人狼物語 三日月国


179 【突発R18】向日葵の花枯れる頃【ソロ可】

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【人】 高峰 誠一郎

それから数年後……俺を暗闇のどん底に叩き落とす結婚式の招待状が届いた。
普通の大学を卒業していたなら新卒から2,3年経った頃合い。
そんなこと—結婚を微塵も考えていなかった俺は驚いたし。

並ぶ名前を何度も見返した。
(43) シバ 2022/10/17(Mon) 23:05:18

【人】 高峰 誠一郎

「…………………………………………………………」

どう見たって、何度見たって、男同士だった。


だが。
おおいに納得できてしまうのがあいつだ。

ブロンドのショートカットに似合う丸くて大きな青っぽい目はお袋さんからの遺伝だと言っていた。(髪は今の俺みたいに染めた物ではないのは良く知っている)
小さな頃から雰囲気が丸く、柔く、近所で噂のお人形のように可愛い男の子、だったのである。
そのうえ性格もどちらかと言えば穏やかながらおしゃべりな方、こちらの様子の観察に長けている……身もふたもない言い方をすれば女子みたいなやつだった。
(44) シバ 2022/10/17(Mon) 23:11:32

【人】 高峰 誠一郎

そんなあいつが、結婚。

納得できると同時に
「また置いていかれた」
と、真っ先に考えたのは記憶に新しい。

どうして。
俺じゃないんだ。
というより。
何故一言も言わずに結婚なんかするんだよ。

また理不尽だ。
互いの仲をツーカーじゃなくしたのは俺なのに。
あいつの方から取り戻してくれるなんて甘えてしまったのだ。

真っ新な土地で真っ新な人と出会って、あいつが変わっていくとも知らずに。

全面的に馬鹿なのは俺なのにあいつにぐだぐだ絡みたくなる。
(45) シバ 2022/10/17(Mon) 23:16:57

【人】 高峰 誠一郎

そんなに今の結婚相手は良いのだろうか?
そいつはお前のこと、どれだけ知っているんだ?

お前、俺に『すき』って言ったの忘れちゃったのか?**
(46) シバ 2022/10/17(Mon) 23:21:07
高峰 誠一郎は、メモを貼った。
(a9) シバ 2022/10/17(Mon) 23:24:14

【独】 楯山 一利

/*
高峰さんの幼馴染は女の子だと思ってた(笑)
(-8) りお 2022/10/17(Mon) 23:37:07

【赤】 楯山 一利


それに気付いたのは、友紀さんと解散して>>36
少し経った後だったろうか。

『わかった。
 明日、いつものカフェで。』

アイツから返信が来ていた。>>*0
シカトされることも、拒まれる事もなく
応じて貰えたことに胸を撫で下ろした。

「ありがと。また明日。」

そう返信をして、俺はスマホの画面を閉じた。
(*5) りお 2022/10/17(Mon) 23:49:41

【人】 楯山 一利

─飲み会の後─


人は何処でどうやって繋がり、
どんな縁が出来るか分からないものだ。

行動範囲が決まっていると、
そこに集まる人たちとしか交流を持つことは出来ない。

ひょんなことから、友紀さんと知り合って
一緒に杯を交わして、互いの話をして
友紀さんの気持ちに共感したり、励ましたり
俺も沢山励まして貰って、色々と教えて貰って>>35

スッゲー、楽しかったなぁ…。

ふと、「一つしか違わない」>>4
って言ってたのを思い出して
友紀さんとは同年代だったのか、って
今更ながらに気付いた。
雰囲気大人っぽいし、色々知ってるから
もっと年上なのかと思ってたんだけど…
いや、俺がガキ臭いままなだけか。
(47) りお 2022/10/17(Mon) 23:50:13

【人】 楯山 一利


また近いうちに、会えたら良いなぁ…。

まさか明日行く予定のいつものカフェで
友紀さんが働いてる>>*なんて事は知らないから
呑気にそう思うのだけど。
バッティングするかどうかも分からないし。


酔いが回って、ふわふわとした心地。
余韻に浸りながら、俺は帰路に着いていた。

アイツからも、返事が来たし。
もう家に帰っても良いかって感じだった。
(48) りお 2022/10/17(Mon) 23:51:44

【人】 楯山 一利


明日は……どうなるんだろう。

ただ、こうやって一人になった後で
時間が経てば経つほど
緊張とか不安とかが徐々に募って来て
また要らん心配事を考えちまっている…。

でも、一度言ったことは曲げたくないし
友紀さんのエールだって、無碍にしたくない。

「……よし。」

俺はスマホを取り出して、
友紀さんとのトーク画面を開いた。
(49) りお 2022/10/17(Mon) 23:53:21

【赤】 楯山 一利


「さっきはありがとうございました。
 メチャクチャ楽しかったです!
 また一緒に飲みましょう!

 それと明日、アイツに気持ち伝えて来ます。
 どっちに転んでもご連絡しますね。」

友紀さんに御礼の連絡を入れつつ
今一度、自分の覚悟を声明する。

返事は来ても来なくても良い。
半分は、俺の自己満足だったから。*
(*6) りお 2022/10/17(Mon) 23:54:53

【独】 楯山 一利

/*
カフェのごはん…ごはん…!
(-9) りお 2022/10/18(Tue) 0:00:37

【人】 楯山 一利

─翌日:カフェ─


俺は、いつものカフェに来ていた。

今は学生たちでごった返す時間帯ではなく>>0:19
ピークが過ぎ去った頃合いだったかな。
かと言って、静か過ぎず
そこそこ客が入ってて、ザワッとしている状態。
敢えてその時間帯を狙って来ていた。

混んでれば席が空いていないかもしれない。
声も通りにくいから、会話が成り立たなさそうだし
かと言って、静かすぎれば
他の客や店員に会話が丸聞こえになっちまう。
それは流石に、恥ずかしかったし……。

だったら他所へ行けって?
いや、今の心理状態的に二人きりとか無理……。
(50) りお 2022/10/18(Tue) 0:30:30

【人】 楯山 一利


俺は二人掛け用の席に座って、
緊張しながらアイツが来るのを待った。
いつものように、カロリーを気にして
ノンシュガーのコーヒーを頼もうかと思ったが

今朝、カフェのSNSをチェックしてたら、
今はハロウィンシーズンってこともあり
期間中の目新しいメニューが色々用意されてたから
ちょっとその誘惑に負けちゃって
今日は“黒猫のホットココア”を注文。>>*

あんまり甘くないみたいだし、
砂糖抜いて貰えば大丈夫っしょ。と。
それにこの緊張を解したい。
ココアのような優しい飲み物を口にすれば、
多少はマシになるんじゃないかって……

はい、プラシーボー。
(51) りお 2022/10/18(Tue) 0:31:40

【人】 楯山 一利


(……ハァ。緊張する。)

溜息は、露骨に出てしまう。

なんて言い出そう。なんて切り出そう?

まずは、昨日の事を謝るんだ。
それから…ブレイクダンスの事話して
そんで、最後に俺の気持ち伝えて……

と、頭の中でシミュレートを始めるが
結局それが上手く行った試しはないんだ。
だってアイツの顔を見たら
頭の中、全部空っぽになっちまう。
姉気取りされて弟扱いされて、カッとなって
心にもない事を言っちまうのが常だ。

でも今日は……そうならないように
自制心を持って接しなきゃ。

自信を喪失させないように
友紀さんの励ましの言葉を思い返し>>4>>5
ギュッと、拳を握った。**
(52) りお 2022/10/18(Tue) 0:37:11

【独】 楯山 一利

/*
ごはん…食べれる状態になかった。
(-10) りお 2022/10/18(Tue) 0:40:53
楯山 一利は、メモを貼った。
(a10) りお 2022/10/18(Tue) 0:46:54

【独】 楯山 一利

/*
古寺さん見たことある顔=警察にお世話になった過去
とか
室生さんが生やしてくれたブレイクダンスの大会の回想
とか
色々書きたいけど間に合わないかもなぁ。
(-11) りお 2022/10/18(Tue) 0:55:53

【独】 楯山 一利

/*
友紀さんが時々入れてくるBLネタ>>1:40>>35
何度読んでも発想ぶっ飛んでて笑っちゃう。

基本テレパシーできないPLでPCだから
古寺さんからの念もそうなんだけど
中々上手く拾えないのが、なぁ。
(-12) りお 2022/10/18(Tue) 1:28:29

【独】 楯山 一利

/*
酔っ払った後のラーメンはめちゃ美味い>>L0
(-13) りお 2022/10/18(Tue) 1:30:35

【独】 霧ヶ峰 友紀

/*
>>44ここの高峰さんの表情すごく内容とマッチしてて好きwwwwww
(-14) もくもく 2022/10/18(Tue) 6:34:35

【独】 室生 悠仁

/*
>>51
思ったよりすごくカロリーを気にする感じのようで
クッキーやサブレは嫌がられてそうだなと
俺は……
(-15) どあ 2022/10/18(Tue) 7:16:27

【独】 霧ヶ峰 友紀

/*
内容とマッチしてると言うか。
なんかそのチップでそれを知った時の感情がすごく伝わってくる感じするwwwwww
(-16) もくもく 2022/10/18(Tue) 7:25:44

【赤】 霧ヶ峰 友紀

 
>>*6カズさんからのラインは割と早く気づいた。
でもこんな時、多くの言葉は不要。そう思える。
だから。


「ウォォォォー!!!」と盛り上がる現場猫の動くスタンプ。
どりゃみちゃんの「応援してます!」スタンプ。
ゲームキャラの「きっとうまくいくさ」スタンプ。



この三つを送信しておいた。
その時に気づいた。
このゲームが気に入ったからと買っておいたスタンプ。
でも、振られた場合もカップル成立の場合も使えそうなスタンプがある。
それにふふっとしながら。
あの人関連のスタンプが一個もないことに我ながら苦笑してたり。**
 
(*7) もくもく 2022/10/18(Tue) 7:40:14

【人】 高山 智恵

 ああ、昨日と違う今日という日は――ピークタイムが忙しなく騒がしいという点においては同じだ!
 まあバイト欠勤が無かった分、昨日程ヤバくはなかったんだけれども。


「はい、デミオムはそっち――(3)1n3番テーブルに(1)1d4個、(4)4n6番に(1)1d2個、カウンター(1)1n3(5)4n5番のお客様!
 ペペロンチーノ(5)2n5番、エビピラフ1.5倍(3)3n8番!
 〜〜〜〜そのモンブランは食後! そのココアは食事と一緒にお出しする!」


 店長加わるキッチン班がものすごい勢いで仕上げていくものの配膳先を、ホールスタッフに伝えていく。
 今はとてもじゃないけれど、1テーブルに1店員が対応、という丁寧な形で捌ける現場ではない。
 講義にレポートに研究、他のバイト、ステージ向けの練習――そういったものを抱えながら働くバイトの子たちあって捌くことのできる、この盛況ぶりだ。
(53) sakanoka 2022/10/18(Tue) 7:57:52

【人】 室生 悠仁

 

  あの言葉を聞いたのは>>25、もう半年ほど前になる。
  半年もの間、俺は結論を出さずにずるずると
  傍にいることを許してくれる彼の隣りに居続けた。

  共にいる時間、楽しいことも
  嬉しいこともたくさんあった。
  彼といると全てがきらきらと輝いて見える。
  このままでいいんじゃないかと思えてしまう。

  それでも、このままではいけないと。
  そう心の片隅で囁く自分も確かに在ったのだ。

  繰り返す自問自答。
  その行為にも疲れてきた頃、覗き見たSNSで
  前に彼と共に行ったカフェがハロウィンに関する
  季節限定メニューを出していることを知り>>*1

  気分転換にと、今度は一人で。
  足を運ぶことにしたのだ。
 
(54) どあ 2022/10/18(Tue) 8:44:33

【人】 室生 悠仁

 
  
  扉に設置されたベルを鳴らしながら店へと入る。
  少しばかり意気消沈しているから
  俺の顔は俯きがちで、悪いと言われる目つきも
  今は真っ直ぐと前は向いてない。

  一人だから、カウンター席に案内されるだろうか。
  休日のご飯時から少しずれた時間。
  平日は学生が多いようだが、休日は遠くへ
  出かけるからか、今のところそう客は多くないようだ。

  席に着き、注文したのはパンプキンタルト。
  既に軽食は食べていたから、今は疲れを癒やしてくれる
  甘いものが食べたい気分だった。
  ここの店長の拘りと言うからには
  美味しいのだろう、という信用があった。
 
(55) どあ 2022/10/18(Tue) 8:44:44

【人】 室生 悠仁

 

  注文が届くのを待っている間は隙間になる。
  その暇を突くように、悩み事が再び頭の中を占領して
  もくもくと煙の如く思考を蝕んでいく。

  
  ─── 彼への想いは不毛だ。
  叶うわけでもなく、それでいて自分の意志で
  捨て去ることも出来やせず。

  何度も考えた。きっと、離れるのが一番いい。
  それが俺のためでもあるし、仲の良いと思っている
  俺から、彼が裏切られないための方法でもある。



  同じことばかりを、飽きもせず思考する。
  きっと、決着が着くまでこのままなのだろう。
  我ながら女々しいと、自嘲しそうになるのを
  外だからと口元を引き締めて耐えた。
 
(56) どあ 2022/10/18(Tue) 8:45:11

【人】 室生 悠仁

 

  そうしていると、やがて頼んだものが運ばれてきた。
  美味しそうなトッピングがされている
  店長拘りのパンプキンタルト。

  美味しいものを食べる時は気持ちをシェアするため
  写真を撮ることもあったが、今日ばかりは
  そんなことをせず、フォークを手に取った。

  見せる相手なんて彼しかいない。
  けれど、今は、今この時は見せたくない。
  写真を載せることで、自分の気持ちまで
  バレてしまいそうだと、そう思ったから。
 
(57) どあ 2022/10/18(Tue) 8:45:20

【人】 室生 悠仁

 

  しかし食べてみて違和感に気づいた。

  確かにパンプキンタルトは美味しい。
  かぼちゃの風味が雑味なく、それでいて
  しっかりと生かされている。
  拘りと言われる所以がわかるものだ。

  それなのにどことなく味気なく感じ、
  何故だろうと疑問に思いながらまた口に含んだ。
  食べることは好きなはずなのにあまり心が踊らない。
  一体何が違うというのだろう。

  その理由に、タルトの量が半分となった辺り
  もしかして、という発想とともに行き着いた。
 
(58) どあ 2022/10/18(Tue) 8:45:29

【人】 室生 悠仁

 

  もしかして。もしかしなくとも。
  ……彼がいないからだ。

  美味しいものを食べる時は大抵傍に彼がいた。
  いない時だって、彼が食べたらきっと喜ぶと
  そんなことばかり考えていたように思う。

  思わずフォークを置いて頭に手をやった。
  俺はそこまで彼に依存していたのか。
  彼がいないと食事も満足に美味しいと
  感じられないほどに。

  人に寄りかかりすぎな自分に羞恥心を抱く。
  それでいて、恐怖心も。
  このまま彼と離れてどうなるかわからない。
  最初から道がわからなかったのに
  更に真っ暗になってしまった心地だ。
 
(59) どあ 2022/10/18(Tue) 8:45:42

【人】 室生 悠仁

 

  パンプキンタルトは途中だが、店員を呼ぶと
  メニューにある黒猫のホットココアを頼んだ。

  とにかく、今は気持ちを落ち着けたい。
  美味しいものを食べて休まらずとも
  温かい飲み物になら心も静まるだろうと。

  届けられたカップを手に取る。
  挟んだ手が温められてほっと息をついた。
  飲んでみると意外と甘いだけでなく
  心地よいほどの苦味もあるように感じた。

  砂糖より純ココアが多く配合されているのだろう。
  ぬくもりが食道を通ると少し頭がすっきりした。
  温かいものはそれだけで、心を落ち着けるらしい。
 
(60) どあ 2022/10/18(Tue) 8:45:54