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【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル「悲報か、吉報かわからないが」 「……疑ってたナル的には複雑かもしれねぇけど」 「アウレア様のこと、どんだけ調査しても何も出て来ねぇ。 つまり、あの人真っ白だってことだよ」 「──接触、取った方がいいか。 アウレア様がどんな事を今してるのか、とか。 怪しんでる人について聞くかとかした方がいいか?」 「あと、俺はまだしも、 ナルについて明かすかどうかはどう思うか。 当然名が出回るほど俺達が殺される確率、上がるだろうし」 どうする?と貴方に回答を求めてくる。 (-1) 2024/03/29(Fri) 22:18:38 |
【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ「宝くじ当たったんですね」 何処か素っ頓狂な言葉を紡げば頷いて。よかった、とほっと一息。 「すみません、アウレアさまに私用事が出来てしまって。 伝える仕事を受け持っても良いでしょうか? 勿論ついでなのでジャコモに任すことも出来ますし、なんなら二人がバラバラで言っても私はいいです」 「ただ、ジャコモは…… こちらをどうにかした方が良いかと思われます」 そういって無言で出されたのは黒い紙。 誰が見ていてもわからない突然の流れかもしれないが、あなたならそれの意味に気づくだろう。 「見つけちゃいました」 (-3) 2024/03/29(Fri) 22:28:27 |
【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル「構いやしないが。その場合アウレア様が手透きの時に何してるかは聞いてきて欲しいもんだな。 とは言え、俺もまた飲む約束してっから俺も接触した時にはなすかもしれねェ」 そうして、無言で出された黒の紙。 最初はなんだこれ、と呟いて、雑然とその紙を見つめて。 見つめて、 見つめて、 その意図に、気づいた時、漏れたのは引き攣った笑い声、 「は、」 「──何、言ってんだよ、ナル。冗談きついぜ。 まあ、俺様を驚かせるのには、ちょっと、来た……」 肩を竦めて、目を伏せながら笑う。 視線は紙から逸らされている。 視線は紙を見る事がない。違う。見れない。その意図を突きつけられるのが、俺は、 嘘、嘘だ、だって、 俺にファミリーの幸福を教えてくれたのは、 他でもないあなたなのに、 なんで、 「──なんであなたが、いないんですか?」 (-22) 2024/03/30(Sat) 0:59:00 |
【人】 機関士 ジャコモ「え、何だこのノリ……俺はついていけねェけど…… とにかく、バイタルの提出は今日もここだよな?」 若干引いた顔で、次々答える皆の答えをみつつ眉を顰める。 「好きな食い物?」 「宇宙天涯バーガー」 「昔ユウィさんと回った小惑星の一角にひっそり存在しててよォ。 見かけ通りくそ小せェ店舗に妙にファンシーポップな 内装でキラキラしてんのに、肉が絶品なの」 「……また、もっかい何も考えないであそこ旅してェなァ」 (18) 2024/03/30(Sat) 1:15:16 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「ユウィさんの人生観、すげぇな……。 どうやったらそんな貫禄積めんのかなぁ。 何かタメになるって言うか、俺の知らない視点をいつも見せてくれるから、いつも旅してるみてェ」 貴方に付き合って幾つもの星を旅してきた。 それだけじゃなく、貴方との会話でも自分はいつでも色々な世界を見せて貰っている。目に映るのは星のような輝きで、それがジャコモの瞳にはいつも焼き付いている。 「──ひぇっ!?」 脇腹から太腿に流れる尾特有の滑らかな感触に思わず停止して、見つめられるだけでビリビリと電流が流れるかのように息が詰まる。 余りに刺激の強すぎる発言と、貴方の獰猛な所作に目が離せなくて、耳だけじゃなく顔にも朱が混じるのを止められない。 「そ、それは、それは……ずるいですよ」 「……だって、臆面もなく、して欲しいって望んじまう。 すっげぇダサいじゃないですか……自分ばっか好きで……」 ずるずると腰が抜けそうになるのを何とか意志の力で押し留めて、ブレる視界の瞳を必死に隠しながら、貴方を見上げて、 「約束ですから」 「俺、ずっと待ってます」 そのまま貴方の唇に口づけを落とそうとする。それが成功してもしなくても、解かれた尻尾を踏まないように丁重に部屋から逃げ出すように走って立ち去る事だろう。 今、自分はどんな顔をしているのだろう。 敬愛。純愛。盲愛。友愛。親愛。……。 どれを自分が貴方に抱いているのか、正式には理解していない。 それでもひとつわかるのは、 自分は貴方を心から愛していると言う事だ。 この感情を、恋と呼ぶべきか今も躊躇っている。 (-26) 2024/03/30(Sat) 1:57:57 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 機関士 ジャコモ「アソシエーテ ジャコモ様」 かつ、かつ、硬質な足音が床を叩く。 きっとこの日、あなたが何処かの廊下を歩いている時。 バンカーの穏やかな声が、あなたを呼び止めた。 「環境制御・生命維持システムは正常動作中。 現状スペースデブリへの対処にトラブルはなし。 緊急運転モード、正常稼働中。 本日も各部の整備、お疲れ様です。」 「慣れない非常事態続きでお疲れではありませんか。 アドレナリン等の放出により一時的に疲労を感じずとも、 肉体や精神には疲労が蓄積していることがあります」 いずれも、AIには無縁のものであるのだけれど。 それでも、知識としてそう知っている。 「もし、お暇でしたら。 上層の公園まで、散歩に付き合っていただけませんか」 そう言って、白い手袋をした手を差し出す。 それを取るのも、取らないのも、あなたの自由だ。 その手を取ったなら、いつかの時。 あなたの気まぐれによって、冬景色になったあの公園へ。 まだ平穏だった頃の思い出の場所へ。 (-34) 2024/03/30(Sat) 3:38:22 |
【人】 機関士 ジャコモ「…………え?」 「……おお?……おー、あー、もう運ぶもん最後か?」 心ここにあらずと言った様子で暫しぼんやりしていた男は、 ラストと言われたことでようやく我に返った。 男はお茶会と言うものがわからぬ。 なのでお手伝いとして行ったことは、机を並べたり、 食器を持ち運んだりするのが中心であった。 用意されていた最後の食器達を展望ドームの 嫌な意味で目映い机の上にそっと丁重に置いた。 見た目が粗野だが機械弄り担当者だ。その辺りは丁寧。 「……まぁ、お茶会って響きがなんか苦手なのは、 正直俺はわかっちまうから、ベルヴァが逃げんのは わかんなくはないんだよな……犠牲にすっけど」 「参加にどこか気恥ずかしさを覚えるのもあるし、 何より俺は茶の種類がまるでわからん」 (27) 2024/03/30(Sat) 13:53:06 |
ジャコモは、ちなみに公園の季節は春に戻してあるぜ。 (a5) 2024/03/30(Sat) 13:58:34 |
【人】 機関士 ジャコモ「どうもその堅苦しい方のお茶会を思い出しちまってよ。 もうそんなもんに出なくなって久しすぎるが…… 緊張で背筋が伸びて見えない糸に操られてる 重苦しいような感覚が消えないんだよなァ……」 何だか幼少期にお茶会と縁があったらしい。 最初のいっぱいに頂いた茶を口元に持っていき一口。 「…………結構なお点前で?」 それは違うお茶なのだが、うまく感想がでなくて混乱し そのような意味不明な供述をしているのである。 「だめだァー……やっぱお茶ってわかんねぇ。 なんか全部渋いなって思っちまう馬鹿舌なんだよな」 折角の桜の香りも味音痴とまではいかないものの、 違いのわからない男に掛かればこの通りだ。 (30) 2024/03/30(Sat) 14:24:54 |
【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ「構いやしないが。その場合アウレア様が手透きの時に何してるかは聞いてきて欲しいもんだな。 とは言え、俺もまた飲む約束してっから俺も接触した時にはなすかもしれねェ」 「では協力人がいるという旨はお伝えします。 私のことも全部言って下さって構いませんよ、お避け飲まないとやってられないですよね」 自分は酒が飲めないのですが、と重ねながら口にも文面にもそれは残してはいけないと静かに息をする。 ほんの少しの油断がこの舟の中にいる彼らに気取られるのはまずく、一人ではないことぐらい容易に想像がついたからだ。 「すぐに行動するのはよくありません。 根回しをしながら表立ったことができないようにしましょう。 ジャコモ、……私は」 「──ユウィさまが何処か遠くへ行ってしまうのは嫌です。 あなたも同じじゃないんですか!」 (-49) 2024/03/30(Sat) 15:29:01 |
【人】 機関士 ジャコモ>>32 カテリーナ 「こう言うのストレートでって言う方が格好いい。 でも俺は格好悪い男だから入れちまうけど……」 格好つけたかったらしいです。 勧められた通り砂糖を二粒、ミルクを少々足して飲む。 先程よりは渋みは随分収まって、何とか香りもわかる。 とは言えやはり酒が恋しくなるのは秘密だ。 「すっげぇガキの頃の話だけどな。 何かそういうオアツマリみたいなのに出なきゃでなァ。 だが俺はこんな粗野な性格だろ?やる事成す事上手くいかず、 執拗に執拗に叱られた思い出しか残ってねェ。 渋いって感じるのはその辺りの苦い思い出のせいかもな」 過去に散々飲まされた経験があろうと結局はこの辺りは 嗜好品になってしまう、と身をもって経験した。 「カテリーナは?飲み慣れてるってことは、 昔から家で親が淹れてくれたりしてたのか?」 (37) 2024/03/30(Sat) 16:00:05 |
【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナルこの男からは暫くの間、何の反応も帰ってこなかった。 貴方の話を一応は聞いているようだが、 聞き取ろうとしても脳裏によぎるノイズめいた雑音が妨害し、それも耳をすり抜けて行ってしまう。 今は立ち回りなどそんな事を考える余裕はなく、 当然のように貴方が酒が飲めない事を黙った事に 気付く判断もできず、 辛うじてわかるのは裏切り者の存在が恐らくは一人ではない。 その事くらいで、 「……そ、れは、」 「……嫌だ。大切な人が何処か遠くへ行くのは。 俺だけ、置いて行かれるのはもう……」 「……」 「まだ、ユウィさんが裏切り者じゃない可能性だってある」 「お前の事を信じていない訳じゃないが、100%だとは言い切れないんだろ」 「本人から聞くまで、俺はユウィさんを信じてる。 ……だから、ノッテのユウィさんを手助けする為に、 まだ動けるなら何かしらを得て、本当の裏切り者を探してやる」 「今は、」 「それだけでいいか」 (-51) 2024/03/30(Sat) 16:19:00 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィおつかれさまです。時をかける柴です。 ジャコモの過去について、「これは絶対ユウィさんに過去に話したことがあっただろうな……」と言う案件が多く出てきてしまったので、その設定のご連絡にやってきました。 秘話で触れるかなとも思ったんですが私がうまく書ききれずに半端な描写になってしまって申し訳ない限りです! 以下、ユウィさんが知っていてもおかしくない事になります。 ・ジャコモの元々の生まれはそれなりの名家の子息です ・余りに子息としての才能がなかったため、全身整形(麻酔なしで手術されたようなもの)をされた上で完全に生家と何の関りもない男に仕立て上げられ、入念に捨てられました ・その頃の己の事をずっと「代用品」と形容しています ・本来の姿を奪われジャンクヤードに捨てられ、通称「ジジイ」に拾われ暮らしていましたが、その人も別の人をみるばかりで代用品でした ・ズタボロになってた際、地上げ屋にキレてくれた貴方に人生で初めて「自分の為に怒ってくれた」を感じました。 ・ジャコモの言う代用品として見る事はなく、だからこそ貴方に人間にして貰ったと心に抱いています 上記のような事を時には旅の傍ら、時には酒の席、時にはもしかすると先日の秘話の行間にでも語っていたかと思います。 何分設定が固まるのが遅かった分、ご連絡がするのが遅れまして……すみませんでした!よろしくお願いします。 (-54) 2024/03/30(Sat) 16:59:35 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ/* (既読スタンプ) 「お茶会沙汰の経験は初めて聞いたな」といったのは単純にその話までは聞き及んでなかったのかも。あまり良い思い出がなかっようなら、ユウィも敢えて掘り下げようとはしません。(あるいはユウィが忘れてたとかでもいいかも) こちらは根っからマフィアに浸った家族の生まれで、頭の作りや礼節はたかが知れてると武力を叩き込まれた育ちです。 あなたが"あなた"であると見出せたことには心からの喜びを感じており、後悔を和らげる一助にはなっていたかも。責任は相変わらずですが。 ご連絡ありがとうございました。可愛い部下をありがとうございます。心より愛を込めて、ぎんがにおもいをでした。 (-57) 2024/03/30(Sat) 17:25:54 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ「ジャコモ」 お茶会が終わった後か、はたまた別の時間か。 部屋に帰る頃を見計らってあなたを呼び止める。 約束を果たしに来たぞと言わんばかりの笑み。聊か早急過ぎる気がしなくもない。 とはいえあんな仕草を見せられて、 とてもじゃないが大人しくしてはいられない性なもので。 「今日はオマエの部屋に寄らせてもらう」 「そんだったら潰れても構わないだろ」 今度は此方が酒を持ち込む番。地酒の瓶を掲げてみせた。 まさか本当に潰すほど飲ませるつもりはないが。 なんだったら一人で勝手に傾けている。 今回に限って言えば、礼より口実さえあればいいのだ。 (-61) 2024/03/30(Sat) 18:13:43 |
【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ「勿論です。現状わかったことでも、 明らかに異常な重量数値が出ていることです」 「……平常時と比べておかしい数字が出ています。 予想できるのは緊急の武装の所持、しかしその申請は一切残っていませんでした」 あくまでデータ、ここに感情論は1ミリも存在していない。 この緊急時に不審な行動があった人間として一人の男を上げただけ。 だから、願わくば、どこかでは。 これが勘違いであればと仕分人も願っている。 「何かを持ち出す理由があったのかもしれません。 今は、他に怪しい人達を探してこのトラブルの根源を探しましょう」 「大丈夫ですよ、ジャコモ。 私だって、ユウィさまのこともあなたのこともみんなのことも大好きで、ずっとそばにいたいと願っているんです」 「気持ちはずっと同じです、今の私がいるのも彼のおかげです。 みんなから求められている、素敵な人だと私たちは知っています」 「一人じゃありませんよ。 大切な人というのはまだ短いかもしれませんが…… 私も置いていきませんから、ジャコモのこと。一緒に乗り越えましょう?」 (-64) 2024/03/30(Sat) 18:32:20 |
【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル「……そう、そうか。"そんなこと"か…… それじゃまだ、ユウィさんが黒と決まったとは全然言い切れない段階なんだな。 あの人の事だ。俺達を思って武装を強化してくれた可能性だって、勿論その他の理由だって幾らでもあり得る」 「武装が、多いだけ、なんだもんな」 貴方から告げられた彼を疑う理由が自分の想像よりも幾分穏やかなものだから、内心胸を撫でおろす。 無論、本来異常は異常で不審行動としてとても安心できる事ではないはず。 それでもこの男は"安堵"してしまった。そのデータに。 故意ではない可能性に全てを賭けて。それがどれだけ危険な賭けかも見て見ぬふりをして。 「……ナル」 「気持ちは、同じ。……お前は、」 「ユウィさんが犯人だって安易に決めつけたりしないんだな?」 その言葉を聞いて、少し持ち直したかのように顔色が元に戻る。 ここでデータを証拠に強固にユウィが犯人である事を推していれば、ジャコモの心は頑ななまま、貴方の言葉に耳を塞いだかもしれない。 「……俺は一人じゃない」 でも、そうはならなかった。むしろ貴方の反応は今の落ち込む男の心を明確に解きほぐす言葉で。 「……ああ、すまねェ。迷惑かけたなナル。もう大丈夫だ」 「お前と一緒に乗り越えようって、思えるようになった。 気持ちが同じなら、俺だけが沈んでちゃあ格好がつかねぇよな」 (-70) 2024/03/30(Sat) 21:01:18 |
【秘】 機関士 ジャコモ → バンカー ストレルカどこか浮かない顔。少なくともいい事があったように思えない状況で廊下で呼び止められ、貴方の方を向く。 「おー。お疲れ様、ストレルカ。 毎回その文言言ってるとしたら律儀だな、"全部正常"の一言で済ませてもいいくらいだってのに」 少しだけ表情に笑顔が宿るが、明るい気持ちになったというよりは気を使って表情を作った、に近い。 それくらい今は気落ちするほど気になる事があったから。 「そうだな、……そうかも。非常事態からここまで働き詰めだったからなァ……気分転換もいいかもしれねェ。 一人よりは話し相手がいた方が気が紛れるだろうしな」 手を差し出された事に少し驚いたかのように目を丸くするも、特別迷いもせずその手を取った。少しだけ気恥ずかしそうに頬を掻いていたが、それはこの男がこういった所作に慣れていないからだ。 「そういや公園、元に戻しておいたぜ」 季節は春。色とりどりの色彩豊かな花々が咲き誇り、 穏やかな色で園内は調和を保っていた。 あの猫だるま達はどうなっただろうか、とばかりに、 思い出の礼の場所へと歩いていく。 (-73) 2024/03/30(Sat) 21:44:34 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「わっ!!!!」 少々大げさなくらい飛び上がって、貴方の顔を見ればぱちぱちと二度瞬き。そして貴方の笑みの意図に気づけばすぐ様目逸らし、照れ隠しのように口元を慌てて手で覆う。 「びっくりした…… ユウィさんの事考えてる時にユウィさんが来た…… え?え?早くないですか?俺はすっごく嬉しいですけど……」 明らかに動揺を隠せないままそんな事を言いながら部屋への扉を開けて、中に貴方を案内する。 室内には十徳ナイフや金属板、ペンチ、溶接機、ガラス管にバーナーが無造作に散乱していて、余り整理整頓されているとは言い難い。 それらをやや強引に別の戸棚の上に無理やりどかし、貴方と向かい合って酒を飲めるスペースを作り出した。 「厨房行けばいつでも飲めるしユウィさんなら 飲む相手なんて選り取りみどりだろうに…… 約束とは言え、俺なんかが相手で本当にいいんですか」 口を尖らせて言うも、内心うきうきと喜んでいるのがグラスを用意して置くだけの些細な動作からも丸わかりである。 いつもより明らかに落ち着きがない。 違和感を覚える程、どことなしにそわそわしているのだから。 (-74) 2024/03/30(Sat) 21:48:28 |
【人】 機関士 ジャコモ「エーラにベルヴァにナルにアウレア ……様 と続々来るな。ってか、お前らみんなお茶って味わかんの? 俺は酒の味しかやっぱ比較できないわ」 「とりあえずアウレア様は千切っては投げしてた頃よかは 随分顔色よくなりましたね。 つっても疲労がそんなすぐとれるわけないか。 スコーンのお礼に肩でも揉みましょうか?」 早速持ってきて貰ったスコーンに手を出しながらそんな事を軽口で言っている。なおさっきはジェラートも食べていた。 (52) 2024/03/30(Sat) 21:59:22 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 機関士 ジャコモ「私たちAIからすれば、『全部』というのは曖昧な指標です。 ですので少々冗長になってしまいますが、 このように報告した方が正確且つ話が早いのです」 有り体に言えば、検査ログをそのまま出力しているような形。 丸ごとコピー・ペーストした方が楽、というわけ。 「はい。私でよければ、お話相手にもなりましょう。 一人で抱え込んでしまうよりも、 誰かに話した方が落ち着くこともあるとされています」 笑顔のかたちになったあなたの表情を見上げる。 統計的に見れば、それは作った表情、に近いもの。 それもすぐに戸惑い、気恥ずかしさに上書きされたけれど 看過してしまうには、今の状況はやや逼迫している。 (-79) 2024/03/30(Sat) 22:18:53 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 機関士 ジャコモ手を取ってもらえたなら、するりと軽く握って。 二人自然公園までの道を歩く。 「ああ、本当ですね。」 目的地を訪れたなら、設定は確かに麗らかな春の日のそれ。 お疲れ様です、と労いを口にして。 送風機によって作られた風が、そっと頬を撫でた。 カンアの手によって断熱ガラスケースを被された、 雪の猫達は、かたちをそのままにまだ残っている。 あなたの作った分も、そして、 あなたの敬愛する上司である、ユウィの作った分も。 「みなで作った猫、まだ残っていますね」 「こうして春の日和の中で見ると… 暖かそうで、幸せそうです」 口にするのは、あまりAIらしくない感想。 統計的にそう見える、と言ってしまえばそうなのだろうが。 「…ソルジャー ユウィ様について、何かありましたか」 作った表情。気落ちした気分の裏返し。 あなたがそんな状態になってしまうということは、 信頼する上司にすら話せていないこと、であると。 失礼を承知で、推測を口に出した。 (-80) 2024/03/30(Sat) 22:19:34 |
【人】 機関士 ジャコモ「お前飴しか食ってねぇじゃねェか。 なんだ?エーラに餌付けされてんのか?」 「まあその分俺はお前の分も食べれるからいいこと尽くしだけど」 言って、本来はベルヴァの分のスコーンに手を伸ばそうとする。 (54) 2024/03/30(Sat) 22:20:33 |
【秘】 機関士 ジャコモ → バンカー ストレルカ「お〜!ほんとだ。猫だるま達残ってんじゃねぇか。 誰かが断熱ガラスに突っ込んでくれたのか? ……そうだなァ。こいつらも春が迎えられてきっと喜んでると思うぜ。花見とかしてたんじゃね」 ユウィの雪だるまを見て、心のどこかにちくりとしたものが走る。 あの時はよく見ているだけの事が多いあの人も共に参加してくれて、特に喜んだものだ。 あの頃は、何もかもが順調で"いつも通り"が続くと信じてやまなかった。 だから気分転換に公園を冬に切り替えてみたし、 それを目当てで人が集まってくるのも、少しだけ誇らしかった思い出がある。 「……え?」 ピンポイントに名指しされた名前。 事実を言い当てられて隠しきれなかった動揺が見て取れる。 暫しそんな困った顔をして固まっていたが、 はーー。と大きなため息をついて、「参ったな」と笑う。 「そこまで俺の顔、ユウィさんの事考えてるって出てたか」 「……当たってるよ。……ストレルカは、何だっけ、あれ。 中立、だったりしたんだったか?」 (-82) 2024/03/30(Sat) 22:50:59 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 機関士 ジャコモ「温暖な春に雪が溶け残るということは、 通常であれば起こり得ない現象です。 …よい場所です。この船は」 ガラスを被された猫だるま達を眺める。 咲き誇る季節の花々も近く、花見にはぴったりだろう。 いつかは溶けて消えてしまうとしても、 この稀な一瞬が溶けてなくなってしまうわけではない。 「──はい。私たちバンカーは緊急事態に際し、 できる限り中立を保つようになっています。 もちろん、セキュリティの侵害や自身の破壊に対しては 一定基準の抵抗が許可されていますが」 「他言は無用というのであれば、その通りに」 一定基準、というのは他の船員を巻き添えにしないとか、 船内設備を破壊しないとか、そんなのだ。 あなたの問い掛けにはそう答えて、それから。 「……大切なのですね。ソルジャー ユウィ様のことが」 何せ誰にも言えず、作り笑いで押し込めて 一人で抱え込んでしまうほどの事だ。あなたの中で、 それがずんと重いものである事は想像に難くない。 中立の立場の相手にこそ言える事もあるだろう。 ストレルカは静かにあなたの言葉を待っている。 (-89) 2024/03/30(Sat) 23:11:28 |
ジャコモは、ユウィの視線を感じ、冷や汗だらだらになった。 (a25) 2024/03/30(Sat) 23:14:24 |
【秘】 機関士 ジャコモ → バンカー ストレルカ「いい場所、良い舟だったんだ。 今でもそうは思ってるが、今の俺たちは漂流船。 そうさせやがった"誰か"が居やがったって事だ。"誰か"……」 俯いてまた顔を曇らせる。 既に船内のどこにも侵入者はなく、裏切り者の可能性しかない事はとっくに示唆されており、異論を挟む余地もない。 だからこそ、 「……ユウィさんに裏切者の疑惑が上がっている」 「勿論、俺はそんなの一つも信じてねぇよ。あの人の事だし考えがあってやったことだと思って、考えすぎだろ、って思うんだが」 「思うん、だが」 「……やっぱ、ふとした時にチラつくんだ」 「ユウィさんを信じてない訳じゃない。だからこそ頭にかかるこの靄みたいな不安感が一層不快に感じて」 「……それが、ユウィさんに凄く申し訳なく感じて、 ずっと頭を巡ってる。そんな事やってたらちっと浮かない顔になりすぎたかな。ストレルカにバレちまうほどなんだからさ」 「大切さ。誰より大切で、俺は……」 「……愛してるよ、誰よりも。あの人の事を」 その愛の形がなにかわからなくても、確かにそれはそこに存在している。 (-92) 2024/03/30(Sat) 23:23:38 |
【人】 機関士 ジャコモ「やめろー。俺は餌付けに屈しない……あ、ブドウ味だ」 見つけてしまった推し味だ。 こうして見事、餌付けをされるのであった。 「まあうまいからいっか」 (70) 2024/03/30(Sat) 23:38:58 |
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