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【人】 2年 玖流梨日花[頬を突かれたり、抱き合ったり、触れ合ったり お互い顔を見合わせて笑い合ったり。 そんな幸せを一つ一つ噛み締める。 お説教の終わりの合図に重なる唇が離れる頃 擽ったそうな笑顔で、ふにゃと笑った。 その後落ちた囁きにも、腕の中でへへっと笑って。 いつまでだって微笑ましい二人だけの時間に浸るように ぎゅーーーっと腕の力を強めた。] (2) 2024/06/11(Tue) 9:24:15 |
【人】 2年 玖流梨日花[免許は取れなかったとしても、 地図くらいは読めるようになった方がいいかな。 ちょっと方向音痴だし、全然自信はないけど。 それともドライブに合う音楽を選ぼうか。 目的地の情報をしっかり調べようか。 毎回お弁当を作る、のは難しいかも? 俺は俺に出来る事を探そう。 一つ一つ、小さなことでも。 筆に乗せた絵の具を敷き詰めていくように 慎之介さんの人生に、俺と二人で過ごす時間を描こう。] (3) 2024/06/11(Tue) 9:24:24 |
【人】 2年 玖流梨日花[出番も減っちゃう、なんて言われたら きっと「そっかぁ」ってまた悩むような顔をして。 嫌な悩みではなく、好きな人のために何ができるかを考える幸せ。 それはあの日のシャワーの後にも似て。 少しでも“大木センパイ”を笑顔にするために出来ること あの時も考えていたし、今もそう。 あの日の掛け違えた世界線はこの先にはなくて。 出来る限り、絶対、ここから掛け違えたりもしたくない。 いつまでも一緒ですよって、回した腕に力を込める。 プレイリストかーっ、好きな曲いっぱい詰め込んじゃお! って意気込む姿は子供っぽかったかもしれない。] (5) 2024/06/11(Tue) 13:55:29 |
【人】 2年 玖流梨日花[甘い時間はゆっくりと過ぎていく。 安心させるよう回した腕に、甘えるように預けられる身体。 それこそ、膝の上に乗せるなんてことは 物理的に無理なのかもしれないけど。 それでもこの大きな身体を、その内の繊細な心を 支えてい来たいな、って思う。] (7) 2024/06/11(Tue) 20:31:32 |
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