人狼物語 三日月国

87 【身内】時数えの田舎村【R18G】


【見】 天狼の子 夜長

【祭りの終わり】百千鳥 

「俺は会いに行きます、連れ出します」

「でも、考える暇がなくなるようにでなくて、
 モモチがモモチの持ち物を全部持って行けるようにが、
 俺の理由になるな」

 考える暇がなくなるように。自分が動くのはそのためにではない。少し突拍子のない例え話は、夜長本人としては繋がったものだった。

「そっちは、できるのがいつかもわからない、
 本当にいつかのことになってしまうが……それでも、」

 止まった時計が動くのは、奇跡が重なった時だけではない。

「あなたに会いに行く、またいつかの約束は今に出来る」
 
(@6) 2021/08/21(Sat) 1:05:26