人狼物語 三日月国

98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】


【人】 中堅看守 アンタレス

>>84 ナフ

血が舞う間も、男は表情を変えない。
何も楽しくはない、...こうして貴方と戦うことも。

肌を、服を、氷を染める赤に、何かを考えるように目を細めた。

「...死ぬまではと、言っただろう。」

思惑通り握り込むことは叶う、咄嗟に能力を解除できるほどの余裕はないからだ。

左の脇腹への蹴りを防ぐために、腕を犠牲にしてもと盾にするように左腕を動かした。...貴方の蹴りならば、もしかすると骨の折れる音が鳴るのだろうか。

「...っ............、
Gelida


声を押さえるように唇を噛めば、口内がぶちりと音を立てるがそれに構う時間はない。
痛みが脳を支配する。それでも止まらない、止まれない。


握りこまれた鉤爪を解除し、可能であれば貴方の手を掴み......唱える、凍れと。強く強く、その動きを止めるために。
(91) 2021/10/12(Tue) 1:20:50