてたんだっけ。

駆け出していきたかったはずなんだけど。
多分そこに俺は必要なくて。
いや、そうじゃなくて。

ダメだ。]
(8) 2022/09/12(Mon) 0:27:59
[最後に一瞬だけ、自分のために駆けてきたのだろう姿が見えて、嬉しくて笑って。

そして目を覚ました。そこは病室。
周りを見渡さなくても匂いと雰囲気で分かる。
それぐらい馴染み深い場所だったから。
横を見ると、お見舞いのためにおかれただろうフルーツの籠があって、その中の林檎を目に止めて、目を逸らした。]

帰ってきちゃった、か。

[でも、津崎さんが自分のために駆けてきてくれたことは事実で、それだけは喜んでもいいと思う。]

【人】 2年生 松本志信

 なんで死にてぇやつが死ねなくて
 死にたくねぇやつが残んだよ。

[世界は不公平で不平等で理不尽で生き辛くて
どうして、どうして、どうして。…どうして?

どうして俺の一番の望みは、願いは、いつも叶えられない。

祈りは、慈悲深い悪魔には届かない。]
(9) 2022/09/12(Mon) 0:32:16
[目を閉じると、いつの間にか夢に舞い戻ったようで。
私はそこで、次の名前を聞いた。

身体が震えた、私はどんな表情をしていたろう。

でも、と思った。でも。
もし津崎さんが死んでしまっても、私は彼を好きになったことをきっと後悔しない。

それを直接、伝えておくべきだったのかもしれなかった。]

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a4) 2022/09/12(Mon) 0:35:08

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:レストラン ――

俺は、まあ覚悟はしてたから。うん。
……お前こそ、大丈夫、……じゃない、よな。

[ “普通”ではない義哉は、こんな状況にも関わらず、
 割と心は落ち着いていたのだが。

 津崎はきっとそれを共感できないと義哉は思ったから、
 労わるような言葉を投げかけることにした]**
(10) 2022/09/12(Mon) 0:37:41

【人】 2年生 松本志信

─林檎頭の絵の並ぶところ─

[気が付けば知らない場所にいた。
夢の中だからか、たぶん、ホントに気づいたらそこにいた。
林檎頭が並んでて、服から察するに閉じ込められた俺たちの絵。
俺、黒崎ちゃん、小泉くん、津崎くん。
それ以外は綺麗な林檎で描かれてる。

あー、ね。
戻ったら綺麗になんのね。悪趣味。
んで俺と黒崎ちゃんのも綺麗な林檎に変わるってわけか。]

 はは。

[もう笑うしか、感情を逃がす方法がない。]
(11) 2022/09/12(Mon) 0:38:07
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a5) 2022/09/12(Mon) 0:40:00

【人】 2年生 松本志信

 
 
 
[かち、とポケットで音が鳴った。]

 
 
 
(12) 2022/09/12(Mon) 0:40:16

【人】 2年生 松本志信

[やるべきこと。は、なんだ。
俺は何をしなくちゃならない?

黒崎ちゃんの無事を喜ぶこと。
還ってった工藤ちゃんや朝霞ちゃんに未来を願うこと。
小泉くんにお願いを、いやむしろ逆に願いを聞いて。
津崎くんに───

津崎くんに         ]
(13) 2022/09/12(Mon) 0:44:16
[だってもう、好き嫌いに関わりなく、自分は一人の命を奪っている。
その重さ、その辛さ。
自分で決断したのと、災害で奪われるのとではまた違うと言われそうだが、命の重さに変わりはない。

では何故話せなかったか?

それは彼女が絵画であり、人間の命と違うと言われたら、そこまでであったこともあり、同時に殺人をした人間に好意を抱いてくれるのかという葛藤があったせいでもあろう。

それでも命の重みは、しっかりと確認したはずだった。
結局足りなかったのは、向き合う時間と勇気か。
もう二度と会えないかもしれない、そんな彼に想いを馳せながら、後悔をして、また眠る。]

[天使が告げた名を聞いて、安堵半分と落胆半分の複雑な感情になる。

一番大切な一人に漸く会えるって喜びと、一番大切な一人と会えなくなるかもしれない恐怖と。

誰の名が呼ばれたとしても常に複雑なのは変わりないのだけど、それでも]

 ………、徹っちん…、

[欲張らないとは決めた。
二本しかないと言われた手で掴める物だけって。
それすらも欲張りだと言うのだろうか。神様は。

──大丈夫だ、徹っちんは最後に「またね」と言っていたから。
本当に、軽く。いつもみたいに。]

[それでも自分の気持ちを伝えたこと、それを自覚したこと。
それだけは後悔していない。それだけは確かだ。]

【人】 2年生 松本志信

 
 
 
 
 
 
なんで

 
(14) 2022/09/12(Mon) 0:47:48
[すぐ近くにトラくんがいた、同じように津崎さんの側にいたせいだろうか。
彼は複雑そうな顔をしている、それはそうだろう。
親友二人を残して、そして残された親友の一人は死んでいるかもしれないのだ。]

ごめんね、私。上手く、寄り添えなかったよ。

[小さく、本当に小さくそう呟いた。]

【人】 2年生 松本志信

 
 
 
──何でだよ…ッ!!!!!!!!

 
 
(15) 2022/09/12(Mon) 0:49:33

【人】 2年生 松本志信

[──慟哭。
屋上で赤い血だまりの渦に津崎くんを見つけた時と同じくらい
いや、もしかしたらそれ以上。
滅多に出さない大声がどこまで届くかなんて知らない。
どうでもいい、なんでもいい。

殺さなきゃいけない。
この中で消えていいのは俺自身こいつだけ。
他の誰でもだめだ。

喚き散らしながら目の前の絵画をズタボロになるまで引き裂いた。
引き裂いても引き裂いても、何をしてもどうしてか元に戻る。
悪魔に決められた運命の呪い。

だったら]
(16) 2022/09/12(Mon) 0:55:12
[死んでいてほしいわけじゃないし、むしろ死んでいたら嫌だ。

でも、嫌でもそれがあり得る状況で、ただ好きなのと、たとえ死んでいても好きなのとは重さというものが違うのかもしれなかった。

死んでいても、最低な言葉なのかもしれないけれど、それは最大限の言葉でもあったのかもしれない。

好きだと伝えた上で、死んでいたら嫌だけど、それでも好きだと言っていたら、何か変わっていただろうか…?

考えても仕方のないことを考えながら、とりあえず隣に寄り添った。
こちらの夢の中では、足は痛まなかったから、好きなだけ寄り添っていられる。]

【人】 2年生 松本志信

 ッ …、────!!!!!!

[くるり、ナイフを内側に向けて振り下ろした。
黒いTシャツを突き抜けて、皮膚を破り、刃が肉を割く。
痛い、すげぇ痛い。
痛いけど、まだ死なない。──死ねない。

ナイフを抜いたら一気に辺りに林檎の匂いが広がった。
染み出した赤。どうせこれも幻覚だって言うんだろ。

もう一度、もう一度、数度、狂ったみたいに繰り返して。
そこら中に赤を、果汁を、撒き散らしていく。]
(17) 2022/09/12(Mon) 1:00:52

【人】 2年生 松本志信


 死なせて、くれよ…っ

 もうなんも、なんも、望まねぇ、から

 許して、くれよ、なんにも、いらねぇから…ッ

 も、…、…生きても なんて いわねぇ、 か ら …
 
(18) 2022/09/12(Mon) 1:03:48
[微かな声に視線を移す。
じゅじゅだ。
一瞬、自分に話しかけたのだとわからなかった。

先程までずっと誰にも視認されなかったのもあって、ああ、天使が現れた後のことだから、じゅじゅも夢を見ているのかって理解に少し時間がかかった。]

 謝ることはないぞ。

 徹っちんはさ、自分をあまり大事にしないから。
 だからほっとけないんだけど…、
 徹っちんが起きたら、また寄り添ってあげて欲しい。

[その時はきっと、忘れてほしいなんて思わないはずだから。]*

【人】 2年生 松本志信

 
 
 
 還して、くれよ、 津崎くん、だけは
 
 
 
(19) 2022/09/12(Mon) 1:06:19


うん、本当に、そうかもしれないね。
津崎さん、他人のことを優先しすぎるから。
それは黒崎さんも、トラくんにも言えることだけど。

ヴィランズじゃなくて、ヒーローズなのかもね。

…寄り添っても、いいかな。
こうして、夢で見れるってことは津崎さんのことを私が傷つけたの、多分見たでしょう?

それでも、寄り添ってもいいって思える?

[許可を求めながら、私は寄り添いたいと思っていた。
津崎さんが目が覚めたら、今度は言いたいことを全部言って、それから寄り添おうと。]

早く、二人が起きたらいいね。
私はいつも三人一緒にいてほしいと思ってる。

[それは小泉さんの死を願う言葉。でも、今は口に出した。
三人が一緒に生きてくれること、それは一番最初から願っていたことだ。
それで、小泉さんが犠牲になっても、いいとは言わないけれど。
彼に許されようとは思わないから、また三人が一緒にいれたらいいと思う。]

【人】 2年生 松本志信

[神様なんてのがいるんだとしたら、これは罰なんだろうな。
大事な友人たちの中に優劣をつけた罪。
人の命を天秤にかけた罰。

一瞬でも
「また喫煙所で」
とりとめもない、言葉遊び。
出来たらいいなって思ってしまった。

こんなクソみてぇな空間に、置いてなんて行けるわけないだろ。
津崎くんが死ぬか、小泉くんが死ぬかなんて
考えるだけでも反吐が出る。]

 ッ、ぅあ…、…ぁ゛…──!!!

[醜いしゃがれた声を上げながら痛みに倒れ込む。
溢れた涙で、もう何も見えない]*
(20) 2022/09/12(Mon) 1:13:55
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a6) 2022/09/12(Mon) 1:21:05



 オレは結構自分本位だけどな?

 はは、ヒーローズだったらやられ役じゃないから良いかも。

 …じゅじゅと徹っちん二人の会話は聞いたわけじゃないけどな、何があったかは両視点から何となくわかる。

 それでも寄り添って欲しいと思うよ。
 徹っちんをじゅじゅが傷つけて、じゅじゅを徹っちんが傷つけたとしても。

 それはお互いにしか癒せない傷だとオレは思うし。

[三人一緒にの言葉には小さく頷いて。]

 ありがとう。
 オレも二人に早く会いたい。
 それにじゅじゅが特別大事な人と一緒にいるところも見たいかな。

[自分勝手だと思うオレの願いをはっきり口にされて少し気が楽になる気がした。
自分の入っていない関係間に一緒にいてほしいと願ってくれる優しい後輩。
彼女が誰かと幸せに過ごすところはオレも見たいから。
それがオレの大事な友達であれば尚、嬉しいというのは個人的な願いだけれど。]*

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[死んでもいいと思っていた。
死んだら楽になるのかなと思っていた。

去年あたりから、心の隅で。

思うまま走れない自分に失望して、将来への道筋が何も見えてこないことに焦燥を覚えて、男として生きるつもりなんてないのに"女の子"にも到底なれない自分に絶望して。

けど、死にたくないと思うようになった。

助かりたいと心から願い続けていた。]
(21) 2022/09/12(Mon) 6:25:18

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[好きだ、と思って、でも告げる事なんて許されないと思っていた人に、好きと言われて。

でも、傍らに立つ事なんて許されないし、怖い、と思う私に、
"他から見た時にどうこうは知らない"って。
"オレは恥ずかしくない"って。

そう告げてくれた彼が還っていった現実に、私も還りたいと思った。

私を幸せに出来たら良い、と照れくさそうに笑ったあの人を、私が幸せにするんだ、って。思った。

だから、これは、とても嬉しい────ことなのに。]
(22) 2022/09/12(Mon) 6:27:07

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………だれか、叫んでる……。 >>15

[蹲っていた瓦礫から、緩慢に顔を上げる。

多分、そう遠くはない展示室。

津崎の声とは違う。
小泉さんは……私に救急箱を渡しに来て >>4:354 、朝霞さんの元へ戻ると口早に告げていたから、多分だけれどこの辺りには居ないはず。]

 松本さん……?

[今日、一緒に還る人。私の"先輩"。

私は小泉さんから渡された救急箱を手にしたまま、聞こえた声の方向へと歩き出した。

まるで導くように、微かな物音が聞こえる。布を切り裂くような音 >>16 、啜り泣くような、苦しげな、吐息混じりの声?悲鳴?慟哭?何を言っているのかまでは、聞こえなかったけれど。

辿り着いたのは、"異変"が訪れてから一度も足を向けることのなかった、特別展展示室。

そう、そこには、林檎頭の絵 >>0:177 と、好きだと思った絵 >>0:178 が飾られていた場所で────。]
(23) 2022/09/12(Mon) 6:44:18

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ────…………ッ!?
 松本さん!?!?!?


[壁に床にと散らばる赤、もはや嗅ぎ慣れた濃密な林檎の香、中央に蹲る松本さん。 >>20

駆け寄った視界端にぞくりとする気配を感じたからそちらに顔を向ければ、10枚の絵が並んでいて、

そして、

WHOSE APPLE WAS CRUSHED?


の、文字。

ああ、色々な人から聞いた林檎頭の絵って、そうか、これか……とどこか醒めた頭で受け止めた。
心はもはや、揺らがなかった。]
(24) 2022/09/12(Mon) 6:48:41

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ………………っ。

 な、に、してるんですか……ッ!これ……!

[津崎同様、松本さんも着ているシャツが変わっている。

ああ、津崎の"ちょっと血でかなりべとべと" >>4:240 に松本さんも関わっていたんだろうかと思いつつ近付けば、そのシャツはずたずたに裂けていて、そこからは、赤色と林檎の香が散っていた。

傍らには、赤に染まったナイフまでが落ちていて。

"ここ"では死なない。死ねない。
けれど、痛みはちゃんと感じる。
ナイフで傷つけてしまった私の左手は、今も時折、ツキリと痛む。]

 死のうと、思ったんですか……?

[救急箱は何の役にも立たないかもしれないけれど。
私は松本さんの傍らに跪いた。**]
(25) 2022/09/12(Mon) 7:00:11

【人】 4年生 小泉義哉

[ 命に優劣があるのなら、
 別に劣の評価を付けられても構わなかった。

 問題は、この世界では劣側の人間が
 必ずしも死ぬとは限らないということで]
(26) 2022/09/12(Mon) 7:11:26

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:レストラン→特別展 ――

……何だ?

[ その慟哭が聞こえたのは、>>15
 津崎といくらか話をした後だったか。
 そういえば、津崎も服装が変わってるなと>>4:203
 ぼんやりと考えているときだった。

 廊下の奥から聞こえたその声に、
 きっと良からぬことがあったのではないかと、
 心の中は騒めいて]

津崎、行こう。

[ そう呼び掛けたが、彼は共に来てくれたかどうか。
 とにもかくにも、義哉は叫び声の元へと駆け付ける]
(27) 2022/09/12(Mon) 7:12:09

【人】 3年生 津崎 徹太

>>10

はい、大丈夫じゃないです。

[落ち着き払ったように見える小泉と違って、
俺は、全然大丈夫じゃなかった。

ただ、暴れる方向性には、その辛さが向かなかった。
そして、何より、



ともすると、この先輩の死を願う、なんて、
そんな思考も湧き上がってきて]

辛いです。

[正直に、小泉にそえ言い放ち、
でも、一人になることもできなくて、
その傍ら、いいですか?と座っただろう]**
(28) 2022/09/12(Mon) 7:12:11

【人】 4年生 小泉義哉

……黒崎、一体何が

[ 義哉が特別展の場所に辿り着いたのは、
 おそらくは黒崎の後で、>>23

 むせかえるような林檎の匂いの中に、
 跪く黒崎の姿が見え、その奥には――]

……松本っ?!

[ 床に落ちたナイフと、
 倒れ込んだ松本の姿が見えた。>>17>>20]**
(29) 2022/09/12(Mon) 7:12:38
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a7) 2022/09/12(Mon) 7:13:18

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a8) 2022/09/12(Mon) 7:15:09

4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a9) 2022/09/12(Mon) 7:16:41

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a10) 2022/09/12(Mon) 7:21:06

【人】 4年生 小泉義哉

―― 回想:レストランにて津崎と ――

そうだな。辛いな。
ああ、いいよ。落ち着くまでずっと座っておけ。

俺で良ければ、話も聞く。

[ 傍らに座る津崎を見遣りながらも。

 義哉は別に死を願われても気にしなかった。>>28
 ただ、願いが叶うとは限らないこの世界で、
 それを口にすることは憚られたが。

 異変に気付いたのは、
 それからしばらく後だったか>>27]**
(30) 2022/09/12(Mon) 7:23:50
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a11) 2022/09/12(Mon) 7:26:02

3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a12) 2022/09/12(Mon) 7:29:56

4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a13) 2022/09/12(Mon) 7:31:39

【人】 2年生 松本志信

[慣れもしない叫び声を上げたからか、喉が痛い。
自分で何度も刺した腹部の痛みで失いかけの意識の中に
たぶん、黒崎ちゃんの声>>25 がする。]

 すげぇ…な、    くん、は。
 …こんな、に痛ぇ の、に… 生き て 、だから…
 きっと、……生きてる よ、な。

  ……──“現在” 、…も。

[死のうと思ったのか、の問いにかえすのはきっと訳の分からない言葉で。
涙でなんも見えない俺は、もう目を開ける力もなくて
誰か増えた気配がして>>29
カスカスの声で、懇願するように一つの命が生きていることを願って。

こんなにも痛くて苦しいのに、腹の傷は少しずつ治っていく。
「そこに傷はありませんよ」
とでも言うみたいに。]
(31) 2022/09/12(Mon) 7:36:24

【人】 2年生 松本志信

[死ねない、死にたいのに。
俺でいいのに、俺しかいないのに。
だから、掠れた声でうわ言のように呟く。]

 ……、…てくれ

 …殺してく、れ。

[天使でも神様でも悪魔でも忍者でも誰でもいいから]*
(32) 2022/09/12(Mon) 7:39:16
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a14) 2022/09/12(Mon) 7:45:29

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[どうしよう、これ、止血とか意味があるのかな……と思いつつ。]

 松本さん、失礼します。黒崎です。

 触ります。

[こちらに視線が向かない松本さんに告げつつ、腹を庇うようにしている彼を上向きに寝かせようとした。

着ているパーカーが赤に染まろうと林檎の匂いが染みつこうと構わなかったし、いや、むしろパーカーを脱いで、救急箱から取り出したガーゼ越し、松本さんの傷に押し当てようとして。]

 ……………………?

[掠れた声で、囁くように告げられた >>31
いや、私あてではなく、多分、独り言。

"生きて"、"生きてる"、"現在も"。
それは自分の事ではなく、誰かを思い、願っているような片言だった。]
(33) 2022/09/12(Mon) 7:52:08

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[どうしよう、どうすれば、と困惑しているところに、小泉さんの声 >>29 が届く。]

 小泉さん、どうしよう、松本さん、自分で……っ。

[告げる手の下、じわりと赤を吸い領土を広げていくパーカーの、その色の動きが変わったことに気付く。

視線を落とした先の傷、それが魔法のように、すうと消えて行きつつあるところだった。

それでも残り続ける、濃密な林檎の香。]

 …………私は……。

 松本さんに死んで欲しくないです……。

[津崎にも、小泉さんにももちろん死んで欲しくない。
私だって死にたくない。

ぽつりと呟いた声は、でもきっと、松本さんの心には届かない。*]
(34) 2022/09/12(Mon) 7:53:40

【人】 3年生 津崎 徹太

>>30

コイ先輩落ち着いてますね。
俺は、
落ち着いてるんじゃなくて、
落ちてます。

[小泉なら隣に座ると、
ただ、床を見つめた]

自分が死ぬかも、って思ってると、
誰かと喋るのも、わからなくなってくるんです。
それでも、生きてる、って虚勢を張るのにも疲れてきて

[朝霞が脈を取りたがるのも、
彼女が落ち着くならば、と思いながら、
それは、本当にあるリズムなのかって]

そして、今は、
死んでるなら、今をどうするべきなんだろうって。

[チカさんの顔が浮かんだ。
あの人、また、死のうとしちゃうのかな。
心配だな、って]*
(35) 2022/09/12(Mon) 7:57:04
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a15) 2022/09/12(Mon) 7:58:13

2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a16) 2022/09/12(Mon) 8:04:15

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a17) 2022/09/12(Mon) 8:06:50

[虚勢を張らせてしまったのは私だ。
でもそれは、虚勢を張らせたかったわけではなく、ただ、生きてるって思いたくて。

生きてるって確認すれば、生きていてくれるのではないかと。

でもそれが、彼にとって辛い虚勢を張らせるきっかけになっているなんて、気づけなかった。

生きているか死んでいるか分からない状態で、生きていてほしいという想いが、生きてるって言わせてしまった。

死んでるかもしれない、なんて言葉に出しても大丈夫だと思えるくらい、頼れる人間になるべきだったと思う。]

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:展示室 ――

[ 誰のことを言っているのか名前は聞こえなかったが、>>31
 義哉にはナイフで刺されるような痛みを抱えて
 生きるという経験はなかったため、
 きっと対象は自分ではないのだろうと考えた]

……自分で、か。

[ 黒崎の言葉を反芻して、彼女とは反対側に跪けば、>>34
 少しずつ松本の傷口が塞がっていくのが見えた。>>31]
(36) 2022/09/12(Mon) 8:28:16

【人】 4年生 小泉義哉

まだ、お前からの頼み事、聞いてないんだが。
もし、殺してくれというのがお願いということなら、
俺はそんなもの叶えない。

[ うわ言のように死にたいと呟く声には、>>32
 中断された頼み事の件を持ち出して>>4:321
 さっさと聞かせろとせがむ]

お前、生きててもいいなと思ってるって言ってたよな。
あれは嘘だったのか?

[ 過去の会話も思い出して、問い詰める>>4:276]

俺、お前にパンを奢るって約束、果たせてない。
仮に俺が死んでても、生まれ変わってでも
お前に美味い焼き立てのパン奢ってやるから。
だから、少なくともそれまでは生きてろよ。

[ バスで交わした約束も口にして、>>0:208
 僅かばかりにもなりかねない延命を願う。

 めちゃくちゃで支離滅裂な会話になろうとも
 彼が生きたいと思えそうな可能性があれば
 何だって口にした。
 なりふりなど構っていられない]*
(37) 2022/09/12(Mon) 8:28:44
──現実・病院──

[どれくらい眠っていただろうか。
微かに歌が聴こえる。

そういえば流したままだったと枕の傍らに投げ出されたスマホに目をやれば、徹っちんが歌っている姿が目に映った。]

 ………、

[夢の中でじゅじゅと会った。
ミサミサとも会っただろうか。

二人とももう還ってきてはいるのだよな、と覚醒仕切らない頭で思う。

じゅじゅの病室を訪ねた時は家族か親戚か、誰かしらがいて入りづらい雰囲気だったろうか。
そうであれば売店で買った梅しばの大袋というあまり色気のない手土産をその場にいる誰かに渡すなりして病室を後にする。
眠っていれば会えるだろうし、多分じゅじゅは夢の中であいつに寄り添うことを優先したいだろうから。]

[ミサミサへは何を持っていけば良いのか思い当たらず。
アレルギーや好きな食べ物のLINEは返ってきてなかったと思うし、何か食べてるところを結局見てない。
女子グループで会話していたのを見た時はおやつを食べてたかどうかも定かではないし、あれは本人ではなかったらしいし。

悩んだ結果、売店にある適当なレポート用紙と筆記具を買って持っていくことにした。
課題も何も今更ないけど、あの状況でも課題をやると断言したことを思い出して。

面会できそうならとりあえず元気かって聞いて。
まだ眠っているようなら土産だけ置いておこう。]*

メモを貼った。



ずっと側にいるよ、遅くなってしまったけど。
最後の最後で追いかけられなかったけど、あなたはいつも私の声を追いかけてきてくれたから。
電話をかけたら必ず取ってくれたし、会いたいと言ったら必ず会ってくれたから。

もう、声も聞こえないし、姿も見えないみたいだけど、それでも側にいるよ。

遅くなってごめんね。

[落ちている、といった津崎さんをそっと横から見守る。
何だか一周回って落ち着いていて、でもそれは本人の言っている通り、落ちているせいで、平気なわけではないんだろうということは伝わる。]

小泉さん…

[残る三人のことを頼んだ。自分には何も出来ないからと。
一人で到底三人はカバーしきれないかもしれないが、小泉さんなら出来る限りのことはしてくれると思った。

それは話を聞いたり、一人でいたくないときに追いかけるといったこと。私には出来なかったこと。]

【人】 2年生 松本志信

[こんなにも死を願うのに、反比例するように傷は消えていく。
どうにもならない痛みだけが残って、意識はどんどん薄れていく。

優しい声が>>34 俺の命の継続を願っている。
ああ、そうだ、これで武藤くんと離れ離れにならないね良かったって伝えねぇと。

叱咤するような声が>>37 俺との未来の約束を紡ぐ。
きっと普段ならこんな支離滅裂な言葉並べないだろうに、珍しいな。]

 ぁ…、… ど …し、て

[思うことはあるのに、伝えようとする言葉はあるのに
心のキャパシティは足りていなくて。
酸素を求めるように唇が動くだけで、声は出なくて。

どうしてよりにもよって、俺なんだ。
涙でぐちゃぐちゃになった表情は痛みに眉を強く寄せる。]
(38) 2022/09/12(Mon) 9:03:08

【人】 4年生 小泉義哉

―― 回想:レストランにて ――

そうだな。
自分が生きている前提で会話していても、
未来の約束も果たせるかは分からないし。

俺はこの世界に来てからずっと、
自分が死んでることを想定して動いていた。
だから、自分の死後にどうしたら
みんなが幸せになるかを考えながら過ごしていたんだよな。

でも、津崎の場合は、
俺よりも誰かの側にいてくれることを
みんなから望まれているみたいだったから。
だから、みんなのことを考えると苦しくなるんだと思う。
落ちてしまうのはきっと、津崎が優しいからだよ。
(39) 2022/09/12(Mon) 9:03:11

【人】 4年生 小泉義哉

結局、自分が生きてようが、死んでようが、
後悔しないように、動くしかないんだろうな、とは思う。
津崎は、もし自分が死んでいたとしたら、
「こうしておけば良かった」と後悔しそうなことって
何か思いつくか?

そういうのを、一つ一つ解消する、とか。

悪い。話を聞くと言った割に、
漠然としたことしか言えてないな、これじゃ。

[ どうすべきなのかは義哉には分からない。>>35
 けれど、後悔は残してほしくないというのは
 本当の気持ちだったから、それを伝えたつもりだったが、
 それが彼のためになる話となったかは分からない]**
(40) 2022/09/12(Mon) 9:03:31

【人】 2年生 松本志信

 い、てぇ ……、…

[刺したはずの腹部が?
いや、心が。

認識すると同時に意識を手放した]*
(41) 2022/09/12(Mon) 9:05:19

【人】 3年生 津崎 徹太

>>39

みんなの幸せ。
俺はそんな余裕なかったっス。

[最初から死んでいる想定で動いてた、というコイ先輩。
 いや、生きてるはずだって、しがみついた自分。
 結果、俺は、



 きっと、思った以上に疲弊しているのだけど]

みんなから、望まれてるかどうかは、その人になってみないとわからないけれど、
でも、自分が死ぬということは、みんなが助かるってこと。

コイ先輩は、それに早々に気づいていたということですか?

[それは、気づいたとしても、
そんなに早く諦めがつくものなのか?
いや、違う、


と、思って、
もう一人、そんなひと、チカさんを思い出す]
(42) 2022/09/12(Mon) 9:14:06

【人】 3年生 津崎 徹太





もしかして、コイ先輩も、死にたい人、ですか?




 
(43) 2022/09/12(Mon) 9:14:36
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a18) 2022/09/12(Mon) 9:16:32

【人】 3年生 津崎 徹太

>>40

[後悔しないように生きる。
それは、正論で正解だ。
コイ先輩に頷きつつ、
でも、その青い目ほ、床からコイ先輩に視線を移した]
(44) 2022/09/12(Mon) 9:16:49

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[常に理性的に紡がれる小泉さんの言葉が、辻褄の合わないことになっている >>37 事に頓着できないくらいには、私の頭も、ぐちゃぐちゃで。

生きて欲しい。還って欲しい。
それは、津崎か小泉さんかの死を願うのと同値なのに、それでも思ってしまう。

傷は次々減っていくのに、ここでは死ねないのに、松本さんの表情からは"生"が零れ落ちていくようで。]

 ……っ松本さん……!

[声をかける中、松本さんの首がかくりと落ちた。

死んだわけではないと頭では理解しつつ、背中を冷たいものが滑り落ちていく。]
(45) 2022/09/12(Mon) 9:21:43
【病室にて】
[とろとろとした微睡みから目が覚めて、もう一度眠ろうと毛布を被る。

眠気はずっと頭の中に居座っていて、眠ればそこに津崎さんがいる。
眠りたくなくても眠れない、会えないなんてことがなさそうなのが救いだった。

でも今回は、傍らにいたお母さんに声をかけられて。]

何?
あ、林檎は剥かなくていいよ、お腹空いてないから。

[何か食べさせようとしてくれる気遣いは嬉しいが、今は林檎は食べる気になれない。

嫌悪感、というほどのものは、今は感じないが。

自分が殺した女性と、今、生死の境目にいる大切な人。

両方を思うと、食べる気になれなかった。]

絵を描きたいから、もし出来たらだけど、次のお見舞いはスケッチブックとペンを持ってきてくれると嬉しい。

[絵を描くと約束した。
病室の中でもそれは出来るだろうと思って、そう、お母さんに言った。]

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ……小泉さん。
 私、担架持ってきます。

[毛布やベッドがあるのだというスタッフルームに行けば、きっと"ある"はず。
小泉さんの事だから、自分が行くと言ってくれそうだけれど、]

 私の足の方が早いので、私が。

 津崎見つけたら連れて来るけど、片側、私が持てます。

[言い置いてスタッフルームへ走り、さも"さあ使え"と言わんばかりに解りやすい場所に置かれていた担架を抱えて特別展部屋へと走り戻る。

レストランまでは遠回りだから見に行くこともなく。
そして館内を走る道中、津崎の姿は見えなかった。]

 スタッフルームのベッド……で良いですよね。

[言いつつ、2人で松本さんを運んだ。

取り乱した松本さんを目の当たりにして、今ここに残っている1人が私で良かったと思ったし、工藤さんや朝霞さんらの女子たちを早く還してくれた天使の温情(?)にはほんの少し感謝した、かな。**]
(46) 2022/09/12(Mon) 9:29:24

【人】 3年生 津崎 徹太

[そして、どれくらいコイ先輩とは話をしただろう。
でも、わかったことは、



後悔しない、こと。




いまできる思いつくのは、二つ、かな]
(47) 2022/09/12(Mon) 9:29:27

【人】 3年生 津崎 徹太





じゃ、また、あとで。




[そして、ふらり立ち上がると、
 小泉の前から姿を消した]*
(48) 2022/09/12(Mon) 9:30:49
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a19) 2022/09/12(Mon) 9:32:11


[お母さんが出ていくとき、人影が見えて、それが誰だかは分からなかったけど、多少何かを話していたように思う。

それからお母さんがしかめ面をしながら、金髪の男の人があなたにお見舞いってこれを渡していったわよ、なんて言って戻ってきた。

フルーツの入った籠の横に置かれたのは、梅しばの大袋。

ああ、トラくんだ、と思った。
多分、今戻ってきている人の中で、そのチョイスをするのはトラくんしかいない。]

友達。

[そう一言、返事をしたときのお母さんは、まあ嫌そうな顔で。
元々、トラくんは、ぱっと見た感じでは不良に見えるので、それも理解できないことではないのだけど。]

私も、そんなに酷い骨折じゃないし、お見舞いいけるかもしれない。

[そんな言葉はすげなく断られたけど、お見舞い品は代わりに渡してくれるといったから。

トラくんに、チョコレートの差し入れをすることにした。]

メモを貼った。

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:特別展→スタッフルーム ――

どうしてって、お前の存在が大切だからに
決まってるだろうが。

[ 俺も黒崎も、津崎だって絶対にそう思っているに
 違いないと思って、
 その零れ出た言葉に返して>>38]

……あっ。

[ 松本が意識を手放した、>>41
 と同時に黒崎が動き出したため、>>46
 義哉は一旦その場で待機することにした]
(49) 2022/09/12(Mon) 9:43:10

【人】 4年生 小泉義哉

[ 黒崎が戻ってきたとき津崎の姿は見えなかった。>>46]

ああ、スタッフルームのベッドでいいと思う。
ありがとう。

[ 松本を乗せた担架をスタッフルームまで運びつつ、
 担架の片側を持ってくれる黒崎に心から感謝した。

 きっと、1人でこの事態に立ち会ったら、
 冷静ではいられなかったから]**
(50) 2022/09/12(Mon) 9:43:50

【人】 3年生 津崎 徹太

>>0:323>>0:325

[そして、一枚の絵の前にいた。
その場所は、特別展示室からはかなり離れていたので、
チカさんがそこで自傷行為をしていること、まだ、知らない]

いい絵だな。

[この美術館に来るまでの風景を切り取った絵。
 空と緑が描きたかったんだ、という気持ちが伝わる。
 この展示室から、特に著名人の作品ではないだろうけど、
 おそらくは、この作者は、きっと自信いっぱいにこれを出展しただろう。


 そして、足はまた、進み始める]*
(51) 2022/09/12(Mon) 9:46:02
メモを貼った。

【人】 3年生 津崎 徹太

>>0:526>>0:527>>0:528>>0:529

[そして、通りがかったのは、今度は著名人の贋作コーナーだった。本物はみることができなくで、そのディティールを掴んだ精巧な贋作だ。
もちろん、それぞれの絵が大きいので、とても広い展示室だけれども、人気コーナーだかは、必ず人がいた。




でも、今は、誰もいない。]

ゲルニカ、か。

[スペインのゲルニカ無差別攻撃を描いたというパブロピカソの代表作だ。
 生涯、恐ろしい枚数を描いた巨匠の代表作]

やっぱり、すごい

[その表現、表情、思わぬ方向からの刺激が頭に叩き込まれる。
 突然の悲劇、死、



 ああ]

今、みたいだ。
(52) 2022/09/12(Mon) 10:00:30

【人】 3年生 津崎 徹太

[絵に近より、そして、見上げる。
 しばらく見てから、目を閉じると、
 ふと、自分の心臓の鼓動が聞こえたような気がした。

 ああ、そうか、ドキドキしている。

 この広い展示室の中で、
 たった一人、圧倒的な巨匠の才能たちの中で、
 さあ、ここで息が吸えるのか?

 そんな問いかけが聞こえたような気がすれば、
横を向いた。




誰かがいたような気がして]*
(53) 2022/09/12(Mon) 10:05:30

【人】 4年生 小泉義哉

―― 回想:レストランにて津崎と ――

まあ、余裕があるかないかは、
人それぞれだと思うし。

あー……

[ ズバリと突き付けられた質問に、>>43
 少しだけ口ごもりながら]
(54) 2022/09/12(Mon) 10:07:46

【人】 4年生 小泉義哉

そうだな。俺も死にたいと思ってる。

[ ゆっくりと頷いて肯定した]
(55) 2022/09/12(Mon) 10:08:02

【人】 4年生 小泉義哉

[ 何かを決意したように
 津崎の視線が床からこちらへと動く。>>44

 それから、いくらか会話はあっただろうが]

ああ、また後で。

[ ふらりと立ち上がる津崎に、手を振った>>48

 次に会うときは、お互いにどんな顔をしていることやら。
 できれば、気まずいことにならなければいいと願う。
 早く天使のお告げが欲しいと、
 義哉は不安で仕方がない]**
(56) 2022/09/12(Mon) 10:08:35

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[ある程度こうして冷静に動けているのは、あの時 >>4:331 に一度爆発して、その後、驚くほど冷静さが戻ってきたから、だと思う。

多分、私は怒っていた。
自分自身にと、あと────朝霞さんに。

津崎が衝動のまま美術品を壊して歩くに至ったのは、私と会話した後、朝霞さんと会話したからだと確信していた。

そこで何かを言われたか、言ったか、ともかく穏やかな展開とは至らなかったのは明白で。

そんな中、受信した朝霞さんからのメール >>4:344 に、頭の芯が焼けたような感覚が走った。

  貴女、自分が何をしてるのか、自覚してるの?

  大事な人なんでしょう?津崎が。

  "足が痛くて動けない"って。
  "救急箱"って。

  救急箱でどうにかなる程度の足なら、
  這ってでも津崎をどうにかしなさいよ。


薄々、彼女はそういう──誰かにお世話されるのがさも当然、のような──ところがあるのは感づいていたけれど、それにしても、と歯噛みした。]
(57) 2022/09/12(Mon) 10:09:46

【人】 3年生 津崎 徹太



気のせいか。


[そして、また、考え事をしながら歩く]**
(58) 2022/09/12(Mon) 10:11:46

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[津崎は、"一人を忌んではない"なんて嘯いていた >>4:292 けれど、本質的には寂しがり屋だと思っている。

"穴だらけでもいい"って。
"がいい"じゃなく"でもいい"って言っていた。

つまり、その穴を塞いでくれる人が居たなら、嬉しくないはずがないということでしょう?

  誰か、埋めてよ。
  津崎の心の穴を。

  私と武藤が出来るならする。何だってする。

  でもそれは、きっと、
  "たった1人の誰か"じゃなきゃいけなくて。


朝霞さんがそんな存在になってくれたら、なんて、2人の背中を押すような真似をしたけれど、結局津崎を悪い方向に押しやってしまっただけだったのかな、と。

それは、浅はかな言動をしてしまった自分への怒りでもあって。

そんな思いが頭の隅、ずっと渦巻いていて、それが私を冷静にさせていた……んだと思う。*]
(59) 2022/09/12(Mon) 10:12:55
【夢の中で】
[一人で歩きたいかもしれないけど、私は側に居ようと思ったから、てくてくと津崎さんの後を追いかけて一緒に展示を見ていた。
一緒に展示がみたいって言ったのに、それすらおざなりで帰って来てしまった自分。

こんな形でも、一緒に展示が見れることに、少し喜びを覚えながら。

いい絵だな、と津崎さんが言った風景画は美術館に向かう間の風景を切り取ったみたいで、何だか皆でバスに乗っていたのが遠い昔のように思えて、少し切なさを覚えたけど。

皆との思い出の一風景を切り取ったような絵は、確かに綺麗だと思った。]

4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a20) 2022/09/12(Mon) 10:14:35

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a21) 2022/09/12(Mon) 10:14:40

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a22) 2022/09/12(Mon) 10:14:52


[ゲルニカ。タイトルだけは、どこかで聞いたような絵。

その人々のもがき苦しむ姿、それがとても、見ていて辛い。

今みたいだ、の声にそちらを向くと、少し絵に近寄って、絵を見上げて目を閉じる津崎さんの姿が見えた。

今、みたい。確かに、そうなのかもしれない。

傷つけられて、もがく彼の姿。
それはこの絵に描かれた人たちと何ら変わりはないのかもしれない。

そんな思いで、目を閉じた彼を見て居ると、ふとこっちをみた。

気のせいか、と。]

…びっくりした。

[一緒にいるのに、気づいているのかと思った。]

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― スタッフルーム ――


 せめて、気を失っている夢の中では、
 苦しくないと良いですね。

[元々顔色が良いとは言えない人だけれど。

常より数段顔色を悪くしている松本さんをベッドに移し、室内の適当な椅子に腰掛ける。]

 ………………。

 あの。小泉さんの、パン屋さんの話。

[突然に長閑な話題を持ち出した私に、小泉さんはどんな顔になっていたんだろう。]
(60) 2022/09/12(Mon) 10:25:14

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 バスの中では言えなかったんですが……。

 可愛い、猫ちゃんのパン。
 買ってみたいな、って、思ってて。

 あれ、可愛かった……です。

[何ということもない会話。
けれどこんな事1つ伝えるのにも、"ここ"に来る前の私は躊躇していた。

そんな事すら、誰かに踏み込むのが怖くった。
"可愛い"が好きな自分を曝け出すのはもっと嫌だった。

漸く言えるようになったのに、小泉さんが焼いたそれを口にするという願いは叶わないかもしれないということは、考えたくなかった。*]
(61) 2022/09/12(Mon) 10:25:40
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a23) 2022/09/12(Mon) 10:27:02

【人】 2年生 松本志信

 
 
[目の前にチカチカと、綺羅綺羅と、
紙吹雪が舞っている。]

 
 
(62) 2022/09/12(Mon) 11:02:51

【人】 2年生 松本志信

─夢の中の回想・工藤ちゃんと>>4:342

[ついぞ工藤ちゃんの笑顔を見ることは無かったけど、表面に現れてないだけなんだろうなって思ってた。
だから、既に泣いているという言葉にもひとつ頷いて]

 そういうとこだよ、優しいの。

[表情は何一つ変わらなくても、きっと工藤ちゃんは泣いているんだろう。
いつ決められるのかも分からない、たった一つの死に対して。
その矛先は俺であればいい。

───俺でなくちゃならなかったのに]
(63) 2022/09/12(Mon) 11:04:21

【人】 3年生 津崎 徹太

>>54>>55

そうスか。

[苦笑い。でも、責めてる風でもなく]

もし、理由、話せるんだったら、聞きます。
でも、今はまだ、よしときます。

もう一人の死にたがり屋の人
どうにかしてあげたいんで。

[言わずもがな、誰だってこと、わかるだろうと]*
(64) 2022/09/12(Mon) 11:19:27

【人】 3年生 津崎 徹太

[そして、ふと、
ああ、チカさんと一緒に観たらいいんじゃないかと、
遅ればせながら気がついて、
チカさんに電話をかけた]

でない?

[チカさんが自虐行為をして、
既にスタッフルームに運ばれてた時だろう。
チカさんの携帯が鳴るのを、近くの人は気がついただろうか]*
(65) 2022/09/12(Mon) 11:26:53
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a24) 2022/09/12(Mon) 11:28:31

黒崎 柚樹は、?スマホ……誰の?ああ松本さんの……
(a25) 2022/09/12(Mon) 11:33:12

黒崎 柚樹は、……津崎から?(出ていいのかな、これ……)
(a26) 2022/09/12(Mon) 11:33:42

津崎 徹太は、出ないな。どうしたんだろ?
(a27) 2022/09/12(Mon) 11:36:56

【人】 2年生 松本志信

─夢の中の回想・小泉くんと>>4:327>>4:328

[穏やかに平和に過ごしていたレストランの一席。
まるで普通に美術館に来て、レストランで飯食ってるだけみたいな時間。
ほんの少し前のことなのに、もうそれさえ昔のようで。]

 きっかけは小泉くんだよ。
 俺の話聞いてくれたでしょ、つまんねぇギフトの話。
 誰にも話せなかったからねぇ…信じてもらえんかったし。

[嘘吐きと呼ばれ続けていた俺の話を聞いてくれた人。
化け物を見るような目を向けなかった人。
確実にあの日の会話が全ての始まりだった。]
(66) 2022/09/12(Mon) 11:41:08

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:スタッフルーム ――

……そうだな。
良い夢を見れているといい。

[ 松本の寝るベッドから、
 少し離れた場所に立ったまま、
 返事をしつつも、義哉は半分上の空だった。>>60

 天使の報告の後に、>>0
 死にたがりの松本はこんなことになった。
 もし、次に天使が来た時に、義哉の名前が呼ばれたら。

 半分死んだ気になっている自分は、
 はたして、正気を保てるのだろうか]
(67) 2022/09/12(Mon) 11:41:26

【人】 4年生 小泉義哉

……パン屋?

[ 黒崎の方へ顔を向けながら、>>60
 考え事をしていたせいで、話題から一拍遅れて
 ぽかんとした真顔で、鸚鵡返しに返事をした。

 それから、続く言葉が頭に入ると、>>61
 少しだけ頭が冴えてきて]

そうだったのか。
可愛いもの、好きだったのか?

武藤も虎型パンを買いたいと言っていたから、
目が覚めたら一緒に買いに来るといい。

[ 自分が声を荒げたときの黒崎の反応も>>0:40
 武藤にパン屋の場所を教えていないことも>>0:146
 懐かしいどこか遠くの記憶のように感じながら。

 秘密を打ち明けるように話す黒崎に
 聞けて良かったと伝わるように、
 小さく笑みを返した]*
(68) 2022/09/12(Mon) 11:41:44

【人】 2年生 松本志信

[丁寧に言葉の全てを受け止めて、ちょっとだけ遠回しながらも自分の思うことを伝えてくれる小泉くん。
爽やか好青年、ずっとずっとその印象でいる彼の頭を撫でる手。
懇親会で引っ込めた時にはまだ、ここまで話せる仲になっているとは予期していなかったから。

そうだ、ひとつ願い事があったんだ。
何を願おうと思ったんだっけ。
“殺してくれ”なんかじゃなくて、もっとなにかあったはずなのに。

今は、思い出せない。

美味しい焼き立てパン、食べたいな。
酷い言葉をなげかけておいて、思っていいはずがない。]
(69) 2022/09/12(Mon) 11:43:43

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>65

 ────津崎?

 黒崎だけど。

[担架で運んでいる間、松本さんのスマホが服から滑り落ちたから、スタッフルームに移動してからはベッドの脇にそれを置いていた。

着信を知らせる音 >>65 の出元をちらりと見やれば、津崎から。
ここでは"ここに居る以外の誰か"からかかって来ることないのだから、躊躇なくその応答ボタンをタップしていた。]

 松本さん……ね。
 自分で自分のお腹をナイフで刺して、倒れた。

 今、スタッフルームにいるよ。*
(70) 2022/09/12(Mon) 11:46:27
メモを貼った。

【人】 3年生 津崎 徹太

>>70

あ、

[出た。と思ったら、
それは、違う声で]

え、黒崎?
俺は間違えたか?

[と少しだけ慌てるも、
すぐに事情を話してくれた]

自分で?え

[あの怖がりの人が]
(71) 2022/09/12(Mon) 11:50:01

【人】 3年生 津崎 徹太


スタッフルーム、行くわ。

[展示を観るのは中断して、駆け出す]*
(72) 2022/09/12(Mon) 11:51:20

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>72

 うん。来てくれると嬉しい。

[きっと松本さんも、津崎の顔、見たいはず。
というか津崎、叱ってあげてよ、松本さんを。*]
(73) 2022/09/12(Mon) 11:54:45

【人】 2年生 松本志信

─夢の中の回想・黒崎ちゃんと>>4:331>>4:332

[黒崎ちゃんから叫び声が上がった。
怒りに満ちた声が天使を詰る。
零れていく言葉は明確に誰の何を伝えているのかは分からなくても、この“慈悲”は誰の為のものなのかと
本当に「あんまりすぎる」時間だと、言葉もなしに頷いて。

ぽつと落ちる雫に、そうだよなって思ってた。

生きたいよな。
大切な人と離れ離れになんてなりたくないよな。
でもそれは自分以外の誰かの死を望む事と、イコールじゃないイコールで繋がれる。

ほんと、あんまりだ。]
(74) 2022/09/12(Mon) 11:57:18

[電話を取ったから、少し聞くのは忍びなくて、少しだけ離れたら、駆け出していった。

一瞬、びっくりして足が止まるけど。

今度は、その背中を追いかけた。

誰かのために走っているんだろう、そこに私がいてはいけないのかもしれないけれど。
それは、その場所についたとき考えればいい。

今は、ただ、津崎さんの背中を追いかけた。]

【人】 3年生 津崎 徹太

―スタッフルーム―

[そこにつけば、
チカさんはまだ意識を失っていて、
黒崎とコイ先輩までも勢ぞろいしていた]

自分で刺したって……。

[ふと、スタッフルームのテーブルを見ると、
 捨てたはずの自分の荷物が綺麗に並べられてて、
 そして、果物ナイフが消えていた]

 ………。
(75) 2022/09/12(Mon) 12:03:09
──夢──

[「起きたら」と希望的な未来ばかりを話してきたし、「死んでいたら」の話題は敢えて避けて話していた。
この夢の中にいた時から目を覚ましてからもずっと。

徹っちんと話す時は特にそうで。
それが虚勢と優しさだとは気づいて無視していた。
曖昧な「誰か」が死んだって確定した未来は、まだその確率が低いうちはそう思っていられたものがどんどん答えに近づくにつれてそんな希望を口にするのも難しくなるのだとわかってはいたのに。

自分の死の確率が上がっていく中で、徹っちんはじゅじゅに「忘れて幸せになってほしい」と言った。
それが相手の幸せだと思うから、そう考える奴なのは知ってる。

だけど、もしその信じたくない未来が確定してもじゅじゅに徹っちんのことを忘れてほしくない。

徹っちんの願いを無視してそんな風に思ってしまうのはオレの我儘だから、口には出せないけれど。

心配そうに寄り添う様子を見て、余裕なんてなかったと吐かれる弱音を聞いて、これ以上避け続けられそうにない可能性の想定に苦しくなった。]

【人】 3年生 津崎 徹太



チカさん……。

[ふと、自分の中で、
 一つ、使っていなかった歯車が嚙み合った]

傷はどんな感じなんだ?

[黒崎にきいてみる]
(76) 2022/09/12(Mon) 12:08:53

【人】 2年生 松本志信

[皿の割れる音? 花瓶が碎ける音?
木の枝が割れるような軋んだ音?
美術品たちの悲鳴が上がり、いち早く黒崎ちゃんが気付く。
言い置いて駆け出していく。
誰が、を聞いて咄嗟に俺も走り出したけど俊敏に動くことは苦手で。
それでも、息を切らして走った。
津崎くんに何かあるのなら助けなければ、痛い思いも怖い思いも、厭な思いも
誰よりなにより、して欲しくなどはないから。
走って、辿り着いた…──はずだった。

展示室で暴れ回る津崎くんと、それを止めようとする黒崎ちゃん。
確かにそれを見た、確かに俺はそこに居たはずなのに。

まるで、そこには居なかったみたいに二人には見えていなかった。

身体は透明になっていて、声をかけても届くことはなく
止めたくて抱き締めたくて伸ばした腕さえ、すり抜けて行った。

今この出来事の中に─彼の思考の中に─お前は居ないんだよ、って。
意地悪な神様が突き付けて来たんだろう。
気付けば天使が目の前にいて、次の時には林檎頭に囲まれていた]*
(77) 2022/09/12(Mon) 12:14:44
[松本さんがぐったりと、スタッフルームのベッドの上に寝ている。
その様子を見て、そうだ、次は彼が目覚めるんだ、と何故かは分からないけど、今、このタイミングで実感した。

今こうして眠っている経緯は分からない、分からないけど。

そのぐったりとした様子を見て。

目覚めたくなかったんだと、ただ、そう思った。]

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>76

[そう、そういえば、スタッフルームのテーブルには津崎のスコッシュが、不思議な感じに置かれていた。

まるで陳列するように、財布とか絵はがきとか、あと、どう見ても女の子向けのハンカチ、とか >>4:207

なんでこんな風に並べてあるのかな、と思ってはいた。さほど気には留めなかったけど。]

 傷は、見てるうちにどんどん塞がった。
 今は出血してない……けど。

 でも、回数が……もう、どれだけ、って。

[シャツ見ればわかるよ、と、かけていた毛布をちらりと捲れば、ずたずたになって血濡れた──香りだけは芳醇な林檎という忌々しい──シャツが覗けると思う。*]
(78) 2022/09/12(Mon) 12:20:15
津崎 徹太は、チカさんの傍に寄って座ると、手を握る。
(a28) 2022/09/12(Mon) 12:21:07

【人】 4年生 小泉義哉

―― スタッフルーム ――

[ 電話の内容が聞こえてくれば、>>70>>73
 津崎、来てくれるのか、と安堵の小さなため息を零す。

 それから、しばらくして津崎が姿を現せば、>>75]

……俺じゃたぶん無理だから、どうにかしてやってくれ。

[ 少し前の会話を思い出しながら、>>64
 津崎にそう語りかけて]

……悪い。俺、ちょっと厨房に籠る。

[ パン作りか何か、集中できるものがないと、
 頭に浮かんだ思考を拭えないと思ったから。>>67
 2人共に聞こえるように、そう宣言した。

 誰にも引き留められなければ、
 血色の悪い顔のまま足を進め、
 そのままスタッフルームを後にしただろう]**
(79) 2022/09/12(Mon) 12:21:43
[徹っちんと先輩が話している間は、その会話を聞いていた。
どちらかが死んでしまっていることが決まっている二人。
胸中が穏やかなんてわけないと思っていたし。

ただ、先輩は。
呼ばれることを恐れている側だった。
やたら冷静なことに違和感はあったけど、だからって死にたいと思っているなんて。
何も知らないのは先輩がうまく隠してたからなんだろうけど。
そのことを知る人はいたんだろうか。
なんとなく、いない気がした。
先輩は周りのことばかり気にかけていたから。

先輩と会話を終えてからどこかへ歩き出す徹っちんの後は追わず、じゅじゅが寄り添って歩いていくのを見送る。

観たいと言われてオレが嫌な顔した、あの絵。
名もない人の目で見た景色を閉じ込めた作品。
此処にいるうちに一緒に観ればよかったなって何故か思い出していた。
ここから去る前、一緒に観に行くかと少し考えはしたんだけど。
あの時泣いてしまったら、絵のせいだとしても、なんか、最後の別れみたいになりそうで嫌だったんだった。]

【人】 2年生 松本志信

[意識は深い深い霧のかかった森の中。
どこから来たんだっけ、どこへ行くんだっけ。

この手はたった二本しかない。
武藤くんに伝えた言葉だ。
その二本の腕で何を選ぶのか、何を守るのか。
見誤っちゃいけねぇよ。
そんな残酷な事を言った。

気を許した友人と、大切に想う人と
天秤にかけるくらいなら
俺が死ねば全てハッピーエンドで終われるのに。]

 …、…… …く…ん

[森の中、青林檎を探して歩き回る夢だけを見ている]**
(80) 2022/09/12(Mon) 12:23:42

【人】 3年生 津崎 徹太

>>78

――……そっか。

[黒崎に言われて、シャツを見れば、
 そこはズタズタになっていて。

 きっと、すごく、何度も、刺したんだな、ってわかった。
 多分、天使が出たあとに、
 この凶行に走ったんだろうと思う。



 そして、この夢の中ではじめて、
 目から熱いものを感じた]
(81) 2022/09/12(Mon) 12:25:27
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a29) 2022/09/12(Mon) 12:26:43

4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a30) 2022/09/12(Mon) 12:27:03

【人】 3年生 津崎 徹太

[先に出て行ってしまったコイ先輩に、はい、と頷きながら、
 黒崎を見て、頭を下げる]

 ありがとう、チカさん、連れてきてくれて
 あとは、俺が面倒みるから。


 外してもらっていいか?
 チカさんと二人で話したいから。*
(82) 2022/09/12(Mon) 12:35:08
[それから、慟哭がどこかから聞こえて。
先輩が駆け出して、その後を追った。

蹲るまつもっちゃんと、悲痛な声をかけているくっきーがいて。
先輩が取り乱す声を聞いて、漸く、ああ、死のうとしたのかって理解する。

オムライス作る人になるから食いにこいよっ言ってたこと。
生きてたら、矛盾抱えてても生きるってミサミサに言ってたのを思い出して。
だけど、どうして、とは思わなかった。

「みんなに幸せになってほしい」ってまつもっちゃんの願いは、この人が生きることと同時には成り立たないってわかっていたから。

徹っちんや先輩の二人だけ残して還るなんてきっとしたくなかったに違いないから。

スタッフルームに運ばれて、深く眠っているようなまつもっちゃんの顔を見つめる。

生きててよかったって思うのに、それを喜んで良い気がしなくて。

二人で話をしたいと徹っちんが言ったら、なんだかその場にはいてはいけない気がしたから、オレはその場からは立ち去るだろうけど。]

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[小泉さんも、顔色が悪かった。 >>79]

 ……はい。

[厨房に籠もる、の声に小さく頷いて、重い足取りで去って行く小泉さんを見送って。]

 ────わかった。

[津崎の声 >>82 に、私も腰を上げた。

同じタイミングで上衣を着替えた2人。

新しい傷はないのに出血が止まらない津崎。
自ら腹を裂こうとまでした松本さん。

きっと2人にしか通じない"何か"があるのは、解ってたから。]

 松本さんをよろしくね。

[それだけ言って、私もスタッフルームを出たのだった。**]
(83) 2022/09/12(Mon) 12:44:45

 …じゅじゅは、二人のこと、見ていて、見守ってて良いんじゃないかな。

[見守っててほしい、とは押し付けてしまうみたいで言えないけど。
二人が屋上に行ってた時、真っ先に心配したじゅじゅなら、まつもっちゃんに言いたいことがあると言って伝えられていたはずの彼女ならって思ったから、そう声をかけた。]*

【人】 3年生 津崎 徹太

―スタッフルーム―
>>83
[黒崎が、了承してくれて、
 何かあることを察してくれたのか、出て行ってくれる。

 扉が開いて、閉まったら、
 申し訳ないけど、鍵を閉めた。

 黒崎やコイ先輩に偏見はないと思う。
 でも、偏見を浴びてこんなになってしまったチカさん。
 そしてぼろぼろになったチカさんをみてるのは]

 ――…俺だけでいいんです。 
 ここには俺しかいないから。

[>>80 魘されている横、座りなおし、
 また手を握る]*
(84) 2022/09/12(Mon) 12:56:13


…そうかな、津崎さんが二人にしてほしいって言うなら、二人きりにするべきなんだと思うんだけど。

多分ね、聞いてはいけないことだと思う。
津崎さんがそういう風にいうのって、私、あんまり聞いたことがないから。

津崎さんの松本さんを想う言葉は、多分、松本さんだけのものだから。
私は、そこを覗き見して、それを奪ってはいけない。

でもね、ありがとう、トラくん。
私が津崎さんの側に居たがるって思ってくれたんだよね。多分。

話が終わったら、また私、一緒に居ようと思う。

[何を話すのか、気にならないわけではないけれども。
わざわざ二人にしてくれ、なんていうのなら、それは大切な意味のあることで。

私は、スタッフルームの外に出て、そこで話が終わるのを待っていた。]



 …そっか、そうだな。
 二人にしかわからない話もあるだろうから。

 悪い、余計な気を回した。
 話が終わったらまたそばにいてやって。

[確かに、じゅじゅと徹っちんの会話はオレも聞かなかったし、気になることでも聞くべきじゃないと思うことはある。
徹っちんが倒れていた屋上で、あの後二人が何を話していたかは知らないけれど、二人にしておこうと思ったことを思い出して。

スタッフルームから出れば、外で待つ様子のじゅじゅを残してその場を離れた。]**

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[私が松本さんについて知っている、性格以外のことといえば、1学年下だけど5歳上なこと。
死にたがりなこと。
何らかの理由でスマホの文字情報のやりとりが難しいこと。

そのくらい。

同性愛者である事は知らなかったけれど、知ったところで、「ああ、そうなんだ」という納得しか覚えなかっただろうと思う。

ほとんど言葉も交わしていないうちから私が女であると看破して、だからと言って誰に何を言うでもなく、態度を変えることもなく、ただ"どう呼べば良いか"という意味合いだけを乗せて、"黒崎ちゃん"と呼んで来た人。 >>0:75

こんななりの私に、"女の子が好きな同性愛者なんでしょ?"なんていう偏見を押しつけたりはしてこない、優しい人。

人のこと、応援したり励ましたりばかりで、俺はそういうの要らねぇのよとへらりと笑うばかりの人。

沢山のものをくれた松本さんに私も何か返したいのに、全然、ちっとも、返せていない。*]
(85) 2022/09/12(Mon) 13:38:33
【現実・病室にて】
[スタッフルームの外で、話が終わるのをじっと待っていると、突然視界が真っ暗になって、そこから徐々に意識が覚醒して、目が覚める。

横にはスケッチブックと筆記用具を持ってきてくれたお母さんがいる。
時間を見ると、まだ前回から数時間も経っていない。

トラくんにお見舞いを渡すだけでなく、わざわざ欲しいと言ったものを買ってきてくれたようだった。]

ありがとう、お母さん。
でも、あんまり怪我は酷くないから、そんなに頻繁に来なくても大丈夫だよ。
親戚の人たちにも、大丈夫って伝えておくね。

[そう言っても中々離れないお母さんに、大丈夫だと重ねて言って、病室から出ていく姿を見送る。
心から心配してくれているのが分かる、でも、本当に大丈夫だから。

私は、スケッチブックを開いた。
お見舞いに置かれていたフルーツの入った籠、その中の林檎。
見たくない気持ちはあったけれど、恐る恐る見て、そしてスケッチをする。

絵画の中の女性を、私を想ってくれた女性を考えながら筆を進めた。]

【人】 3年生 津崎 徹太

[>>4:39



 多分、朝霞が言ってた感情なのかもしれない、と
 今更ながらに思う。


 女の子は可愛いと思うし、
 実際、朝霞のことは好きだった。多分、ちゃんと恋してた。会えれば嬉しいとか、何か同じもの共有が楽しいみたいな。守ってあげたい…といった、うん、本当にわかりやすくそれは好きといえる感情だった。

 でも、チカさんに対しては、
 喫煙所にふらり遊びにいって相手してくれる人。
 ただ、黙ってても、別に気を使わない人。
 楽しい歌をいきなり歌ったと思えば立ち去ってしまう人。
 そして
 死にたい死にたいいっても絶対死なない人。
 のくせ、傍にいて、ただ、いつまでも普通でいてくれる。
 好きなんて言葉を使わなくていい関係の人。



 そう思ってたんだ。]
(86) 2022/09/12(Mon) 14:20:14

【人】 3年生 津崎 徹太



[だけど、ここにきて、
一度は屋上から飛び降りようとしたり、



そして、今、自身で腹を滅多刺ししした、なんて聞けば、
ああ、この人、
本当に死ぬのかもしれない、なんて]**
(87) 2022/09/12(Mon) 14:23:23

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― 特別展 展示室 ――


[多分一人になりたいのだろう小泉さんがいるレストラン周りに行くのは避け、何とはなしに足を向けたのは、松本さんが倒れていた特別展の展示室。

10個の林檎頭の絵が並ぶ、あの陰惨な部屋。]

 ………………。

[むせかえるような林檎の香、私たちと同じ服を着た林檎頭の肖像たち。砕けた頭の4つが誰を指しているのかなんて、一目瞭然だった。]

 ………………。

 ……?…………っ。、

[先刻、松本さんを介抱している時に、粘つくような視線を感じた気がしていた。
出元はおそらく、"私の絵"。

睨むように見つめていたら、その絵がじわりと動く気がした。]
(88) 2022/09/12(Mon) 14:29:00

【人】 2年生 松本志信

[深い霧の中、うろうろ彷徨って崖に出た。
黒い海が見えて、柔らかな色彩の青の中に岩山がひとつ浮かんでいる。
頂上には城みたいな建物が見えて。

ああ、あれは多分俺が入るべき墓なんだろうなって思った。
地上から切り離されて浮遊した山頂、あんな所に誰も来ない。
化け物のための、青空に浮かぶ揺籃。

行こうかって、踏み出して崖から落下する直前。
ぐっと引っ張られた。
誰かが手を握ってくれているのがわかる。
血を流しすぎて冷えた手が、片方だけあたたかい。]

 …、………

[振り向いたら、急に霧が晴れて。
“見たいと思ったもの” を見た───]
(89) 2022/09/12(Mon) 14:29:13

【人】 3年生 黒崎 柚樹


代わってあげようか?


…………な、に……。

"あの人"の隣に居て、
"恥ずかしくない私"に
代わってあげようか?
(90) 2022/09/12(Mon) 14:29:27

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[自分の声のような。
でも違うような。

自覚よりいくらか高く、甘く舌っ足らずな風な声が絵の中の自分から聞こえ、気付けば己の絵の様相は一変していた。

それは確かに自分……なのだろうけど。

いかにも華奢で女性的な、首から肩の線。
シンプル極まりない黒いシャツは黒いブラウスに。
白パーカーはふわふわとしたカーディガンに。
肩にまで落ちている黒髪は、艶やかに緩くふわりと柔らかな弧を描いていた。

砕けた林檎に隠れた唇は、きっと私のものより数段赤く艶やかなのに違いないと、見えてもいないのに確信する。]
(91) 2022/09/12(Mon) 14:30:11

【人】 3年生 黒崎 柚樹


────そんなの、いらない。

いらなくないでしょう?
欲しいでしょう?

"これ"だったら、どこに出ても
少しも恥ずかしくない、
恋人同士になれるんだよ?

さぁ──手を、伸ばして。
(92) 2022/09/12(Mon) 14:30:48

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[その台詞、寸分違わぬものを投げかけられた人がいた >>2:184 事を、私は知らない。

工藤さんが"偽物"と入れ替わっていた事は知っていても、細かな事は何も聞いてはいなかった。
聞いていたら、そも、絵の声に耳を傾けたりはしていなかったと思うけど。

一歩踏み出し、絵に近付いて。

手を差し出したら、その手首を掴まれた。

艶やかなネイルが光る、私よりも数段細く白い指に。

そして私はそのまま引きずりこまれ────]
(93) 2022/09/12(Mon) 14:31:21

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[────などということは、なく。

ふ、と笑う私の手は、絵の中の、崩れた林檎頭に伸びていく。

うん、頑張って引きずりこもうとしているね。
掴まれた手首に長く伸びた爪が食い込む感覚が走る。

けど、そんな貧弱な力で引っ張られて、私が動くわけ、ないじゃない。]

 要らないって言ったでしょう。
 余計なお世話。

 武藤が好きになってくれたのは、私であって、
 あんたにせものじゃない。

[掴んだ、崩れた林檎頭。
ぐ、と力を込めたら、更に崩れてぐずぐずになっていく。

ぎいいいい、と、悲鳴とも不協和音ともつかない音が絵から溢れてきて。]
(94) 2022/09/12(Mon) 14:32:34

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………ね、どんな顔してるの。
 見せてよ。

[凶暴な衝動に駆られるまま、更に握り潰して芯まで全部砕いてやろうとしたのだけど────直後、弾き飛ばされるように私の腕は絵の外側に抜け出ていた。

眼前には、最初に見たままの、パーカーにTシャツ姿の、砕けた林檎の私の肖像。]

 …………なんだ、根性無し。

[そう告げ背を向け歩き出したら、砕けた林檎にせものの私へはもう振り返らない。**]
(95) 2022/09/12(Mon) 14:34:53

【人】 2年生 松本志信

 ………ぁ、…おは…よ

[目が覚めたら神妙な面持ちの津崎くんが居て>>84
泣き叫び過ぎてガラガラになって喉が枯れた声を出した。

これが現実だったらいいのにな。
でも、夢なんだってさ。
津崎くんか、小泉くんがみてる夢。

少し虚ろな瞳で見上げれば、目の前の顔はなんだか泣きそうで。
あ、いや、俺がそう思いたいだけなのかもしれない。
でも握られてないもう片方の手を伸ばして、ゆっくりわしゃわしゃと撫でた]**
(96) 2022/09/12(Mon) 14:38:12

【人】 3年生 津崎 徹太

>>96

[目を覚ました。
 なんでもないように挨拶、でも声が涸れている。
 ズタボロのシャツに声が涸れて、そしてみてくれもぼろぼろで、握ってる手に力を入れたら、逆に頭をぐしゃぐしゃにされた。
 でも、それでも黙って、チカさんを見る]

 そう、俺かコイ先輩の夢です。
 だから、俺かコイ先輩が死にます。

[誤魔化しても仕方ないからそのまま伝えたあと、
まっすぐ見つめたまま]**
(97) 2022/09/12(Mon) 14:52:32
──現実・病院──

[寝たり起きたり繰り返している合間、少し前にじゅじゅのかーちゃんが来た。
お返しにともらったチョコレート菓子の箱はどう考えても梅しばの10倍以上の値段の代物だったので面食らったけれど。
三人一緒にいるのが良いと夢の中で言われたことを思い出せば、一人で食うには勿体なさそうなそれをありがたく受け取っておいた。

足の怪我のためか本人は会いには来られないらしい。
じゃあこっちから行こうかと思ったけど、おそらく歓迎されていないことは雰囲気から察せられたのでやめておく。

いかにも箱入り娘って感じだもんな、という感想が浮かぶ。
うちはといえば親が必要な日用品とか着替え持ってきた以外は、
まるで健康体なバカ息子の心配をして損したと呆れて帰ったきりなのもあり。
病室覗いた時も、売ってるの見たことあるけど買う機会まずないシリーズの果物バスケットとかあったし。
病弱な娘とはその辺の扱いは家族間でも違いそうだ。]

[それに自分の容姿を鑑みれば、親には悪い虫を警戒されるのも無理のないことだろう。
撤っちんも大概歓迎されないだろうなと頭の片隅で考えて。
こんな状況下でなければ、海外行くならついでに攫っちゃえば良いのになんてまた無責任なことを言えただろうけど。

まあでもその程度の訝し気な視線はどうってことはなかった。

戻ってこられない一人の価値を知っていて、その人を大事に思っている相手から不公平だと恨まれることを考えたら、余程。
その一人がどちらであってもその価値を知ってる故に、受け止めなければいけないことなんだろうとは、まだ覚悟ができていない。]**

【人】 2年生 松本志信

[真っ直ぐと見つめてくる瞳はさっき見た青空の色で。
その唇がとてもとても辛いことを言うのを、聞いた。
多分泣きそうになってしまったのはこっちの方で。
人前で泣いたことないのにな、なんて。
熱くなっていく目頭そのままに、息を吐いた。]

 …そ、…だね。

[何でなんだろう。
小泉くんが、津崎くんが、どんな悪い事をしたっていうのか。ガラガラの喉で続ける我儘。]*

 嫌だ。
(98) 2022/09/12(Mon) 15:38:36

【人】 3年生 津崎 徹太

>>98

[ありのまま、それが嘘になればいいけれど、
 今はまだ、わからない。
いずれにせよ、考えなくてはならないのは、
そんな俺が後悔のない選択]

 だから、ちょっと喫煙所で話をすることもできなくなるって思ったんで、
 今、来ました。

[生きて還ってから、話そうね、それが叶わないかもしれないから。
 そして、こちらからも、チカさんの頭に手伸ばし、
 耳裏の髪の間指を通す]

 今日は、ずっと一緒にいましょう。
 いや、一緒にいたいんです。
(99) 2022/09/12(Mon) 15:53:24

【人】 3年生 津崎 徹太


聞きました。
自分で刺したって、
すごく痛かった、怖かったですよね。

[そのまま顔を引き寄せて、自身の肩口に埋めて抱き寄せようとした]**
(100) 2022/09/12(Mon) 15:57:54
+27
[筆を徐々に進めて、絵の中の林檎も少しずつ形になっていく。

線は綺麗じゃないし、陰影も上手く捉えられているとは思えない。でも、私は描いた。

やがて、一枚のスケッチが出来上がる。
がむしゃらに描いただけの、少し歪な林檎。
中学やら高校やらの美術の評定は悪くなかったけど、お世辞にも上手いとはいえないその絵。

それでも私は、その絵を捨てなかった。

私が彼女を想って描いた絵。
どんなに下手でも、そこには彼女の思い出と私の想いが詰まっているのだから。

もう一度描きたくなるまでは、これでいい。

そのスケッチを枕元に置いて、事故に遭ったとき持っていた鞄の中からカモイレイの絵葉書を出して、それもスケッチブックに添える。目が覚めたら一番に見えるように。

私を想ってくれた人たちのことを、一番に想えるように。]

【人】 2年生 松本志信

[紡がれていくのは望んでない未来。
でも、理解はしている。
もしもこれが津崎くんの夢なんだったら。
生きることを決められてしまった俺に出来るのは、向き合うこと。
突き放さず、逃げずに、受け止めること。]

 話…、そだ、ね。おはなし、しよ。

[とりとめのない言葉遊び。
哲学の話、どうでもいい蘊蓄、今日の天気。
ただの“普通”なその時間が、大切だった。
目を瞑り続けたけど、君が好きだって話。

指先が髪に触れる。
繊細じゃない、手入れも行き届いてるわけじゃない。
ちょっとごわごわして触り心地なんて良くもないだろう、髪に。]

 ばかだなぁ。
 今日も、明日も、いつでも、…一緒だよ。

[生きてたって、死んでたって]*
(101) 2022/09/12(Mon) 16:14:49

【人】 2年生 松本志信

 …、…っ めちゃくちゃ、痛かった 怖かっ、…

[抱き寄せられるままに肩口に頭を押し付けて。
腕を回して、弱く弱く抱き締めた。

怖かったよ。
こんなに怖いなんて。]

 津崎く、… を、喪う…かも …って

[ナイフなんかよりも、ずっとずっと]**
(102) 2022/09/12(Mon) 16:24:29

【人】 3年生 津崎 徹太

残念ながら、
明日は一緒じゃないかもしれないから。

[嘘は言わない。
でも、ともすると、
自分は本当にもういなくなるかもしれなくて]

>>102

[チカさんの腕がこちらに応えて弱弱しくも求めてくるから、ちゃんと抱き寄せてあげた。
 かつて、伸ばされなかった手の分、これで埋まればいい。
 かつて、感じた絶望を少しでも忘れられれば、


 でも、もし、本当に俺が死ぬならば、
 これくらいでそれが埋まるわけ、ないことも知ってて]
(103) 2022/09/12(Mon) 16:32:14

【人】 3年生 津崎 徹太

チカさん、
俺、一つ、先に伝えておきたいことがあるんです。


[俺は、チカさんと長く話していて、
 そして、屋上できいた話も十分理解して、
 今できることをしながらも、


 尚且つ、みんなから批判されることを言うんだ。]


 もし、俺が死んで、
 そして、チカさんがやっぱり死にたいって思う毎日があるのなら……。
(104) 2022/09/12(Mon) 16:33:09
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a31) 2022/09/12(Mon) 16:35:10

2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a32) 2022/09/12(Mon) 16:48:28


[私が選んだのは津崎さんだった。
津崎さんを選ぶために、私は絵画の女性を、工藤さんを犠牲にした。
だから私は津崎さんに好きということが伝えられたのだと思っている。
彼女からもらった勇気や機会を全て生かせたわけではないけれど。

一番に想えるように、といっても、好意を受けたどちらも一番なんてことは言わない。
これは、私が生きてほしいと願う人と、私の背中を命を懸けて押してくれた人の欠片。

選んだ、選ばないの差はあったけれど、この二つは私にとって凄く大切なものだから。
だから、側に置いておきたい。受けた想いを。

その想いを抱いて生きていきたい。]

【人】 2年生 松本志信

[そっと優しく落とされる言葉は、ずっとずっと欲しかったもの。
誰かに許される事をずっと待っていた。
みんな優しいから、その言葉をまさか聞けると思っていなくて。

水の中でもがき苦しんでた。
息苦しくて、生き苦しくて。
いま、初めて息が出来た気がした。

返される腕の力に、ぎゅっとまた抱き締め返す。
眉を寄せていた泣き顔は、少しずつ緩んで。]
(105) 2022/09/12(Mon) 18:04:12
[それから先に目覚めたトラくん以外の人たちのことを考えた。

トラくんは歩き回っていたけど、みこさんや香坂さんは大丈夫なのだろうか。
命に別状がないだけで、自分のように骨折していたりするのかもしれない。

あまり痛い思いをしていなければいいけど、なんて思いながら、私はお見舞いに行くか悩んでいた。
入れ替わり立ち替わりで、私の様子を見に来てくれる優しい親族。

その人たちの目を盗んで、果たして動けるだろうか。

とりあえず、生還したはずの人たちに怪我の様子を聞いてみる。
大事はない、なんていっても、やっぱり気になったから。]

メモを貼った。

【人】 2年生 松本志信

 じゃぁ、やっぱ、「明日も」一緒だな。

[声はもう枯れていたけど何とか絞り出す。

どうしようか。
船の浮かぶ色鮮やかな海でも見に行こうか。
憎たらしい林檎を切り刻んでアップルパイでも作ろうか。
寒くなったら湖の上をスケートでもして。
教えてもらった歌を聞かせてもらって。
晴れた日の屋上で。満点の星空の下で。

ああ、でもやっぱり

最初はあの喫煙所で]**
(106) 2022/09/12(Mon) 18:12:25
[目覚めて、今更ながらに、もう会えないかもしれないと思うと、何故生きている側の自分が傷つくのを恐れてしまったのか、という後悔が過る。
傷つけた彼が逃げていくのならそれでもいいのかも、なんて思っておきながら、やっぱり嫌だと呼び戻して。
そこで初めて、傷つけたのが怖かったのではなくて、傷つくのが怖かったのだと自覚した。

それは目覚めて当初に感じたもので、別のことを考えていても時々、やっぱり考えてしまう。

最後、駆けてきてくれたのが、あんなにも嬉しかったのなら。

自分から去ろうとした背中を引き留めたら、もしかしたら、相手も嬉しかったのかもしれない、なんて。]

今更。

[今更、だけれども。]

メモを貼った。

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:厨房 ――

[ 一次発酵、ガス抜き、ベンチタイムが
 終わったパン生地に、作ったばかりの
 カスタードクリームを包み込みながら、
 義哉はこの世界のことを考える。

 天使が死者の名前をなかなか言わないのは、
 自分の希望に沿っているとは思った。

 死者に冥途の土産を渡さないとと思われて
 気遣われながら過ごすくらいなら、
 みんなが好き勝手に過ごす方がマシで。

 でも、こんなことが続けば色々と弊害も出てくるし、
 みんなにとっての心地よい時間は
 もうここには存在しない。>>4:343]
(107) 2022/09/12(Mon) 18:21:04

【人】 4年生 小泉義哉

……俺が生きているなら、どうしようか。
きっと、みんなが津崎が亡くなったことを悲しむ中で、
独りだけ罪悪感に蝕まれながら生きるんだろうな。

[ きっとみんなはそんなこと言わないだろうけど、
 それでも、義哉はきっとその気持ちを抱えることになる。
 所詮、“普通”もどきの人間に、
 誰かの代わりになることなど不可能なのだから。

 今まではこれは災害だって割り切るつもりだったし、>>4:242
 それは他の誰かが亡くなっていても同じだと思っていた。
 けれど、みんなからかなり遅れて
 やっとのことで義哉には“現実”が見えてきたようだ。

 正直、逃げ出したいと思った。
 死にたがりにとっても、この世界に“慈悲”はない]
(108) 2022/09/12(Mon) 18:21:33

【人】 4年生 小泉義哉

[ 考え事をしていても、義哉の手は勝手に動く。
 黒崎と話したことを無意識に考えていたのか、>>61
 4つのクリームパンはいつの間にか
 猫型に成形し終わっていた]

じゃあ、あとは二次発酵を――

[ オーブンの発酵機能を使おうと足を進めると、
 いつかと同じように林檎を蹴っ飛ばす。>>4:55

 体が強張って動けないでいると、
 またもや林檎の下部がぱっくりと空いて、
 父親の言葉を紡ぎだした]
(109) 2022/09/12(Mon) 18:21:53

【人】 4年生 小泉義哉

[ 「俺が“普通”の父親じゃないって言うのか!」

 それが怒鳴り声なら、
 きっと踏みつけることができた。>>4:59

 ……でも、泣き声だって気づいてしまったから、
 義哉にはもう手出しはできなかった]
(110) 2022/09/12(Mon) 18:22:10

【人】 4年生 小泉義哉

―― 小泉義哉の父親の話 ――

[ 義哉は高校生の頃、母親に尋ねたことがある。
 どうして父親と結婚したのか、と。

 母親曰く、「同族だったから、同情したのかしら」
 とのことだった。

 “同族”の意味を知ったのは、
 大学に入学してすぐの頃のこと]
(111) 2022/09/12(Mon) 18:22:35

【人】 4年生 小泉義哉

[ その日は義哉の父親の親戚の葬儀で、
 父親の親族と顔を合わせたのは、数年ぶりのことだった。

 父親は家族旅行は頻繁に行くけれど、>>1:43
 実家に自分たちを連れていくことはほとんどなかった。
 義哉は特に気にしていないというか、
 その理由に興味もなかったのだけれど、
 親族を観察すれば、いやでもその理由は察せられた]
(112) 2022/09/12(Mon) 18:22:49

【人】 4年生 小泉義哉

[ 祖父母は父親と伯父が
 どちらも自分達の子供であるにもかかわらず、
 彼らには伯父のことしか目に入っていないようで、
 父親のことは、まるでいないものであるかのように
 目を向けることもない。

 彼らの話しぶりから、
 伯父は昔から出来も要領も良かったらしい。
 そんな伯父はいつも祖父母から可愛がられ、
 父親はいつもないがしろにされていたみたいだった。

 今回、父親が葬儀に呼ばれたのだって、
 呼ばなければ他の親戚に体裁が悪いからという
 ただ理由だけで、内心断れば良かったのにとでも
 思っていそうな、祖父母や伯父のあからさまな態度。

 父親の悔しそうにしながらも、
 何かに耐え忍んでいるような横顔を見つめながら、
 義哉は、ああそうか、と気付いた]
(113) 2022/09/12(Mon) 18:23:05

【人】 4年生 小泉義哉

[ ――あんたは、“普通”の家族に憧れてたんだな]
(114) 2022/09/12(Mon) 18:23:26

【人】 4年生 小泉義哉

[ 後から知ったが、父親のプロポーズの言葉は、

 「あなたと共に“普通”の家庭を築いていきたい」

 だったらしい。

 最初は母親ともうまくいっていたようだ。
 どちらも家庭に恵まれなかった者同士、
 ある意味、共通の目標を持った同志だったから。

 けれど、“普通”の愛情を知らなかった父親は
 何をどうすれば“普通”になるのか分からなかった。

 祖父母と伯父だけで旅行に出ることも多く、
 自分だけ連れて行ってもらえなかったという記憶から、
 自分の家族にはたくさん旅行してほしいと願った。>>1:43

 祖母が兼業主婦だったから愛情をもらえなかったと、
 そう思い込んで、母親には
 専業主婦であることを求めた。>>3:10]
(115) 2022/09/12(Mon) 18:23:45

【人】 4年生 小泉義哉

[ まあ他にも色々とあったけれど、
 月日は流れ、結果は御覧の有様。

 理想的な家庭を築こうとして、
 できないことを無理して継ぎ接ぎしようとして、
 母親と息子に負担を強いることしかできない
 そんな愚かな父親。

 きっと、自分も“普通”の父親になれると
 そう信じ切っていたし、
 他人からもそう見られたいと強く願っていたのだろう。

 自分の課した目標に雁字搦めになる父親は
 義哉の目には、ひどく憐れに映った]
(116) 2022/09/12(Mon) 18:24:01

【人】 4年生 小泉義哉

[ 完全な悪と決めつけられたら、
 きっと見切りをつけることができたのに。>>3:14
 
 父親はずっとこんな調子と分かっていても、>>4:57
 夢の世界でしか壊すことは叶わないし、>>4:59
 泣き声を自覚してしまえば、
 それを壊すことすら義哉にはできないのだ>>110]
(117) 2022/09/12(Mon) 18:24:29

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:厨房→廊下 ――

……生き残ったところで、俺には何もできないのに。

[ このままじゃだめだと分かっていても、
 父親から逃れられない愚かな子供。

 自分の身の振り方も分からないのに、
 誰かのために何ができるかなんて
 分かるはずがないのだ。

 もう、特別展の工藤’に愚痴でも吐いてしまおうか。

 猫型クリームパンをオーブンに入れて、
 発酵機能をセットすると、
 ふらふらと、青白い顔で廊下に彷徨い出ることにした]*
(118) 2022/09/12(Mon) 18:24:57
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a33) 2022/09/12(Mon) 18:29:19

3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a34) 2022/09/12(Mon) 18:35:54

[じゅじゅからLINEが来ていた。
聞いた話ではじゅじゅの足の骨折はそれなりに痛そうな怪我なのだが。]

 『お返しありがとう、すごいうまそう』
 『オレは無傷。なので心配ない』
 『じゅじゅも無理なく』
 『こっちまで来れなくてもLINEならいつでも』

[多少かすり傷はあるのだけど、まあほぼ無傷みたいなものかなと。
虎が強そうなポーズをしているスタンプを送る。

スタンプ履歴の上の方にあるスタンプになんとなく目を落とせば、よっしー先輩のパン屋を教えてもらう話を思い出して、胸の奥が痛くなった。

夢の中の状況を思えば少し眠るのが怖い。
いっそ早く教えてくれと知りたがっていた結果が出るまでの猶予は、もうさほどないのだろうから。]*

──夢──

[スタッフルームを後にしてからは、特別展の絵の前、林檎頭の前に立っているくっきーを少し後ろから離れて見ていた。

還れることがわかったといっても、残された二人のことを考えて、まつもっちゃんの様子を見て、複雑な思いであることは容易に想像がついた。
1/2の確率で死んでいる二人を置いて還るのはきっと、オレが還った時よりずっときつい。

ひとのために何もできないことを歯痒いと、悔しいと感じる性分なのは知っているから。

精神の不安定が影響するらしいこの世界で、還るまでの間に少しでも平穏であって欲しいとは難しい話なのはわかっていても。

彼女が彼女の絵の前でどんな囁きを受けて、
どんなもう一人の自分を見たかはわからない。
何かを話している声は聞こえた気はするのだけれど。

絵に一歩近づいた先で、おかしなことが起きているんだって気づいたのは、強い意志を持った声に自分の名が乗るのが聞こえたのと同じくらい。

近寄る間もなく弾かれたように絵から離れて、一言吐き捨てた後、歩き出す顔にドキリとしてしまった。]

[見合うとか見合わないとか気にしていたようだけど、本当に何を気にしているのだろう。

  ────こんなにもいい女なのに。

とは、かわいいよりも大分言うのが難しそうだと、誰も見ていない顔を片手で覆った。]**

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― 特別展→廊下 ――


[衝動で絵の中の自分にせものに喧嘩を売ってしまったけれど、絵に突っ込んだ左手は林檎果汁に塗れた風にどろどろで。]

 …………きもちわる……。

[と、近くにあった化粧室を目指し、念入りに念入りに念入りに手を洗いまくったあと、どこに行こうかなとふらりと歩き出した。

レストランに近付いたら小泉さんに悪いし、どうしよう、外で走るのは……とりあえず止めておいた方が良いかな、じゃあ売店……?

なんて考えながら。]
(119) 2022/09/12(Mon) 18:45:02
メモを貼った。

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ……?……ぁ、小泉、さん……。

[そんな視線の先には、"厨房に籠もる">>79と言っていた、小泉さんの姿。 >>118

やっぱりなんだか顔色が悪そう、と思いながら、近付いた。]

 …………あの…………。

 私に出来ること、ありますか?

[大丈夫ですか?と問おうと思った。
けれど、それを問うたら"大丈夫だよ"と答えるしかないことを、私は既に知っていて。

そして全然、誰も大丈夫じゃないなんてことも、当然知っている。

私は"次に還れる"のが決まったけれど、次に天使が現れたら、その時には小泉さんと津崎の2人きりになる。

その時はもうすぐ近くに迫っていて、"大丈夫?"なんてどの口が言えるのか、と。*]
(120) 2022/09/12(Mon) 18:45:52
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a35) 2022/09/12(Mon) 18:46:33


[あるいはただ単純に自分の意思を告げるのが怖くて。
いつも誰かの好意に甘えて、自分の決断を、こうしていただけませんか?という形で相手に委ねた。

はっきりとこうしたい、こうしなければならない、なんて決意は長続きしなくて、あまり言うことも出来なくて。

…実行したいと思っても、実行に移す勇気はなくて。

でも、津崎さんは自分が勝手に心配すると言ったことに好意を感じてくれていたようだった。

だから、多分、相手を言い訳に使うより、もっと自分で行動するべきだったんだと、本当、今更だけれど。]

もう一回告白しよう。振られてもいい、告白したい。

[せめてまた会えたときには、こうして感じる後悔を伝えようと思う。
命のかかった瀬戸際で、相手を追いかけられなかった人間の言葉がどれだけ届くかは分からないけれど。
もし、彼が生きていたとして、伝えられないのではやっぱり同じだから。]



なんて、決意は立派でも、実行できるかが危ういんだけどね。

[津崎さんを追いかけること、松本さんに頼られること、黒崎さんの重荷になりたくないと思ったこと。
どれも実行できなかったことだ。
所詮、口だけ思うだけで実行できなければ意味がないことは、もう分かっているから。]

だから、逃げないでね。

[自分にそう言い聞かせる。逃げないで、と。]

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:廊下 ――

……あ。

[ 特別展に辿り着く前に、黒崎に出会う。>>120

 後輩に泣き言も愚痴も言いたくなかった。

 松本には年上だからと、促されるままに
 少しだけ甘えてしまったが、>>1:312>>1:313
 結局、彼にはすべての事情は話せないまま、
 別れることになる気がする。

 けれど、言いたくないという気持ちとは裏腹に、
 口は言おう言おうと、何度か開いては閉じてを
 繰り返して、ついに……]
(121) 2022/09/12(Mon) 19:01:39

【人】 4年生 小泉義哉

津崎が亡くなっていたら、どうしよう。
俺、津崎のためにも、生きてるみんなのためにも
きっと、何もできることがない……。

黒崎は、もし津崎と2人きりで残って、
自分が還れるってお告げを聞いたら、
何をしたいとか、考えていることあったか?

[ 青白い顔のまま、焦点の合わない視線を彷徨わせる。

 言葉にしたら力が抜けて、義哉は廊下に座り込んだ。
 答えづらい問いで申し訳ないという思いはあったけれど、
 “大丈夫”ではない義哉は、
 言葉に気遣いを混ぜる余裕もない]*
(122) 2022/09/12(Mon) 19:02:09
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a36) 2022/09/12(Mon) 19:06:04

【人】 4年生 小泉義哉

―― 厨房の一コマ ――

[ 厨房に存在していたしゃべる林檎は、>>109
 義哉が出て行ったあと、数分後に跡形もなく消えた]**
(123) 2022/09/12(Mon) 19:09:22

[LINEを見ると、トラくんからの返信がきていた。
並べられる文面、心配なく、無理せず、LINEならいつでも。
最初の一文を除いた全てに思いやりの言葉があって、本当に気遣いヒーローなんだな、なんて思いながら。]

美味しそう、か。食べてくれるといいな。

[三人で。三人で食べてほしい。
トラくんと、黒崎さんと、津崎さん。
三人揃った姿が見たい、それがあるべき姿なんだと、私は思っている。
あえて三人で食べてほしいとは言わなかったけれど、きっとトラくんならそうするから。]

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― 廊下 ――


[いつだって先輩然としている小泉さん。

きっと後輩相手にはいつだって"理想の先輩像"として振る舞いたいんだろうなと察せられてたし……そう、たとえば、松本さんみたいなだらしない様なんて、見せたことはなかった。

やっぱり私では、小泉さんの助けにはならないかな、むしろ傍に居る方が彼の負担になってしまうのでは、と、この場を離れることも考えていたのだけれど。]

 ……………………。

["津崎が亡くなっていたら、どうしよう"
それは私も、ずっと考えていたことだった。

津崎だけじゃない。
"小泉さんが亡くなっていたら"、"松本さんが亡くなっていたら"、そして"私が亡くなっていたら"。それは、"残り4人"が決まってから、ずっと心の多くを占めていた思い。]
(124) 2022/09/12(Mon) 19:42:33

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[かくりと力を失って廊下端に座り込む小泉さんの隣、私も腰を下ろした。]

 私……ずっと、
 これは私の夢なんじゃないかなって、思ってました。

[ぽつぽつと話し出す。
小泉さんの問いかけの答えに辿り着くのか解らなかったけれど、自分の心の中を整理しながら言葉を紡ぐ。]

 自分の性別の事、自分からは誰にも言えなくて。

 可愛いものが好きなのに、それも好きだと出せなくて。
 パフェくらい食べに行けばいいのに、それすら出来なくて。

 "このままでいい"と"このままじゃ嫌だ"が
 ずっと、自分の中、ぐるぐるしてました。
(125) 2022/09/12(Mon) 19:43:29

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ……でも、"ここ"に来て、自分の事、話せる人が出来て。
 パフェも食べられた。
 初めて、男の人に、"好き"って言って貰えた。

 励まして貰ったり、知らなかった素顔を見せて貰ったり、
 手料理を振る舞ったり、御馳走になったり、
 全部、私が欲しかったものばっかりで。

 だから、これは、私の夢なんじゃないかなって。

 誰かと"最後の2人"を過ごすことになったら、
 その相手が誰でも沢山話して。

 泣き喚いたり詰ったりとかじゃなく、
 お礼言って笑ってさよならが言えたらいいなあ、とか。
 思ってました。

 "私の事なんて忘れて皆幸せになってね"とも思うけど、
 でもそれだけじゃないから、私の思いを持って帰って
 もらいたいなあ……って。
(126) 2022/09/12(Mon) 19:46:19
【現実・病室にて】
[目を閉じると、声が聞こえてくる。
それは優しい、思いやりを持った声。女の人の声。

あなたが辛いときは、私を思い出して。
逃げたくなったら、私を思い出して。

辛いときはあなたを慰めてあげる、私が側に居てあげる。

でも逃げるのはダメよ、それで後々苦しむのはあなただって、もう分かっているでしょう?

私はいつでもあなたの心の中にいるのよ、それを忘れないでね…


その声に導かれるように、私はゆっくりと眠りの中に落ちていく。]

ありがとう。

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………だから、"2人のうちの1人"になって、
 自分が還る側になったら、同じ風にできると良いな、とは。

 相手から詰られたり責められたりしても、傍に居ます。
 ひとりぼっちでさよならだなんて、させたくない。

 きっと、絶対、その人との最後の時間を貰えたことは、
 意味があることだと思うから。

[綺麗事かもしれない。

私の胸にもどろどろしたものは沢山詰まっていて、他の人の事なんて放り出して、「いいから私を還してよ!」と叫びたくもなったりした。

あの人よりはこの人が、なんて、そんな思いも、過らなかったと言えば嘘になる。]

 "何もできることがない"は、無いと思います。

 小泉さんは、だって、津崎や松本さんや私が、
 "何もできてない"なんて思っていないでしょう?

[同じですよ、と伝えたけれど。

私のこんな拙い言葉で小泉さんの顔色をいくらかでも良くすることができるのかは、正直なところ、あまり自信は無かったかもしれない。*]
(127) 2022/09/12(Mon) 19:53:17
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a37) 2022/09/12(Mon) 19:54:58

【人】 3年生 津崎 徹太

>>106

[明日、死んでるのか、生きているのか。
 俺は、死にたくはない。
 だけど、ここで、死にたくない、と怯えても、
 もう、どうしようもなかった、から]

 ………。
 とりあえず、何かしてほしいことありますか?

[抱きしめてた身体、そっと離して、
 顔を覗き込んできいてみた]*
(128) 2022/09/12(Mon) 20:04:39
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a38) 2022/09/12(Mon) 20:08:02

──現実・病院──

[LINEを返した後、スマホを弄るついでカメラロールを確認するとあの時昼に三人で食べたオムライスやパフェなどが写っている。]

 ………、また食べに行けると良いな。

[三人で。行けるのだろうか。
くっきーとのLINEはレストラン前の待ち合わせの時が最後になっていて。
そこにあの時の写真を立て続けに送る。]

 あの壊れかけのスマホ、まだ生きてんのか謎だが。

[それから、徹っちんからのLINEにはやっぱり夢の中で貰ったURLはなくて。
いつだったかわからないくらいのくだらないやりとりが残っている。

徹っちんのトーク画面にもあの時の写真、それからオレの自撮りを送りつけておいた。
放っておけない友人。
素直に好意をいつでも投げてくれる稀有な存在。

こうして友人の無事を願うと同時に先輩の顔が頭をチラつく。
オレが還ることを、あそこで何か得るものはあったかと聞いてくれた先輩。]

 先輩はどうだったんだろうな…。

[あの時聞けなかったことが今更悔やまれる。

あれがどちらのための夢だとしても、もっとオレにも出来ることがあったんじゃないかと考えてしまうのはどうしても止められなかった。]*

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:廊下 ――

[ 黒崎が廊下に腰を下ろし、>>125
 目線が近づいて、初めて顔をそちらに向けた。

 彼女は自分の夢の世界だと思っていたらしい。
 自分の欲しかったものが手に入った世界。>>125>>126
 今は思うところもあるかもしれないが、
 この世界は確かに黒崎を救ったのだと思うと、
 良かったと心から感じる]

お礼を言って、笑って、さよならを言う……
自分の思いを持って帰ってもらう……
傍にいる……

[ そんなことでいいのだろうか、
 それで救われるのだろうか、とも思う。

 けれど、
 “最後の時間を貰えたことは、意味がある”>>127
 その言葉は義哉の心に少しだけ響いた]
(129) 2022/09/12(Mon) 20:28:36

【人】 4年生 小泉義哉

[ みんなが何もできてないとは思わなかったから、>>127
 義哉は首をふるふると横に振る。

 津崎は話を聞いてくれると言ってくれた。>>64
 配信のこともまだ話せていないことがある。>>3:246

 松本はぶつかることになってもいいと
 言ってくれた。>>1:300
 一人で悩むなと言ってくれた。>>1:303

 黒崎は自分も苦しいときだったのに、
 きちんと義哉に向き合ってくれた。>>4:77>>4:78>>4:81]
(130) 2022/09/12(Mon) 20:28:55

【人】 4年生 小泉義哉

[ 同じ、なのだろうか。
 考えても、今はまだ分からないけれど]
(131) 2022/09/12(Mon) 20:29:25

【人】 4年生 小泉義哉

[ 黒崎の中にある
 どろどろしたものに気づく余裕もなかったから、>>127
 義哉はその綺麗事をそのまま受け取った]

分かった。もう少し前向きに考えてみる。
もし、まだ時間があったら、
また黒崎に相談するかもしれないけど。

[ 先ほどよりかは、いくらか血色の良くなった顔で
 口角を上げて]

話、聞いてくれてありがとう。

[ はっきりと感謝の気持ちを言葉にする]
(132) 2022/09/12(Mon) 20:29:55

【人】 4年生 小泉義哉

[ それから、]

ああ、そうだ。
今、厨房でパンを用意しているんだ。
まだ焼き上がってはないんだが、食べてくれると嬉しい。

[ 思い出したように付け加えながら、
 よければ、チョコペンで顔も描いてみないかとも
 提案してみた]*
(133) 2022/09/12(Mon) 20:30:13
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a39) 2022/09/12(Mon) 20:32:49

──回想・夢の中──

[工藤は夢と現実の間を行き来した。
 とろとろとまどろむ中で、悲痛な叫びを聞いた。]

 ………………。

[工藤は夢の中に立つと、倒れこんだ松本先輩を見下ろしていた。
 虫のように縮こまったまま、死のうにも死にきれず、殺してくれと繰り返している。
 あたりにはむせかえるような林檎の匂いが漂って、どろりと濡れたナイフが落ちていた。]

 ……………………。

[工藤はかがみこんでナイフを拾う。それは手に取ることができた。
 ナイフは二つに分裂する。床に落ちたままのものと、工藤の手におさまるものと。
 そうして、彼の頭の傍にかがみこむと、喉元に刃を押し当て、引いた。]

[くぱ、と皮膚が裂けて、断面が露になる。深く血管と筋肉を傷つけて、命の管を絶つ。
 体液が勢いよく噴き出して、工藤の顔を、スーツを汚す。
 そのまま気道を確保するように、顎を持ち上げた。
 より多くの体液を外に逃がそうと。
 だが、すぐに傷は塞がった。
 工藤はもう一度喉を切りつけると、今度は頭を抱え込む。幼子をあやす様に。
 心臓の鼓動に合わせて、びゅくびゅくと体液が吹きだす様を、瞬きもせずに見つめていた。

 やがて小泉先輩たちが駆けつけて、必死に介抱を始めた。
 工藤にも首の傷にはまったく頓着することなく、ただ腹の傷だけを癒している。

 彼らが必死に手当てをして、励まし続けている横で、工藤は何度も喉を切りつける。
 何度も、何度も、切りつけていた。]*

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[臆測でしかないけれど、私のこの思いは、武藤だったらある程度解ってくれるんじゃないかな、なんて思っている。

でも、時々、黒くて暗い淵を覗くみたいな暗い眼をすることがある、津崎や松本さんからは、そんな簡単な事じゃないんだよと切って捨てられる類の甘い考えだよね……だとは感じていて。

小泉さんの葛藤を、私は知らない。
彼がどれほど暗いものを抱えているのか、ということも。

だから諭すつもりも助言のつもりも全然なくて、私は私の思いを訥々と、正直に伝えることだけを考えた。

でも、顔を上げた小泉さん >>132 は、いくらか精気が戻った表情になっていたから、少しだけ安心したかな。]
(134) 2022/09/12(Mon) 21:04:34

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ……ええ、相談は、私でよければもちろん。

 というか、言いたいこと言って泣き叫んでも、
 誰も文句は言わないと思うし、
 むしろ小泉さんの本当の思いが知れて嬉しいと思うかも。

[私も津崎が暴れ出す前に叫んだ >>4:331 でしょう、あれ、割と気分が良かったです、なんて返す私も、暫く胸に渦巻いていた怒り >>57 が解けていたことを自覚したのだった。

────そして。]
(135) 2022/09/12(Mon) 21:05:36

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 え。パン…………?
 って、粉から……?すごい……!

[料理と菓子作りは全くジャンルが違うものだし、加えてパン作りとなると、もはや特殊技能だと私は思っている。

私は料理はできるけれど、菓子やパンとなると、繊細さに欠けるのか、あまり上手には作れなくて。

自宅でゼロから作ろうとなると、とにかく工程が面倒きわまると思い知り、お店のは専用調理器具が揃っているから出来ることだよね、なんて結論づけていた。

もちろん食べます喜んで、と、食い意地が張った私は途端に上機嫌になったわけだけど、まさかそれが"猫ちゃん型クリームパン" >>109 だったとは。

チョコペンで顔?と首を傾げた時には、まだそれを知らずにいたのだった。*]
(136) 2022/09/12(Mon) 21:08:17
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a40) 2022/09/12(Mon) 21:10:14

【人】 2年生 松本志信

[息を吸う、ゆっくりと。そしてゆっくりと吐く。
あんなにも頭を占拠していた霧は晴れ。
覗き込まれても>>128 ただ見つめかえして]

 津崎くんは、やっぱ、綺麗だな。

[青い青い瞳に、呟く。
この前髪に隠されているものも、
きっともしかしたら今も痛んでいる傷も。
細い睫毛の一つ一つをまじまじと眺めてから
漸く、貌が近いことに気付く。
枯れた喉で、今更視線を泳がせて。]

 ん、ぇ。
 あー…と、ほら、それはむしろ、お返しするよ。
 津崎くんは、なんか、ある?

[先に目覚めてしまうのは俺なんだし。]*
(137) 2022/09/12(Mon) 21:18:46

【人】 4年生 小泉義哉

[ 例え出てくる答えが甘い考えでも良くて、>>134
 ただ、自分の悩みを
 聞いてほしかっただけなのかもしれない]

言いたいこと、今までは
そんなに言ったことがなかったから。
あまり慣れてなくて、
訳の分からないこと言ってしまうかも。

それでも、嬉しいと思うものなのかな。

[ 割と意見を言えば文句を言う人が
 近くにいることが多かったものだから。>>135

 迷惑を掛けないかという不安はあるけれど、
 少しだけその言葉を信じてみようかと思った]
(138) 2022/09/12(Mon) 21:26:16

【人】 4年生 小泉義哉

ああ、粉から作った。

パン作りは割と長い間やってたから、
レシピも材料の分量も覚えてるんだよな。
菓子作りは、レシピがないと作れないが。

[ 菓子やパンは目分量で作ると
 失敗することが多いという理由で、
 料理好きからも敬遠されることが多いらしいが、

 レシピとコツさえ掴めれば作れるから、
 義哉にとってはそこまで苦とは思っていなかった]

もう少ししたら、焼き上げる段階になるから、
食えるまでは、もう少し時間が掛かるが、
今からレストランまで行くか?
それとも他に行きたいところがあるなら、
焼き上がったタイミングでLINEか電話で知らせるし。

[ チョコペンのことで首を傾げる黒崎に>>136
 猫型クリームパンのことは内緒にしておこうと思い、
 移動するかどうか尋ねてみた]*
(139) 2022/09/12(Mon) 21:26:31

【人】 3年生 津崎 徹太

>>137

そうですね。
じゃ、キスします?

[さらり言いつつマスクとり]

魔法使い候補生は知ってるんですが、
キスは経験あるんでしたっけ?
(140) 2022/09/12(Mon) 21:28:09
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a41) 2022/09/12(Mon) 21:28:38

──病院・一瞬目覚めた──

[どれほどの時間そうしていたのか。
 きっと武藤先輩が駆けつけた頃には、工藤は消えていたはずだ。
 一瞬だけ夢から覚めた時、病室には武藤先輩がいた
 寝ぼけ眼のままレポート用紙と筆記具を受け取ると、レポート用紙を撫でて紙質を確かめ、]

 私が普段使っているものと違います……

[もらったくせに余計な一言を言って、再びとろとろとまどろみの中へと落ちて行った。
 ジョークの件を問い詰めることも、礼を言うこともできなかった。その時は。]

──また夢の中──

[次に気が付いた時には、厨房に立っていた。手には、武藤先輩からもらったお見舞い品を持っていた。
 小泉先輩がいた。何かを作ろうとしているのか、粉を計量している。
 工藤は秤の目盛を見た。それからもらったレポート用紙を広げると、何やら書き込み始めようとして、]

 …………………………。
 
[一瞬、じっとレポート用紙と筆記具を見つめた。無表情のまま紙面を何度かさすり、]

 …………………………………。

[また黙ってメモを取り始めた。
 部屋の温度計を見た。湿度を見た。オーブンの温度を見た。
 生地に触れて弾力を確かめた。
 何も言わぬまま、ただ小泉先輩の手元を、環境を観察していた。]*

【人】 2年生 松本志信

 え゛っ

[いかんすごい汚い声が出た。
いや、なんというかその、えっ。]

 キ、ス…って、え、いや ない、けど
 じゃなくて!

 え、俺と?してえの?

[聞き間違いとかじゃ、ねぇよな?]
(141) 2022/09/12(Mon) 21:37:31
メモを貼った。

【人】 3年生 津崎 徹太

>>141

ま、せっかくなんで。
チカさんの好きにしてもらって。

[そんだけ驚かれると、ちょと照れ]*
(142) 2022/09/12(Mon) 21:44:57

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………私は、ここに来る前の、
 教科書みたいな事を言ってきていた小泉さんより、
 今の小泉さんの方が好きですよ。

 "訳の分からないこと" >>138 なんて、
 津崎なんて、訳分からない以前に言葉足らなすぎて
 イライラすることありますし。

[ごめんねマブダチ、話のダシにさせてもらっちゃった、
と、心の中でごく小さく謝罪しつつ。

まあ、津崎は言葉足りないと実際思っているけどね。]
(143) 2022/09/12(Mon) 21:48:10

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 パンもお菓子も、分量が大切で、
 要は化学反応じゃないですか…………?

[元々理系脳ではないから化学反応云々言われても今一つ理解できないし、"卵液○g"と言われても、それを正確に量るのが面倒で1個丸々入れるなどしてそこそこの惨事になったりする。]

 私はシュークリーム連続5回失敗して、
 お菓子とかパンとかは諦めることにしました。

[外見からはそういう方向の嗜好ではなさそうに思える小泉さんが、ここのキッチンでもパンを焼いてしまう器用さを持っていることに心底驚いてしまいつつ、誘いの声には首肯した。]

 そろそろ座りたいなと思ってたところなので
 私もレストラン行きます。

 今度はホットの珈琲か紅茶か淹れますよ。

[こんな会話をしていると研究室の休憩時間を過ごしているような気になってくるし、レストランの行けば他の誰かが待っててくれているような気持ちにもなってしまうのだけど、もうこの"世界"に居るのは、私たち、4人だけ。

それはあまり考えないようにしながら、レストランへと足を向けたのだった。*]
(144) 2022/09/12(Mon) 21:49:56
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a42) 2022/09/12(Mon) 21:51:04

──病院・ミサミサの病室──

 悪い、寝てたか。

[眠そうな様子に寝ていたところを起こしたようで悪いなと思ったが手土産は受け取られたので良しとしておこう。]

 書ければよくね?
 まあ、こだわりがあるなら今度聞くわ。

[あ、寝た。
眠りに落ちたということは会いに行っているのだろう、誰かに。
オレが夢の中で駆けつける前にまつもっちゃんの介錯をしようとしていたことは知らないけれど、ミサミサも残してきた皆のことが心配なのだろうと思う。

オレたち還ってくる側はいつでも会えるのだから、焦ることはないし。
レアだけどあまりまじまじ女子の寝顔を見るのは悪いなと思って、その時は一度自室に戻ったかな。]*

津崎 徹太は、へっぶし 噂されてる。
(a43) 2022/09/12(Mon) 21:52:00

黒崎 柚樹は、ごめんねマブダチ [虚空へ謝罪]
(a44) 2022/09/12(Mon) 21:53:19

メモを貼った。

──病院・いつか目覚めた時にうろうろ──

 ………………。

[工藤はよろよろと起き上がると、寝台から足を下ろした。
服装は普段来ているパジャマ姿だった。家族が持ってきてくれたのだろう。
 大きく痛む場所は無いが、病室から出る時にやっぱりおもいっきり脛をぶつけた。]

 ……………………。

[しゃがみこんでしばらく脛をおさえる。
 それから、パジャマ越しに足を数度撫でると、少し荒々しくパジャマの裾をめくった。]

 ………………………………。

[美術館に入った時にできたでっかい痣は、湿布に守られることなく、むき出しになっていた。
 工藤は長いこと、自分の足を見つめていた。]*

──夢──

[よっしー先輩のことを考えていたからだろうか。
何度目かの眠りについて見たのはくっきーとよっしー先輩が話しているところだった。
さすがに手洗いにはついていかないが、その辺りの細かいところは夢の中では認識していない。

青白い顔をした先輩の第一声は、自分のことではなく徹っちんが亡くなっていたらというものだった。

もし二人きりで残って…の問いを自分に当てはめて考える。]

 徹っちんとだったら、いつも通りくだらないこと話して。
 あと歌を歌ってもらって。
 何か楽しいと思えることをいろいろする。

 それから、聞けなかったこと、もしかしたら聞いてほしかったかもしれないことを聞く。
 オレのことを知りたいと言っていたけど、特に深いものなど何もねえんだよな…、まあ、そのことを正直に言うかな。

[くっきーの言うように、それが誰であっても最後に笑って別れられれば良いと思う。]

【人】 2年生 松本志信

 す、すきに…?

[言葉が詰まって、ダサいくらいに焦ってる。
心臓がバクバクしてる。
さっき腹を刺した時なんかとは違う鼓動で。]

 じゃ、あ……、…その、あの…
 目ぇ閉じて…。

[ぐ、っと息を飲み込むと少し照れた>>142みたいな貌に
少しだけ近付いて。]
(145) 2022/09/12(Mon) 22:00:02
 




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