人狼物語 三日月国

162 【身内】奇矯の森【R18G】


【人】 骨頭 クローディオ

大広間に辿り着いてからも、モノオキが離れるそぶりを見せるまでは手を繋いだままにしておいた。
その場にハグベリーの姿があり、続いてワルゴもやってきたのであれば、骨の下でこっそりと安堵の息を吐いた。

「ご主人が死んだ」

皆が集まったのを確認してから、一言呟いた。
素っ気ない自分にこそ、きっとそれを告げる役目はうってつけだろうから。
あんな悲鳴を上げたフィラメントと、泣いていたリーディエには絶対にその一声を上げさせたくなかったから。
(39) rustyhoney 2022/07/18(Mon) 16:34:48