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254 【R18G】星海のフチラータ【身内】
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![](./img/stargazer/080_m.png) | 「ガードマン様の仰ることも御尤もで。 だからこれはただの襲撃、って話じゃなさそうって訳だ。」
戦いに身を置く者の見解として、それは筋が通っているように聞こえたから、ゆっくりと頷いて。
分かるのは、これが単純な襲撃による犠牲じゃない、ってこと、ただそれだけ。
遺体をカプセルに移動させてから、この船医もメインルームにいったん戻る事だろう。
(39) 2024/04/02(Tue) 21:41:52 |
2人の言葉が届いているのか、届いていないのか。
もうひとりはただただ沈黙を貫いていた。
責任だ見栄だなんだなんて、放り捨ててくれていいのにな。
「なぁ。二人共」
「そろそろ腹を割って話さないか」
「ここでなら、他人の邪魔が入らず事情が聞けるものと思ってるのだけど」
「…俺は良いですよ。
話せることなら何でも話しましょう。」
| (a14) 2024/04/04(Thu) 20:40:50 |
「俺は……現実に死者が出た以上、この件には人為的な何かが関わっていると思っている」
「カテリーナ、君はこの回線には2名しか存在できないはずだと言っていただろう?」
「俺はこの件も、それと何か関わってるのではと思ったんだ。
限られた人にしか使えない回線に割り込んでくる理由は何だろうと、そう思ってね」
(男は取りあえずは、女の出方を伺っている。問いかけたのは女の方だったから。応答があれば、話には混ざるだろう。)
「……通信を傍受する理由。情報収集、でしょうかぁ。
私たちの動きと状況を知って、それで……え……?」
「その辺が妥当でしょうね。目的は分かりませんが、この航行を邪魔しようって奴が居るのは違いない訳で。」
「あわよくば、俺たちを殺そうとしてたり、なんてね。」
「まぁ、そんなとこだよね……」
「事件は始まったばかりで情報を流すも流さないもなかったけど、死者が出た以上悠長にしてられないし」
「つまりは、この中に一人。
裏切り者の一味が混じってると思ってるんだけど、二人はどう思う?」
「…俺は確実に、そうじゃないって言い切りますよ。
無実の証明もされています。
誰に、とは言えませんがね。」
裏切者が居るかもしれない場所で、仲間は売れないから。
「ころ……っ!そんなっ……!」
「私も、少し疑われて。でも、信頼して貰えました。
誰に、とは言えませんけれど……」
「勿論俺も無実だし、信頼は得ている。
勿論、部下のベル以外の人物にね」
「全員が無実の信を得ているというなら、じゃあ誰が裏切り者なんだろう」
「俺は……おおよそ察しているけれど、この場で断罪するつもりじゃあない。ただ……理由が知りたくてね」
「いつか断罪、ないし殺したり殺されたりしなければならなかったとしても、ここでは対話が可能だと信じているよ」
「一応ですが、俺もレオン様以外の人物に、そうであるとの報告を貰ってます。」
「ああ…そこは俺も聞きたいですね。
何せ、今までは信頼し合ってきた仲間、なんですから。」
「裏切られるってのは…嘘を吐かれるってのは、流石の俺でも思うところがない訳じゃないですし。」
「おふたりとも、お優しいのですね。
私は……」
「…………。
お二人が疑っているのは私、ですか?それとも……」
「うん……。多分、俺とベルは同じ人から信を得てる。
だとするなら、残る一人はカテリーナ、君がそうだと疑うしかなかった」
「それに、こんな回線に割り込むなんて芸当は、俺やベルには難しいけど……君なら可能だ」
「だからそう思うしかなかったけど……。
君の性格はここまでの付き合いでわかっていたつもりだから気になるじゃないか。
好き好んでこんな危ない橋を渡るタイプじゃないだろう」
「そうですか。それなら……良かったです」
こんこん
響くのはノックの音。
響かせたのは医務室の扉。
「開けて、いただけますか?ベルヴァさん」
「俺も…同じだな。回線に割り込むのは俺やレオン様には出来ない事って言うのもそうだし、レオン様は騙し切るならわざわざこんなところで話題に出す人じゃない、と思っている。」
「お前が必死になって作業してたのも知ってたからさ。何がそうまでさせたのかってのは、気になる。」
もしそうなら、だけどさ。
「あ?…まあ、いいけど。」
ギイ、と椅子が軋む音。
次いで、ドアが開く音が回線に入るだろう。
医務室のドアが、開く音だ。
「え」
開いたドアに驚きの表情を浮かべて。
「……どうして開けちゃうんですかぁ?
疑ってる、って言ったばっかりなのに」
苦笑いと呆れ声と共に、医務室へ入る。
「回線だだっ開きにしてるところで襲ったりしたら、どうなるかくらい分かるだろ?」
上司に丸聞こえの状態で凶行に及べば、それは、もし貴方が騙していたのならばリスクが大きい行動だと踏んだのだった。
「レオンはそれを見逃すほどお人好しじゃない。
で、わざわざ来てどうした。」
「えー、でも、こんなに素直に開けて貰っちゃったらぁ、
レオンさん来てくれないじゃないですかぁ」
本人も回線に繋いでいるのに、
駄々を捏ねるように口をとがらせて文句を言う。
かつかつ、かつ
足音を立ててあなたの傍の処置用の椅子、を無視して。
ベッドに腰を下ろした。
「ちゃんとお顔を見て、お話したくって」
「来るんじゃないか、流石に。」
立場もあるし、すぐ動けるかは分からないけど。
疑惑の女が部下のところへ直接来ているなら、落ち着いてもいられないだろうから。
医者の方は、デスク横の椅子に腰を下ろしたまま
背もたれをギイ、と鳴らした。
「お顔ね。それで?」
リラックスしているように、振舞う。
回線は上司が来るまでは、開きっぱなし。
「来てくれますかねぇ。
レオンさんお忙しいみたいですしぃ」
それでも来てくれると、あなたと二人で信じて。
「理由を知りたいと、仰ってたので」
ベッドの端でぶらぶら振っていた足をぴたり止めて。
いつになく落ち着いた声で話し始めた。
回線は勿論開いたまま。
苦笑いとともにメインルームを離れ医務室へ。
あまり場所を動くのは推奨されない立場だが、今はそんな事も言っていられない。
「まさかそういう行動に出るとはね」
「顔を合わせて話したいというのはわかるけど」
コンコンと扉を叩いて、「やぁ」と言って姿を表した。
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