【人】 兄 エーリク─ロートレー家に暮らす者たち─ [ロートレー家の長男として、生を受けた僕は 父と母・妹・使用人のジョバンニと共に 魔術師一家として育った。 普段はおっとりとして優しいが、 いざとなると家族で一番行動派の母と そんな母を穏やかに見守る父。 その仲睦まじさは誰が見ても明らかだ。 ────嗚呼、いい光景だな……。] (2) 桃胡椒 2020/05/14(Thu) 0:12:32 |
【人】 兄 エーリク[けれど父と母はこの光景が面白いのか 特に母がニヤニヤとした顔で父に何やら耳打ちしていた。] まずは、一人ずつ喋ろうか。 [二人の騒がしさに見かねて思わず呟いた言葉に ハッとした顔で落ち着いてくれたのは不幸中の幸い。 二人のおかげで館は常に騒が……賑やかさが絶えないのだ。]** (5) 桃胡椒 2020/05/14(Thu) 0:14:32 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a0) 桃胡椒 2020/05/14(Thu) 0:15:22 |
【独】 兄 エーリク/* はーーーー……無事に村建て終わった……。 村建てです、この度はご参加ありがとうございました。 2IDソロルとペアの混合という 自身初の試み村です、どきどき。 皆様にお楽しみいただけたら本当に幸いです。 (村楽しみ、という声がとてもとても嬉しかった村建てより) (-0) 桃胡椒 2020/05/14(Thu) 0:32:08 |
【独】 兄 エーリク/* さて、ここで真面目な話一つ。 現在落ち着いてきたとはいえ、情勢が情勢なので 何が起きてもおかしくないという前提上様々な可能性を考慮し 「突如参加出来なくなる・連絡がつかない」状態になっても (あくまで)村建て側からは一切不問とさせていただきます。 急に思いもよらないことが起こる可能性は誰にでもあること、 (自身含め) 今回の村がリアル大事にゆったりペースというのも 理由の一つではあります。 ですので、もしそうなった場合は 落ち着いた時にでもご連絡いただければ嬉しいです。 勿論事前連絡が大変ありがたくはありますが、 どうかご無理だけは決してなさらないでくださいませ。 (-1) 桃胡椒 2020/05/14(Thu) 0:41:28 |
【独】 兄 エーリク/* 眠い、が忘れないうちに。 残り4組の窓予約が入ってないので Wikiの通り灰でランダムを振って各自にいたします。 (※番号は入村順) @幻魔 (-2) 桃胡椒 2020/05/14(Thu) 0:50:08 |
【独】 兄 エーリク/* @が1d以降更新のたびに、 C1dのみ特殊な手続き必要な奴だな。 とりあえずランダム振った旨と セット不要役職への振り直し希望あるかどうか尋ねてみて 希望あれば振り直しに応じようか。 それにしても、こんなに灰ランダム振るとは思わなかった……。 (-6) 桃胡椒 2020/05/14(Thu) 0:56:07 |
【人】 軍医 ルーク“天”の向こうには世界があるのだと、父は言った。 誰が聞いても鼻で笑うような、そんな御伽噺を、 まるで夢みる価値のある夢だと思わせるほどに、 熱のこもった口調で。 子どもに聞かせる与太話にしては、 やけに真剣な眼差しで。 あの酒飲みでくそったれなロクデナシの記憶は、 いっそ脳にエタノールを流し込んで きれいさっぱり消毒してしまいたいけれど、 生憎、手前はこれでも医者だから、 それをしたらさすがに死ぬことくらいは知っている。 それでも自分は医者だから、 やろうと思えばやれるんじゃないかと、時折思う。 けれど、もしそうしたとしても――… あのろくでなしの語った、天の上の与太話のことは、 この躰の脳とは別の部位に、 うっかり深く刻み込まれすぎてしまって、 何を流し込んだところで、消えてくれはしないんだろう。 (6) zelkova 2020/05/15(Fri) 1:03:50 |
【人】 軍医 ルークだから時折、手を伸ばしてみる。 当然のこと、天には届きやしない。 けれど、もし、 “十分に準備をして何か道具を使うなら、 届くことも、触れることも、上っていくことも出来る”。 天というのは、そういうものだ。 ――何故なら、それはただの岩なのだから。 さあ、その向こうには何がある? あのくそったれはなんていったと思う? 『どれだけ手を伸ばしたって、 のだと。決して触れることが出来ないものがある』 (7) zelkova 2020/05/15(Fri) 1:05:14 |
【人】 軍医 ルーク ―― 前線基地・外壁 ――[ 基地の周りをぐるりと取り囲み、 高く高く張り巡らされた壁面の上に、 一つの人影がある。 針金のようなその人影は、 爆風の一つも食らおうものなら吹き飛ばされそうに ひょろりと頼りなく、細い。 全身真っ黒なローブに身を包み、 “上”に向かって手を翳すような、そんな仕草をする。 けれど、直ぐに手を下ろし、前方へと視線を延べて、 壁面の上にただじぃっと佇んでいる。] さて、今日は何がお出ましかな? [ 飄々と、淡々と―― その声をどのように受け取るかは、分かれるところだろう。 高揚しているようでもある、緊張しているようでもある、 嫌悪しているようでも。 感情の色の薄い紫の目は、あまりにも平坦すぎて、 逆にある意味力が強い。 互いに顔を見合わせてにらみ合ったなら、 相手の方が気まずくなって目を逸らしてしまうような、 そんな奇妙な平坦さだ。] (8) zelkova 2020/05/15(Fri) 1:07:03 |
【人】 軍医 ルーク[ フードから覗くその容貌が男性のものに見えるか、 女性のものに見えるか。 男性にしては高く、女性にしては柔らかさが足りない声が 果たしてどちらに聞こえるか。 それもまた、人によって見方は分かれるようである。 本人が『ルーク』と名乗るのを聞いて、 大体の人間が、男か、と判断することになるようだった。 誰もいない壁面の上、人影はフードを下ろす。 長く豊かな橙の髪、青白い顔、 そして頭の上には白い『耳』がある。 ふわふわとした綿のような、削り取った氷の破片のような、 真っ白で柔らかい、大きな狐耳。 前方の音に集中して、時折ぴくぴくと動く。] (9) zelkova 2020/05/15(Fri) 1:08:31 |
【人】 軍医 ルーク[ そうして、上を見上げる。 見上げた上には当然のように、 『天』 がある。それは、硬い岩盤だ。 この地区の『太陽』の明かりに燦燦と照らされた天蓋は、 此処からははるかに高く、 どれだけ手を伸ばしたって届きやしない。 けれど、地区によっては『天』はここよりはるかに低く、 地面から天へと壁面が続いている箇所もある。 そういったところでは、『天』に上っていくことだって、 そう難しいことじゃないだろう。 ――より分かりやすい表現をするなら、そう、 この世界は“穴蔵”だ。 穴蔵と言ったって、そんじょそこらの洞穴とはわけが違う。 自分の視力では、ここからどれだけ目を凝らしても、 地平壁は見えやしない。 そして、『天』もまた、 どこまでも広がる、無限にも等しい世界の蓋だ。] (10) zelkova 2020/05/15(Fri) 1:11:11 |
【人】 軍医 ルーク[ 穴蔵の天井――『天』は、岩盤だった。 それは絶対に、確かなことだ。 けれど、ここ最近、ある 『異変』 が起こった。目を凝らし、その『異変』を見上げ――] 『きゅー』 ん? [ 後ろから聞こえてきた鳴き声に、振り返る。 そこにいたのは、小さい白黒の一匹の丸っこい鳥―― いや、鳥というにはあまりにもころころふわふわとして、 手足の短いナニカが一匹。 そう、いわゆる“ペンギン”だ。 体つきは成鳥のものより、やや雛に近い。 そいつは人影に向けて、 何かを訴えるようにきゅいきゅいと跳ねる] (11) zelkova 2020/05/15(Fri) 1:12:39 |
【人】 軍医 ルークああ、なんだ君か―― なんだい? 君、こんなところにいたら、 吹き飛ばされて落ちても知らないよ。 他の連中と違って君は飛べないのだろう、 この高さから落ちたら挽肉だ。 わたしに調理しろと? 悪いが、君の解剖にはいささかも興味が沸かない。 いや、そもそも肉になるのかな…? ――っと、引っ張るな引っ張るな。 [ 嘴で咥えて必死に引っ張ろうとするそいつは、必死だ。 何がしたいのか分からず、首を傾げる。 折しもそのとき、基地内で再びサイレンが鳴った。 現在の警戒レベルを知らせるその警報は、二音ずつ。 基地内の平時よりは引き上げられているが、最大警戒ではない。] (12) zelkova 2020/05/15(Fri) 1:14:54 |
【人】 軍医 ルークほら、鳴ってるだろう、さっさと避難するといいよ。 [ 白黒のもふもふは、なぜわからぬ!? とばかりに 短い手をぱたぱたと羽ばたかせる。 この警戒レベルなら、恐らく戦闘部隊は通常の出撃態勢を 取っているはず。 つまり、総員出撃ではない、 そこまで危険度は高くない通常の襲撃だ。 ――とはいえ、それは相対的な比較の話。 容易い襲撃など、これまで一度たりともなかったのだから。 出撃した部隊もあれば、守りを固める者たちもいるだろう。 そして、自分のような非戦闘員は、指揮官以外は、 ほぼ全員が比較的堅牢な基地内の建物に避難しているはず。 つまり、この鳥たちも、だ。 言うことを聞かない白黒の鳥を、むんずと抱え上げる。 これなら、爆風がここまで来ても飛ばされないだろう。] (13) zelkova 2020/05/15(Fri) 1:16:25 |
【人】 軍医 ルーク君、言語機能まで故障してないだろうね? 本当に解剖されたくなかったら、 もっと聞き分け良くなりなさい。 [ 鳥はあきらめたように、腕の中できゅー、と鳴いた。 サイレンは、高く耳に触る、 けれどもどこか無機質な音を立てて鳴り続ける。 遥か下、基地の門が開き、兵士たちが出撃していく。 此方からは向こうがよく見えるけれど、 向こうからは此方の事なんて見えていないだろう、きっと。 彼らは、これから戦いに行く。 ――“天”を見上げる。 いや、正確には、そこにある明らかなひとつの異変を。 あまりにも高く遠い、世界の蓋。 そこにぽっかりと開いた、 『大きな、黒い穴』 。穴の向こうは、何も見えない。 目にしているだけで吸い込まれて行きそうな、 そんな錯覚を覚えるほどの、 あまりにも深く昏い、巨大な穴が、“天”に穿たれている。 西側の外壁に据え付けられた砲台が、動く。 数十の砲門が一斉に、穴の方角へと。 けれども、それで『あれ』を斃しきれた試しなど、 これまでどれだけあっただろう。] (14) zelkova 2020/05/15(Fri) 1:18:06 |
【人】 軍医 ルーク[ 出撃部隊が配置につく。 腕の中で、鳥が不安げな鳴き声をきゅう、と上げた。 不安なら中で大人しくしていればいいだろうに――と、 そう言いかけるけれど、もう遅い。 風のない世界に、風が吹く。 天に空いた黒穴から、『それ』が降って来る。 目を凝らしてもこの距離からは細部は見えないが、 そう、それは逆に――… この距離からも視認できるほどの巨体だということだ。 この世界に生きるどの生き物よりも遥かに巨大で、 あるいは建造物と比したほうが早いかもしれない。 “それ”は、咆哮を上げる。 幾百もの獣の吼え声のような、 金属をこすり合わせた叫びのような、ひどく不快な音だ。] (15) zelkova 2020/05/15(Fri) 1:19:26 |
軍医 ルーク(匿名)は、メモを貼った。 zelkova 2020/05/15(Fri) 1:27:34 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a1) zelkova 2020/05/15(Fri) 1:28:44 |
【独】 兄 エーリク/* んー、メモにある ■相方もしくは2ID目PC: これ書き方失敗したかな。 入村後もペアソロの判別がつきにくいよう しれっと「〇〇(名前)」「後から来る」と書いて 中身透け防止出来るようにしたつもりだったけど……。 (-8) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 1:43:34 |
【独】 兄 エーリク/* チップ予約欄で ・2IDソロルの方の場合、 「 同じ番号の希望チップ欄それぞれに 希望チップ名を埋めてください。 (チップ予約によるソロ・ペア参加者透けが なるべく生じないようにするため)」 こう書いてあるのに『相方様と相談の結果』と 備考欄にご記入の霊感少年コンビは ソロ参加者様のブラフ発言だと信じてる(何) 理由:だってその方が面白いから (-9) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 1:48:27 |
【独】 兄 エーリク/* なお「予約欄やメモの書き込みの際、 中身透け防止のためペア・ソロがはっきりと分からないよう 表記の際はご配慮いただけますと幸いです。」という前提を wikiに掲載しなかった私の非なので 皆様の問題では一切ございません。 しかも書いてないことに今気付きました(小声) (-10) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 1:56:43 |
【独】 兄 エーリク/* (村建てが灰を埋めてばかりですみません) closureのハルチップを予約された方の 『03 closure ハル 念波之民×2 メイリア(2ID)』 これ凄く分かりやすくて有難かったです。 今度自身が記入する際の参考にいたします。 2ID使用・2ID目のチップ・それぞれの窓希望 →結果、村建て側が役職を幾つ設定すれば良いか一目で分かる おかげ様で村建て設定の際に大分助かりました。 (-11) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 2:07:11 |
【独】 兄 エーリク/* メモ:童子龍希望で2ID検討中の方に 2ID目の役職も童子龍にするか村人にするか、 入村の際にwikiやメモへ記載がなかったら秘話で確認する。 (-12) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 2:10:19 |
【人】 軍医 ルーク ―― “ルーク” ――[ 東棟、医務室。 その場所を訪れる者たちの間で囁かれている不文律がある。 着任したての新兵に、真顔で告げる上官もいるらしい。 曰く、『葬儀屋がいるときには近づくな』。 軍医は一人ではない、 ハズレを引きに行くことは避けろ、ということだ。 軍医としては不名誉を通り越して致命的な呼称の原因は、 先ずは身に纏う黒衣のせいでもあるし、 枚挙に暇がない、ろくでもない噂の数々でもあるだろう。 藪かというと、決してそうではない。 むしろその逆、この基地に配属される前は、 中央で将来を嘱望された研究者であり外科医だった。 尤も当人、中央にいたころから 多大に問題のある言動を乱発していたものだから、 それでも将来を期待されているということは、 マイナスを補って余りある力量 だけは 持ち合わせていたわけである。 さて、そのろくでもない噂の数々というのは、例えば―― ] (17) zelkova 2020/05/15(Fri) 2:23:31 |
【人】 軍医 ルーク[ 違法な研究に手を染めて中央を追放されたとか、 夜な夜な何かを解剖している高笑いが響くとか、 患者にひそかに非合法な薬物を投与して 人体実験を行っているとか、 出さなくても良い薬を実験のためにわざと飲ませているとか、 満月の晩に医務室に入ったら生きては出られないとか、 あのローブの下は自分で自分を改造しているのだとか、 その結果表情筋も死滅しているのだとか、 いや、患者の悲鳴を聞いたときにはにやりと笑うのだとか、 滅多にフードを下ろさないのは 頭の後ろにも口がある妖怪だからだとか、 耳も尻尾も二目とみられない有様なのだとか、 いっそ切り取ってしまったのだとか、 実はとっくに生き物でもなんでもない義体なのだとか、 あの顔が笑うのを見た者は呪い殺されるとか、 医務室の鍵付き戸棚の中は決して開けてはいけない、 この世界のありとあらゆる毒が収納されているのだとか、 むしろあの中にあるのは爆発物の類であるとか、 気分次第で麻酔なしで手術をされるのだとか、 切られた傷口がそのうち開いて殺されるとか、 手袋を脱いだ手には絶対に触られるな、 研究中の細菌に感染するぞ、とか、 中央にいる頃に確執のあった上官を毒殺しようとしたとか、 逆に、実は中央からの監視官で、 兵士たちに内偵のための処置を行っているのだとか、 だから戸棚の中には内偵文書が収められているのだとか、 基地内にいるぺんぎんたちを解剖する機会を狙っているとか、 飲料水のタンクに実験のための毒を流し込んでいるのだと ] (18) zelkova 2020/05/15(Fri) 2:24:17 |
【人】 軍医 ルーク[ か――… 最後辺りは大喜利の様相を呈していることも否めないが、 兎も角、はみ出すほどに枚挙に暇がない、というわけだ。 医務室は広い。 一気に大量の怪我人が運び込まれてくることがあるからだ。 その場でも相当の処置が出来るよう、設備も整っている。 勤務は交代制だが、常に一人ないし二人は 在室することになっている。 そして、どれほど酷いうわさが流れていようと、 あるいは流されていようと―― 患者は医者を選べない。 部屋の中にいる黒い奴を見て引き返せるものは、 時間に融通が利いて、それなりに余裕がある者だ。 中には、止む無く治療を受けに来る者もいるだろう。] (19) zelkova 2020/05/15(Fri) 2:25:21 |
【人】 軍医 ルーク[ 本人、自分が何を言われていようと気にした様子もなく、 粗末な木の椅子に腰掛け、微動だにせず医学書を読んでいる。 時々瞬きを忘れているのに気づいて、瞬きをしたりもする。 ごくたまに、何が面白いのか、頁を捲ってにやりと笑う。] あははは [ 笑い声も妙に平坦だった。 そのようなわけで、入って来た犬耳の新兵は、 『失礼しましたー!!』 と、蒼い顔で踵を返し、 尻尾を(文字通りに)巻いて、ばたばたと逃げ出していった。 其方にちらりと視線を遣っては、読書に戻る。 概ねそれが、医務室の日常だ。]** (20) zelkova 2020/05/15(Fri) 2:28:37 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a2) zelkova 2020/05/15(Fri) 2:31:19 |
【人】 部隊長 シュゼット[地面や壁に咲いている、小さな花をつけた 常に淡く輝く植物の光が、徐々に光度を増していく。 これがこの世界で言う"朝"というものであり、 住民たちは色とりどりに輝く光の満ち引きで、 一日の時間というものを決めて生活している。 辺りを照らす光は自然のものだけではない。 例えば、昼間はどんな光よりも強く輝いて、 夜は地面や土壁で輝く植物と同じように弱く輝く 天上近くにあり『太陽』や『月』なんて呼ばれる人工物。 植物の輝きと同じ周期であることから、 地下世界での生活を前提に作られたものだろうけれど。 それは大昔に作られたロストテクノロジーの産物で、 いつ誰が設置したのか、住民の誰もが知らないのだ。 町を照らす程度の明かりや火の扱いは進歩していて "夜"になっても人工的な明かりを使って 夜遅くまで活動する者も少なくはないし、 完全に昼夜が逆転している夜行性の者も居たり。] (21) kaomozi 2020/05/15(Fri) 2:42:49 |
【人】 部隊長 シュゼット[耳や尻尾……それに付随して備わる身体能力の違い。 様々な動物の特徴を持つこの地下世界の住民たちは 些細な見た目の違いなど気にする者も少なく。 地下世界のそこかしこで見つかる ロストテクノロジーの品々の研究を行ったり、 独自に娯楽や食文化を発展させていったりもして。 何不自由なく、平和に生活を送っていた。] (22) kaomozi 2020/05/15(Fri) 2:45:38 |
【人】 部隊長 シュゼット[しかし、そんな平和は、脆くも崩れ去ることになる。 地下空間の大地から遥か高く遠く、天に広がる土壁に 突然、巨大な穴が開いたのが……全ての始まりだ。] (23) kaomozi 2020/05/15(Fri) 2:45:58 |
【人】 部隊長 シュゼット[天高くに開いた、巨大な大穴。 あれが開いたのはだいぶ前のこと。 最初は、調査のために建てられたこの調査拠点も 月日が経つにつれ、状況が変わり。 穴から"外敵"が降りてくるようになってからは この場所は、調査拠点というよりも、 防衛のための前線基地の役割が強くなってしまった。] (24) kaomozi 2020/05/15(Fri) 2:46:26 |
【人】 部隊長 シュゼット[当時の『調査拠点』を襲った、一番最初の怪物と戦ったのは 周辺の野生動物から拠点を警備するためだけに雇われた 強大な敵と戦うことなど想定にない、警備隊達だった。 様々な武装と機械を混ぜこぜにして固めたような 機械の獣と呼ぶのが相応しい、そんな怪物は。 当時の警備隊のほぼ全員の命と 逃げ遅れた研究員達の命を引き換えに、 やっと動きを止めたのだという。] (25) kaomozi 2020/05/15(Fri) 2:48:50 |
【人】 部隊長 シュゼット[……"殆ど"と言うからには理由がある。 その時、包帯ぐるぐる巻きの状態で目が覚めた僕は 聞いた話の意味が分からず、首を捻った。 僕が大怪我をして気を失った後に出来た組織だという この地下世界の軍の総司令が言うには、 警備隊の中、たった一人だけ生き残ったのがこの僕らしい。 当時の現場は悲惨な状態で、 逃げ伸びた研究員は現場を知るわけもなく、 生き残りは倒れていた一人しかいなかったわけで。 敵や当日の出来事についての情報はゼロに等しかった。 だから。 その豹の耳と尻尾を持つ総司令が 機械獣が襲ってきたときの状況について、 頭を下げて、僕に聞いてきたのは当然の話なのだが。] (26) kaomozi 2020/05/15(Fri) 2:55:37 |
【人】 部隊長 シュゼット[考えても、考えてもーーー 記憶の中はがらんどうで。 何も、思い出せることなどなかった。] ……僕。 …………何も覚えていない…です。 [自分でも驚くほど、乾いた声だった。 空っぽの体に響くような、そんな音だ。 自分は何者なのだろうか。 少しでも、思い出せることは無いのだろうか。 右腕の肘から先は銀色の金属でできた義手だというのに 痛み始めた頭を押さえようと手を伸ばした時に、 片手が義手であることに違和感がなかったのは。 生身の腕が片方無いこと以上に、 記憶の欠落に動揺していたからかもしれない。] (27) kaomozi 2020/05/15(Fri) 3:06:32 |
【人】 部隊長 シュゼット[結局、その時から今までの間に思い出せたことと言えば 自分の名前が『シュゼット』であることぐらい。 昔のことはなんにも思い出せていないし、 元々天涯孤独の身だったのか、身寄りもないのに この基地の人たちは皆僕に優しくしてくれてーーー そして。それから今までずっと。 僕は、人並外れた身体能力の高さと、 ロストテクノロジーの遺物が多くあるこの世界においても 軒並み外れて貴重な『戦闘用義手』を 最高の適応力で自在にあやつれることを買われ、 この前線基地の攻撃部隊でお世話になっている。 最初はこの地下世界の常識すら無くしてたのだけど (食べれる物と食べれない物の違いとか、 本当にそういう基本的なところからだ) それも徐々に慣れることができた。と思う。] (28) kaomozi 2020/05/15(Fri) 3:21:06 |
【人】 部隊長 シュゼット[周りにも馴染めて戦果もあげ、部隊長になった今でも。 常識はなんとか身に着いてきた一方で、 どうも、僕は戦闘以外では抜けていることが多いらしい。 誰かに指摘されてやっと気づくことは、今も珍しくない。 そんな僕の一面が、 ここで働くお手伝い端末のペンギン達と肩を並べて この緊迫した前線基地を和ませる風景の一つになってるとか。 『第一攻撃部隊の部隊長は普段と戦闘のギャップが凄い』とか。 ……よく、部下や他部署の人に言われるんだけど、 研究班の人たちの語る機械類の小難しい研究成果と同じぐらい、 僕は全然理解できてないんだ。]** (29) kaomozi 2020/05/15(Fri) 3:38:24 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a3) kaomozi 2020/05/15(Fri) 3:50:25 |
【独】 部隊長 シュゼット/* わー…!!村ひっさびさすぎてロル遅いわ長いわでごめんねな気持ち!!!(・x・)!!! いやしかしこうして書いてみるとなかなか良い世界観だ…ふふふふ。いろいろ想像してにこにこしてしまう。ペンギンちゃんもふりたい(自分の耳ももふりたい)(相方のお耳ももふりたい) 過去がすっぽ抜けてる人だけどちゃんと過去はあるよ、うん。 どんな記憶がなくなってるのかはしっかり決めてあるんだけどどう表に出すか…というかその辺を少しずつ思い出して、最終的には全部日記に書いて明かしたいんだよなー。 日記のやりとり今からほんと楽しみだが、初回投げるの私だというのを忘れるなよ自分。。 相方のルークも過去とかとても気になるし…!!早く戦闘ロルかきたい!!!相方待たせて申し訳ない…時間が無限に欲しい…!! (-13) kaomozi 2020/05/15(Fri) 4:05:35 |
【人】 兄 エーリク─二人の魔術研究─ カミラ、これ。 [いつものように手渡したのは黒味がかった紫色の本。 辞書や魔術書のように分厚いそれを手渡せば カミラはすぐさまそれを開き、図を指でなぞり始める。] 術式と論理自体は合ってると思う。 間違ってたところは直しといたけど それで解決するかは実験してみないと分からないから、 自分でちゃんと確認しておいて。 [一方が思いついた魔術や術式、 うまくいかない点や相手の意見が欲しい時。 こうして白紙本に直接書き込み、 メモ書きのように互いの意見を交換する。 こうして二人、知恵を合わせながら独自の魔術を編み出すのだ。] (30) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 6:29:47 |
【人】 兄 エーリク 『そういえば兄様がセレン嬢に告白した際、 あの方に贈ったショール…… こんな感じの色でしたわよね?』 [カミラが本を開きながら右手をぐっと握りしめ、 再度開くと贈り物と同じ見事な色をした こぶし大サイズのエメラルドがカミラの手中に出来ていた。] 『兄様って本当不器用なのね。 好きだと告げるのに、あんな時間が掛かるだなんて。』 (31) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 6:30:21 |
【人】 兄 エーリク 煩いな……。 [妹のからかいを一蹴しながら 忌々しげに呟けば、それがお気に召したのか すぐにご機嫌な顔でエメラルドを宙に放り投げた。 真上に投げては、落ちてくるのを受け止めての繰り返し。 まるでボールでも扱うかのようにエメラルドを宙に投げては 『兄様のヘタレー』 とか言ってくる。] (32) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 6:30:51 |
【人】 兄 エーリク[僕が初恋相手のセレン嬢に告白した時、 カミラは魔術で姿を消して僕の後をついてきたので その一部始終をバッチリ眺めてて。 だからカミラは今でも当時について何かとからかってくる。 僕だってそれはそれは鮮明に覚えてるとも! 内心カミラがによによしてたであろう感情と] (33) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 6:31:32 |
【人】 兄 エーリク[恋心を自覚してから想いを告げて。 時が経った今でもからかう目の前の妹が 自身の恋を真剣に応援してくれているのは知っている。 いつだったか、あれは。 魔術や術式の話が主だったこの本のやり取りに混じり 恋の話やセレン嬢の話題が上るようになったのは。 時折「人選間違えたかな」と思ったりしてるなんて ]**本人の前では決して言えないけど。 (35) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 6:32:08 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a4) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 6:34:14 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a5) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 6:36:31 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a6) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 6:40:19 |
【独】 兄 エーリク/* 忘れないうちに。 wikiの窓希望埋まってきてたので 残り2組のランダム振り直し先にやっちゃおう。 @死之商人 A求愛者 (-15) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 6:44:33 |
【独】 兄 エーリク/* と、特殊窓2つ……! これはこれで面白いけど!! 恋窓と魂信窓の片方はあっても 両方を取り入れたケースは余り見たこと無いから珍しそうだ。 (-16) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 6:46:43 |
【人】 神置 穂村雨は蕭々と降っている ぽつりぽつりと寄り集まった雨粒は 地表に溢れて道や畑や庭との境界線を たちまち曖昧にしてしまった 果てが分からない水溜りは 今の季節、村や島でよく見る光景で ひとも鳥も他の獣も動くものは他に何もなく ── 雨だけが、ただ蕭々と降っている (36) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 12:50:20 |
【人】 神置 穂村雨粒は水溜りに数多の波紋を作っていき 波紋は互いにぶつかり合いながら 輪郭をすぐさま相殺していった 空はしばらく晴れる気配はない どんよりとした雨雲は上空に居座ることを 決めたようで、分厚く色濃く空を覆っている 水溜りに無数の波紋を作りながら 雨は静かに全てを閉ざしていた (37) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 12:51:25 |
【人】 神置 穂村 ── 夢のまにまに ── それが止んだのに気付くのは 雲間から射す光にの眩しさに目を細め 夢の外に出た後のことだろう (38) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 12:52:30 |
【人】 神置 穂村どうしても夢でないと悟らねばならなかった時、 自分は茫然とした。そうして懼れた。 全く、どんな事でも 起り得るのだと思うて、深く懼れた。 しかし、何故こんな事になったのだろう。 分らぬ。全く何事も我々には判らぬ。 (39) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 12:53:36 |
【人】 神置 穂村 理由も分らずに押付けられたものを 大人しく受取って、 理由も分らずに生きて行くのが、 我々生きもののさだめだ。 (40) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 12:55:01 |
【人】 神置 穂村自分は直ぐに死を想うた。 しかし、その時、眼の前を一匹の兎が 駈け過ぎるのを見た途端に、 自分の中の人間は忽ち姿を消した。 再び自分の中の人間が目を覚ました時、 自分の口は兎の血に塗れ、 あたりには兎の毛が散らばっていた。 (41) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 12:56:34 |
【人】 神置 穂村 ── 空港にて ── [数えきれない人々が通り過ぎていく 人々は川のように通路を流れていた 生み出す雑踏は、天井と床に反響し 長く広い通路の中に漂い満たしていた そんな通路の一画に ロープで区切られた空間が設けられ 一台の飴色のピアノが置かれていた 自由に弾いていいと書かれた札が立ち 椅子にに座って鍵盤カバーを上げれば 通りすがりの旅行者たちが 思い思いに弾いて、立ち去るのが常だった が、しかし ──] (43) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 12:59:23 |
【人】 神置 穂村穂村、もう少しだからな …いい子で待っててくれよ [蓋やカバーが分解され、 ピアノはその内臓を剥き出しにされていた 近くにはナイロン製のキャリーバッグと リュックサックから出された大量の工具が 敷布の上にバザーかと思う状態で並んでいた] (44) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:00:13 |
【人】 神置 穂村[離れた壁際にある椅子にかけて 本を読んでいたこどもは、無言で頷いた 父の作業はすぐに終わるものではない そういう仕事なのだというのは分かっている 故に、いつものこととも分かっている そのまま、視線を本に戻して 文字の作る言葉や文章を追い始めた] (45) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:01:07 |
【人】 神置 穂村[父の神置燈夜は「ピアノ調律師」であった どんな仕事かと問われれば 「ピアノのお医者さんみたいなもの」と 穂村は答えていたし、そう彼から教わっていた 違いといえば、ピアノが自ら来るのではなく 島の診療所の先生みたいな往診がほとんどで 調律師自身が歩く診療所であること それから、楽器店勤務ではなく 調律師を抱える事務所に所属している関係で 主に一般家庭のものではなく 学校やホテル、コンサート会場やホール それから、駅や空港、街中に置かれている 多くの人々が行きずりで弾いていくピアノ それらを調律することもあった] (46) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:02:35 |
【人】 神置 穂村[いつもは学校があるから留守番だ しかし、ちょうど夏休みだったのもあり 本やゲーム、宿題道具などを持ってきて 父につきそい空港の通路の片隅で過ごしていた こんな時は漫画はかさばるから 大抵小説をもっていくことにしている ハードカバーやソフトカバーも荷が重くなる そう考えた結果、こども文庫と呼ばれる 新書サイズの本や文庫本に落ち着いたのだった] (47) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:05:03 |
【人】 神置 穂村[読んでるシリーズものも既に最終巻 あと数ページで結末が分かる そこまで読み進んだ時のこと 流れる雑踏から、ひとりの男が現れた そろそろ、作業が終わったのか 父はピアノを元通りの姿に組み終えて ピアノもすっかり綺麗に磨かれており 仕上げの弾きの作業に入っていた] (48) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:05:57 |
【人】 神置 穂村[本業は調律師とはいえ、 父の音色は押しつけがましいところがなく 土に染み込む雨粒みたいに スッと耳に馴染むから、穂村は好きであった その曲が彼の出現と共にぷつりと途絶え 視線を移すと父は弾くのをやめて] (49) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:11:16 |
【人】 神置 穂村…フェイ、久しぶり [男は四角い楽器ケースを背負った旅行者で 様々な人種国籍の入り乱れる流れにいたから おそらく、海外から来たのだろう 父はピアノから顔を上げ 彼 ── フェイに笑顔で手を振り挨拶をした どうやら互いに親しい間柄だったらしい 再会の握手とハグの様子から 穂村にもそれは朧げながら理解でき 気づいたら、フェイからハグをされていた] (50) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:12:16 |
【人】 神置 穂村[父以外にされることなど島でもなく 況してや父の付き添いで他国に行った時にも してくるのは、ほぼ女性だけだったから 驚きはこの上なく しばらく、雑踏の音が世界から消えた 当の父はそれを笑いながら眺めて 店仕舞いの作業をしているではないか 驚きつつも、嫌ではなかったし 彼もすぐ解放してくれたから無害な知人 穂村の中でもそう認識された そして、後片付けが済んでから 3人でラウンジへと向かったのだった ── 雨音みたいな雑踏を聴きながら 十年余り昔の、父と彼との思い出である*] (52) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:16:35 |
【人】 軍医 ルーク―― 父親の話 ――[ 物心ついたころには家にはおらず、 世界中彼方此方を旅してまわっていた研究者の父は、 良く言えば夢追い人、 一般的に言えば生活力皆無のロクデナシだった。 気付けば自分も似たような道を歩んでいたのは、 果たして奴の影響を受けたのかどうかは知らないが、 片付けられもせずに積み上げられた本の中で育てば、 まあ、自然の成り行きではあっただろう。 ろくに連絡も寄越さなかったそいつが、 死んだと聞かされたのは、暫く前―― そう、あの大穴が出来たときのこと。 穴の調査に赴いて調査拠点に留まっていた父は、 そこから突如現れた『怪物』に殺害されたのだという。] (53) zelkova 2020/05/15(Fri) 13:19:46 |
【人】 軍医 ルーク[ 当時の自分も、既に医術の道に踏み込んではいた。 衝撃を受けるだろうと予測してか、 遺体の状態について口ごもる父の同僚に、 いいよ、見る、とだけ告げて安置所に赴いた。 ぽつんと灯された裸の明かりが、薄暗い安置所を照らす。 回収された部分だけが入っていた遺体袋は、 人ひとりが入っているにしては、随分に小さかった。 ――自分は、きっと平気だったに違いない。 思い出される自身は、どうしてか、遠い後姿だけれど。] (54) zelkova 2020/05/15(Fri) 13:20:01 |
【人】 神置 穂村 ── 中華飯店 ── [昼時の店は喧騒が時々起こっていた 学生街の一角にある店ではよくあること 小雨と思っていたら 突然雨脚が強くなったみたいに 誰がが声を上げ食器や椅子やテーブルが 音を立ててというのも日常茶飯事 通って2年を越した穂村も いい加減になれた風景だった 高い位置に置かれたテレビは点いてはいても 画面では司会のタレントが話してる声は聞こえず 消音してるのに等しい その内、誰かが消すかも知れない] (55) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:20:06 |
【人】 神置 穂村…おっちゃん、炒飯と湯麺 別々にどっちからでもオッケーだよ [午後の休講は確認済みである 学食かコンビニでサッと済ませて 慌てて練習室に駆け込む必要もない となれば、空いた時間に何をしようか考えて ゆっくり食べることも出来るということ 結果、選ばれたのはこの店だった] (56) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:21:11 |
【人】 神置 穂村…あちーっ、おばちゃんサンキュー [先に来た湯麺を受け取ってにっこり笑う ポケットから100均で買ったシュシュを出し 無造作に髪を束ねるとそれで結んだ 手にしていたスマホは 既にメッセージを送信していたから アプリを閉じてバッグのポケットにスッとしまう 返信を待つなら出しておく方が合理的 とはいえ、それに伴うリスクの方が重大だった ある意味命綱ともいえるツールを 無防備に晒せるほど能天気にはなりたくない 過去に失くしたぬいぐるみやお気に入りの本 それらを思い出せば嫌でもそうなる] (57) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:22:46 |
【人】 神置 穂村…いっただきまーす [割り箸を割って口の中を火傷しないよう ゆっくりと麺を啜る 返信が来るなら後で見ればいいし 来ないなら、それはそれで向こうの都合 自分の方が突発で出来た空き時間だし こちらが目くじらを立てたり 感情的になるのは明らかに筋違い 食べ終わるまでに返信がなければ 彼は暇ではないということだろう 果報は食べて待つことにした**] (58) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:24:33 |
【独】 神置 穂村/* ・ㅅ)ハッ、何故…寡黙なワイがいっちゃん発言数が …ルークさん、すんません 投下してたのに…すんません (-17) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:26:44 |
【人】 軍医 ルーク[ その拠点に赴いていることは知っていた。 居所を知らせる手紙なんて寄越しやしなかったけれど、 父の知り合いが気を使って知らせてくれたのだ。 まあ、一年か二年はそこに留まるのだろうと思っていた。 研究のこととなれば寝食を忘れる破天荒のロクデナシは、 調査拠点でもさぞ持て余されていたに違いない。 いや、あれはあれで、案外人望もあったようだ。 情に厚く、人には親身になるたちのようだったから。 もし何か面白い結果でも得られようものなら、 同僚や警備員を捕まえて、 どんちゃん騒ぎの酒盛りでも始めたりだとか。 ―― 今となっては、想像するのみだ。 その調査拠点に残っていたものは、 殆どが死んでしまったのだと聞く。 早々に避難できたものは、何が起こったかは当然のこと、 ろくに見てはいなかったようだ。 少なくとも自分は、何が起こったか、 何一つ知らされることはなかった。 ただ、“怪物”が現れたのだと――それだけ。] (59) zelkova 2020/05/15(Fri) 13:29:19 |
【人】 軍医 ルーク[ 残されたものは、多くはなかった。 形見の遺品も礫の下に埋もれ、見つかってはいない。 ただ、身に着けていたものがひとつ。 白い狐耳の若い女性と、同じ耳の子供が写る写真。 それだけが、奇跡のように傷一つなく残されていた。 もう、随分と昔のものだ。 ああ、そういえば、最近写真なんて撮っちゃいなかった。 自分でも忘れていたようなそれを、 そいつが肌身離さず持ち歩いていたのは、 ひどく意外だった。] (60) zelkova 2020/05/15(Fri) 13:30:11 |
【人】 軍医 ルーク[ いま、外壁に立ち、天に空いた大穴を見る。 荒れ果てた地面を見る。 そこに聊かの感慨もないと言ったら嘘になる。 けれど、降下してくる怪物をただ真っ直ぐに見据える紫の、 その奥底に冷たく煮えたぎるものは、 一言に恨みや恐怖、好奇心と表すには足りない、 ただまっしぐらに、炎のように燃え盛る、探求心。 そして――… ] (61) zelkova 2020/05/15(Fri) 13:30:40 |
【人】 軍医 ルーク―― 飛べないぺんぎんの話 ――[ 基地にはたくさんのペンギンたちがいる。 いわゆるお手伝い端末というやつで、 小さな身体でてちてちと歩き回りながら、 行き会う者たちに人懐っこく挨拶したり、 業務の『おてつだい』をしたり、 そこかしこに歩き回っている、白黒のもふい塊だ。 ちなみに、奴らは一生懸命羽ばたけば飛べる。 高いところのものを取るときだとか、驚いたときには、 必死に羽根を動かして高所に飛び乗る姿が、時折見られる。 大体似たような姿形だが、微妙に個体差はあるようで、 活発なのもいればおっとりしたやつも、 真面目なやつも、サボりがちなやつもいる。 大体の者は彼らの見分けなんてつかないのだが、 一部には分かっている者もいる。 自分は後者だ。 興味のあるなしの問題ではない。 単に、特徴を見れば見わけがつくというだけだ。] (62) zelkova 2020/05/15(Fri) 13:31:38 |
【人】 軍医 ルーク[ そのうちの一匹が医務室に担ぎ込まれたのは、 着任から一週間ほど後のこと。 どうやら他の連中とは動きが違って、 手――というか羽根を痛めているのではないかと。] わたしは人間の医者なんだが。 こいつは専門外だ――ばらして調べていいか? [ 担ぎ込まれたぺんぎんは、じたばたと逃げようとしていた。 それでもまあ、診るだけは、診た。 どうやらどこかで強い衝撃を受けたらしく、 まずは直せるような状態ではないようだった。 こいつらはこれでも基地の備品扱いだから、 上官への報告ついでに、言い置いた。 変わったことがあったときには逐一報告するように、 着任時に言われていたからだ。 その時何やら難しい問題に頭を悩ませていたらしい上司は、 持ち込まれたもふもふ案件に怒鳴り声を上げ、 不良品ならすぐに捨ててしまえと厳命してきた。 さー、いえっさー、と棒読みにして、その場を辞す。] (63) zelkova 2020/05/15(Fri) 13:32:26 |
【人】 軍医 ルーク[ 鳥を小脇にふん捕まえたまま基地を行く。 抱えられたぺんぎんの、きゅーきゅーという悲痛な叫び声と 必死の羽ばたきは、 すれ違った者たち皆の目に入ったことだろう。 眉を顰める者や、止めようとする者も多かった。 それがまた、着任早々着々と増え始めていた自分の噂に 新たな一頁を加えることになったようだが、どうでもよい。 そういえば、『葬儀屋』と呼ばれ始めたのは、 ちょうどその頃だったような気もする。 ] (64) zelkova 2020/05/15(Fri) 13:34:40 |
【人】 軍医 ルーク[ 焼却処分場にぺんぎんを連れ込んで、 ごみの山の上に下ろしたときには、 そいつはぷるぷると怯え切った様子で此方を見上げてきた。] さて、これでわたしは、君を捨てた。 命令は完了した。 [ そうして、間をおかずにひょいとそいつを拾い上げ、 さっさと焼却場を後にする。 捨てられていたごみを拾ったところで、 それは個人の勝手というものだ。 人目のない廊下で、そいつを離す。] (65) zelkova 2020/05/15(Fri) 13:35:06 |
神置 穂村は、メモを貼った。 (a7) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 13:35:23 |
【人】 軍医 ルーク他の連中に紛れてしまえば、 君に気付く上官はいないだろうさ。 あとは好きにするといいよ。 [ かくして飛べないぺんぎんは、 何事もなかったかのように基地内に帰還を遂げた―― はず、だったのだが。 何故かその日から、東棟の医務室に 一匹のぺんぎんが入り浸ることとなる。 人見知りが激しいようで、普段は物陰に隠れていて、 患者が誰もいないときにはひょっこり顔を出し、 医務室の主にてちてちと茶など運んできたりする。 きっと場所が気に入ったのだろうと、放っておくことにした。 (薬品の入っている棚には、その日のうちに鍵をかけた) 来訪者があるときにそいつが姿を現すことがあったとしたら、 それは例えば、余程気を許しただれかが訪れたときのこと。 そういった相手がいるかどうかは―― 当のぺんぎんや、ぺんぎんと親しいであろう誰か次第。]** (66) zelkova 2020/05/15(Fri) 13:36:05 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a8) zelkova 2020/05/15(Fri) 13:46:07 |
【独】 軍医 ルーク/* 相方がもふもふの赤いロップイヤーの耳尻尾かわいすぎて突っ伏している。 うさぎ…うさもふのロップイヤー…(もふー そして記憶喪失かあ、中の人は全力で構いに突撃しに行きたい好き。 しかしこちらのPCがこんなやつでほんとごめん、 耳尻尾は白くて最高にもふだよ! (-19) zelkova 2020/05/15(Fri) 14:28:02 |
【独】 神置 穂村/* 穂村の父、燈夜さんのあたりで参考にしたさいと ᓚᘏᗢぺたり 渡辺ピアノ調律師事務所 http://www.piano-tokyo.jp... さんち〜工芸と探訪〜より ピアノ調律師の回 https://sunchi.jp... 『羊と鋼の森』は積んでるんすよね… 読みたくて文庫買ってはいるんだけど読めなかっ ᓚᘏᗢあと、穂村の専門ピアノちゃうんや… (-20) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 15:17:01 |
【人】 部隊長 シュゼット―― 前線基地外壁の外 ―― [>>14けたたましいサイレンの音が響く。 怪物が現れる臭気などを研究している、 研究観測班の読み通りの時刻に、怪物は現れるようだ。 外壁の砲台を主に扱う砲兵部隊や、 遠くから銃を構え、息を殺して待ち構える射撃部隊など。 定位置から迎え撃つ兵達の準備が整えば、 続いて、第一、第二、第三……と、 攻撃部隊が各々の隊長の指示に従い、位置に着く。 攻撃部隊達が持つ獲物は、銃や近接武器など多種多様。 他の隊と違うのは、常に動き回って相手を錯乱しつつ 隙あらば接近して攻撃をしかけることだった。] (67) kaomozi 2020/05/15(Fri) 21:18:06 |
【人】 部隊長 シュゼット[部隊が数字で分かれているのにも。意味がある。] ……皆。固定の砲台と銃器の斜線は把握しているな。 一番近い距離で、敵の弱点をいち早く把握し、 勝利への近道を作ることができるのは、僕たちだ。 [集まった数十名の隊員たちは、 皆、緊張の面持ちで整列し、僕の話を聞いている。 それもそうだ。 僕たちの"第一戦闘部隊"は……超近接部隊。 これからやってくる機械の怪物相手に、 目と鼻の先で戦う、一番危険な部隊なのだから。 少しでも気を抜けば、一瞬で命を刈り取られてしまう。 そのことは、今までの訓練や、実戦での経験もあり、 この場に居る兵士たちはよくわかっていた。 ……そう。部隊の数字は単純な話。 戦闘能力が高い精鋭になればなるほど、 若い数字の部隊に入れられて。 若い数字の部隊であればあるほど、 実戦では、怪物から近い距離での戦闘を任されるのだ。] (68) kaomozi 2020/05/15(Fri) 21:19:32 |
【人】 部隊長 シュゼット だが、いつでも第一は自分の命。 訓練を思い出せ。耳を、五感を研ぎ澄ませろ。 あのデカブツの攻撃が直撃したら、終わりと思え。 [皆の顔を見回す。 僕にはよくわからないけれど、戦場での僕は、 普段、基地内で過ごしている時とは様子が違うらしい。 普段の緩く開かれた瞳は緊張を巡らせた糸のように鋭く 話しぶりも上官に相応しいものに聞こえるようだ。 僕はただ、この基地の人達に傷ついてほしくないんだ。 また、今日の戦闘が終わったら、皆で揃って 基地の食堂で美味しいご飯を食べて、 楽しそうな皆を眺めていたいと、 そう思っているだけ、なんだけれど。] (69) kaomozi 2020/05/15(Fri) 21:22:12 |
【人】 部隊長 シュゼット[……その一心で、皆に色々話さなきゃと気張るから 戦闘前は、確かにいつもより、 言葉数も多くなっているのかもしれない。] わかったな。何かあれば通信機で知らせるんだ。 すぐに、僕が。助けにいくから。 [みんなが頷いたのを見て。 頬を少し緩めると、僕も「よし」と頷いて。 背中に背負っていた、身の丈ほどはある大剣を前へ構えた。] (70) kaomozi 2020/05/15(Fri) 21:24:45 |
【人】 部隊長 シュゼット[戦場と化した周囲に、砲撃や銃撃の嵐が降る。 見上げるほどの機械の怪物。今回は四足歩行型だ。 動きは素早くはないけれど、確実に一歩ずつ、 基地へと近づいてくるのをみれば、 悠長に相手はしていられないと、気を引き締める。 黒い軍帽から伸びた髪と兎耳を靡かせて、 怪物の足の一振りを、得意の跳躍で避ける。 避けた先にあった、かつて家の一部だった壁を足が触れば そこから、もう一度跳躍。 相手が放った銃弾が耳元を通り過ぎていく中で、 怪物の肩のあたりについていた銃器を一つ、 大剣を勢いよく振り抜いて、叩き壊した。 細身の黒の軍服のシルエットは 赤色をふわりと揺らしながら、一度地面へ着地。 そんな戦いぶりを暫く続けーーー そろそろ倒す手掛かりを見つけないと皆が危ないと そう、思い始めた頃だった。] (72) kaomozi 2020/05/15(Fri) 21:29:29 |
【人】 部隊長 シュゼット[ザザッ………] [通信機に、興奮したような、声が乗る。] 『隊長!!"コア"、発見しました!! ただ、装甲が厚く我々の武器ではとても…、あっ!』 [通信機から、声が届く。 連絡をくれた彼女の方を見れば、 怪物の胸元からせり出したガトリング砲に 狙われているところだった。] (73) kaomozi 2020/05/15(Fri) 21:30:14 |
【人】 部隊長 シュゼット[隊の中でも目がいいマリーベルは、 こうして、敵の弱点を見つけるのが得意で その点を買われて第一戦闘部隊配属になった。 しかしまだ、戦闘経験が浅く年も若いため、 気が緩みやすい欠点を持ち合わせている。 泣きそうに顔を歪ませるのが見えて、 仲間を失ってたまるかと、大剣へと目を向ける。 (こないだ、医務室で、 暫く撃つなと念を押された直後だが ……躊躇なんて、していられるか。) この戦場から、仲間を生かして返すこと。 それが僕の一番の仕事だと、思っているから。] (74) kaomozi 2020/05/15(Fri) 21:31:55 |
【人】 部隊長 シュゼット[持っていた大剣は地面に突き刺して。 右腕を、前へ突き出し、掌を敵へ向ける。 大きく、肺へと息を吸い込んで。] マリーベル!!伏せろ!!! [マリーベルは、僕の声を聞くと すぐに、頭を抱えてしゃがみ込んだ。 掌の中央がスライドして、穴が開き。 そして穴は急速に、急速に。白く、白く。 『太陽』と見間違えるほどに、輝きを強めていく。] (75) kaomozi 2020/05/15(Fri) 21:34:27 |
【人】 部隊長 シュゼット[限界まで膨れ上がった輝きは、一気に放たれる。 そうして、光の光線は一直線に 機械の化物の心臓とも言える器官を貫いた。 巨体がぐらりと揺れて、その場に倒れていく。 義手砲(センスが無いだの必殺技感が無いだのよく怒られるのだが、面倒なのでずっとこう呼んでいる。)を撃った後の僕は、衝撃で後ろに吹っ飛んでいた。 思いっきり、背中から地面に叩きつけられる。 痛覚にはめっぽう強いから(寧ろ、鈍い方だ)、 これしきのことは何でもないのだが。 ……どういう仕組みか、これを撃つと、 暫く体が使い物にならなくなるのが常であり。 今日も、体力を根こそぎ義手砲に持っていかれて、 大地の上で大の字になって動けなくなっていた。] (76) kaomozi 2020/05/15(Fri) 21:51:46 |
【人】 部隊長 シュゼット[機械の獣を倒せたことで、 一層騒がしくなってきた周囲の声を 帽子から垂れさがったロップイヤーは良く拾う。 シュゼット隊長を医務室へ運べだとか、 そんな言葉を聞いて、僕は力なく息をついた。] ……怒られる、かなぁ。 それとも……また、研究対象か。 [こういうときにいつも貰う苦い栄養剤(AME015とかいう名前の薬らしい。)は、これが苺飴なら喜んで食べるのにと前に言ったら、逆に多めに飲まされた経験がある。 確かに、飲むとすぐ動けるようにはなるのだが、 本当は意地でも飲みたくないぐらい嫌いだ。 疲れで遠のく意識の中。 この後目が覚めた時に……今日は話のわかる、薬を患者の希望で買えてくれる医者でありますようにと願ったのだけど。 さて。ベッドへ運ばれた僕を迎えたのは、 どの医者だったのだろう。]* (77) kaomozi 2020/05/15(Fri) 21:52:41 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a9) kaomozi 2020/05/15(Fri) 21:56:20 |
【人】 賢者 メルキオール[ 「一緒に冒険、しませんか──?」 いつのことだったか忘れてしまったけれど そこから私たちの冒険は始まったの ……貴方は覚えているかしら?] (78) nao-nao 2020/05/15(Fri) 22:12:34 |
【人】 賢者 メルキオール["ギルド" ──それは数多くの冒険者たちが夢を追い求めてくる場所。 そして、力量が十分であれば、金が手に入り、名声を得られる場所だ。 いつの時代から始まったかわからない、それほど昔からこの世界にはギルドという場所は不可欠であって、大きな街には必ずともいってギルドの支部はあった。 ──これは、王都に程近い少し大きめな都市にあるとあるギルドでの物語] (79) nao-nao 2020/05/15(Fri) 22:14:27 |
【人】 賢者 メルキオール─ ギルド内・掲示板前にて ─ ……今日の仕事は何をしようかしら? [ギルドボードの前で佇む女性が一人。 薬草集めに行商護衛、モンスター退治にペット捜索と幅広いジャンルの依頼がボードへと貼られている。 勿論ギルドランクという制度があるため受けられない依頼も存在するが、そもそもそんな依頼は受ける気もなく] (80) nao-nao 2020/05/15(Fri) 22:15:07 |
【人】 賢者 メルキオールとりあえず待ち……かしら [相方が来るのを待とう。 おそらくまだ宿屋の布団の中で惰眠を貪ってるんでしょうけれど。 "お昼まで待って来ないなら一人でクエストに行こう" そんなことを思っては、ギルド併設のカフェでお茶を傾けること後どれくらいでしょうか?*] (81) nao-nao 2020/05/15(Fri) 22:16:01 |
賢者 メルキオールは、メモを貼った。 (a10) nao-nao 2020/05/15(Fri) 22:23:08 |
【人】 軍医 ルーク ―― 前線基地・外壁上 ――[ 出撃した兵士達は散会し、各々の配置につく。 中の一隊が、前方に突出している。 あれは、穴から降りてくる怪物の降下位置近くに陣取る 第一部隊だろう。 武装に身を固めながら、 その動きは気を抜けば見失いそうなほどに疾い。 怪物を間近に相手取る超近接部隊には、 身体能力に優れているものが多く配属されているのか、 あるいは、余程よく統率が取れているのか。 彼らを見下ろす顔に表情はない――はずだ。 地上の動きに集中していたものだから、 固唾を飲んで事情を見守る手の中の鳥が、 不安げにちらりと此方を見上げたことには、 一向に気付かなかった。] (82) zelkova 2020/05/15(Fri) 22:25:32 |
【人】 軍医 ルーク[ 天の大穴から、“それ”が降りてくる。 否、“降りてくる”というよりは―― 落下だ、落ちてくる。 あの距離から落下しては、生き物ならばひとたまりもない。 けれど、それは、そう ――言葉通りの意味で、生き物ではないのだ。 けたたましい吼え声が戦場を劈き、 『それ』が地面に着地するのと、 砲門が火を噴くのは同時だった。 腹の底に響く砲撃音が、耳を聾する。 矢継ぎ早に放たれた第一陣の砲撃は、 怪物に、あるいはその周囲に着弾し、 爆音が轟き、土煙が巻き上がる。 前線の人影たちは、射線上にはいない。 砲撃部隊も味方を撃つ様な無様はすまい――という、 そう簡単な話ではない、 近接部隊の彼らはあれほど突出し、 見上げるほどに巨大な怪物と相対しながら、 同時に、味方の動きを把握しているのだろう。] (83) zelkova 2020/05/15(Fri) 22:26:15 |
【人】 軍医 ルーク[ もうもうと巻き上がる土煙、 閃光がひらめき、戦場は地獄と化す。 今もその残骸が残る建造物の名残が、 怪物の前足の一撃で、がらがらと崩れ落ちた。 ――そう、此処は、あの大穴から怪物があらわれるまでは、 ひとが住まう土地だった。 ここにいても、大きな白い耳はあまりにもよく音を拾う。 破壊音、爆音、銃弾の音、ひとの声。 晴れてゆく土煙の向こうで、“それ”の影が現れる。 再びの咆哮。 四つ足の怪物は進みを止め、その首はぎりりと向きを変え、 生き物ではありえない角度で外壁を見上げ、 基地へと狙いを定めるように、一歩ずつ近づいてくる。>>72] (84) zelkova 2020/05/15(Fri) 22:27:11 |
【人】 軍医 ルーク四足歩行型―― 速度に応じて足並みを変化させている、 歩容の再現まで完全… などという生易しいものじゃ、ないな、あれは。 [ 生き物にしか見えない動き、 けして生き物ではありえない、圧倒的な破壊の化身。 その足取りを止めようと、兵士たちが攻撃を加える。 けれど、その進みを止めるには至らない。 四つ足の怪物が、迫って来る。 その胸元がぱかりと開き、奥にある『なにか』が、 戦場の何処かへと狙いを定めようとした、そのとき――] (85) zelkova 2020/05/15(Fri) 22:27:51 |
【人】 軍医 ルーク[ 戦場の中心に、白い光が膨れ上がる。 まるで『太陽』のように、 目が眩み、焼かれそうなほどの光量だ。 色素の薄い瞳は、それほど光には強くない。 けれど、目を眩しそうに細めながらも瞑ることなく、 強く、強く、輝きを増してゆく光を見続ける。 やがてそれは一筋に収束し―― 怪物の中央部を射抜き、消えていった。 ずしん、と、 巨体の倒れる音と舞い上がる土煙が、ここからも良く見えた。 それからもう一つ―― 先ほど白い光が見えた場所に、赤い影ひとつ。 そして、倒れたその影のところに、 ばらばらと駆け寄ってゆく近接部隊の兵士たち。] (86) zelkova 2020/05/15(Fri) 22:28:52 |
【人】 軍医 ルーク戻るよ。 [ きゅう、と鳥が窮屈そうな声を上げる。 それで初めて、自分が身体に力を入れていたことに気付く。 鳥は今の光が眩しかったようで、 くしくしと羽で目の辺りを擦るような仕草を見せていた。 こいつはこいつで、生き物よりも生き物らしい。 あれはなに? と問うように此方を見上げるものだから] (87) zelkova 2020/05/15(Fri) 22:29:35 |
【人】 軍医 ルークあれかい? そうだなあ、極めつけの莫迦が、 極めつけに莫迦なことをしたということだよ。 ああ、仕方がないんだ、 莫迦は莫迦なことをするがゆえに莫迦なんだから。 [ そんな風に言いながら、基地の中へと踵を返す。 これから医務室に訪問者があるに違いない。 その足取りはゆっくりしたものだったが ――これ以上早く歩けないのだから仕方ない―― 寄り道せずに、医務室へと戻るだろう。]* (88) zelkova 2020/05/15(Fri) 22:30:02 |
【人】 軍医 ルーク―― 医務室 ――[ 長耳兎の部隊長がいつ頃目覚めたかは、 そいつの体力次第といったところだけれど、 少なくとも、隊長を担ぎ込んできた部下たちの阿鼻叫喚は、 耳に入らなかったようだった。 あの耳はさぞよく聞こえるだろうから、 もし意識があったなら、 なんでよりによって葬儀屋がいるんだ!? 誰でもいいから他の医者呼んで来い、 うわやめろ俺たちは大した怪我なんてギャー!!! ――みたいな大騒ぎが、 ことのほかよく聞こえていたはずだ。 (もしかしたら多少夢見は悪かったかもしれない) 戦闘があって負傷者が零ということはなく、 暫くの間は駆け付けた他の医者たちも交えて、 怪我人の手当てに追われた。 急な処置を要する負傷をしたものは、ほぼいない。 部隊の練度の賜物か、 あるいは――被害が出る『前に』、敵を仕留めたからか。 ある意味で一番重症だったのは、この長耳だったのだけれど、 先ずは寝台に突っ込んで点滴の管を刺し、 他の患者の応急手当てに当たる。] (89) zelkova 2020/05/15(Fri) 22:31:30 |
【秘】 兄 エーリク → 賢者 メルキオール/* メルキオール様 村建てです、この度はご参加いただき誠にありがとうございます。 窓予約をされていないということで、 Wikiにあります通りこちらの灰でランダムを振った結果 【魂信窓(死之商人)】 こちらに異論無いようでしたら 確認次第設定して参りますので 設定後お手数ですが役職希望を変更していただけますと幸いです。 また、死之商人は以下の手続きが必要になるため、 お手数ですが1d突入後は後述の指示にご協力をお願い致します。 (-22) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 22:32:04 |
【人】 軍医 ルーク君、そいつに何かあったら呼んでくれ。 [ 戸棚の横を通り過ぎがてら、 影に隠れていたもふ玉に声をかければ、 鳥はらじゃー! とばかりに頷いて、 兎のベッドの下に潜り込んで隠れる。 けれど、下にいては様子が分からないと気づいたのか、 よいしょ、と寝台によじ登り、 布団の中に潜り込んで、もそもそと隠れた。 ――まあ、それはそれでいいだろう。] (90) zelkova 2020/05/15(Fri) 22:32:11 |
【秘】 兄 エーリク → 賢者 メルキオール/* お願いしたい手続きは以下2点でございます。 @役職希望「死之商人」を選択 A1d就任後、能力行使先を相方様PC もしくはもう一方の自PCへ選択 後は村建てNPC「邪気悪魔」が 1d就任後両PCに邪気絆を結べば全て完了です。 ですが、もし諸作業不要の役職をご希望の場合は 再度振り直しを行いますのでお気軽にお申し付けくださいませ。 (-23) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 22:32:34 |
【人】 軍医 ルーク[ だから、そいつが目覚めたときに最初に見るのは、 首を右に傾けるか、左に傾けるかの運次第。 運が良ければ、人が去って医務室が静けさを取り戻した後、 にょきっと布団から顔だけ出して添い寝を決め込む ぺんぎんであったろうし、 運が悪ければ、元々ない表情を凍らせて、 笑っていない目で口元だけを釣り上げている、 『話が分からない』方の医者であっただろう。] おはよう。 早速だけれど、問診の時間だ。 さてその前に、聞いておこうかな。 確か君は以前、わたしが薬を処方した際、 『苺飴なら喜んで食べるのに』と言っていたかな。 それを踏まえて質問だ。 [ 記憶力は良い、患者の希望は『よく覚えている』] (91) zelkova 2020/05/15(Fri) 22:33:13 |
【人】 軍医 ルーク それほどあの薬が嫌なら、開発中の新薬か、 中央から取り寄せた栄養剤を試そうか。 どれも頗るよく効くよ。 さて、腸が捻じれかえるほどに苦い奴と、 胃が踊り出しそうに苦い奴と、 それともいつものやつ、どれがいい? [ にい、と口端が笑みの形を象る。 三つも選択肢を用意するなんて、 自分はなんて心優しい医者なのだろう。 ――そう、患者の希望を覚えてはいるし、 話もしっかりと理解するが、 かといって希望に沿うとは限らないのである。] (92) zelkova 2020/05/15(Fri) 22:37:12 |
【人】 軍医 ルーク[ 怒るか、実験対象か。 どう思われているかは、分からないけれど。 答えを待ちながら、その様子をじっと見る。 目の動き、手足の動き、問いに応えるならば声の調子。 疲労以外に何かの症状は出ていないか? ――戦場でどう行動するかは、兵士の領分だ。 だから、ああするべきだった、こうするべきだったと、 口を挟むようなものではない。 しかし、ここは医務室で、自分は医者だ。 だから医者としての所見を述べておくことにしよう。] 阿呆。 * (93) zelkova 2020/05/15(Fri) 22:41:43 |
【人】 楊 宇静我不回家! (家には帰らないってば) 我不想说同样的话… (同じ話はしたくないんだよ) [立て付けの少々悪い硝子戸は、無理矢理引けばガタガタと大袈裟に存在感をアピールする。 しかし更なる大声でそれを掻き消したなら、男は店をぐるりと見渡した。] ……请暂时不要给我打电话…… (暫く電話してこないで) (94) redegg 2020/05/15(Fri) 22:43:20 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a11) 桃胡椒 2020/05/15(Fri) 22:43:22 |
【人】 楊 宇静[舌打ちは、今しがた行われていた通話の中身のせいか、それとも。昼飯時の真っ只中、賑やかな店内に自らの座るべき席を見出だせなかったからか。 忌々しげにスマートフォンの画面を押下したなら、仕方がない。と、向かい側に人が既に座っているテーブルに腰を下ろした。] やぁ、ゴメンネ でもひとりのテーブルでは寂しいよ ご飯食べるとき、美味いと感じるのは 他のひとと一緒で食べることだね [先客>>58はちょうど食べ始めた頃合いだったろうか。 日本人のパーソナルスペースは広い。というのは知識として知ってはいたものの、この国に来てみて実際にそうだった。と、思うこと枚挙に暇がない。 私はそうは思わないけれど、彼はそうではないかも知れない。だって、顔立ちがちゃんと、この国のひとだもの。と、湯麺を啜る姿を不躾に観察しながら思う。] (95) redegg 2020/05/15(Fri) 22:45:11 |
【人】 楊 宇静叔叔、请给我平常的一个 (おじちゃん、いつもの頂戴) [だから、返事が素っ気なくても気にしない。勿論、何か話が膨らめば楽しいのだけれど。 兎に角今は、空いた腹をどうにかするのが先決と、エビチリとご飯の昼Cセットを頼んで、それから。] 髪の毛、可愛いね? [自分の首の後ろ――ちょうど先客が髪を結っている辺りと同じ位置――を人差し指で示しながら、もう一度話し掛けてみたけれど、さて。] (96) redegg 2020/05/15(Fri) 22:46:07 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a12) zelkova 2020/05/15(Fri) 22:51:00 |
神置 穂村は、メモを貼った。 (a13) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 23:18:03 |
神置 穂村は、メモを貼った。 (a14) Arianrhod 2020/05/15(Fri) 23:22:27 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a15) kaomozi 2020/05/15(Fri) 23:40:55 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a16) zelkova 2020/05/15(Fri) 23:45:27 |
【人】 ミア虚ろな顔と、色の無い瞳だった。 いのるきもちも無いくせに、指先は十字を切っていた。 身体の後ろから眩しい光が射してくるから、 私の、ほそくて、おおきな影がのびるよう。 (98) mayam 2020/05/16(Sat) 0:01:21 |
【人】 ミアきみ、如何してこんな時に来てしまうのだろう。 きみがやって来てしまうように、 きみを " 迎える " ひとがいるって、 ただそれだけの話なのに。 いっそ同情すらしたかもしれない。 返事もしない そのひとへ。 (100) mayam 2020/05/16(Sat) 0:02:35 |
ミアは、メモを貼った。 (a17) mayam 2020/05/16(Sat) 0:04:15 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 何時だったろう、百万本の薔薇、なんて嘯いたのは。 …とおいむかしのことのようにも思える。 レッドカーペットなぞ踏んだことも無いのだろう、 華奢な足先が紅を踏み散らし、 嗚呼、 そう。 優雅 や 高貴 なんていう、 これまでの世界を破るかのような、 寧ろ、勇壮にさえ 見えたのだ。 天鵞絨の破片を、血飛沫のよに身に纏う。 知らない景色だった。 全く。 ] (103) is0716 2020/05/16(Sat) 0:07:52 |
【人】 世界の中心 アーサー( 僕はと言えば、 血色の葡萄酒こそ嗜みこそすれ、 早いうちに部屋に引っ込んで、 窓の外を眺めてばかりだった。 ) (104) is0716 2020/05/16(Sat) 0:09:30 |
楊 宇静は、メモを貼った。 (a18) redegg 2020/05/16(Sat) 0:09:53 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 今日もきっと、窓枠に手を掛け、足を掛け、 尋ね来る人影が有る。 屋敷のものに見咎められない為だと言うけれど、 外には番犬足る大きな犬が2匹、居るわけで 人間よりも先に彼等が“聞き”咎めるのだが。 きっともう、慣れてしまったのだろう。 野太い犬の鳴き声は聞こえて来ない。 寧ろまるで、甘えるかのよな鼻にかかった鳴き声で、 窓越しに来客を報せてくれる。 ] (105) is0716 2020/05/16(Sat) 0:09:56 |
【人】 世界の中心 アーサー( 自室を一階に据えたのは、 彼女に出会って、数日おきに現れるようになって、 ひとつきほど後の話だっただろうか。 肩身が狭かったのか、二階の窓枠を越えてきた姿に ただただ仰天していた! ──自室の水道管がおかしくなってね── そんな言い訳さえ して。 ) (106) is0716 2020/05/16(Sat) 0:11:01 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 革張りのソファを軋ませ、本棚に立ち寄る。 いくつか、色違いの手帖が並ぶ。 だれか専用の棚になってしまった、オークの其れ。 ──何冊めか、だ。 紺青の背表紙を手に取り、猫脚のテーブルに、 かるぅく 置いた。**] (107) is0716 2020/05/16(Sat) 0:12:14 |
世界の中心 アーサーは、メモを貼った。 (a19) is0716 2020/05/16(Sat) 0:20:20 |
【人】 兄 エーリク[元々僕は食が細く、常人よりも量を食べられない。 1日1食か2食でも多すぎるぐらいだ。 けど、肉体は自身の意思に反してそこまで強く無いらしい。 食の細さに加え熱中すると寝食を忘れる性質が災いし 自室で(1)1d3回程倒れた後は家族は勿論、 彼も大層心配していたそうだ。 食は細くても好物の甘いものなら食べられることを知る彼は それからというものの、こうして決まった時間になると 紅茶や珈琲と共に菓子を自室に運んできて カロリー補給と休息を促してくれるようになる。] (109) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 0:56:07 |
【人】 兄 エーリク[銀の盆に載せられた、こんがり狐色した貝殻型の焼き菓子。 ふわりと香るレモンの香りを手に取り一口齧る。] ……美味しい。 [まず最初に感じたのはレモン独特の酸味と香り。 そしてバターの濃厚な風味。 けれど決してくどさを持たず、じわりと口に広がる甘味が 何だか微睡む春に見る夢のような心地よさ。] ──────────────── 美味しい。 [しみじみと、感慨深く呟けば 2つめのマドレーヌに手を伸ばし、紅茶を含む。 ストレートのニルギリがレモン風味のマドレーヌの後味を 消すことなく渋みもえぐみもない軽やかな余韻を残し。 結果、気付けば(4)3n7つの焼き菓子を ぺろりと平らげて、ごちそうさまと呟いた。] (110) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 0:56:27 |
【人】 兄 エーリク[ジョバンニは、凄い。 僕と歳もそう変わらぬ男の子、 幼い頃から家族と共に過ごしてきた使使用人兼友達。 魔術はそんなに得意じゃ無いけれど いつも美味しい食事を作れて、家の家事も完璧にこなす。 僕らも時折家事はするけどジョバンニの腕には敵わない。 それでいて僕たち家族のことを何より大事にしてくれて。 こうして彼がお茶や菓子を運んでくれなければ 自室で倒れる回数は悠に3桁は超えてたはず。] (111) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 0:57:38 |
【人】 兄 エーリク[街の食べ物も美味しいけれど 僕は自然の恵みやジョバンニが作ってくれる マドレーヌ含めたお菓子がやっぱり好きなんだよな。 父と母がいない日に焼いてくれたパンケーキ。 その日はいつものように魔力を高める月光蜂の蜂蜜じゃなくて ルビー色した手作りのいちごジャムを添えてくれた。 夏に食欲が落ちた時は 沢のカニをわざわざ獲ってムースを作ってくれたっけ。 ひんやり冷たいカニの甘みと滑らかな舌触りは 弱った胃と体には心地が良くて。 クラッカーと共に差し出されたそれを夢中で食べたら 何よりも安心した笑みを浮かべてお代わりをくれて。 そこから体調もみるみるうちに回復していった。] (112) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 0:57:54 |
【人】 兄 エーリク ジョバンニ。 [ふふ、思い返すと何だか素敵な記憶ばかりだ。] ジョバンニが作る味は────幸せの味だね。 [家族の 僕の 積み重ねられた記憶の中で。 その傍らには、いつもジョバンニが作る 料理やお菓子の味があった。 (勿論それ以外にも沢山 沢山 あるけれど)] (113) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 0:58:22 |
【人】 兄 エーリク[ふ、と笑いながらジョバンニを見やれば 一瞬……彼は目を見開いて驚いたような表情を見せた。 かと思えば、左手を顔に当て天を仰ぐかのような仕草で そのまま固まってしまう。] 『…………坊ちゃまが…………天使すぎる…………。 …………うちの坊ちゃま超天使……』 [何だか言ってることがよく分からないけど これは喜んでくれたんだろうか? そうだったら嬉しい。] (114) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 0:59:09 |
【人】 兄 エーリク[突如パッと手を離し、僕の方に向き直ると] 『坊ちゃま、紅茶のお代わりいります? マドレーヌもいっぱい焼いたし追加もあるんで じゃんじゃん食べちゃってくださいよ…………。』 [うん、うんとしんみりした様子で何度も首を縦に振りながら 紅茶とマドレーヌのお代わりを尋ねられたので お言葉に甘えてそれぞれ一つずつお代わりを貰うことにした。 夕飯に響かない腹具合を僕以上に熟知する彼が カップへ半分よりやや少なめに注いだ紅茶を一口含めば 窓の陽がゆるやかに室内を照らし始めている。 今、何よりも大好きなこの瞬間を。]* (115) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 0:59:36 |
【独】 兄 エーリク/* ふと、役職人数を確認。 童子龍人間換算だし参加者様のNPCで人間換算増えたし ダミー死亡後の2dエピ突入はないと思う。た、多分。 (-34) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 2:02:16 |
【人】 高校生 七嵐 春生[とあるSNSの投稿は、そんな言葉に、写真が添えられていた 快活そうな少年と、そして腕に抱かれた、丸くてもふもふしたつぶらな瞳の…謎の生物 二人(?)共にカメラ目線でキメている、そんなツーショット写真 その投稿には(9458)10n10000いいねが付いていた、という――] (117) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 3:52:02 |
【人】 高校生 七嵐 春生―― 秋の終わり ―― [学園の、数日に渡る文化祭が終わり、通常授業の戻った月曜日 祭りの終わりを否が応でも悟らせるような、冬の冷たい風が吹いていた 七嵐 春生は、校庭を小走りに駆けながら、昇降口に滑り込んだ 3-lの自分の靴箱に、スニーカーを放り込んで、スリッパをスノコに落とす] おはよう!!寒いな!! [見知った顔に声を掛けられればそう返す 風が遮られるとはいえ、昇降口ではまだ寒い。制服のブレザーの下にパーカーを着込んでいるとはいえ、寒いものは寒い そう思いながらふるっと身を震わせて、しかし声と表情はいつも通りの朗らかさであった] (118) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 3:53:27 |
【人】 高校生 七嵐 春生『ハルー、写真見たぞー。良かったな!』 おう!ありがとうなー! [ざわざわとした朝の昇降口を抜ける間、男子生徒から声が飛ぶ それに春生は、満面の笑みを返す] 『七嵐くんおめでとー。何もらったのー?』 ありがとなー! オレは……うまい棒もらったぜ! [廊下で女子生徒にすれ違えば、また声を掛けられる 問いかけに「現物支給だったぜー!」と答えながら、春生は、先日大量に手に入れたうまい棒(これはコンポタ味)を手渡した その後もそこそこの人数に祝いの言葉をもらいながら、種類豊富なうまい棒を配り歩く春生の姿があった] (119) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 3:55:14 |
【人】 高校生 七嵐 春生[ 学園(7)1d10不思議の(10)1d10番目、『学園祭のいえやすのウワサ』―――― 学園祭1日目から始まる「いえやすを探せ」…謎の生物いえやすを見つけたヤツは恋人ができ、成績は上がり、あらゆる悩みは解決し、カッコイイ称号を得、RPG的な魔法を使えるようになるという… ] (120) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 3:58:45 |
【人】 高校生 七嵐 春生[そんな、青春真っ盛りの生徒たちが好きそうな、盛りに盛られてどこまで本当か分からないような噂話 しかし実際に『いえやす』は実在し、「いえやすを探せ」イベントも開催されている 毎年数人がいえやすを捕獲…もとい発見し、賞品をもらってリリースしている…らしい] いえやすどーこだっ! [七嵐 春生。 彼は、いえやすを探すことに全力を懸ける系DKであった 文化祭中はSNSのグループや掲示板で情報を交換し、釣り竿や虫取り網を片手に走り回る そんな彼の様子は周りに知れ渡っており、 それ故、文化祭中には知らなかった生徒たちに、こうして祝福されているのだった] (121) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 3:59:58 |
【人】 高校生 七嵐 春生[しかし、そうして盛り上がれるのも最後 受験生にとっては勝負の冬が、 学園生活最後の冬が、始まった**] (122) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 4:01:03 |
【独】 兄 エーリク/* うん、これで半分ほど集まったかな。 入村解禁のペースから考えると悪くなくてホッとしてる。 あとはセット予約も窓予約もなかった一組が 長考中かリアル事情だといいんだけど。 募集半年掛けたから忘れられてる可能性もあるからね。 入村チェック欄は11人入ったらwikiに設けようか。 (-36) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 4:07:49 |
高校生 七嵐 春生は、メモを貼った。 (a20) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 4:10:18 |
【独】 高校生 七嵐 春生/* *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜ Special Thanks sumi05様、いえやす *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜ (-37) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 4:15:30 |
【独】 高校生 七嵐 春生/* 入村から周りを置いていくスタイル!!駆け抜けるぜ!! 友情出演のいえやすよろしくなーーー!!許可を下さったsumi05さんも誠にありがとうございます。 いえやすにコーヒーゼリーsweet貢いでおくぜー! (-38) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 4:17:57 |
【独】 高校生 七嵐 春生/* チップ被らせるのあまり良くないな、と思いつつ、雰囲気合うチップがこれしかなかったのでごめんなさいだぜ〜…。 ほんとは再演をしたかったんだが、そのチップが実装されてないと…いう………。 だからチップ予約も空けてたんだが、直前…というか村建ってからになってしまって村建てさんはごめんなさい! RP村がなんか落ち着かなくてこれで大丈夫か不安だぜ!!頑張る!! (-39) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 4:21:31 |
【独】 高校生 七嵐 春生/* 元村では学園1不思議の10番目だったんだが、きれいに7不思議になったな() いいねは多すぎだな!! alphaは小文字らしいからL組だなー。元村は3-Pだったので問題ないな(?) (-40) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 4:25:29 |
【秘】 兄 エーリク → 高校生 七嵐 春生/* 七嵐さん 夜分遅くに失礼いたします、村建てです。 この度はご参加いただき誠にありがとうございます。 >>a20メモ拝見いたしました(チップの件はお気になさらず) 相方もしくは2ID目PCの項目から 「三人目も居るかも」という記述を確認し、 NPCの窓希望確認に参りました。 NPC検討はwikiでも確認しているのですが NPCの希望役職について記述が無かったため 現在童子龍3(NPC込み)で設定しております。 ですがNPC役職の窓が不要の場合 童子龍を1減らし、NPC分の村人希望を増やしますので そちらをご希望の場合は私までお気軽にお申し付けください。 (-41) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 4:43:59 |
【秘】 兄 エーリク → 高校生 七嵐 春生/* そして、こちらは出来ればのお話ですが ・NPC投入をするかどうか ・NPCを投入する場合、NPCの窓希望 ・NPCの入村 こちら、村建て側の人数と 各役職数・開始設定に関わる重大な部分ですので 大変恐れ入りますが可能でしたら【5/18の0時までに】 私の方まで秘話かメモにてお伝えいただけますと大変助かります。 (難しいようでしたら2時まで待機が可能です) 村建てとしては七嵐さんが納得の行く、満足出来る 結果や選択をしてお楽しみいただけることが一番の喜びですし そのために検討のお時間が必要であれば 可能な限り待ち続けたいと考えておりますので 私のことはお気になさらず、ご検討をお願いいたします。 長文失礼いたしました。 引き続きごゆっくりお楽しみください。 (-42) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 4:44:35 |
【人】 神置 穂村[咽せないよう麺に意識を集中せねば スルーを試みるつもりで無言を決める とはいえ、無反応というのも些か気が引け 結果、中途半端に頷くだけに留めた] (124) Arianrhod 2020/05/16(Sat) 4:56:14 |
【人】 神置 穂村[ところが、そうはいかなかった 流暢な大陸の言葉でオーダーを済ませると 自身の首筋を指差しながら、 話しかけてきた内容に思わず咽せかける] (125) Arianrhod 2020/05/16(Sat) 4:57:20 |
【人】 神置 穂村…可愛い、だ…と? [髪を結んでいたシュシュのことか というか、それ以外に考えつかない 聞き捨てならない言葉に思わず ムッとしながらも、はたと我に返ると バッグから自分のスマホを取り出し 保存してる画像を彼に見せた] (126) Arianrhod 2020/05/16(Sat) 4:59:01 |
【人】 神置 穂村…あのな、可愛いってのは こういうのをいうんだ…分かる? [画像の中では、生まれて数ヶ月の ほわほわのパンダがわらわらといて たくさんのぬいぐるみが転がっている いわゆるネットで拾いものだった] (127) Arianrhod 2020/05/16(Sat) 5:00:19 |
【人】 神置 穂村…あと、俺は…可愛いじゃなくて カッコイイ、イケメンっていうんだ 、、、、、、、、、、 カッコイイ、イケメン…な? そこは、ちゃんと覚えてくれろ? [そう告げると、にっこり笑った**] (128) Arianrhod 2020/05/16(Sat) 5:03:31 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a21) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 5:04:45 |
【独】 兄 エーリク/* わー、みんな展開が気になる素敵な人達ばかりだ。 見てて思ったんだけど、 エピったら「それぞれの交換日記形態まとめ」作りたいな。 本の人もいればSNSみたいな電子タイプもいそうだし。 今回交換日記に関する解釈の幅広げたけど 村建て自身は何が来るか全く予想出来てません() ネタロルPLが建てた村だから大喜利大会になるんじゃ?と 若干震えていたなど (-46) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 5:07:43 |
【独】 兄 エーリク/* 無事18日の0時までに全員集合& 設定がスムーズに出来ますように。 18日は村建てメモ一撃したあと すぐ出なきゃいけないから諸々に対処出来ないし 徹夜案件あるので出来れば早めに寝ておきたい。 勿論参加者の皆様にも事情があるだろうし 待てるだけ待ちたいのも本音なのだけどね……。 (-47) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 5:08:39 |
【秘】 高校生 七嵐 春生 → 兄 エーリク/* 村建てさん!お疲れ様です!ご連絡ありがとうございます[ぺこり] 三人目の件も村建て後のご報告になってしまい申し訳ありません…! にも関わらず対応していただきありがとうございます。 今のところ投入濃厚、その場合窓ありで考えています!(今の設定で大丈夫です!) 投入する場合、18日0時までには入村します。無しになった場合はご連絡させていただきます! お手数お掛けしますがよろしくお願いします! (-49) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 5:09:30 |
【独】 兄 エーリク/* メモ: セット&チップ予約未記入の1組が もし来なかった場合を想定&魂信窓希望された場合 メルキオールさんに秘話で謝罪と共に 残りから灰ランダム振り直す。 16日夜になってもお二人の姿が見えなければ 村建ての秘話確認&(役職希望の)最終セット変更可能時間を メルキオールさん達にお尋ねする。 (-48) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 5:11:53 |
神置 穂村は、メモを貼った。 (a22) Arianrhod 2020/05/16(Sat) 5:12:16 |
【独】 神置 穂村/* …いつかのどこかの村でのシンシンかー みたいな、口調になっていた不思議 ・ㅅ)なんか、似てるよね←つられただけやん (-50) Arianrhod 2020/05/16(Sat) 5:14:51 |
【秘】 兄 エーリク → 高校生 七嵐 春生/* 深夜にも関わらず迅速な返信、 誠にありがとうございました。 委細承知いたしました。 では役職数設定はこのままにいたしますね。 いえいえ、私のことはお気になさらず…… こちらこそ最後までよろしくお願いいたします(ぺこり) (-51) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 5:16:15 |
高校生 七嵐 春生は、メモを貼った。 (a23) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 5:16:24 |
神置 穂村は、メモを貼った。 (a24) Arianrhod 2020/05/16(Sat) 5:17:21 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a25) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 5:17:27 |
【独】 高校生 七嵐 春生/* 深夜というかもう朝ですy………… 村建てさんもお疲れ様です!! ほわほわわらわらパンダ可愛いな!!! (-52) hoshine_k 2020/05/16(Sat) 5:18:35 |
【独】 兄 エーリク/* 村建て後にセット決定・チップ決定や NPCの投入決定は大丈夫ですよー。 (村のコンセプトや形態にもよりますが) 締切日当日や直前に要望とかでなければ オールオッケーのゆるい村建てなのです。 ぶっちゃけると人数・編成締め切り時間までに 全員入村していただければそれで十分です。 締め切り時間に遅れるという連絡一切無し& 人数全員揃ってないのが私にとっては一番怖いのです……。 (-53) 桃胡椒 2020/05/16(Sat) 5:23:12 |
[1] [2] [3] [4] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新