人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード



「思い出が多すぎる、か。なら仕方ないね。
“過ぎた時とて、君のもの”なのだから。」

いつかの台詞を繰り返すように静かに口の端に載せる。
年齢に関してはふわと微笑みに溶かすのみ。……やっぱ仔犬だなと思ったけど、拘るようなものでもなし。

「そうだね、折角生まれ変わって仔犬になれたんだから、好きな場所へ行くといい。……これまではそれにすら気が付けなかったのだろう?
それに、ここに居るには君はやわらかすぎる。人の死を厭うようなまともな感性は、大事にするべきだ。

私はね、君が得られて、本当に良かったと思ってるんだよ。
そこそこ付き合いの長い、君の友人としてね。」

長く知っていながら、何を与えることも出来ず、ただそこに居ることしか出来なかったから。
(-189) shingetsusou 2022/03/10(Thu) 1:23:38