![]() | 【墓】 花売り妖精 アイシャ>>3:16 3日目時空のチェルシー様 「ぜひ仲良くなって頂きたいのです。 結果を信じることで、よりよい日々が送れると自負しているのです。 と、お花も言っていたのです。 はいなのです、チェルシー様に愛された花はその恩返しを絶対にしてくれるのです。 陽気なチェルシー様がもっともっと元気で明るい存在になって、 きっと素敵な大スター間違いなし!なのです」 体いっぱいで感情を表現する貴女を見て、花売り妖精もにこにこです。 「む、これは造花なのですけれど…… 実はチェルシー様にぴったりな色をしてるなと思っていたのです。 ぜひプレゼントさせてほしいのですよ」 造花に意味は宿らない。きっと悪いことは起こらないはずです。 オレンジ色のユリに可愛らしい赤のリボンをつけて、貴女に差し出すことでしょう。 (+3) 2021/12/12(Sun) 23:17:50 |
![]() | 【人】 百識眼 の シュゼット「どこの誰が御上に告げ口するとも知れねぇ、オーウェンのの旦那も気ぃ付けなすって」 女はいつも通り此処にいる。いつも通りだ。 (7) 2021/12/12(Sun) 23:19:57 |
![]() | 【人】 百識眼 の シュゼットいつも通りの場所から、いつもと違う変化を感じ取る。 「ノアベルトの旦那、しくじりやがりましたかねぃ・・・」 あぁ厭だ厭だ、こうも陰気クセェとまったく商売する気も起きゃしゃがらねぇ」 (8) 2021/12/12(Sun) 23:26:34 |
迷彩掃除屋 ノアベルト(匿名)は、メモを貼った。 ![]() 2021/12/12(Sun) 23:31:10 |
![]() | 【人】 灯屋 レイ灯屋の仕事は夕暮れ。 ソールがスコルに追い立てられて大地の向こうへ消える前。 夜闇がすっかり路地を飲み込んでしまうまでに灯りを点ける。 ゆらゆら揺れるカンテラの光が街灯に点っていく。 そうして戻り、御布令を視界に映した。 「―――」 何も言わず、酒場に入る。 今日は静かな端の方。カンテラの灯りに照らされながら静かに人々を眺めていた。 (9) 2021/12/12(Sun) 23:37:12 |
![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 花売り妖精 アイシャ──コンコン。 と、ノックする音に気付くだろうか。 次いで、ドア越しから声が届く。 「お嬢さん、チョイと良いですかぃ・・・ あっしです、シュシュさんでさぁ。開けてもらっても?」 (-29) 2021/12/12(Sun) 23:37:31 |
![]() | 【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 百識眼 の シュゼットリンとなる音に、続いて銀貨が落ちる音。 貴方のそばに何やらメモが落ちていた。 そこに書かれていたのは 『エドゥアルト、レイ』 『野良猫のオーウェン、蝙蝠のフランドル、エアハート』 果たして何を示す名前だったかはさておき、なんとなく持っていては危険な気がする。 様々な商品を扱ったことがあれば、発火する魔法がかけられた紙であることがわかる。火傷をしたくなければ早く誰の目にもつかないところに捨てるべきだろう。 (-30) 2021/12/12(Sun) 23:41:21 |
![]() | 【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 錆鉄御納戸 ミズチ「すっ…、すごい…あ、ありがとう、ございます……。 歩けなくはないけど…少し、肩を貸してほしい、かも…。」 あなたの鮮やかな手さばきを目の当たりにして、思わす声が漏れる。見たことのない戦術、これがベテランか……。 「逃げ出したところを見つかって、捕まってしまって…。 あ……あの、わたしは大丈夫なんです、 でも……ノアベルトせんせは、無事ですか?」 アンゼリカの首には首輪が取り付けられており、身体のあちこちに痣と傷ができている。肩で息をしながら、早く酒場に戻らなくては……と呟く。 (-31) 2021/12/12(Sun) 23:45:00 |
![]() | 【独】 仮面の役者 フランドル/* 『不幸せなのは我々だけではないようだ。 この世界という広大な劇場は、我々が演じている場面より もっと悲惨な見世物を見せてくれる。』 個人的引用メモ。言うまでもなく、シェイクスピア。 (-32) 2021/12/12(Sun) 23:51:43 |
![]() | 【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ「……ありがとう、ございます。 ほしい物ありますかカガチ。 ストールにつけるアクセサリーでも。きらきらしますよ」 鎌首をもたげる貴方をひとなで。 実際つけるとこうして姿を表したときどうなるのだろう、跳ね除けてしまうのだろうか……。 「……なんとかします。 いつまでもそばにいられるわけじゃありませんから。 彼一人でも無事でいてもらいませんと。 掃除屋ですからね、今は、また憂いなく月を見たいんです」 旦那も自分の部下がどんどん消えていくのは気に病むだろう。 せめて健康的な姿を見せてやったほうがいい。 そのまま見送りながら、ミズチが起きるのを待った。 嫌な予感がするんですよ、本当。 それは翌日に見せることになるが今このときは悟らせていない、その後もだ (-33) 2021/12/12(Sun) 23:52:21 |
錆鉄御納戸 ミズチは、メモを貼った。 ![]() (a6) 2021/12/12(Sun) 23:55:41 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 見習い少女 アンゼリカ「……肩を貸すのは構わないが。お前は、身を隠した方が良いのではないか? 誰ぞに知らせたいことがあるのなら小生が代わりに言伝てよう」 「どうしてもアンゼリカが向かわなければならない理由があるのなら……酒場の近くまでは共にして、あとは小生は身を潜めて一時的に護衛をするという形で手を打ってはくれないか。短時間であれば小生でも真似事は可能だと思う」 逆に言えば、姿を現すのが長時間になれば護衛と名乗るに足る働きをすることは難しくなるだろうと言っている。 「ノアベルトは姿がない」 そう告げて、リボンを差し出した。あなたのものだ。あなたがリボンを失くした場所に心当たりがあるのなら、あなたのことを気にしなかったはずがないノアベルトが拾っていないわけがないとミズチは考えている。つまり、無事ではない可能性が高いと。 人々の声からするに、それは可能性ではなく確定事項と言えるものだったが、それを言葉にすることは憚られた。 (-34) 2021/12/13(Mon) 0:25:38 |
![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 迷彩掃除屋 ノアベルトメモ紙に目を通す、くしゃりと丸めて灰皿に置いた。 暫くして静かに発火し灰になっていくそれを眺めながら呟く。 「ガルムにヘルと、あっしの情報網と相違ねぇたぁね。 どうも、良い答え合わせになりやしたよ旦那・・・ ほとぼりが冷めた頃に当店が残ってりゃあまたご贔屓に、幾らでもサービスさして戴きゃすよ・・・」 (-35) 2021/12/13(Mon) 0:27:27 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート「……ああそうだ、俺は俺だ この忌々しい血があって、あの家に見捨てられて あの息苦しい街で、暗い路地裏でそれでもお前と生きてきた」 瞼を下ろし、変わる事のない事実を苦々しく吐き捨てる。 結局の所は、互いに望まぬものだとしても、この血が無ければ。 皮肉な事に、きっと貴方と出会う事も無かったのだろう。 「どんなに認め難くても、 結局はそれら全ての上に今の俺がある。 事実は変えられない。その何れが欠けても今の俺は無い。 …結局、消し去るなんて事はできやしないんだ。 だからせめて、この血も生まれも関係の無い所に行きたかった ……そうでなくとも、他の誰が俺をどう扱おうと お前の中で変わらず在り続けるなら、俺は、…」 貴方の中で、"ただのフランドル"のままで居られたなら。 それが何処であろうと良かった。 自ら望む居場所はただ貴方の傍らだけだ。最初から最後まで。 「──ハーディ?」 不意に、ふつりと不自然に途切れた言葉に視線を上げて。 様子がおかしいとは初めから感じていたが、これは。 この豹変ぶりは、喩えるなら、何かに上書きされたような。 ──フランドル・スキアーという騎士は。 貴方と並び立つ為なら、正道を外れたやり方も厭わなかった。 それはたとえば、幻術──精神に干渉する術も例外でなく。 (-36) 2021/12/13(Mon) 0:30:02 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート当然、"そういった手口"を使う側の思考は想像に難くない。 そして、外部から人を意のままに操ろうとする時。 完全なる上書き、まったく異なる意思を植え付けるよりも 元あるものを都合良く偏向させる方がずっと手っ取り早い。 何より合理的だ。誰だってそうするだろう。 つまりはそういう事なのだろうと予想は付く、が。 「…ああくそ、… そうだよ、俺はお前が居なきゃだめなんだ お前の意思決定に縋らなきゃ生きる事も死ぬ事もままならない 昔からそうだった。お前だってよくわかってるだろ」 言葉のみで揺さぶりを掛けるには限度がある。 上から他の術を仕掛けてロジックエラーを引き起こしてやるか、 或いは一発ぶん殴るにはご丁寧に掛けられた枷が邪魔だ。 打つ手が無いわけではないが、急いて事を仕損じるくらいなら。 「だから、 "それがお前の意思なら" 。俺が受け入れない理由は、何も無いんだよ」 素肌に触れる外気と、それから。 ぶち撒けられる液体に内腿が僅かに震えて、けれど。 その後は、身体の力は抜いたまま。 (-37) 2021/12/13(Mon) 0:30:56 |
![]() | 【独】 大道芸人 チェルシーどうしよっかな♪(匂わせるぐらいにしてね〜って村説明に書いてあるからバレさせはしないが匂わせるぐらいは死体気持ち) (-38) 2021/12/13(Mon) 0:37:43 |
![]() | 【墓】 花売り妖精 アイシャ>>3:24 3日目のミズチ様 その反応に、小首を傾げましたが。 そういえばおふたりはよく一緒におられるのです、と納得いった様子でした。 同じ結果の偶然とはいえ、お揃いのお花を渡すことが出来て少しばかり満足気です。 「とんでもないのです。 ですけどローダンセは、小さくて可愛らしいお花なのです。 そんなお花と同じ色で生まれて、幸せなのですよ」 「きっとお花も喜ぶのです。 変わらぬことを、祈らせてほしいのですよ」 代金を受け取って、ぱちくりとしましたが。 チップのようなものだと分かれば、報酬袋の中に大事にしまい込みました。 (+4) 2021/12/13(Mon) 0:38:11 |
![]() | 【独】 迷彩掃除屋 ノアベルト/* シュゼッッッッッッッッツ!!!! わかる〜〜〜あと見づらいよね〜〜〜〜わかる〜〜〜〜〜〜〜〜 なんだよ、にゃんって、わからんかったよ。 まあ、くじ引きで? オーウェンくじをはじくの見てなかったら、 わからなかったんですけど!? エアハートわかんなかったよね〜〜〜。 フランドルはフランドルっぽかったんだけどさ〜〜〜〜〜〜。通じてる〜〜薬くださ〜い!! はあ。シュシュ好き。中立仲間〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 ドンドン遊んでいけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 (-39) 2021/12/13(Mon) 0:50:53 |
大道芸人 チェルシー(匿名)は、メモを貼った。 ![]() 2021/12/13(Mon) 1:23:43 |
![]() | 【独】 大道芸人 チェルシー「人体消失マジックです!!!!!!!!!!」 忍者VS奇術死!!!!!!!!!!!! 今から上映開始!!!!!!!!!!! 見逃すな!!!!!!!!!!!!!!!! (-40) 2021/12/13(Mon) 1:24:27 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト「 阿呆。要らんわンなもん。 隠密が強みの奴に目立つのをつけてどうする」布である内は着けていられるだろうが、変化が解けたらきっと弾く。留め具の類を壊さないのは多分がんばってくれます。 「……ワシの要りもんは、最初に言うた通りじゃ。ミズチに良うしてしてくれたらそれでワシに返る。こんな滅多に居らん屍もどきに何ぞ割くくらいなら、全部ミズチにくれてやれ」 カガチも、いつまでもそばにいられる保障はどこにもない。時たま目覚めてはお節介染みた小言を押し付けていくなんてことも、いつかには出来なくなる。 「言葉を違えてくれるなよ、掃除屋」 そんなことを投げ置いて、身を翻す。元の畳まれた状態の布に戻った。なんとかすると聞いたカガチを、それを告げたノアベルト自身を裏切るな。 (-41) 2021/12/13(Mon) 1:26:00 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト さて、先の話の主題にあったミズチはと言えば。そんな緊張した空気があったとは思えないすやっすや具合である。でもなんかうにゃうにゃ加減から見ると、当初の予想よりは早く目覚めそうに思えただろう。 「……、……?」 実際、あなたをそう待たせずミズチは意識を取り戻す。まだ酔いの醒めきらない、とろんとした視線があなたをとらえた。 「…のあー?」 間延びした声で愛称が呼ばれる。ミズチがあなたをそう呼んだことはない。 「旦那のまねっこ」 ふ、と息を吐く音がした。隠すものがない顔はほころんでいる。満足げにそのままもう一度寝入った。すや……。 (-42) 2021/12/13(Mon) 1:26:43 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト それからまた程々にあなたを待たせ、ミズチは目覚めた。少々眠たげにした後、あなたを見て、窓の外を見て、首を傾けた。思ったよりは時間経ってないなの顔。 (-43) 2021/12/13(Mon) 1:27:19 |
![]() | 【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 錆鉄御納戸 ミズチ「身を隠したい……。本当は、そうなんですけど……。」 あなたからリボンを差し出され、師匠の不在を察知する。 恐る恐る受け取って、小さな手でぎゅっと握り締めた。 「ああ…………せんせぇ、そんな……! やっぱりわたし、戻らなきゃ。わたし、革命派のひとに 『見せしめ』だ……って、そう言われたの。 だから皆の前に出て行って…良い子のふりしなきゃ。」 徐々に涙声になっていく。 「護衛、ありがとうございます、でも……見せしめだから、 むしろ石でも投げられてたほうがいいの……。 私が皆の前で良い子にしてないと、せんせが……! ノアせんせが、もっとひどい目に遭うかもしれない……! わがまま言って、ごめんなさい……!」 両手で目を覆ってわっと泣き出す。 もちろん自分一人の振る舞いが他の者の処遇に影響する可能性なんてほぼ見込めないだろうことはアンゼリカにもよく分かっている。 それでも、師匠や酒場の顔馴染み達の被害が大きくなるのをどうしても避けたいのだ。 (-44) 2021/12/13(Mon) 1:29:03 |
![]() | 【独】 錆鉄御納戸 ミズチ/* あ〜〜〜〜〜〜笛吹きさん返してくれてるありがとう〜〜〜〜〜〜〜え? 地上人でこういうふうに隠しそうなの誰だよ、チェルシーとかシュシュさん?? 他の役職の不穏感の方が合うと思っているけど、フランドルもワンチャン。 夢見てそうなのが、エアハートノアベルト、オーウェンペトルーシャ、レイアイシャあたりなんよな。エドゥアルトはキャラ的にあんまりしていなさそう。旦那だったら嘘だろ??ってなるけど、あんなに踊り狂わせて面白そうな人踊らせてないってなると本人だからが理由かも知らんってそろそろ思えてくるんけどどうなんですか旦那。旦那が笛吹きでも愉快が過ぎるんだよ。 (-45) 2021/12/13(Mon) 1:38:45 |
![]() | 【置】 錆鉄御納戸 ミズチ>>L0 笛の音 「……」 発生源と感じた場所には何もなかった。ミズチは己の探索能力を稚拙なものだとは思っていない。証拠を残さないために気を付けるべきことも心得ている。こうして現場に残ったものから得られたのは、相手の技術や意識が低いものでないという事実だった。 わざわざ痕跡を断つのは、暴かれたくない何某かの理由を持っていることの証左だ。わかるのはそれだけで、その内容はミズチには見当付けられないが。 音が聞こえてからでは、発見には至らないのだろう。見つけるのなら、こうした場所にアタリをつけておいてになるか。そんなことを考え、似た条件の場所をいくつか見繕うに一先ず調査は留めた。 ──まさかそれが最近何人かが見て話題になっている妙竹林な夢の原因だとは欠片も思わなかった。タイミングがタイミングだからね、しかたないね。 (L1) 2021/12/13(Mon) 2:05:37 公開: 2021/12/13(Mon) 2:05:00 |
錆鉄御納戸 ミズチは、メモを貼った。 ![]() (a7) 2021/12/13(Mon) 2:07:32 |
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![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 見習い少女 アンゼリカ そんな気配はすぐに失せる。 「お前がそう言うのなら、それで構わない。そのつもりなら部屋に戻れはするな? 差し入れようと思っていた治療薬や食料はお前の部屋に置いておく」 女の子の部屋に入りますよって言ったねぇミズチくん。やましい気持ちは一切ないです。本人はとても真剣です。 「お前の身は潔白であるが、そうだな、お前の相手を見極める力は確かに革命派から見れば厄介だろう。無力化に近い状態にしておくことは理にかなっている」 (-49) 2021/12/13(Mon) 2:32:22 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 見習い少女 アンゼリカ ふ、と息を吐く音がした。安心させるように、空気が緩むように。わらったつもりだ。 「酒場の近くまででいいな? その外套は好きにしてくれていい。小生にとっては使い捨ての品だ」 そうしてあなたに肩を貸し、酒場への道を共にすることになっただろう。 /* 御機嫌よう、骨噛み骸糾問です。死霊の声を聞いて、アンゼリカの役職が賢者であることがわかっています。PLはそれが特殊能力故かか飛び抜けた調査能力故かはわからないけど、ミズチは理解している感じです。 外套に関しては、被っていると「人がそこにいることはわかるが、それが誰かということには意識が行かない」感じの品です。好きにしちゃってください! (-50) 2021/12/13(Mon) 2:33:38 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ「ま、何のかんのと皆上手くやってるようじゃないか。 身軽な冒険者ゆえの余裕、というのもあるのだろうけど…」 そう、何だかんだと言いはしても。 ぱっと見、あの酒場の人々はそれなりに上手くやっている。 何かと世話を焼くのは勿論の事だけれども。 貴方のように、決して踏み込み過ぎない距離を保つ事も。 各々の気遣いの形は違う。心地良いと感じる距離感も。 それを互いに折り合い付け合って、その上にあの場がある。 しがない役者騙りはそんなふうに思っている。 「…ふむ。」 そうして、貴方の言葉に一つ。 納得とも何とも付かない息を零して。 揺れるカンテラの灯りに一度視線を遣って、それから。 「──ある者は、この街への憎悪から。 ある者は、捻じ曲げられた思想の下に。 そしてある者は、革命そのものに心は無い。」 「それが今この街の裏で動いている者達だ。 勿論、彼らがその全てではないだろうが。 …君の期待に適うかと言えば、少々難しいだろうなあ」 "科白"を読み上げれば、少々困ったように笑って。 貴方が降り掛かる火の粉を払う力を持たないように、 三文役者もまた、これくらいの事しかできはしないのだ。 (-51) 2021/12/13(Mon) 2:48:54 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 大道芸人 チェルシー「チェルシー」 日中、宿の廊下か街のどこかか、あなたの姿が見かけられたところで声が掛けられる。(芸をしていたのなら、その輪の中に彼の姿はあったが、声を掛けたのはあなたが一人になってからだった) ミズチが気配なく死角から近寄るのは、一種の職業病だ。何度か驚かせたことがあるかもしれないし、初めてのことかもしれない。 「芸を頼んでいいか? 数日前に出されていたシチューに興味がある。噛み砕けはしないと思う故、出されていた物よりもいくらか小さいと喜ばしい」 あなたがシチューだと言った真鍮を、彼は本気でシチューの一種なのだと思っている。彼の好物はシチューだ。加えて、改めてあなたの技量を見極めたくもあった。 都合が悪ければミズチは引き下がる心づもりだが、余程でない限りは芸人が芸を要求されて煙に撒くこともないだろう。 (-52) 2021/12/13(Mon) 2:56:31 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット「シュシュさん」 日中、宿か街のどこかか、あなたの姿が見かけられたところで声が掛けられる。 ミズチは他人に用向きを持ちかける時、気配なく死角から近寄ることが多いが、あなた相手には姿を見せて現れることがほとんどだ。商人とは商品とを挟んで向き合う意識がなんとなくあるらしい。 ──が、今はあなたの死角から現れた。 「今、構わないだろうか。少し聞きたいことがある」 (-53) 2021/12/13(Mon) 3:11:15 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 埃運び オーウェン「そうかい」 言葉を待つ、暫しの沈黙の後。 貴方の答えを聞き届けた後、かつん、もう一度踵を鳴らし。 「なら、やはりそう遠いものでもないらしいな。 お貴族様と下賤の民の合いの子。 "不義の子"もまた、上には捨てられ下には疎まれる。 君は君で私は私だ、何も同じというつもりも無いが。 考えようによっては、同輩とも言えなくはないだろうさ」 声色は、変わらず世間話のようなもの。 同類への情を滲ませる事も、腫れ物に触るようにする事も無く。 ただ事実を事実であると提示しているだけ。 同情や仲間意識が欲しいわけでも、与えたいわけでもない、が。 知らないよりは、知っていた方が行く納得もあるだろう。 何より一方的に明かすというのもフェアではないと思うわけだ。 「まあ、そこらは仕事には持ち込まないけれどもね。 結局私はよそ者、この街にも君にも大した思い入れは無い。 こうして敢えて問うたのも、 君がこんな危ない橋を渡るって事に納得が欲しかっただけ。」 「望むらくは。 せめて君が生きている間にここが崩れる事を願っておくよ。 その後に君が、こことは何の関係も無い 何処か遠い所で生きていけたなら、もっと良い」 (-54) 2021/12/13(Mon) 3:30:41 |
![]() | 【独】 仮面の役者 フランドル/* ねえ〜〜〜また優しい狼になってない? なあフランドル〜もっと無情になってくれや〜 周りが良い子すぎて冷たくする理由が無いねんな。 こっち寄りならまあ仲良くしといた方がええやろし… みたいな顔しよるねお前 墓下がそんなツラだよ 生意気だね (-55) 2021/12/13(Mon) 3:36:18 |
![]() | 【墓】 花売り妖精 アイシャ>>3:28 3日目のフランドル様 受け取ってもらえたのを確認すると、一度スカートの端を掴んでカーテシーの仕草。 「期待しているのです、それこそがきっと貴方の生き方だと思っているのですよ」 そして口上と共に差し出されたカランコエの花に、目を瞬かせます。 カランコエの花がもつ意味を思い返し、妖精はふわりと微笑みました。 「はい、幸福のお花―――ですね。 ありがとうなのです。大事に、お部屋に飾っておくのですよ」 差し出した時と同じように、両手で花を受け取ります。 (+5) 2021/12/13(Mon) 3:50:54 |
![]() | 【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ霊の仕業だと? お前は、精神が弱っていると。 辛かっただろうと、慰めれば良いのか。 死者の声を聞いたからか、いいや、違うのだろう。 わかっている。 ミズチはただのからくりでは無いことぐらい。 まともに生きていた頃の人間の姿など知らない。 まともに生きていた頃すら無いのかもしれない。 だからなんだというのだ。 目の前に拾った彼の生まれを全て知る必要など無い。 ただ、拾ったものが壊れてしまえば後味が悪い。 居なくなるのが悲しいなんて考えたことが無い。 情をもたれる必要が無いのは、自分自身だ。 情を正しく抱けないのは、自分自身だ。 「ああ、起きましたか、ミズ……」 「は……?」 壊れた人形が、情をを持つことがあるものですか。 「……なんなんですか」 ただの物扱いをさせてくださいよ。 ただの物扱いをしてくださいよ。 だから、安心して傍に居られるのに。 (-56) 2021/12/13(Mon) 3:58:37 |
![]() | 【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ「……調子はどうですか」 貴方が起きたとき男はなんとも言えなさそうな表情で。 自分の様子をうかがえば、膝枕。 わざわざ戻されたストールはよれて、妙に不器用そうに巻かれていた。 (-57) 2021/12/13(Mon) 4:01:05 |
![]() | 【独】 大道芸人 チェルシーバレてるのか? それとも残る全員にメッセージ送ってんのかぁ〜〜〜〜!?!?!?!?!? オ〜〜〜ン!?!?! オオ〜ん((泣)) (-58) 2021/12/13(Mon) 4:06:59 |
![]() | 【墓】 花売り妖精 アイシャ>>3:38 3日目のレイ様 貴方の優しい手つきに、花売り妖精はまた笑います。 紫の色は、素敵な貴方によく似合うから。 「私は、レイ様を。 そして、お花の声を信じているのです。だから、きっと大丈夫なのですよ」 「きっと、何事もない日常はいずれ戻ってくるのです。 どんなことも、その日の為の必要経費なのですよ。 帰ってきたらまた、皆さんにお花を売って。占いをするのです。 もっともっと、素敵な事を届けたいのです」 だから、"大丈夫"。何度だって、アイシャはそう言うことでしょう。 まるで、そうあってほしいと願っているかのように。 (+6) 2021/12/13(Mon) 4:15:18 |
![]() | 【独】 仮面の役者 フランドル/* そういや死神お嬢様がレイ殿なら もしやもう既に狼バレしてる?秘話の時空内ではバレてないけど わりい〜ッ オレ、狼〜ッ 諜報のはずがこんな事に (-59) 2021/12/13(Mon) 4:30:35 |
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![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル「でも現実問題、もう私達出会ってるんですよ。 確かにその血がないと私達は出会ってなかったし、 今のフランドルではなかったでしょう。でもね? それ、全部“今”に至るまでに必要だっただけで、 別にその血、“今後”にはもう要りませんよね?」 『結局、消し去る事なんてできやしない』 貴方のその言葉を明確にこの男は否定する。 先程意識が変わる前も似たような事を言っていたし、 一度激昂していた時も主にこの話をしていた。 それほど気にしていた、は勿論あるだろう。 が、その場合この人格までそれを言い出すのは余程だ。 ──裏を返せば、余程のこれを変える方法を。 現実的か否かは別に、何かを考えていたのかもしれない。 ▽ (-61) 2021/12/13(Mon) 4:38:20 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル「……まあ、この件については、 今は実は以前よりは乗り気じゃないんですよね。 なので今は置いておきましょう」 軽く露出している足の付け根辺りをぺちりと叩く。 覚悟を決められたと言うか、受け入れられたというか。 それを求めていた筈なのに、実際にそう殊勝な態度を 取られると、つまらないなと思わずぼやいた。 「それでは契約書にサインをと、言いたいんですけども。 私への情じゃなくて勧誘も受け入れちゃいましょうよ」 何を言おうが、精神状態がどうだろうが。 結局この男がエアハート本人な事には変わりなく。 そうして幾度も身体を重ねていた相手だ。 離れていた期間での“尋問慣れ”もあるだろうが、 それとは別に準備をせずとも諸々の準備もすぐに終わる。 久しぶりなら尚更、皮肉だろうが。 ▽ (-62) 2021/12/13(Mon) 5:05:29 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル「って、言葉で言っても聞きませんよね? これでも尋問ではありますので痛くしますが」 確かに先程、多すぎるくらい乱雑に粘り気のある液体を掛けられていた。が、逆に言えば“それだけ”だ。 指を入れて慣らすと言う行為も一切行われないまま、まだ反応もしていないであろう貴方の陰茎に刺激を与えだす。 ──当時より、随分と。ただ触れるだけなのにその手淫が妙にうまい事と、その意味に貴方は気づいただろうか。 いずれにせよ、イかせるまではせず先走りが指を汚した時点で手を止めて、汚れた指を丁寧に、見せつけるように舐めとる。 それから一度ベッドを降りて、そんな状態の貴方を放置したまま、悠長に鎧を脱いで、下に来ている薄い上下の衣服だけで戻ってまた上に乗る。ズボンを僅かにだけ降ろして、貴方の片足を持ち上げてから既に勃ち上がっている自身を貴方の後孔に当ててから、あ。と呟く。 「被虐趣味に目覚めて貰っても構いませんよ?」 言うや否や、そのまま一息に奥まで貫いた。中に注いでいた液体が、ごぽ、と音を立てて溢れるが、それ以外貴方の体内に異物が入る事を緩和してくれるものは何もない。 (-63) 2021/12/13(Mon) 5:05:45 |
![]() | 【念】 木偶の坊 エドゥアルト「…………そうか」 結果を聞き、いつものように、静かにうなずく。 我々は人の隠れた力を表面上知ることができるだけだ。 何を思い、行動をしているかまでは知りえない。 ましてやその御布令の名を変える力だってなかった。 「……では、おれも伝えよう。 おれにできることがあれば、命令を」 命令を待つような姿勢は相変わらずだ。 (!2) 2021/12/13(Mon) 5:18:43 |
![]() | 【秘】 花売り妖精 アイシャ → 迷彩掃除屋 ノアベルト「そうなのです?きっと、皆さん刺激が欲しかったのではと考えていたのです。 それに―――御布令を見て、同情したということも少なからずあるのだと思うのですよ。 もちろん、それが嫌だとは思わないのですけど。 はい、はい―――分かったのです。 これは、好みの話になってくるので一応お尋ねするのですけど…… 濃い色と薄い色ならどちら、という希望はあるのです? ピンク一つとっても、印象が変わってくるのですよ」 銀貨を受け取り、報酬袋へとしまい。 古い万年筆でメモを取っていきます。なんとなくの構想は出来ているようで、ペンは止まらないでしょう。 感情に関しては花売り妖精がどう考えているかはともかく、そうあろうとしていることだけはわかるかもしれません。 「……はい。それでは、私のお部屋にブロワリアのお花を増やしておこうと思うのです。 貴方の祈る気持ちがあれば、きっとそれは届くはずなのですよ」 (-64) 2021/12/13(Mon) 5:20:51 |
![]() | 【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 灯屋 レイ「……ミズチは 『骸糾問』 」/* 二度あることは三度あるってこういうことなんですね。これ本当に偶然ですか? (-65) 2021/12/13(Mon) 5:22:10 |
![]() | 【秘】 花売り妖精 アイシャ → 残氷 の エアハート「あ……ごめんなさいなのです。そう言えるなら、初めから言っていたに違いないのです。 ちょっと、デリカシーに欠けていたかもしれないのですよ」 少しばかり失礼だったな、と反省の色を見せていました。 言葉一つで表せない関係などいくらでもある事を知っているはずなのです。 「……なるほど、なのです。 長い間一緒にいて、その中でフランドル様は貴方に身分を明かさなかった…のでしょうか。 それを、エアハート様は許せなかった―――もしくは」 妬んでしまったのか、と思ったが口には出さずに口を噤みました。 「私にも覚えがないわけではないのです。 理解が出来ない、なんてことはないのですよ」 (-66) 2021/12/13(Mon) 5:50:01 |
![]() | 【独】 残氷 の エアハートすまねえ……フランドル…… いつもは愛撫なしなんて事しないんだ……Siri切れたら痛いしよ……ただこの流れ完全に痛い方面でべしべしするのと相手PLさんがリョナの民と聞いていたので合わせて行きます!!!!許せフランドル。ある意味3日目の時空でピンピンしてた(顔に傷跡はあるけど)のでここでどんだけボコっても平気という因果の逆転があるんだな…… (-67) 2021/12/13(Mon) 5:53:12 |
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![]() | 【念】 木偶の坊 エドゥアルト>>!1 『当たり前』だ。 己が誰かの所有物である人生のほうが長い男にとっては。 道具は人が使わなければただの置物。 そして、役に立たなければ捨てられるものだ。 「……貴方は。おれの隣に立とうとする」 上ではない。そこに戸惑うのは『当たり前』を崩されるからか。はっきりと言い切られた言葉に反論するすべもない。 (!3) 2021/12/13(Mon) 5:59:16 |
![]() | 【念】 木偶の坊 エドゥアルトガルムは常々、誰かの味方でいたいとは思うが 誰かが己の味方である必要はないと思っている。 けれど、今抱いた戸惑いの他に感情があるとするならば 『──貴方が、此方の味方ある必要はない。だが、そうであるのなら、それは』 あの時にも感じたそれは 悪い感情では決して、なかった。 (!4) 2021/12/13(Mon) 6:13:04 |
![]() | 【秘】 花売り妖精 アイシャ → 百識眼 の シュゼット貴女が声を掛けてから、少しだけ間があって。 引きずるような物音と、返ってくる声がありました。 「……シュゼット、様」 貴女の名前だけを口にすると、扉は内側から少しだけ開くことでしょう。 隙間からは、濃い花の香りと鉄の匂いが流れてきます。 (-69) 2021/12/13(Mon) 6:19:13 |
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![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ「──あ」 「なんでぃ旦那ですかぃ、驚かしやすねぃ・・・ んで、どうしやした? 急ぎの御用でしたらすぐ戻って店ん開けやすが」 不意に声をかけられ喫驚したのも束の間、いつもの調子に戻って応える。 (-71) 2021/12/13(Mon) 7:02:56 |
![]() | 【人】 木偶の坊 エドゥアルト「…………………………」 しばらく酒場から姿を消していたエドゥアルトが 次に現れたのは、まるで一悶着あったような、全身ボロボロになった状態だった。いつもどおり真顔のまま。 外套や服のあちこちに鳥の羽のようなものが刺さっていることから、狩りにでも出向いていたのだろう。 「飯」 片手にはエドゥアルトの身長の三分の二はある鶏にも鶴にも似た奇妙な鳥を携えて。捕まえてきたらしかった。 (10) 2021/12/13(Mon) 7:07:42 |
エドゥアルトは、鳥を持ったまま、掲示板に目を通した。特に何を言うこともない。 (a8) 2021/12/13(Mon) 7:13:07 |
エドゥアルトは、捕まえたはいいが、このあとどうするか具体的に考えていない。 (a9) 2021/12/13(Mon) 7:16:02 |
エドゥアルトは、端に座るレイを見ている。ジッ…… (a10) 2021/12/13(Mon) 7:16:42 |
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![]() | 【独】 仮面の役者 フランドル/* あれ?アッ……オレ擬狼だから占われてても 狼バレしてへ……あれ?人間人外判定を偽装するわけだから 役職がわかる系の占いには普通に狼バレするのか? あれ?どうなってんだろうこれ わからんになってきた (-73) 2021/12/13(Mon) 7:51:10 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート不要となった血筋を葬り去る方法。 殺す。絶つ。奪う。 様子が変わる前後に発していた、不穏な言葉。 推測や憶測は幾らでもする事ができた。 けれどその何れも望むものではなかった。 もしもそれができるほどの力を得たというのであれば。 しがらみとなるものは、何もかも、あの街に捨てて。 そうしてただ、何処か遠い所へと行きたかったのだ。 二人で、何のしがらみも無い所へ。 たったそれだけの事が、こんなにも難しい。 (-74) 2021/12/13(Mon) 9:05:03 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハートそんなどうにもならない想いとは無関係に"尋問"は進む。 騎士だ何だと言っても結局は男なのだ。 そうして陰部に触れられれば嫌でも身体は熱を持っていく。 けれど貴方の様子に、その手付きに何も思わないわけがない。 だから素直に快楽ばかりは受け取れなくて。 蟠る遣る瀬無さにただ唇を噛み、顔を背けて快楽に耐えていた。 貴方が一度上を退き、戻って来てもそうしていたんだろう。 とはいえ、ぐ、と押し当てられたものには流石に戦慄した。 ──ろくな前戯も無しに?冗談じゃない。 口答えをしようと口を開き、 「──は、 ぁ" あ、ぐ ぅ"っ、 」 無理矢理に押し入る圧迫感には堪らず苦痛の喘ぎを漏らす。 強引に、内側から内臓を押し上げられれば当然息が詰まる。 意に反して身体は強張って、冷や汗が滲む。 殆どえずくように浅く呼吸を繰り返せば、 それに合わせて露出した腹部が頻りに上下した。 熱いんだか寒いんだかもうわかりやしない。 「ッ……は、…くそ、しっかり興奮してんな、変態」 とはいえ悪態はしっかり吐いてやった。 お望み通りに«What You Will»。こっちの方が燃えるんだろう。 (-76) 2021/12/13(Mon) 9:06:09 |
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![]() | 【人】 仮面の役者 フランドル>>+5 三日目 アイシャ 貴方が花を受け取ったなら、 こちらもカーテシーに応えるように恭しく一礼をして。 「……私の生き方、か。 期待に応えられるよう努力はするが、さて…」 顔を上げて呟いたのは、何とも曖昧な言葉だったけれど。 貴方から受け取った花を確かに携えて、 そうしてその日は部屋へと戻って行ったはず。 ──黄色のラナンキュラス。 それが持つ意味も、それそのものも。 "影"を名乗るこの役者には、少々眩しすぎるものだとしても。 今はまだ、私物の少ない役者騙りの部屋に。 この日、捨てられないものが一つ増えたんだろう。 それはきっと、確かな事。 (11) 2021/12/13(Mon) 9:58:01 |
![]() | 【赤】 仮面の役者 フランドル「さて、随分遅くなってしまったが… この分ならホドも上手くやったと見て良いな」 「問題は、次だ。 俺は未だ取り立てて吊るし上げるべき輩を見付けてはいない。 身動きも…正直なところ、取りづらいな、これじゃ。 だから任せきりにはなるが、 あんた達が出ると言うなら任せる。 とはいえ行けと言われれば従うまで。それくらいだ」 (*0) 2021/12/13(Mon) 10:13:36 |
![]() | 【墓】 迷彩掃除屋 ノアベルト昔、もう十数年も前の話。 ***としての暮らしを思い出すことで平静を保つ。 今響き渡る煩い心臓の音も、 目に滲む涙も、存在しないかのように。 ここでの話は見るに堪えない。 だから、昔の思い出に浸ることにする。 歳にして15。 幼い頃から 従者 幾つもの厳しい訓練を超え、一族の優等生となっていました。 しかし、影の中に潜む一族、彼らを敵視する存在もおり、 幼い芽は早めに摘むべしと、哀れ人さらいの餌食となってしまいました。 (+7) 2021/12/13(Mon) 10:39:43 |
![]() | 【墓】 迷彩掃除屋 ノアベルト青年が薄く目を開くと、シャツとズボンだけという 心もとない格好で拘束されていた。 口は汚らしい布で封じられ、ブーツに包まれた足は柱に固定されていたが、 痛んだり折れても居ないのが幸いだった。 『お前の持っている秘術が邪魔なんだ、ここで消えるか配下になって貰おう』 青年を襲った男はもうどんな名前だったか忘れられてしまったが、 気持ち悪く髪を伸ばしていて、それに隠されていた片目に傷があり。 成人しきっていない子供を捉え、愉しそうに笑っているそのドブのような瞳はどろりと濁っていた。 (冗談じゃ無い、誰がこんな小物の言いなりになるか。 そんなことになるのなら、死んだ方がマシだ) 青年は、はじめは意識が無い振りをしようとした。だが、相手も上手だった。 気づかれているなら、大人しくしててもいいことなんてない。 少しでも縛られている縄が緩まないかと体をひねってたりを試した。 しかし、この首の輪が有ると力が抜けてしまう。 ああ、腕一本ぐらい折れてもいい。 せめて何とか抜けること、あるいは立ち上がることさえできたら。 逃げられる、そう思ったときだった。 (+8) 2021/12/13(Mon) 10:41:35 |
![]() | 【墓】 迷彩掃除屋 ノアベルト「ぎっ、あ”……ッ! うぁあああっ!!」 左の太ももに鋭く冷たい感覚、次いで我慢できない熱さが迸った。 噛み合わない歯の間から悲鳴が上がって、 声が途切れる前に次の熱が襲いかかってくる。 『いつまで意地をはっていられるか見物だな』 見えない人影から囁かれる言葉が頭に入ってくるこない。 ただ、この苦しみを感じないために必死で彼は意識を自ら切り取った。 (はやく、師の元に帰りたい。主人に会いたい) この口を開かないために、死なないために、 そして――己を保つために。 片足の感覚が無い、片腕が捻られて歪んでいる。 背中がしびれて、どこの皮が残っているかも定かでは無い。 中身は無事だ、呼吸は出来る。 喉が詰まっている、泡のようで口の中が気持ち悪い。 何度打たれたか、腰が酷く重い。 このままじゃ走って逃げることも叶わない。 頬を、顎を、太ももを伝った体液も乾ききり、 文字通りに目に光が差し込まなくなった頃。 彼の耳元に、地から湧くような声がした。 (+9) 2021/12/13(Mon) 10:44:50 |
![]() | 【墓】 迷彩掃除屋 ノアベルトそれは、目の前に居た厭らしい男の影であったが。 それは、気まぐれな祝福という名の呪いであったが。 影は青年に話しかけた。 ―――世界の影に、闇に潜む者にならないか。 (この状況から逃れることができるのなら。) ―――見合う対価は、お前自身。 (***の?) ―――髪でも、爪でも、渡した対価は二度と戻らない。 (それならば、***の命以外の全部をあげます。) 目に入る世界の半分、片方の瞳を奪われた青年は姿を溶かす。 彼を探す慌てる声に耳も傾けず、腕を外し、 おぼつかない足取りで外へと出ればまぶしい薄暗い朝日が迎えた。 ここまでは、見事な生還劇と言えたのではないでしょうか。 青年は影を操りさえは出来ないものの、 見えない姿で悪さをしながら生き延びることが出来ました。 彼を襲った男の姿が見えたことから、 封じ込める魔術があると知り、アクセサリー、衣類を試し、最終的に帽子に影をいれることで落ち着いたそうです。 (+10) 2021/12/13(Mon) 10:46:47 |
![]() | 【墓】 迷彩掃除屋 ノアベルトさて、そんなノアベルト、と 掃除屋を名乗るようになった彼は。 その頃からうまく表情が作れなくなっていました。 辛いと嘘でも思えず、苦しげな表情も演技すらすることができません。 そんな男にとって尋問は、 後遺症もなく過ごしたかった環境に不都合であり、結果。 見るにも耐えない姿になるまで、―――というのは嘘であり。 そういう、ことにした 噂 を流しました。実際、オーウェンの部屋の前に、 いつかの予告通りの大量の血痕と、何故か猫じゃらし。 ノアベルトが借りていた酒場の一室の私物はなくなり、 どうしてか贈り物にしか見えない花の籠が置かれていたことから、 彼が大怪我を負い、 人前に出られない姿である噂が蔓延りました。 それは半分本当であり、半分偽りの噂でした。 男が尋問を免れたことも。 他の彼らと同じ拷問に合わなかったことも。 ほとんどの人物の耳には入らないことでしょう。 (+11) 2021/12/13(Mon) 10:48:13 |
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オーウェンは、ノアベルトの名を力一杯壁にぶつけようとしましたが、 (a11) 2021/12/13(Mon) 11:26:45 |
オーウェンは、猫じゃらしを見て、忌々しげに舌打ちをしました。 (a12) 2021/12/13(Mon) 11:26:58 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット「いや、急ぎではない。ないが、いつかに購入したことがある、ホーンフロッグの肝臓に在庫があればほしいな」 沼地のモンスターの採集品で、麻痺毒の塊のような素材だ。ついでの話なので、それはさして重要ではない。 一拍、緩んだ空気を引き締める間。 「シュシュさん、差し支えなければ教えてほしい。あの原石の用途として、考えられるものは何だろう? どこに卸したかだとか、お前が自身で使ったかだとかはいい」 「一般的にどう使われるかも、小生は然程知らない」 ミズチはその知識に大いに偏りがある。自身にその自覚があるため、知らないと思ったことはよく人に聞く。依頼当時には直接の用途を聞いて、商人としての信用にかかわることやらの何某かを理由に内密にされたことだろう。 だが時折、こうして改めて話を持ち出すこともままあった。なにかしら切っ掛けがあり、再び疑問に思えばそれでまたミズチは動く。 嘘を見抜く力はなく、言われたことそのままを素直に受けるという性質が変わったわけではない為、あなたが彼に返すことの真偽如何によらず、ミズチはあなたの発言を真ととらえるはずだ。 誰かの入れ知恵でもなければ。 (-77) 2021/12/13(Mon) 11:41:46 |
![]() | 【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 錆鉄御納戸 ミズチ「ミズチさん…………! わたしの得意なことが分かるんですね? 本当に、ありがとう……。わたし、がんばります、 この密告制度が終わるまで、負けません……!」 外套の裾をぐっと握り締め、あなたに何度もお礼を言いながら、酒場への道を急いだ。 /* 骸糾問さんだ!そういうことだったのか!恩人……ありがとうございます…… 薬や外套の効果のおかげでアンゼリカはなんとか持ちこたえられることでしょう……。 (-78) 2021/12/13(Mon) 12:10:46 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト 上半身裸に首巻が巻かれていても絵面が少々愉快なため、きっと上着も着せられていただろう。 「音が、。……音は、変わらない、な? 聞こえな、いや、聞こえる。うん。わからない。音が変で、そのままだ」 思考の境界が見えた気がした。明確に、ある種の逃避をしたように思える。 「機体の具合自体は良いと思う」 起き上がって床の上へ。ぴょん、軽く宙返りしての着地は、衣擦れの音をわずかにさせた程度でほとんど無音だった。 「……? 着せたのはノアベルトか?」 着衣を整えつつ、疑問を投げかけた。あなたに都合がとっていいのか悪いのか、ノアベルトのその胸の内を渦巻いていたものを欠片も察した様子はない。 (-79) 2021/12/13(Mon) 12:16:41 |
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![]() | 【独】 骸狩り スカリオーネ「――さて」 常なら葉巻の出番だが、今日は煙管に香草を詰めて。 焔を落とし、口をつけ。灼ける匂いに、煙をひと吐き。 ――風の吹く方向とは真逆に、煙が流れていく。 屍人を探る、煙が路地を駆ける。その後を、巨漢が追っていく。 3つ目の路地を曲がった頃に、それは突然現れた。 「早いな」 言いながら、振り下ろされる腕を躱す。 ……曲がり角に、1体の屍人と、その後ろの人影。 「当、当然だろ?ボボボクの、"ノート"は身体能力も……」 「違う」 「ん?」 煙をひと吐き。ノートと呼ばれた屍人に煙が纏わる。 「"早い"と言ったのは、お前が挑発に乗るのがだ。 情報を聞いてから、部下を使って 変態クソ野郎の使う術の噂を流してたったの2日。 全員がお前ほどこらえ性のない間抜けなら、 俺の仕事も楽なんだがな。そう思わないか〈人皮綴り〉?」 上等なコートの内、腰に吊った一対のトンファーを手の内に滑り込ませる。 右手に白木の杭、左手に聖別銀。不死者を破壊する為の装備。 (-81) 2021/12/13(Mon) 12:30:40 |
![]() | 【独】 骸狩り スカリオーネ返事の代わりに飛び掛かる屍人の爪を銀で弾き、 瞬時に屈んでから体のバネを一気に伸ばすようにアッパーカット。 杭の先端は屍人の胸に突き刺さり、その膂力は胸から上を千切り飛ばしていた。 「ひ……」 「……聞きたい事がある。情報の対価に、お前の命は取らずに置いてやろう」 手元でトンファーを一回転。死肉を振り落とし、軽く構え直し。 崩れ落ち砕けた屍人を踏まないように乗り越えて、死霊術師の前に立つ。 「まず、お前以外の死霊術師がこの街に居るか。 ……ああ、〈泥〉と〈蜂〉は知っている。他に、だ。 次に、反乱軍と政府軍。お前はどちらについているか。 最後に、先の戦争で、略奪をしていたクズの首魁を知っているか。 さあ……答えてもらおうか――」 腰を抜かして後ずさる死霊術師に一歩、一歩と近づいていく。 路地裏に悲鳴が響き渡った。 (-82) 2021/12/13(Mon) 12:30:56 |
スカリオーネは、仕事をしたようだった。路地裏から悲鳴が聞こえてくる。 (a13) 2021/12/13(Mon) 12:31:28 |
![]() | 【人】 骸狩り スカリオーネ「…………」 ぼろきれのような何かを引きずりながら、 男は酒場に現れた。 掲示板を見て、先に酒場に居た部下たちから 噂を聞き、懐刀の末を聞いた。 「そうか」 とそれだけ。いつもの通りに返して。 ふと、引き摺っていたぼろきれの…… 気絶している男の死霊術師に今更気づいたように。 「……運び屋、オーウェンはいるか。 こいつの首にかかった懸賞金の半分をやる。 代わりに政府に突き出しておいてくれ」 その辺に男、〈人皮綴り〉を投げ捨て、 二階へと上がっていった。 ぼろきれになった男には魔女退治とまではいかないが、 小鬼退治よりは美味い懸賞金がかかっているだろう。 (13) 2021/12/13(Mon) 12:42:30 |
![]() | 【墓】 見習い少女 アンゼリカ首輪を付け、傷と痣が目立つ体で酒場に駆け込んできたアンゼリカは、酒場の群衆のざわつきとどこからか聞こえてくる噂から、師匠の身によくないことがあったのではないかと予感する。彼に何があったかは、知る由もない。 「せ……せんせ……。ノアせんせ、どこ……。」 必死に辺りを見回すも、当然その姿はない。 よろよろとその場にへたり込み、誰にも聞こえないような声で呟く。 「やめて……。もうこれ以上、わたしの…… 大切な人を、傷付けないで……。」 (+12) 2021/12/13(Mon) 12:43:14 |
スカリオーネは、オーウェンの部屋の前を見て立ち止まる。すぐに歩き出した。 (a14) 2021/12/13(Mon) 12:43:42 |
![]() | 【人】 灯屋 レイ>>10 エドゥアルト 酒場に入ってきた人物の悲惨な格好を見て、ぎょっとしたように目を丸くした。 次いで目に飛び込んできたのは1m以上ある鳥(らしきもの)。 「 ? 」 背景に星がいっぱい現れた気がします。きっと気の所為です。 とにかくすべてを理解しました。でもね、でかくないですか? ちょっと、ちょっと待ってくださいね。確かにおいしいチキンを捕まえてくるとは言ってましたけどね。ちょーーーっと待ってくださいね……。 煙の魔女から『あれ早くどうにかしな』と言わんばかりの視線を浴びながら、エドゥアルトに近付く。 「………… よくできました 」花丸。予想外のデカさでしたが、えらい事に変わりはない。 嫌がられなければ頭を撫でましょう。爪先立ちしたら届くはず。 (14) 2021/12/13(Mon) 12:46:30 |
錆鉄御納戸 ミズチ(匿名)は、メモを貼った。 ![]() 2021/12/13(Mon) 12:46:59 |
アンゼリカは、「わたし良い子にしてますから」、とお祈りをしている。その対象は神様ではないのだろう。 (c3) 2021/12/13(Mon) 12:47:09 |
![]() | 【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ「着せましたし巻きました。 さて―――なにか聞こえているんじゃないんですか、ミズチ」 ひと呼吸、普段なら大丈夫なはずなんだ、死人の言葉なぞ。 何を言われたらこうなるのだ、どれほどの量を聞いたのだろう。 意識一つで、変わるだろうか。 「原因がわかりました、 あなたに迷惑をかけているのは死者の声です。 あなたに向けた声でも、あなたが聞くべき声でもありません。 死人に口はないのです、聞いてしまったのならば それは過去の記憶を読み取っているようなもの。 治し方もわかります、だから……、安心しなさい。 ここにはあたくししかいませんよ。 落ち着いて聞きたい声を聞きなさい。 できなければ、せめて今はあたくしの声に集中しなさい。 聞きたくない言葉は聞かなくていいんです。 できますか、ミズチ」 (-83) 2021/12/13(Mon) 12:53:09 |
![]() | 【秘】 骸狩り スカリオーネ → 花売り妖精 アイシャ重い軍靴を踏み鳴らすような足音が 貴女の部屋の前までやってくる。 二度の軽いノックの後、 ごとりと何かが部屋の前に置かれた音。 それから部屋の中に、扉の隙間から一枚の紙が滑り込む。 『ツケの支払い 銀貨――5枚 教会の治癒薬――塗り・飲み各2本 花蜜の鎮痛剤――1日2錠まで 3日分』 ごつ、ごつ……足音は去っていく。 扉の前に麻袋が置かれているだろう。 中身は紙に書かれた通り。 いずれもそれなりに値のつく品。 好きなように扱えばいいだろう。 (-84) 2021/12/13(Mon) 12:54:08 |
スカリオーネは、二階から降りてきた。 (a15) 2021/12/13(Mon) 12:58:06 |
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レイは、エドゥアルトに向かって手招きした。「手当しますから、座ってください」 (a16) 2021/12/13(Mon) 13:00:05 |
![]() | 【秘】 骸狩り スカリオーネ → 見習い少女 アンゼリカ階上から降りてきて、いつもの席に歩いていく。 その最中、貴女の周囲にさりげなく人垣が出来る。 いずれもスカリオーネの部下達。 そして近くを通る巨漢が立ち止まり呟いた。 「……起きた詳細は知らん。 が、ノアはあの程度でどうにかなる男ではない。 安心しろ、とは言わないが――」 聖なる薬草を漬けたポーションの瓶を ポケットから取り出して祈る貴女の手元に忍ばせる。 「奴が戻ってきた時には、もう少しまともな顔で迎えてやれ」 そう言って、歩いていく。 人垣も少し様子を見て散って行くだろう。 (-86) 2021/12/13(Mon) 13:08:07 |
![]() | 【人】 骸狩り スカリオーネ「…………」 いつもの席について、テーブルを指先で叩いている。 この男がこうしている時は大抵、考え事をしている時だ。 ややあってから首を振り、酒とツマミを注文した。 ……頼んだものとは別に、見慣れない鳥のツマミが出る。 なにも言わずに口にした。 「……火鼠の舌をくれ」 辛味が足りないようだった。 (16) 2021/12/13(Mon) 13:13:58 |
スカリオーネは、合間に部下達から報告を聞いている。 (a17) 2021/12/13(Mon) 13:17:16 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 灯屋 レイ>>9 あなたがこの時に酒場に足を踏み入れたのと、ミズチが去るのはほとんど同時だった。知人と街ですれ違う時程度の意識をお互い向けたことだろう。 ミズチはそれ以上何もなかったが、あなたは違った。 なんとなしに、彼の気質に変化があったように思う。詳しいことまではあの一瞬では察せなかったが、死者に触れることを生業としている者達特有のオーラ…とでも言えるようなものをほんの僅かに感じたのだった。 /* 御機嫌よう、睦月です。そう言えば多分レイわかるのでは…?となり、ミズチ割としばらく酒場に戻らないけど、ここでならすれ違えたかな〜〜と思い、置くだけ置きに来た次第です。なんかあったんだな〜くらいのふわ〜っとした何かです。次回闇古戦場様のよきようにしていただければと存じます。かしこ!!! (-87) 2021/12/13(Mon) 13:31:15 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト「仲直りも何も。喧嘩なんてしてません。 黙り続けていたのはあちらでしたし。 ……報告するような事ができましたらね」 自分は悪くないとばかりに言う。相当根深いらしい。 これでも一度言葉を交わした後というのだから相当だ。 ただ、彼の話になった時だけ。 この男は年相応か、やや子供っぽい顔をする。 それの良し悪しは人によるだろうが。 「……つまり、平気な顔しかできなくて困ると」 本気ではないとは気づかない。 本当なのが見えたのだからそう見えた。 ところで場所は明言し忘れていたのだが、 ここは革命軍の息がかかった酒場と宿だ。 つまり、何が聞こえようが問題にならない。 どういう事かと言うと、 「では勧誘の責としてお手伝いしましょう」 あなたをベッドに唐突に突き飛ばそうとして。 隙でも見せれば一瞬で懐から魔法のかかった 気配がする手錠を取り出して、着けて。 つまりは、"そう言う事"がされようとする── (-88) 2021/12/13(Mon) 13:57:59 |
![]() | 【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>14 レイ 「 ? 」 煙の魔女からの視線も、貴方からの視線の意図も、絶妙に察することができない。怪我をしているせいかと結論付けた。 大きければ大きいほどお得だと思ってより大きいものを獲って来たまでのこと。 「……ああ。変な鳥だが、美味いと聞いた」 エドゥアルトはとっさに頭を垂れた。 撫でられている。相変わらず表情には出ないが ゆれる尻尾がその感情を示していた。 (17) 2021/12/13(Mon) 14:05:02 |
エドゥアルトは、レイに招かれるまま彼の前に座った。これくらい、放っておいてもすぐ治るが……。 (a18) 2021/12/13(Mon) 14:06:10 |
![]() | 【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 骸狩り スカリオーネ気づかない内に出来ていた人垣に少しぎょっとするも、あなたの姿を認めるとほっと胸をなでおろす。 「は……っ、はい……。 信じます、せんせはきっと帰ってくるって……。」 ポーションを渡されると、慌てた表情であなたを見つめた。 「そんな……。こないだのハンカチのお礼だって、 まだ出来ていません……! な、何かお返しできること、ありませんか――」 去っていくあなたの背中に向かって声を掛ける。 無視してもいいし返答してやってもいいが、どちらにせよアンゼリカには、あなたを追いかけて引き止める度胸は無いようだった。 (-89) 2021/12/13(Mon) 14:22:59 |
![]() | 【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト「……ハァ〜〜〜ッ……俺は! 俺のより良い日々だけしか望んじゃあいない! この街のことが嫌いで!壊したくなっただけなんだよ!! 少し優しくしてやったくらいで勘違いするなよ!?最初っからお前らのことはどうでもいいんだ、それは星歴が何億経ち、幾度変わっても変わらない……!!」 辛抱堪らないといった様子で、思わず声を荒げて、拒絶を露わにする。そう、拒絶だ。街に対する嫌悪は……今目の前には向いていない。 きりきりと胸が痛む。帽子を抑えてた右手は襟元を握って。 「俺は革命を望む奴らのことだって、本質的にゃどうだっていい……どうだっていいんだ」 歯を食いしばるようにして、声を絞り出す。数刻の沈黙を挟んで。 「……なあエドゥアルト。お前の言う誰かの『より良い日々』は……俺にとってのより良い日々になるのかよ? 俺にとっての良い日々は、 俺以外の誰が望んでくれるんだよ。 それが、俺が今ここにいる¢Sてだ……違うか?」 (-90) 2021/12/13(Mon) 14:24:30 |
![]() | 【秘】 骸狩り スカリオーネ → 見習い少女 アンゼリカ遠くもない席に着いて視線をひとつ。 頑丈な木製椅子は軋みも上げない。 「傷ついた 子供 ……人間を酷使する趣味はない。……どうしても礼を、というなら貸しにしておく。 いずれ何かで返して貰う」 そう残して届いた酒とツマミにひとり、目を向けた。 ――今日は、懐刀の音がしないようだった。 (-91) 2021/12/13(Mon) 14:49:14 |
![]() | 【人】 骸狩り スカリオーネ>>18 「……その軽口、"未満"を重用する者には 聞かれない方がいいだろうな」 呟いて酒を流し込む。 この都市でままなる事などそれほど多くはない。 蟹の祭騒ぎもどこへやら、 酒場の喧騒もうわべを残して、 下には多くのものが渦巻いているのだろう。 「……騒がしい事だ」 (19) 2021/12/13(Mon) 14:54:18 |
スカリオーネは、テーブルを指先で叩いている。 (a19) 2021/12/13(Mon) 14:54:54 |
![]() | 【置】 錆鉄御納戸 ミズチ──死人に、口はある。 一般的に聞く手段を持つ者の方が少ないことは事実だ。あれは、あれは、、これは? 死者の言葉を過去の記憶と言うなれば尚のこと、小生は聞かなければならない、そうあれかしと、のぞまれた、命を受けた、……どちらだった、どちらでもなかった? ああ、そうだった。きちんと全うしなければならない。 死霊共のこれらの言葉は小生に向けられたものではない、いや、いや、それは、そう、そうだ。小生に死にぞこないだの死体のくせにだのという言葉は当てはまらない。生きている者への怨み言は小生のものではない。小生は、イヤサカの技師の作った絡繰人形だ。そちらに宛てられた言葉はただの事実だ。何の隠し立てもなく、後ろ暗いこともない。 ──ああいや、小生は死体になりたいのだった。 正しく言うなれば、死体になれるようになりたい。死ぬということは、生きていないとできない。小生は生きていると認められたい。こうして死者に怨み言を向けられるということは、ミズチは生者であることの証左ではなかろうか。 欲しがっていたものを聞かない理由もない。聞きたくない言葉だったから聞かなかったことにするというのは無責任だ。小生は、聞いている、聞こえている。それに、託された。少なくとも小生はそう認識している事案がある。故に聞かないことは選択肢に挙がらない。可能な限り、可能な限り、聞かなければならない。 ──大事にする言葉は、きちんと持っている。 小生は思考しない生ける屍にはなりたくない。そうなりたくないのなら、考え続けろと言われた。故に、小生は思考し続けなければならない。耳を塞いだこの状態が続くことは、期待を裏切ることに繋がる。 ──それは、いやだ。 (L2) 2021/12/13(Mon) 15:06:37 公開: 2021/12/13(Mon) 15:05:00 |
ミズチは、声を聞くことを選択した。昨日、太陽がまだ空にあった頃のこと。 (a20) 2021/12/13(Mon) 15:06:46 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 騎兵 リーゼロッテ「酒場でだらけてる人はまだいいですけど、 基本話しかけるなオーラ出してる人いますもんね」 と言いつつその手のタイプにも声を掛けに行ってる。 そんな様子が度々見受けられる男だ。むしろオーラに気付いていた事を知って驚く人がいるかもしれない。 「そう……なんですかね?私、結構思われてる性格と実際はかなり隔意がある男だと思うんですが……自分で言うのもあれですが、顔で誤魔化されてるだけですよ多分。 「リーゼロッテは『思われているのと違うのに』、 そんな感じに思う事や悩む事はありました?」 あなたの『自分で選んだんだ』と言う言葉に一瞬、止まる。 何か“選んだ道”に関して思う事があったのか。 貴方の言葉を何度か反芻して、けれど力強く頷いた。 「──そうですね。ええ、“私が”選んできました。 怒られる事は多々ありますが、後悔はありません。 共に、ならまだしも他者に人生を預けられない性質で」 「それも不快な点ではありますが…… ……リーゼロッテは言いふらしはしないか。 私、“下級市民”の出です。一族は貴族に滅ぼされた。 騎士団に血反吐を吐いて入っても、それらが横行。 まあ、根に持つ所か全員殺してやろうかとは。 ……飼ってやる、はさすがになかったというか、 リーゼロッテはそれ、どうしたんです。解体しました? 顔が良い男だっただけまだマシ、と私は言えませんが…… そんなのでも嬉しいと思う物なんでしょうか……」 (-92) 2021/12/13(Mon) 15:06:47 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 花売り妖精 アイシャ「いえ、お気になさらず。不快に思ったりもありません。 単純に表す言葉に悩んだと言っただけですから。 申し訳なさそうにする彼女に、 気にしないでと言葉にする代わりに笑顔を見せる。 実際、彼と揉めまくっているのは事実だが、 他人に関係性を聞かれただけで怒るのはジャンル違いだ。 「……私が貴族嫌いな事を当然彼は知っていましたから。 言えなかったのでしょう。私はそれが不快でしたが。 ……さて、許せないのもあったし、単純に私が このような下級の境遇に生きる羽目になった元凶。 それと同種だった事も不愉快でしたし……」 恐らく、言葉で表せられる程、その感情は足りない。 無理やり例えたとして、劣等感・隔離・憎悪── きっと、キリがない。 それはそれとして、目の前の少女が発した言葉に瞬き。 てっきりそう言う差別や暗い事と無縁な子だと、 無意識に決めつけていた物ですから。 謝罪より先に、その真意を尋ねました。 「……覚えがあるのですか?アイシャにも?例えば、どんな」 (-93) 2021/12/13(Mon) 15:17:21 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト「死者の声」 あなたの言葉を繰り返して、それから何やら考え込み出した。 「──ああ、そうだな。ノアベルトの声は聞きたい声だ」 (-95) 2021/12/13(Mon) 16:59:25 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト「聞きたい声を聞ける。お前の声が聞こえる。随分と落ち着けた。ありがとうノアベルト」 「お前は聞きたくないことは聞かなくていいと言うが、様々な音を聞くことは、思考することは、小生は続けなければならない。小生は、スカリオーネ殿に返した言葉を違えたくない」 「…とは言え雑音は不要だ。常時聞くことのないようにはする」 衣嚢を探ろうとしたところで、置かれた符が目についた。 「これもノアベルトか? ありがとう、探す手間が省けた」 あ、着直したけどこの符使うなら脱がないとだ。ぬぎぬぎ。 (-96) 2021/12/13(Mon) 17:02:01 |
![]() | 【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ「う、うわぁ〜っ!!?!? っわああぁ〜〜ああ〜〜っドッシャンガラガラ!!」 チェルシーはビクリと肩を跳ねさせ、そのまま仰け反ってはスッテンコロリンと転んでいった。 四肢を空中に突き出した姿勢で目を白黒させて言う。 「お、脅かさないで下さいよぉ〜!ミズちゃん! ノックして下さいって前に言ったじゃないですか〜!」 言っていない。そもそもノックする場所がない。 毎回こんな感じで驚いてはいる。 ぱたぱたと服を払う仕草をしつつ、起き上がると、 「シチューですか? いいですよ! チェルちゃん、芸をねだられては応えないわけにはいきません! 早速出しましょう、秒でお出ししましょう! はい、シチューです!」 言うが早いか、宿の 支柱 に掴みかかったかと思うとボロボロとその部分が崩れ中の真鍮が露出。何の前触れもなく出てきた皿に細かくINされた。「どうぞ!出来たてで美味しいですよ〜!」 (-97) 2021/12/13(Mon) 17:43:22 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル「……っ、きっつ、……もう少し緩められません?」 だってこれは"尋問"なのだ。貴方に快楽を拾わせる必要はない。本当はそのまま動いてやっても、と思うくらいなのだが、流石にこちらが苦しくない程度にと言うのがある。 「…ふは、サービスで言ってくれてます?それ。 変態というなら、過去から今まで身体を重ねた回数分、 抱き合いましょうか。何回か覚えてます?私はもう 忘れましたけどつまりそれくらいすればいいですよね?」 己も無謀なのは理解して、貴方に向けてわざと大袈裟なため息をついた。ろくに息もできてない癖に、しっかり生意気な口を返してくれるサービスには笑ってしまったが。 それはそれとして完全に萎えてるだろう貴方の陰茎に手を伸ばして、再び擦り上げ、時に亀頭部分も親指でぐりぐりと緩急を与えて刺激する。先ほどの半端なものとは違い、焦らす素振りもない、確実な快楽だ。 ……それと並行して、容赦なく空いてる片手は貴方の腰を引っ掴み、ギチギチの腹を押し上げるそれを無理矢理ゆっくりと抜き差しする動きもつけてくるのだが。こんな無理矢理な"慣らす“が何処にあるのか、言われても仕方ない。無論、意に関しないだろうが。 (-98) 2021/12/13(Mon) 18:26:55 |
![]() | 【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「確かにな。リスクは最大限に減らすべきというところには頷いてやる。だがまあ…… ……ま、断じて好きとは言ってやらないがな」 適当なつまみを追って頼んで。 どことなくピリピリとした警戒心を漂わせているのは、 やはり慣れない場所に居心地が悪いと思っているからか。 「あっそ。何だって構いやしないけど…… 何で真っ先に聞くのがそれなんだよ!! いや別に……盗み聞きされた時俺だってバレなきゃなんでもよかったけど、それで思いついたのが猫だっただけ。 悪いかよ。俺に猫とか全然似合わねえだろ」 (-99) 2021/12/13(Mon) 18:38:44 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン「二階に私が使ってる部屋がありますから、 気が散るならそちらでも構いませんけど。 オーウェン、それはそれで変に警戒するかなと、 そう思ったからまず酒場の方に呼んだんですよ」 騒がしさ、と言う意味では大分減るだろうし、 別に料理も頼めば届けてくれるのだが。 何となく宅飲み系は好きではないと思っていたらしい。 「いえ、一番気になっていたので…… 今後どちらかに何かあっても、他の話ならまだしも、 『何で猫口調だったの?』と聞く機会ないですよ」 どちらかが捕まったとして、必死に聞く台詞がそれでは 革命軍はただの馬鹿な組織と思われかねない。 「そうでもないですけどね。私と貴方は猫気質では? アホンドルは蝙蝠とか言ってるけど犬ですし。 何より普通嫌いな動物を騙りはしないかなと思って。 つまり、 何らかの獣人 の可能性もあるのかな?と」 (-100) 2021/12/13(Mon) 19:17:42 |
![]() | 【秘】 埃運び オーウェン → 仮面の役者 フランドル「フゥ〜ン。私情を挟むような奴なら真っ先に斬り捨てるのを考えるところだった。 ああそうだ。でも、おたくみたいな奴がいるってことも、俺がいま革命に与している理由にはなる。 感情からくるものではあるけど、それは哀れみだとかそういう話じゃなくて……行動原理に基づいたものだ」 事実として提示したように、 その事実で突き動かされる者もいる。 決して情を挟んだわけではない。当たり前の話だ。 「普段なら踏み込むなだの言ってやるとこだけどな、 信用に必要ってんならしかたない。いらない不信感が無くなるなら俺にとっても有益だし。 ……お前の幸運や未来は祈ってやらない。 だから勝手にしろ。俺は、そうするから」 (-101) 2021/12/13(Mon) 20:00:05 |
![]() | 【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「クソ、まあ合ってるから腹立たしい。 別にいいよここで。ここ以外無いんだし。 気が散るっつってもいつもと足して変わらない」 「普通に一理あることも言うなよ…… つっても猫には別に思い入れがあるわけじゃ、 ……いや野良猫には結構絡まれるけどもよ」 もしかしたら無意識のうちに、 それを思い出して選んだりしたのかもしれない。 「犬と比べたらそれもそうか。…… 獣人、獣人ね。遠いモンじゃあない。 隠してるつもりもないしひけらかしてもいない。 仕事の邪魔にはなるから、 見た目だけは隠してるとも言えるが──」 部屋の中だろうと押えてた帽子のつばを押し上げれば、 有鱗種独特の細い瞳孔と鮮やかな虹彩、 それを覆う鱗が、遮るものを無くして。 「つかフランドルとの確執は見えないとこでやってくれ。 俺は人付き合いが好きじゃないのに痴話喧嘩ともなりゃ賭ける気すら起きねえ」 (-102) 2021/12/13(Mon) 20:11:02 |
![]() | 【独】 仮面の役者 フランドル/* 初日から気配は感じてましたけどもね。 こういう返しをしてくるのはもうお前なんだよな。 オレ達、またいつもの距離感だよ…… (-103) 2021/12/13(Mon) 20:25:14 |
![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 花売り妖精 アイシャ「・・・っ」 部屋に充満するニオイに、ノブを握る手に力が入る。 半ば強引に引き開けて入室すると、ドアを閉める。 「入るわよ」 いつものと違う口調、休み無しの客商売にあって、僅かなプライベートのときにだけみせる本来の顔。 以前に幾度か、貴女の花を受け取り心満たされた時に見せた事があったか。 それがいま、語気に怒りをはらませて。 貴女の姿を確かめる。 (-104) 2021/12/13(Mon) 20:59:09 |
![]() | 【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 埃運び オーウェン「…………そうか。それが、貴方の本音か?」 勘違いなどしていないと、エドゥアルトはゆっくりと首を振る。 貴方が声を荒げようとも、拒絶されようとも、動じる様子は全く見せなかった。まるでそれが当たり前かのように。 「……壊したいのなら、壊せばいい。 それが貴方のより良い日々に繋がるのなら。 それでこの街が少しでもマシになるのなら おれの知るひともきっと、否定はしない。 おれは貴方を否定しにきたわけじゃない」 先の言葉通り、話を聞きたかっただけ。 誰かにとってのより良い日々が他の誰かにとってのより良い日々になるとは限らないことくらい、学がなくともわかっている。 「オーウェン。おれは、貴方にだって良い日々を 送ってほしいと、そう思っている。 言っただろう、邪魔をするつもりはない、と」 エドゥアルトは、誰かの役に立ちたい。 それがエドゥアルトの生き方だ。それ以外を知らない生活を送って来た。自分のことだけを考える貴方とは逆であっても『より良い日々』を革命に望むことに否定はない。 エドゥアルトは人の味方であろうと思っているが そのひとがエドゥアルトの味方である必要はないと思っている。 (-105) 2021/12/13(Mon) 21:05:57 |
![]() | 【独】 木偶の坊 エドゥアルトおれたち魔術師!どっちかっていうと狼ちゃんたちの味方だよ!!!! いやエドゥアルトはレイさんがそうだからそうなので中立かもだが…… (-106) 2021/12/13(Mon) 21:07:30 |
![]() | 【秘】 灯屋 レイ → 仮面の役者 フランドル「そうかもしれません。 少なからず、『普通』からはみ出した者も多いですから」 根本や境遇が似ている者が多く、互いに見過ごせないのかもしれないのかもしれない。 互いに距離を測って近づいては、傷つかないようそっと離れる事を繰り返している。 この灯屋も、たぶん。ここのそんな雰囲気が心地よかったのだ。 「―――」 声を、言葉を、静かに聞く。 表情に浮かんだ感情は、落胆だ。勝手に期待して、勝手に失望した。ひとつ息を吐いて、浮かんでいた感情を消す。 「そのよう、ですね。 他ならぬ貴方がそう言うのならば、そうなのでしょう」 灯りが揺れる。陰影が濃くなる。月の瞳が貴方を見据える。 「 貴方はどれですか、フランドル。 憎悪するほどこの街に強い想いがあるでしょうか。 思想を捻じ曲げられたと自覚しているでしょうか。 革命ではない何かに心奪われているのでしょうか。 ……答えずとも構いません。我々……私は、協力らしい協力もできないでしょうから」 ―――その言葉の通り。 翌日貴方の名が貼られても、これには何もできないのだ。 (-107) 2021/12/13(Mon) 21:17:23 |
![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ「へぇ、確か3日くれぇ前に仕入れたのが氷室に──」 「・・・そりゃあ、いつもの教えてクンですかぃ? なにか、不思議な事でもありやしたかね?」 「なに、簡単な術式で加工できるってんで、組織内部での情報伝達用の魔石やら、それに目をつけた若ぇもん共がペアリングにしたりと、その程度のもんでさぁ」 にしても、ここ最近は依頼の頻度が高く、貴方が受注した採取量だけでもバカにならない量がこの街の何処かへ流れていっている事は、考えを巡らせれば不可思議であると、そう思い至るであろうか。 (-108) 2021/12/13(Mon) 21:28:05 |
![]() | 【秘】 灯屋 レイ → 木偶の坊 エドゥアルト「なるほど……恐らく、『骨を噛んだ』のでしょうね」 /* そんな三度目や偶然欲しくなかった。 知り合いや言葉を交わした人を主に占っていたため、どんどん連れて行かれて順調にSAN値が擦り切れております。どうして♪どうして♪(たすけて♪) (-109) 2021/12/13(Mon) 22:08:30 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート「だ、れの せいだよ、ッ……」 はくはくと浅い呼吸を繰り返し、その合間に減らず口を叩く。 被虐趣味は無いし、自分で自分を痛め付ける趣味も無い。 つまりは身体を力ませるだけ損なわけで、とは言っても。 理屈では理解していても身体が言う事を聞くとは限らない。 「はッ、は …最ッ悪、だ ぅ"、…罵られて善がるなよ、救 えない、やつ」 強姦じみた、というより事実殆ど強姦ではあるものの。 そのように扱われ、当然というべきか萎えていた自身も、 明確な快楽を与えられれば再び芯を取り戻して。 それと同時に腰を掴まれ、無理な抽送に腹の中を嬲られる。 ずり、と中で動く度に内臓を引き摺られるような心地がする。 「なんだ、っぁ"、えらく目に 掛けてくれる、じゃないか そ、んなにするほど、ハ、俺の事好きか、よ そうでもなきゃ、 革命軍ってのは、っ 随分、暇らしい…」 少々底意地の悪い事をされる事はあれど、 こうまで乱暴にされる事は以前は一度としてなかった。 その差が溝が、どうしようもなく昏いものとして胸の内に蟠る。 それでも性感帯を擦られれば身体は嫌でも快楽を拾う。 減らず口を叩く中に、徐々に上擦った吐息が混じり始めた頃。 (-110) 2021/12/13(Mon) 22:10:58 |
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![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 埃運び オーウェン「私情だけじゃあ生きていけないし仕事も成り立たない。 けれど私情抜きでは前にも後ろにも進めない。 一貫した信念の根底にあるのは結局は私情なんだろう。 それが悪い事とも思いやしないが、なあ。 まったくもって、この世というものは生き辛い この街に居ると、どうにもそう思わされる。」 誰に言うでもなく、殆ど独白のように長台詞を咏んで。 「──言われずとも。 どっち付かずの "卑怯な蝙蝠" は、自由にやらせてもらうさ」これもきっと、貴方のそれとそう変わりない。 たとえ、その結末が寓話的なものであったとしても。 互いに"勝手にする"だけだ。初めから、ずっと。 「さて、長話も何だしそろそろ招かれざる客はお暇しよう。 君がこうして幾らか腹の底を明かしてくれた分、 これからは──仕事の上では、君の事を信用できそうだ。 ではね、未知なるオーウェン«Unknown»。 "野良猫"に宜しく頼むよ」 役者騙りはいつも通り、堂々とした笑みのまま。 席を立ち、一度、ひらりと手を振って。 そのまま貴方の部屋を後にして行くだろう。 (-112) 2021/12/13(Mon) 22:35:41 |
![]() | 【念】 木偶の坊 エドゥアルト>>!5 「…………。寂しがり屋。そうか……」 ふ、と笑い声のような吐息。 「貴方が、そう望むのなら、いなければ、ならないな……」 となりに。やはりどこか居心地のわるさのような、戸惑いが なくなったわけではないけれど。そう命令されてしまっては、従うほかない。 (!6) 2021/12/13(Mon) 22:39:01 |
![]() | 【念】 木偶の坊 エドゥアルト「……ヘルの望む『より良き日々』とはなんだろうか」 ふいに浮かんだ疑問を投げかける。 「もしこの街がきらいで、壊してしまいたいと、自分の良い日々だけを願う人が革命軍にいたとしたら、どう思う?」 貴方はそれでもあちら側の味方でいようと思うのだろうか。 (!7) 2021/12/13(Mon) 22:40:25 |
![]() | 【人】 灯屋 レイ>>17 >>a18 エドゥアルト 爪先立ちせずとも届くようになった頭をよしよしと撫でる。 口や目以上にものを言う尻尾を微笑ましく感じた。 ……ちょっとだけ触りたくなったが、それより至る所にできた傷が気になるので我慢する。 「ほう。見た目は驚きましたが……それは、とても楽しみです。 少しの傷が致命傷になる事だってあるでしょう? ほら、まずは腕を出して。……服は繕うか、新調する必要がありそうですね」 どんな戦いをしたんですかと呟きながら治療薬と包帯を出し、順番に手当していく。 終わる頃にはできあがった料理が届き始めている頃だろう。 きっと二人分には多い量の肉だ。酒場にいる他の者にも振舞われていくのだろう。 (21) 2021/12/13(Mon) 23:09:48 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ「──ああ、ようくご存知頂き……残念だ。」 陰が差す。 貴方と同じに息を吐くように、ぽつり、一人科白を零し。 陰を名乗る男は、真っ直ぐに見据える月と相対する。 「改めて自己紹介させて頂くとしよう。 私は路地裏の陰のフランドル«フランドル・スキアー»。 内部告発を行うつもりも無く、けれど革命に乗る気も無い けれど革命軍に身を置く、どっち付かずの "卑怯な蝙蝠" だ」「革命に心は無い。あの立場は都合が良かったというだけだ。 …ああ、君にとっては最も忌むべきものかもしれないな」 革命に心は無く、自らの利益の為に属しているのなら。 それは、この街を良い方へ向かわせるどころか。 「他ならぬ自分の目的の為に、他者を踏み台にしている。 この街の構造とそう変わりないのだからね」 強い灯りを灯せば、陰もまた色濃いものとなる。 逆もまた然り。 この陰もまた、この街の底に揺蕩う薄闇を形作る一つだった。 一つ違うのは、決してこの街に帰属する事は無いという事だ。 これでは寓話的な末路も頷けるというものだ。 そんな事は承知の上で、それでも。 全てを擲ってでも、追い求めてやまないものがあったのだ。 (-113) 2021/12/13(Mon) 23:12:09 |
![]() | 【念】 灯屋 レイ「そうですとも」 大真面目に頷く。 ―――投げられた質問に、緩んでいた口元が微かに歪んだ。 「飢えない事。寒さに震えない事。 病に怯えない事。太陽の下で歩める事。 ……皆平等にとは言いません。けれど下層市民が、もう少しマシな生き方ができればいいと思うのです」 『──ある者は、この街への憎悪から。』 誰かの言葉を思い出す。この街はそんなにも憎まれていたか。 「私、この街は意外と嫌いではないのです。 だから、壊されるのは困りますね。自分にとっての良い日々というのも、きっと破壊した上で行われるものでしょう。 ……革命軍全体がそう考えるようになったなら。 私はあちらの味方ではいられなくなるでしょう」 政府側にもなれず、革命軍側にもなれず。 そんな立場でやれる事なんて高が知れている。 「まぁ、足掻いてみますよ」 それでも黙って見ている事は、きっとできないだろうから。 (!8) 2021/12/13(Mon) 23:36:22 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン「いいですね、懐かれるのは。 私はどちらかと言うと競争相手でしたから、 貰った名じゃなく名乗るとしても猫や鼠は避けましたね。 ……こっそり餌あげたりしてません?」 猫に囲まれた時のオーウェンを想像して思わず問うた。 何となくそんな妄想が脳裏をよぎったので。 「──有鱗種?」 やや気の抜けた声色が返ってきた。 別段不快や嫌悪はなく、かといって喜びでもなく。 要するに見慣れない為どう反応していいか分かっていない。 「失礼、どう反応すべきか迷っていたら固まりました。 いえ、別段気にする性質ではないんですが、 『仕事の邪魔』と仰ったので、なんらかのこう、 不都合でもあるのかな、と内心で唸ってました」 「……それに関してはすみません。 余計に貴方を人間嫌いにさせたくありませんし」 一応は自覚があったらしい。素直に謝った。 しかしながら、有鱗種については腕を組んで考えている。 「有鱗種なら尚更。何故、革命軍に? この国の政府、異種族への差別政策を敷いていたとか?」 (-114) 2021/12/13(Mon) 23:52:28 |
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![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル「……は、ッ、……救われますよ、 貴方が救ってくれないなら、 きっと革命軍が救ってくれる。貴方も」 それを幸せそうに語る目に生気はない。 その目は正常に何もかもを認識していない。 今こうなったのも、ただ救うと言う単語に反射的に反応したからにすぎない。 「貴方が好きなのは私でしょう?」 「残念ですが"私の時と違って"随分と忙しいんですよ。だから、すみませんね?あの時は何週間も構ってもらっていたんですけど、今は酒場の人員と御布令もあって今日一日中くらいです」 貴方なら気づいてしまうだろうか。 何の手本もなしに、本来のこの男がこのような行為を行える訳がない。つまり、"当時されたことをそのままなぞっている"のだと。意味する事なんて、そこまで辿り着けば簡単に解けると。 そんな、自身の事情など知ったことではない男は、少しずつ時間をかけるにつれて抜き差しがキツくても広範囲までできるようになった頃、散々勝手知った貴方の体内の性感帯を念入りに擦り上げ始める。 手で行う手淫もやめやしない。ただ、貴方が達しそうになるなら、それは行われない。快楽を直に与えている手自身が、もどかしさで止まる位置で手を離す。──あくまで中の動きを良くする為であり、貴方が男として達するのはこれ以降もひたすら焦らされ続ける事になる。 ▽ (-116) 2021/12/14(Tue) 0:56:47 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル「私の時は貴方がいませんでしたけど、 今は私がいますから。ね、フランドル。 寂しくないようにしてあげますね」 言葉と行動が支離滅裂だ。 それでも精神干渉に造詣があるなら、本来の感情の歪んだ発露であり、今もこの男はこれが本当に革命軍と貴方の為になると信じている。それを嫌でも理解するだろう。 献身的な言葉。欠片も笑わない目。 笑うのに放つ言葉と行為は暴虐でしかない口。 その日、貴方がいたらその一つでも変わったのかは、 もう永遠にわからない話だ。 性感帯を虐め続け、更に前立腺まで当たる位置まで動くようになると、そこを狙って何度も小刻みに揺らして突き立てる。抉ろうとし続ける。前ではいかせてくれないのに、後ろならば許すと言ったように、記憶で何度も貪った身体を、今も食い散らかしていく。 貴方が達するまで、いや、貴方が達した後も、貴方が根を上げるか、今日が終わり朝が来て昼を過ぎるくらいまで、ずっと繰り返されるだろう。 (-117) 2021/12/14(Tue) 0:58:10 |
![]() | 【独】 大道芸人 チェルシーリーゼロッテちゃん好きだったからやっぱ最初夜這いに来ました〜〜〜!!!って凸する案(別に夜這いはしない)を決行しておけばよかったな・・・・・・・・・・・・という後悔、思ったより強い ちゃんとロールできるかな!?!?になって秘話凸控えめ人間になってたけど 割と後悔が来てる 表の流れに乗るにも結構穏やかな感じだ・・・・・・・・・・・ (-118) 2021/12/14(Tue) 1:25:47 |
![]() | 【秘】 灯屋 レイ → 錆鉄御納戸 ミズチすれ違う際、カンテラの中の灯りが揺らいだ。 「―――」 貴方へ視線を向ける。 覚え のある気配だった。これは鼠が連れて行かれた日、死霊術師の名が御布令に出された日。同じ気配を探りとったのだ。 ―――『噛んだ』のか。 そう当たりをつけた。それが貴方にどのような変化をもたらしたのか、まだ灯屋の知るところではない。 思い返せば先日、貴方の様子がどこかおかしかったような気もする。手に余るようならば手を貸そうと、貴方の様子を頭の片隅に入れて。 これは酒場の隅へと歩み去っただろう。 /* ご機嫌よう。死神に改名した方が良いのではないかと思い始めた次回闇古戦場です。調子悪そうなところに突撃したかったんですがタイミングを逃していたため、ご連絡嬉しいですわありがとうございますですわ!! つまりそういう事なんだを織り交ぜた、ふわ〜っとした何か返しをしました。ふわっふわっ。 そしてこれはファンレターです。 置き手紙見ましたわ解釈最高でしたわ〜〜〜!! (-120) 2021/12/14(Tue) 1:27:28 |
![]() | 【独】 大道芸人 チェルシーVSカニさんの流れに 盗賊タイプ寄り対モンスター能力なさ目のPCだから乗れなかったのもちょっと寂しかった お〜 後悔!後悔かい? オレはもう貝 ハッ・・・・その声はうに山うに太郎!!!!生きていたのか!? (-119) 2021/12/14(Tue) 1:28:02 |
![]() | 【独】 大道芸人 チェルシー聴いてくれるか? 初日、合わせのフェリックスさんとリーゼちゃんを笛吹きしよ♪って思ってた時があって どっちも見学なことに気付き、泣いたんだったね 多分これもうひとりごとしたわ (-121) 2021/12/14(Tue) 1:29:19 |
![]() | 【独】 大道芸人 チェルシー受け身スタイルでやっても後悔しなかったらええねんなって思ってるけど 今回はやっぱ後悔してる ウワーーーッ 夜這いしとけばよかった!!!!いやしないけど イケナイコトしに来ました!!!!みたいなこと言ってみるやつ やっておけばよかった!!!!! エーーーーン (-122) 2021/12/14(Tue) 1:30:19 |
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![]() | 【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>21 レイ 「……あいつは……足がはやい……。 ……突っ込んでこられると、銃で狙う暇が、ない…… 殴り合うしか、なくなる……」 また銃使いのくせに、肉弾戦をやったらしい。 服に刺さった羽をはらって、大人しく手当をされてはいるが、どこか居心地が悪そうだった。こんなに丁寧に手当てされたことなどあまりない。 「……服はあとでいい………。 それより、食べるといい、そのために獲ったのだから」 できあがった料理が、運ばれてくる。 シンプルに、ローストされたもの。 (22) 2021/12/14(Tue) 1:43:10 |
![]() | 【念】 木偶の坊 エドゥアルト「…………そうか。 貴方は、この街が、きらいじゃない、と」 ガルムはこの街が好きかと言えば、わからなかったものだから、同意をすることはなかった。今日のメシも満足に選べないような男は、人の役に立ちたいのだって、それ以外の生き方を知らないから。 「おれも、下層市民が、誰かが、救われることはきっと喜ばしいことなのだろう」 「……けど、同時に、壊されようが、それで救われる誰かがいるなら、それでもいいと思っているおれは、どこか、おかしいのだろう」 政府側でもない、革命側でもない、うつろな存在。 番犬は、はじめてあなたとは明確に違う意見を言った。 (!9) 2021/12/14(Tue) 2:09:51 |
![]() | 【秘】 灯屋 レイ → 仮面の役者 フランドル「擬態がお上手ですね。……では、こちらも。 冥府の主の名を騙る者。 護るべきものを失った最後の守人。 墓守改め灯屋、レイ・ウォードの名で通っています。 ―――ならば私は、蝙蝠にもなれないナニカでしょうかね」 告発するつもりはない。されど革命に直接手を貸すわけでもない。自身の手を汚さぬまま、自身の望みを『彼ら』に託した。 卑怯にもなれなかった傍観者。 「えぇ、私も残念です。 わざわざ事を起こすぐらいですから、ひとりぐらいは……この街を憂いてくれていればと思っていたのですがね」 どうもそうではないようだ。 そればかりか街の惨状には頓着がないらしい。 灯りの見えない先を見ようとするように、目を細める。 「貴方の心はこの街ではなく、何処にあるのですか?」 ―――ふと、元騎士の顔が浮かんだ。 あの日、貴方が声を荒らげた相手。 なにかを隠していた様子の青年。 彼と、関係はあるのだろうか? (-124) 2021/12/14(Tue) 2:09:54 |
![]() | 【独】 木偶の坊 エドゥアルトこの村、めっちゃ静かじゃない? みんな秘話で盛り上がってんのかな…… おれまじゅちゅしやってるが話してる人そんなおらんからなんもできてへん枠……メシなにたべるか選べない男………… (-125) 2021/12/14(Tue) 2:36:09 |
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![]() | 【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 埃運び オーウェン「買ってるさ。ま、俺はどんな酒でも別に構わんのだが」 からからと笑いながら、不機嫌そうなあなたの顔を見ながらも、少し意外そうな顔。そして、楽しげな笑みを深めた。 「そう。まァ、楽しいところだったが、いよいよ”清く”なりそうだ。良くも悪くも、ずっと夢に揺蕩うことはできない。 逆に、黄金と夢を得るものも最終的には少なくなるだろうさ。 ここは肥え過ぎたんだろうよ。貴族か、悪党か……。 どちらにしろ、楽しいだけの日々はもう終わりそうだ。 俺はここで、底の底まで落ちる奴を見るのも、 夢を掴んだ奴を見るのも好きだったのだよ、逆にな。 ……そういうお前は?ここが好きそうには見えんが。何故残る?」 興味本位なのかもしれない。 が、目を細めて尋ねる表情は、愉快なだけではないのだろう。 尋ねるのは情報だ。 なら、この男はそれで飯を食っている。 その表情の意味を、はたして、この男が知っていたかどうか。 (-128) 2021/12/14(Tue) 3:40:43 |
![]() | 【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 迷彩掃除屋 ノアベルト酒場での会話から、少し時が経った頃。 あなたが夜、この酒場にて姿を見せた時に、 この男が声をかけた。 「や、掃除屋」 いつものように、気だるく上機嫌な様子でひらひらと手を振って、眦を下げて。緩慢な余裕をたたえて、だ。 「元気でやってるかい。最近は、どうも巷の流行は物掃除というよりヒト掃除のようだけど」 ――ところで、この男は、他人のゴシップで飯を食っている。飄々とした掃除屋の男についても、勿論。酒場にいる連中の口の端からそれが消えたとして、その噂を多少、調べていたかもしれない。 /* ということで、ノアベルトさんの事をちょっと調べさせていただいたかもしれない演出のINTロールをば…… (4)1d10 + 8 (INT) (-129) 2021/12/14(Tue) 3:43:00 |
![]() | 【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 木偶の坊 エドゥアルト「家族かあ。いいなあ…………。」 目を少し細めて、舌の上で味わうように復唱した。 あなたの得物の話。 「ファミリア」。 して、あなたが酒に顔を顰める様子にくっく、と笑って。 「無理強いはしたくないが、一方で、まだ食べたことがないものならば挑戦はしてみてほしいものだ。美味とゲテモノは紙一重……。」 それらの酒は甘い割には強いもの。黒みがかったチョコレートリキュールと、 爽やかだがこちらも度が強いものだ。淡い桃色の桃のリキュール。 恐らく、酔った貴方の様子を見てみたくなったのだ―― というところはあなたに伝わるべくもない気がする。 吟遊詩人の良くない好奇心だ。 (-130) 2021/12/14(Tue) 3:43:16 |
![]() | 【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 死霊術師 ペトルーシャ「そうかい。まあ、そんなこともないとは思うがね。多少値が張るのは確かだが。牢番の担当者の機嫌は伺っておくにこしたことはない気がするが……。」 あなたの様子は予想外というわけではなかったらしい。 喉を鳴らして笑う。喜んでいるのだ。 「そういう人間を足場にして生きているのだから、 崩れれば、困るのは自分たちの方だろうがね。ま、そんなことは気にしていない連中さ。 ……フム。聞かせて進ぜよう。 恋物語と、英雄の物語。 どちらがお好みかな?」 片目を瞑り、ウィンクして応えた。 男が何処からともなくリュートを取り出して、 その指先は繊細にり、と静かに音を鳴らして、あなたの選択を誘う。 (-131) 2021/12/14(Tue) 3:43:26 |
残氷 の エアハートは、メモを貼った。 ![]() (a21) 2021/12/14(Tue) 4:50:46 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート「っあ、くっ、そ ああ、そうだよ 俺が好きなのはお前だけ、 俺を救えるのは、ッ ぁ、あ──」 出掛かった反論は、上擦った喘ぎに呑まれて。 けれど達するには至らず、蟠る。 与えられる熱も、遣る瀬無い気持ちも、蟠り続けるばかり。 ただ只管に、行き場を無くしたものが自らを苛み続ける。 貴方が居なくなってから、そんな事ばかり。 薄々勘付いてはいた。 これまでの言葉の端々から。 "そういう事"をされていたのだろうとは、わかっていた。 わかっていて、だから何ができたというのだろう。 できる事と言えば、悔恨と無力感に苛まれる事ばかり。 結局は無力、今は為されるままに嬲られる事しかできはしない。 多少強引であろうと体内を暴き、粘膜と粘膜を擦り合わせれば 次第に貴方をよくよく覚えている身体は態度を変え、 突き入れられる度に内壁は歓喜し媚びるように打ち震えた。 反対に、引き抜く動きには追い縋るようにわなないて。 どんなに唇を噛んで堪えても、これだけは隠す事ができない。 自分の身体の浅ましさに反吐が出る。 (-132) 2021/12/14(Tue) 5:24:46 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハートもう何もかもぐちゃぐちゃだ。 遣る瀬無い感情も陵辱し尽くされる身体も、 きっと貴方の内面も。 何もかも、今更な話かもしれないが。 そうして抽送が随分と滑らかになった頃。 一点を執拗に責め立てられれば堪える事もままならない。 暴力的なまでの快楽を叩き込まれ身体を貪られ、 減らず口を叩く口も身体も反抗心もぐずぐずに蕩けていく。 後ろでばかり達する事を強いられて、女のように啼かされる。 それでも、いつまで経っても、音を上げる事は無い。 時折縋るように嬌声を漏らし、 その合間に、熱に浮かされたように貴方の名前を呼ぶだけ。 そうして、長い夜が更けていく。 (-133) 2021/12/14(Tue) 5:25:50 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート──そして、三度目の御布令が出た日。 「……エアハート」 役者騙りの騎士、"卑怯な蝙蝠"は再び貴方の元を訪れた。 「次に"消える"のが誰か、忘れたとは言わないだろう」 いつも通りに衛兵が立ち去って行った後。 張り出された紙切れを、睨むように見ていた姿を知っている。 そこにあった感情が如何なるものかは、定かではないが。 「 預かっておいてくれ。 しくじったのは俺だが、お前以外の誰かに折られる気は無い。 お前以外の人間に預けるのも、気が進まなくてな…」 そう告げて、そちらに差し出したのは。 この役者騙りが常に提げている細剣と短杖。 貴方と別れるずっと以前から使い続けているもの。 「気が向かなきゃ、返さなくたって構わないさ "首輪付き"にそんなものを渡せば当然目を付けられるだろう。 何より、…それはある意味、"お前のもの"だからな」 (-134) 2021/12/14(Tue) 5:49:17 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル「忘れましたよ」 だがあの紙が貼られた時。 そんなすぐに忘れるようなら、あんな殺意は漏れ出ない。 それでも素直に認めるのが悔しいのか、或いは貴方が失敗したと言う事実から目を逸らしたかったのか。 それでも、『預かる』と言う言葉を聞けば、 不思議そうな顔でそれを受け取る。 思考を過去に巡らせる。 ……最近、思い出すのに時間がかかるのは伏せて。 彼が騎士団時代から持っていた。それは覚えがある。 それ以上の曰くや思い出は、自分達に何かあっただろうか。 「気が向く向かないで返すのを決めませんよさすがに。 これを私に渡すと貴方、全裸も同然でしょう。 ……?これ、私の物だった時期、ありましたっけ」 貴方の意図をわかってないようにそう返す。 それだけならまだ察しが悪いだけだ。…そうだろう? (-135) 2021/12/14(Tue) 6:05:23 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート「…なら、安心して消えられる」 ぽつりと呟いたのは、『忘れた』という言葉に対して。 或いは預かる事を受託した事についてかも、しれないけど。 何れにせよ、この陰の気質を思えば、答えは明白だ。 「流石に丸腰じゃない。却って怪しいだろうからな 左手«マインゴーシュ»は手土産としてくれてやるつもりだ」 貴方の手にそれら二つの得物を預け、手放せば 幻術を利用して隠し持っていた短剣が露わになる。 見る人によってその色を変える、薔薇の意匠のそれは 果たして今の貴方には何色に見えているのか。 「── 最初からそうだった。 俺が剣を執ったのは、そも、お前と共にある為だ。 最初から最後まで、この剣を捧げる先は、お前だけ。 だからそれは、 確かにお前の剣だよ 」きっと、覚えが無くたって仕方ない事だと思う。 貴方に掛けられた細工に関わらず。誓いは遠い昔からのもの。 だから声を荒げる事はせず、けれど確かにそう告げた。 剣、というものが指すものは。 何もこの細剣だけに限ったものではない。 剣、杖、この身、貴方と共にある為の力の全て。 たとえ独り善がりだとしても、 (-136) 2021/12/14(Tue) 6:50:56 |