人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


【独】 家族愛 サルヴァトーレ

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お 追いつかねえ〜w
(-426) rik_kr 2022/08/20(Sat) 19:16:03

【独】 家族愛 サルヴァトーレ

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いやソニーってさ
(-430) rik_kr 2022/08/20(Sat) 19:22:57

【独】 家族愛 サルヴァトーレ

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そもそも名前がさ
(-431) rik_kr 2022/08/20(Sat) 19:23:07

【秘】 陽炎 アベラルド → 家族愛 サルヴァトーレ

「進んで物買う性分でもないしな」
「それじゃあ今度連れてってやるよ。席の広さも悪くなかったし、
 聞いてる途中で疲れるこたぁないだろ」

親しい人には、アベラルドも施したがる方だった。
貴方から貰う事も、貴方に渡す事も、きっと前から好きだった。
以前、『嫌なら断ってもいい』と声を掛けたことはあるかもしれないが。

「だよなぁ。俺も同意見。なら用意するか」

そう言って冷蔵庫からボトルを取り出し、
栓抜きを取り出してコルクを抜く。
ポン、と小気味いい音が響いた。

「そりゃあ……まあ、な。放っては置けないし」
「色々あんだよ。懐かれてるし……」

モゴモゴとそう言いながら、ワイングラスを二人分。
透き通ったリースリングが品の良い香りを立てて注がれていく。
それから、隣に座って片方を貴方に差し出すだろう。
(-435) susuya 2022/08/20(Sat) 19:30:14

【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 花で語るは ソニー

「……」

男が君の言葉を遮ることはない。
君が話す時、男はいつも黙って君の瞳を見つめる。慈愛、親愛、友愛、諸々のあたたかなものを湛えて、じっと見るのだ。
指先だけが軽く動いて灰を落とした。

「そうだね、ソニー」
「君は正しいよ。昔から賢明だとは思っていたけど」

最低限の犠牲を払って大きな利益を手にする。
残酷でも無情でもなく、当然に普通のことだ。大きな組織では平然と行われることだし、ことこの社会では特に珍しくもない。末端を切って中枢を守れるなら誰だってそうするし、避けられる争いは避けるが道理だ。

「きっとそうなるんだろう。本当に下手人が僕らの中にいるのなら」
「ファミリーが抱えているものはあまりに大きい。全員が全員、自分の身を自分で守れるわけでもないし」

首一つ。たかが首一つ。
それで収まるなら、確かに安い話だ。

(-437) rik_kr 2022/08/20(Sat) 19:37:27

【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 花で語るは ソニー

されど首一つだ。

「逃がしてあげたいな」

「……だけどね、僕は今回ばかりは、そうじゃないと思ってる」
「だって、ね。真っ先にいなくなった・・・・・・のは、アマラントのマスターだって話じゃないか」

彼の遺体は見つかっていない。しかし誰もがわかっている。

「あそこはある種不可侵の領域だった。ここいらのマフィアにとってはね。もちろん、ノッテ向こうにとっても」
「そこをわざわざ潰すっていうのは、もっと大きな意図を感じる。この島自体に対する宣戦布告、みたいなもの​────」
(-438) rik_kr 2022/08/20(Sat) 19:47:23
サルヴァトーレは、家族を愛している。
(c6) rik_kr 2022/08/20(Sat) 19:49:48

【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 小夜啼鳥 ビアンカ

「おや。これは手厳しい」

くっくと喉の奥で笑みを転がす。君の靴音と相まって愉快な調べを奏でた。

「君たちはよく似ているよ、本当に」

『君たち』と。
男がひとまとめにするのは、金の髪のあの子のことだ。素直で従順な彼もまた、男に対しわがままを言わない。
もう少し甘えてくれるといいのだけど、そんなふうに小さくごちる。

「​────そう言ってくれるなら」

舌の上で転がす言葉。
ただの音は君の唇を滑って、甘やかな魔法になる。

「裏切るわけにはいかないな」

魅せられずとも、男はそう答えたろう。
(-441) rik_kr 2022/08/20(Sat) 20:01:16

【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → ノーモアベット マキアート

その通り!Giusto

クイズ番組の司会者のようなおどけた言い方で肯定して、朗らかに笑う。

「全くだよ。知ってるかい? ブルーノなんかは子どもが産まれたんだってさ」
「何が欲しいかって聞いたらベビー用品だって言うんだ。おかしいだろ? あんなにお酒が好きだったのに」

愉快そうに喉を鳴らして笑う。しかしその笑顔は馬鹿にしたものではなく、愛おしむそれだった。グラスをカウンターに置いてから、靴下がこんなに小さいんだ、と片手で円を作って見せる。

「あは、あの噂か。誰が流したんだか」
「妙な輩に絡まれたりはしていない? まあ、そんな無謀をする奴はいないと思うけれど​────」

男の視線が君のかんばせに注がれる。そのままなぞるように下へと視線を滑らせた。
着込んだ布の下のその肌を、男は知っている。

「君は美しいから」
(-446) rik_kr 2022/08/20(Sat) 20:12:46
rik_kr 2022/08/20(Sat) 20:52:40

【秘】 花で語るは ソニー → 家族愛 サルヴァトーレ

見詰め返すジェイドの輝きは、太陽の下にあって尚その深さを増した。
いつだってその中には輝きがあった、若く無謀な、足元の危ういものだ。
ここ数日、その色は強く冴えている。まるでその有様を表すかのように。

「そう、ですか。的はずれなことでなければいいいんだけれど。
 いつでもオレは、場の全てを見ていられるわけじゃないから。
 違えがあるのなら正してほしいとそう思ってますよ」

だからこそ、ああして発言をするのだろう。皆の前、推理をするように。
導くものの口先と手先に引かれていれば、どんなにか楽だろう。

嗚呼、貴方の言葉は優しい。きっとすみれの色は円満な解決を願うのだろう。
手を伸ばせば届きそうな距離で、まばたきがひとつ、ふたつ。
カメラのシャッターを切るように、はっきりとしたものだった。
何かを心に秘め、決意するように最後にもう一つだけ目を閉じ、開いた。

「……貴方が、そう言うのなら」

秘跡が成立しないのならば、やはり自らの罪は己の内に仕舞われるべきものなのだろう。
声音は安堵するように柔らかく、諦めるように堅苦しかった。
魂の呪縛から解放されたように、滑らかな動きで灰皿の中へと灰を落とす。
(-454) redhaguki 2022/08/20(Sat) 20:55:52