人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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蒼い三日月が辺りを照らす。伝承は果たして真実なのだろうか。
もし真実であるならば、異形の刃を見つけ出し、打ち砕かなければならない。

どうやらこの中には、村人が1人、共鳴者が2人、人犬が1人、魔女が1人、暗殺者が1人、猫又が1人、魔術師が1人、皇狼が1人、凶狼が2人、妖花が1人、樹木子が1人、決闘者が1人、聖女が1人、諜報員が2人、骨噛みが1人、無思慮が1人、波魔が1人、宝玉が99人いるようだ。

【人】 寸善尺魔 ガイオ

「おっ勝ちじゃん。俺にもツキが向いてきたってことよ、いいねぇ」

不運に見舞われることが多いくせに、彼はギャンブルが好きだ。
ルーレットで負けが込んでのヤケクソ一点賭けで大勝利。
年甲斐もなくはしゃぐ姿がカジノで見られた。

「んぁ〜? るっせぇ、珍しいとは俺も思ってるさ。
 …何かの前触れ? よせやい、いい気分のままにさせといてくれよ」
(0) 2023/09/11(Mon) 20:57:27
ガイオは時が進むよう祈った。


【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 渡りに船 ロメオ

分けて欲しかったなあ、と同意して笑う。
実際のところ平均並みの身長は、気にする程は低くないはずなのだけれど。

「はあい。また来ますよお。」

レシートを避けてちょうどのお会計。
焼きたてのフォカッチャふたつ、ほくほく顔で受け取った。

「ぜひぜひ、お願いしますねえ。」
「それで増えたら儲けもんですからあ。」

ひらりと手を振る。
もし増えたところで、女がここに来る頻度はきっと変わらないだろうけど。
言わなくていいことは言わないまま、軽い足取りで立ち去っていった。
(-0) 2023/09/11(Mon) 21:01:21

【独】 口に金貨を ルチアーノ

/*
ひとりごとぼやく時間がなかった。
猫しかしてない男。
こいつは黒い男と白い男に性癖と価値観を歪ませられたのに理性だけはしっかり残った猫の男です。

にゃーん。

黒眼鏡が上司時代に振り回され、次の上司に躾けられてなにかに目覚める。
誰かに飼われたい人間だけど、飼われるって普通じゃないし社会人がバブになるのは理性がないから流石に自重して真面目に暮らしている。
真面目人間だがやることなすことたまに自由になる。命令することや誰かを抱えることは多分すごく苦手。
大事にしたいものを失ったりなにかに失敗すると怖いから。家猫。
(-1) 2023/09/11(Mon) 21:03:02

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ

「それを言ったら、食事を気にしない僕もこっちじゃ異端みたいじゃないか」

気にしないと言うよりは、食べようと思ってないだけなのだが。
深めに酔うといくらか眠れるから、夜は殆ど食べない。
朝は深酒のせいで食欲が湧かない。
食事をあまりとらない原因なんてそれでしかないのだけど。
一番の問題は、それをあまり気にしてないから、他人の追求も面倒くさくて”忘れた”なんて言うのだ。

グラスを取りそこねる様子を見れば「もう酔った?」と、愉しげにグラスを弾いては音を立てた。
大分酔いが回ってるのはお互い様で、頬には既に赤みが差している。

「おや。僕は結婚なんて興味もないし、飼ってみようかな、猫。
 飼われてみるのも一興だけど……何処にでも付き合ってくれるのなら、このまま近くに泊まっていくかい?」

部屋までの帰りを気にしなければ、もっと飲める。
あなたとなら、何も思い出すこと無く安心して眠れる気さえするのだから不思議な話だった。
(-2) 2023/09/11(Mon) 21:04:47

【秘】 無敵の リヴィオ → マスター エリカ

──これは、一日目が来る前のお話。


バーの扉に手をかけ開けば、カランカランとドアベルの音が響く。

馴染みのある音と言い難いはずのそれを久しいと思うのは、
ここに訪れるのが数ヶ月ぶりだからだろうか。
昔からずっと通っているという訳でもない、
プライベート上でたまに訪れるだけの少しの縁がある場所。

それでも久しいと感じるのは、
ここが他の店よりも心落ち着く場所で。
"リヴィオ"という一部を知る者がいるからだろうか。

「やぁ、マスター。久しぶりだね。
 おすすめのワインを1杯いただいてもいいかな」

口にするものはなんだって良かった。
ただ、悩みという疲れを癒したいと考えていたのかもしれない。
いつもと変わらないように見える男の表情に、少しの憂いが浮かぶ。

誰にも見せない、見せたくない"リヴィオ"の一面。
何も言わずに、それでも理解しているというように、
こちらを見るアイスブルーの瞳へと、静かに微笑んだ。

──どうか今日も、そんな君でいてくれないだろうか。
それだけで俺はきっと、明日も頑張れる。
男は、そんな身勝手な思いを抱きながら、
差し出されたワイングラスへと口付けるのだった。

#バー:アマラント
(-3) 2023/09/11(Mon) 21:11:24

【人】 Chiavica テオドロ

>>0:187 エルヴィーノ

「それは失敬。
 あなたも大概人がいいんですから」

気持ちのいい話でなかった自覚はあるのか、返す言葉は拗ねたような言い草。

「するべき仕事がなければそれに越したことはないと思ってますよ。ただ……面倒とはいえ、嫌ではないので。

 あなたみたいなのが最低限の仕事だけやってたらそれで済むようにしていたら、自ずと私のできることを増やして熟すが手っ取り早いと気づいたまでです」

あなた達が出世すれば、という嫌味の延長。と見せかけて、ただ適材適所を貫いているだけとでも言うような。

能力さえあるなら、やりたくないと思わない奴が率先してやる。それが当然だと考えて、ともすればそうして価値を示すことに拘りがある──或いは、意欲的でない者からすれば取り憑かれているようにすら見えるか。

「諦めてください。野放しにしていればそれこそ同僚や上司の品格が疑われるでしょう」

それとは別にだらしない生活が見てられなく思うお節介心も、真っ当に存在してはいるようだが。

#警察署
(1) 2023/09/11(Mon) 21:13:07

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

/* お世話になっております、熱中症のエビです。

当方
妖花
になりまして、役職能力使用の打診に参りました。
テオドロくんが他の絆先になっていたり等で体が爆裂しないようであれば、絆を結ばせていただきたいと考えています。

返答はすぐでなくとも構いませんので、ごゆっくり考えていただけたらと思います。

秘話の方は、体が落ち着き次第返させていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします…!
(-4) 2023/09/11(Mon) 21:16:40

【人】 法の下に イレネオ

>>0:186 ダヴィード

空になった紙袋を移動させようと底を掴めば、出来立ての食事を入れた時特有の熱が移っていた。湯気のせいだろう、少し湿り気もある。
自分の座るスペースを少し広く取る。腰を落ち着け、手にしたピッツァの切断面に目をやれば、空洞がほとんどないくらいにチーズと肉が詰め込まれていた。なるほど、これは半分にしてもらって正解だろう。
貴方の言葉を受けて、ほんの少しだけ先を譲って。それでも、のんびり貴方の食事を眺めるなんてことはせず。

「そうだな、Buon appetito.いただきます。

言うや否や、ぐわり。大きな口を開け、手に持ったピッツァにかぶりついた。
男の好む熱い食事だ。
逆に、それ以外で食事の好みはあまりない。この男は、どんな味のものでもそれなりに食べる。
かと言ってどの味に対しても同じ反応をするほど鈍感ではなく、感想を言う程度の能はあった。この男に食事を勧めるのは、まあまあの娯楽になるだろう。
すぐに感じたのは肉の硬さ。噛み切れないというわけではなく、しっかりと食べ応えのある肉の塊。それがごろごろと入っている。見た目以上の重量感に、細い目が軽く開かれた。

「美味いな。」

一言、息を吐いて呟いた。
貴方の方を見れば、嬉しそうに食べ進めているだろうか。
食事中の人というのは、どうも幸福な雰囲気を纏っている。会話でそれを遮るのはちょっと迷うくらいに。
だからそれ以上のことは言わず、こちらも静かに食事に戻る。食べる速度自体が早いわけではないが、一口が大きい。それで遠慮なく噛みちぎっていくから、結果的に食事にかかる時間は短い。
食べ終えるのは同じくらいのタイミングになるかもしれない。

#商店街
(2) 2023/09/11(Mon) 21:17:10

【人】 月桂樹の下で ニコロ

>>0:174 ダニエラ

「おう、そりゃ勿論。
何のピザにするか考えとけよ。」

喜ぶ姿を見るのは実に気分が良くて
きっと好きなだけ買うのだろう。
さて、好きなパンは、と聞かれれば。

「俺はチャバッタが好きだぜ。
オリーブオイルに浸して食うと美味いんだ。」

ごく庶民的な食卓パンの名を挙げるだろう。

#街中
(3) 2023/09/11(Mon) 21:18:48

【秘】 黒眼鏡 → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ

「あんたが正論を言ってると、
 鼻をつままれたような気分になるよ」

ははは、と笑い声を放り投げる。
間に置かれた距離はちょうどよくて、
それでもきっと短すぎる。

「はいよ。
 じゃあちょっと準備するから、大人しく座っててくれますかね」

店ならサイフォンを火にかけたりしはじめるところだが、
裏口から入れば店の外観からは想像もできないほど
狭くぎゅうぎゅうと物が押し込まれた部屋がひとつ。
あなたも何度か覗いた事くらいはある、事務所兼黒眼鏡の私室だ。

スチールデスクの上に置いてあった電気ケトルのスイッチを
ぱちんと指で弾きながら、

「あんたからなんか持ってくるなんて、
 明日は海が荒れるな。
 船は出すなといっておかにゃ」

二つ置かれたカップのひとつをひっくり返して、
口許だけで笑った。

「で、ご注文は?」

珈琲ではなく、と。黒眼鏡の隙間から、瞳が覗いた。

#Mazzetto
(-5) 2023/09/11(Mon) 21:20:14

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 花浅葱 エルヴィーノ

「周りの環境が異端を決めるんだよ、諦めな。
 あー……今日は俺が払ってやるよ。次はお前な」

くつくつ笑いながら会計のために金を握る準備をしようとしていたが、向けられた言葉に片目を開けた。

「結婚に興味はもっとけ色男、いくらでも選び放題だろうに」
「ああ? 泊まり……? ……このホテルにしろお、他は認めんぞ」

訝しげな声をだしつつも、反対はしないのか近所のホテルを一つあなた宛にメッセージで送った。
示されたホテルは古くもなく新しくもなく、場所も近くで治安も程よい地理に建っているだろう。都合好く覚えているのも彼の才能である。
(-6) 2023/09/11(Mon) 21:22:52

【人】 月桂樹の下で ニコロ

>>0:184 テオドロ

「おっと。そりゃ怖い事聞いたな。
お手柔らかに頼むぜ。
俺はしがない巡査部長なんだからよ。」

憧れの兄貴分で居るには
とうの昔に資格を失っている
貴方と妹分を、見ているしかなかったあの時に、既に

「はいはい。この辺は俺の方が歩いてるから任せてくれよ。
美味いジュースとドルチェの店だって知ってるんだぜ。」

だからどんな事を言われようとも
兄貴分のニコロよりも、能無しのニコロの方を
弟には見ていて貰わなければ。

その方がきっと、互いに楽なのをニコロは知っている。

#街中
(4) 2023/09/11(Mon) 21:28:46

【人】 黒眼鏡

>>0:179 イレネオ

ぎらぎらと研ぎ澄まされ、突きつけられる牙に視線が合う。
柔らかく緩みすらする黒眼鏡の奥の目が、
どこか楽しさを抱えている。
若者と話すと楽しい。
その言葉通りなら、そういう感情で。

「好き嫌いはよくないね」

指は渋面を一度、くるりと空中でなぞるように回ってから
再び膝の上へと戻る。

視線は奥へ──祈りをささげる神父のほうへと向けながら、

「今夜には仕事があるよ」
「きちんと税関を通ってきた、
 法律上何の問題も無いコンテナを受け取るのさ」

海。
黒眼鏡の部署は、"港"とも呼ばれている。
ファミリーの密輸・流通、流れるものの大半を牛耳るその中核は、
船。
海に囲まれた三日月島における海運には、
黒眼鏡の息がかかった会社がそれはもう、浜の真砂のようにある。

#教会
(5) 2023/09/11(Mon) 21:29:20

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

/*ご贔屓にしていただきありがとうございます。九本指です。
マジか。今の所大歓迎ではありますので、そちらが無理なく確認できる範囲でこれ以降役職にまつわる連絡がなければ結んでいただいて大丈夫です。

返信についてはごゆっくり。今日もそれなりに早寝をする予感です。
こちらこそ、これからもよろしくお願いしますね。
(-7) 2023/09/11(Mon) 21:29:39

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

いいやNon.

そして囁きには、すました顔で否定する。

「道中に部下が関わってる可能性は否定しないが。
 あえてここに麻薬を広めることはしてないね。
 主観だけ伝えるなら、
 麻薬は儲かるが、関係者の中にバカが混じるというリスクがデカい」

…そこでようやく、もう一度あなたに視線を向けて。

「今追ってるのはそれ? イレネオくん。
 俺も調べて置こうか?」

#教会
(-8) 2023/09/11(Mon) 21:30:16

【人】 コピーキャット ペネロペ

「……ああ〜?
 ガイオの野郎、まぐれ当たりをまだ言ってんのか?」

「ったく、少し前までは息苦しいだの何だの言ってたくせに」

調子の良い奴。言葉ではそう言えども、
不運な同僚の事をそう悪く思ってもいないらしく。
声色は冗談めかした笑みを含むものだった。

#アジト
(6) 2023/09/11(Mon) 21:34:14

【人】 渡りに船 ロメオ

木製の両開きの扉に提げられた『開店中』のプレート。
晴れたって曇ったって、雨が降ったってこのベーカリーは開いている。

『poco a poco』の看板を掲げた店の中。
店番の男が、今日も欠伸をしながらカウンターの向こう側で足を組んで座っていた。
来る人はまばらながらも客が来るのは事実。
なのでこの態度はよろしくないのだが、ここの店長は寛大なのであった。
男はいつもこんな感じであるし、クビにはなっていない。

「…………」
「今日はちょっとあちーな……」

よっこらしょ、と立ち上がりクーラーのリモコンを探す。
棚のパンは今日もつやつやと誇らしげに並んでいる。
庶民的な店内に、ピッと電子音。
少しだけ涼しい風が、そよそよと吹き始めた。

#パン屋
(7) 2023/09/11(Mon) 21:36:51

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 路地の花 フィオレ

「ふふ、フィオレちゃんのお話はいつも楽しいもの。
 今回も期待してるわ♡」

雑談を交えながらなら、少し長いネイルの時間も
きっとあっという間に過ぎ去って。
貴方の指先に桜色。
寒色で整った貴方に暖かな色が灯る。

「フィオレちゃんはいいオンナだから、
 どんな色でも乗りこなしちゃうのよ♡
 でもアタシはこの色のフィオレちゃんがとっても好きよ」

完成したそれを貴方が眺めている間に、
ヴィットーレは道具をしまってカウンターを片付ける。
やる気十分なあなたの姿を見れば、
それはもう微笑ましそうに眺めて。

「じゃ、お礼代わりに明日もお店のお手伝いをしてもらっちゃおうかしら♡
 素敵な土産話も一緒にね!ほら、そろそろ時間なんじゃない?」

デートに遅刻は厳禁よ!とパンパン、手を叩いた。
(-9) 2023/09/11(Mon) 21:37:11

【秘】 陽光の元で ニーノ → 渡りに船 ロメオ

/*
こんばんは!おやすみ硫酸ナトリウムです。
お話してくださってありがとうございました、良い感じに0日目が終わったのであそこで秘話を一旦切りたいと思います。
ロメオさんとの空気感が掴めて嬉しかったです…

平和時空が続いている間に共鳴窓をのんびり動かそうかと考えたのですが、プロローグがお酒の話で終わったのでお酒を飲みに行くor温泉がピョンと湧き出たのでそちらの話にするのも楽しそう……でうろうろしてしまいました。
上記二つに限らずもし何かご希望あればお伺いしたく…!
お手隙の際にお聞かせいただければ幸いです、宜しくお願いします!
(-10) 2023/09/11(Mon) 21:40:33

【影】 日差しにまどろむ ダニエラ

夜になると、ときおり思い出すことがある。
はっきりと“いつ”と断言のできない幼少の記憶。
ひとりきりで眠る幼子の記憶。

幼すぎて覚えていないというわけではない。
ただただ、それが常だっただけ。

「……Madre」

夜の消灯は、その頃から苦手だ。
同じように明かりをつけたまま、同じように、呟いた。
(&0) 2023/09/11(Mon) 21:44:12

【赤】 月桂樹の下で ニコロ

きっとどこかの会議室だったかもしれないし
道端だったかも、閑散とした店だったかもしれないけれど。

狂った犬は
“志”
を同じくする者を探していた。

目的は違うかもしれないけれど
為す事は、同じ
さて、どんな顔ぶれが集まるのだろう。
(*0) 2023/09/11(Mon) 21:45:06

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>3 ニコロ

「はあい。んー、カボチャ…カボチャいいなあ……」

悩むといいつつ気持ちはどうやら大分カボチャに向いている。
キノコ嫌いではないのだけれど、今日はそっちの気分のようで。

「ああー、チャバッタ。美味しいですよねえ。」

弾んだというには伸びた声音で頷いて、それでも明るいトーンに違いはない。

「いつも行くサンドイッチ屋さんもチャバッタを使ってるんですよお。」
「でも、オリーブオイルですかあ……」
「そういえばサンドイッチ以外で、あんまり食べてないかもしれません、あたしい。」

『poco a poco』に次行った時買ってみようかなあ、なんて呟くのは眼鏡の長身が店番をするベーカリーの名前。
2日に1度、彼女がフォカッチャを買う店だ。

#街中
(8) 2023/09/11(Mon) 21:45:35

【教】 コピーキャット ペネロペ


──あ、夢だわこれ。

夢の中特有の妙な確信は不意に訪れた。

「おー。これあれか、明晰夢ってやつじゃん。
 てことはつまり……」

曰く、明晰夢というものは夢を自在にコントロールできるらしい。
つまりは欲しいものも欲しいだけ。むん、と念じる。

「酒!!!」



「出ねえじゃん!!!」


よいこの夢だったらしい。
(/0) 2023/09/11(Mon) 21:46:45

【人】 拷問吏 ネロ

「何、ツキに悪きツキなどあるまい」

席に座り、空々と哂う。

「我ら、この生業よ。
 使わぬツキを胎に溜め込んだまま死ぬる者も多い。
 金子もツキも腸も、
 皆懐から出ていく時分が最も温かいと聞く。
 血肉存分に吐き出すが温度ある人生やもしれんぞ」

#アジト
(9) 2023/09/11(Mon) 21:53:44

【人】 無敵の リヴィオ

「流石、眼鏡をかけた俺も最高だね」

誰かに同意を求める訳でもなく呟かれた言葉へ、
鏡の中の存在が同意するように頷いた。
自画自賛、前髪で揺れる黒猫も不思議と似合っている。

しかしどれだけ見た目が良くても、
そんな奇人へと近寄る人物は仕事の間柄のみという人間ばかり。

男に向けられる視線はいつも通りだ。

そしてそれを気にする性格なら、
周囲にとっては幸福だったのだろう。

#警察署
(10) 2023/09/11(Mon) 21:53:47

【念】 日差しにまどろむ ダニエラ

三日月島の街中、大してひっそりとした場所でもないところに建つホテル。
ひと月ほど前から、この一室には宿泊者がある。
夜になっても、留守の時も消えない電灯。
いつ不在でいつ眠っているかなんて、外からでは決して分からない。

その時在室していた名義人の彼女は、のびやかにあくびなんぞ繰り広げていた。
「そうだ」と、本当に今そこで思い出したどうでもいいことのように。

「一応〜、教えてもらったこと、本当か調べてみたんですけどお」
「嘘じゃあなかったからあ。信用しますねえ」

あまりにも軽い。
そもそも、その腕を信用したから声をかけたのだけれど。
順序が逆で、ちぐはぐだ。その印象を抱いたなら、間違いではない。
(!0) 2023/09/11(Mon) 21:54:04
リヴィオは、今日はこのまま見回りへと向かおう。 #街中
(a0) 2023/09/11(Mon) 21:54:53

【教】 コピーキャット ペネロペ


「椅子、テーブル、……これはいけんのか。
 んじゃあグラス、レモネード……これも?
 なんで酒だめなんだよ」

本気で夢のデバッグをしている。
延々と…
(/1) 2023/09/11(Mon) 21:55:20

【赤】 黒眼鏡

――反社会組織取締法成立のため、
さる資産家が多額の融資を行った。
そいつは『アリソン・カンパネッロ』という女性だという。
署長代理を強力に支援したという、
けれど正体不明の彼女の存在は、
この法案において独特な立ち位置を持っていた。

そんな彼女から、あなたたちへと連絡が入る。
あなたたちは、警官として秘密裏に摘発チームにアサインされただろうか。
それとも、全く別の理由で関わるのだろうか?


/*改めて、皇狼です。
皆さまよろしくお願いいたします。

もしよろしければですが、所属組織の関係もあり私から皆様にお声をかけるシーンなどやらせていただければと思います。
皆さんはどういう立場で摘発チームに参加しているかなど、
開示できる情報がありましたらお伺いできれば幸いです!
(*1) 2023/09/11(Mon) 21:57:30

【人】 月桂樹の下で ニコロ

>>8 ダニエラ

「カボチャか、んじゃあそれで。
そうそうオリーブオイル。」

聞き覚えのある店の名を聞けば
此方の表情も楽し気なものになって。

「あそこの店のチャバッタも美味いぜ。
俺、いつも買ってるからな。」

「サンドイッチも良いが、オリーブオイルがシンプルでさ。
芳醇な香りとさっぱりした風味で溜まんねえんだ。」

他愛ないパン談義。
そう言いながらも、店に着けばカボチャのピザを買うのだろう。

#街中
(11) 2023/09/11(Mon) 22:01:23

【赤】 月桂樹の下で ニコロ

資産家の投資もあり、とんとん拍子で進んだ法案
それに表向きは賛同する形で
部下はその手を上げた。

内心は全く別の物で、守りたいものが守れればそれでいい
その為にはマフィアは勿論…
怪しい者はマフィア以外であってもその手を止めない心構えだ。

外部に漏れる事を恐れてか
その名を
『Albero(アルベッロ)』
と名乗っただろう。

/*どうもお世話になります、凶狼です。
是非ともそのシーンのお伴をさせていただきたく思います。

当PCがこの役割に加担する理由は上で述べたのが
およその理由になっております。

『守るべきものを守るため』
『その為に手段は選ばない』

その2点が主でございます
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(*2) 2023/09/11(Mon) 22:08:04

【念】 口に金貨を ルチアーノ

「金が関わる分確かな情報を出してるからなあ?
 パンの好みぐらいなら時間で変わる可能性もあったが」

手元の手帳と睨み合いっ子をしていた男は声をかけられれば、あなたに視線を向き直して話に応じた。

「そんなもんで信用すんのかー……あー。
 一応使える伝全部に手回しをした。個人を調べるなら一日一件が限界、だな。
 だが調べるために動いているうちに、此処も俺のこともバレやすくなる。
 ……日が経つほど盗聴されたり突入つされるリスクがある、気を配ってくれ」

「大体女一人で大層なことを考えてるが、他の協力者はいるのか?
 そもそも個人か、誰かの差し金なのかぐらい聞いてもいいか」

自分の身内を売る戸惑いのなさの理由を聞いてやりたいのをぐっとこらえて、協力者としての質問をした。
雇っている人数や手間で相手の規模がわかるだろう。
もしかしたらあなたは更に大きな企業に雇われているのかもしれないし、と。
(!1) 2023/09/11(Mon) 22:09:05

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>1 テオドロ

「珍しいね、キミが拗ねるなんて」

眉をひそめた表情を見て、くつくつと笑う。
人がいいなどと言うのは、あなたかアリーチェくらいだろう。

「勤勉なのはいいことだけど、ちゃんと休息もとるべきさ。
 キミが倒れたらたちまち仕事が溜まるようじゃ、機能してないのと同じだからね」

そんなことは言わずともわかっているはず。
私生活まで犠牲にしているわけではなさそうだから、それで良しとしようか。
何せ、そうだとするとだらしない生活で寝ていない男と、殆ど変わらなくなってしまうのだから。

「……ま、昼1食はどうにか食わされてるお陰で、こうして元気に生きてるわけだけど」

苦いコーヒーは、眠気も幾分かは飛ばしてくれた。
シエスタまではなんとか保ってこれそうだ。……チェスの相手とかを挑まれなければ、多分。

#警察署
(12) 2023/09/11(Mon) 22:11:15

【人】 コピーキャット ペネロペ

「負け越しては勝って悄気げては良い気になって、
 カネもツキも大いに吐き出してるあいつは
 まあ退屈はしねえ人生なのかもしれねえなあ」

それが身を滅ぼさなければもっと良いと思うのが人のさが。
とはいえそんな望みが贅沢な稼業である事も間違いなく。

#アジト
(13) 2023/09/11(Mon) 22:15:53

【人】 法の下に イレネオ

カタカタと淀みなくキーを叩く音は今日も変わらない。
長身を押し込めるように窮屈に、それでいて妙に居心地良さそうに定位置に座る様子も。
作業に集中しているようだ。しかし、声をかけられれば億劫そうでもなく振り向く。そうして追加の指示を幾つか受ければ、頷いてまたデスクに向かうのだろう。

その合間。
男は不思議そうに顔を上げ、匂いを嗅ぐようにすんと鼻を鳴らした。

それだけ。
軽く首を傾げて、再び資料を確認し始めた。

#警察署
(14) 2023/09/11(Mon) 22:19:28

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ

「おや、奢ってくれるのならお言葉に甘えようかな。
 いいよ、次は僕が奢ろう」

次の約束が出来るのはいいことだ。
別に日取りを決めたりするわけではないけれど、ここに居ればまたこうして会うことは出来るのだ。

「ええ……キミほどじゃないでしょ。常に違う女引っ提げてるくせに」
「ホテルなら酔いなんて気にせず飲めるし……。ふは、キミの勧めならここに決めてしまおう」

場所は良好、何も不安はない。
本当に付き合ってくれるんだと、思わす漏れ出た笑いに声が出て。
あなたの会計を待って、指定されたホテルに向かうだろう。
これは多分、僕とあなたの生きる場所が分かれてしまってからは初めてのことだ。
(-11) 2023/09/11(Mon) 22:23:19

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>11 ニコロ

「あ。ほんとおですかあ?」
「ふふ、店番のお兄さん、面白い人ですよねえ。」

知ってます?なんて訊ねたりして。
話を聞けば本当に美味しそうなものだから、次は是非ためそうと心に誓ってまた笑った。

「わあい。ありがとおございますう。」

そうしてカボチャのピザを手に入れるも、すぐに食べようとはせずその身をくるり。

「あとはあ、市民さんのさがしものでしたねえ。」
「すぐそこの公園にはベンチがありましたか。そこでいかがですかあ?」

その手にピザがあるからか、口許が緩んでいる。

#街中
(15) 2023/09/11(Mon) 22:29:15

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード


「ダヴィード!おーいダヴィード、起きてっかあ〜!?」

どんどんどん!あなたが寝ていてもこれっぽっちもお構いなし。
朝の忙しなさが街から過ぎ去っていった後の時間、
実質あなたの世話係の男は無遠慮にあなたの部屋の扉を叩いた。
もう完っ全に地声で。

もちろんあなたは綺麗に寝過ごしてしまってもいいし、
既に何処かへ出掛けていたなんて事もあるかもしれない。
(-12) 2023/09/11(Mon) 22:32:51

【独】 コピーキャット ペネロペ

/*
くそ〜!!匂わせをするな!!
こちとら匂わせが難しい役職なんだぞ!!
ずるいぞ!!!!!!!!!!
(-13) 2023/09/11(Mon) 22:35:35

【人】 月桂樹の下で ニコロ

>15 ダニエラ

「あのいつも眼鏡を掛けてて静かな人だろ?
変わった人だよなぁとは思ってたぜ。
同じ店に行ったことがあるなら話は早いな!」

是非試してみてくれ、とにこにこになりながら
貴方の提案にこくりと頷く。

「おう、いいねえ。じゃあそこにするか。
ピザを食べるにも丁度良さそうだしな。」

自分はハーモニカを吹くつもりであることもあって
ピザは買わずに、貴方と共に公園へ向かおうと。

#街中
(16) 2023/09/11(Mon) 22:38:19

【赤】 無敵の リヴィオ

もう一匹の狂った犬は、同じ"志"からここにいるのか。
問いかけたところで肯定を示し笑みを浮かべるだけ。

しかし、為すことは同じであり、
道は違えど行き先は一緒おなじといったところだ。

それは、守りたいものがある訳ではない。
それは、帰るべき場がある訳ではない。
だからこそ利用しやすく、だからこそ選ばれた。
真に自分の意志を持たない犬は、命を受けどんな者にも牙を剥く。


それはもう一匹の狂犬を真似るように、
N.N.エヌエヌ
』と名乗ったことだろう。


/*
遅くなりましたがもう一匹の凶狼です。
改めましてどうぞよろしくお願い致します。

是非ともご提案に乗らせていただければと思います。
どういった立場かという点ですが
本来の人間性として、表向きとは異なるものを持つ事を暴かれ
その結果半ば脅すような形で参加することとなりました。
つまりは『利用しやすさ』『命への忠実さ』からこの場におります。

狂犬でありつつも皆様の良き手足になれれば幸いです。
(*3) 2023/09/11(Mon) 22:42:06

【人】 陽光の元で ニーノ

>>a0 リヴィオ

「……あ、ねこ!」


そんな街中の見回り道中。
貴方の前髪を飾る黒猫ピンに突然声をあげたのは、本日は休日の新人巡査だ。
しかし上司の姿を見てまず真っ先にそこに反応するのは如何なものだろう。
本人もついの指摘をしてから気が付いたらしい、はっと慌てた様子で少し姿勢を正せば貴方へと近寄っていく。

「り……リヴィオせんぱい、お疲れ様です!
 
すみません、前髪の可愛くて声出ちゃいました……


「えっと、今日は眼鏡なんですね!
 その黒猫ピンと関係ありますか?」

#街中
(17) 2023/09/11(Mon) 22:48:30

【念】 日差しにまどろむ ダニエラ

はあいと間延びをした返事。

「もしものときは、勿論知らん顔して逃げてくださいねえ。」
「…そもそもそんな道理の通った法令では、あんまりなさそうですけどお。」

実情を知る女は、そこでようやく眺めていたディスプレイから視線を外した。
ディスプレイに並ぶのは『反社会組織取締法』、通称マフィア取締法についての概要。
法という名の無法。率直な感想はそれだった。

「んー……」

さて、質問には悩む様子だった。
どうやら一言で答えるのは難しいらしく。

「多分、個人ですよお」
「誰かに命令されたとかじゃ、ありませんしい……」

「ただあたしは警察の、摘発チームの人間ですからあ。」
「……やれないことは、ないですよお。きっと。個人でも。」

内部に信用されているからこそのこの立場であると、女は嘯いている。
(!2) 2023/09/11(Mon) 22:50:51

【人】 法の下に イレネオ

>>5 黒眼鏡

色の見えない瞳だ。
揺らぎも変化も捉えづらい。だから言葉や抑揚、身振りが多分に意味を持つ。それも、意図してのことなのだろう。
そしてこちらは、そのひとつひとつに、簡単に乱される程度に青い。

たん。たん。
たん!


如何にも年上らしい、ともすれば親しげですらある言葉につま先が高く鳴った。
……それきり、沈黙。しまった、とでもいうように。
居住まいを正して口を開けたのは、数拍の後のことだ。控えめに開かれた口の中は暗い。

「法律上。」

法律上何も問題がない。ないように見える道を偽って、或いは整備して、そこを走り抜けていくのが、マフィアという生き物だ。誰がどう思っていようと、この男はそう思っている。そう習った。
わざわざそう付け足したのは、針を落としたのか、それとも親切心か。いずれにせよ、なぞるように繰り返して。

#教会
(18) 2023/09/11(Mon) 22:54:52

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

「部下の管理も出来ないほど耄碌したのか。」
「引退を考えた方がいいんじゃないか。その前に洗い浚い吐ききって。」

反撃の機とばかりに返したのはそんな言葉。
その程度で貴方が狼狽えるはずはないとわかっている。だから本当に、これは何の意味もない、憂さ晴らしに近い棘。
そんな風だからこそ、返ってきた言葉の角度に戸惑うのだ。

面食らって。
合わせた金の目が丸く開いた。
そしてすぐにまた、見通そうとするように細まる。

「はあ?」
「何を企んでる。」

窮した、馬鹿の一つ覚えのような。

#教会
(-14) 2023/09/11(Mon) 22:55:20

【赤】 黒眼鏡

――理由など聞かれることはない。
警察の関係しない、だが恐らくは誰かの息がかかった雑居ビル。
打ちっぱなしのコンクリートで覆われたそこの一階に、
狂犬が二人集められた。

無機質な机と椅子が三脚。
それだけの部屋に、

「『Albero』、『N.N.』だな。
 アリソン・カンパネッロだ。
 アリソンと呼べ」

とても『女史』とは呼べない風体の者が、
ドアを押し開け、靴音高く入ってくる。


/*ありがとうございます! よき狼ライフを送りましょう。
ちなみにこちらはこの通り、
法案の成立を強力に後押ししたある意味での仕掛人、クロマクです。
立場上偉そうにふるまい、指示をくだすことも多いかと思いますが、基本的に行動は相談して決めて行ければと思っておりますのでよろしくお願いいたします!
(*4) 2023/09/11(Mon) 22:56:39

【人】 門を潜り ダヴィード

>>2 イレネオ

「美味しいでしょう!
 ああよかった、一番好きな物を勧めるって緊張しました」

片手に食べかけのパニーニを持ちながらほっと胸をなでおろす。
先ほどまで喜色満面の笑みを浮かべていた表情は、ほのかな安堵が滲んだものに変わった。

食事中にあまり言葉を交わすことはないから、傍から見ている人物がいたとしたらあっさりすぐ食べ終わったように見えるだろう。
口元を紙ナプキンで拭いて、貴方の方にも一枚差し出す。

「お腹いっぱいになりましたか?
 すこし甘いものも追加しようかな、と思うんですが」

イレネオさんもどうでしょう。自らの懐から財布を取り出して、今度はこちらがお返しをする番だと暗に示す。

#商店街
(19) 2023/09/11(Mon) 22:59:01

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>16 ニコロ

「そおですそおです、その人ですう。」
「ふふー。試してみますねえ、ニコロさんオリジナル〜」

料理名らしい。鼻歌混じりに告げながら。

「はあい。心ゆくまでお弾きくださあい。」
「静かあに、聴きますよお。」

ピザを抱えて公園へ。
辿り着いたそこは決して無人ではなかったけれど、運良くベンチは空いていた。
足早に寄って、ぺふりと腰掛ける。

#街中 #公園
(20) 2023/09/11(Mon) 23:03:03

【赤】 月桂樹の下で ニコロ

カツン、と響いた靴の音に反応して
狂犬が一匹、笑みを浮かべる。

「どーも。アリソン女史。
お待ちしておりましたよ。我らがReginetta(女王陛下)。」

今はAlberoだから、そういう振る舞いをする。
上司ともなる相手には礼を尽くさねばと
一礼を取りながらも、何故か砕けた様子で。

「私はAlbero。
貴方様の部下として存分に使っていただきたい。」

なんて、形式だけの言葉を並べる。

「なんてな。まさかアンタがアリソン女史だったとは。
イメチェンにも程がないかい?」
(*5) 2023/09/11(Mon) 23:03:20

【人】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ

>>182 テオドロ

どうだろうね。言葉にする前に吐息に消えて、何をはぐらかしたのだかもわからない。
花は幾重にも姿を見せど、実を収穫するために大切にされる花は冬を控えたひとつ限り。
貴方の趣味を思えば承知のことかもしれない。

「なら、よかった。自分の腕の中以外も自費で賄っているのかと思ったよ。
 君の彩が振りまかれるのが、そこまでもボランティアだとほら、ね。
 上役の人間としては気にせざるをえないところだから」

橋の上を渡って賑々しいほうまでいけば、未だ人々の営みが照る。
自分たちが仕事を終えても動く街を見つめる目は、茫洋と遠くを眺めるような、
己とは別の世界を見ているかのような隔てのあるものだ。

「それにしても、思いつきか。
 君はいつもこんなふうに備られえる側の人間と思っているけど、
 どうだろう、思いつきで行動することもあるのかな?」

#街中
(21) 2023/09/11(Mon) 23:06:48

【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ

今日は特にメッセージがない。

ただいつもの場所で受け取れば、

『送った』

とだけ書いてある。
……家に帰れば、宅配便が届いているだろう。
チョコレートに合いそうな、
色鮮やかな七色の缶に入ったフレーバー・ティーの詰め合わせだ。
当然のように、高い。
(-15) 2023/09/11(Mon) 23:07:58

【独】 コピーキャット ペネロペ

/*
そういえばこれで猫又じゃないって知ったらみんなびっくりするだろうな
なんで?最初から余ったやつに入ろうと思ってたから……
(-16) 2023/09/11(Mon) 23:14:18

【秘】 渡りに船 ロメオ → 陽光の元で ニーノ

/*
こんばんは!万人の夢です。
0日目秘話、ありがとうございました……!
きっとロミオはこんな感じだと思います。対面でも多分そう。

そして共鳴窓、このまま飲みに行っちゃおっかな!?と思っていたので飲み約束を平和なうちに果たすのはありかな〜と思っていました!
良ければ飲み時空でいかがでしょうか!?
(-17) 2023/09/11(Mon) 23:15:29

【人】 黒眼鏡

>>18 イレネオ

あなたのふるまいのいちいちが、
きっと薪のようにくべられて
満足そうな笑顔の熱が保たれる。

「そう」
「法律上」

神父の言葉は、もう聞こえない。
――けれど男は、形ばかりの祈りの姿勢は崩さない。
あなたとの話よりも、そちらに半身を預けているようだ。

「イレネオくんも大事だろう、法律。
 俺もね」

だがそれは、それとして。
片手であなたに、崩したピースサインのようなものを送り。

「可能な限り守っていきたいよ、法律。
 市民の義務だ」

#教会
(22) 2023/09/11(Mon) 23:21:30

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

「この仕事をほかのやつに譲る気はないなあ」
「部下の教育も上司の仕事だから、そこはご忠告どうも。
 キミの上司も、しっかりと教えてくれているかな」

頭をかく手は、演技じみて。

「いや、もし本当に薬がバラまかれてて、俺が知らないなら」
「どこがやってんのか、ってなるでしょう」
「商売敵だったら、しかるべき対応はしないとねえ」

なにかおかしいことを言った?と。
頬に手をついて、首をかしげた。

#教会
(-18) 2023/09/11(Mon) 23:21:41

【人】 月桂樹の下で ニコロ

>>20 ダニエラ

「料理名みたいに言われると恥ずかしいな〜。
大したもんじゃないが、味は保証するぜ。」

何せオリーブオイルに浸しただけのパンだ。
料理というにはあまりにもお粗末なので、気恥しくなりながら。

「それじゃあ、お言葉に甘えて。
折角だから明るい曲の方がいいよな。」

辿り着いた公園の、貴方が腰かけた横へ座って。
手にしたハーモニカを構えて演奏するのは
貴方も聞いたことがあるかもしれない。

『サンタルチア』と呼ばれる楽曲。
伴奏付きで吹くだろう。
独特の音色が公園の風に溶けていく。

#街中 #公園
(23) 2023/09/11(Mon) 23:25:32

【赤】 無敵の リヴィオ

椅子に腰掛けることなく、
壁に背を預け、遠くを眺めるようにしていた一匹は、
響いた靴音に反応して扉へと視線を向ける。

何か言おうかと口を開き、告げようとする頃には、
もう一匹が芝居がかったそれを演じていたものだから。
真似る必要はないだろうと、軽く一礼をし預けた背を浮かして。

「名乗る必要性を感じませんが、自分がN.N.です。
 エヌと……そう呼んでくれればそれで」

普段の様子とは違い、大人しさを見せる一匹は
そのまま近くの椅子を引き、その場に腰掛けた。

どうやら目の前の二人の会話を邪魔する気はないらしく。
机に肘をつき指先に髪を巻き付けて、
薄らと笑みを浮かべながら、二人の様子を眺めている。
(*6) 2023/09/11(Mon) 23:27:32

【赤】 黒眼鏡

「女王でもなんでもない。
 ただのオフィス・レディくらいに扱え」

OLは、法案に莫大な寄付などしない。

「部下でいいのか?
 チームではあるが、組織上の上下などないが」

低いテーブルに腰かけながら、笑みすら浮かべずに返して。

「おれは昔からこうだ。
 眼鏡を外しただけさ」

文字通りだ。
(*7) 2023/09/11(Mon) 23:29:33

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ

「失礼します。資料室の鍵使います」

鍵の保管場所から資料室の鍵を手に取り、貸出記録に自分の名前を入力。
いつもの手順で鍵を手にすると、この部屋の代表でもあろうあなたの方に向き直って頭を下げた。

「おつかれさまです、警部」

小さく浮かべた笑みには似つかわしくない目の下のクマはなかなか取れやしない。
男の生活面についてはあなたも聞き及んでいるだろうが、今のところ仕事に支障を出してはおらず。
指摘するのはもっぱら同期や近い先輩後輩達だ。
もっとも……それでもなお直る気配は1ミリもなかったりするのだが。
(-19) 2023/09/11(Mon) 23:34:34

【秘】 門を潜り ダヴィード → コピーキャット ペネロペ

「はあい!今開けますから、ちょっと待ってください!」

扉を叩いてからすぐ、部屋の奥から人がやってくる気配がある。
暫し待てばがちゃりと鍵が開けられ、部屋の主が顔を出した。
今日は寝坊を免れたようである程度身形を整えている。

「おはようございます。今日はどうしたんです?」

何の用であれ、貴方を外に立たせておくわけにはいかない。
そのまま部屋へと招待しようとするだろう。
(-20) 2023/09/11(Mon) 23:34:47

【赤】 黒眼鏡

「エヌか。
 お前も頼む」

かつ、かつ、かつ。
靴音がまた響いて、『アリソン』が二人の目の前までやってくる。
差し出されたのは――古びた携帯電話と、口座番号とパスワードが書かれた紙。

「連絡用だ。
 普段は使うな。
 カモフラージュでbotからスパムが延々と届くから、着信音もつかないようになっている」

「こっちはチーム活動用の予算だ。
 好きに使え。領収書なんか出さなくてもいいが、無駄には使うな」

てきぱきと指示してから、他に質問は? と。
(*8) 2023/09/11(Mon) 23:35:06

【人】 無敵の リヴィオ

>>17 ニーノ

ねこ!
と突然の声に振り返る男は、
まるで知り合いだと確信めいているような様子で。
浮かべた笑顔をこちらへ向かってくる君へと向け、
片腕をあげ緩やかにその手を振ってみせる。

「やぁニーノ、お疲れ様。
 これと眼鏡が関係あるかと聞かれればNoだが…」

と君が近くまで来れば、
振っていた手を止め人差し指で黒猫を示して。

「昨日からのおニューでね。
 気に入ったから今日も付けてきたんだ」

可愛くて声が出てしまう気持ちは分かる。
そう言いたげに頷いて君の肩を軽く叩き身を屈めた。
身長差がある分少し見えにくいだろうから、
この素敵な黒猫が君に見えやすいようにするために。

#街中
(24) 2023/09/11(Mon) 23:43:22

【赤】 月桂樹の下で ニコロ

「そりゃあ今のあんたは
莫大な資金を融資してくれたスポンサー様だからな。
丁重に扱うようにと言われている。一応だが。」

なんて上から言われた言葉をそのままに。
差し出された諸々を受け取っては、仕舞うだろう。

「ま、そう言ってくれるなら自由にやるさ。
支給品は了解だ。これらに関して質問もない。
ただ、そうだな。確認したい事がある。」

もう1人の同輩の言葉も待ちながら
自分は確認したい事がある、と。
(*9) 2023/09/11(Mon) 23:43:39

【人】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「ぐぇへへ……んが……ふへ……」

本日の『先生』業務はお休みのようだ。
客が滅多に来ないモーテル受付、その奥の私室で
カンターミネは実に三日ぶりの惰眠を貪っている。

朝の内には起きる事もない。
ありえない事だが、仮に立場がはるか上の上司が
部屋を怒りのままにノックしてきたとしても、
これは起きてこないだろう。

主人がそんなザマなのだから、
モーテルの入口にかけられた『chiusoお休み中』のプレートは
今日一日は覆る事はない。

昼過ぎになってようやく目を覚ましたカンターミネは、
欠伸を三、四度した後でようやくモーテルを後にした。
(25) 2023/09/11(Mon) 23:46:23

【人】 法の下に イレネオ

>>19 ダヴィード

「そうだったのか。教えてくれて嬉しいよ。」

好むものを共有してもらえるというのは光栄なことだ。
安堵に足ることが言えたのもよかった。実のところこの男はそうよく考えて話すたちではないが、貴方をしょぼくれさせてしまったことを理解出来ないほど馬鹿ではない。そして、もしそうなっていたら、どう言い訳をしたものか困っていただろう。

「また行くよ。」
「あの、バナナのやつ。初めて見たから、気になる。」

そう話題にしたのは、季節限定と銘打たれていたチョコバナナとマシュマロのパニーニだ。
見るからに甘そうなそれは、頭の固い人間からすれば、食事にするにはふさわしくないと感じる。今日ではなく、仕事帰りに小腹を満たす時にでも立ち寄ろうと決めた。
ナプキンを会釈して受け取る。舐め取ってしまったから、汚れはあまり付かなかった。少し行儀が悪い。

「ん。」
「まだ食えるのか。俺もだよ。」
「そっちもおすすめしてくれるのか?」

にやり、と口角をあげて快諾する。
この男は頭は固いが、年下からの奢りを固辞するほど、前時代的ではなかった。

#商店街
(26) 2023/09/11(Mon) 23:51:49

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>23 ニコロ

楽しみだなあと足を揺らして。
あなたがハーモニカを取り出すと、音色を邪魔しないよう静かにピザを取り出した。
カボチャの甘味にピザ生地やチーズの香ばしさ。
咀嚼しながら、その音に耳を澄ませる。
長閑な公園に緩やかなテンポで響くハーモニカ。
歌詞が頭に浮かぶくらい、よく聞き知った曲だった。

ご馳走になったピザを食べながら演奏を聴くなんて贅沢な時間だなあなんて。
そんなことを他人事みたいに思い浮かべながら、その穏やかな時間を揺蕩っている。

演奏が終わると控えめな拍手の音がした。

「お上手ですねえ」

なんて言って、膝上に一度置いたピザをまた持ち上げる。

#街中 #公園
(27) 2023/09/11(Mon) 23:52:16

【赤】 無敵の リヴィオ

てっきりもう少し話し込むと思っていたためか、
目の前へとやってくるまで指先は解かれずにいて。
物を差し出されてようやくその指先を解放し、
携帯電話と紙を受け取る。

まず目を通すのは口座番号とパスワードが書かれた紙。
続いて古びた携帯電話を軽く操作する。
操作といっても、本当に簡単なものだけだ。

「…了解です。有難くいただきます」

気が済めばそれらをスーツの内側に仕舞い、
確認したい事があると口にする狂犬に視線を向ける。
様子からするに、特に質問はないのだろう。

揃えた指先でどうぞとでも言いたげにさして、
もう一度机に肘をついた。
(*10) 2023/09/11(Mon) 23:59:53

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「……ふぅん」
「ね、何で喧嘩やめちゃったの?」

ずっと気になっていたのに、聞いてこなかったこと。
昔と今で、すっかり変わってしまったあなたのこと。
今も楽しくやれているのかな、とか。忙しそうだけど充実してるのかなとか。
彼女なりに心配していたのだ。

「分かった。……って言っても、悪くなったら元も子もないし。
 冷凍のカルツォーネがあったらそれも買い溜めておくわね」

今は様々な保存方法に、いろんな味があるものだし。
暫く憂いがないようにしておくのもいいんじゃないかという気遣い。

ここ数年で幾度と触っているあなたなら、昔スラムにいた頃よりもずっと肌も綺麗になっていることに気付いていただろう。
手入れをする余裕が生まれたのだろう、年を経て変わったのは彼女も同じだ。

「あら、もうそんなになるの?
 全然実感ないわ、あの頃の"お兄さん"って印象が強いんだもの」
「元気って言われても何だかぴんとこないけどね。
 毎日楽しくしてるのはそうかも。今の生活、大好きよ」

密着しているのに、こうしているとまるで年が離れた兄妹であるかのようだ。
あたたかくて、心地よい距離。
(-21) 2023/09/12(Tue) 0:00:42
エリカは、とある夜、暫く振りに訪れたあなたに、ワインを提供していた。以前と変わらぬ様子で。#バー:アマラント
(a1) 2023/09/12(Tue) 0:03:51

【赤】 黒眼鏡


「無理はしなくてもいいが。

 ああ、もちろん――"アリソン"がどんな女だったかなど、
 上司にも漏らすなよ。
 女について語ることほど無粋なことはない」

確認については、どうぞ、と手をやる。
(*11) 2023/09/12(Tue) 0:10:20

【独】 マスター エリカ

/*
独り言コメント大会したい!!の気持ちを持ちながら時間を取れないので処刑ダイスの素振りをしていきます。
<<ダニエラ>>who<<ニコロ>>who<<ガイオ>>who
(-22) 2023/09/12(Tue) 0:15:42

【赤】 月桂樹の下で ニコロ

「無理はしてないさ。
それと勿論、他言は避けるよ。約束する。」

促されれば両者を見据えて
凶狼はこんな確認を。

「疑わしき者は検挙せよ。
これが共通の認識だと思うが。」

「疑わしいと判断すれば
俺は
マフィアだろうが警察だろうが、検挙する。

それでも構わないな?」

それは己自身をもそうする可能性を秘めている。
狂った狼は見境が無い。
(*12) 2023/09/12(Tue) 0:17:01

【独】 マスター エリカ

/*
ガイオは二度死ぬ。実際に振る時はお前はいないんだな……
(-23) 2023/09/12(Tue) 0:17:03

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード


「おう、起きてんな」

よし、とばかりにそう呟いて。
扉を開ければ、やはり遠慮もなく上がり込んでいくだろう。

「別に大した用じゃねえよ。お前ん所は特別変わりなかったか?
 近頃サツに動きがあったって噂だが」

噂の出処、日頃観光客を相手にするような仕事を主とする彼は
それなりに顔も手も広いと言えるだろう。
とはいえ今は噂程度、気を付けるに越した事は無い、程度。

「無かったとしても注意は払っておけ。
 それ以外はいつも通りでいい。噂に浮足立つ奴も居るだろうが…
 露骨に気が逸ってる輩が居ればシメる程度でいい」

「お前ももう一から十まで指図してやらなきゃならないような
 足元も覚束ないガキじゃねえだろう。とはいえ、
 手塩にかけて育てた犬をパクられちゃ堪らねえからな」

御破算にされるのは御免被る、と肩を竦めて見せる。

言葉選びや物言いこそ横柄なものでこそあれ、
まだ子どもと言って良い年齢のあなたを子ども扱いしないのは
確かにあなたと、あなたが過ごしてきた時間への信頼だ。
(-24) 2023/09/12(Tue) 0:17:10

【人】 法の下に イレネオ

>>22 黒眼鏡

なにもかもが、くべられる薪や送られる風になっているだけだとしても。
口を閉じて大人しくする、ということができるほど利口ではない。であれば、今日だってこうなっていなかった。

そちらの方に何かあるのか、と目をやる。
神父はこちらをみていないのだろう。見られていたとして、見咎められるのはこちらだったかもしれない。貴方は格好はどうであれ、祈りの姿勢を崩していない。

「法律を守る市民なら。」
「お前のことも、俺は守ったよ。」

市民、とはどこまでを指すのだろう。誰がその範囲を定義するのだろう。
少なくとも、市民を守れと言われた時の「市民」に、悪人マフィアは入っていなかった。

#教会
(28) 2023/09/12(Tue) 0:19:55

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

これの動作は武骨で。
貴方の仕草は演技じみて優雅だ。

もし本当に薬がバラまかれてて、俺が知らないなら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自分が掴んだ情報がガセだったのかと一瞬疑い、ぐ、と息を詰める。
しかし、これは往来で小耳に挟んだ噂話などではない。確かなはず、と詰まった息を飲み下す。

「潰し合いか。」
「それで、また人を殺すのか?」

#教会
(-25) 2023/09/12(Tue) 0:20:26

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

「カポにもなって、殴ったの殴られただのやっていられないだろう。
 殴ればより仕事が面倒になるだけだ」

もちろん、嘘だ。
アレッサンドロが面倒になるとかそういう些細な・・・ことで出すのを我慢できていたなら、あのときもその時もあんな大ごとにはなっていない。
あなたの言葉には、まるでなんともないように緩む口許の笑みを見せて。

「おう。悪いな。
 冷凍ね、最近のは悪くないしな。
 お前も最近……」

肌をとんとん、と撫でる指先。
遠慮なく女の肌を弄うことはしても、
いいもん食ってんな、みたいなことを言わない程度の配慮はあったようだ。

「俺を兄さんなんて言うのは、お前らくらいだよ」

もう一人、あなたと一緒にちょろちょろと走り回っていた少年のことを指しつつ、

「そりゃあ、よかった。
 まあ、そういうのが一番だ。
 お前にゃあ未来があるんだからな」

兄妹のように遠慮なく、ぐいと抱えた腕が胸元を押し上げる。
別に色気のあるふれあいでもないが、
とん、と押せばすぐに転げ落ちるような――
人肌の暖かさと、心地よさが暮れなずむ。
(-26) 2023/09/12(Tue) 0:22:33

【赤】 無敵の リヴィオ

ここに来た時点で最初から他言する気はない。
自分に言われている訳ではなくとも頷いて。

言葉として紡がれた確認に、小さく笑った。

「…勿論、それで構わない。
 
自分も、同じ方針で行く予定だからね


こうして告げるのは事実確認としてよりも、
宣言という方が正しいだろう。
ようやく崩した形で話し始めた一匹は、
皇である『女史』と狂犬に深めた笑みを向ける。

マフィアだとしても警察だとしても。
誰であるとしても
、疑わしきは罰せよ。
その方針を元に一匹は動き続ける。

例え、己の牙が奪われてしまったとしても。
それは自分自身がそうであった……というだけの話なのだから。
(*13) 2023/09/12(Tue) 0:38:35

【赤】 黒眼鏡

「勿論、構わない」

何もためらうことなく頷いて。

「ただ、基本の方針として――
 
どちらでもいいならマフィアだ。


いいな、と確認をとりながら。
ばさり。
机の上に資料を投げる。

「読んだら捨てろ。
 最初のターゲットだ」

ガイオという名のマフィアだ。
観光案内所の役付きで、観光客相手に"仕事"をしている。
…あえて狙う必要はなさそうだが、

「"うまく"やっているやつだ。
 そういうやつも叩けると示せば、今後やりやすくなる」

「直接の執行は任せる。人手が必要なら、警察から要求があれば連絡しろ」
(*14) 2023/09/12(Tue) 0:48:54

【赤】 黒眼鏡

「他」

――質問は?

ファミリーへの明白な敵対行為。
血の掟の上に腰を下ろしてどっかと座るようにふてぶてしく、
男はチームの指揮を執る。
(*15) 2023/09/12(Tue) 0:50:14

【人】 黒眼鏡

>>28 イレネオ

「それでも、祈る権利くらいは守ってくれるんだろ?」

それもまた権利だろ、と。
一度目を閉じて顔をふせる様は、
まるで黙祷しているかのようだった。

「なるほど、それじゃあ今は俺はきみに守られているわけだ。
 警察つきの礼拝も悪くないね」

ぱ、と顔を上げた時には、そんな様子はどこかにいってしまっていたけれど。

#教会
(29) 2023/09/12(Tue) 1:00:35

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

男は問われないことには何も応えない。
ただ、問われたことには、

「もしそれが必要なら、誰かが死ぬことはあるだろうが」
「なるべく少ない方が、俺の仕事は楽になるね」

それは本音だったか、どうか。


#教会
(-27) 2023/09/12(Tue) 1:03:17

【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ

「あ、じゃあ一口もらっちゃおうかしら」
「かぼちゃのピザなら、ちょっと甘めかもしれないし。お口直しってことで♪」

チーズクリームのピザを頬張りながら、開かれた紙袋を覗く。
秋色のピザが詰められたそれは、季節が閉じ込められているよう。
見ているだけで心が豊かになりそうだ。
女の顔も輝いた。

「気軽に誘ってくれていいのに」
「仕事が入ってなかったら、いつでも。意外とファミリーの皆もノリよかったりするし……
 ってちょっと待って、自分でも作ってるの?」

自炊が出来るなんて聞いてない!とばかりに。

「せっかくなら今度皆に声かけてお昼食べたいわね。
 今はちょっと穏やかだし、またどっかと揉めて余裕がなくなる前に」
(-28) 2023/09/12(Tue) 1:14:06

【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 黒眼鏡

「別にいつでも詭弁を口にするわけじゃあないさ」

長い脚を折り曲げて言われた通りにソファに座る。
手持ち無沙汰げに上げた目が散らかった部屋を見回して、そのひとつひとつを眺めた。
小言じみた声を聞き流しながら、明け渡されずに残された物を見つめている。

机なりがあるなら、その上にビニエを置く。紙袋から取り出すまではしない。
ご丁寧にふたつきりのそれを、どう扱うかは持ち込んだ先が決めるべきということ。
座った席の肘掛けに頬杖をついて、注文の為に口を開く、その合間に視線が戻ってくる。

「言っただろう。最後になるかもしれないから、って」

スカイブルーの瞳は色付きレンズの向こうをじっと見つめる。
冗談にしては、視線は外れないまま瞬きも少ない。

#Mazzetto
(-29) 2023/09/12(Tue) 1:27:19

【秘】 黒眼鏡 → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ

「そうとも。似合わないさ」

湯が沸く音、インスタントの珈琲が注がれる音、部屋を歩く軽い足音。
部屋は狭いなりに雑多な荷物が押し込まれていて、
いうなれば狭苦しい。

だが机の上はきちんと開けていて、
無秩序にちらかされているわけではないことは分かるだろう。

「皿」

さほどの時も置かず、コーヒーカップを二つ片手で鷲掴みに持ってきて、
もう片方の手で皿を一枚机の上にかちゃんと放る。
コーヒーカップもことり、と続き、
やっと空いた手でビニエの袋を吊り上げて、中を取り出し一つを皿の上に乗せた。
雑に手で押しやるように、その皿をあなたのほうに差し出す。

「――なんだ、ついに辞めンのかね。
 それとも転勤?
 勤め人は大変だね、旦那」

がぶり、とビニエにかぶりついて、瞳を合わせる。
視線が合わない時は一切合わないし、
合ったのなら外すことはない。当然だ。

#Mazzetto
(-30) 2023/09/12(Tue) 2:08:27

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 花浅葱 エルヴィーノ

ふらつく足取りで歩けばあなたに支えられたり、はたまた逆をしたりしながら店の外へ。
まだ飲むのか、と持ち帰りのボトルも買ってから目的地へと向かっていった。

「……知らんのかぁ?
 俺はこのあたりじゃ結婚したくない男で有名だぞ」
「付き合いたいとは良く言われるがなあ」

そうしてチェックインをして、あてがわれた部屋にたどり着き。
まず、まっすぐに向かったのはベッドだ。
シワ一つないシーツを確認すればすぐに倒れ込み、だらしなく力を抜いた姿ですぐにでも眠るような姿勢をとっていた。
(-31) 2023/09/12(Tue) 2:20:28

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「……テオも、デートなんて言葉使うのね?」
「私は別に気にしてないのよ、むしろテオの事をまた少し知ることが出来て感謝してるくらい。
 だから、あなたも気にしないでね。
 他の人に話しにくいことがあれば、いつだって聞いてあげられるから」

胸の内を少しずつ晒け出させて、けれど踏み込み過ぎず。
誰にも頼れないことを、ほんの少し預けてもらえるような信頼関係。
今はまだ、それでいい。

「そうそう、そう来なくっちゃ!」
「放り捨てた荷物は私が責任もって受け止めてあげる。
 "こうするのはお前があんなこと言ったせいだ!"って思いっきりぶつけるといいわ」

言い出しっぺは満足気に頷いて。
今の言葉は軽口だったとしても、何かの機に本気にしてもいいように。
向けられている信頼のようなそれに、応えられればと思うから。

「よっぽど大きな転機でもなければ、早々そんな理由が出来る事はないと思うけど……
 まあ、考えてて無駄にはならないことではあるわよね」
「もう。"だから"、難儀なんでしょ?
 恨みを買うような振る舞いが最初から上手く出来るなら、そうはなってないじゃない」

にまと楽しそうに口角が上がる。
遠ざけるような言葉を吐くほど、楽しげな表情を見せる女を近くに置いてしまったこと。
結局のところ、それが疲労を溜めてしまう原因なのだ。もう、今更遅いのだけれど!

そんなあなたの心労を知ってか知らずか、届いたパンケーキを「食べる?」と一口差し出してみたりするのだ。
(-32) 2023/09/12(Tue) 2:29:46

【念】 口に金貨を ルチアーノ

「美人に心配されてんのに尻尾巻いて逃げるのは好まんのだけどねえ」

いつもなら問題なく進む個人情報の習得になにか引っかかるものがあった。
誰かが情報漏えいをあえて阻止しようとするような。
はたまた狙うような視線が見えるような、それがあると知って辞められるものでもないのだが。


「んじゃあ、聞き方変えるかあ……
 その立場でお嬢さんは好き好んで摘発するのかい」

「……万が一心が痛むってんならあ勝手に調べて来て不要な情報は知らせん。
 もし、少しでも愉悦や達成感を感じられそうというのなら――」

「調べたいお仲間を指名してくれえ、別に料金は変えんよ」


男にとって眼の前の女性は賢く、芯があるように見えた。
故に気になってしまう、その瞼の奥で何を考えているのかと。
もしくは、自分と同じ様に
何も感じていない
のかと。

こうして直接聞かねば中々読めないのだ、あなたの心中もこの騒動の発端も。

男はマフィア側でありながらこの騒動に感情的に何かを思うことはなかった。
ただ何故その思考に至ったかを知りたい、そんな一つの欲望で危ない橋を渡ろうとしている。
(!3) 2023/09/12(Tue) 3:10:06

【念】 日差しにまどろむ ダニエラ

「んー……」
「好き好んで。そおだねえ。」

またどうも、答えるのが難しいのか。
考えているような間のあいだ、女は両手を広げその爪を眺めている。
それぞれの小指にはマリーゴールドの色をしたエナメル。
黄金の花。太陽の色。

「愉悦感とか、達成感とかは、ないけどお…」

そうして眺めていると、右手のエナメルが欠けていることに気付いた。
塗り直さないとなと、ぼんやり。そうして徐に立ち上がった。

この日は自宅のアパルトメントに寄り、荷物を持ち帰っていた。
部屋の隅に置いたそんなに大きくもない箱を開く。
中から7色の缶を取り出した。フレーバー・ティーのアソートだ。
それを飲むでもなくディスプレイの横にとんと置く。

「同じように、罪悪感は、ないですよお。」

強いられているわけでもないから、当然。
そう女は言ったつもりだろうし、声音に特別な色はなかった。
けれど、それを答えるまでの間が、ひとつの事実を幽かに浮かべている。

 ――きっと、あるのだ。罪悪感は。
 そしてそれを女は、ないものにしたい。

あなたに隠すというよりは、もっと根本的な部分で。
女はそれを抱くことを、そんな自分を、許せない。
(!4) 2023/09/12(Tue) 5:01:19

【念】 日差しにまどろむ ダニエラ

「だけど調べたい人とかはいないから、そっちはいいですよお。」

続いた声には、幾らか感情が乗った。
それを押し殺そうという意思が女の口から消えたのだ。

「逆に調べなくていい人は、もしかしたら出るかもお。」
「結果を待つ前に動くかもとか、そういうのお。」

余計な手間はかけられないしいとぼやきながら、再度座った女は、欠けたエナメルを剥がしにかかった。
リムーバーをコットンに染みさせ、丁寧に拭いとる。

「だからあたしの目標はあ、お兄さんに共有しますねえ。」
「今狙ってるのは、パオロ巡査。そっちは数日中に。」
「あとは――」

「――ニーノ・サヴィア。」

「そこまでの予定は決まってますからあ。」
「手間をかけて調査するんでしたら、それ以外をおすすめしますう。」

綿棒にもリムーバーを染み込ませ、際や端のエナメルもおとしながら。
もう一度その声は事務的に、無感動に、変わっていく。
(!5) 2023/09/12(Tue) 5:01:52

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

2日に1度。
偶数日のフォカッチャに、奇数日のサンドイッチ。

この日の女の朝はゆっくりでいいらしく、パラソルの張ったテラス席でサンドイッチを食べていた。
チャバッタに野菜、生ハムとチーズ。
変わらない具材に飽きることもなく齧りながら、やけに女は上機嫌だ。
鼻歌すらも浮かべるほどであったけれど、その鼻歌も、街中の喧騒に消えていく。

#街中
(30) 2023/09/12(Tue) 6:12:45

【影】 日差しにまどろむ ダニエラ

ホテルへと戻る前に、女は本来の自室であるアパルトメントに寄り道をした。
そこで荷物を受け取ると、包みを開こうともせず大事そうにそれを抱える。
暫しそうして満足した頃、ようやく大した大きさもなかろう箱を開いた。

中に並んだ7色を眩しそうに見つめ、知らずのうちに口元が緩む。
勿体なくて、まだ食べることの出来ずにいたチョコレート。
一緒に食べろということだろうけど、これもまた少し勿体なくて一度箱を閉じた。

いつもこうなのだ。
あの人が、色んな人に同じようにしていることはわかっている。
それなのにこんなにひとり喜んでいることは、自分だけのささやかな秘密なのだった。
(&1) 2023/09/12(Tue) 6:14:05

【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 花浅葱 エルヴィーノ

「ああ」

礼節を欠かさないその声に、顔を上げて応える。
その前から目線の動きは貴方を、貴方の目元の翳りを追っていたようだが。
鷹揚としてしっかりと構えた様子と反する表れが、気にならないわけではない。

「最近はまた忙しいのかい。上の動きがあるからこちらまで波及している節は有るが。
 どうだろう、君から見た限りの感想でいいのだけれど」

声を掛けられ貴方の足が止まっているのを幸いと、己から声を掛ける。
内容はさして面白みがあるわけでもない、他愛のないものだ。
(-33) 2023/09/12(Tue) 7:04:38

【人】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ

>>7 ロメオ

朝ぼらけの頃よりはもう少しあと、世間が動き始めて足音のする頃。
陽気な街であっても勤め人ならば会社へと向かってデスクの前に着き、
多くの店もシャッターを上げて朝の空気を取り入れるくらいの時間だ。
急ぎ足の客の波に逆らって、長駆は悠揚に店先へと足を踏み入れる。

「ご苦労さま。今日のおすすめは何かな」

店番らしき青年へ声と笑顔を投げかけて、男は店の中を見て回る。
影のように大きな黒犬めいて、動きはゆっくりと並べられたパンの前を順繰りに、
ひとつひとつに挨拶するみたいに小麦の香りを覗き込んでいた。
その足元を、母親の背を追う子供が公園の遊具みたいにするりと抜けて店から出ていった。

#パン屋
(31) 2023/09/12(Tue) 7:18:21

【秘】 陽光の元で ニーノ → 渡りに船 ロメオ

/*
お返事ありがとうございます!
じゃあぜひ飲み時空で…嬉しいです!
そんな感じで窓を動かしますね、またまったりとお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いいたします!
(-34) 2023/09/12(Tue) 7:29:26

【鳴】 陽光の元で ニーノ


──文面上でのやりとりをしてから数日後。

普段は昼間に顔を合わせることの方が多いが、本日の時刻は陽も暮れた夜に近い頃。
確か貴方が教えてくれたバーは此処だった気がすると、待ち合わせ時間の十分ほど前に店の前でそわついていた。
あまなんちゃら…と頭の中でバーの名前を朧気に思い出そうとしながら、時折周囲に視線を配らせる。
来てくれるかな。
(=0) 2023/09/12(Tue) 7:36:08

【人】 門を潜り ダヴィード

>>26 イレネオ

「少し迷いましたけれど。
 自分の中での一番を避けるのも違うなと思いまして……」

もし仮に貴方の口に合わなければ、他の店が一番のお気に入りに変わり、次回はそこに行きましょうと言ったことだろう。その程度に取り繕うことは出来たが、そうはならなかったので問題にもならなかった。

「しっかりチェックしていらっしゃる。
 甘いものも美味しいですよ、保証します」

味覚が合うというのはなんだか形容し難い嬉しさがある。
少なくともこの食事を提供したのは自分ではないのに、なんだか誇らしくもなるから不思議なものだ。

「ええ。少しだけ待っていてもらえますか?
 すぐ戻ってきますから」

#商店街
(32) 2023/09/12(Tue) 7:43:01

【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 黒眼鏡

「燕が運ぶ黄金の元はここから剥いできているのか??」

言葉は暗に蔵の中身を空けたかのような部屋の様子を指していた。
いずれは此等も人々の手の中に明け渡されてしまうのか、
それとも難を逃れたものたちがここに残されているのか。

黒く帳の降ろされて色の見えない瞳を、見えているとでもいうように見つめる。
その癖見透かしているというには目元の険は鋭くはなく、望遠鏡を覗き込むようで。
しばらく見つめ続けたあとに、ふ、と満足げに笑って視線は外された。
何を悟って何に納得したか、なんて口にされることもない。

「お前のほうこそ景気はどうなんだ。市井が荒れると、書き入れ時だろう。
 それとも一丁前に店一本に絞れるくらいにはそろそろ腕も上がった頃か?」

貴方を見つめていた時には蝋のように動かなかった指は、すいとコーヒーカップの方を取った。
手間の少しも掛けられていないインスタントであるのを目の前にして知っているのに、
わざわざ一口啜って、皮肉っぽく片眉をあげた。

#Mazzetto
(-35) 2023/09/12(Tue) 7:43:38

【人】 陽光の元で ニーノ

>>24 リヴィオ

突然の大声に気を害していないだろうかと過ったのは一瞬のこと。
いつものように笑みを浮かべてくれた貴方の姿にほぅと息をこっそり吐いた。
そうして肩を軽く叩かれると瞬いたが、距離の近くなった黒猫には瞳の輝きが増して。
許されるかな、多分許されると思う。
ので、指先を伸ばしてつんと黒猫をつついた。

「新入りにゃんこだったんだ」

「かわいいけれどオレがつけたら笑われそう。
 リヴィオせんぱいだとこれでもかっこいいから流石ですね」

少しばかり署では奇人扱いされている貴方を、それでもこの男は素直に慕っている。
常に自信に溢れている姿を見ればこれもまた"かっこいいな"と感じているわけで。

「どこかで買ったんですか?」

#街中
(33) 2023/09/12(Tue) 7:43:44

【人】 Chiavica テオドロ

>>12 エルヴィーノ

「そちらの話題の振り方がおかしいんでしょう」

揶揄されるのが面白くないのか、全力で相手の所為にする。
頬杖をついて一層気分を害したというポーズを取っていた。

「倒れたりするものですか……現場に出向いて仕事をする際にはある程度余裕を持つようにはしていますしね。
 自分ひとりだけの身ではないことは百も承知です。……気を遣われているのか、向こうから休息がやってくることもありますが」

任せる仕事が無いというのなら甘んじてのんびりしてやるが、この程度で手一杯になると思われていたら癪である。必要以上に評価をされても、あまり甘くみられても困るのだから、流石に難儀な性分である自覚は持っているけども。
だから明確な、胸を張れる出世欲そのものはないが、向上心自体はあるというわけだ。

「……俺としちゃ、昼1食の最低限でピンピンしてるあんたのが不思議だけど。こちとら朝飯抜くだけでも身体が不調を訴え始めるというのに」

体力の全回復を怠っているのではないか?と思ったり。
若しくは常日頃からその不調気味に慣れているのか。失礼なことを考えている。
それなりに付き合いが長いために、ある程度は個人差があることくらい理解しているが。

「そんなわけで……自分の休憩はこの程度にしておきます。
 コーヒーに免じて今日の所は自他を大目に見てやりますよ。
 たかが知れてますけどね、一缶程度の感謝なんて」

そんな素直じゃない感謝の言葉を吐いて、いつの間にか空になっていたコーヒーの缶を揺らしているのだった。

#警察署
(34) 2023/09/12(Tue) 7:58:58

【人】 口に金貨を ルチアーノ

街中で噂されている三日月島の温泉の話題に足を止める。
レジャーとしても観光としても人気のそこは老若男女問わず行きかう場所になっているが、自分が向かうとなれば人より少しだけ足が重かった。

「温泉には興味があるんだがなあ」

ため息を吐いていると突如聞こえてきた
ねこ!
という声に反射で跳ねて思わず足元を見る、流石に居たりはしない。
代わりに聞いたことのある声が続けて聞こえてきたので顔をあげれば、視線の先に随分明るめの二人組が目に入った。
あいつ眼鏡……かけるんだな。


「……驚いた」

ふと時計を見れば次の約束の時間が着実に迫っている。
彼らの話は気になったが立ち聞きも悪いだろうと、一度伸びをすれば欠伸をかみ殺し街中を再び歩きだした。

#街中
(35) 2023/09/12(Tue) 8:02:17

【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ

あなたに、その日届くメッセージ。

『例の件、摘発チームが編成された』
『メンバーを知る必要があるが、無理はしなくていい。
 引き続き、署内の対策法に対する態度を探れ』
『ただし「アリソン」には気を付けろ。その名前が出たら触れなくていい』

…女性の名前だ。

『それと資金を追加した。好きに使え』

君の口座に、追加で予算が振り込まれている。…車でも買えそうな額だ。
(-36) 2023/09/12(Tue) 8:12:44

【秘】 門を潜り ダヴィード → コピーキャット ペネロペ

扉にはしっかり鍵をかけ、貴方の後ろを追ってくる。

「へえ、連中が仕事をする気になったってことですか?
 有り難くない話ですね……」

頬を掻きながら何くれと思案しているようだが、思い当たることはなかったようだ。

「目立った変化はなさそうです。
 先日のは余所者でしたし、地元の連中は静かなもので」

静かにさせた、とも言う。

「下手を踏まないようにしますよ。
 折角覚えた芸を披露する相手くらいは選びたいですし」

つまりは貴方と、アレにだけ見せられたらそれでいい。
信頼されて自由を許されている分、それを親愛として返して役に立ちたい。この男の行動原理はそういう単純なものだった。
(-37) 2023/09/12(Tue) 8:13:59

【秘】 黒眼鏡 → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ

「そうだったり、そうじゃなかったり」

ここにあるから渡している――だけではなく、新たに買ったりしているらしい。
意味不明だ。
彼自身が使っている電気ケトルなどは、簡素でシンプルなものでしかない。

目を合わせて、言葉もなくじいと視線が交わされて──
肩を竦める。
不十分だ。
だが、十分だった。

「客は来るよ。こないだも、警官さんが来たぜ。
 まったく、人気店は困るね」

客が来るのは当然のことだ。
珈琲については自分も口にして、眉だけをあげて、
…少しだけ笑ってから、腕を組んで。

「……うちは流通だ。
 何もなくつつがなく、ただ流しているのが一番儲かる。リスクもなくな。
 しばらくはやりづらいだろうな。
 俺の好みじゃない」

10年カポとして"真面目に"やってきた男の手腕は、
驚くほどに保守的で慎重なものだ。リスクを最も嫌う。
今の状況は、彼の指揮する"港"にとってはあまり好ましいものではないのだろう。

#Mazzetto
(-38) 2023/09/12(Tue) 8:26:54

【人】 Chiavica テオドロ

>>21 ヴィンセンツィオ

「はは……無償の労働ならまだしも、
 金を惜しまず貢献できるほど清貧の思想は持っておらず。
 余計な気苦労を負わせるようなことがなくて良かった」

ボランティア側にも要らぬ管理を強いることになるだろうし、と思いつつ、結局はまだ損得勘定が残っているまで。長く続けていたら余った分を活用している可能性は否定できなかったので、やや乾いた笑いとなってしまった。

善い人になりたいわけじゃない。今はただずっと、価値のある人間でいたいだけ。花を育てるのだって人の視線を追いかけるのだって、同じ理由だ。

「仕事中ならいざ知らず、
 プライベートでは結構行き当たりばったりで直情的ですよ、俺は。食事一つ取っても事前に食べるものを決めている方が珍しいです」

案外若いと言うべきか、広い意味でのリビドーの制御を強く行っていないような、そんな一面。人を寄せ付けないような態度を取るが、変に心の壁を持たない相手にはその裏を覗かせているかのように。

「……いや、曲がりなりにも警察がこれではいけませんかね。
 仕事には持ち込みません、聞かなかったことにしていただければ」

#街中
(36) 2023/09/12(Tue) 8:27:22

【秘】 黒眼鏡 → コピーキャット ペネロペ

メール。

『暇なとき店に来い。急ぎではない』

営業メールだろうか…


『犬にも言っておけ』

ダヴィード
(-39) 2023/09/12(Tue) 8:28:53

【人】 黒眼鏡

営業中の看板が出ているが、店主は店にいない。
……いや、たまにガレージの方から顔を出しては、表の掃き掃除をしている。
掃除をすることはできても、カウンターに座り続けることはできないようだ。
機械いじりの方が楽しいのだろうか。

#Mazzetto
(37) 2023/09/12(Tue) 8:30:12

【人】 Chiavica テオドロ

>>35 ルチアーノ

「行ってみたらいいじゃないですか、温泉」

些細な呟きを聞き逃さず、一人でまごついていた姿に対して思わず声を掛ける。
着崩したスーツの上にワインレッドの園芸用エプロン、という出で立ちで、どうやら付近の花の世話をしていたらしい。

「興味があるなら後悔はしないと思いますよ。
 適当に疲れを癒しに行く程度でも価値があるから、
 ……まあ、気が向いたら一考でもしてみたら」

どうやら行ったことがあるらしく、それなりに実感の籠った語り口。
とはいえ急いでるようだし、呼び止める気は更々ないという体裁で、また近くの植木鉢に向き合い始めた。

#街中
(38) 2023/09/12(Tue) 8:45:52

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ

チェックインしたホテルは、観光客用の高級ホテル……ではなく一般市民が利用するクラスのもの。
それでもあなたが選んだホテルとなればそれなりの値段はして、清潔感と広さをもったいい部屋なんだろう。
あなたが沈んで軋んだ音を立てた大きなベッドも、成人した男が二人並んで寝ても余裕の広さだ。

「浮気するって思われてるんでしょ、このホテルは御用達かい」

それでも、自分なら浮気されないと妙な自信を持って結婚を願う女はいそうなものだが。
女を侍らせてるのは見ても、本気の付き合いをしてるように見えたことはないから、確かにあなたの言う通りなのかもしれない。

「寝るならシャワーくらい浴びれば良いのに」

女と居るわけではないからそんなものなのだろうけれど、わざとらしく笑いながら嗜めると「スーツしわになるよ」と、あなたの上着を脱がせてハンガーにかけた。
いつもお洒落なあなたのことだ。チェックアウトしたら一度は帰るだろうけれど、しわくちゃの服を着て帰るのは嫌だろう。
自分もまたスーツを同じようにハンガーにかけて、あなたの隣にゆっくりと腰を下ろした。

「ねぇ。ルチアは飼ってるのかい、猫。
 それともこれから飼う予定?」
(-40) 2023/09/12(Tue) 8:50:27

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ

「最近ですか?
 そうですね……若干のしわ寄せはありますけど。僕よりテオドロの方が忙しいかと思いますよ」

会議の無駄に白熱した様子を肩をすくめて伝え、はぁ……と、やや大げさに息をつく。
名前を出した同期は、きっと今頃議事録を作るのに眉間にしわを寄せている頃だろう。
若干伏せた花浅葱の瞳は翳りとともに色を落としたが、それほど参っているような様子には見えないはず。

「警部こそ、直接上の人とやりとりしているでしょうから大変なのでは?」

落ち着いていて無理難題を言わない上司は貴重だ。
それも直属の上司だから、あまりやる気を見せない自分ですら仕事を回されればやる所存だ。
もっとも、下に任せられるものに限りはするのだけども……、何にせよ、あなたのような上司が所長のようにいなくなってしまうのは、部下として非常に困るのだった。
(-41) 2023/09/12(Tue) 9:11:54

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>34 テオドロ

「僕は燃費がいいんだ」

あなたのように忙しく動かないというのもありはするが。
比べるとあなたや平均より細い体は、確かに最低限の食事しかしていない影響ではあろう。

より一層拗ねた様子にはやっぱり目を細めたまま、こうしてみると子供っぽくて可愛いのに。なんて、
およそ成人男性に抱かないような感想を抱いた。
抱いただけで口には出さないけれども。

「おや、大目に見てもらえるならありがたいな。
 僕としては食事よりも、夜に寝ることを思い出せる体になりたいんだけどねぇ」

ひらひらと手を軽く上げて、休憩和終わりだというあなたを見送る。
こちらはもう少しコーヒーブレイクを続ける所存だ。
休憩が終われば何か調べ物があるのか、資料室へと向かっていくだろう。

#警察署
(39) 2023/09/12(Tue) 9:26:47

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>37 黒眼鏡

「やぁ、ご無沙汰だね」

これはどこかの時間。
あなたと会う時はいつも、”買い物”をする必要がある場合が殆どだ。

「いつも頼んでるものが欲しいんだけど、用意はあるかい」

質のいい睡眠薬。
国では禁止されている薬物。
それからずっと探している質のいい職人の情報。

その中から”いつも頼んでるもの”というのであれば、それは質のいい睡眠薬のことだろう。

#Mazzetto
(40) 2023/09/12(Tue) 9:38:09

【人】 月桂樹の下で ニコロ

>>27 ダニエラ

ハーモニカを吹き終えて
拍手が聞こえれば照れくさそうにはにかむだろう。

「ご清聴いただきどうも。
我流だけどガキの頃から吹いてるからな。
人に聞かせられる程度には、ってところだ。」

「吹いてる間は気が楽なんだよな。
んー、もう1曲吹こうかね。リクエストはあるかい?」

褒められて気を良くしたのか
もう1曲吹くらしい

#公園
(41) 2023/09/12(Tue) 9:50:20

【人】 法の下に イレネオ

>>29 黒眼鏡

「口の減らない奴だ。」

どこまでも、いつまでも。
躱されて、煙に巻かれる。
そういうところが物凄く苦手だった。
けれど、虎穴に入らずんば虎子を得ずと言う。嫌なことも率先してする必要があるのが警察という職の常。ふん、と鼻を鳴らす。

「お前のじゃない。」
「市民の、だ。」

貴方の祈りの安寧を守っているのではない。
貴方の周囲に遍在する市民を守っていると。
言うからには、男は、貴方がここにいる間場を離れることをしないつもりらしい。
勿論、貴方にとって都合が悪いなら、如何様にもなるだろう。突然電話で呼び出されるなんてことは、よくあることだから。

#教会
(42) 2023/09/12(Tue) 10:08:07

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

単に手段として行われる加害。
淡々とした、殺人の可能性。

ほら、見たことか。
それが貴方の本質だろう。そう問うような金の瞳は、案外にも目を逸らさない。

「……」
「アレッサンドロ・ルカーニア」
「お前を捕まえる。必ず。」

逸らさないまま。
宣戦布告のようにも、未熟ゆえの蛮勇のようにも、自己の存在意義の確認の用にも聞こえるそれを、やはり貴方にだけ聞こえるように吐き出した。

#教会
(-42) 2023/09/12(Tue) 10:08:33

【人】 法の下に イレネオ

>>32 ダヴィード

多分、それは自然体の親愛だ。
そういうことを具体的に理解している男ではない。人の感情の機微にも疎い。けれど人であるからには当然本人も備えていて、だから実感として真っ直ぐに受け取れる。

「食べたことは?」

あるのだろうな、言いざまからすると。
貴方の方が、楽しいことや美味しいものはたくさん知っていそうだ。
単に、何よりだ、と思う。楽しいのであれば、嬉しいのであれば、何より。

「いいのか。」
「一人で大丈夫か?」

これはからかい半分。
楽しいものも、美味しいものも、貴方の方が知っている。任せて問題ないだろうと思っている。
その上で、信頼からの冗談をひとつ。

#商店街
(43) 2023/09/12(Tue) 10:24:59

【人】 黒眼鏡

>>40 エルヴィーノ

「これはこれは、毎度どうも」

黒眼鏡越しに笑顔を浮かべ、あなたを歓迎するように片手をあげる。

「勿論、それが仕事だからね。
 出してくるから、珈琲でも飲んで待っててくれ」

注文されれば、余計なことを問うことも無い。
珈琲をカップに注いであなたの前にだす。
そうしてから、店の奥へと荷物を取りに引っ込んでいった。

待っていれば、ほどなくして紙袋を一つ持ってくるだろう。

#Mazzetto
(44) 2023/09/12(Tue) 10:32:45

【人】 黒眼鏡

>>42 イレネオ

「昔は手の方が早かったんだがね。
 最近こっちばかり使っているから、減ったら困る」

あなたの様子を相変わらず楽し気に見つめながら、
また軽口をぽいと一つ。

「仕事熱心だね」

そう言うと、また神父の方へと座り直して目を閉じる。
それはやはり、祈っているかのようだった。

―――
――



黒眼鏡はその後、時間一杯礼拝に参加してから立ち上がる。

「俺は帰るけど、キミはどうする?」


#教会
(45) 2023/09/12(Tue) 10:46:06

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

「うん。
 仕事熱心なのはいいことだ」

彼はそう繰り返すだけ。
ただ、その顔に滲む笑顔のようなものが、
なんとも満足そうで、楽しそうだった。


#教会
(-43) 2023/09/12(Tue) 10:47:38

【赤】 月桂樹の下で ニコロ

「Si. 仰せのままに。
ふぅん…なるほどね。」

寄越された書類に目を通して
中身を確認すれば

「確かに、牽制にはなるだろうな。
しょっ引くのは任せてくれ。
仕事に関しては俺はこれ以上は無い、な。」

書類は後でシュレッダーに掛けるなりして
抹消するつもりで…取りあえずは頷いているだろうか。
(*16) 2023/09/12(Tue) 10:48:05

【赤】 黒眼鏡

「任せる。やり方もな。

 ああ、部下も逃がすな。
 名簿にあるやつは全員引っ張っていい。
 なるべく殺すなよ。死者はリスクで、俺はリスクが嫌いだ」

殺さなければいいということだろう。

「それと――……別に摘発チームが編成されているらしい。
 そっちについて何か分かったら教えろ。
 警察内部の情報は、さすがにわからん」
(*17) 2023/09/12(Tue) 10:53:31

【赤】 月桂樹の下で ニコロ

「殺さねえよ。
やたらめったら銃を抜くのは此方も不本意だからな。
今でもいい印象があまりないってのに逆効果だろ。」

上手く進めるためには立ち回りもまた重要。
その事を、狼は狂いながらもよく分かっている。

「別の摘発チーム、か。
分かった。何かしらの情報が掴めたら渡すよ。
もしこっちの邪魔になるようだったら潰すかい?」

好戦的な表情で笑う。
(*18) 2023/09/12(Tue) 11:03:08

【人】 法の下に イレネオ

>>45 黒眼鏡

「そうか。」
「そのまま、自分の仕事についても吐いてくれれば助かるんだがな。」

生憎とそんな都合の良いことにはならないと知っている。
だからこそ貴方の周りを飽きもせず探っている。

祈る貴方の、視界をわざわざ遮るようなことはしなかった。……祈っているのだろうか。本当に。
こうして見ると、マフィアも自分と同じ人間・・・・・・・に見えてくるから不思議だ。
だからといって、それで情を移すようなことは、ありはしないのだが。



時計を確認。予想外に時間を使わされた・・・・・と目を細めた。

「どうするって。」
「仲良しこよしで連れ立っていく仲でもないだろう。」

#教会
(46) 2023/09/12(Tue) 11:22:24

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

貴方の言う通り。
言葉熱心な青年は、貴方の言う通り、今晩港に行くのだろう。
嘘つきだなんだというくせに、そういうところは信じる。いや、所謂足で稼ぐということだろうか。

いずれにせよ。
この渋面が貴方に付きまとうのをやめる火には、今はまだほど遠いようだった。

#教会
(-44) 2023/09/12(Tue) 11:22:39

【赤】 無敵の リヴィオ

「…自分も、それについても構いませんよ」

基本の方針、
"アリソン女史"の方針がそれだと言うならばそれに従おう。
崩れた言葉を元に戻して、投げられた資料を手に取る。

何故ファミリーに?と問うことはない。
それは目の前の人間の素性を知らぬ故ではなく、
どちらであったとしても、わざわざ問おうと言う気はないだけ。

黙って資料を読み込んだ後、そのまま静かに頷く。
あとはこの資料を破棄し、実行するだけ。
とは言っても、隣にいるもうひとりのやる気を見るに。
本命は任せてもいいのかもしれないと机を軽く叩いた。

「……別の摘発チームについても了解です。
 自分も、何か情報が入り次第共有します」

邪魔になるようだったら……さて、どうするのか。
従うつもりでいるもう一匹は、好戦的な笑みを横目に眺めた。
(*19) 2023/09/12(Tue) 11:25:45

【赤】 黒眼鏡

「分っているならいい。
 大分強引な仕組みだ、無理をしすぎず実績だけ積み上げて、動きやすくしてやろう」

続く言葉にも、ああ、と頷く。

「これは"アリソン"のプランだ。
 俺の目が届かないチームは要らん。
 潰せ」

淡々と告げる。いらないものをゴミ箱にすてるのは当然のことだと、そういっているだけのよう。
(*20) 2023/09/12(Tue) 11:30:08

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

/*
PL発言で失礼します。バナナマンパナマ湾です。
トゲトゲの男にお付き合いいただきありがとうございます。
PLは黒眼鏡さんが大好きなので今すぐにでも尻尾を振りたい気分なのですが、PCがPCなので出来ず悔しい思いをしています。素敵な方とお話できて嬉しいです。

あまりこういうRPをしたことがなく、不快な思いをさせていないか不安になったので連絡しました。
当方のPCの発言で嫌な思いをされていませんでしょうか。されていましたら申し訳ありません。その場合、今後のやり取りについては抑えるか完全に取りやめますので、仰ってくださると幸いです。
(-45) 2023/09/12(Tue) 11:31:04

【赤】 黒眼鏡


「分っているならいい。
 大分強引な仕組みだ、無理をしすぎず実績だけ積み上げて、動きやすくしてやろう」

続く言葉にも、ああ、と頷く。

「これは"アリソン"のプランだ。
 俺の目が届かないチームは要らん。
 潰せ」


「話がスムーズでなによりだ。
 できるチームを持ててうれしい」

N.N.の言葉にも頷く。
…どういう姿勢か、なぜ参画したのか、そういうことは一切問わない。
ただ話がまとまったという事実だけで十分と、手を鳴らす。

「では、解散。
 ここはもう使わん。
 次の場所は、また連絡する」
(*21) 2023/09/12(Tue) 11:32:27

【人】 黒眼鏡

>>46 イレネオ

「自働車修理をしていると、行政にも提出しているのになあ」

そんな軽口は、静謐な祈りと聖句の中に消えていって。



「そうか。それじゃあ、ここで。
 車に気をつけてな」

子供にいうような言葉をかけて、教会を出る。
……途中で、ふと。どこかへと視線を向けて、それでも立ち止まることなく歩いていった。

#教会
(47) 2023/09/12(Tue) 11:50:58

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

あなたの存在をどうにか遠ざける手段を、男はきっと持っていた。
だがそうしないのを選んだのは、リスク回避のためだろうか?
……若者と話すことを楽しんでいるのだろうか。

どちらにせよ、港で行われる取引はなんともしっかりとした手続きにのっとったもので、何か分かることはない。


ただ、教会を出た時に彼が見たものについては、君ならばわかるだろう。
どうやらそれは、共同墓地の方を向いていた。

#教会
(-46) 2023/09/12(Tue) 11:52:39

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

/*
ご連絡ありがとうございます、ポップコーン殺人事件です。
トゲトゲ堪能致しました! こちらこそお話いただけて嬉しいです!

色々言っているけど普通に黒眼鏡も悪人なので、むしろ自然な反応かと思います…!
嫌な思いなどは全くしておりませんしむしろ喜んでおりますので、これからもどんどんチクチクトゲトゲしていただけると嬉しいです。よろしくお願いします!!
(-47) 2023/09/12(Tue) 11:54:36

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>44 黒眼鏡

「ありがとう、珈琲いただくよ」

お世辞にもカフェには見えぬ店内で、いつものように気怠げに椅子に腰掛けていただくそれは無糖のブラックだ。
今日はこういう気分だったのか、それとも客の好みを熟知しているのかはわからない。
ただ、カフェインは幾分かは眠気をマシにしてくれるのでありがたいと思っているから遠慮なくそれを口にした。
ここで何かを盛らないと信用出来る程度には顔見知りであるし常連だった。

「いつも助かる。
 ドラッグストアのものは効き目が弱くていけないね」

聞かれはしないものの、差し出されるだろう紙袋を見るとそう言葉を漏らして。
勝手知ったる様子で薬の代金を取り出す。
こういう所で足のつくカードなど使えないのは百も承知。ちゃんと現金を持ってきていた。

#Mazzetto
(48) 2023/09/12(Tue) 12:16:30

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

/*
ありがとうございます。わーい! 許可が出たので頑張ってチクチクしていこうと思います。

黒眼鏡さんのこと、気になるな……ウキウキしています。この男が引き出せるものかはさておき楽しみです。今後またお話の機会がありましたらよろしくお願いします!
(-48) 2023/09/12(Tue) 12:32:08

【人】 黒眼鏡

>>48 エルヴィーノ

「珈琲をきちんと飲んでくれるやつは、皆上客だ」

自動車修理業のほうと喫茶店、店の内装はそれを半々につなぎ合わせたようで妙なものだ。
なんともハードルが低いことを口にしながら、代金を受け取る。
ついでに、と包みに入ったものをいくつか、一緒に渡す。

「ついでにこれとこれ。
 あー、正真正銘ただの菓子だ。
 そっちは飴で、そっちが焼き菓子だったかな」

ここで買い物をすると、たまにこうして何かを押し付けられることがある。
別に断っても、「そう?」と引き下がるだけだ。

「ちゃんと寝るのは大事だからな。
 体には気を付けろよ」

ついでに、お節介もひとつ。

#Mazzetto
(49) 2023/09/12(Tue) 12:45:15

【人】 無敵の リヴィオ

>>33 ニーノ

勿論許す……というよりも、
こちらから差し出すように身を屈めたのだから当然のこと。
つつかれた黒猫は、男の前髪で小さく揺れた。

「はは、ありがとう」

「けどね、君が付けたいと思うなら付けたっていいんだ。
 なんならお揃いにするかい?……なんてね」

似合うことが当たり前だと言うように自信満々な様子で礼を言い、
屈めていた身を戻して片目を閉じ笑う。
冗談ではあるがそれも悪くないと考えているのは事実だ。

「…いや、これは贈り物なんだ。
 これに限らず最近使っているピン留めは全て贈り物でね」

#街中
(50) 2023/09/12(Tue) 13:04:58

【赤】 無敵の リヴィオ

「…了解」

潰せと命を下されるなら話は早い。
要らないものは狂犬らしく喰い荒らそう。

解散の合図と同時に立ち上がり、
次の場所についても理解したと肯定を示すように頷いた。
ここでいつものように振る舞うのもひとつだが、最初の会合だ。
まともさを少しくらい見せておく方が
使える
だろう。

そのまま2人へと軽く頭を下げ、扉に手をかけた後。
男はひとり先に、この場から立ち去っていく。

まるで何事もなかったように、いつも通りの笑顔を貼り付けて。
(*22) 2023/09/12(Tue) 13:26:45

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡


Si了解

短い1文。
昨日の宅配物についても何も触れられないままの、それだけの応答を送る。
しかしこの日は、追伸があった。

『近々伺います』

そうしてあとはいつもと同じように、読み返して履歴を消した。
(-49) 2023/09/12(Tue) 13:27:06

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「それはもう。Galanteな男ではありたいと思っていますから。
 ここでこうして語っていることは俺のほんの一端であって、別に……あなたを特別扱いしてるわけじゃないことはお忘れなく」

嫌味以上に自覚が無いだけで、得難い関係であることは違いないだろうが。ともすれば相手がこちらを特別に扱ってそうな方に疑問が向かっている。

細かい線引きを何度も何度も引き直させられている時点で、ある程度は相手の思惑通りなんだろう、癪だがどうしようもない。
軽口で叩いてる分にはともかく、全てを相手の所為にするというのも性に合わなさすぎて笑えてくる。失笑だ。

「こちらからしてみれば考えれば考えるほど恐ろしい……
 遠慮なさらず、いつでも嫌気をさしていいというのに。
 
 俺の周囲に物好きが集まることはさっき述べた通りですが、
 いっそつまらない男にでもなったら良かったんですかね」

それを自分が許しはしないとは分かり切っている。
ただそれでも、どうしたら余計な心労を負わずに済むかも考えてしまう。
答えは決まって───『諦観』がちらつくばかりだ。本当にどうしようもない。

パンケーキに対しては「いりません」と意固地に。
甘いものを接種してこれ以上胸を焼く必要もあるまい。
(-50) 2023/09/12(Tue) 13:35:53

【人】 門を潜り ダヴィード

>>43 イレネオ

男もまた、それを言葉にできるほどの語彙を持たなかった。当たり前にそこにあるものをどうにか大切にするのが精一杯で、それらはいつも失われてから名前を与えられた。

「まあ……それなりに」

それなりに。
一人で済ませる時ならば、食事用とデザート用にそれぞれ買って帰る程度には。
美味しいものを食べるのは、好きだ。隣に誰かがいるならなお良くて、いなくとも誰かの笑い声が聞こえる場所がいい。

「おつかいくらい任せてください。
 泣いて名前を呼んだりしませんよ」

フレーバーの選定も任せてもらおう。
さっぱりとしたもの、甘いものの2種を買ってきて選んでもらうのがいいか。
そんなことを考えながら小走りで商店街に走っていった男は、5分と経たないうちにレモンのジェラートとチョコレートのジェラートのカップを貴方の目の前に差し出すだろう。

#商店街
(51) 2023/09/12(Tue) 13:38:57

【人】 陽光の元で ニーノ

>>50 リヴィオ

「オレが?……そっか」

「へへ、お揃いは嬉しいけどちょっとはずかし〜かも……
 でも最近のリヴィオせんぱい見てたら気になってきちゃったから、その内何か着けてみようかな」

思い浮かべているピンはシンプルなもの。
それでも手を出したことのないお洒落アイテムは、手に入れるだけでもまず背伸びしないといけなさそうだ。
向けられたウインクからは普段と変わらず貴方からの自信がひしひしと伝わってくる。
そんな上司の姿はやっぱり好ましく、近づいてみたいものだなと。

「へえ〜〜〜贈り物!すてきですね!
 誰から頂いたんですか?友達とか〜……」

そういえば最近のせんぱいは毎日つけてるな〜と思い返す。
それぐらいお気に入りということで、品自体もそうだが渡してくれた相手への好意もあるんだろう。
そう……毎日身に着けたくなるぐらい…………ハッ……

「…………こ、恋人……?」


スクープ…!?みたいな態度を見せては思春期のような反応をする19歳。

#街中
(52) 2023/09/12(Tue) 13:46:31

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 花浅葱 エルヴィーノ

「……浮気はしないぞ……。
 三ヶ月以上愛してやれないだけだ」

されるがままに貴方に体を委ねつつ脱がされた上着に一度だけ視線をやる。シャワーの言葉に少し反応したがそれだけ。
直ぐにその瞳も閉じてやってきた体重の沈みに合わせて体を揺らした。

「……ホテルは初めて使った、俺を誘う人間も少ないからなあ。
 猫も飼ってない、今後飼う予定もつもりもない。
 面倒見きれないからな、今も部下で十分だ」
(-51) 2023/09/12(Tue) 14:26:35

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>41 ニコロ

「子どもの頃からあ……ベテランさんですねえ。」

弧を描いた口元で感心を示す。
またひと口とピザを咀嚼すると、続いた言葉には悩むしぐさを見せた。

「あー、いいんですかあ。んー……」
「曲名がわかんないんですけどお、えっとお」

控えめに。
それでも照れは特になさそうな様子でハミングし主旋律を奏でる。
少し聞けばすぐ、レオンカヴァッロの『子守唄ニンナ・ナンナ』だとわかるだろう。有名な曲だ。

「……こんな曲ですけどお、わかりますう?」

小首をこてり。

#街中 #公園
(53) 2023/09/12(Tue) 15:21:11

【独】 黒眼鏡

/*娼婦はニンナ・ナンナを唄う定めなんですかね
(-52) 2023/09/12(Tue) 15:32:39

【赤】 月桂樹の下で ニコロ

「了解した。じゃあそのように。」

潰せとの言葉に喉で笑いながら
次の会合のことも頷くだろう。 

先に出ていった同胞の背を追って
もう一匹の凶狼もこの場を後にした。

為すべき事を為しに行く為に。
(*23) 2023/09/12(Tue) 15:58:40

【人】 法の下に イレネオ

>>51 ダヴィード

どうも貴方は健啖家らしい。それを知るのもきっと初めて。
人が何を好み、何を食べ、何を選ぶかは個人の自由に委ねられている。体質なんかもあるだろう。けれど、まあ、よく食べれば食べるほど、安心するものだ。健康っぽい、というイメージだけで。
泣かない、名前を呼ばないと言われれば、そういう童謡もあったなと思い出す。

「そうだな、迷子になるなよ。仔猫ちゃん・・・・・じゃないんだろう。」

なぞらえるなら自分は犬のおまわりさんか。まあ、悪くない気もする。犬は好きだった。
軽く冗談を飛ばせば手をひらと振って見送るだろう。小走りに逸りが見えて少し可笑しい。暫くその背中を見ていたが、やがて寛げていた足を組むとポケットに手を突っ込み、中を探ろうとして、やめた。
子どもの前でわざわざ吸うものじゃない。
道のそこここで路上喫煙をしている通行人はいるわけだが、そこはそれ。禁止されているわけではないから止めはしないし、自分だってしないではないが、今は。
そんな風にしたから、戻ってきた貴方が目にした姿は変に手持ち無沙汰に見えただろうか。これは携帯なんか取り出して、埋まってもいないスケジュールを確認しているらしかった。

ずい、と差し出されたところから冷気を感じれば顔を上げて。

「おお。」
「おかえり。……ジェラート? だな。」

黄色と茶色、貴方の手、腕、そこから顔へ。
視線を移して、問う。

#商店街
(54) 2023/09/12(Tue) 16:01:12

【人】 月桂樹の下で ニコロ

>>53 ダニエラ

「言っても我流だからな。
期間こそそれなりにあるがプロには劣るさ。」

感心されることは満更でもないものの
所詮アマチュアなので持ち上げられすぎも面映ゆいのだ。

「そりゃあ勿論。折角だからな。
曲名が分からんのか。ん。」

貴方が歌って聴かせた旋律から
それが何の曲かはすぐに分かる。

「ニンナ・ナンナか、懐かしいな。
良いぜ。んじゃ、リクエストにお応えして。」

軽く音を確かめてから
貴方が歌ったのと同じ旋律が伴奏と共に奏でられる。

複音ハーモニカの独特の音色が
懐かしさを増して感じられるかもしれない。

#街中 #公園
(55) 2023/09/12(Tue) 16:04:50

【人】 陽光の元で ニーノ

ふにゃふにゃと動く白い頭を見下ろしては時折指先で撫でる。
誰かに触れられたことも気にしない小さな猫は、紙皿に注がれたミルクを一生懸命飲んでいた。
スラムに近い路地の裏。休日に予定がなければこっそりとこの辺りに来てしまうのは常のこと。
足を運んでいると知られれば今の家族に良い顔をされないとはわかっているが、わかっているからこそ相手はこんなところに来やしない。バレはしないだろうのちょっとわるい魂胆だ。
今日は先客が居たのでお邪魔しますと貢物をしたわけだが。

「大きくなれよ〜……」

陽も暮れかけてきた時間帯、ぼんやりしてたらなんだか眠たくなってきてしまった。
行儀悪く座り込み薄汚れた壁に凭れながら、ちいさな生き物に語り掛けた声は微睡んでいる。
子猫はやっぱりミルクを飲むのに必死なので返事はしない、代わりにゆぅらりと短い尾が揺れていた。

#路地裏
(56) 2023/09/12(Tue) 16:07:16

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ

「うわ、最低なセリフ聞いたな……」

何故3ヶ月限定なのか。
とはいえ、付き合うという形すら取ろうと思わない自分よりは少しはマシかも知れない。
……などと、心の何処かで思った。

「へぇ……? いつも使ってるんだと思ってた。
 驚いたな、じゃあ彼女の家か車がほとんどってことかい」

あれだけ侍らせてるし、お金も持ってるのだから、ゆっくり寝れるホテルを選んでると思ってたのだ。勝手に。
それでも、猫の予定がないのには少しばかり気をよくして、愉しげにベッドにうつ伏せにベッドに転がって手を伸ばした。
避けられなければ、あなたの柔らかそうな薄茶の髪を撫でるだろう。

「じゃ、今夜はこのベッドとキミの懐を僕が温めてあげようかな」

互いに酔いは十分に回っているらしい。
(-53) 2023/09/12(Tue) 16:11:20

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>49 黒眼鏡

「それじゃキミの顧客は上客ばかりだね」

飲まない人間もそれなりにはいるだろうけれども。
差し出された紙袋の中身を確認すると、確かに何か他のものが入っている。

「おや、今日はおまけ付きかい。
 飴も焼菓子もありがたくいただいておくよ」

渡されれば特に嫌がる様子は見せないし、素直に受け取っておく。
シエスタの時のいいおやつになりそうだ。

「はは、キミにそういうお節介をいただくとはね。
 まぁ、大事なときはこれでちゃんと寝てるさ。あまり常用すると薬が効かなくなるだろう?」

#Mazzetto
(57) 2023/09/12(Tue) 16:19:43

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>55 ニコロ

「んふふー。」
「上を見たらきりがない〜ってやつでしょうかあ?」

控えめにくすくすと喉が鳴る。
あなたが曲名を口にすると、「あー。」と短い感嘆詞。

「そのまんま、子守唄なんですねえ。曲名。」

そんな短い感想だけ残し、また演奏に耳を澄ませる。
懐かしい旋律に、ハーモニカの音色。
いつの間にか、目を閉じて聴き入っていた女は、曲が終わると今度は拍手をしなかった。

「……思うんですけどお。」
「プロに劣ったとしても、いいと思うんですう。」
「ニコロさんのハーモニカ、あたしはすごおく好きですよお」

素直な感想に、照れはない。
いつの間にかほとんど食べてしまっていたピザの最後のひとくちを、ぱくりと頬張って飲み込んだ。

「ごちそおさまでしたあ。」

#街中 #公園
(58) 2023/09/12(Tue) 16:25:18

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ

/* 秘話中に失礼します。今すごく眠いです。
仕事が休みだった事をいいことに昼寝してました、シエスタですね。

それはそれとして……お伝えするタイミングを測っていたのですが、ゆっくりしすぎて日が変わってしまいそうな気がしてきたのでお知らせをば。


ぱんぱかぱーん
>>>あなたは決闘者に選ばれました<<<


というわけで果たし状をですね……ルチアーノくんにお出ししたいと思っております。
ギスギスしたいなどという考えではなく、互いの過去についてのあれこれとか……出来たら楽しいな、なんて思ったのですが。
なにか不都合などがなければ、どうぞよろしくお願いしたいと思っております。いかがでしょうか。
(-54) 2023/09/12(Tue) 16:51:41

【人】 黒眼鏡

>>57 エルヴィーノ

「幸い、そういう客に恵まれているよ。
 まったく、いい商売だ」

暢気なことをいいながら、自分の分の珈琲もいれてカップを傾けている。

「余ってたからな。
 まぁ貰ってくれ。

 まったく、客に倒れられたら俺が困る。
 あんたの体のことだ、良い感じにやってくれよな」

特に余計なことを聞くでもない。
それでもそういうことを口に出すのは性分だろうか。

「帰りも車に気ーつけなよ。この辺、海辺で開けてるから皆スピード出しやがる」

#Mazzetto
(59) 2023/09/12(Tue) 17:05:37

【人】 法の下に イレネオ

その日。
男は一日資料を漁っていた。定位置のデスクだけではなく資料室や警察図書館にも足を運び、年嵩の警部に話しかけることも。そうして何やら書き留めたり、写真を撮ったりを夕刻頃まで繰り返して。

「見回りに出ます」

そこらの先輩、或いは同僚か後輩辺りに声をかけたのは陽が落ちる頃だった。上着に手帳を携え、普段通りの足取りで署を後にする。

#警察署

(60) 2023/09/12(Tue) 17:09:41

【人】 法の下に イレネオ

さて。
数刻の後、男の姿は共同墓地にあった。
さく、さくと土を踏み、ゆっくりと見回るようにして墓石を覗き込む。時々手帳にも目をやり、更に時々、何かを書き込む。
墓参りをしている、風には見えないだろう。

あたりには誰もいない。
最も、それは好都合だった。死者を悼む人の前で、明らかに浮いた行動をするわけにはいかないから。
何もなければ、暗くなるまでそうしていたはずだ。

#共同墓地
(61) 2023/09/12(Tue) 17:10:24

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 花浅葱 エルヴィーノ

/*
おはようございます。
シエスタはいいですね、お休みの日ぐらいゆっくり休まれてください。

それはそうと決闘者でしたか、受けて立ちます。
どちらが先に検挙されるかのチキンレース頑張りましょう。
窓のシチュエーションが良くわかりませんが、その都度考えることにします。よろしくお願いします。
(-56) 2023/09/12(Tue) 17:19:28

【独】 日差しにまどろむ ダニエラ

/*
おれそういえばここでニコロさんの法令についての姿勢調べるつもりじゃなかったですっけ!?!?
もう無理そお!!!!!!!!
(-55) 2023/09/12(Tue) 17:20:14

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ

/* ありがとうございます。おかげさまでゆっくり休めました。

決闘者の件もありがとうございます。
殺意マシマシの職から移動してきたもので、こちらもまだ手探りではありますが、折角の諜報員に覗かれてるのふたりの窓ですし、何か出来ればいいと思っています。
なにか事件を起こしてみても楽しそうですね。

過去で思い出しましたが、エルヴィーノの過去に登場する半身不随になった女性の名前は「ラーラ」ということにしました。
名前がないと不便だと始まって気づいたもので……。
ルチアーノくんも知っている女の子であったでしょうから、使っていただいて構いません。
(-57) 2023/09/12(Tue) 17:54:52

【人】 口に金貨を ルチアーノ

>>38 テオドロ

「おわっ、テオドロか?」 

まさか知り合いに独り言を聞かれてると思わず足を止めた。
そもそも後で連絡をしようとしていた相手だ、少しの都合など融通させるかいつもの店で会う約束を取り付けようと体を向ける。

「Ciao,その姿は久しぶりに見たが今日もいかしてるな。
 しかし悪いなあ、温泉よりも三日月島に因縁があるもんだから一人ではお断りなんだ。
 テオドロが一緒に付き合ってくれでもすれば話は別だがなあ。
 こういう時は気を張るような女相手より、お前みたいなやつと行くほうがほうが気分が晴れる」

先程までのまごつきを誤魔化すように口の端を上げて調子良く話す。
あなたが行かないのなら行かない、とわかりやすい主張。機嫌良さげに植木鉢に向き合うその姿に目を細めた。

#街中
(62) 2023/09/12(Tue) 18:12:52

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「なんだかんだ言ってもやっぱりイタリアの男なのね。
 はいはい、よぉく覚えておきますとも」

無論特別扱いされていないのは重々承知の上だから、ひらひらと手を振って。それぞれ大事にしている関係の比重が違うだけ。友人の中の一つの枠におさまっている。

関係性の焼き直しを幾度とさせているのが意図的かはともかく。翻弄されているあなたを見て間違いなく楽しんではいるのだろう。

「世話を焼くのは私の性分だけど、同じくらいお節介を焼くのは悪い癖なのかも。もしかしたらこれこそ勘違いさせてしまうんじゃないかしらって、最近は思ってるわ」

「私の場合は、人を嫌いになったことがないから難しいと思うの。だから、こればっかりは諦めてもらわないとね」

分かりきった回答。最終的にはそれが答えになってしまうのだろう。彼女に限らず物好きと付き合いを続けていくのであれば。
なれないからこうなったのでしょう、とまた同じような話が返ってくる。不毛だ。

受け取られなかったパンケーキを、さほど残念そうでもなく自分の口に運んだ。
シロップとバターの甘味が広がって、顔を綻ばせている。目の前のあなたとは対照的な表情だった。
(-58) 2023/09/12(Tue) 18:14:15

【人】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

>>56 ニーノ

場所を違えたような……いや、逆にこの場所にお似合いの。
微笑ましい光景を眺める影がひとつ。
路地裏の奥から現れたのは、こちらも場所を違えたような
子供人気の高い(当人調べ)先生だ。
モーテルからの近道を通った結果の遭遇に首を傾げた。

「(子供……、じゃないな。どこで見たんだったか)」

自分の容姿も大概、一部を除いて
子供並でしかないのに浮かぶ考えをぐにぐに捏ねて、
どこかで多分盗撮カメラ越しに見た気がする姿をじっと観察している。
目元のクマは爆睡の結果幾らか薄まり、
へばりついた笑顔は常と変わらず。

ぱっと見は仔猫を警戒するような距離で、
路地裏からどう出ようか迷っている風にも見えるだろう。

#路地裏
(63) 2023/09/12(Tue) 18:39:31

【人】 Chiavica テオドロ

>>62 ルチアーノ

「そんなあんたは、
 紛うことなきルチアーノですね」

色男に褒めていただけるなんて光栄。誉めそやしと皮肉が半分。そんないつものにやついた笑みで応対して。

「……ええ?いや、気を張る相手よりかって気持ちは分からないでもないが……俺はあんたを散歩に連れ出す為に予定空けられるほど暇じゃないんですけど」

続いた言葉には困惑気味。嫌でもちゃんと休息は取れだのお節介な人たちの言葉を思い出すし。とはいえ言い出しっぺ。これできっぱり断るのも無責任というもの。

「そっちが俺の非番の時に合わせてください。着いて行かせたいんなら文句は言わせませんからね」

最初から向こうは『お前が行くなら』ということを示してる以上は然程不当でもない条件であるのに、あくまで譲歩してやる、というポーズは崩さない。

なんならエプロンと植木鉢が同じ画角に収まってる以上は最早親しみ易い仕草ですらあった。

#街中
(64) 2023/09/12(Tue) 19:10:46

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 黒眼鏡


『了解』

ぽん。愛想もへったくれもない返信ひとつ。

送信してしまえば、前に行ったのはいつだったかと思いつつ。
客足が一番少ないのは何時ごろだったかな。
そんな事に思いを馳せるのだった。
(-59) 2023/09/12(Tue) 19:11:12

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>59 黒眼鏡

「そう。まぁ、キミが繁盛してるお陰で僕もいい物に恵まれているんだから助かるけどね」

最近のノッテの幹部にしては話が通じる方で助かるが、やはり変わった男だと思う。
どうせ客の素性など隠していても調べていることだろう。客とはいえ、警察の自分に向かって倒れられたら困るなどとは、おかしな話だ。
まぁ、どうせ世辞のひとつではあるのだろうけれど。

「僕の方こそ、キミが居なくなるとそれなりに不都合がでてくる。
 ワルい事をして検挙されないように気をつけてくれるとありがたいんだけどね」

マフィアは嫌いだ。
それでも、関係を絶てない事情もあるから多くは語らない。
互いに弁えられるからこそ、ありがたく利用させてもらってるわけだが……さて。

「忠告に従って車にも精々気をつけるとしよう。
 あぁ……そうそう。情報の方もいつでも待ってるよ。腕のいい義肢装具士を探してるんだ」

その言葉を残すと、じゃあねと軽く手を上げて海風の香る道路へ向かう。
止められなければそのまま、乗ってきた車で引き返していくだろう。

#Mazzetto
(65) 2023/09/12(Tue) 19:11:36

【人】 門を潜り ダヴィード

>>54 イレネオ

食べ物は分かりやすく人間を幸せにしてくれて、それは時折愛情の代用品となる。
目に見えないものの代わりに煌びやかな宝飾品を贈ることもあれば、温かなスープの一杯を差し出すこともある。
そのあたたかさに男は貪欲だった。

小走りで駆けて行く間に考えは巡る。
貴方の好きなものはなんだろう。次は教えてくれるだろうか。
こんな話をするのは初めてだから、変に思われていやしないだろうか。
定番のフレーバーを用意してもらって、両手に感じる冷たさにまた急かされる。
誰に叱られるでもなく、人のために急ぐのはやっぱり好きだ。

「只今戻りました。
 えーと、その通りです。レモンと、チョコレート。
 どちらがお好きですか?それとも、両方?」

両方、と問う男の顔はいたずらっ子の顔だ。
勿論ジェラートのカップは小さいものだから、両方と言ってもあっさり食べられてしまう量だが。


#商店街
(66) 2023/09/12(Tue) 19:27:55

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード


「あっちが俺達に代わって、マナーのなってない余所者を
 とっちめてくれるってなら有り難い話なんだがな」

とはいえ、そうはなっていないから、或いはそれだけでないから。
こちらはこうしてあくせく日陰で働く事になっているわけで。
これからもあまり期待はできそうにない話だ。

「そりゃあいいや」

あなたの近況報告と、続く言葉にそう返し。
後は何かあったかな、と思案する。

「あー、アレさんが店に顔出せってよ。
 あの人に頼むまでもないものなら俺が用立ててもいいが、
 必要なモンあるなら纏めとけ。そんくらいだな」

勝手知ったる我が家のように適当な所に落ち着いて、
我が物顔でそのまんま。きっとそれがいつもの事だろう。
懐に入れた相手に対する距離感というもの。
(-60) 2023/09/12(Tue) 19:29:42

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

/*
何度もすみません。バナナマンパナマ湾です。PL相談を失礼します。

当方、エルヴィーノさんが貴方といたところを目撃して、「エルヴィーノさんに」突っかかるロールをしようかな……と画策しております。険悪寄りのロールになる可能性があるのでお相手様にPL確認を取ってからになりますし、お相手様の返事によってはロール自体発生しない可能性もありますが、知らないところで当て馬みたいな存在にされるのは嫌かもしれないなと思い先に相談させていただきました。
マツェットにいたことをきっかけにする(場合によっては)険悪なロール、問題ありませんでしょうか。
あまりこういった立ち回りに慣れていませんので、いちいち確認を取ってしまいすみません。お手数をおかけしますが、検討よろしくお願いします。
(-61) 2023/09/12(Tue) 19:55:46

【独】 コピーキャット ペネロペ

/*
イレネオさんのこれ(>>61)マウリツィオの名前探してるやつ?(自意識過剰)
そうだとしたら多分他の誰かと話してるの見るのがオレが楽しいやつだよな
でもなーっ 誰も行かないって事はなーっ オレが行くって事だよ
(-62) 2023/09/12(Tue) 20:02:59

【人】 陽光の元で ニーノ

>>63 カンターミネ

うと、うと、うと。
少しずつ船を漕いでいた男はもうちょっとで眠りの底に落ちてしまうところで──けれど唐突にぱっと顔を上げる。
重たい瞼に言うことを聞かせるように、何度か瞬きを繰り返してから。

「…………」

顔を向けた先には少々距離の開いた場所で立ち尽くす人影。
こちらは貴方に見覚えはない、ないので考えていた。
たまたまここを通った誰かか、それともスラムで生きる子どもか。
にしては服装が小綺麗なのでやはり前者か、というか子どもというには体付きが……いや、どちらにせよだ。

「……ごめん、猫苦手?
 でもこの子が先にここに居て、オレが邪魔しに来ちゃって。
 だから場所代支払ってて〜……ええと、そう……」

笑みを浮かべてくれてはいるが、自分に、というよりかは子猫を警戒しているようにも見える。
なので無害ですよを伝えようとして口を開くも、先ほどまで寝惚けていた頭は上手く働かない。

「…………だいじょうぶ。
 噛んだりしない、オレも……安心して、通っていいよ」

オレも……?それはそうだろ、何言ってんだ……。

チョイスミスに気が付いたのは言葉にしてから、適当に流してくれたらいいなとぼんやり思っていた。
ちなみに子猫はまだ元気にお食事中。

#路地裏
(67) 2023/09/12(Tue) 20:06:18

【人】 コピーキャット ペネロペ

>>61 イレネオ

日暮れ頃、人気のない墓地。

「……あれっ、もしかして」

やや遠くから、ぱたぱたぱたと小さな足音。
手には掃除用具や草木の手入れ道具を持って。
人影がひとつ、あなたの方へやって来た。

「やっぱりイレネオさんですっ。
 どなたかお墓参りですか?それとも私と同じで、
 墓守のおじいさんの代わりに手入れをしに来たとか…」

暗くなりつつある中とはいえ、その声や顔に覚えはあるだろう。
どこかの店先であなたも見知ったもののそれ。
少女然と、マキシ丈のワンピースの裾を揺らしながら。

ここが墓地である以上、ある程度声は控えめに。
長身を目一杯見上げて、あなたに問い掛けを一つ。

#共同墓地
(68) 2023/09/12(Tue) 20:25:13

【人】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

>>67 ニーノ

顔を上げ、喋り始めてもこちらは何を言うでもなく。
噛んだりしない、オレも……の辺りでようやく反応があった。

「ぷふっ!あぁいや失礼、ククッ、なるほど、
 いやいや、ふ……ふふ……か、噛まれる……ぐふっ……」

ばっちり聞かれたらしいその発言がどうもツボをついた。
しばらくの間ちょっと待て、と手の平を見せて震えている。
ややあってから大きな息を吐いて、にやけた面のまま。

「んんっ、失敬。猫も『オレ』も苦手じゃない。
 どこかで見た覚えのある顔だったからどこだったか
 思い出そうとしていただけでね……
 まさか噛まれる危機があったかもとは思ってもなかったが」

ここでもう一度吹き出し、小さくせき込む。

「こほん。まあ、たぶん街のどこかで見たんだろう。
 俺は良くあちこち歩きまわってるからな。
 それで、こんな場所にオレくんは何の御用かな?
 仔猫目当てならもう少し安全な場所がいいぞ。
 お昼寝なら尚更。全身盗まれてもおかしくない場所だ」

仰々しく手を広げ、首を傾げてみせた。
白衣が靡き、仔猫には少し怖いかもしれない。

#路地裏
(69) 2023/09/12(Tue) 20:28:21

【人】 無敵の リヴィオ

>>52 ニーノ

恥ずかしいと口にする君へ頷くのは、
その気持ちが"普通"であると知っているからこそだ。

「きっと似合うさ、楽しみにしているよ」

まるで君が自分へ見せてくれる前提に微笑みかけ。
綺麗なブロンドだ。似合わない色はないだろうとは思うが、
君の髪で輝く可能性の色を思い浮かべた。

そうこうしているうちに、小さな声で聞こえた「恋人」という言葉。
それに合わせて思春期のような反応に、珍しく男は吹き出した。

「…いや、残念ながら今はフリーだよ。
 友人というのも違うね」

まるで勿体ぶるように言葉を選んで、指先を滑らし顎を撫でる。
言えない相手ではないし、可愛い後輩からの贈り物というだけだが、
面白い反応を見せられては素直に返すのも……というところ。

#街中
(70) 2023/09/12(Tue) 20:32:53

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ

「ねー」

電話番の、ゆるりとした時間。
相変わらずの気怠い声が、書類仕事に向き合うあなたに投げられた。

「署長代理?さん、ニーノくんお話とかしたあ?」
「どんな人だろおねえ」

たかだか巡査の身の上で、ご挨拶という立場でもない。
何やら漏れ聞こえる噂を聞くに、新たな法令を敷こうとしていることくらいしか、女は知り得ていなかった。

…とまあ、つまり。
いつも通り、暇を持て余しての雑談のようだ。
(-63) 2023/09/12(Tue) 20:50:54

【教】 pasticciona アリーチェ

そしてこちらは不意に貴方の正面に置かれる椅子。
更に背後で困惑の気配──振り返れば一人の女が、
あなたに何て声をかけるか惑うようにまごついていた。

「……あ、あの。貴方がお酒、飲むの?」
「……女の子が頼もうとするからダメなのかしら」

貴方が手当たり次第に何かを叫んでいた様子は見守っていたのか、おっかなびっくりに椅子を頼めば、貴方のテーブル正面側に椅子が配置されて女はおずおずとそこに座る。

「それじゃあ……モヒートを」

望んだものはテーブルの上に現れた。
(/2) 2023/09/12(Tue) 21:08:36

【教】 pasticciona アリーチェ

幸運の神に恵まれたらしい。
椅子と同じようにその場に瞬きする間もなく、グリーンが映える爽やかな夏向けのカクテルがすぐ傍に出現した。

「わっ、本当にでてきたわ。
 凄いわね、手品師の人が運営するお店なのかしら?」
「お嬢さん、きっと有名店であろうここはどこかわかる?」

モヒートにまだ口は着けずに軽くグラスを傾けて艶やかな色を味わっている。
貴方の"地"が些か出ている事も知らない女は、きっと男勝りな愛らしい少女なのだろうと誤解……誤解ではないかもしれないが、とにかくそう思ってそう問うた。
(/3) 2023/09/12(Tue) 21:12:37

【教】 コピーキャット ペネロペ


「おいなんでだよ!不平等だろ不平等!!」

不意に現れた──ように思えた──あなたに何かを言うより先に、
現れたカクテルを認めれば不平を嘆いた。
もちろん憤りを向ける先は夢だ。あなたではなく。

「あークソ……何処ってこんなん夢だろ夢。
 こんな出鱈目な店あったら世界中で話題沸騰間違いなしだ
 予約で軽く30年は待たされるね。」

「それにしたってこの差はなんだ?
 深層心理で俺の肝臓が反逆してやがんのか?内臓如きが…」

諦めたのかレモネードをちびちびとやり始めた。
所作がおっさん臭い。

「んで、わけわかんない夢に招待されたご感想は?signorinaお嬢さん
(/4) 2023/09/12(Tue) 21:29:13

【秘】 pasticciona アリーチェ → 月桂樹の下で ニコロ

>>0:153

「そ、……そんな笑わなくてもっ」

いいじゃない!とばかりに口を尖らせて貴方の背を軽くぽかぽかと叩く。最も、笑われるような行為を行ってしまった自覚はあるし、幼馴染の貴方には砕けた接し方をしているのであって、普通の人にこんな行動をとる事はなかなか見受けられない珍しい光景だ。
それだけ貴方に気を許している事に外ならない。

「……ごめんね、ニコ」
「頭ではわかってる。署の人も優しい人が多いから、
 無理に変わらなくていいと肯定だってしてくれるでしょう」

「わかっているのに、割り切れないのって辛いね」

肩を叩かれ、少しだけ口角を上げながら貴方を見つめ返す。
どうしようもない弱音だ。けれどもここで「そうよね」と元気になった振りをするのも不誠実だと思う。
アリーチェはそんな女だったから、迷いは迷いとしてありのままの姿を隠さない。
(-64) 2023/09/12(Tue) 21:37:42

【人】 黒眼鏡

>>65 エルヴィーノ

「そうだろうそうだろ、
 持ちつ持たれつというやつ」

なんとも楽しそうに笑う。
若者と話すと楽しい、などと前にこぼしたことがあるが、
本気だったのだろうか。

「万が一俺がいなくなっても、
 引き継げるようにはするがね。
 そこは…アフターサービスだ」

物騒なことを口に出しつつ、
無害をアピールするように両手を挙げて。
店の扉をからん、と空ける。

「そうしてくれ。
 情報もうちの商いだが、これはいつ入るかわからない。
 気長に待っていてくれ」

よほど暇なのか、店の外まで出てあなたの車を見送る。
手を振るでもなく声をかけるでもなく、
あなたの姿が見えなくなるまで見送っていた。

#Mazzetto
(71) 2023/09/12(Tue) 21:44:21

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

/*
ご連絡ありがとうございます!
こちらとしては問題ありません(エルヴィーノさんがOKでしたら!)ので、
ジャンジャンやっていただければ!
(-65) 2023/09/12(Tue) 21:45:25

【教】 pasticciona アリーチェ

「ご、ごめんね私だけ頂いちゃって……
 ……お嬢さん、今おいくつ?」

思った以上に悪態をつく、どことなくおっさん臭い様子を見て思わず「差し出がましいけれど」と言いたげな声色でそう問い直す。

「夢、夢なのね。夢なら……うーん……
 でも夢でも見逃がしちゃうのはよくないと思うから……
 18歳以上なら、私が代わりにお酒を頼んでも、
 このモヒートを渡しても全然構わないのだけれど……」

肝臓が反逆?と、独特の言い回しについていけてないのか、些か疑問符を沢山浮かべ、困惑を一切隠しもしないまましどろもどろにそう提案する。

「……え?」

「感想、感想……そうね……」
「……夢だと言うなら、もう少し美しい庭園みたいな
 場所ならよかったかもしれないかなって」

なんて迂闊に呟けば、薄ぼんやりとした空間に薔薇の庭園が周囲に花を咲かせだす。早送りする映像化のように葉から蕾に、そして花に変わり咲き誇る様子は、まさに夢としか思えない光景だ。

「……わ、わ……」

それを願った当の本人は、夢をすっかり信じ込んでいるにもかかわらずその様子に思わず口を覆って言葉も出なくなっているが。
(/5) 2023/09/12(Tue) 21:47:06

【人】 陽光の元で ニーノ

>>69 カンターミネ

今度は先程より重くない瞼を動かし何度も瞬きをしながら、ちょっと待てポーズの貴方を見つめていた。
じわりじわりと理解し始めたのは先ほどの言い間違いを流してもらえていないこと、それをはちゃめちゃに笑われていること。

「っち、ちが──言い間違え!
 寝惚けてたの! オレは噛みつきません!」

で、突然さっきまで隣に居た人間が声を大きくしたので、子猫がびくっと震えた。
それにすぐに気が付き「あっ、ごめん…」と声を小さくすると同時に、なでなで。
落ち着かせるように額を指先で擦ってやったが、続く貴方の言葉にはまた声が大きくなりそうになった。何とか堪えた。

「危機はないってば、も〜……
 ……オレはキミのこと見たことない。
 でもよく街うろついてるのは一緒だから、見られてたかも。
 というかオレくんじゃなくてニーノだかんな」

「あと子猫目当てじゃなくて、ただの里帰り……育ちがそこで。
 昼寝は確かに……ちょっと気が抜けてたのは認めるけど。
 っていうか、キミこそ猫は苦手じゃなくても『オレ』には苦手意識持ってた方がいいんじゃない、こんなところに座り込んでるやつ危ない人間かもしれないだろ」

『そこ』とスラムに続く道を指差しつつ、最後の言葉には「女の子だし」と付け加えた。いや勿論危機は無いんだけれども、意識としてこう……。
靡く白衣に関してオレくんは勿論怯えていないが、子猫は少し警戒したようで無害そうな大きいやつの後ろにぴゃっと隠れた。

#路地裏
(72) 2023/09/12(Tue) 21:56:31

【秘】 門を潜り ダヴィード → コピーキャット ペネロペ

「お仕事をする気になったのなら、
 代わりにそのくらいやってくれてもいいんですけどねえ」

余所者が分を弁えずに大はしゃぎする度、それをなかったことにするのにどれだけの労力がかかることか。
やれやれとため息をついても現実に変わりはなさそうだった。

「アレさんが?分かりました。
 メモあったかな……」

貴方がひと所に落ち着いたのを見てとれば、何くれとメモに書き付けを行いながら茶なり珈琲なりの一杯が提供されることだろう。
貴方の好みは何だったろう?
いつぞやに好みを教えておけば、きっとその通りのものが出てくるだろう。
(-66) 2023/09/12(Tue) 22:04:36

【教】 コピーキャット ペネロペ


「29だけど」

29だけど、ではない。

レモネード片手に椅子にどっかと座り、肘をついたまま。
文字通り夢のように変わっていく景色を見ながら半目になる。
何でもありか、とでも言いたげに。

「ていうかタッパもあんたとそんなに変わらないだろ。
 口振りからしてあんたも成人だろうし」

実際、両者の身長はそう変わりない。
そして未成年飲酒を咎める側ならあなたは成人だろうと推測した。

「夢の中でも未成年飲酒を見逃せないとは
 随分正義感に溢れたお人だな。普段は教師でもやってるのか?」

椅子から立ち上がり、庭園の薔薇を一つ手折りながらそう尋ねる。

相手は所詮は夢の中の住民、詮索する事に大した価値は無い。
この自称29歳は今はそう思っている。
とはいえ詮索するような事を言ってしまうのは職業病か。
(/6) 2023/09/12(Tue) 22:07:09

【人】 陽光の元で ニーノ

>>70 リヴィオ

「……う、うん」


「あッいや、"はい"、です!」

目の前にいるのは黒猫ピンを付けていてもかっこいいなと思える顔がいい相手。
微笑んでそんな風に言われるとなんだか気恥ずかしさが湧いて、瞬時の声は小さく砕けたものになってしまった。
が、すぐさま上司への返事としては相応しくないと気が付き、謎の訂正を加えている。
流石せんぱいは無敵だ……とまた謎の感心を抱いていたところ、恐る恐るの問いに返ってきたのはとりあえずの否定と。
でもなんだかちょっと含みがあるかのような言葉と所作で……。

「フリーだけど、友人じゃなくて……?」

「……も、もしかして今から可能性がある、みたいな……
 それともえっと、なんか……ひみつのかんけ〜…」


なに、なんなのせんぱい、その反応と顎撫では……!

とまでは流石に言葉にしないが、ぐっと握った拳には堪えた何かが現れている。
ぐるぐると深く突っ込むか葛藤して思考を働かせる中──気が付いたのはそうじゃないことで、そしてかなり今更の気付きだ。

「──はっ、リヴィオせんぱい仕事中じゃん!
 ごめんなさい!オレと話してたら平和を守れないですよね…!」

#街中
(73) 2023/09/12(Tue) 22:07:44

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

「こんにちはー。」

仕事帰りのジェラート店。
この日注文したものはカップのピスタッキオだった。
いつもはコーンだけれど、こういう日がたまに存在する。

「いただきまあーす。」

スプーンでジェラートをひとすくい。
女の、たまの楽しみのひとつだ。
(74) 2023/09/12(Tue) 22:08:17

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡

店員を通して、この日の女の注文があなたへと伝わる。
カップの注文は、『待ち合わせ』を意味していた。
味の数だけ綿密に決められた待ち合わせ場所。
あとはあなたから時間の指定さえあれば、その日時落ち合う運びとなる。
(-67) 2023/09/12(Tue) 22:09:07

【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ

ゆるりとした時間が流れる中で、この男はといえば眉間に皺を寄せていた。
向き合う書類は朝の見回りの報告書なのだが、所謂デスクワークが苦手なのである。
言葉を上手くまとめるとは如何に、どう…などと考えていたところで、かかる声にはぱっと貴方へと向いて。

「ううん、オレもまだ話したことないです。
 でもなんか噂だと……マフィアが嫌いそう?なんでしたっけ。
 取り締まるための〜新しい法令作ろうとしてるとか……」

「ダニエラさんは賛成側です?」

知識量としては勿論こちらも同じ程度。
何せほやほやの新人で下っ端である、上の世界は分からないことの方が多い。
元々雑談は好きだし、目の前の難題から一時離れられるとなれば男は乗り気で話を広げようとしていた。
(-68) 2023/09/12(Tue) 22:14:22

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

車を停めて紙袋を手に男は石段を上がる。
街中に入ってくれば美味しそうな匂いやら賑やかな声がそこかしこから伝わってくるが、興味を示すことはない。
風に靡いた髪を追って見上げると、頭上からひらひらと……蝶が飛んできた。
珍しいなと目で追うと、蝶は横に回り込んできて、男の肩に止まってしまった。

「僕は花でも止まり木でもないんだけど……」

足を止めたのもつかの間、再び動き出せば飛び去るだろうと歩いてみたが、何故か蝶は暫く動かない。

#街中
(75) 2023/09/12(Tue) 22:17:30

【教】 pasticciona アリーチェ

「は、はわ……
に、にじゅうきゅう……」


どうぞ、飲んでくださいとばかりにまだ手を付けていなかったモヒートを差し出した。グラスの中の氷がカランと鳴ると同時に、気まずそうに顔を俯かせる。

「す、すすすすみません、すみません……
 随分可愛らしい方だったから、まさか私より年上とは……」

先入観、と言う物の怖さを知る。
こんなだから職場でも叱られるのだ、なんて夢のない話は心の奥にしまって、改めて薔薇を手折る貴方を見て見れば確かに背丈はそう変わらず、失礼な発言ももっと慎重にしていればよかったのだと項垂れる。

「きょ、教師なんて滅相も。
 今は……け、警察官を……していて……」

むしろ人によっては教師以上に滅相もある職業である。
こんな頼りなさが先に見える存在が警察だと知られたら、尚の事呆れられる懸念はあるけれど、隠し通すなんて思考はない。
賢明ともいうし、馬鹿正直ともいうし、愚かともいう。

「……そちらは、その、何の職を?」
(/7) 2023/09/12(Tue) 22:18:42

【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ

「はぁい、どーぞどーぞ。好きなタイミングで好きに食べて」

紙袋を覗くその表情だけでも言ってみるものだと思う。
折角なので、なんて気持ちで買ったので食い意地なんてものはここに無い。
全部くれてやってもよいのだが、まあ。食べたい事には食べたいので。

「時間貰うの申し訳ねーんで」
「え?全然作るっすよ、めんどくさいだけで。
 流石にパンは焼けねーけど」

ハハ、と軽い笑いを添えた。

「あー……堅苦しくないタイプの食事会みたいな。
 いいんじゃないすか?周りにビビられなきゃいいすけどぉ」
(-69) 2023/09/12(Tue) 22:23:12

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

/*
度々失礼します。バナナマンパナマ湾です。
RP内容の打診に参りました。
当PCはマフィアへの敵対心が強いキャラクターですので、もし今すごく眠い様さえよければ、「マツェットにいたのを見かけ、後からそれに対して詰め寄る」秘話が出来れば嬉しいな……と思っています。
一応身内には甘いキャラだと周知していましたので、突然吹っ掛けると戸惑われたりお呼びじゃなかったりするかなと思い確認させていただきました。
RPのきっかけとして使うことに対しては既に黒眼鏡さんPLのポップコーン殺人事件さんに打診し、許可を頂いております。
勿論、ほかの方とのやり取りで忙しいなどあれば、断っていただいて構いません。
検討して頂ければありがたいです。
(-70) 2023/09/12(Tue) 22:24:39

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

/* 打診ありがとうございます、今すごく眠いです。

詰め寄ってくださって問題ないですよ!
白でやったのもロールのきっかけになるのを狙ってもいましたので……どうぞ、いつでもお待ちしております。
(-71) 2023/09/12(Tue) 22:28:37

【人】 黒眼鏡

カウンターで暇そうにタブレットを叩いている。
すると、メールが一通ポン、と鳴った。

「ん。おー……」

かたかた。返信を打ち込むと、立ち上がる。
壁際に張ったボードにかけてあった車のキーを手に取って、
ガレージへと向かった。
ついでに、カウンターに一枚のボードをかける。

『ちょっとドライブ』

……営業中なのにドライブに行く男だ。

/*来客の方は気にせずいらしてください あなたが来る頃には戻ります
(76) 2023/09/12(Tue) 22:36:16

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

電話で呼び出しをされた時には予定が入っていたものだから、埋め合わせは必要?なんて言って。
朝を回ってからあなたの元に長年の部下は足を運んだのだろう。
今日は珍しく手土産も持って。近くまで来たのなら、電話を耳にあてる。

「Pronto,ルチアーノ様?」
「お部屋の近くまで来てるわ、入っても?それとも、外で過ごす方がお好みかしら」

わざとらしく恭しい口調で話してみせた。
(-72) 2023/09/12(Tue) 22:37:37

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ

「ええー?やだよお。もちろんー。」
「だって、仕事増えそうだしい。」

眉根を寄せての即答だ。
散らかり果てたデスクの上で、書類も気にせず頬杖をつく。
どうせもういらないものが殆どなのだから、問題ないらしい。

そんなデスクだというのに、同じ仕事を2度も3度もやりたくない女の作る書類にはいつも抜けがない。
それでいて何故かきっちり時間には帰る準備を整えているのは女の特技だ。

「ニーノくんはあ、賛成ー?」

雑談を投げてきたのもどうやら、己の仕事を終えたためらしい。
あとは、後輩の眉間の皺を見ての息抜きの提案か。
(-73) 2023/09/12(Tue) 22:38:15

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード


この男には、実際のところ。
ただ一つ『酒』それ以外には飲食の好みらしいものは無い。
裏返せば嫌いなものもそう無いという事だ。

とはいえ先も名前の出た人物のコーヒーの練習台にされるからか、
よそでは紅茶を飲む事が多い。

「暇なら行くか?今日」

思い立ったが吉日、でもないけれど。

俺も行くし、と。ひと所に収まり、恐らく肘でもつきながら。
何なら一日暇にしてやってもいいけど、と。
そう付け加えるのは上司特権だ。横暴とも言う。
(-74) 2023/09/12(Tue) 22:38:41

【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ

時間の指定が飛んできた。
割とすぐだ。
『今から向かう』と添えてあった。
(-75) 2023/09/12(Tue) 22:38:49

【人】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

>>72 ニーノ

喉を鳴らして笑う。どうやらからかうと面白そうなタイプだ。
そう認識した事など、あなたも仔猫も知る由なし。

「男は狼というだろう?キミもベッドの上では存外
 噛みつく男というものかもしれんぞ、くくく……」

白衣の袖で口元をわざとらしく隠し、空いた片手で裾をぱたぱた。
タイトスカートとニーソックスに挟まれた白い肉が良く見えた。
そして名前を聞いた瞬間、ぱちんと指を弾いて――

「ああそれはそれはニーノくんここ育ちなら心配は要らないなそれに生憎俺に手を出す奴はそういないんだこの辺じゃ『先生』で通ってるもんでね目立つ見た目に評判もあれば余程じゃなきゃ手出ししたらあっという間におまわりさんのお世話になるって事想像がつくだろう?」

突然猛烈な早口でまくし立てる。

「ま忠言は素直に受け取っておこう思い出せた事だしなどこで見たかそれじゃ遠慮なく通らせて貰うとしようじゃあないか何せのんびり話してたら近道の意味がなくなってしまうからね!」

目の前を大股で歩きながら笑顔を仔猫とあなたに向けて、
路地裏を抜けていく……前に。

「ああ、名乗り忘れていた。カンターミネだ。
 子供達に評判でもきいてみてくれよ、おまわりさん?」

ウィンクと投げキッスを残して、手を振ると去っていった。
#路地裏
(77) 2023/09/12(Tue) 22:39:29

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

/*
快諾ありがとうございます!
今すごく眠いさん側からも許可が出ましたので、そのようにさせて頂こうと思います。

ちなみにこの男は本日墓場で何か黒眼鏡さんに通ずる情報などがないかと捜査を行っていましたが、何か墓場で得られることなどはあるでしょうか。
ない、あるいは開示したくなければ大丈夫です。一方的にPLPC共々やきもきしておこうかと思います。
(-76) 2023/09/12(Tue) 22:43:36
 


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9回 残 たくさん

うそつき

エルヴィーノ
3回 残 たくさん

何処にも行けない

ペネロペ
7回 残 たくさん

何度でも見付けて

ロメオ
8回 残 たくさん

ひとのかたちは

犠牲者 (12)

ガイオ(2d)
0回 残 たくさん

 

エリカ(3d)
0回 残 たくさん

コバルト色を手に

黒眼鏡(3d)
47回 残 たくさん

Kovacs.

ニーノ(3d)
18回 残 たくさん

大丈夫だ

イレネオ(3d)
6回 残 たくさん

薄藍を想った

ニコロ(4d)
0回 残 たくさん

これからも一緒に

カンターミネ(4d)
1回 残 たくさん

いつでも傍に居る

ヴィンセンツィオ(4d)
20回 残 たくさん

白鳥は唄えない

アリーチェ(5d)
0回 残 たくさん

そうだ、わたしは

ルチアーノ(5d)
11回 残 たくさん

もう楽にしてくれ

リヴィオ(6d)
0回 残 たくさん

もうすこしだけ

ダニエラ(6d)
4回 残 たくさん

ほんとは、まだ

処刑者 (4)

ヴィットーレ(3d)
1回 残 たくさん

 

テオドロ(4d)
3回 残 たくさん

枯れない心を

ネロ(5d)
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ダヴィード(6d)
4回 残 たくさん

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