ニコロは、月桂樹の花が一輪、デスクに飾られた (a25) 2023/09/20(Wed) 19:16:11 |
【置】 徒花 テオドロ「縄張りの中で大人しくしているならまだよかった。 多少の悪戯も、尻尾を掴めない方にだって責はある。 ただ、あんた達は街の治安を脅かし、血の掟を侵した…… 必ず法のもとで報いを受けることになる」 捕物の果てでやっと地面にねじ伏せられたのを、 未だに口角を下ろすことなく好き勝手舌を回している。 「罪人の戯言かどうか……楽しみにしていろ」 舐めた真似をすれば必ずとっ捕まり制裁を受ける。 いつの世の警察も、マフィアだって行ってきた不変の掟だ。 希望や夢は、俺には持つことはできない。 誰かひとりにでも持たせに行くほうが、 その方がきっと、俺には向いていた。 (L6) 2023/09/20(Wed) 19:52:41 公開: 2023/09/20(Wed) 20:00:00 |
テオドロは、自分が居ないと回らない世話≠フ事を考えていた。 (a26) 2023/09/20(Wed) 20:00:08 |
テオドロは、それでもやはり少しくらい甘えたっていいだろう、と。 (a27) 2023/09/20(Wed) 20:00:23 |
テオドロは、諸々を自分以外の所為にして、くだらなさそうに笑った。 (a28) 2023/09/20(Wed) 20:00:34 |
【置】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「……中々いい啖呵を切るなあ、顔は見えないけど」 なあ?両腕で抱えたテディベアに囁く。 今日も街中の情報が集積されていく。 「ま〜〜〜〜〜あ、俺に褒められても 嬉しくないだろうけどな、この誰かくんも。 どっかで鉢合わせしない事でも祈っとくかあぁ〜」 大きく伸びをして、欠伸もついでに。 時計を見れば、もうすぐ深夜だ。 「今日も平和な一日だった。クソ法律を除けば。 ……明日はどうなるかな〜、久々にバーとか 行きてえ〜……いやでも酒は鈍るからなあぁ〜」 ぎし、と椅子に深く腰掛け、歌う。 「...Strade di campagna, portami a casa...」 ぽつぽつ零す傍ら、にや、と口元を歪めて、歌詞を変え。 「Tutti i miei ricordi si raccolgono intorno a lei, la mia signora...なんつって」 元になった歌より、こっちの方がそれらしい。 まあ、原語のもじりだからここの言葉じゃ関係ないが。 ご機嫌で歌いながら、夜を過ごす。 (L7) 2023/09/20(Wed) 20:37:02 公開: 2023/09/20(Wed) 20:55:00 |
ヴィンセンツィオは、目に映る誰も彼もを全てを欺いている。 (a29) 2023/09/20(Wed) 20:56:37 |
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