人狼物語 三日月国

246 幾星霜のメモワール


【人】 薄荷 アンジュ

予定していた仕事のノルマを終えて、広場へと足を運ぶ。
相変わらず人々は楽しそうに歩いていたり、開けた場所では踊っていたり歌っていたりと様々だった。
民衆の熱気から逃げるように彼らを横目に過ぎていく。
尾引くようなローズの香りが彼女の跡を辿るようにふわりと舞っていた。
(12) 2024/02/10(Sat) 16:56:12