人狼物語 三日月国

162 【身内】奇矯の森【R18G】


【人】 命灯癒光 リーディエ

>>6 フィル
フィル……………………、

震える声でフィラメントの名を呼び、一点を見つめていた視線は頭と呼べるであろうその位置に向かう。

「ま、まだ………………生き、て…………」
いませんか。と問いたくても、それは最後まで言葉にならず。

もし、もしも。まだ、微かにでも息があるのなら。
きっとリディの力で治せるはずだ


けれど、手を伸ばさずにいるのは。
頭のどこかでそれは難しいことだと理解しているから。


駆け込んできたクローディオ(>>7)の声に耳だけを傾け、やはりその場から動けずにいるリディだった。
(9) 2022/07/17(Sun) 23:49:34