【神】 巡査長 清和水遊びも落ち着いて、買い出しなどに出掛けていた面々も戻ってきた頃。 違反行為をばっちり見ていたサツは待ち伏せし、その犯人を容赦なくパクりに来ていた。 「確保」 そう言って、花守の頭に、ぽん、と軽く頭に手を乗せた。 「ノーヘルだったろ、縁ちゃん。 俺らがオフとはいっても、よくやるよ。問題児なのは相変わらずか?」 くつくつ、と昔の事を思い出して笑った。 パクりに来たなんて建前で、少し落ち着いて話をしたいだけだった。 (G19) 2021/08/12(Thu) 1:46:46 |