![]() | 【秘】 花売り妖精 アイシャ → 残氷 の エアハート貴方の笑顔に、少女はホッとしたような顔を見せました。 時折相槌を挟みながらあなたの言葉を聞いて。 「それは、割り切るに割り切れなかったでしょう。 近くにいたからこそ、何も言われなかった事で余計に感情が膨らんでしまった…ということなのかもしれないのです。 エアハート様……そこまで言うほどの事を、されたのですね」 元凶、というからには決定的な何かが貴族との間にあったのでしょう。 それを尋ねるには、やはり躊躇われて。貴方が話してくれるならという姿勢を取り続けるでしょう。 貴方の問いには、纏っていたローブを下げて答えます。 白い布の下から、光を受けて輝く羽が顔を出しました。 「私は、妖精と人間の合いの子なのです。 ですから、どちらからも半端者として扱われていたのです。 人間からは気味悪がられ、妖精からは魔法が使えない事を揶揄われて過ごしてきたのです。 昔は、それで傷付いてしまうことも多かったのですよ」 (-167) 2021/12/14(Tue) 16:58:16 |
錆鉄御納戸 ミズチは、メモを貼った。 ![]() (a29) 2021/12/14(Tue) 16:58:18 |
![]() | 【秘】 花売り妖精 アイシャ → 百識眼 の シュゼット扉を開けた少女は、貴女の姿を見て笑顔を向けます。 しかしそれは いつものような、明るいものではなく。 眉を下げ、額に玉のような汗を浮かべていました。 部屋の中には、小瓶がいくつか転がっており ベッドのシーツも強く掴んだようにくしゃりと歪んで半分床に落ちているでしょう。 「あ……あの お片付け、できて…なくて」 貴女が入って来るのを止める事はないでしょう。 申し訳なさそうに、そう言うだけ。 (-169) 2021/12/14(Tue) 17:04:01 |
![]() | 【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ「そうですねえ〜!チェルちゃんも、チェルちゃんが100人ぐらいいたらなあと思うことはあります!そしたらきっと一人ぐらいはチェルちゃんの中に取り込めますからね!なんて冗談ですが!」 「ミズちゃん、随分難しいことを考えているんですね〜!チェルちゃんだったら頭がフットーしちゃいそうですよ! それで、チェルちゃんで参考になりましたか?でしたらチェルちゃんも、チェルちゃん冥利に尽きますとも! ええ!お互い楽しく嬉しく、愉快に頑張っていきましょうね〜〜〜!!!」 ひらひらと両の手を振って、あなたを見送る。 多弁を放って、変わらない笑顔を浮かべて。 (-170) 2021/12/14(Tue) 17:26:02 |
![]() | 【独】 錆鉄御納戸 ミズチ/* ちぇるたん、ただの道化やなくて睦月がようやるタイプの多弁さんなんな思う。まともに相手するだけ無駄と思わせたら勝ちというか、つっこまれんて済ませてもらえたら安心するね。 (-171) 2021/12/14(Tue) 17:53:27 |
![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチと、言う事は、今挙げた品物とは違う物を彼が見かけたと判断。 「・・・へぇ、そいつぁいったいどんなシロモノで?」 /* バリバリに首輪に仕込んだ物を想定しております! 彼女なら加工品でも鑑定によって産地を割り出し、自身が関わっている事を看破するでしょう。 また、石の名前は特に考えていなかったので、お任せ致します。 (-172) 2021/12/14(Tue) 17:53:53 |
![]() | 【人】 大道芸人 チェルシー「わぁ〜いさすがリーゼちゃん度量がBIG! そこしびれあこがれついていくっ! チェルちゃんも一応冒険者ですからね〜! 切った刺した張った張ったは不得意ですが…… 身体を使わねばならない時がありますとも! それに最近全身を輝かせる芸を習得しまして……」 そんな感じでカニパ(本人呼び)に付いていくのであった…… (25) 2021/12/14(Tue) 18:06:39 |
![]() | 【独】 錆鉄御納戸 ミズチ/* ミズチは、誰が怪しいとかはあんまりわからんやんな。だから接触図ったり調査したりをするのって、事実確認と言うか、雰囲気を見に行っているところがあると思います。 とか打ってたらシュシュさんからレス来てる〜〜これ反応的にあんまり狼じゃない?、かな!!!(役職当ての正答率ヤバ低PL並感 (-173) 2021/12/14(Tue) 18:09:14 |
![]() | 【秘】 花売り妖精 アイシャ → 骸狩り スカリオーネ貴方の置いていった品は、暫くして扉の前からなくなっていることでしょう。 そして翌日の夜頃、貴方の部屋を控えめにノックする音が聞こえます。 出てきてもらえるのであれば、または外から帰ってくるところであれば 扉の前に花籠を持った少女の姿がある事がわかります。 (-174) 2021/12/14(Tue) 18:09:44 |
アイシャは、戻ってきた次の日のお昼ごろ、酒場に姿を見せました。 (c4) 2021/12/14(Tue) 18:10:16 |
![]() | 【独】 大道芸人 チェルシーこのベルトが今更ディスコードで話すの恥ずかしいな♪って黙ってるだけでロールはまあ・・・・している?のに一体何人が気付いてやがるだろうな・・・・ククク・・・・・いやみんな結構気付いてるかもしれん。恥ず・・・・・・ (-175) 2021/12/14(Tue) 18:12:31 |
![]() | 【秘】 花売り妖精 アイシャ → 仮面の役者 フランドル酒場に戻ってきた翌日頃、貴方の姿を見かけた際に声を掛ける事でしょう。 それは、お部屋の前だったかもしれないし酒場の中だったかもしれません。 「フランドル様……今、大丈夫なのです?」 白かったローブが赤黒くなったままの少女は、張り紙を見て心配だったようで。 少しばかり眉を下げたような顔を見せています。 (-176) 2021/12/14(Tue) 18:19:49 |
![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 花売り妖精 アイシャ貴女を見て。部屋を見て。やるせなさに顔を歪めて。 ごちゃり、と持ち込んだ大風呂敷を床に置く。 拒否されなければ、貴方の頭を撫でて優しく抱くでしょう。 「無事・・・とは言えないわね・・・いいのよ、無理しなくて」 「庇ってあげられなくてごめんね、アイシャが層じゃないって分かってたのにね・・・」 辛かったでしょう、怖かったでしょうと、自分に慰めの言葉をかける権利があるかも分からず。 暫くして荷物を解いて、中から様々な医療器具を取り出す。 「必要そうなのは粗方持ってきたわ、変に跡になる前に処置させて頂戴、放っておいて良い事なんてないんだから」 (-177) 2021/12/14(Tue) 18:33:59 |
![]() | 【秘】 骸狩り スカリオーネ → 花売り妖精 アイシャ夜。仕事の計画を立てながら過ごしていると、 控えめなノックが聞こえた。 深夜に窓をノックする者はいる。 昼夜問わず乱暴に扉を叩く者もいる。 それらには決まって「入れ」と促す。 日頃からノック音すらさせずに入る者も、 まあ、いるのだが。それはさておき。 夜に、部屋のドアを、それも控えめにノックする。 そんな者は……部下は、そういない。 書き物をしていた机を指先で2回叩いて僅かに考え、 ペンを置くと「今行く」と声を返した。 間もなく、巨漢が外開きの扉をゆっくりと開け、 視線がゆっくり降りて行った。 「…………」 あまり予想していなかった来客なのだろう。 男は無言で貴女を見下ろしている。 室内から、僅かに煙が頭上を抜けていった。 (-178) 2021/12/14(Tue) 18:38:41 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット「…………。…実物は手元にないのだが」 考える間がややあってから、通常の声よりも広がりのない音があなたの耳に届いた。指向性を持ったもので、音を伝えたい対象以外にミズチの発言を聞かれるリスクを大きく下げる。 「要観察対象に取り付けられる首輪に──」 ミズチは事実から真実を導くことは不得意だが、事実を正確に伝える能力は高い。あなたが正しい鑑定結果を出すに至る、詳細な情報を報告した。 /* わ〜〜〜バリバリに仕込まれてやがるぜ!!! 珠響玉(たまゆらだま)でいきます!! (-179) 2021/12/14(Tue) 18:43:47 |
![]() | 【独】 錆鉄御納戸 ミズチ/* ミズチくんチェスティーノにはあんなふうに言うてたけど、シュシュさんは聞いた事実を作ってしまってもいいの? ちょっと考えはしたけど、シュシュさんの能力を買っているからその点で言えば伝えても問題ないになったらしいです。 革命派であるかもも少し考えたけど、それでミズチに何かあるのはミズチの失敗やからなぁ。自分だけならその失敗もどうにか問題なくする気でいる。がんばる…!( '-') (-180) 2021/12/14(Tue) 18:54:56 |
![]() | 【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ「なるほど、わかりました。 もとより聞こえなくなればいいんですね 」貴方は今までの自分ではいけないのか。 何かをなさなければならないのだろう。 聞かなければいけないのなら、 聞かないふりをするのができないのならば、 自分がその原因を断てばいい。 「その符は……カガチが持ってきたものです。 あなたが寝ていたときに偶然。 もしかしてあたくしの声を聞いてくれたのかもしれませんね。 マシになると言っていましたが、それで何が起こりますか? 返答によってはやることが増えますから」 服を脱ぐのを再び手伝いながらそれについて尋ねる。 気分が悪いわけではない、あなたの具合が悪いままが困るだけ。 なんだか言い訳をしている気分になってきました。 (-181) 2021/12/14(Tue) 19:04:09 |
![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ口に手を当て暫しの思案、状況判断から答えを導く。 「・・・そいつぁ、十中八九ウチで卸したもんでしょうなぁ。 大旦那が強請るから仕方なくやっとりやしたが、御上とベッタリたぁね、下司張りな野郎でぇ」 大旦那スチュアート、組合のコアメンバーであり、自身の名を冠する商会はこの街のトップシェアを誇る豪商、古株でありながら小規模なシュラール商店は吸収されないよう時折タダ同然で物品を卸している。 「ん、でも待てよ、大旦那はどのツラ下げてか威光尽くな連中を大層けじきに(軽視する)しとった筈、余りに面白くねぇコトになってそうですなぁ」 (-182) 2021/12/14(Tue) 19:29:59 |
![]() | 【赤】 残氷 の エアハート「ああ、問題ない。 穏便に済んだ。報告する内容も特段ない。 むしろ穏便じゃないのはお前の方だろう。 下手にお前が動いても半端になってしまいだと思うが。 上手くやれる相手を見つけていると言うなら別だ。 野良猫、お前はどうだ。 正直な所、俺は少々気分がすぐれない。 それこそ穏便に終えたのを滅茶苦茶にしかねない。 ……誰でも良いと言うなら動けるがな」 /* 噛みに悩む狼窓ですわ。私、凶狼なので仲間噛みもできますけど、噛む理由がまだ思いついてないので、何か提案あればそれも選択肢として使える、とお書きしておきますわ。担当者も悩みますわね。 (*1) 2021/12/14(Tue) 20:08:43 |
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![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 騎兵 リーゼロッテ「ん、お陰さんで、ロッテ嬢も変わらず何よりで」 声を掛けられても顔を覗かれても一瞥もする事なく、先程冒険者が持ってきた素人目にはクズ石にしか見えない鑑定品を選別していが、商売の話となれば話は別だ、顔をあげ営業スマイルで貴女に向き合う。 「丁度どっちにも効くお誂向きなぁヤツを用意できやすぜ。 轟来人参と尺貫草のパウダーとを仙人ナメクジで効果を高めた『遮二無二ドリンク』、コイツぁひと舐めするだけ箸より重いもんを持ったことねぇ箱入り娘でも山ひとつ押してなんともねぇ程の力が湧き出るってぇ評判でさあ」 いくら出せる?と瓶をふりふり。 (-184) 2021/12/14(Tue) 20:21:24 |
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![]() | 【赤】 埃運び オーウェン「本音を言うと、吟遊詩人をいきたいんだけど…… 奴はコネで護られてるフシがあるからにゃあ。 全く、好きに尋問もできないなんて。 中間管理職はいっつも貧乏クジばかり引くにゃ。 ……接点があるところからいくならミズチでいく。 でも、それは積極的な理由じゃないにゃ。 だから誰か浮かんだらそれでいい、にゃん」 「……この後の身の振り方は、考えなければな。 ここから連鎖して、とかお話にもならない」 /* こちらも似たようなもんです。一日延長して助かった……と思いつつ、暫定の相手は↑言っておきますね。 (*2) 2021/12/14(Tue) 20:24:30 |
![]() | 【独】 残氷 の エアハート【文字フォント変更テスト!】 例文:「ABC……俺が悪かったって……」 ■ magic </magic> 「ABC……俺が悪かったって……」 ■ lnv </lnv> 「ABC……俺が悪かったって……」 ■ minamo </minamo> 「ABC……俺が悪かったって……」 ■ aoyagi </aoyagi> 「ABC……俺が悪かったって……」 ■ akabara </akabara> ■ windsong </windsong> 「ABC……俺が悪かったって……」 ■ aa </aa> 「ABC……俺が悪かったって……」 ※全部見やすいようにlargeタグを入れてます (-186) 2021/12/14(Tue) 20:29:57 |
![]() | 【独】 残氷 の エアハートうおおおおあああんんんんん オーウェンくん(あどちゃんでしょこれ)噛みたいのに理由が〜〜〜〜〜〜浮かばない〜〜〜〜〜〜馬鹿凶狼〜〜〜〜〜〜ああん洗脳なんかされてるからだよ馬鹿!!!!!!!! (-187) 2021/12/14(Tue) 20:39:55 |
![]() | 【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 残氷 の エアハート「今どき処女育ちがいるものですか……! 身体なんて……なんでこんなに気分が塞ぎこむんですかね。 こんなことで傷ついたら心臓がいくつあっても足りな、 ……見知った顔にされるのってこんなに辛いことありますか?」 いつの間に自分は目の前の彼を気に入っていたのだろう。 全く気づいていなかった、害されてようやく自覚をした。 嫌だと思うことは、されたくないという期待をしていたということだ。 お陰で気分は下がったどころか脆弱性みつけてしまい散々である。 「きらいなんですよ〜……手首折りたくなるほど! あと……ああもう、目にも入れたくない。 やり返、いや……ちょっと……ああ駄目ですね、 エアハートのこと嫌いになりそうです。殺していいですか……」 あなたから感じられなかった殺意に、狂気に、愉悦。 どんな感情かがわからず、不気味で仕方なかった。 他人ならばどうでもいい、まさかそれが善意だったとでもいうのか? 本気ではないが次第に突然苛ついてやってしまうかもしれない。 なんだか落ち込みながら、あなたの胸元を叩いた。 (-188) 2021/12/14(Tue) 20:46:49 |
ノアベルトは、外れた手錠を壁に投げつけた。 (c5) 2021/12/14(Tue) 20:47:30 |
![]() | 【秘】 花売り妖精 アイシャ → 百識眼 の シュゼット無理しなくていい、と言われると。 素直に体を預け、貴女の胸元に顔をうずめています。 少しだけ、布が濡れてしまうような感触があるかもしれません。 「っ……いえ、いえ…これが、必要なことであるのは、わかっていたのです…… だから、大丈夫、で。私は、大丈夫……なのです」 赤黒く染まったローブと、衣服の下 肩甲骨の辺りに刃物で抉られたような傷跡が残っていることがわかるでしょう。 見ているだけでも痛々しいもので。 ろくに手当てもされておらず、傷口は塞がりきっていないようです。 (-189) 2021/12/14(Tue) 20:57:28 |
![]() | 【念】 灯屋 レイ「このような場所でも、故郷というものなので」 ロクな場所じゃないとわかりながら残り続け、愛想を尽かして出て行くのではなく変えていけたらと願った程度には。思うところがあったようだ。 「……いいえ。おかしくはありません。 皆救われるおとぎ話なんて、現実で起こりうる事はないんですから。 どちらにも救われる者がいて、どちらにも傷つく者がいるでしょう。 私が片方を選択したように、貴方はどちらでも構わないという選択を行っただけです。 ……ガルムの意見が聞けて良かった。 私の選んだ道が誤っていても、貴方を巻き込まずに済みそうだ」 (!12) 2021/12/14(Tue) 21:02:22 |
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![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット「成程。……小生はそちらの立場を問わないのだが。政府にしても革命派にしても、シュシュさんのような人が、相手方の利益に大きく貢献しているとなれば目の上の瘤だろうと思う」 「単純に腕の立つ者よりも、どうにも別の者たちが目をつけられているだろう? 基準は派閥で当然違っている。革命派は掃除屋が嫌いらしい」 静かに、つとめて静かに。ミズチは述べたつもりだ。とりわけ、掃除屋について述べる時は意識をしていたのだが、そこはどうにも怒りが滲んでいるようにあなたには聞こえただろう。 「シュシュさんに目をつけるのは、どちらの側だろうな。小生は、シュシュさんを敵にはしたくないものだ」 ふ、と息を吐く音がした。 (-191) 2021/12/14(Tue) 21:25:30 |
![]() | 【秘】 貴方の剣 フランドル → 残氷 の エアハート「 い"っっっ 」右拳はもろに喰らった。当然身構えていなかったため。 きっと昔からそうだったんだろう。 貴方の友は、貴方のする事だけは何も拒まなかった。 拒むつもりがなかった。 「…気が向く向かないで返すかどうかは決めないくせに 『腹が立ったから』で人をどつくのか。」 さりとて文句を言うかどうかは別の問題だ。 不平不満を垂れながら片手を小突かれた箇所へとやって。 血が出ていなければいいけど。手甲の角はえぐい。 「折れやしないさ。 言っただろう、 俺はお前が居なきゃだめなんだ。 お前の許しを得なければ、折れる事も死ぬ事もできやしない。 お前が居る限り、そしてお前がこの剣を折らない限りは」 フランドル・スキアーは、決して心折れる事はない。 己に立てた誓いがある限り、剣に寄る辺のある限り。 これまでも、そしてこれからも。 (-192) 2021/12/14(Tue) 21:32:05 |
![]() | 【秘】 貴方の剣 フランドル → 残氷 の エアハート託すものを託し終えれば、徐に踵を返し、貴方に背を向けて。 「そいつは確かにお前に預けた。 政府にくれてやるのは、俺のものでも、お前のものでもない。 ただの"哀れな役者"を演じる為の小道具だ」 今は貴方に預けたものは、剣と杖と、誓いだけ。 薔薇の意匠の短剣は、政府の元に、この街に捨てて行く。 それが今どのような色彩を呈していようとも。 「じゃあな、ハーディ。 預けたものは、俺が戻って来た時に まだお前の剣と認めてくれるなら… 認めても良いと思えたなら、返してくれればいい」 揺れ動く貴方を一人残し、かつん。 陰は"哀れな役者"を演じるべく、踵を鳴らして去って行く。 動揺はすれど、職務を優先とするさまに。 今は少しだけ、安堵を覚えるものだった。 だって、本来の貴方であればきっと それこそ形振り構わずに行動していただろうから。 (-193) 2021/12/14(Tue) 21:34:18 |
![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 花売り妖精 アイシャ自身が何で濡れようと構わず。 「ばか、あんたみたいな娘傷付けて良い道理があるわけないじゃない。いい子すぎるのよ。 こんなになって大丈夫なわけないじゃない、背中のはぜったいに取り返すから安心しなさい」 長い付き合いだ、ある程度察していたのだろう。 ただそれを明かすわけでも、冗談でも羽をくれなどと言う事は無かった、言わず見守る事が互いの為としていたから。 「それじゃ服、脱がすわよ」 服越しでもその凄惨さは伝わってくるものがあるが、処置をするならば直に容態を観察しなければいけないだろう。 「医療系じゃないにしても自分とトコで売ってる道具の使い方くらいマスターしてるわ、だから安心して。 ちなみに薬が効きすぎたり効かなすぎたりしないわよね?」 (-194) 2021/12/14(Tue) 21:46:23 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 花売り妖精 アイシャ「……おや、アイシャ君」 視界の外、随分下から掛かる声。 心当たりは一つしかないし、それに声は聞き覚えのあるものだ。 「君の方が…いや、無粋だな。 いいとも、話があるなら入ると良い」 ──そこまでやるか、と。 赤黒く染まったローブに一度眉を顰めて。 そう願うように、"大丈夫"と繰り返し口にしていた貴方の姿。 何より自身の立場に、出掛かった余計な言葉を引っ込めて。 場所はきっと、役者騙りの部屋の前。 貴方に一つ了承を返し、扉を開いて室内へと招いた。 (-195) 2021/12/14(Tue) 21:53:09 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト「いや普通にいると思いますよ、処女育ち。 それはさておき、貴方非処女だったなら、 余計にそんな怒る理由、特にないじゃないですか。 ……とは言え、狙ったのはそうです。 貴方、下手に敵対側の人間より身近な多少心許した相手に こう言う事されると堪えるかな、と考えたもので。 これを貴方に明かしてしまえば貴方堪えないでしょうし」 最低最悪のカスの様な発言をしているが、やっぱり悪意は無い。殺意も狂気も愉悦ももっとない。何度見ても、悪感情ではない。それが善意100%だったなんて、貴方に伝わるかは不明だが。 「ははは。落ち着いて。 どれの事言ってるのかさっぱりわからないです。 何でそんな手錠嫌いで?過去になにかありました? 私を嫌いになるのは構いませんが、殺されるのは困ります。 普通に抵抗しますし返り討ちにしかねませんよ。 あ、強姦をやり返されるのもちょっと。 精一杯殴り返します。被虐趣味、特にないもので」 シレッっとした澄まし顔でそう言っている。 ここまで堂々と開き直る暴虐があるだろうか。あった。 最もこの男も無意味にこんな事をする男ではない。 それは貴方もご存じだろうから、述べた通りの意図だろう。 とは言え、叩く程度は素直に受け入れている。あ痛っ。 (-196) 2021/12/14(Tue) 22:04:18 |
![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ「あいや旦那のお陰さんでだいぶあっしの立場ってぇんがわかってきた。 しかも大旦那の所業次第ってこって、まったくしょうもねぇハナシでさぁ」 つまり、首輪の製造に関わっていると知られれば革命派の、大旦那が珠響玉に仕込みをしている一派だとすれば政府に、両方にとて都合が悪く、体よくトカゲのしっぽ切りに使われかねないと言うこと。 「聞かせてくれてありがとうごぜぇやした」 「・・・」 「旦那は・・・潜んでやがる革命派が誰か存じてるんで?」 (-197) 2021/12/14(Tue) 22:05:27 |
エアハートは、いくらなんでも酒場の男全員が非処女はないだろう……と、さすがに考えた。 (a30) 2021/12/14(Tue) 22:06:37 |
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オーウェンは、何だか酒が不味くなった。部屋の前のクリーニングが済んでないからか。 (a31) 2021/12/14(Tue) 22:31:08 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドルさすがに手甲と己の腕力の威力の自覚はある。 血が出ない程度にちゃんと手加減済みだ。 それにしたって痛いだろうけども。 「すみません、今何処かの誰かがミスをしたせいで、 すこぶる手が暴れ足りないらしくて。 ついこうしないとやっていけなかったらしいですよ」 ああ言えばこう言う。腹が立っただけで手を上げたのも事実。 ただ、そんな突発的な衝動を起こすくらい感情が揺さぶられて いるのを、貴方はどう思うだろうか。嬉しいと感じるだろうか。 「──許しなんて、絶対出しませんよ」 随分な独占欲を、任務用の顔の癖に含み、滲ませて。この男は独占欲も劣等感も嫉妬もあらゆる感情を常に向けている。 それでも、いつも貴方がずっとこちらを見てくれていたから 安心できたから、その顔を見せなかっただけだ。 「何があっても、他人に折られるのを許しませんから。 ……折る位なら、私がこの手で直々に折ってやります」 暗にそれはもう、貴方を剣と認めているのと同じ事。 去っていく貴方を引き留めたい気持ちと、それに反して全く動かない身体に、ただ目を伏せるしかなかった。 心は、去る貴方を引き留めて抱きしめてしまいたいのに。 遠くに行きたいどころか、傍にすら、在れなかった。 (-202) 2021/12/14(Tue) 22:44:50 |
フランドルは、どつかれた所は地味に痛むし寒気はするし。 (a32) 2021/12/14(Tue) 22:50:53 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン「こんな汚い街で今更そこは気にするんですね。 それこそ掃除屋やその見習いのお仕事でしょう。 案外雇用が生まれていいかも知れませんよ」 猫、可愛いですよね。と同意している。 苦渋の決断で餌を渡せないのを想像して微笑ましい目。 「……半分だけ、流れている、か。 それは、大変でしょうね。……分かるとは言えませんが、 同じく別の血が流れている子の苦労は聞いた事があります」 自分はひたすら貴族を憎み呪っていたけれど、 彼ら「半分」の者にとっては、現在も進行している話で。 そう思うと、苦労を偲んで溜息の一つだって出てしまう。 「苦労の形も、その重さも比較にならないでしょう。 私もこの国で言う“下級市民”の出ですから、 他人にどうにもならない生まれで何か言われる── その鬱陶しさは、少しは理解できる部類と思います。 でも、やはり不思議ですよ。ねえオーウェン。 貴方は私ほど、何かを恨んでいるように感じられない。 確かに人付き合いを避けていますが、 逆に言えばこの世界の差別と上手く付き合っている。 ……革命軍に入る理由が、見当たらなく思えます。 一体どうして?」 (-203) 2021/12/14(Tue) 22:54:29 |
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ミズチは、何某かの意識を向けられたような気がしたが、その正体は分からずじまいになったのだった。 (a33) 2021/12/14(Tue) 23:47:30 |
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![]() | 【秘】 灯屋 レイ → 仮面の役者 フランドル「ここは特別そうでしょう 大蛇の腹の中。吹き溜まりのヨルムガンド。 英雄になれない者達の、犠牲の上に立つ街です」 墓守だった者はそう認識している。 それでもこの街を嫌うことはできない。 「剣と心を捧げる先は彼の者に、と」 彼の『隠し事』はこれだったのだと、理解した。 この騎士は守るものを失わなっていないのだと、羨ましくも思った。 誰も彼もが明日を見ている。明日しか見ることができない。 より良き日々を得ようと足掻いている。 ―――だから。 親しい者達が連れて行かれる事がわかっていながら、傍観を選んだ。 ほんの少し耐えればなにかが、変えられるのだと。そう思ったから。 (-206) 2021/12/14(Tue) 23:56:05 |
![]() | 【独】 錆鉄御納戸 ミズチ/* あのですね、スカリオーネの旦那がさぁ、旦那が。旦那が、旦那が。可能性の話をした時に「過去」ってワード使ったの思い出しちゃって、どうしよう睦月は同人誌の可能性におののいているのに、ミズチは単純に好きな人たちの過去の話を気にしてしんみりしていておれのなかで感情がねじれの関係。今日も残機が。 (-207) 2021/12/14(Tue) 23:56:56 |
![]() | 【秘】 灯屋 レイ → 仮面の役者 フランドル「私は観客の立場に甘んじていました。 彼女達が傷つく事は、仕方がないと。 貴方達の活動にそう思える理由が欲しかった。 納得できる理由が欲しかったんです」 そんなもの、与えられはしない。 薄々わかっていた事だ。 「……それはまた、都合の良いものを提示してくれますね」 差し伸べられた手。酷く魅力的な提案だと思う。 この騒動の前ならすぐに握り返していただろう。 「ですが、内容次第です」 脳裏を掠めたのは、番犬の名を与えた者。 彼をひとりにはできない。それだけは悩む必要もない。 (-208) 2021/12/14(Tue) 23:57:28 |
スカリオーネは、新聞から興味を失ったので窓の外を見ている。 (a34) 2021/12/14(Tue) 23:59:00 |
![]() | 【秘】 灯屋 レイ → 錆鉄御納戸 ミズチ/* 闇はしてないんですけど、してないと思うんですけど、人を占うとすぐその人が吊り先指定されるんですわ。 三回続けてってそんな事あります?どうして?? 鳥はいつでもカモンですわよ。アクションで食べてってもいいのですわ。まだまだあるので食べて。チキンはいいぞ。 エピ後楽しみにしてますわ〜〜〜!!半分終わってるってほんとに?震えながら待ちます。こちらこそまだまだよろしくお願いします〜〜! (-209) 2021/12/15(Wed) 0:02:13 |
![]() | 【秘】 騎兵 リーゼロッテ → 百識眼 の シュゼット鑑識眼など持ち合わせていない為に当然石ころにしか見えないそれを不思議そうに眺めてから、瓶に視線を移す。 愛想があるんだか無いんだか分からない女性である。 話が早くて助かるのだけれど。 「あっ、そーゆーのそーゆーのぉ♡ スッゴイまずそーだけど効果は期待しちゃうよねぇ♡ ロッテが舐めたらカニさん砕けちゃうかもだけどぉー。 ん〜〜……どのくらいなんだろー? 金貨1枚とかってテキセー価格?」 大きな声では言わないが、正直金には困っていない。 荷物から無造作に金貨を1枚取り出すと、ひとまず見せて小首を傾げた。様子見。 しょうもないブツを押しつけてくる事は無いとの信頼の上で。 (-210) 2021/12/15(Wed) 0:02:38 |
レイは、チキンがおいしい。これチキンなんですかね?チキンみたいな味がするのできっとチキンです。 (a35) 2021/12/15(Wed) 0:02:50 |
![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチこちらのことを気にするのも意に介さないように、 死霊術師は席を立ち、自らの工房にへと向かおうとしている。 今まで様子を見ていた限り、昼食を食べたような気配はない。 ……というより、元よりそれほど食べる質ではないのだろう。 普段の様子からしても、この死霊術師の女は菜食中心の食生活だ。 下層街の、あまり目立たぬ路地裏の、さらに奥まって埃っぽい処。 隠れ家のようにある場所へとあなたを案内する、そこが工房だった。 (-211) 2021/12/15(Wed) 0:08:23 |
![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ「……置いてあるものは、勝手に動かさないで」 一見して乱雑なように見える内装。 こだわりがあるのか、真っ先に口にしたのはこの一言だけ。 何かの巨大な生き物の遺骨のようなものを指して、 あなたに座るように促した……これが椅子代わりらしい。 「……それで?」 とだけあなたに問う。何を聞きたいのか、と。 /* おまたせしてしまい申し訳ございませ〜ん! (-212) 2021/12/15(Wed) 0:08:40 |
フェリックスは、ノアベルトへと、不透明な笑みを向けた。 (t0) 2021/12/15(Wed) 0:09:04 |
チェルシーは、今日の風さん………………………騒がしいですね…………………………と言った。 (a36) 2021/12/15(Wed) 0:12:54 |
![]() | 【見】 騎兵 リーゼロッテ#蟹討伐 ―《黄金の海》近辺― ヨルムガンドは砂漠と海の境界に立つ。 豊かなる海を背に砂上船で砂漠を数刻泳げば、金色の岩肌を敷く《黄金の海》と呼ばれる地帯に辿り着く。 普段は体の大きい砂蜥蜴の類や気性の荒い大怪鳥などが闊歩し、隊商も冒険初心者も基本的には避けて通る場所である。 そのモンスター達が今はどこぞに身を潜めている。 “原因”は巨大な図体をゆっくりと――とはいえ、巨体ゆえの尺で決して油断できる速度ではないが――遠く海へと向かわせている。 砂色の発達した甲殻、ひと振りで塔でも崩しそうな鋏。 不意に見上げただけではそのフォルムの正体を掴めないだろう。 ひたすらに巨大な、蟹である。 それが、今ここには2体。 (@6) 2021/12/15(Wed) 0:22:01 |
アイシャは、ぼうっとお花を並べています。 (c6) 2021/12/15(Wed) 0:28:30 |
![]() | 【見】 騎兵 リーゼロッテ#蟹討伐 腕に覚えのある冒険者達が砂上船を次々に降りて行く。 リーゼロッテもまた、地上に下ろされた馬に飛び乗った。 「ひゃー、でっかいねぇー! これはお鍋には入りきんないなぁー」 船上を振り返って暢気に手を振って、槍を構えて手綱を引く。 ―――さて、蟹のほうはといえば。 渡りの時期で気が立っているらしく、向けられている敵意に応じんと早くも鋏を振り上げていた。 ズ ズ ン!! 落とされた鉄槌は地面を文字通り砕き、辺り一帯を揺らす。 流石にこれが直撃する者はいないようだったが、地割れに一人ばかり足を取られていた。 一瞥し、それがヒーラーでないことを確かめると馬を走らせる。 非常にざっくりしたものだったが、作戦は聞いていた。 「んー、やっぱ足辿って走るのはムリだねぇ」 あわよくば、と言われていた考えを捨てて足元へ。 (@7) 2021/12/15(Wed) 0:32:21 |
![]() | 【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 残氷 の エアハート「被虐趣味があったらこんなところにもいないでしょうし。 反乱もしないでしょうよ!! ぁ〜……最悪、もう誰にも会いたくない」 引きこもりそう…、布団に潜って顔を隠す。 ふと言い忘れたことはだけ放つ、本当は帰ってほしい。 今は顔を見るのも、なんか、嫌だ。 「そうだ、例の監視の首輪、あるじゃないですか……。 この後それつけてお偉いさんのところ行ってくるつもりです。 実際あたくしはまだ無実ですし、なんなら、 記録されたらまずいもんの方が知ってるんですよ。 適当に悪いもん見まくって、内部崩壊させて。 まずはこの魔女狩りみたいな炙り出し政策から消しましょう、異論あります?」 (-213) 2021/12/15(Wed) 0:33:25 |
![]() | 【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート ・・・・・ 「ああ──そいつの話は知っている。 苦労の共有もした。俺達革命軍は…… ある程度息苦しさを抱えているものだな。 同情してはやらないけど、………」 猫の話も、考えて。 ああそうだ。この街には、と。 「……確かに、誰を強く恨んだことはないな。 おたくの言う通り、俺は最大限にこの街に順応してるさ。 仕事さえしてりゃそれなりに蜜は吸える。 酒場で馬鹿どもとバカ騒ぎするのも…… 何だかんだ言って、悪くないとさえ思ってやる」 良いものだ、と思えるものは沢山あったりする。 どれだけクソッタレた世の中でヒーコラ働いても、 それでもいいかな、と思えることは、ある。 「だが俺は……それでも、この街のことが嫌いなんだ。 黄金と夢に魅せられた貴族や下賤の民は、厄介事ばかり起こしやがる。 上が肥え、下が絞られ、そのしわ寄せは……辿っていけば、その先にあるのは、俺ら冒険者だ。 悪党どもが暴れればケツを拭き、稼いでる奴らは紙一つでコキ使って来る。俺達は……真の意味で蔑ろにされているのは俺達なんじゃないか?そう思ったら──」 ▼ (-214) 2021/12/15(Wed) 0:38:52 |
![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 騎兵 リーゼロッテポンと金貨が出てくる気前の良さ、正直適正価格ではないがここで恩を売っておけば後々の利益になると判断。 「よし売った! あとふたっつほど足りゃしやせんが、折角わざわざ出向いて『ハク付き』をやろうってんだ、特価でお手伝いさせて頂きやすよ。 そのかわり、今後ともシュシュさんをご贔屓にどうも」 ひと舐めで、は流石にセールストークだが効果は確かなもの。 貴方のシュラール商店はこの街には珍しく客に優しく堅実な商売をモットーとしている。 コト、っと瓶をそちらに置き差し出す。 「他にも回復薬に補助魔法スクロールとあって嬉しい品々もご一緒にどうですかぃね?」 サイドメニュー。こちからは欲しい物を欲しいぶんだけ適正価格で取引しただろう。 (-215) 2021/12/15(Wed) 0:40:14 |
![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 吟遊詩人 フェリックス「死んでもお断りよ、そんなもの」 死霊の術を持てど、処世の術を持たず。 多くの術師の中にはそういった偏屈な人間も少なくはないだろうが、 死霊術師と呼ばれる者から、それを見つけるのに事欠くこともない。 この〈泥掬い〉の異名を持つ女も、そんな死霊術師のひとりだった。 「そうね、そのまま這い上がれないほどに足が沈んでからでないと、 何にも気付けない愚か者ばかりなんだわ、この上の連中は。 ……持ちきれない財宝を抱えたまま、地の底に沈んでしまえ」 「……それなら、恋物語をお聞かせ願おうかしら」 (-216) 2021/12/15(Wed) 0:40:41 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット「いや? 幸いなことに、見つけられていないな」 残念ながら、ではないらしい。無意識に出た言葉だった。 この絡繰りもどきは昨日と比べれば随分と落ち着き、 平時に近いように見えているが、その実まだどこか思考回路が狂ったままだ。 「己の力不足が歯痒く、口惜しい。その程度だ」 本当に、ただそれだけのことだった。 ミズチにとっては。 「……礼の言葉は受け取った。こちらこそ礼を言う、話をありがとうシュシュさん。肝臓はそちらが店にいる時に取りに行く」 普通のものに戻った声でそう告げられた。内緒の話は一先ず終いの構えだ。引き留められなければ、このまま姿を消すだろう。 (-217) 2021/12/15(Wed) 0:44:35 |
![]() | 【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「ここにある、誰かの誇りを──四方に運んでた。 ……俺はどうでもいいんだよ、黄金と夢の為に犠牲になる下層市民なんか。 この街が壊れたら、冒険者はもっと遠くへ羽搏ける。 ひっくり返るなり、あるいはより締め上げがひどくなって都市が立ちいかなくなりゃ……俺はそれでいい」 顔を近づけて、目を細めて、そう囁く。 嗤っていた。けれどそれは、どことなく疲れのある笑み。 まるでその勘定に。羽搏く者に自分を含めるのを、とうに諦めたような。 「反感を抱くならそれでいい。付き合いきれねえってんならそれだって別に構いやしない。 俺もなんでここまで話しちまったもんだか……酒の席の気紛れ、ってことでひとつ、勘弁してくれ」 (-218) 2021/12/15(Wed) 0:47:28 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト「あはは。その気持ちにさせる為に行いましたからね。 実際政府に暴行されれば『誰にも会いたくない……』 そう思うのも自然でしょうから。ほら違和感が消えた」 めちゃくちゃだ。と言いたくなるが、一理無いこともない。 貴方はどうだろうか。 なお、布団を被っている貴方は物凄く視線を感じる。 とても、見ている。着替えながら貴方を。 顔を見るのも嫌と思われてるなんて考えてすらいない顔だ。 「着けることも内容も構いませんよ。 革命軍内でも意見が分かれるでしょうが…… 私はこの馬鹿な施策を先に終わらせるのに賛成です。 ああ。 首輪、私が着けるので少し身体起こせます?」 顔を隠してる相手にえらいこと言ってきた。 (-219) 2021/12/15(Wed) 0:48:16 |
ペトルーシャは、『人皮綴』が逮捕された事を知った。 (c7) 2021/12/15(Wed) 0:50:47 |
![]() | 【見】 騎兵 リーゼロッテ#蟹討伐 魔法使いの詠唱が終わり、リーゼロッテが向かう足の1本に弾丸めいて雷撃が撃ち込まれた。 凄まじい音にも動揺しない“当たり”の馬をひと撫でして、 「いっくよぉ〜〜〜、 ちゃんとひっくり返してねぇ〜〜」 ただ槍を振りかぶり、 脚の節めがけて突きを放った。 「あ」 流石の《脳刺し》にも規格外の巨体をなぎ倒す膂力は無い、 ―――筈であった。 本人もそう思っていたから、はじけるように砕け、衝撃波で開いた穴から見える景色にぱちくり目を瞬いた。 「あちゃ〜、まぁいっか?身はぶじだよねぇ?」 柱をひとつ失った形になり、頭胸部がぐらりと傾いていく。 (@8) 2021/12/15(Wed) 0:50:48 |
リーゼロッテは、出発前に小瓶の中身を舐めて、にが〜い!と騒いでいた。 (t1) 2021/12/15(Wed) 0:55:16 |
![]() | 【墓】 死霊術師 ペトルーシャ「流石は〈骸狩り〉……仕事が早いのね」 同じ死霊術師である〈人皮綴〉が逮捕されたことに、にべもなく。 むしろ、あんな輩はそうなってくれて清々すると言わんばかりに。 「……何があなたをそうさせるんだか、ご苦労なことだわ」 (+13) 2021/12/15(Wed) 0:58:22 |
![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ「左様で」 「旦那も、気ぃ付けておくんなまし、特に野良猫にぁね。 客としても依頼先としても、あんた程のはそう居ねぇもんでね・・・」 それだけ言って見送った。 (幸い、ねえ。誰にとってだか) (-220) 2021/12/15(Wed) 0:58:59 |
ミズチは、彼女に野菜や調味料を差し入れるのは余計な世話だろうか、と思い浮かべた。 (a37) 2021/12/15(Wed) 1:03:34 |
シュゼットは、「どのクチが言うんだかねぇ・・・」 (a38) 2021/12/15(Wed) 1:03:40 |
![]() | 【人】 埃運び オーウェン#蟹討伐 「バッカデカ。」 ストレートな感想が出てしまった。 ポーションもマジックアイテムも、 鞄に入るだけ持って来たが……足りるものなのか。 足りるかどうかじゃない、ド迫力のスケールが、 今まさに目の前にある。 それこそ詩とかで聞いた歩く大陸か何かだ。 すう───と息を吸って、ホイッスルを吹くと、 まるで怪鳥の鳴き声を思わせるような金切り音が、 《黄金の海》に響き渡る───! 「ッ〜〜っと。注意忘れた。まあいいか、大した音でもないしこんくらい。 あんなんにできることといったらサポートだか、ら!」 地割れに巻き込まれる間一髪のところで鈍臭く飛び退き、 何処からともなく飛んできた大鷲に片腕を掴ませて、 冒険者達の群れから斜め横に逸れたほうへ行く。 「いやあいつ バカどころか大馬鹿力過ぎるだろ。 本当に必要かなあ他の有象無象……」 (27) 2021/12/15(Wed) 1:04:45 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 死霊術師 ペトルーシャ 物を動かすなと言われ、そのまま立ったままでいそうだったが促されれば素直に座った。ちょん。なんとなく動きが鈍いことも変わらない。有難い申し出に思えた。 「ああ。革命等の、虐げられている弱者側が寄り集まって蜂起し、事を為そうとすることに意味はあると思うか?」 もったいぶる余計な間もなかった。前置きは既に済んでいる。あなたの思想についての話だ。 /* お気になさらず〜〜 あ〜〜〜〜ペトラちゃんだ〜〜〜〜〜〜ってペンラ振ってる。Foo〜〜〜〜〜〜↑↑↑ (-221) 2021/12/15(Wed) 1:05:16 |
死霊術師 ペトルーシャ(匿名)は、メモを貼った。 ![]() 2021/12/15(Wed) 1:08:10 |
死霊術師 ペトルーシャ(匿名)は、メモを貼った。 ![]() 2021/12/15(Wed) 1:08:43 |
![]() | 【人】 大道芸人 チェルシー#蟹討伐 「………今日のカニさん……………… 騒がしいですね…………………」 今日のも昨日のも無いわけだが。 小娘は首を0度に曲げ、天を衝くと言わんばかりの"壁"を前に、ぽつりと呟いていた。 「お二人組なんて言ってましたっけ? 複数人でご来場の際は言って欲しいですね〜! 心臓が口からまろびでるかと思っちゃいましたよ〜!」 普段ならそのまま後ろにゴチーンと倒れては一回転する芸をしている所だったが、もはやそれを見る誰かもいないだろう。目線は皆が皆、前だ。 「流石にヤバいなあと思ったので、チェルちゃん見守ります! フレーッ、フレーッ、リーゼちゃんーーーっ!!!!」 (28) 2021/12/15(Wed) 1:10:49 |
![]() | 【人】 大道芸人 チェルシー大怪鳥程度なら相手が出来た。砂上船での露払いも担っていたかも知れない。 けれどこれは無理だろうと思って。一介の芸人風情なら、戦いを見守り、勝利の跡に芸を披露するぐらいでいいかと思って。 でも、 「あ、……」 鋏が振り上げられた時の、冒険者らの動作で、 ”ああ、あの人はダメだな” ”避けられても、あれじゃ” そう勘付いてしまって、気付いた時には、空に踊っていた。 誰も見ていない間に、溜め息だけ零す。ごく短い間のことだ。 (29) 2021/12/15(Wed) 1:12:08 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ「この街が、かの大蛇の名を冠するのならば。 いつかは神の鎚に打たれ、相討つ事になるのだろうな」 遅かれ早かれ、何れこの街は変わる事になる。 それが良い事か悪い事かはわからない。 ともすれば、その黄昏を越えた後に より良い明日、新たな時代が待ち受けるのかもしれない。 或いは何もかも、単なる終幕でしかないのかもしれないが。 「自分を納得させる事ができるのは、自分だけだ。 他者の言葉はその切っ掛けには成り得るが、 結局、それに納得する事を選ぶのはいつだって自分なのさ」 自分達さえ口を噤み耐えていれば、いつかは何かが変わる。 その為には、あのように傷付けられる事も仕方ない事だ。 そうして納得できたなら、ともかくとして。 それでは納得が行かない、納得の行く理由が無いのであれば。 自分を納得させるには、自ら動くほかないのだ。 (-222) 2021/12/15(Wed) 1:13:30 |
![]() | 【墓】 花売り妖精 アイシャ>>26 レイ様 貴方に声を掛けられて、少し遅れて反応を返します。 ふわり、と笑顔にはまだ疲れが残るものの 以前のように振舞おうと努めている様子です。 「あ……は、はいなのです。 ごめんなさい、ぼーっとしてたのです。 えっと、どのようなお花をお求めなのです?」 勿論、希望がなければお任せでも構わないようです。 (+14) 2021/12/15(Wed) 1:13:36 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイそして、その為に今、動く事を選ぶなら。 「さて、内容次第、か。 君を"勧誘"して来ると一芝居打ってもいいが… まあ、当然私としても勧めはしない。 手を組んでいる…共に在る者が居るなら、尚の事。 内側から変えるには、それが手っ取り早くはあるとしても」 「…なら、"君達"は既に掴んでいるかもしれないけれど。 "卑怯な蝙蝠"、潜り込んだ天の鼠らしく 内通者として、"ご同輩"に関する情報を売るしかないな。」 たとえ、革命に心は無いとしても。 そう遠くない内に沈むとわかりきっている泥舟に、 それに縋り付く者達に、何も思わないという事も無いのだ。 「或いは、 "野良猫"に化けたヨルムガンド。 或いは、 "盲目のアース"の名を冠する者。 彼らはこの半端者の蝙蝠ほど聞き分けが良くはない。 もしも正面切って接触を図るなら、よくよく注意する事だ」 彼らがこの街の薄闇に囚われ続けるという事は。 この"卑怯な蝙蝠"とて、決して望む所ではない。それだけだ。 (-223) 2021/12/15(Wed) 1:15:04 |
![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 騎兵 リーゼロッテ「……ええ、〈焔喰らい〉も、ね」 無遠慮に覗きこむあなたに視線を返す。 焼け爛れた顔の事を気にしている様子も、特にはなかった。 ただ、取られたもののことを語る分には、少しだけ声色が暗い。 ……そんな風にも思えるか。 「どうして私が、あんな奴らから逃げなきゃいけないの?」 痛めつけられ、焼け爛れたような顔になっても、そう言った。 知識はあれど、世渡りがヘタな人間は術師には珍しくはない。 そしてペトルーシャも、おおよそそういった類の人間である。 つまり、あなたの言葉を借りるのならば、生きるのヘタ系だ。 (-224) 2021/12/15(Wed) 1:22:37 |
![]() | 【人】 大道芸人 チェルシー「〜〜〜〜なんて言いましたがやっぱ我慢できません! チェルちゃんもやりま〜〜〜す!!!!!!!!!!」 倒れ込むように。 空を舞って、一回転。着地。駆ける。 馬はいらない。馬術は知らないし、速さが一番の取り柄だ。 音が響く。揺れで跳ねる。 駆けて、地割れにもつれた一人の元へ。 種も仕掛けもある速度。 「躓いちゃいましたか?人間誰しも躓くものですね〜! でも立ち上がるのが人間の資質なんで、すよっ、と……」 そしてチェルシーは、なけなしの力と器用さで手早く、 手早く…… 「抜けませんね!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 抜けませんでした。 (30) 2021/12/15(Wed) 1:27:32 |
![]() | 【人】 大道芸人 チェルシー雷鳴の音が響く。あと近くですっげえ貫通音聞こえた気がする。ついでに早く抜け!って言われてる。 「お太りのお友達ですね〜! ちょっとダイエットとかしませんか?ダメですかっ? いやこれちょっとほんと……」 やっぱこんなこと、やるもんじゃないな、と思う。 今もすごい罵倒されてるし。小娘がふざけんな速くとか。 ──でも。良かったことがあった。 力を込めて抜こうとする、その時に、見上げた光景で。目の前の人物が慌てている所で── チェルシーは見た。一番の特等席で。 一際大きい破砕音と、良く知る声。 ああ、あれが──カニさんの脳みそなんだぁ…… チェルシーは、呆然とそう思った。 (31) 2021/12/15(Wed) 1:28:24 |
![]() | 【人】 骸狩り スカリオーネ>>+13 ペトルーシャ 花売りがいるからだろう、煙はない。 不意に部屋に訪ねられでもしない限り、 子供に煙は浴びせない。 この男は一定のルールに則って動く。 「あれが愚かだっただけだ」 いつも通りに。興味を失ったように。 しかし、続く言葉に目を伏せる。 「……多くの者が何かを為すのには、目的がある。 お前は何故死霊術を修めた? 騎士が剣や槍を持って戦う理由はどうだ? 政府の連中が今頃躍起になって炙り出しを始めたのは? 理由は様々あれど、最終的に行きつく先…… 真理はひとつ――」 「――必要だったから。」 「それ以上の理由や説明など、要るまい」 二度、テーブルを指で叩いた。 (32) 2021/12/15(Wed) 1:31:00 |
![]() | 【秘】 花売り妖精 アイシャ → 骸狩り スカリオーネ「あ……こんばんは、なのです。スカリオーネ様」 ぺこりと頭を下げて、小さな少女が貴方を見上げています。 まだ本調子ではないようで、いつもよりも元気のない声をしていますが へら、と小さく笑みを浮かべました。 「あの、…お薬、ありがとうございました。なのです。 ツケにされるって、言ってたので。そうかなって、思ったのです。 だから、お礼に来たのです。大した物じゃ、ないのですけど」 花籠の中には、厨房を少しだけ借りて作ったお花の蜜を使ったクッキーと、薬のような液体が入った瓶が2本ほど。こちらからも、花の香りがするようだ。 (-226) 2021/12/15(Wed) 1:33:54 |
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![]() | 【独】 大道芸人 チェルシー長い分書く 書き始める あーーーー ネコチャンになりますわ さようなら!さようなら!さようなら!実家に帰らせて頂きます!!!!!!!!!!! (-227) 2021/12/15(Wed) 1:35:12 |
![]() | 【墓】 死霊術師 ペトルーシャ>>3:45 レイ【3日目時空】 「……ええ、舌は変わってないわ。今も」 旧知の仲には、ほんの少しだけでも皮肉気な態度もなりを潜める。 傷口に沁みるのだろう、注文された飲み物はゆっくりと口にする。 「……でしょうね。構わない、これは……少し零したくなっただけ。 けれど、騒ぎが収まるまでなんて、待っていられないわ……」 (+15) 2021/12/15(Wed) 1:39:27 |
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![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル「ごきげんよう、役者さん…… 怪盗と呼んだほうがいいかしら? ……それとも〈蝙蝠〉?」 あなたが連れていかれる前の、どこかの時間。 他の誰かに聞かれないように、死霊術師が声を掛けてくる。 「……まあ、なんでもいいわ、革命軍。 どう?首輪にあんな細工までして、順調に進んでいるのかしら?」 (-230) 2021/12/15(Wed) 1:50:06 |
![]() | 【秘】 骸狩り スカリオーネ → 花売り妖精 アイシャ「…………」 かける言葉が出ないのか、声もなく。 ただ小さく頷くだろう。 相変わらず、何にも興味のなさそうな顔。 「………………気にするな」 少女の言葉に対して、焦れるほどの沈黙。 それからやっと出てきた言葉は、たったの5文字。 これではまるで――。 「――ツケの支払いに礼は不要だ。精々安静にしていろ。 煙も、夜歩きも、……身体に障る」 瞑目し、小さく首を振る。 煙が身体と扉の合間から振り落ちる。 花とは程遠い、苦味のあるにおい。 不要だ、と言いながら、しかし扉を閉じてしまうでもなく。 だからと言って、花籠に手を伸ばす訳でもなく。 金属の指輪がいくつも嵌った指は、 所在なさげに扉と、首元のネクタイにかけられている。 「…………その瓶は?」 絞り出すような言葉が降りかかるだろう。 (-231) 2021/12/15(Wed) 1:56:02 |
![]() | 【墓】 死霊術師 ペトルーシャ>>32 スカリオーネ 「必要だったから、ね……」 ふぅん、とその言葉の奥にあるものに想いを馳せながら、反芻する。 テーブルを指で叩く姿を一瞥してから、視線を宙に浮かせて。 「……教えたふたりは"はずれ"だったのかしら?」 (+16) 2021/12/15(Wed) 1:57:34 |
![]() | 【独】 大道芸人 チェルシーいやだぁ〜〜〜〜〜うわぁぁぁ〜〜〜〜あぁぁぁぁなんか矛盾がある気がする!殺せ!殺してくれ!確定ロールしてくれーーーー!!!!!!!!死にます ザシュ! さよなら (-232) 2021/12/15(Wed) 1:58:12 |
![]() | 【独】 大道芸人 チェルシーそういえば結局何にもしてなくない???? はず!!!!!!!!!!!!!! 出てきただけになっちゃったじゃん!!!!!!!!!! (-233) 2021/12/15(Wed) 2:00:43 |
![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 花売り妖精 アイシャ「……借りは返す主義なの、私」 「何か依頼があれば、いつでも力になる。……いつでも」 (-234) 2021/12/15(Wed) 2:02:44 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 死霊術師 ペトルーシャ「──然りだとも。 何れも私を指す呼び名だ、何だって構わない。この街ではね」 不意に掛けられた声に、振り向いて。 役者騙りは、今この場では尚も役者を気取るらしい。 「順調であれば、こうはなっていないだろうさ。 君は 今までずっと見聞きしていた んだ、わかるだろう?"私達"は結局烏合の衆。何が上手く行く道理も無いのさ」 きっと引っ提げていた武器は何処かへとやってしまった頃。 そうでなくとも、仮に貴方が皮肉めいた物言いをしても。 この半端者が貴方をどうこうするつもりは無い。 「よそ者の "卑怯な蝙蝠" が紛れているとなれば尚の事。…さて、この蝙蝠にどのような御用かな?」 (-235) 2021/12/15(Wed) 2:09:38 |
![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ「────」 単刀直入に問われたことに対して、じっ、とあなたの方を凝視して。 「……意味なんて感じない。 ただ、在るべきだから、そうなるだけ……私はそう思っている」 「陽の気は陰に、陰の気は陽に流れる、そうして均衡は保たれる。 さしずめ、この国の政府が陽、革命を起こす弱者が陰、なのよ」 (-236) 2021/12/15(Wed) 2:13:47 |
![]() | 【人】 骸狩り スカリオーネ>>+16 ペトルーシャ 「…………」 もう、2回。 「……少なくとも片方は。もう片方もじきにわかる。 お前ほど利口な奴は存外少ないものだ。 ……間抜けなら、そろそろ掛かるな」 言って、男は立ち上がる。それから、4歩。 出口に向けて歩いた時点で、窓の外が明るくなった。 一瞬後に、爆発音。幸い窓が壊れる事はなかった。 「行ってくる」 スイングドアが音を立てた。 (33) 2021/12/15(Wed) 2:15:01 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト「そうだな? 火元が断たれれば、それで済むことがほとんどだ」 今までの自分であり続けるための姿勢だった。何かを為さなければならない。その為に作られた存在だ。意義を証明し続けなければならない。ねばならないねばらない。はて、これほどその文言は使われていただろうか。 「…カガチが? それはまた絶妙なタイミングで現れたものだ。今度に礼と多少の文句を言ってやりたいな。言ったところで、そんなことを言う暇があれば、と言われるのだろうが」 ふ、と息を吐く音がした。 「羨ましいな、ノアベルト。あー……」 「この機体は、平時であれば死霊の類の影響は受け辛い。彼らから殆ど注目を浴びないので。だが時折何某かを切っ掛けに影響を受けた場合や、死霊の蔓延る地へ向かう際などには、防護と浄化を兼ねたこの符を使うことになる」 「小生の機体は、一般的な浄化の呪文等々とは相性が良くないらしく、頼れるのはこうした事前準備程度になる」 胸に符を一枚。魔力を込めれば燃え上がった。青い炎が、書かれていた呪言を白く焼き焦がす。炎が消えれば、白く残ったそれはほどなくして真っ黒に染まり、そして宙にとけ消えていった。 腹にも一枚。同じように青い炎が白を残し、黒く染まってとけ消える。少々考えて、もう一枚胸に貼った。青、白、黒が同じように。 (-237) 2021/12/15(Wed) 2:32:31 |
![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル「さあ……あなたたちの全部を見聞きしてるわけでもないもの」 そっけない態度で役者気取りに対面する、付き合う気はなかった。 見聞きしていても、さほど理解もできていなかったかもしれないが。 いわば、自分はあなたたちの企みに巻き込まれたようなものだから。 憐憫を抱くことはあれど、どこかに恨み節がないとも言い切れない。 ……では、彼女はどうしてあなたに、と問えば。 (-238) 2021/12/15(Wed) 2:35:28 |
![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル「取引をしたいと思って、あなたたちと」 「要求は政府に奪われた〈匙〉と〈焔喰らい〉の奪還」 「掲示するものは、革命勢力への部分的協力。 連行されるあなたへの援助、〈焔喰らい〉の情報提供……」 「……最後のは【ホド】に向けたもの」 (-239) 2021/12/15(Wed) 2:36:13 |
![]() | 【神】 骸狩り スカリオーネヨルムガンドの夕暮れに、もうひとつの朱が差した。 都市の果てで燃えているのは廃屋の連なる場所で、 今や住む者もおらず、近寄る者もおらず。 「……やはり隠密も工作も及ばんな」 溜息交じりにそう呟いて、 昼間から酒に溺れる消防組織よりも遥かに早く現場に着いた男が一人。 野次馬すらもいやしない場所で、炎と煙に包まれて踊る影が、3つ、4つ。 「本来なら小火で煙を焚くつもりだったんだがな。 得意な部下が今は少々場を外している。 恨むなら都市の現状を恨め、〈屍蜂繰り〉」 倒れては炭と一緒くたに砕けていく死体と、 その内から湧き出る寄生蜂。 幾つものコロニーが火葬の憂き目に遭い、 羽音は炎の弾ける音に呑み込まれていった。 そんなとき、幾らか無事な中央の廃屋から 焼け出されるように転がり出てくる影がひとつ―― 死霊術師〈屍蜂繰り〉は、悲鳴とも、 罵声ともつかない叫びをあげながら地面を転がって……いた。 今しがた、その頭を骸狩りが踏みつけるまで。 「死んでもらっては困る。 ――"先に"吐いてもらおう、洗いざらい」 そうして未だに酷い臭いの漂う煤と泥だらけの男の胸倉を、 片手で軽々掴み上げて、火事の現場から二つの影が去っていった。 (G2) 2021/12/15(Wed) 2:37:58 |
![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル「……あなたたちの事情が変わって、 私の掲示するものがもう必要ないと言うのなら…… ……それでも構わないけれど」 「どう? 私としては、悪い話ではないと思うのだけれど。 それとも、もうお仲間の所に持ち帰ることもできないのかしら」 (-240) 2021/12/15(Wed) 2:39:25 |
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スカリオーネは、下層区域に姿を消した。 (a39) 2021/12/15(Wed) 2:53:06 |
![]() | 【秘】 灯屋 レイ → 仮面の役者 フランドル「彼の予言の通りなら、世界も沈むでしょう。 ……変わる事を黄昏と称されるならば、より良きものになる事を祈るばかりです」 滅びが訪れるのなら?それはその時に考えればいい。 カンテラの揺らぐ光が眉間の影を濃く映す。 「こちらが認識しているのは貴方と同じく『擬』態する者。 これまでの会話でもうひとりの見当もつきました。 たしかに、貴方が一番話が通じたでしょう」 どちらも腹に様々を抱えているように見える。 なんとも厄介な者達が残ったものだ。 「どう転ぶかはしれませんが、気を付ける事にします。 売るのは最後の手段にしたいんですが。 ―――それで、貴方は本当にいいんですね?」 私達に告発する権が回ってくるとも限りませんと前置きをして問う。 元々これは貴方達に近しい立場だ。既に裏切っているに等しい。ならば更に裏切りを重ねるのだって。彼に手伝わせる事になるのは申し訳ないが、そう難しくはない。 ただ、貴方は彼らと親しいはずだ。それで本当に良いのかと。 (-242) 2021/12/15(Wed) 3:04:05 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 死霊術師 ペトルーシャ「では、為そうと、ではなく事を為せたとしたら。そうであれば、意味を持つとは思うだろうか?」 「陰陽思想については、小生の知るものと遠からずと思う。……お前自身は、少陰または少陽にはならないのか」 少陰に少陽。太極図の小さな丸だ。位相を変化させる動力を持ったものたち。 「自身が何某かを為すこと、為そうとすることに意味はあると思うか? それすらにも意味はなく、在るべき故にそうなるのものと。思うだろうのか?」 「お前は今、均衡のどこにある? ペトルーシャ」 あなたは何かを目指したいと思ってそこに在る人ですか? そう聞いている。 (-243) 2021/12/15(Wed) 3:11:20 |
![]() | 【秘】 花売り妖精 アイシャ → 百識眼 の シュゼットすん、と鼻を鳴らす音。 「取り返す、なんて……いいのです。 時間が経てば、いずれまた……新しいものにかわるのです。 それに、私が犠牲になって この町が平和になるのなら……それで、いいのです」 そう思って、そう信じて。 少女は、この尋問を切り抜けてきたのです。 それでも貴女の言葉が優しくて、鼻の奥がツンと痛みます。 信頼を寄せる貴女にだけは、本音が漏れてしまいそうになって。 「はい、なのです。……っ、ぅ…」 服を脱ぐために、腕を上げるのもつらくて 小さく呻きが漏れました。 貴女のような、彼女と取引のあった人間には 部屋に転がる小瓶から薬草の匂い、それも冒険者用に効果の強くなっている鎮痛薬であることが伺えるでしょう。 今のところは、見た目より痛みが多少緩和されているようです。 「シュゼット様、の腕を……疑うことは、ないのです。 はい、今は痛み止めを飲んでいるので……そういうものは、効きが悪いかも、くらいなのです」 (-244) 2021/12/15(Wed) 3:25:53 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 花売り妖精 アイシャ「……そうですね」 思いを馳せるように目を閉じる。 「言って欲しかった。でも知りたくなかった。 私の、少々特殊な異能が使える一族は、 貴族の顰蹙を買って殺され、私は下級市民に。 そんな奴らの血なんて、流れていて欲しくなかった。 ……理解していますよ。彼には何の咎も無い事も。 それでは嫌う貴族と同類、むしろそれ以上の悪だと。 それでも、それじゃあ。と割り切れなかった。 ……私は、私は、善人にはなれなかった。 なにより、それを本音では悪い事と思っていない。 そんな自分がいる事すら、もう嫌になりますよ」 理屈で理解していても、それでも割り切れない。 それができる模範的な人間もいるが、己は違った。 理不尽と自己矛盾に常に振り回されて来ている。 「……妖精?ハーフ、のようなものでしょうか」 光り輝く羽根を初めて見るような目で見つめる。 こうして対話する存在でそれを見かけるのは初めてだ。 「妖精側からはともかく、人間側からと言う事は…… 年を取るか、成長する速度が遅いのでしょうか。 ……でも、昔は?今は、傷付かないのですか?」 (-245) 2021/12/15(Wed) 3:26:34 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 死霊術師 ペトルーシャ「……取引、か」 そう、貴方達は謂わば自分達の行いの被害者だ。故に。 怨み言や報復の類か、という推測が無かったとは言わない。 貴方がそんな事に時間を割くように見えるか、と問われれば その答えは否、ではあるのだけど。 「私個人の返答としては、構わない。 どうせ大人しく連行されてやるのも癪だったところだ。 ついでにあちこち探りを入れるくらいはしてもいい」 ともあれ、先ずは"蝙蝠"としての取引への返答を。 あの時、誰ぞの手を噛んでやると嘯いたのは。 あれだけは、強ち"演技"でもなかったらしい。 「さりとて、あてのない探しものなど一つで十分だ。 君、奪われたものの行方に見当は? 目星が付いているなら、話が早くて助かるのだけど」 奪われたもの、つまりは〈泥掬いの匙〉と〈焔喰らい〉の行方。 持ち去られたものを手掛かりも無しに探すなど無謀も良い所。 できる事なら遠慮したいものだ、とはいえ。 この蝙蝠はその無謀をやっていたのだけど、それはさておき。 (-246) 2021/12/15(Wed) 3:46:39 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 死霊術師 ペトルーシャ「それから、…… 他の二人には…伝えはするが、あまり期待しない方が良い "野良猫"は慎重だ。又聞きの話は信用しないだろう "ホド"は…何を考えてるんだか、 …いや、考えさせられているのか。 ともあれ私にも少々測り兼ねる節がある」 二人の"共犯者"の話になれば、 淀みない語調にも少々考えあぐねるような間があった。 結局は、革命に与する者達の実態は。 きっと貴方が見聞きしたものとそう乖離したものではない。 良く言えば互いに深入りしない、悪く言えば互いに理解が無い。 そうなれば当然仕事以外、つまりは個人的な信用も薄い。 そんな烏合の衆でしかない。 「あの二人が君の提示した条件を飲むかはわからない。 それでもいいなら、伝えるだけ伝えておこう。 初めから、私にできる事と言えばそれくらいのものだ」 未だうわべを取り繕えど、言葉に嘘の気配は無く。 最後の言葉には、少々遣る瀬無い思いが滲んだかもしれないが。 (-247) 2021/12/15(Wed) 3:49:33 |
![]() | 【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ「その程度で止まるようなら、止めてやった方が良い」 静かに、けれど明確に、淀みなく。 カンテラの光に照らされ、陰はその輪郭を確かなものにする。 或いは、不確かなものが追い遣られ、確かなものだけが残る。 ──この"蝙蝠"が、彼ら共犯者と親しいのか。 それは彼らにも問わねばわからない事だ。 そして、きっと"蝙蝠"も自ら語る事は無い。 「"野良猫"は、随分な破滅願望を抱えている。 これで少しでもこの街の崩壊が早まればそれでいいんだと。 "ホド"は…あれは、先も言った通り どうにも思考や記憶に何か手を加えられているらしい」 二人の"同輩"の抱えるものには、少々思う所があるようで。 垣間見える表情は、どこか苦々しげなものだった。 「どちらも、この行いの果てに望むものがあるとは思えない。 本来は、望みはもう少し違う形だったように思える。 止めてやる奴が居ないというのも、残酷な話だろう」 それでも迷いは無い。きっと、ここが岐路なのだ。 少々妨げられた程度で揺らぐような信念なら、尚の事。 揺らがぬ陰は、折られる事も時には慈悲とさえ思うのだ。 (-248) 2021/12/15(Wed) 4:43:55 |
![]() | 【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>23 レイ 「……貴方の手を煩わせるわけには」 「…………………そもそも、おれが 気づかれずに狙わなければ、いけなかった」 居場所がバレてしまう狙撃手など、格好の餌食だ。 人にものを頼む身分ではないと言わんばかりに首を横に振り。 料理を目の前にフードの下の耳ごと、頭を垂れた。尻尾も。 「……うまいか…………?」 頭を垂れたまま、見上げ、尋ねる。その表情が物語っていても、いや、物語っているからか、聞いてみたくなった。 エドゥアルトも、やがておもむろにチキンを掴み食べ始める。 相変わらず無表情だったが、やはり尻尾は正直だったろう。 (36) 2021/12/15(Wed) 5:14:08 |
![]() | 【独】 木偶の坊 エドゥアルト寡黙なキャラ、むずかしくない? 言葉足らずを地の文で補足する必要あるし あとお相手レス返しづらくないですか? 言葉すくないから とおもってわりとしゃべるマンになっとる気がする オ〜〜ン オンオン (-249) 2021/12/15(Wed) 5:59:53 |
![]() | 【独】 木偶の坊 エドゥアルトあと地の文の一人称 男は 彼は じゃなくて エドゥアルトって名詞にしちゃってるから 念窓でそのままに誤爆しそうになる いやもう多分夜遊びの民にはバレバレだと思うんだけど 雰囲気だいじじゃん (-250) 2021/12/15(Wed) 6:02:15 |
![]() | 【赤】 仮面の役者 フランドル「……随分、…いや… …俺は現状無理に動く理由は無い。 後のことはあんた達に任せる事としよう。 任せきりにはなるが、新参者らしいと言えばらしい有り様だ」 「言うまでもないが、向こうにあんた達の事は吐かないさ こっちに構わず為すべきを為すといい。 口を噤んだところで、バレる時はバレるだろうがな…」 /* たいへんおそくなりました。 わたくしグチャグチャお嬢様、襲撃先も襲撃もお二方にお任せ致しますわ。 正直延長が無ければ終末(オワ)ってましたわ。 ギリギリでいつも生きていましてよ… (*3) 2021/12/15(Wed) 6:24:24 |
![]() | 【独】 仮面の役者 フランドル「……あの二人を残して大丈夫なのか?」 あの場、ものすごい空気になるんじゃなかろうか。 蝙蝠はけっこう本気で心配しています。 (-251) 2021/12/15(Wed) 6:27:46 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 灯屋 レイ/* 🐍 (既読スタンプ)(どうして…どうしてでしょうね…)(アクションで食べには行きますありがとう〜〜チキンはいいぞ) (-252) 2021/12/15(Wed) 8:19:30 |
ミズチは、あまり酒場で姿が見られていない。昨日とはまた違った理由で。 (a41) 2021/12/15(Wed) 8:37:12 |
ミズチは、食事をとる頃にエドゥアルトの狩りの成果が残っているといいなと思った。杞憂で済みます。 (a42) 2021/12/15(Wed) 8:37:14 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 骸狩り スカリオーネ「報告をすることがある」 あなたに話を聞く程度の暇がある時、ミズチが姿を現しそう切り出した。聞く姿勢が取られれば、ミズチはそのまま言葉を続ける。通常の声よりも広がりのない音が耳に届くだろう。つまり、そういう話だ。 「政府が執り行っているはずのことに、革命派が一枚も二枚も噛んでいる。掃除屋らとチェスティーノに監視の輪を取り付ける理由を作ったのは奴らだ」 「御布令に出される者らと傾向違いがあるのも当然の話だ。政府と視点が違う者共が行っているのだから」 ふ、と息を吐く音がした。奴らだの者共だの、ミズチが普段使わない荒っぽい言葉を使っている辺り、彼も思うことはあるのだろう。 (-253) 2021/12/15(Wed) 11:18:11 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 骸狩り スカリオーネ「首輪には珠響玉が使われていた。魔道具は日々研究が進み進化するものだが、少なくとも以前の監視用のそれには使用されていなかった」 珠響玉(たまゆらだま)とは、加工すると術者の思念を遠隔で受け取ることができるようになる魔石だ。簡単な術式で加工が可能で、組織内部での情報伝達用の道具に使われるのが主だが、ロマンチックな若者たちがペアリングに使用することもある程度には手が出し易い品である。 「最近、シュシュさんがスチュアート商会に大量に珠響玉の原石を卸したらしい。大旦那にやたらと要求されたとのことだ。新しく何某かを大量生産することは可能だった土台がある」 スチュアート商会は、この街のトップシェアを誇る豪商だ。トップのスチュアートは商人組合のコアメンバーで、商人たちには大旦那と呼ばれている。彼はこの国の政府の威張った態度が気に入らないらしいという話は、スカリオーネもどこぞかから聞いたことがあるだろう。 「また、これは全く違う話になるが。狼牙亭周りで夜な夜な笛の音を響かせる者がある。複数犯の可能性はない」 「小生に全く証拠を探らせない程度に自身の痕跡を断つ意識と能力のある相手が存在する。目的は現状不明だ」 (-254) 2021/12/15(Wed) 11:20:57 |
![]() | 【神】 斜日の夢 フランドル──高所。 ふと、ヨルムガンドの街並みを、遠景を眺める事をやめて。 手摺の真下、直下を覗き込む。 近いようで遠い所に地面が見える。 地に足は付けたまま、けれど足元が不安定になるような錯覚。 吸い込まれるような、目眩くような、現実感の遠退くような。 得も言われぬ、そんな感覚。 子どもの頃から、高い所が好きだった。 二人連れ立って、街の外まで行った時の事。 小高い丘から街を見下ろした時の事を、今でも覚えている。 煙霧の晴れるような実感だった。 あの息苦しい街が、随分とちっぽけに思えたものだ。 あの路地裏だけが自分達の世界の全てではないと思えたのだ。 世界も案外捨てたものではないのかもしれないと。 だから二人で何処か遠い所へ行きたかった。 何のしがらみも無い、自分達とは何の関係も無い所に。 あの頃からずっと、望む事はそれだけだ。 (G3) 2021/12/15(Wed) 11:26:32 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 骸狩り スカリオーネ「以上。補足を要する点はあるだろうか?」 さて、ミズチがあなたの前に姿を現したのは、明らかに不調が見て取れたあの時以来だ。当時にはミズチがあまりに不安定でそれに埋もれてしまっていたが、今のあなたは彼の気質に変化があったように思うだろう。 死者に触れることを生業としている者達特有のオーラ、とでも言えるようなものを僅かに感じる。そんな干渉を出来る者は限られている。タイミングとしても、ペトルーシャと何某かがあったことは察せられた。 ミズチが特に触れる気配がないあたりは、ミズチの判断としては今回の報告に列挙することではなかったらしい。つまり、彼女は革命派とは無関係なのだろう。 (-255) 2021/12/15(Wed) 11:27:07 |
![]() | 【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 残氷 の エアハート「 あなたが付けるんですか、嫌ですやめてください。 外れるような仕掛けにしてください、なんなら自分でつけられます」 警戒するように距離を取ろうとするがなんとも無様で。 すぐに戻ってやろうと、自分が表に出ない理由は大怪我だ、ということにしようとしながら思考を巡らせる。 おしゃべり鼠の仲間ぐらい酒場には溢れている、すぐに情報は回るだろう。 「……はあ、エアハートがとんだサイコパス野郎だなんて知りませんでした。拷問に向いてます。 仲良くならなきゃよかった、他人ならたまにいるんですよ。 そういう―――合理主義な人」 (-256) 2021/12/15(Wed) 11:31:37 |
![]() | 【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト「逆ですよノアベルト。任意の際に外せるようにするため、 多少操作してつけないと半端にロックがかかって 逆に外し辛くなるんです。はい、いいから後ろ向いて」 仮にも政府側の首輪だから、変に弄ると怖いのもある。 そういう意味で着けるのに慣れてる奴がする方がいいと。 つまり、やはり首輪は着けようと迫られる。 「サイコパスかはともかく拷問は慣れですよ。 その人の苦痛と思うラインを読み取ればあとは…… まあ流れ作業です。時間をかけられない時は困りますが」 末恐ろしいことを言っている。 明らかに拷問経験のあった者の発言だ。 最も首輪は着けようとしてくるが拷問な気配はない。 いや、何か行ったが拷問までは……行ってない? さておき、無意味に行う人間ではないのは伝わる筈だ。 「おや、今から嫌いになってもらっても? 私は好きになってくれると喜びますよ。 好意があるのに無関心ほど悲しい事はありませんからね」 (-257) 2021/12/15(Wed) 11:51:26 |
![]() | 【秘】 骸狩り スカリオーネ → 錆鉄御納戸 ミズチ「聞こう」 男は変わりなく。静かな口調で報告を待つ。 語られる事を前に、葉巻を吹かす。吸って、吐いて。 「だろうな」 と、前半の報告には知っていたというような言葉。 「珠響玉……ああ。それを商会の"大旦那"様がご所望か。 大方政府依頼で首輪を作ったんだろう。 だが政府連中は珠響玉に見向きもするまい。 それに監視される側の思念など、いちいち受け取っていたら 誰であれ脳が破裂するだろうな。 つまりこれは"後付けの仕掛け"だ。 ……両方から依頼を受け、気に入らん側を刺したか。 商売の上手い事だ、大旦那様は」 また、煙を吐き出す。 「笛の音に関しては初耳だ。覚えておくとしよう」 (-258) 2021/12/15(Wed) 12:10:58 |
![]() | 【秘】 骸狩り スカリオーネ → 錆鉄御納戸 ミズチそうして、ミズチをじっと見る。 「補足の必要はない。が、聞く事はある。 ……部下のプライベートに立ち入る気は毛頭ない。 だがお前の質が随分変化したように思えてならない。 もっと言えば、『俺がここ数日追いかけている連中』に 随分と似てきている。諸々の情報源は鼠だろうが、 あれにそこまでの機微はあるまい。 潜伏している死霊術師の仕業とも考えたが、 そいつらが出てお前が俺に報告しないとも思っていない。 ……ペトルーシャ辺りと取引でもしたか?というのが ひとつ目の質問だ」 吸って、吐いて。興味の薄げな瞳は変わらないまま。 「ふたつ目。 革命側が監視の輪を取り付ける理由を作ったと言っていたな。 掃除屋、見習いも含めて2名。それに取り付けた奴がいる。 お前も知っての通り、ノアは俺の配下なワケだが―― さて、誰がそれを指示したのか、お前は知っているか? わかりやすく言えば、お前は革命側の人員について 掴んでいる情報はあるか?」 男は、大概の事に興味なさげに過ごしている。 あなたも知っての通りだ。 だが、今日は少々その瞳に苛立ちが見える。珍しい事に。 無論、それでも答えがないならないで簡単にあなたを解放するだろう。 平等に、情報に対価を。これはそういう男だと、あなたは知っている。 (-259) 2021/12/15(Wed) 12:13:37 |
![]() | 【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 埃運び オーウェン「そうか──信じるのか、おれのことばを。 けど……貴方がなぜ、あんなに苦しそうだったのかは、わからない……」 じ、と。胸元を押さえる手を見て、でかいくせに下から覗き込むように屈んで見上げる。自分で考える頭があったって、それは想像しかできない。 「どうでもいいのでは、なかったのか。 ……貴方は、むずかしいひとだ」 ふ、と短く息を吐く。 エドゥアルトは、自由が苦手だ。 飯を選ぶのに苦労をするのも、それに近しい。 あなたがどんなつもりで言っていようと きっと、その助言に対する抱く感情は、感謝だった。 (-260) 2021/12/15(Wed) 12:18:14 |
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エドゥアルトは、狩りの成果がツマミに出るくらいには、余っていそうだから皆も食べるとよいと、思った。 (a43) 2021/12/15(Wed) 12:31:00 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 骸狩り スカリオーネ「取引……? いや、話はしたが。スカリオーネ殿がそう感じたのなら、それは…… ああ、そう言えば原因は結局わからずじまいだった 」「死者の声が聞こえるようにはなっている。力を貸してくれる声はまだわずかだが。聞ける者として、小生は此度の騒乱に当たらねばならない。小生は停滞していてはならない」 ミズチは昨日と比べれば随分と落ち着き、平時に近いように見えているが──その実まだ何かが狂ったままだ。 そうしていなければ、動けていない。 「ふたつ目に関しては、知れていれば先の報告にあげている。己の力不足を不甲斐なく思うばかりだ」 それでもスカリオーネのもとへ報告に参上したのは、足掛かりになるものが聞ければと考えたからだろう。なければないで、あなたに情報を提供することは意味のないことではない。 「遠くない内に、次の報告に参上したく思う」 /* 骨噛み骸糾問ミズチです。ペトラちゃんとのやりとりに確定していない事柄があるため、三日目のふわっふわ状態(聞きたくない声を聞かないという逃避方向の発狂)からは種類を変えて発狂継続という形で、どう転んでもいいようにしています。 ミズチが原因を考えるターンはありましたが、原因を深く追求するよりも兎角知らなければ考えなければで動き続けている形です。健忘症+強迫観念あたりでその辺りを深掘りする思考に至らない形かな…( ˘ω˘) (-262) 2021/12/15(Wed) 13:31:29 |
ノアベルトは、その夕方に『いる』。たしかにそこにいて鈴の音を鳴らしている。だが姿を現さない。 (c8) 2021/12/15(Wed) 14:05:23 |
ノアベルトは、姿を現したくない。 (c9) 2021/12/15(Wed) 14:05:34 |
![]() | 【秘】 百識眼 の シュゼット → 花売り妖精 アイシャ希少な採取品の依頼主として、冒険者のパーティに加わるのはままある女、その中では稀に重症者が出てしまう事もあり、慣れてるとは言い難いまでも傷跡を確かめていった。 「それなら、新しく生えくるのを邪魔しないようにするわね。 腕を信じてくれるなら尚の事」 生え直すとしても、大切な取引相手で大切な友人から理不尽に奪われたものを、そのまま黙って放っておく事など、この女には我慢ならないことだから。 女はきっと取り返すだろう、その時これがつらい事を思い起こさせるようなら、手元で大切に保管して置いて。 それからベッドメイクし直して縁に座る様に促す。 種族によっては薬や毒に対して人と違う効力や効能を得たりする。 ハーフの貴女がそうでないと分かれば鎮痛剤の薬効と邪魔し合わない麻酔を選び、準備を進めると。 「ほんと、いい子すぎるのよアイシャは・・・ そんなだから、何度も救われてるのよね、あたし」 そんな言葉をこぼし始めた。 /* 質問いいでしょうか? シュラール商店は三代前から続くお店でシュゼットはこの街で生まれ育っています、アイシャちゃんは外見年齢10代後半との事ですが、昔からこの街で花売りをしていたのでしょうか? (-263) 2021/12/15(Wed) 14:07:12 |
![]() | 【置】 錆鉄御納戸 ミズチ■ 錆鉄御納戸 錆鉄御納戸(さびてつおなんど)とは、緑みの暗く鈍い青色のことです。錆鉄は錆びた鉄のことでなく、「侘び寂び」に通じ、暗くくすんだという意味がこめられました。 納戸色は江戸時代に流行した藍染めの一つで その色が納戸のうす暗い感じに似ているため、また納戸の入り口の垂れ幕に使われていた色からついた色名といわれています。 -「伝統色のいろは」錆鉄御納戸とは?のページより引用- □ わび・さび わび・さび(侘《び》・寂《び》)は、日本の美意識の1つ。貧困と孤独のなかに心の充足をみいだそうとする意識。閑寂ななかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさをいう。一般的に、陰性、質素で静かなものを基調とする。 本来は侘(わび)と寂(さび)は別の意味だが、現代ではひとまとめにして語られることが多い。人の世の儚なさ、無常であることを美しいと感じる美意識であり、悟りの概念に近い、日本文化の中心思想であると云われている。 ・ 侘 本来、侘とは厭うべき心身の状態を表すことばだったが、中世に近づくにつれて、いとうべき不十分なあり方に美が見出されるようになり、不足の美を表現する新しい美意識へと変化していった。 ・ 寂 本来は時間の経過によって劣化した様子を意味している。漢字の「寂」が当てられ、転じて「寂れる」というように人がいなくなって静かな状態も表すようになった。 -Wikipediaより引用- (L3) 2021/12/15(Wed) 14:21:59 公開: 2021/12/15(Wed) 14:25:00 |
![]() | 【独】 錆鉄御納戸 ミズチ/* >>L3 肩書き何にしよ〜って思って、なんとなく浮かんだのが錆鉄御納戸でした。御納戸は名字になりそうだな〜、納戸や蔵の番をしていた子にするか。っていうのからミズチの設定を考え出しました。 錆鉄は色名としての「暗くくすんだ〜」ではなく、ひとつ戻って「侘び寂び」の方を採用している形。古い時代の遺物で劣化した存在(寂)だけど、そんな昔のモノだったりで欠けている点があるからこその価値(侘)がありますよ。 御納戸を任され、その名を冠した家の、寂びて侘ぶような存在。過去か未来かなら、過去の方を向いている。過去はないけれど、過去という概念に憧憬の念を持っている。 たくさんのものが欠けてしまっているけど、この不完全がミズチ=オナンドとしては完成した形。この状態からは欠けないでありたいものですね。 (-264) 2021/12/15(Wed) 14:25:50 |
![]() | 【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ「あなたは断とうとしなくて結構ですよ、聞きたいものを聞いて聞こえたものを享受して考えることを続けたら良いです。 ですがそれに伴って不調が起こると言うなら、あたくしが断ってあげますと言ったんです。これに文句はないと思いますが、……」 あなたの貼られていく符を一枚一枚見る。 「 めちゃくちゃ燃えてませんかそれ、効いてるんですか?? 」いまいち効果がわからない、それどころかなんだか焼け石に水に見える。大丈夫ですか?? (-266) 2021/12/15(Wed) 15:10:38 |
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![]() | 【念】 木偶の坊 エドゥアルト「そうか、……。だが、おれは、貴方の味方だ それは今も変わっていない。 何が正しくて、何が誤っているかなど、わかりはしないが」 「──故郷、だから?」 よほど思い入れが強い場所なのか、と。 (!13) 2021/12/15(Wed) 15:48:45 |
![]() | 【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>37 レイ 「……………………………」 エドゥアルトは、反論する言葉を持ち合わせていなかった。 手を借りると言うのも、もし動けないような怪我をした時のことも。どこか誤魔化すようにチキンを口に頬張る。 「そうか、よかった。……たしかに……うまい」 貴方の顔を見て、わずかに目を細める。 そうして、しばらくチキンの味に舌鼓を打つ時を過ごした。 (38) 2021/12/15(Wed) 16:04:08 |
エドゥアルトは、誰も姿の見えない場所を見つめている。 (a44) 2021/12/15(Wed) 16:17:18 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト「ん。正しく作用している。問題ない。魔力の炎が文字を対象に焼き付けることで効果をおこす。…ああ、これは意味を持った文字だ。線のようにしか見えないやもしれないが」 たぶんそこじゃないよミズチくん。原理はさて置いて、兎角あれで大丈夫らしい。 「効果は永続的ではないが、暫くの間は備えている枚数で足りる。この調子が続くようなら早めにストックを増やしておきたいものだ。素材の収集を含めて、それなりに生成に手間のかかる品が故」 ノアベルトに頼れる過程を浮かべて。一先ず、後の話にした。少なくともこの騒乱の間は、そちらを気にかけずとも問題ない。 「お前のすることに文句はない。情報や行動を絞ることは一人であれば愚かだが、そうでなければ効率の向上に繋がる。立場がかわれば小生がノアベルトにそうする。ありがとう」 (-268) 2021/12/15(Wed) 16:25:49 |
ノアベルトは、「なんですか……」そのへんから声が聞こえる。 (c10) 2021/12/15(Wed) 17:02:26 |
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![]() | 【人】 木偶の坊 エドゥアルト「…………ノアベルト?」 姿を現さない理由はエドゥアルトにはわからない── 何か彼の噂が流れていた記憶はかすかに覚えてはいるが。 「……いたのだな」 何か用があったわけではない、気配がしたから見ていただけのことだ。だからエドゥアルトは、特に何も聞くことはしなかった。 (39) 2021/12/15(Wed) 18:34:06 |
アイシャは、ノアベルトの声に顔を上げた。 (c11) 2021/12/15(Wed) 18:37:22 |
![]() | 【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 残氷 の エアハート「好意がある人間に無関心になんかなりませんよ。 ああもうこの時間が拷問なのがわかってないんですか?」 スラングを吐きつつおとなしく首輪をされた。 これが残り続けるのは本当に嫌だ、でもここまでされたのだ。 反乱軍のリストでも全部もらって、その彼らに迷惑をかけない範囲で偽の情報でも政府側に入れに行こう。 この酒場にこの政策を送り込んだことを恨むんですね……。 「はぁ……もういいですか。 このベッドすぐに破壊して帰り……いや、ううん、一人になりたいです……。エアハートが困りごとがあったら助けてあげますが、顔を見たくないので背中に話しかけてください」 (-269) 2021/12/15(Wed) 18:48:14 |
レイは、ノアベルトの声がした辺りにチキンを置いた。元気がない時はおいしいものを食べた方がいいですよ。 (a45) 2021/12/15(Wed) 18:55:35 |
![]() | 【人】 木偶の坊 エドゥアルト#蟹討伐 ──これはエドゥアルトが蟹討伐の噂を聞き『黄金の海』へ出向いた頃の時。 馬を操り前線を走る者、地割れに足を取られる者 仲間を鼓舞する声、耳を劈く笛の音、迸る魔法の光。 蟹討伐に群がる冒険者から少し離れた砂上の スコープ越しに、もう一体の巨大な蟹を狙う者がひとり。 ……でかい。心中で呟きながら 前衛に気をとられている隙に得物のトリガーを引く 得た情報を頼りに、防御が疎かとなった足の根元を狙い撃つ。 やや砂埃が邪魔をするが、一発、二発と的確に当てていく。 エドゥアルトは"当てる"ことだけは得意だった。 他の冒険者の力も相まって、 ふいにぐらついた巨体ごと鋏が振りおろされる。 目のまえのものを倒すことだけに集中していた故か それに気付くのに一歩、遅れてしまった。 「────」 声も出ぬ間に砂塵が舞い上がり、避けるべくとっさに転がった エドゥアルトの姿が遠くの砂中に消えていった。 (40) 2021/12/15(Wed) 19:00:29 |
![]() | 【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>40 #蟹討伐 それからどのくらい時が経ったのかは定かではないが 盛り上がっていた砂の中から、のそりと這い出る男がひとり。 ずれたフードの隙間から獣の耳が飛び出し、ぶんぶんと頭を振って砂を吹き飛ばした。 「……生きてる……」 エドゥアルトは、はっと顔を上げ砂の中から 自身の得物を慌てて探し当てて大事そうに抱える。 「……」 ひとつ、安堵のような息を吐いた。 砂埃に目を眇めた先には、ひっくり返った巨大蟹が遠くにぼやけて見えた。多少は役に立てたのだろうか。 (41) 2021/12/15(Wed) 19:01:34 |
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![]() | 【秘】 埃運び オーウェン → 錆鉄御納戸 ミズチ/*襲撃予告です〜 お忙しいようなら返事なりなんなりでもいただければ。でも無くても大丈夫みたいです。 「……ミズチ。いるかミズチ」 冷淡な声で、酒場か部屋の近くでその名前を呼ぶ。 悪い夢を見た文句を言いに来たのか、それとも。 今度は自分が探す側になるとは、と独りごちた。 (-271) 2021/12/15(Wed) 19:12:47 |
オーウェンは、あえて何も触れない。 (a46) 2021/12/15(Wed) 19:13:12 |
![]() | 【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 羽無し妖精 アイシャ「そうですね〜……。 こんな寒い冬だからこそアイシャの花が一層映えますし。 笑顔で花を送ってくれる妖精さんに、情をかけない奴はいませんよ」 いつもありがとうございます、と追加で告げながら。 色を悩んでいるのか顎に指をあて、考える仕草をする。 誰かを思い浮かべているようで、少し時間を要してから口を開いた。 「薄い、色でしょうか。春のようなイメージで。 色はカラフルの方が嬉しいです。 まあ、なんとも……あたくしが持ってると随分と似合わないものになりそうですが贈り物なので仕方ないです」 ゴミが入ったズタ袋を運ぶことが常な男が花籠を持つ姿を想像する、なかなか目を引くものにはなりそうだと苦笑した。 「アイシャまで笑顔が曇るとあたくしが何をし始めるかわかりませんよ。 ともかく、……例の首輪だけは外せるように策を巡らせていますから。窮屈な思いだけはし続けないでしょう、"お互い"苦労することになりそうですね」 (-272) 2021/12/15(Wed) 20:02:20 |
![]() | 【秘】 骸狩り スカリオーネ → 錆鉄御納戸 ミズチ「……死者の声が聞こえるが原因不明」 溜息と共に首を振る。 「よくわかった……原因究明を優先しろ。 ……それと、人体は完全なる機械ではない。 生身の部分が存在するのなら、休息を挟むようにしろ」 明らかに以前からおかしくなっている。 そして今もそれは表面上なりを潜めただけで、 続いているというのが端々から伝わってくる。 しかし男は精神科の医師ではない。 他人を落ち着かせる術など持ち合わせていない。 せいぜいが指示を飛ばす程度。 これを自由に動かすのは、逆に危ない。 手持ちの情報はしまいこんだまま、 次回の報告とその間の出来事次第だな……と 思考するに落ち着いて、次の報告を待ってあなたを見送るだろう。 (-273) 2021/12/15(Wed) 20:12:38 |
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![]() | 【墓】 迷彩掃除屋 ノアベルト>>39 エドゥアルト 「……あ〜、エドゥアルトは目がいいですね〜……。 敵にしたくもなりたくもありません。 これでもモンスターにはほぼ見つからない奇襲100%の姿なんですよ」 気配がするから見ていただけだ、とすぐに判断すれば気が抜けたように机にへばりつく。 やってきたチキンの皿が手に当たり、おもむろに手を伸ばせば、握った手元からその肉が周りには見えなくなっていく。 あとから投げられたのはきれいにしゃぶり尽くされた骨だけだ。 カラン。 「ありがたいことに足と腕、その上首までつながっています。嬉しい温情ですね本当に……」 声が小さい。 見るからに、見えないが、元気がない。 (+17) 2021/12/15(Wed) 20:19:09 |
![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル「……契約成立、ね。 助かったわ、無用な脅迫をしなくてもよさそうで…… あなたたち、詰めが甘いんじゃないかしら こんなことして理解者が得られると思っているのなら……」 つまり、そう言った手段で訴えかけることも考えていたということ。 「……まあ、いいわ。それほど切羽詰まっているということで。 私の手を離れたと言っても、あんな奴らの手には余るもの。 取り上げたものとして一緒くたに仕舞ってるんじゃないかしら。 ……そんな扱いをされていると思うと、腹立たしい限りだわ」 (-275) 2021/12/15(Wed) 20:22:57 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 埃運び オーウェン「ここに」 部屋の扉に向けて声を掛けたあなたの視界の外から現れた。丁度戻ったところだったらしい。 「どうした、オーウェン」 夢見の文句にしては妙なタイミングだ。別の用事だろうかと考えている。 /* おはようございます、目ん玉飛び出ました。大丈夫です。おはようございます。 (-276) 2021/12/15(Wed) 20:27:32 |
![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル「……私としては、〈匙〉と〈焔喰らい〉が戻ってくるなら、別に」 「どうでもいいのよ、あなたがひとりで何でもできると言うなら」 「……自信がないのなら、ちゃんとお仲間とも協力することね。 わざわざ、恨みを買うようなことした上で尻尾を見せているのよ。 『拷問に音を上げて仲間を売った』なんて筋書、簡単に作れるわ」 「……わかるでしょう? 私の言ってることも」 (-277) 2021/12/15(Wed) 20:31:20 |
![]() | 【置】 残影の フランドル託すべきものは託した。 託されたものは、可能な限りを。 あとは時を待つだけだ。 自分のものも、誰かの為に在る自分も。 他人には、何一つとしてくれてやるつもりはない。 くれてやるのは、"哀れな役者"の道化芝居だけだ。 何があろうとも、他人に折られる事は許されていない。 だからフランドル・スキアーは折れる事ができない。 生かすも殺すも委ねる先は一人だけ。 己に立てた誓いがある限り、剣に寄る辺のある限り。 これまでも、そしてこれからも。 (L4) 2021/12/15(Wed) 20:44:15 公開: 2021/12/15(Wed) 20:50:00 |
![]() | 【秘】 灯屋 レイ → 哀れな役者 フランドル「これは随分手厳しい。 ですが、そういう顔をする程度には情もあるようだ」 ゆら、ゆら。 灯屋の陰はまだ微かに揺れている。 「"野良猫"も"ホド"も、厄介なものを抱えている。 破滅願望は件の蟹退治でどうにか発散してもらいたいものですが……思想と記憶が実に厄介だ。 誰がどうして手を加えたのか、解除する方法はあるのか。"蝙蝠"である貴方にもわからないと見ていいのですか?」 元に戻したとして元の"ホド"がどのような思想を持っていたのかはわからない。けれど彼らは以前から知っている者達だ。それが誰かのいいようにされているのは……なんだか癪に障る。 これは案外、感情で動くタイプである。 「……ともかく、"番犬"にも伝えてみましょう。 少しでも救いのある終幕になるように」 私、ただの灯屋なんですけどねぇ……等と呟きながら再度、溜息を吐いた。それでも乗りかかった舟だ。 裏切りに裏切りを重ねる事になろうとも、これは選択をするだろう。 (-279) 2021/12/15(Wed) 20:46:07 |
![]() | 【独】 哀れな役者 フランドル/* オレ天才かもしれん。 自分では折れる事も死ぬ事も選べないド依存人間らしく 投票委任してやったぜ!ギャハハハハ! (-278) 2021/12/15(Wed) 20:46:30 |
![]() | 【独】 哀れな役者 フランドル/* 普通にテロだからやめた方がいいと思う(急に良識が出てくる) 人、びっくりするよ でもやるっきゃねえよなあ (-280) 2021/12/15(Wed) 20:48:55 |
![]() | 【秘】 埃運び オーウェン → 錆鉄御納戸 ミズチ歩み寄って、寄って……すれ違う寸前まできて。 耳元に唇を近づけて、言う。 「……お前に尋問をしに来たんだ。 悪いなミズチ、ただ、甘ったれた考えを否定しに来たわけじゃない。 妙な真似をしなきゃ手荒な真似もする気はない」 それはどこか困っているような、迷っているような。 それでも何かを成さなければならない人の、追い詰められた顔を、配達屋はしていた。 (-282) 2021/12/15(Wed) 20:50:09 |
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![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ「……みんなで塵芥掃除をすれば、この世界は綺麗になると思う?」 あなたの問いかけには、たとえ話を交えて、こう返し。 「……まあ、あるんじゃないかしら。 ある一部を切り取ればって、限定すれば、だけど」 どうでもよさそうな口ぶりで、限定的にあるかもしれない、と。 ペトルーシャの導き出す結論は、そんなものだった。 (-283) 2021/12/15(Wed) 20:56:50 |
ミズチは、エドゥアルトの成果の鳥さんをおいしくいただいた。後で感想とちょっとした話をしに行くつもりだ。 (a48) 2021/12/15(Wed) 20:57:27 |
![]() | 【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ「盛る者は必ず衰える。命は生まれ、やがて朽ちていく…… この世界から見れば、私たちが何を為そうと意味はないでしょう。 それでも何か意味を求めるのなら…… 自ずから、意味があると狂気でいるしかないんじゃない?」 (-284) 2021/12/15(Wed) 20:57:33 |
![]() | 【念】 灯屋 レイ「……そうであってくれると、嬉しい。 私の味方はたぶん貴方だけだから」 『大蛇の腹の中。吹き溜まりのヨルムガンド。 英雄になれない者達の、犠牲の上に立つ街』 自身を"蝙蝠"と称する役者に言った言葉。 この街への認識はこれだ。 巨大な墓のような街。―――だからこそ、ふと見えた光が酷く眩しくも感じる。 「えぇ。生まれ育った地。私はここ以外を知らない。 それでも、他を知ってもきっと私はこの街を嫌いにはなれないでしょう。 だから、そう簡単に壊されたくはありません。 そこに自身の心が無いのなら尚の事。 だから……革命軍の方々には少しばかり、目を覚ましてもらう必要がありそうです」 "蝙蝠"は果たしてどちらだっただろう。 貴方を巻き込むだろう事が、一番心苦しい。 (!14) 2021/12/15(Wed) 20:59:21 |
![]() | 【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 骸狩り スカリオーネ「…? 小生は絡繰だが。それでも休みなく働けるわけではない、休息は元々挟んでいる。小生は問題ない。アイシャの花に込められた言葉を持って、在ろうと思う」 そうである と思い込んでいる から、今の状態に至っている。いつかに触れるべき真実は、誰かの思いやりから覆い隠されてそのままにされていた。「気を向けてくれてありがとう、スカリオーネ殿。では」 ふ、と息を吐く音がした。そうしてミズチは姿を消したのだった。 (-285) 2021/12/15(Wed) 20:59:41 |