人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

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視点:


【赤】 徒然 シトゥラ

「幽霊ってなあにぃ……?」

 なんか少し物騒な呼び方のような、奇妙な感覚を覚える。
 ここ以外に行かない理由もほかにありそうだが
 すぐにはわからなかった。

「進学しないの。ボクはできるだけここにいて、あー……
 できる限りのことをするつもりなんだけどぉ」

 あー……と、過去の話を思い出す。
 もしかして彼が大人にされてきたことは
 嫌なことだったのでは無いか。
 自分の頭の狭さが今となっては恨めしい。
 だが真実を知った今は何か他の者が見える気がした

「良くない状況続いていたりするぅ?
 ボクも、レヴァティより酷くはないけど
 すぐに終わらんこと多いから…」
(*19) toumi_ 2021/06/05(Sat) 3:44:15

【秘】 徒然 シトゥラ → 夢の続きを イクリール

「えっ、あ………イクリール?
 本当に、体調が悪いわけじゃ無くてよかった」

 ちょっとだけ期待をしていた。
 彼女は本当に自分に会いたがってくれていると。
 だから構えてはいたが、
 ……まさか飛び込んできてくれるとは思わなかった。

 優しくて穏やかな彼女が飛び込んでくるのを優しく受け止め、
 緩んだ頬を隠さずそっと頭を撫でた。 

「あんまり詳しくは聞いていないんだけど、さ。
 イクリールが閉じ込められているのかと思って迎えに来た。

 今日はこっそり、いつかは堂々と。
 あなたを連れ出してやろうと思って。
 会えなくて……さ、寂しかったからさ。
 どう? イクリールは悪い子を一緒にしてくれたりは…する?」

 誰かに教わった感情を伝えること。
 不足しすぎているので少し恥ずかしいが言葉に込めておく。
 大人のお気に入りだとか関係はない、
 イクリールの意思が自分にとって大切だった。
(-85) toumi_ 2021/06/05(Sat) 3:55:19

【秘】 夢の続きを イクリール → 徒然 シトゥラ

「あ……ええと、ごめんなさいね、シトゥラ。
 あなたが会いに来てくれたのが、うれしかったものだから…」

だから、つい。
そうばつが悪そうに呟いて、そっと腕を離そうとしたけれど
殆ど不意打ちのようなそれを咎める事も無く受け止めて、その上で
頭を撫でられるものだから、離れる気なんか無くなってしまった。

「大丈夫。わたしは元気よ、閉じ込められてもないわ。
 この数日で、いろいろとあったから…
 『せんせい』たちが心配して、少し過保護になっていただけ。」

確かめるようにもう一度、シトゥラの背に腕を回して
いつものように、優しく言って聞かせるように話す。
『過保護』という言葉はブラキウムからの借り物だけど
今のイクリールには、他に適切であろう表現もわからなくて。

「寂しかったのは、わたしもよ。
 だから、あなたからのお誘いを断る理由なんてひとつもないわ。
 …それにね、シトゥラ。
 わたし、この数日で何度もお部屋を抜け出して
 『せんせい』に叱られるたびに駄々をこねたのよ?」

だからわたし、きっとみんなが思うほど『良い子』じゃないわ。
そう言って、いたずらっぽく笑ってみせた。
(-86) unforg00 2021/06/05(Sat) 4:29:01

【赤】 徒然 シトゥラ

「………なんでそんなのが」

 圧倒的にふせられた情報に、
 "親切"な彼から告げられているヒント。

 普段は風邪なんて引かない。
 これ以上話したくはない。
 みんなの前に出ない、こと。

「……、レヴァティ忘れないで。
 何も期待しなくていい、ボクは今日の裏切り者たちのために生きる。ルヴァだけじゃない、レヴァティの願いも叶える。
 大人たちが手出しをできない、
 ……みんなが辛い思いをできるだけしないギムナジウムを作る。
 それが僕の夢、……そしてやらなきゃいけない事だ。
 たくさん助けてくれたお礼、じゃないけど。

 ボクが
風邪を引かせないように
頼むことぐらいならできるから」
(*21) toumi_ 2021/06/05(Sat) 4:54:10

【秘】 徒然 シトゥラ → 夢の続きを イクリール

「駄々をこねるなんて、君らしくないな。
 もっとおとなしいと思っていた」

 忘れないで。
 覚えていて。
 おいて行かないで。


「『過保護』かぁ、じゃあ『護衛する』からとでも
 大人には説明しようかなぁ。
 年長の権利くらいあるから、
 きっと一緒にいられるようになるよ」

 この程度ぐらいなら、
 違う意味で大人に気に入られてる自分なら可能だろう。
 もっとも愚か者としてだが。

「……ねぇ、イクリール。
 これから先も『過保護』なことが続くと思う。
 その時もし、ボクのことを忘れなさいって
 大人に頼まれたらどうするかな?
 それでもし、……本当に忘れてしまったとしたら思い出したい?」
(-87) toumi_ 2021/06/05(Sat) 5:19:13

【秘】 夢の続きを イクリール → 徒然 シトゥラ

「あら、いいの?
 シトゥラが思っていたよりもわたし、
 おとなしくしていられない子みたいだけれど。」

きっとあなたを振りまわしてしまうことになるわ。
言葉に反して、あまり悪びれた様子も無く笑う。
『これから』がある事を疑う事も無く。

「…わたし、きっと誰のことも忘れないわ。シトゥラの事も。
 あまり『せんせい』たちを困らせたくはないけれど、
 でも、それ以上に『みんな』の事が、このギムナジウムの全部が
 何より大好きで、それに大事よ。
 たとえ忘れてしまったって、何度だって思い出して…
 それから、何度だって好きになるわ。」

だってわたし、みんなのことが好きだもの。
そう言って、もう一度
いつものように、変わる事無く、屈託なく笑い掛けた。
これからもきっと、ずっと、いつまでも。
(-88) unforg00 2021/06/05(Sat) 5:39:02

【秘】 徒然 シトゥラ → 夢の続きを イクリール

「……大丈夫。
 みらいの『せんせい』になるつもりのボクだよ?
 イクリール一人の面倒も見れないはずはない」

 彼女の真の幸せはまだわからない、だが幼いこの希望も、
 純粋な思いも汚したくない、壊したくなかった。
 たとえそれがエゴだとしても

「嬉しいな、そんなに好きでいてくれるなんて。
 今度、……図書室にも遊びにおいでよ。
 イクリールの栞とカードでも作ってあげる。
 何を読んだか忘れないし、なにを借りたかも覚えていられるんだ」

 あなたが持っていないとは思っていない、
 だが、作りたくなってしまったのだから仕方ない。
 なにか残るものを、……いくらでも付き合う準備はできている

「……約束がやぶられたら、
 ごめんなさいをして新しい約束をしよう。
 僕も、『みんな』や『イクリール』が大好きだ。

 そして、このギムナジウムからもいなくなってやらない。
 いつだって、悪い子になってたまにお茶会をしよう」

 我慢をしなくなったのか、たった数日で表情が見えないぶんも明るくなり元気になったように見える。
 そして幸せそうにあなたとの未来を描いた。
 忘却の先に絶望なんてつくらない、
 この笑顔をあなたに送り続けるために
(-91) toumi_ 2021/06/05(Sat) 8:23:18

【秘】 夢の続きを イクリール → 徒然 シトゥラ

「あら……そう。
 じゃあ、今のうちに小等部の無茶ぶりに慣れてもらおうかしら」

でも、自分の面倒を見てあげるのも忘れずにね。
そう釘を差して、また一つ冗談めかして微笑んだ。

イクリールの愛だって、間違い無くエゴの一種だ。
それでもこうして確かに互いを思い遣る気持ちがあって、
決して少なくない人々が、それで幸せになれるなら。
きっと、それで良いのだろう。

「うん……じゃあ、まず一つ。約束よ。
 図書室には、きっとすぐ遊びに行くわ。
 わたし、ルヘナにも会いに行きたいの。
 お茶会だって、きっとみんなでしましょうね。
 ブラキウムとも、みんなでお茶会をしようって約束したの。」

沢山の約束を、指折り数えて挙げ連ねて行く。
今度はきっと、約束を違えてしまう事の無いように。
そうして『みんな』で笑い合えるのが、
『わたしたち』の愛するギムナジウムの日常だ。

「────ねえ、シトゥラ。
 わたしもあなたのことが、大好きよ。」

それを守る為なら、出来得る限りの事は何だってしよう。
ギムナジウムの子ども達は、決して一人ではない。
だからきっと、やろうと思ってできない事なんて
子ども達と、それを取り巻く世界には
やはり何一つとして、ありはしないのだ。
(-92) unforg00 2021/06/05(Sat) 10:06:34

【赤】 徒然 シトゥラ

「……赤ずきんの願いの権利は
 セキレイが貰っていいっていうこと?

 
そう。わかった。


 時間はかかる、それでも大人に潰させたりはしない」

 ここで学んだことは目の前の男が親切であることと、
 害がなければ本当にすんなりと頼み事を聞いてくれること。
 甘えたの自分にぴったりで、
 どうして彼がこうなったのか知らないことがもどかしい。

 話したくないことだけしかわからない、それなら
 これから知っていくしかない。
 そして、幸せになってほしい

「赤ずきんの願いができたら、
 大人なんかじゃなくてセキレイに返せと言いに来てくれ。

 ボクは、……やると決めたら何でもできる。
 たくさん教えてくれてありがとう。
 セキレイは壊れきっているけど、
 俺は無事だったのはあなた達のおかげだよ」

 『それではまた、お茶会で』
 そう告げればホワイトボードに次回お茶会の日程を書き、
 ペンをおいた
(*23) toumi_ 2021/06/05(Sat) 12:56:31

【秘】 受容者 ルヘナ → 徒然 シトゥラ

>>-76 >>-77 シトゥラ

 変わったことに気付かず。変えられたことに気付かず。
 ただ全てを受け取れること、全てを受け取ってもらえることに
 本当に嬉しそうに笑っている。
 それが盲目故のものである、と理解できない。

 
これが正しい形ではないかもしれないと気付いた時、

 
果たしてどういう選択をするのか。

 
想像できない未来に対しては思考など向けようがないが

 
そこまでで得た『知識』と『人の縁』から

 
何かのよすがになって、出すべき答えが導き出されることだろう。



「泣いて、ないと思う……? あー、と。
 腹は減ってないから大丈夫。シトゥラも休まなくて大丈夫か?」

 誤魔化すように涙を拭ってからそっと身を放して立ち上がった。
(-118) uni 2021/06/05(Sat) 18:11:56

【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ

>>-118

「そう? ならよかった。
 んーボクは眠っていたから大丈夫。

 ……、じゃあ、それなら部屋に来る?」


 変えるには、変わらなければいけない。
 知識を得るには知ろうとしなければいけない。
 そこに無傷で得られるものなんてない。
 無償で得られる愛情に依存してはいけない

 ――――まだ凝り固まった価値観が
 未知の知識の快楽が山ほどある。

 それを目の前の彼は永遠に引き立ててくれるだろう。

 姿勢を正して、あなたをみやる。
 お手をどうぞと手を出して、
 早朝の誰も居ない静かな図書室の澄んだ空気を呑んだ
(-120) toumi_ 2021/06/05(Sat) 18:32:34

【秘】 受容者 ルヘナ → 徒然 シトゥラ

>>-120

「……ん、それじゃあぜひお邪魔させてもらうよ。
 お前の部屋、正直あまり想像つかないから楽しみだ」

 そうやって純粋に、静かに喜ぶ声はひどく優しい。
 情を捨てられなくなった人間である自分が抱える感情のうち、
 最も大きく最も歪で、時折痛みが生じるこれが
 あなたへの声に滲んだ最たるもの、『愛』だった。

「ありがとう、シトゥラ」

 告げられた礼は何に対してのものなのか。
 知識の海たる図書室はここにある違和にもただ沈黙を保つ。
 反響するまでもなくかき消えてしまいそうな声の代わりに、
 あなたの手をそっと握ることで意思表明とした。
 
(-122) uni 2021/06/05(Sat) 18:47:51

【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ

>>-122 

 あまりかわらないのだけれど、といいかけて辞めた。
 そういえば部屋に呼んだのは"別の裏切者"だったか。
 いつのまにかよんだと勘違いしていた

「ねぇ」
 
 何もない部屋だけど、最低限の家具だけど
 これから君とまた新しい学びが増えていくと思う。

「俺のことを知って?
 抱きしめて、……たくさん求めてね? 約束」

 部屋に連れ込めば手を引いて抱き込む、
 閑散とした寂しい部屋が
 二人分の温度が入ったことにより暖かくなる

 口寂しかった時間も、餓えていた孤独の時間も
 これからは愛する協力者ですべて埋めていこう。
 だって俺はあなたのもので、あなたは俺のものだ。
 
「どうぞ召し上がれ」



 あなたを見下ろしながら欲が籠もったした視線を寄越す。
 重なる唇と、吐息はこの先を願っている。
 与え与えられることを疑わない、共に生きると決めたのだから。
 誘うセキレイの瞳は番を離さない、
 旅立たぬ鳥たちは居所を見つけ、そしてすべてを手にいれた
(-125) toumi_ 2021/06/05(Sat) 19:55:20

【置】 徒然 シトゥラ

大人を愛した少女に花束を。
あなたの誕生日はいつでも祝う。

あなたが覚えていてくれるという限り、
ボクは何度だって約束しよう。

盲目な魔術師に口付けを。
餌を与える方法はまだつたないけれど、
いつだってあなたの傍にはボクがいる

真実を見てもきっとあなたは傍に居る。


狂気を抱えた裏切者に愛を。
あなたが抱えた矛盾もすべて許そう。

あなたが居られる場所はここにある。
いつだってお茶会を開いて歓迎するよ。

親切な赤ずきんに願いを。
あなたの願いはボクが貰う。

必ず叶えてみせるから、だから忘れないで。
どうか、信じて欲しい。

その力が手に入るまで大人になるまで待っていて
(L6) toumi_ 2021/06/05(Sat) 19:59:37
公開: 2021/06/05(Sat) 20:00:00