人狼物語 三日月国

138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】


【人】 気紛れ者 空木

あちらこちらで聞こえていた嬌声もいつしか鎮まり、宴の終焉の気配に顔を上げ、立ち上がる。視界に入れないようにしていた姿を、今は敢えて探す。
人垣──というには人ならざる者が多勢を占めるが、その奥に、二人寄り添い手を繋ぐ姿>>37
長い髪の少女が階段で見かけた時と変わらぬ装いなことに、内心で盛大にほっとしながら]

 
  よ。おめでとう、でいいんだよな?

[異界に住まう彼のこと、恐らく気配で知れるかとは思ったが、肩を指先でつついて、少女の傍らに座す彼を見下ろす]

  可愛い子じゃん、良かったね。
  お幸せに?

[少女にも微笑みかけてから、一言二言、彼と言葉を交わしただろうか]
(41) 2022/03/21(Mon) 22:22:43