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![]() | 【独】 大守 威優/* 村で生きてる、ほんとそれなんですよ。 イタコとも少し違う没入感。 拾いきれないところがあったとしてもそれもまた人と人のコミュニケーションならではだと開き直りつつ……でも全部拾いたい思いだけは常に。 いっぱい幸せにしてもらってる。 ありがとうございます。 (-120) 2023/09/01(Fri) 20:59:21 |
![]() | 【独】 大守 威優/* 視覚とおくちが敏感。えっち。 紫亜が締められる、って見て、ネクタイで紫亜を縛る卯田はちょっとやりたいなと思いました。やりたいことが増える強欲。 (-122) 2023/09/01(Fri) 21:11:56 |
![]() | 【人】 大守 威優[ありがとう、と聞くまでは 義父も己もどこか胸に不安を抱えていたと思う。 先に打診したらどうかと義父には言われたが、 その場合受けるも断るも、志麻の心に影響が出そうで 己の我儘で隠し通させてもらったのだ。 「自分がΩだから苦労をかけた」と思っている志麻は、 家族の為にと度々実家で家事を担っていた。 家族が来ると知ったら「自分だけの為」ではなく、 家族がどう思うかを思考の基本に置いてしまうのではないか、 それを懸念していた。 逆に二人だけだからと断れば、 見たいと願った家族の想いを無碍にしたと 罪悪感を抱いてしまうだろう。 その点、この土壇場で断るなら 己が黙っていたことの所為にできる。 ――と。] (81) 2023/09/01(Fri) 22:21:29 |
![]() | 【人】 大守 威優[涙を堪えるように天を仰いだ礼の後、 沈黙が漂った。 その間、花嫁の支度を担ってくれたスタッフも 空気を呼んで部屋の隅でじっと大人しくしていた。 退室はしないだろう。 どんなに堪えても、堪えた分だけお直しの必要がある。 己が話すバージンロードの意味を聞く間、 噛み締めていた唇に引かれた「可愛い」リップや、 父親に向けた瞳の端でよれた発色の良いファンデなど、 整えて貰ってから手を取りたいし、手を取ってほしいだろうから。] (82) 2023/09/01(Fri) 22:21:47 |
![]() | 【人】 大守 威優うちの母には良かったら写真を送らせて。 忙しくしてないと死ぬ病なんだあの人。 [志麻が了承してくれるなら、 世界一美しい花嫁を自慢したい。 この姿を見たらきっと母は今度は孫が見たくなる。 そうして生きてほしいのだ。 どんなに野心に溢れ親族との間に溝があった男だったとしても 愛していた、たった一人の番がいないこの世界で。] (83) 2023/09/01(Fri) 22:22:58 |
![]() | 【人】 大守 威優じゃあ、祭壇で待ってる。 メイクを直して貰ってからおいで。 一度ベールを上げてもらうから、 下ろすのはお義母さんに。 ベールダウンは「子育てを終える」って意味で 母親にしてもらう習わしがあるそうだよ。 [そう言えば、またメイクを直す場所が増えるだろうか。 義弟にはフラワーボーイを頼んである。 花嫁が悪魔に攫われないように道を「護る」役を、 もう「護られる」だけの存在ではないのだと 兄に安心してもらえる姿を見せられるように。] (84) 2023/09/01(Fri) 22:23:16 |
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![]() | 【独】 大守 威優/* ひええめっちゃ嬉しいことを言ってもらったありがとうございます。ツボ押しマシーンになりたい。 ガチだと「発想が変わってる」って滅茶苦茶言われるから割と人の想定外を言い出す奴なんだろうなと思って生きて来たので、ちゃんと押せてたなら嬉しい!w 口をイくまで弄りたいのは本編からずっと思ってた。 時間はいっぱいあった筈なのにもうないんだよかなしい。 紫亜はネクタイで縛られて涙目になってるのが可哀想かわいいので次のやりたいことリストに入れとこう。 (-125) 2023/09/01(Fri) 22:27:58 |
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![]() | 【人】 大守 威優[現在、婚姻関係を証明するのは戸籍であり、 挙式の有無は公的に何も関係しない。 では何故挙式をするのか? 始まりは番の可愛いドレス姿を見たいと思ったところから。 準備をする内に、結婚の実感が湧くという利点を「実感」した。 結婚式について調べる内に、 志麻をここまで育ててくれた家族には やはり「関わってほしい」という想いが強くなった。 大切な家族を送り出す役割を得ることで 心の整理がつくものではないかと考えたのだ。 花嫁の支度部屋には今、田臥家の4人がいる。 正確にはもうパスポートには"Oogami"と書かれているが、 これが最後の「家族水入らず」だ。] (90) 2023/09/02(Sat) 0:08:56 |
![]() | 【人】 大守 威優[花嫁の一歩は一年に相当すると言う。 一歩、二歩、三歩、 四歩、五歩、六歩、 ――女の子だと思って生きていた時間。 七歩、八歩、九歩、 十歩、十一歩、十二歩、 ――男の子の制服に戸惑っただろう。 十三歩、十四歩、十五歩、――体つきが男になって、 十六歩、十七歩、十八歩、――Ωとしての人生になった。 困難を抱えながら受験をして、就職して、] (91) 2023/09/02(Sat) 0:09:30 |
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![]() | 【人】 大守 威優[丁度二十四歩で辿り着いた訳ではない。 だから、二十五歩を数える前に立ち位置を変えた。 この位なら誤差だと開き直る。 引き継いだ志麻の手を受け止めて、祭壇へと。] "Will you love him , comfort, hornor and keep him so long as you both shall live?" (92) 2023/09/02(Sat) 0:10:48 |
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![]() | 【独】 大守 威優/* 誓いの言葉でタイムリミット。 明日で結婚式を終えられるか……?!がんばる。 そう、エピも灰もだけど、Xでも、色々語ってもらえて会話が出来て嬉しいです。 行間を埋める言葉で相手の解像度が高くなる。 えりーさん公式供給だいすき。 おやすみなさい〜。 (-131) 2023/09/02(Sat) 0:14:22 |
![]() | 【人】 大守 威優[相手が「彼」なので、一言一句同じ言葉が繰り返される。 そして志麻の口からも、己と同じ言葉が。 万感の想いで、鼻の奥がツンと痛んだ。 ああこれは、どうやら己は泣きそうになっているようだ。 最後に泣いたのがいつだったか思い出せないが、 きっとそうだ。 人は悲しくなくても泣くのだ。 涙こそ出なかったが、喉が熱い感覚がずっと続いている。 神父に促され、ベールを持ち上げて] 愛してるよ、志麻。 [躊躇なく唇にキスをした。 閉じた瞼裏に、出逢った時のことを思い浮かべながら。] [讃美歌と共に式が終わる。 扉が開かれ、ガーデンに出るよう促された。] (95) 2023/09/02(Sat) 19:53:26 |
![]() | 【人】 大守 威優写真、撮ってもらうか? [ガーデンには、ミモザのアーチが設置されていて、 そこで写真を撮ることが想定されているようだ。 二人で撮って貰うのは予定にあったが、 折角なので3人とも撮ったらどうかと提案した。 ドレス姿の結婚写真は、 親族には見せることはないかもしれないが、 家族が時折開いて思い出に浸る為には 手元に残しておきたいだろうから。*] (96) 2023/09/02(Sat) 19:53:41 |
![]() | 【人】 大守 威優[「愛してる」と言えるようになるまで。 志麻には少し時間が必要だった。 その間、彼の気持ちが違うと思っていたことはない。 言葉には出さなくても、態度で、身体の反応で、 己を愛しているとずっと示してくれていた。 言葉に出来なかった理由は、志麻が話したければ聞くし、 無理に聞きだす心算はない。 大切な場面で、周囲の目が合っても、 淀みなくまっすぐ伝えてくれた。 その事実で充分だ。] (102) 2023/09/02(Sat) 21:43:49 |
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![]() | 【人】 大守 威優[ガーデンでは、荘厳な空気から解放されたからか、 義弟がいつも以上にはしゃいでいた。 4人家族の写真をスマホで撮れば、 撮影係はお役御免で花嫁の元に促され。 カメラマンを差し置いて色々とポーズの注文をつけるのに、 ケラケラと笑いながら応える。 頬へのキス、二人でハートマークを作る、 お姫様抱っこ、そしてリングを嵌めた手を並べて。 大きな満月が海にゆっくり溶ける時間、 義弟が満足するまで撮影会は続いたのだった。] (104) 2023/09/02(Sat) 21:44:50 |
![]() | 【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻――部屋で―― [3人は明日以降海外旅行を楽しんでもらう為に 現地ガイドをつけたツアーを申し込んでいる。 此方も滞在中に予定が合えば食事など 一緒にとるつもりだ。 だがまずは、観光よりも新婦を堪能したいので] 志麻、脱がせて良い? [部屋に入る前に、移動中に踏んで破れてはいけないので ベールは既にスタッフに預かってもらっている。 揃いの生地で作らせたサテンのリボンに手をかけて、 花嫁を番の姿にしたいと乞う。*] (-139) 2023/09/02(Sat) 21:45:16 |
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![]() | 【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[ホテルの部屋に戻って、ようやく安堵の息をつく。 緊張とサプライズと感動で情緒が 一日でジェットーコースターを極めていた。 威優と二人きりになったことで、 一気に気が抜けていく。 ヴェールは既に取り払ったがドレスを着たまま ホテルに戻った為に、 感動の余韻はまだ引きずっている。 肩口に添えられた威優の手が、 長いサテンリボンを辿っていきながら、 不意に声を低くしたことに僅かに目を大きくした後。 ……ふ、といつもの口角をあげる笑みを浮かべた。] (-143) 2023/09/02(Sat) 22:18:11 |
![]() | 【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[ウェディングドレスは純白のドレス。 デザインもシンプルに、 少しだけ可愛らしさを取り入れた清楚なもの。 その清楚を剥げば、 彼のために選んだコルセットが隠れている。 ドレスと同じ純白を使っている生地。 ヴェールと同じレースを施したビスチェ。 背中には肩のサテンと同じ素材の 編み上げのリボンがあしらわれている。 それは腰から下に繋がっていく ガーターベルトも同じだ。 太腿まである白のストッキングを留めている。] (-144) 2023/09/02(Sat) 22:18:25 |
![]() | 【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優……言うと思ってた。 [悪戯めいた笑みを隠さず、彼に背を向けて。 右手で左側の耳裏から回すように、 項を晒せば、番の証が現れた。 ドレスについた背中のチャックを見せて、 首だけを振り向かせ、清楚を纏っていた皮を脱ぐ。] (-145) 2023/09/02(Sat) 22:18:47 |
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