……そっかぁ。ここの人、みんな……
いっぱい、可愛がってくれるんだ……
わたし、いっぱい、してもらっていいんだ……
[うっとりとした甘い声でそう言葉を吐くと、甘えるように辺りを見回して。気付けばこれまで近くにいなかった気がする萌々子が、ふと今、視界に入った
>>61事に安心感を覚えながらも。
提灯の男との遣り取りを見守っていた、嘴の男
>>57が目に留まると、猫のように両手を床につきながら四つ足で擦り寄って、半開きになった口を突き出し、次の果実をねだった。]
……ねぇ、もっと……ちょぉだい……?*