イタズラ娘 カミラは、メモを貼った。 (a1) 塩胡椒 2020/05/21(Thu) 8:47:39 |
【人】 赤の騎士 アロイス[問いを投げかけたと思ったら本を渡されていた。 ……な、何を言っているのか分からないだろうが、俺にも何を言われたのか分からなかった…… 何でもないようなちっぽけな疑問だったはずのそれは、その"返答"によって、本格的に分からなくなってしまった。その上、口を挟む暇さえ与えぬと言わんばかりに淡々と語られる言葉の数々。俺の首と脳みそはぐらぐらと揺れて捥げそうだ。] 機嫌が良ければ……? 本に機嫌なんてあるのか? ……つーかこれ、なんだ? [押し付けられるように渡された"それ"は、俺によく似た真っ赤な装丁の本だった。押すな、と言われれば押したくなるのが人の性である。表紙を捲ろうと反射的に伸ばした手は彼女の鋭い視線によって遮られてしまった。] (0) Kawolf 2020/05/21(Thu) 8:52:25 |
【人】 赤の騎士 アロイス[メルキオールと別れ、宿屋に着くと真っ先に表紙を捲っていた。 彼女の意図は分からないが、謎に包まれたこの本に好奇心が抑えきれなかったのである。 表紙を捲ると、飛び込んできたその頁には……と書かれていた。 当然のように読みものかと思ったそれは、この1頁を除いてすべて白紙であった。どうやらこの本は読みものではなく"書くもの"らしい。 不思議に思いながらも、誰かの手によって書かれたその文言に、気づけば俺は筆を取っていたのだった。] (1) Kawolf 2020/05/21(Thu) 8:54:32 |
【魂】 赤の騎士 アロイス20××年△月〇日 てんき︰🌞 今日はメルキオールから本を押し付けられた。 よく分かんねーが、なんも書いてないあたり 本っつーよりノートか? 夕方広場で走り込みしてたら、 ハトが寄ってきたので木の実を分けてやった。 そういや最近あまいもん食ってねぇな、、 [思いつくままに書いた文章はめちゃくちゃだった。そもそも普段ロクに文字も書かない男だ。書くとすれば依頼書に名前を記入するくらい。しかしメルキオールはああ言っていたし、誰に見せるわけでもないなら問題ないだろう。日記とはそういうものなのかもしれない。 筆を置くと眠気に誘われるまま床に就いた。] (_0) Kawolf 2020/05/21(Thu) 8:57:30 |
【人】 赤の騎士 アロイス[翌朝、目が覚めるといつものように空き地へ……ではなく、その足はギルド内の小さな商店へと向かっていた。 目的は研磨用布の調達。昨日の大量討伐で愛用する剣の切れ味が落ちてしまっていたのだ。] おじちゃん。ケンピカひとつ。 [昨日の報酬で銭袋はぱんぱんだった。対照に、昨晩夕飯を食べ損ねたせいでカラダは空腹を訴えている。これを研いたら何を食べようかと思考を巡らせながら広場へと向かった。]* (2) Kawolf 2020/05/21(Thu) 8:59:54 |
赤の騎士 アロイスは、メモを貼った。 (a2) Kawolf 2020/05/21(Thu) 9:03:40 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣[家に帰ると、和風出汁が香った。 家事は自然に分担していた。 自分が朝食の支度と掃除とゴミ捨て。 姪が夕食の支度と弁当。 洗濯はそれぞれ自分のものを。 十年も一緒にいると、姪だったか娘だったか 判らなくなるときがある。 何か欠けているらしい己は 誰かと愛し合った記憶はないのだが。] (3) ながれ 2020/05/21(Thu) 9:46:17 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣いただきます……おでん、うまいな [手を合わせてから食事をいただきつつ 感想を漏らすと、姪はご機嫌そうに笑う。 他人と共同生活するに当たって ちょっと時期にあってないね、だとかの 無粋な発言はしないに限るとすっかり学習済みだ。 やって貰えるのはありがたいことだし。] (4) ながれ 2020/05/21(Thu) 9:46:21 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣[姪が、明日は遅いかと訊ねてきた。 明日。 彼女の誕生日はもう過ぎたし 特別な日ではない筈だ。 ただの、金曜日。] ……ん。遅いと思うが [どうやら、友人を家に呼びたいらしい。 気恥ずかしいのか、贔屓云々言われたくないのか、 自分が叔父で保護者であることは絶対に秘密だと 耳にタコが出来るくらい聞かされてきた。 家に友達を招くなど以ての外の筈だったが その子のことは、特別らしい。] (5) ながれ 2020/05/21(Thu) 9:46:26 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣[姪は少々厄介な性格をしているので 親しい友人が出来たことはうれしい。] 家に呼んで構わない 仲良く遊びなさい [定期的に掃除はしているから 反対する理由もない。 ズズ、と出汁を啜った。*] (6) ながれ 2020/05/21(Thu) 9:46:31 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢── 2日目 お昼! ── [起立、礼。 4時限目終了の挨拶が終わるなり 弁当を鞄から出して、抱えて走る。 上履きの底をキュッと鳴らして 扉の前でしんこきゅー。 すりー、つー、……ガラッ!] チカっ お昼たべよっ [ずかずか、真っ直ぐにチカの席へ。 チカに声を掛けようとしてたのかしら? 彼女のそばにいた子たちは 「失礼〜」と笑顔で牽制して散らした。 チカは私のよ!] (7) nagaren 2020/05/21(Thu) 16:12:38 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[「借りるねー」と図々しく 隣の席の子の椅子を奪って チカの机の横につけて腰掛けた。 当然のようにチカの机で弁当を広げる。 そうしつつ、チカに嫌がられないかな……って 内心はビクビクしてたりするけど。 受け入れて貰えて、 ホッとしながら箸を握った。] (8) nagaren 2020/05/21(Thu) 16:13:05 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[チカは今日はコンビニで買ってきたみたい。 サンドイッチ、美味しいよね。 私はフルーツサンドがすきだな。 チカの500mlパックから甘い香りが香る。>>1:340] あ、ホント良い匂い [薄桃色の唇が一度咥えて そして、離された。 そのストローの先をじっとみて いやいやヘンタイっぽいなと視線を逸らした。 タッパーにおでんだけ突っ込んだ 適当すぎるお弁当だけど、こんなんでも チカが偉いって褒めてくれるのは嬉しい。 大根を箸で掴んで齧る。 うん。不味くはない。] (9) nagaren 2020/05/21(Thu) 16:14:38 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[もっきゅもっきゅ。 ほっぺたを膨らませて頬張る私に チカから、嬉しいお誘い。>>1:341 嬉しくてつい、喉に詰まらせそうになった。] んぐぐっ……! ぷは もちろん、遊べる! チカの島、お邪魔する! てかさ、今日私の家、来ない? 一旦家に帰ってゲーム機持っておいでよ 何なら泊まってもいいからさ [どう? って小首を傾げて訊ねた。 箸を握る指先までトクトクと鼓動が鳴ってる。 緊張するの、私らしくないんだけどな。**] (10) nagaren 2020/05/21(Thu) 16:14:49 |
【独】 女子高生 雨宮 千夏/* んんんんん 先生もイリヤちゃんも 好きすぎるっ ふたりの関係も最高だし、 私も、ふたりといっしょに住みたいよぉぉぉーーー あと、「あつまる!にゃんこの森」 ゲームの名前に 萌えすぎて、ごろごろしてるー。(⌒(_*‥)_ (-8) YA'ABURNEE 2020/05/21(Thu) 17:56:12 |
【人】 軍医 ルーク ―― 明け方の見張り台 ――[ 通信機の解析は、順調に進んでいたようだった。 途中までは。 あの重みの大半は外殻である箱のものだった。 内部が破壊されないよう頑丈に作られていたためだろう。 中から現れた部品は、驚くほどに小さく精巧だった。 内部に記録の痕跡を発見し、 色めき立った技術班の解析が止まったのは、 その通信が暗号化されていたからだ。 機械の解析はいつの間にやら数学の時間と化し (何故言語学ではなくて数学なのかは、 専門外の自分には朧げに想像するのみだ)、 役目を終えた自分は解放されて日々の業務に戻り、 あの見張り台を漸く訪れることが出来たのは、 箱が発見された翌々日の明け方のこと。 慣れた道のりを、ぺんぎんと共に歩く。 階段を上ってゆく。 前回は帰りがけに引き出しを開けたけれど、 今回は最初から見張り台の机に向かった。 見張りが離れているのを確認し、 引き出しの中から赤い袋を取り出す。 机の横にぺたんと腰を下ろして、 タブレットを取り出しロックを開く。 指の動きは最初は躊躇いがちに、 動き始めてからは、逸るように早かった。] (11) zelkova 2020/05/21(Thu) 19:45:09 |
【人】 軍医 ルーク[ ノートのページはまた増えていた。 いつものように、日付から始まる日記。 一語一句目で追いながら、 呼吸すら忘れるように真剣に読む。 ぺんぎんは、画面を覗きこむことはしなかったけれど、 羽根の一枚も動かすまいとでもいうように、 口の前で羽をバツにして、しーっと静かにしていた。 いくつかの箇所で、表情が動いた。 気付いたことがいくつもある。 それはまだひどくあやふやで、 指を伸ばせば煙のように散ってしまいそうな、 そんなとりとめもない感覚だ。 例えば、そう、 この日記の主は『通信機』という言葉を避けている。 その暫く後で『通信をする』という言葉を使っている以上、 『何か』と書かれた箇所に入る言葉は、 文脈からしても、別のものであること自然だ。 けれど、それが何を意味するのか、 今は触れることなく、一度、タブレットから視線を上げる。] (12) zelkova 2020/05/21(Thu) 19:46:45 |
【人】 軍医 ルーク[ ゆっくりと、片手を伸ばす。 いつも、大穴に向けてそうしているように。 目を眇め、その先にある何かを見る。 朝の光が差し込み始めた見張り台、 淡く室内を照らす光の筋。 舞い上がった小さな埃が、光に照らされて、 ゆるやかに白く光る。 さらに、その向こうを見る。 誰かの後姿が見えるような気がした。 凍えるような寒さの中、 何処までも続く白い景色を、 たった一人歩いてゆく人影だ。] ……、 [ 言葉から思い描くことしかできない、その景色が、 『どの場所』のものであるのか。 自分はきっと、気づきかけている。 その白い景色に足を踏み入れたとしても、 この足は、きっとまともに動かない。 ――… けれど、 伸ばした手を握り込み、下ろす。] (13) zelkova 2020/05/21(Thu) 19:48:35 |
【人】 軍医 ルーク[ 傍らのぺんぎんに向けて、首を傾げた。] 息まで止めてるような、顔してる。 窒息するぞ? [ ぺんぎんはそう言われて目をくりくりさせて、 ぷはー、と深呼吸した。 そういえば、此奴らは基本的には寒冷地仕様で、 この世界のどこでも活動できるように、 幅広く適応可能な造りになっているようだ。 きっと、いくつものことに、自分は気付き始めている。 何かの前で立ち竦んでいる。 けれど、このタブレットを閉じて、 何もかも見なかったことにして立ち去るのは、 最早選択肢すら思いつかないことだった。 ノートのページを改め、指を滑らせて行く。]* (14) zelkova 2020/05/21(Thu) 19:50:09 |
【妖】 軍医 ルーク[ 気付くことは多かった。 夢の中の“誰か”が兵士であろうということは、 二度目の日記で確信していた。 抑々この見張り台に置いてあるという時点で、 その可能性は高かったけれど、 二度目の日記には『日々の仕事や訓練』とあったのだ。 夢の中、そのひとは“左手”で白い何かに触れた。 左利きなのだろうか、あるいは、右手に何かを持っていた? それとも、もっと何か他の理由。 持っていた“何か”を口元に当て、 誰かに報告をしたみたいだと言いながら、 その暫く後に、遠くの誰かと『通信』をしていたり、と 自ら書いている。 通信をしていると知りながら、日記には“何か”と記していた。 自分が本当に優しい人かは分からない、と語る。 自分のことは自分では分からないものだ―― という意味にも見える。 けれど、“人”。 どこか、自身を遠くに見ているような、 まるで、もう一人の誰かを見ているかのような言い回し。] ($0) zelkova 2020/05/21(Thu) 19:51:32 |
【妖】 軍医 ルーク[ そして、自分自身の話をしようとしても “話せることがなにもない”と。 人に話せるような出来事がなかったと解釈するには、 何処か、違和のある言い回し。 ――… 相手が誰かを探ろうと考えているわけではなくて、 ただ、一語一句逃さず読もうと思えば、 自然と目に入ってしまうことだ。 そう、そして] “残した記録を誰かが見てくれるのなら”…… [ やはりこのひとは、自分の残した記録を、 あとでゆっくりと見直すような心持で 日記を書いているのではない。 そのように、直感する。 胸に手を当てる。 騒めきが、どうしようもないほどに膨れ上がって、 その正体も、やり過ごし方も分からない。 血が出るほどに強く、唇を噛みしめた。] ($1) zelkova 2020/05/21(Thu) 19:52:35 |
【妖】 軍医 ルークあなたへ 夢の話を聞かせてくれて、ありがとうございます。 白い大地の話、何かの結晶の話。 聞いたこともない、景色の話。 人が住めなくなった土地を調査して歩いている―― 聞かせてくれたお話からは、そのような光景に思えました。 その白いものはなんだろうと、考えてみて。 以前お話ししたあの本では、 『ほし』のある場所から落ちてくる 『あめ』というものがあるのを思い出しました。 食べる方の、ではなくて。 水の雫なのだと言います。 その夢の中では、『以前の記録よりも極寒』と 報告されていたようですので、 もしかしたら、落ちてくる水が、 寒い土地では氷に近い形になるのではと。 あまり根拠はない想像ですが。 氷を削ると、白い小さな欠片になる。 >>0:9 そうだ、氷菓子を思い出してみるといいかもしれません。 細かく削った氷に、シロップをかけて食べるお菓子。 以前見たときには白くてふわふわしていました。 手に乗せれば、きっと溶けるでしょう。 あれと似ては、いないでしょうか? (結局お菓子の話になってしまったようです、 ごめんなさい)] ($2) zelkova 2020/05/21(Thu) 19:54:35 |
【妖】 軍医 ルーク 氷の話よりも、もっとお話ししたいことがあったのに、 直ぐに書き出す勇気が持てなくて、 とりとめがなくなってしまいました。 あなたの聞かせてくれた景色を、 わたしなりに想像しています。 もう誰も生きてはいない、酷く寒くてどこまでも白い、 そんな景色の中を、歩いている自分を想像しました。 きっとわたしは、一緒に歩くとしたら、 ひどく足手纏いになって、迷惑をかけてしまいます。 それでも、どうしても、 そんな景色の中をひとりで行かせるのは、嫌です。 残された日記を、ただ読み返しながら、 ひとりで、ここにいるのも。 だから、わたしが居ればきっと先に進む勇気が出ると、 そう言ってくれて、わたしは嬉しかった。 不思議な夢を見て、不安もあると思うのに、 ごめんなさい、そんな風に、思ってしまいました。 ($3) zelkova 2020/05/21(Thu) 19:56:19 |
【妖】 軍医 ルーク わたしの話も聞きたいと言ってくれて、ありがとう。 けれど、わたしも、 お話しできることは多くないかもしれません。 どれも、楽しくなるような話ではないと思うから。 でも一つだけ、お言葉に甘えて、伝えさせてください。 わたしは以前事故に遭い、情緒面と感覚に異常があるようで、 よく人を不快にさせてしまいます。 元々の性格も、決して褒められたものではないのですが。 (もし何か気に障ることをしてしまっていたら、 ごめんなさい) それでも、本当に不思議なのですが、 こうして文字を使ってお話ししていると、 まるで昔のように、 色々な感情を自覚できるような気がしています。 あなたは、自分のことを 優しい人かどうか分からないというけれど、 わたしには、あなたの言葉は、やっぱり優しく聞こえます。 話せることがなく、釣り合う話も出来そうにないと、 そう言うけれど、 もう、いくつも、貰っているものがあります。 ($4) zelkova 2020/05/21(Thu) 19:58:02 |
【人】 軍医 ルーク[ それは、ばらばらに砕け散った窓硝子を、 目隠ししたままかき集めて、 形を探ってゆくパズルのようなものだ。 少しずつ、必死で、 自身の中にある何かを探して結い合わせてゆく。 ――… 時折、指が鍵盤に触れて、音を鳴らす。 そうして、自身が感じていることを理解する。 恐怖? 不安? けれど、違う、決してそれだけじゃない。 しいて言うなら、これは、そう。 “望み”。 綴り終えた指は、少し震えて。 タブレットを袋に戻し、大切に引き出しにしまう。 日記の主は、このタブレットを大事にしてくれると、 そう言っていた。 自分も、そうしたい。 これは、今はそのひとの物で、 書き記した大切な記録だから。]* (15) zelkova 2020/05/21(Thu) 20:01:39 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a3) zelkova 2020/05/21(Thu) 20:21:24 |
【独】 軍医 ルーク/* 灰を書く余裕もなくわあわあ転がりまわっていた数日であった。 こう、一挙手一投足から日記の一文一文まで! 心配に! なるよね!! もうこのうさぎさんどうしてくれよう(もふりたい(大好き ルークの方も序盤ちょっとどのくらいの描写なのか安定しなかったけど、段々把握できて来たぞ。 こっちの日記に内容が割と中身COレベルなので、気づくかどうかはお任せしつつ…! あと、シュゼットのロルいつもほんっと好きなんだけど、日記の所の文体とかめちゃくちゃ綺麗。すごい。 (-9) zelkova 2020/05/21(Thu) 20:47:48 |
【独】 軍医 ルーク/* 進行速度的にそろそろ過去の出来事を落としたほうがいいのだけれど、目の前のロルのお返事に投球するうちに先延ばしになりつつある。 よし、ちょっと書いてから仮眠だ。 (-11) zelkova 2020/05/21(Thu) 20:49:41 |
【独】 軍医 ルーク/* というかそうだよ、折角のもふ設定なのに! まだもふもふ出来てない!(するような奴じゃない) それどころか結ぶとか言ってる。 そしてこっちはまだ耳尻尾すら出していない。 (-12) zelkova 2020/05/21(Thu) 20:50:43 |
【人】 軍医 ルーク ―― 医務室 ――[ 叩きつけられた机の上から、 器具が床に落ちてがしゃりと音を立てる。 椅子を巻き込んで転び、身を起こすのに少し時間がかかった。 頬の痣の上、広く貼られた湿布の端に、 刃渡りの広いナイフが突きつけられる。 刃先が白い湿布を無造作にはぎ取れば、 下にある青黒い痣の上に、 滑った刃が薄く傷を重ね、 一筋開いた傷口から、少し間をおいて、 ぷっくりと赤い血が球になって流れた。] 『なあ、状況が分かってんのか? いいか、もう一度聞くぞ、 “あのときあったことを、話せ”』 [ 怒りに我を忘れる寸前といった男の声は、どこか酷く冷えて、 返答によっては何が起こるか分からない。 けれども、まだだ。 ひとはそうそう“思い切れる”わけでもないし、 最後の一線を越えたなら、どのような処分を受けるのかを 考える理性も残っているのだろう。 突きつけられた刃先がぴくりとも揺らがないのは、 やはり兵士だ。] (16) zelkova 2020/05/21(Thu) 21:29:58 |
【人】 軍医 ルーク前にも言っただろう? 好きに想像すればいいって。 君にも分かりやすく説明すると、だ、 この基地には機密レベルというものがあり、 皆、それに応じて、 目やら耳やら口やらを 上手いこと動かしているものだ。 君は手が滑りやすいようだから、 耳と目くらいは言うことを聞かせておけ。 [ 間をおかずに返って来たのは、 躊躇なく振るわれ、腹にめり込んだ拳の一撃。 重い衝撃に視界が明滅し、痛みが遅れてやって来る。 床に崩れて身体を折り、けほ、と咳き込む。 腹の底からせりあがる吐き気をこらえきれず、 けれど、また暫く飲み食いを忘れていた胃からは、 何も吐き戻すものがなかった。 身体が痙攣するように震え、起き上がれない。 成程、以前は腹を殴るのを教えてやろうと思ったけれど、 少しは考える頭があったのかどうか――、 思考だけがそんな風に冷静で、身を折って蹲る。] (17) zelkova 2020/05/21(Thu) 21:31:30 |
【人】 世界の中心 アーサー[ ソファに沈んでからも、頬を揉んでいた。 表情筋が悪いのだろうか。 顔色が悪いのは、寝不足と日照不足と、 ──生活習慣が悪い。 随分と久しぶりに窓際に座っている。 今日は晴れているから、居るだけで焼けそうだ。] ( 結局赤くなるばかりで、 そう日焼けもしないのだけれど… ) (18) is0716 2020/05/21(Thu) 21:31:47 |
【人】 軍医 ルーク[ 次に衝撃があったのは、頭。 ざり、と固い感触と衝撃。 床に打ち付けられた頭がぐらりと揺れて痛み、 踏みつけられたのだと知る。 視界の片隅、横合いから飛び出してきたぺんぎんが、 必死に男の足にしがみ付こうとする。] 『何だ!? おい、邪魔するなって!』 [ 男は驚いた様子で足を振り、振りほどこうとするが、 頑として離れない。 ぺんぎんを蹴り飛ばすのには躊躇いを覚えるようだった。 自分相手なら兎も角、何もしていないぺんぎんに 暴力をふるうような、そういう性質の人間ではない―― そういうことなのだろう、おそらく。 それでも、逆上した相手が何をするか分からず、 手を伸ばし、ぺんぎんを鷲掴みにして引き剥がし、 戸口の方へ転がす。 声は出せなかったが、 にげろ、と、口の形だけではっきり告げた。] (19) zelkova 2020/05/21(Thu) 21:33:20 |
【人】 軍医 ルーク『――ったく、 いいか、これ以上手間を取らせるなら、 こっちにも考えがある。 最後にもう一度だけ聞くぞ、 あのときあったことを、話せ』 [ 突き付けられた刃先が、今度は首筋に傷を作る。 先ほどよりは明確に、意志を持って。 何も答えず、視線だけで男を睨み上げる。 男が刃先に再び力を籠めようとした、そのとき。 遠くから聞こえてきた『足音』に、 男の犬耳がぴくりと動き、 忌々し気な舌打ちの音がした。] (20) zelkova 2020/05/21(Thu) 21:34:16 |
【教】 世界の中心 アーサー[ それだから暫く、彼女の顔を見ていなくて 考えているよな、辿るよな、 そんな碧には気が付きもしなかった。 紅茶のカップを、ソーサーに置き、 ソーサーごと執務机に避ける。 代わりに、鏡を持ってきた。 光を反射するように、 顔を写すにしては外向きに。 ] (/1) is0716 2020/05/21(Thu) 21:34:30 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 光を浴びている。低い位置に置かれた鏡が、 かんばせの半分を強く照らしている。 ──間接日光を遮ったのは、 質の良いブランケットであった。 金も、紅も、 陰に隠され、] (21) is0716 2020/05/21(Thu) 21:35:16 |
【人】 軍医 ルーク『いいか、警告はこれが本当に最後だ。 次はない』 [ 男は足早に、医務室を出てゆく。 戸口のところに、ぺんぎんの姿はなくて。 ああ、ちゃんと逃げられたのかな――と安堵する。 もしかしたら仲間の端末経由で、 何処かに通報しようとでもしたのだろうか。 ぺんぎんはいつも医務室にいるが、 他の連中と没交流ということもなく、 廊下で他の連中とジェスチャーを交わしている様子も、 稀に見ることもある。 足音は、此方に向かってくる。 腕に力を籠め、起き上がろうとするが、 どうしても体に力が入らない。 急患なら対応が必要だが、戦闘があったわけでもなし、 可能性は低いか――と、そのまま力を抜いた。 急を要さない要件なら、驚いて逃げ出すか、 指差して笑って立ち去るかどちらかだろう、多分。]* (22) zelkova 2020/05/21(Thu) 21:35:30 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 薔薇色が僅か、細く。不機嫌の色だが、 ──そんなのは見上げる先の碧に向けてでない。 それでも声は、低かった。 ] (24) is0716 2020/05/21(Thu) 21:49:48 |
【人】 世界の中心 アーサー賭けに負けたのはあっちさ。 負けたから、負けたことを喚きに来た。 全く“礼儀知らず”だよ。 ──どうやら 飲んでる暇は無いようなんだよね。 (25) is0716 2020/05/21(Thu) 21:50:15 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 花嫁 と 言うから、 ブランケットの下から、手を差し出して、 ──君がエスコートしてくれるかい? …なんて、“暇”で“退屈”そうな彼女に聞いてしまう。 世界で一番、うつくしい妻であるなら、 妻は “妖精”に救われるのだろう。 羽はぼろぼろで、今にも墜ちてしまいそうな──] (26) is0716 2020/05/21(Thu) 21:51:05 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 指が触れようが、触れまいが、 喩えすこし距離があろうとも、 細腕を捉えた瞬間、引き寄せた! ] (27) is0716 2020/05/21(Thu) 21:51:46 |
【人】 世界の中心 アーサー[ ────キィン と 耳に残る破裂音。 割れた鏡の破片が散っていた。] ……パチンコかな。 小石でも人間怪我するのにねえ。 [ ブランケットの下、 にんまり笑っている。 薔薇色ばかりは、何かに燃えて、 ] (28) is0716 2020/05/21(Thu) 21:53:18 |
【人】 ミア[ 頁を開いたのが、例えば 今日であるのなら。 たったひとこと、 ─── なに? とか、どうして?とか、 そんな簡単な疑問でも、殴り書きしていただろう。 ] (29) mayam 2020/05/21(Thu) 22:42:19 |
【人】 ミア[ 自分を通り越して、何処かを視たよな、 真白に隠されていても、尚、 未だ不機嫌を宿す瞳と、声と。 そんなに踏み抜いていく女だったのか、なんて、 "礼儀知らず"な奴は呑気に考えている。 ] (30) mayam 2020/05/21(Thu) 22:42:51 |
【人】 ミア[ はなよめさまの要求に、 ─── 馬鹿にしてるの?等と、餓鬼上がりは正直だ! 暇で退屈なゆびさきが "うつくしい"其れに、素直に伸ばされる訳も無く、 ブランケットを摘まみ上げるだけ。 ……この箱庭で、溜息の数が増えた。 気紛れか本気か どうにも判断がつかない。 ] (31) mayam 2020/05/21(Thu) 22:43:09 |
【人】 ミア[ 一瞬 だった。 引っ張られた身体は困惑が勝り、 抵抗も無く、そのまま ソファに沈みゆく。 なに、と瞬間思い至ったと同時、 背後で 尖った破裂音がして 顔だけ振り向き、 ─── "だれ"だ、と、 銀を引き抜こうとして、 声で ひき戻る。 ] (34) mayam 2020/05/21(Thu) 22:44:51 |
【人】 ミア[ ……赤く、紅く、燃える薔薇色を 見上げていた。 此処で詰まった息もすこぅし戻り、 窓からも、鏡からも、 細い身体が盾になるよに、位置をずらしている。 物音が無い ということに、 あまりに気付かなさすぎたのだろう。 ] (35) mayam 2020/05/21(Thu) 22:45:14 |
【人】 ミア─── なにか 見たの? 追いかける?行けるよ? [ 追い立てられるよに、続けて、 未だ指の回っている 己の細腕は強ばっていたから、 ……分り易く、落ち着けていない。 恐怖 ではなくて、焦燥、の、ような、 そういう感覚だった、きっと、 おそらく、は。 ] (37) mayam 2020/05/21(Thu) 22:48:27 |
ミアは、メモを貼った。 (a4) mayam 2020/05/21(Thu) 22:49:25 |
【人】 軍医 ルーク ―― 着任の日の記憶 ――[ 窓の向こうから聞こえてくる喧騒は、遠く規律正しい。 総司令の後ろ姿に失礼します、と声をかけ、 所属と名を名乗り挨拶をする。 黒豹の耳と黒眼鏡の背の高い男が、ゆるりと振り返る。 人好きのする笑みを浮かべ、 やあ、待っていたよと目を細めた。] 『長旅ご苦労、疲れただろう。 君の経歴は聞いている、 今日から早速医務室と研究班の両方に 配属になってもらうよ。 詳しいことは、 それぞれの部署で聞いてくれたまえ。』 [ 男は木の椅子にかける。 華美なところ等一切ない、機能一辺倒の司令室。 誰が飾ったか、まさか自分で摘んできたのか、 水飲みグラスに、そのあたりで生えていそうな花が一輪、 飾ってあった。] (38) zelkova 2020/05/21(Thu) 23:15:23 |
【人】 軍医 ルーク『軍事基地の勤務経験はなし、か。 確かにねえ、一昔前の開拓時代なら兎も角、 この数十年、世界は実に平和なものだった。 此処は最前線にして、唯一の戦場と言える』 [ 表情も変えず、押し黙って司令の話を聞く。 フードを脱いで露にした耳も、ぴくりとも動くことはない。 窓からまた飛び込んでくる遠い喧騒を、耳が捕らえた。 訓練中の兵士たちの声だろう。] 『我々が相手取るのは未知の脅威だ。 けれど、此処の兵士たちの士気は 中々のものだよ。 いや実際、私は“人材に恵まれている”。 出来るなら兵を失うことは極力抑えたい、 そのためにも、君には期待しているよ』 [ 何処か読み切れないその笑みは、 “それだけのものではない”。 この基地で戦う兵士たちを誇りに思い、 失いたくないという言葉通りの感情も、 確かにそこに表れてはいるのだ。] (39) zelkova 2020/05/21(Thu) 23:16:46 |
【人】 軍医 ルーク『いやあ、ところで君の武勇伝も中々のものだ。 実際、いい読み物だった。 壁面をよじ登って新種の鳥の巣を観察に行ったり、 開けたら顔面から頭までピンクに染まる染料爆弾を 学問所の教師に仕掛けたり―― ああ、そいつ、 所属学生にしていた陰湿な嫌がらせが発覚して、 今は懲戒処分になったのだっけかなあ。 けれど、君なら引手数多だったろうに、 最前線に勤務することになったというのは―― “色々と言われることもあるかもしれないけれど” 其処は事を荒立てずにいてほしいな』 [ 男は靴音を響かせ、近づいてくる。 黒眼鏡の奥の眼差しが、すっと冷える。] (40) zelkova 2020/05/21(Thu) 23:17:57 |
【人】 軍医 ルーク『 まだ、皆に知らせる段階ではない。 あの大穴の向こうに “何” がいるのか。君がいた研究所にいたのが “誰” なのか――…我々を殺そうとしている者たちの、正体を。 物事にはタイミングというものがある。 今はまだ、早い 』 (41) zelkova 2020/05/21(Thu) 23:18:59 |
【人】 軍医 ルーク 『けれど、探りたがる手合いも多いだろうから―― そうだなあ、彼らには、 適当な“解答”を用意してやれば、 一先ずは気が済むだろう。 』 [ 荒唐無稽な噂の向こうに、 森に紛れた木のような、もう一つの噂を。 必ずしも事実無根ではない、真実を織り交ぜたものを。 調べれば確かな情報として、分かることだろう。 着任した軍医は、研究所で機獣絡みの極秘任務に携わり、 その研究所で爆発事故が起きた後に、 最前線に送られたのだと。] 『ああ、とはいえ、 困ったことがあったらいつでも相談してほしいなあ。 何せ私も、若い頃は君の父君には世話になった。 これも縁だ』 [ 頷き、すべて受け入れる。 そう、噂の森の向こう、見えるように隠される木は、 そこまで的外れな代物でもないだろう。 もし自分に何かが出来ていたなら、 結末は、変わっていたかもしれないのだから。]* (42) zelkova 2020/05/21(Thu) 23:21:13 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a5) zelkova 2020/05/21(Thu) 23:29:28 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a6) zelkova 2020/05/21(Thu) 23:31:59 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 流石に彼の鞄を覗いたりしないから >>1:387 もう一枚マスクを持ってきてるのは知らないけど。 もし、私が星柄のマスクをつけてきたら その予備 ─── おそらくヒマワリ柄の方に 付け替えてくれるつもりだったのかな 知る機会があったとしても きっと私は、そう感じる程度でしょうね ] (43) よし☆ 2020/05/21(Thu) 23:34:36 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 仲は良い方だと思うけど 彼にとっては 私はただの幼馴染 ──────── それ以上でも 以下でもないんだから ] (44) よし☆ 2020/05/21(Thu) 23:34:38 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 彼がヒマワリ柄のマスクをつけてくるとしたら 私のお願いなんてすっかり忘れてた、とか きっとそんな時だけだもの ] (45) よし☆ 2020/05/21(Thu) 23:34:41 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ だから、夏休みの予定はなかったという彼に >>1:389 私は独り言のように呟いた。『 海に行きたい 』って。 まだ実現してない海遊館もそうだけど 男女ふたりで遊びに行くなんて " 幼馴染 "という皮を被っていないと出来ないお誘い。 頬が 淡く 色づいてしまわないように色を持ち始めてしまわないように 私は必死に、幼馴染の顔をつくる。 昔は自然と できていたのにね ] (46) よし☆ 2020/05/21(Thu) 23:34:44 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音うん、海 マスク着用で泳がないといかん、かもだけど [ 呟きを拾った彼に、表面上はサラッと答える。 彼がしっかり私の瞳を見てくるから >>1:391 恥ずかしさから余計に、ちらちらと 私の視線はおぼつかない。 ] (47) よし☆ 2020/05/21(Thu) 23:34:47 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音 (49) よし☆ 2020/05/21(Thu) 23:34:51 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音雪也君と ? えー じゃあ、行っちゃう ? ……… って、え 今から ?? [ 一緒に海へ行くのは想定外だった、 みたいな反応してから ナイスアイデア!と言わんばかりに微笑む。 内心? 誘ってくれてドキドキしてる どんな水着で行こうかな、なんて 思い浮かべたのも束の間。 彼が私の手を引っ張っていくから ─── >>1:394 まさか今から行くつもり ? 家の前で彼が自転車を出してきて 促されるまま後ろに乗った。 ] (50) よし☆ 2020/05/21(Thu) 23:34:55 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音ほかに誘いたい人 ? >>1:396 ほ、ほら …… あまり集団で行動しない方がいいから 今回は ふたりで、……いいんじゃない ? [ どうやら河川敷が今日の目的地だったみたいで。 ふたり乗りの自転車で風を切りながら。 ] (51) よし☆ 2020/05/21(Thu) 23:34:58 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音……… 夕焼け、きれいだね [ 河川敷に着いたら 自転車から降りて 勾配のある芝生に座り込む。 オレンジ色に染まった、空と水面を眺めて。 キミとみた今日の景色も 忘れない。 ] (52) よし☆ 2020/05/21(Thu) 23:35:01 |
【鳴】 ★中学生★ 五十鈴 雨音同じ学年なんですね! こんな状況ですけど、お互い受験頑張りましょうね 名無しさん…は寂しいのでA子と呼んでください 私は女子です 突然なんですが教えて欲しいです 今付き合っている人か好きな人はいますか? ……あ、恋バナ嫌なら言ってくださいね 別の話にしますから ちなみに、私は今 好きな人がいます (=0) よし☆ 2020/05/21(Thu) 23:35:05 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 数日後 ───── 図書室へ借りた本を返すついでに " 交換日記 "を覗いてみれば 新しい書き込みを見つけた。 自分の事を棚に上げて なんて物好きな人もいるもんだ、と。 他の人に見つからないよう 文章を書き加え そっと本棚に戻した。 ]** (53) よし☆ 2020/05/21(Thu) 23:35:08 |
【人】 楊 宇静有名人? 嫌になる名前の人、わたし覚えてないよ? [眉間に皺を寄せて考えたものの、ついぞ心当たりに出くわすことが出来なかった。 降参。とばかりに穂村に助けを求めたが、さて。] エル、ライト……? この国の人の名前じゃなくない? [比較として出された名前らしき音は、明らかに欧米の言葉の響きだったので、それは嫌ではないだろうか?と、至極当然の反応を見せて。] (54) redegg 2020/05/21(Thu) 23:38:41 |
【人】 楊 宇静[解らない。それを旋律に乗せて、届けたい。と思う理由も、聴いてる人間に対して、何故と問い掛ける理由も。 と、困った顔で穂村を見た。] この国のうた、そういうの多いね わたしはとても不思議と思った でも感情がもまれるみたいになるから 力のあるものと思った わたしはわたしの国の言葉で それをするの難しいと考えた [それが語学留学を決意した理由。なのだけれど、両親にはあまり良い顔をされなかった。] (56) redegg 2020/05/21(Thu) 23:41:37 |
【人】 楊 宇静[この国へ留学することが悪いのではなくて、多分。本来は両親は自分に経営の勉強をさせたいだろう。なんておまけの情報も付け加えて話した。 きっと、広さは全く変わらない。 そう言った時の彼と、同じような表情で。] (57) redegg 2020/05/21(Thu) 23:42:13 |
世界の中心 アーサーは、メモを貼った。 (a7) is0716 2020/05/21(Thu) 23:44:18 |
ミアは、メモを貼った。 (a8) mayam 2020/05/21(Thu) 23:51:47 |
【独】 部隊長 シュゼット/* いやまじで、総司令のキャラチップをジャイルズにしたケヤキさん天才だと思うんだよな。雰囲気合いすぎててほんと。 (-13) kaomozi 2020/05/21(Thu) 23:56:40 |
【独】 部隊長 シュゼット/* ろーる!!!けーきーー!!!(ルークの一言コメを見た叫び) こっちはぺぺろんなぱすたです!!デザートは雪見だいふくだ(・x・)! /)_/) (・x・)<そしてどこから返すか悩む!!うれしい悲鳴!!! (-14) kaomozi 2020/05/21(Thu) 23:58:35 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a9) kaomozi 2020/05/22(Fri) 0:05:19 |
【人】 部隊長 シュゼット[>>1:380見張り台から帰る時、 最小限まで明かりの落とされた基地内。 部屋へと戻る廊下の途中に、誰かの影が見える。 その人は、僕が近づいてくるのに気が付くと、 持っていたタブレットの操作を止めて、 僕へひらりと手を振った。] 『やぁ。部隊長殿。待っていたよ。 見張りのお役目、ご苦労様。』 総司令……? あ、…!お待たせしてしまい、申し訳ありません。 ですが、その。ご用事があるのでしたら、 ご都合の良い時間を指示いただければ 僕の方から、伺いましたのに。 [僕はびっくりして、背筋がしゅっと伸びる。 まさか、こんな時間にこんなところで司令に会うなんて。 『気楽にしていいよ』なんて声をかけられたけど 前線基地の一番偉い人に、気楽になんてできやしない。 最初の襲撃で記憶を無くした状態で会った時ならともかく あれから僕も、色んなことを学んできた。 今でも敬語に自信があるわけではないけれど。 あの時のような無礼な話し方は、もうしていなかった。 いつもの、一見穏やかな笑みを浮かべたまま 僕の様子を見て、敬礼の手は下げるよう指示される。] (58) kaomozi 2020/05/22(Fri) 2:55:15 |
【人】 部隊長 シュゼット 『それほど硬くならなくてもいい。 今日、私がここで兎君を待っていたのは 一つだけ、聞きたいことがあっただけなんだ。』 僕に、聞きたいことでしょうか……? はい、何、を――――――! [普段、総司令は滅多に僕に会うことは無かった。 僕の記憶を戻すためにあらゆる手を尽くせと、 そう指示をしているのは司令だと聞いていた。 全ての結果は、司令に伝わるのだと。 ……僕はそうも、聞かされていた。 総司令は笑顔でも、僕を見る目はいつも通り冷たい。 僕は、いつも思っていた。 彼が、他の兵士や研究員や軍医を見る目と、 僕に対して向ける目は、全く異なるものだ。 その目が、僕を射抜いた。] (59) kaomozi 2020/05/22(Fri) 2:56:23 |
【人】 部隊長 シュゼット[―――背中を、汗がつぅと伝っていった。 僕は指令と対峙する位置で、暫く動けずに 何を話そうかと悩み、戸惑う視線は揺れる。 どうする。……どうする。 まだ、僕自身に関わることかわかったわけじゃない。 『夢』のことを話すのは、きっと、良くない。 ただ、何も話さないのは、一番駄目だ。 この人は、『検査』の結果を全て聞いている。 脳波は記憶の回復の兆しを見せているらしいから。 何もないわけがないと、そう思っている。 それに、実際………最近は、] 指令に隠し事、なんて。僕は……何も、 [ふと、気づいて。帽子の上から頭を撫でる。 『奇妙な夢』を見るようになったのと同時期に 以前の僕と比べて変わったことが、一つだけ、あった。] (61) kaomozi 2020/05/22(Fri) 2:57:43 |
【人】 部隊長 シュゼット ……そういえば最近、ですが。 頭痛がするように……なりました。 薬の副作用よりも、遥かに弱いもの、です。 でも、……それよりも。遥かに、耐え難いものです。 [指令は僕の言葉を聞いて、僅かに目を見開いたようだった。 僕の返事は、指令の問いの答えになってない。 だから、怒られるかとも思った] 『……頻度は、どのぐらいだろう』 え……? ……最初は、すぐ収まりましたが。 日が経つにつれて、多くなってきてるようで…… ["思い出した"ことなんて何も話していないのに 指令は、僕のこの答えで満足したようだった。 ただの頭痛だろう……そう思い込もうとしていた僕は 指令の反応で、一気に深い穴底に突き落とされた気分で。 降ろしていた掌を震わせ、握りこんでいた。] (62) kaomozi 2020/05/22(Fri) 2:59:58 |
【人】 部隊長 シュゼット 『どうやら、もう少しのようだね。』 [そんな僕を見て、ジャイルズ総司令は笑みを深め。 僕の肩を軽く叩いた。 びくりと肩が震え、心拍が上がっていって、 青ざめた顔で俯いた僕は、上手く呼吸も出来なくなり、 時折、しゃくりあげるように息を吸う。] 『兎君。私はまだ、君への判断を下していないんだ。 君が一体何者で、なんのためにあそこにいたのか。 それを知ることは、確実に、我々の強みとなる。 君も、自分のことは早く知りたいだろう? ―――これからも『検査』は真面目に受けるんだよ。』 [そう言って、指令が立ち去った後も 僕は暫く、その場に立ちすくんで動けなくなってしまって。 ……その後どうやって部屋まで帰ったのか、よく覚えていない。 この頃からは、夢を見て起きた直後にも、 例の妙な頭痛がするようになった。 最初こそ弱い頭痛に感じていただけのそれは、 段々と、頭の中を捏ね回されるような不快感になり。 気を抜くと、僕が違う何かになってしまいそうな そんなあり得ないイメージがついて回るようになっていった。] (63) kaomozi 2020/05/22(Fri) 3:01:44 |
【人】 部隊長 シュゼット[この次の日、総司令から『検査』担当の軍医達に向けて、 こんな指示があったことだろう。 『おそらく、副作用ではない兎の頭痛は、兆候だ。 特にその前後の様子は、よく見ておくように。 何か記憶の手掛かりを落とすかもしれないからね。』と。] (64) kaomozi 2020/05/22(Fri) 3:02:19 |
【人】 部隊長 シュゼット― 数日後の医務室 ― [通信機をルークと回収してから、一週間ほどが経った。 通信機の解析については僕も気になっていたから 戦闘演習の帰りなど空いた時間に、 >>1:402解析を任せた技術班の人達の様子を見に行った。 研究棟には、義手の解析で行くことがあったぐらいだが 毎回、ここの人達のテンションにはあっけにとられてしまう。 >>1:403技術班は個性的な人たちが多くて 突然、仕事を増やされたっていうのに、 皆して宴でも始まったかのようなハイテンション。 そして皆、自分たちの研究成果を話すのが大好きみたいで 一度話始めると、ちょっとやそっとじゃ止まらない。] (65) kaomozi 2020/05/22(Fri) 3:03:27 |
【人】 部隊長 シュゼット[彼らは、興味の対象物以外について覚える気はないようで、 ルークの名前も何度僕が隣で教え直しても 最後まで間違えたままだったし、 僕の名前についても、ゼット、だの、ゼットン、だの。 シュークリームだの、シータだの。 最後まで、ほぼ不正解の名前で呼び続けた。 帰るときには僕ももうどうでもよくなって、 なんて呼ばれようが返事を返すようになっていた。 研究や解析の結果を聞く分には、 彼らは前のめりに色々と話してくれる。 少し前に見に行った時は>>11解析結果を教えてくれたけど 途中から、内部の通信に使われている暗号についての話になり 暗号解読に苦労していると長時間に渡って話された挙句、 午後の演習に遅刻しかけるというミスをしてしまった。] (66) kaomozi 2020/05/22(Fri) 3:03:37 |
【人】 部隊長 シュゼット[『検査』は数日おきに一日休みが入るぐらいで、 今も継続して続けられていた。 軍医達に囲まれて行われる投薬実験での僕の扱いは 相変わらずモルモットのようだったし。 最近、軍医達が口をそろえて、 「妙な頭痛がしたらすぐ教えるように」 と、作り笑顔を張り付けて言ってくるのには 流石の僕でも、辟易してきていた。 いくら、記憶を取り戻させたいからと言って。 痛みを期待するのが、医師のすることなのだろうか。 僕はただ、皆を守りたいと思っているだけなのに。 思い出した後の僕の処遇は、保証されているのだろうか。] (67) kaomozi 2020/05/22(Fri) 3:04:01 |
【人】 部隊長 シュゼット ―――まだ僕への判断を下していない、か。 判断、……ね。 [総司令の言葉の意味を考えると、怖くなる。 もし記憶を思い出した結果、僕が僕で無くなって、 ……機獣を倒すのに有用な存在では無くなってしまったら。 悪い判断が下されてしまうのかもしれない。 最近見た夢は頭痛と共にもやもやと頭の中を渦巻いて。 僕はとぼとぼと歩きながら、重い息を吐いた。 夢について思い出すときには、頭痛も一緒についてくるけれど タブレットに書き残した夢日記に返される返事…… あの暖かくて優しい誰かからの返事を読んだ時の記憶も 一緒に思い出すことができるのが、 今の僕には、他に替えられないほどの救いだった。] (68) kaomozi 2020/05/22(Fri) 3:05:03 |
【人】 部隊長 シュゼット[前回、薬を減らして貰ったのが悪かったのかもしれないが 『検査』の担当がルークだけのことはなくなってしまった。 何の楽しみもなく、以前より増して苦痛のみがある。 …………ここ数日の『検査』は、憂鬱そのものだ。 僕もなかなか時間がとれなかったから 昼間に、医務室に行くこともあまりできなかった。 行くことが出来た時だってルークだけが居ることはなく 近くまで言って兎の耳をすませ、 聞こえてきた中の様子にしょんぼりと耳を揺らして 仕事に戻る。……最近は、そんな日々だった。] (69) kaomozi 2020/05/22(Fri) 3:05:42 |
【人】 部隊長 シュゼット[さて。今日の訓練は全て終わり。 『検査』も数日に一度の休みの日だ。 いつもなら、食堂で部下達と皆で夕飯を食べるのだけど、 突然あの嫌な頭痛が襲って来たら平気な顔でいられない。 部下達を心配させるわけにはいかないと、 僕は夕飯のパンやスープを容器に入れてもらって。 一人で部屋で食べるため、持ち帰るところだった。 夕飯を食べ終わったら、医務室に行ってみよう。 『検査』もないのに夜の時間に行って、 そこでルークに会えたら彼は驚いてくれるだろうか。 夕飯が乗ったトレーを持ったまま、くすりと笑う。] ……あれ? 君は……医務室のペンギンじゃないか。 [まっすぐ進めば、隊長クラスの兵達が暮らす兵舎がある。 そちらへと続く渡り廊下へ向かおうとしていたら ぐいぐいと、足元のあたりを後ろに引っ張られた。 振り向くと、そこにはルークと仲がいいペンギンが居て。 何かとても焦った様子で、きゅーきゅー鳴いている。 ばたばたと身振りで、"こっちきて!はやく!"とか そんなことを僕に伝えたがっている。 ……いや、僕は彼の言葉はわからないんだけど。 ここ最近一緒に居ることが多かったせいか、 前よりは、この子の気持ちがわかるようになったと思う。] (70) kaomozi 2020/05/22(Fri) 3:06:36 |
【人】 部隊長 シュゼット こっち……? ……なんだ。医務室に、来てほしかったのか? [僕は、この子が懐いている軍医を一人しか知らない。] 医務室…?まさか……!! [ペンギンの様子と行先に嫌な予感がするのと、 遠くの方へ去っていく足音を耳が捉えたのは、同時だった。 思い出すのは、あの日、頬に痣を作っていたルークの顔。 >>1:143痛々しいまま、自分では何もせずにいた、彼。 もし、ルークが、あれ以上のことをされたとしても 彼は―――死ぬほどの怪我を負わされたとしても、 そのまま、何もしようとしないのでは、ないだろうか。 歩く足は、だんだんと速くなり、駆け足になる。 去っていく足音を追うなんてことより先に 中に居るだろう彼のことが心配で、心配で。] (71) kaomozi 2020/05/22(Fri) 3:08:24 |
【人】 部隊長 シュゼット[医務室に入った直後。 目に入った、倒れた器具と、そのそばに倒れた姿に 僕は、血の気が一気に引いていくのを感じた。 どうしよう。どうすればいい。 狼狽えたのは一瞬。 落ち着け。僕は兵士だ。 まずは状況を、怪我の場所を確認して、 動かせそうなら安静にできる体制に…! 僕はすぐ近くにあった机の上に 持っていた夕飯のトレーを乱暴に置いて。 (その辺に投げ出さなかっただけでも偉いと思う)] ルーク!!! [床に倒れているルークの側にしゃがみ込んで、 かがみこみ、極めて近い距離で顔を覗きこむ。] (72) kaomozi 2020/05/22(Fri) 3:09:24 |
【人】 部隊長 シュゼット[頬のあたりと、首筋を薄く切られているのを見れば、 彼がこんな目にあってしまったのが、辛くて。 胸を締め付けられる気持ちで、唇を噛みしめる。 そして、ペンギンの方を振り返って、叫んだ。] 君も、ルークを治したいだろう! 消毒液と、ガーゼを…!! [本当は僕も手伝いに行きたかったけれど 他に大変な怪我をしてたらと思うと、動けなかった。 他にどこか切られたり殴られたりしてないだろうか。 あぁ、早く確認して。手当をしてやらないといけない。 ……そう思った僕は、脱がしていいかと聞くのも忘れて、 彼の纏っているローブの袖と、フードも勢いよく捲ろうと。]** (73) kaomozi 2020/05/22(Fri) 3:10:59 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a10) kaomozi 2020/05/22(Fri) 3:15:35 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a11) 桃胡椒 2020/05/22(Fri) 7:27:28 |
【独】 兄 エーリク/* 先日からトイレに篭りきりでロルが書けない状況下です……。 今日も酷かったら医者決定だな。 さすがに手術までいかんと思うけど……。 (-15) 桃胡椒 2020/05/22(Fri) 7:29:25 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a12) 桃胡椒 2020/05/22(Fri) 7:31:57 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a13) 桃胡椒 2020/05/22(Fri) 7:32:36 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣[朝のHRで集めた学習ノート。 授業を受け持っていない時間に目を通し 既読の証をつけて帰りのHRに返却する。 私学の本校でずっと行われている慣習。 きっちり自習してくるものもいれば 嫌々ページを埋めてくるものもいる。 今年のクラスの生徒は、――さてどうだろうか。] (74) ながれ 2020/05/22(Fri) 8:22:23 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣 (75) ながれ 2020/05/22(Fri) 8:22:32 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣[開くと、まだ授業も始まってなかったのに 一頁半もの数学の自学の証がある。>>1:286 初日から真面目だ。 こんな生徒ばかりだと 教員も楽が出来てしまいそうだ。 後ろにはメッセージも添えられていた。 文末にふっと零れた笑みを見たものはいない。] (76) ながれ 2020/05/22(Fri) 8:22:49 |
【念】 数学教師 渡辺 春嗣 ────────────────────────── 新学年早々自学に励んでいますね。 自己紹介ではとても緊張していたようですね。 どういたしまして。 頼りに思って貰えるのは光栄です。 期待を裏切らぬよう努力するので こちらこそよろしくお願いするます。 ────────────────────────── (!0) ながれ 2020/05/22(Fri) 8:22:53 |
【独】 女子高生 雨宮 千夏/* あああ。 また、萌え転がるばっかりで こっちに感想を落としてなかったぁぁぁぁ。 先生が、とてもとても先生だ!!! すき!!!!!! (-18) YA'ABURNEE 2020/05/22(Fri) 14:02:50 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏── 2日目 お昼休み ── [約束してなかったけど いっしょに食べてくれるかな?って 思いながら、コンビニの袋を取り出していると アタシが立ち上がるよりも早く お目当ての親友が 賑やかに華やかに登場した。>>7 隣の席の椅子を あっという間に借りてしまって 颯爽と座り、お弁当の包みを広げ始める。>>8 (イリヤって、ほんとスゴいなぁ…) 戻ってきた椅子の持ち主が ちょっと呆気に取られてるけど 満更でも無さそうだ。 去年はアタシ達とは違う組だった その男子に そうだよね、わかる!…と 内心で相槌を打つ。 可愛くて、カッコいいのだ。アタシの親友は。] (78) YA'ABURNEE 2020/05/22(Fri) 14:12:01 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[表情には微かにしか出ないけど ふふん、と 鼻高々な気分になりつつ 気持ちごと、イリヤの方へと向き直る。] 今日も、自作? 偉いなぁ。 [3学期に引き続き 感嘆・賞賛しながら始まるランチに ほっとしてくれているなんて気付かなかった。>>8 無愛想なアタシと違って 彼女は、いくらでも友達を作って 仲良くなれる。 そう思っているから。 クラスが離れても 親友で居てくれるって言葉の通りに 構ってもらえるのが嬉しくて。] (79) YA'ABURNEE 2020/05/22(Fri) 14:14:05 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[紅茶オレへ向けられる眼差しに>>9 もしかしたら味見したかったかな?と過ぎったけど 時既に遅しだ。 口を付ける前にあげればよかった。 次、買った時には 飲む前に声を掛けてみようと たまごサンドに歯型を付けながら思う。 ちなみに、自分もフルーツサンドが1等すきだ。 けど、値段が100円くらい違うから がまん。がまん。 オンラインで一緒に遊びたいからね。] (80) YA'ABURNEE 2020/05/22(Fri) 14:17:22 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[それに、 どうしても話したいこともあるしって 誘ってみれば────、] えっ、……け、ほっ …い、いいの!? [彼女からの返答に>>10 びっくりして 今度はアタシが噎せかけた。 だって、だって、 回線越しじゃなくて お家に?! しかも、お泊りもオッケー?!って えっ? えっ? えええーーーッ? 学校行事以外で 同級生とお泊りなんてしたこと 今までなかったから。] (81) YA'ABURNEE 2020/05/22(Fri) 14:26:36 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[冒険モノのRPGの オープニング画面みたいに ファンファーレが脳内で鳴り響いてる。] 行く、 行きたい…っ イリヤん家! [普段 出さないようなトーンで 叫んでしまって 教室をはっ…と見回してから、声を潜めて続けた。] 泊まっていいかどうかは 訊いてみるね。 [なにしろ誘われたことも無いもので 親がどんな反応をするのかも、さっぱり分からない。] (82) YA'ABURNEE 2020/05/22(Fri) 14:28:00 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[けど、もう説得する気、満々だった。] 良いって言われたら、 ゲームと、あと何持っていけばイイかな? パジャマ? シャンプー? ドライヤー‥‥はあるよね。へへ。 あ、晩ごはんはアタシも一緒に作るね。 …手際は悪い、けど。 [毎日、台所に立ってるイリヤとは違って 調理実習レベルの経験値。 不安はあるけど 楽しみの方が先に立っている今は ゲームのことを語る時みたいに饒舌になっていた。]* (83) YA'ABURNEE 2020/05/22(Fri) 14:30:13 |
【人】 兄 エーリク[しばらくの間こちらをじっと見つめていたが やがて気のせいだとおもったのか、再び馬車の中へ。 危ないところだった、 気配遮断の術式を掛けてなければきっと死んでいた。 けれど、危機を脱したとは言い難い。 ぐらりと歪む視界と吐き気、 頭痛・手足の痺れが襲ってくる。 ボウガンの矢に毒でも仕込んであったのだろう。 魔術師として耐毒性のある身でこれだから 多分元は即効性で致死力の高い猛毒なのだろう。 ソックスガーターに仕込んだ解毒剤を 震える手付きで外す……落としたら回復魔術を使うしか無い。 幸い無事に解毒剤を取れば、それを一つ口にした。] (86) 桃胡椒 2020/05/22(Fri) 18:27:24 |
【人】 兄 エーリク 『カミラ、馬車の中にはセレン嬢の他に 暗殺者らしき人物が一人いる。 即効性の毒を含んだボウガンの他にも 何か持ってるかもしれない、気を付けて。』 [カミラがまさかジョバンニも引き連れてるとは知らず 念話で注意を呼びかける。>>0:332>>0:333 解毒剤を摂取してすぐのせいか、吐き気と痺れはまだ残るけど。] 『毒は痺れに頭痛・吐き気。 真っ先に来たのは視界が歪む感じ。 多分トリカブトを始めとした 植物毒を主体としたブレンドってとこかな。』 [カミラに悟られないよう、なるべく毅然とした物言いで ゆっくりと語りながら念を飛ばす。 解毒剤を持っていなければ 耐毒術式を展開するよう併せて言い含めながら。] (87) 桃胡椒 2020/05/22(Fri) 18:27:41 |
【人】 兄 エーリク[それでも、先ほどよりはハッキリしてきた意識と視界で 屋根の上にしがみつきながら前をみやれば 遠くに見える街並みが芸術の街と名高いスカーであるのは 国内の地理に疎い僕でも一目瞭然だった。 同時にその街を領地に持つレオナ侯爵家が セレン嬢にリヤル殿への資金援助と叙爵の交渉を引き換えに 嫡子三男であるブギーを婿入りさせるという 大きな縁談を持ちかけていること。 素行が悪く執着心が強いと評判で セレン嬢が良い返事をしないことに苛立ち、 周囲に当り散らしていることも風の噂で耳にしている。 もしや──── 一抹の予感を感じながら、馬車の上で静かに揺れた。]* (88) 桃胡椒 2020/05/22(Fri) 18:28:03 |
【人】 賢者 メルキオール[駄目だと言ったにも関わらず目の前で開けようとする相方を視線で制し、宿屋へと別れたところで一息つく] 流石にこの歳にもなってあんな質問は表だっては恥ずかしい…… [ベッドへと転がってごろごろする。 じたばた。 そんな悶え方を今暫く行ったのならば、何処からか対となる本を取り出す] (89) nao-nao 2020/05/22(Fri) 18:28:45 |
【人】 賢者 メルキオールさて、アロイスは何か書いたかしら? [転がったまま頁を開く。かの人が書いたもの、それは日記] ……アロイスらしい、なぁ [ふふっと苦笑し、顔を緩める。 そうして起き上がれば、私も筆を取って本へと文字を走らせたか*] (90) nao-nao 2020/05/22(Fri) 18:29:04 |
【魂】 賢者 メルキオールはい、此れはノートです 読み物でなくて申し訳ないです 貴方様を楽しませれれば僥倖ですわ 甘い物がお好きなら、シェリル通りの"フェスティエラ"というお店へ行ってみてはどうでしょうか? あまり利用する人は少ないけれども、美味しい物を出してくださいますよ [余白の部分には何となく街の地図と共に、お勧めだと思われるケーキの絵が描かれていたか*] (_1) nao-nao 2020/05/22(Fri) 18:29:32 |
【独】 賢者 メルキオール/* なんというか、相方様、申し訳なくて…… ごめんね、ずっと日中寝てるか仕事してるかで忙しくしてて 筆を取ってはすやぁって気がつくと落ちてるのよ(がくぶる) (-21) nao-nao 2020/05/22(Fri) 18:31:53 |
【人】 賢者 メルキオール[次の日も、いつも通りと言わんばかりにギルド内の喫茶スペースで彼を待つ。 今日はどの依頼をしようかしら? そんなことを思いつつも、あの本のことを聞かれないかとそわそわしては、紅茶を飲むのであった*] (91) nao-nao 2020/05/22(Fri) 18:34:46 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢── 回想 ── [父親は生きてるのか死んでるのか判らない。 母親は自分のしたいように生きてる。 それらのことについて不満はないけど 私が学校とかで問題を起こすと 所在不明の両親じゃなくて 保護者であるはるおじが 呼び出しを食らって責任を負うことになる。 ただでさえ居候させて貰ってて あんまり迷惑かけたくないから ちょっと猫を被って 他人との衝突はなるたけ避けるように気をつけてた。] (92) nagaren 2020/05/22(Fri) 18:45:51 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢ううんっ、自分でやるから大丈夫っ ありがとねっ 鈴木くん、やさしいねぇっ えー、髪綺麗かな〜? 全然何にもしてないよー! でも、そう言われると嬉しいな〜っ ありがと、佐藤さん! わぁ〜、山口くん、詳しいんだねーっ 私全然知らなかったやぁ〜 [いつもにこにこ、明るく誰にも優しい女の子。 これが、チカと仲良くなる前の、私。] (93) nagaren 2020/05/22(Fri) 18:45:56 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[そんな私は限界のとこに居たんだと思う。 ある日ぷっつん、来てしまった。] 前から思ってたんだけどさぁ あんた達それくらいのこと 自分でやんなさいよね 雨宮さんにばっか 押し付けてんじゃないよ [背が高いから。文句言わないから。>>0:218 そんな理由にもならない理由で 体育の後片付けで重いものを持たされたり 掃除のゴミ捨てに行かされたりっていう理不尽な姿を 何度も見てたら、我慢できなくなって。] (94) nagaren 2020/05/22(Fri) 18:46:03 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[思いの丈をぶちまけたのは 一方にだけじゃない。 気になってたのは、双方だから。] 雨宮さんも嫌がんなさいよ 何も言わないから調子に乗られんの! ちっさかろうとデカかろうと 同じ歳の女の子同士 そんなに差はないでしょ 一人で割を食う必要ない [本人が別段気にしてなかったら 余計なお世話でしかないことを言った。 表情から全然読み取れなくて難しい生き物が 近くにいるから 若干八つ当たりもあったかも知れない。 思うことがあるなら聴かせて欲しいのよ。] (95) nagaren 2020/05/22(Fri) 18:46:10 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[それからというもの、猫被るのはやめた。 周囲からの評価はガラッと変わって 仲良かった人達が離れていって 性格が悪いとかキツいとか 影で言ってくるようになったっぽいけど こっちのが付き合いやすいって評価もある。 思い返すと寒イボものの演技をやめただけでも 私はグッと生きやすくなった。] (96) nagaren 2020/05/22(Fri) 18:46:20 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[そうなる切欠をくれた彼女へ。] 放っとくといつも何か任されてるよね 雨宮さんが良くっても、私が気になるの 不要な仕事押し付けられないように 私が近くで見張っててあげる [友達になりたくて伝えた言葉は 余りに素直じゃなかった。 自分のキャラクターを気にして控えてたけど 実は、趣味が合うのはその前から知ってたんだ。 鞄に主張がビッシリなんだもん。>>1:133] (97) nagaren 2020/05/22(Fri) 18:46:25 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[彼女と友達になってからは 趣味の話に花が咲いて毎日が楽しくて。 その秘められたる情熱に触れれば>>0:218 少々気圧されつつも私は……、 盛大に ギャップ萌え をしたのである。だってチカ、表情はあんま変わんないのに 本当すごくて……、かわいすぎるでしょ。 私の最推し……、いや、 特別 だ。**] (98) nagaren 2020/05/22(Fri) 18:48:02 |
【独】 女子高生 雨宮 千夏/* イリヤちゃぁぁぁぁっぁぁぁん ごろごろごろごろ (⌒(_*‥)_ すき!!!!! こんなの、こんなの 好きにならない方がおかしいよね。 めちゃくちゃ悶えたから、また運動してくるるるぅ (-22) YA'ABURNEE 2020/05/22(Fri) 19:17:46 |
【人】 イタズラ娘 カミラ 『 待った兄様。 まさかと思いますけど、ボウガンに打たれて中毒症状が出たから 毒だと分かったってオチじゃ無いでしょうね?』 [だとしたら兄様らしく無いミスよ、 これはかなり焦ってるのかもしれない。 これではさすがに兄様の命も心配だわ。] 『坊ちゃま…………?』 [あ、念話ジョバンニにも繋げていたの忘れてた。 突然呟かれたジョバンニの念話に 思わずそちらを見遣った、その時だった。] (101) 塩胡椒 2020/05/22(Fri) 19:39:46 |
【人】 イタズラ娘 カミラ 『坊ちゃま、まさかと思いますけど 毒が回った状態のまま無理してるだとか そんなことはありませんよね? ええ、ええ。俺は存じておりますとも。 坊ちゃままで無茶をしてたらこのジョバンニ、 』命が幾つあっても足りませんもの、ねえ? [ジョバンニ…… 思っていたことを堂々と……。 これ怒ってるわね、盛大に怒ってるわねこれ。 兄様自分の不調を隠したり、我慢する癖あるもの。 そりゃあ何年も一緒にいればバレちゃうわよねー…… おー、怖っ。] (102) 塩胡椒 2020/05/22(Fri) 19:40:51 |
【人】 イタズラ娘 カミラ 『もう!この兄妹は二人揃って!!』 [え、待って私も怒られるの!? 今私が怒られる要素1ミリも無かったわよね!?] 『坊ちゃまってば、怪我とか病気すると 心配かけないようにとか何とか言ってすーぐ誤魔化す! 坊ちゃまが体調を崩した時には看病をして 坊ちゃまの限界や体調・加減の許容範囲を 俺なりに模索していた隣の使用人 そんなに頼りないですか!?なーんて水臭い!! メニュー考えたり、時にお薬調合して お嬢様の暴走イタズラ止めてきた 使用人の体力と知識と直感力 その他諸々培ってきたもん舐めてんじゃねーですよ!!』 [ねえ!ついでに私disられてるわよねコレ!? 何で私引き合いに出されたの!?ねえ!] (103) 塩胡椒 2020/05/22(Fri) 19:41:09 |
【人】 イタズラ娘 カミラ ジョバンニ、解毒したから大丈夫よ。 仮にそうじゃなかったとしても耐毒として働くから どっちにしろ毒に関しての心配は無いわ。 [そう伝えれば、ジョバンニは明らかにホッとして 次やったらお説教ですよ!とそれ以上言うのを止めた。 もう既にお説教みたいなものじゃない、などと言えば 私に飛び火するから黙っておいた。] (105) 塩胡椒 2020/05/22(Fri) 19:42:12 |
イタズラ娘 カミラは、メモを貼った。 (a14) 塩胡椒 2020/05/22(Fri) 19:45:27 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ ふたりきりで 出かけるって さ せやからさ、 そんなんごにょりごにょごにょなあれやん ってなる俺と、 雨音には関係ないんやろなって俺と ] (107) あさき 2020/05/22(Fri) 20:17:21 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ ここへ連れてきた理由は 予定決めたかったんもあるけど 聞きたかったことも いわなあかんことも 本当はたくさんあったのに ] (109) あさき 2020/05/22(Fri) 20:18:34 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ 小さなころから知ってる 小さなころから常に隣にあったはずの 変わらないと思っていた 女の子の 変わってく姿と、 ちょっとずつ大人なってく横顔が 夕陽ですっごい綺麗に見えたから 今はええや それがあかんねんけど ] (110) あさき 2020/05/22(Fri) 20:19:23 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 カブちゃんと売ってるかチェックしたるで 』 [ そうじゃないやろ と、頭で思いながら さて、返事はどうやったかな 良い返事が聞けるとよいな。 そしたらいろんな決心もつくやろから。 ] (112) あさき 2020/05/22(Fri) 20:21:08 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ それから何日後。 ] 『 ん 位置変わってる 』 [ 一か月に一度の来訪予定は 早まったのか、それとも 新たな参戦者でも現れたか? あたりを確認して、そっと手に取った。 本来なら忘れ物に届けないといけない案件を そのままにしているのだから、 悪いなって気持ちと、 ――秘密を得た気分は イコールにならない ] (114) あさき 2020/05/22(Fri) 20:22:43 |
【鳴】 ☆中学生☆ 相星 雪也こんにちは A子さん 僕の事は Jと呼んで下さい。 受験勉強は順調ですか? 僕は一応、志望校が決まりました。 難しいかもしれませんが頑張ります。 A子さんと同じ高校になることはないのですが お互い 良い報告ができると いいですね (=1) あさき 2020/05/22(Fri) 20:23:17 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也 [ NEWちゃれんじゃーではないらしい。 ほっとしたような そうでないような だってほらこれは今のところ 俺だけの秘密。 綺麗に書きそろえられた文字は さすが自称女子。 字だけならものすごい文学美少女が想像できるような。 しかしどこかで見たような? しかしこの話題。 現在の俺には ほんのちょっと困りものだった。 だから「 J 」なんて 俺にかすりもしない文字を名乗って ] 『 ん―……、 』 (116) あさき 2020/05/22(Fri) 20:25:59 |
【鳴】 ☆中学生☆ 相星 雪也僕には付き合っている人はいません。 好きな人は いるのか、よくわかりませんでした。 でも最近 ちょっとしたことで 僕はその子の事が 気になってしまいます 目で追っかけたり、声がきこえたり 顔が見られないのをめっちゃ残念に思ったり 他に好きな人がいてるんでしょうね 僕の事は 気にもしてない らしいです (=2) あさき 2020/05/22(Fri) 20:26:34 |
【人】 神置 穂村ぶっちゃけていうとだな …自分の親がOTAKUですって 宣伝してるみたいで、嫌なんだってさ 「エル」も「ライト」もその界隈では すっごい有名な…殺人鬼と探偵だしな …それと、同じってことだ [このまま平行線になりそうなので そのままズバリをいっておくことにした] (117) Arianrhod 2020/05/22(Fri) 20:26:47 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 俺は一体何を書いてるんや 』 [ 顔も知らぬ女子に。 ――誰かに聞いてほしかったんやろか、 俺は 。 ] (118) あさき 2020/05/22(Fri) 20:27:11 |
【人】 神置 穂村けど、智恵子にとっては 「東京の空は自分の知る空ではない」から 「東京には空がない」ってことなんだろう 多分、彼女にとって 他の誰から見て正しいことよりも 自分にとっての正しさしか見たくなかった 心の中で世界がそう見えてた って、ことだと思う…単純に話すと (120) Arianrhod 2020/05/22(Fri) 20:29:30 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ 雑なようでそうでないようにノートを放り込む。 申告者が月一でしか来ないって言うのならば 俺が抱えたほんの小さい 小さいわけないやろっていうその感情は 視覚になった事で、 誰かに告げたことで いろんな自覚を生み出せたのだから A子には感謝なのか、うんよくわからん ] (121) あさき 2020/05/22(Fri) 20:31:36 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 事後報告になるけど また聞いてな 』 [ 返事をするはずのないノートへ向けて 背中を向けよう。 ジュンがまっておる…… **] (122) あさき 2020/05/22(Fri) 20:33:46 |
神置 穂村は、メモを貼った。 (a15) Arianrhod 2020/05/22(Fri) 20:51:17 |
【人】 軍医 ルーク[ 箱を回収してから数日と経たぬうち、 言い渡された直近の勤務表に眉を顰めた。 残骸の研究に携わる夜の時間が、大幅に増えている。 それ自体は、通信機の回収の一件を考えれば そこまで不自然なことではない。 けれど、その分削られていた箇所は何処かというと、 あのうさぎの『検査』だ。 自分が一人で検査にあたる時間はおろか、 複数人で行う検査に参加する機会すらない。 医療班の班長に何か間違いはないかと聞いてみても、 研究班の方で急な人出が必要になっているらしい、 という答えくらいしか得られない。 それもあながち出任せではないようだったけれど、 どうしても気になることはあった。 生憎歯に着せる衣はもっていない性質だ。 ずばりと、聞いてみた。] (124) zelkova 2020/05/22(Fri) 21:41:04 |
【人】 軍医 ルーク 治療の方針が合わないわたしは 外したほうが良いということでしょうか。 あなたも医者なら、 これはおかしいと分かっているはずだ。 [ 問いただされた軍医はたじろぐこともなく、 それもある、と頷いた。 向けられた表情は、形容しづらい複雑なものだった。 聞き分けのない子供に向ける苛立ち、僅かに滲む呵責。 けれど、彼は何も肝心なことは口にせず、 『君の勤務状況も見直しが必要だったからね、 医者の不養生も程々にしておきなさい。 行き届かない自己管理は怠慢と変わらない』 そんな風に、口を噤んだ。 せめて投薬の方針を――と言い募っても、 それは参考にさせて貰うよ、と、 明らかに口先と分かる返答を返されるばかり。] (125) zelkova 2020/05/22(Fri) 21:41:53 |
【人】 軍医 ルーク[ 検査記録を見ることは妨げられなかったため、 日々の記録を追いながら、 治療の建前すらかなぐり捨てたような実験めいた処置に、 後から目を通すことしかできない。 誰に訴えたところで、軍の方針に行きつく。 自分には知らされていないところに理由があって、 その理由は、最初の襲撃の顛末だけではない、 あのうさぎ自身に関わりがあることだと、 この頃には、もう確信し始めていた。 “副作用ではない頭痛は、兆候。 その前後の様子はよく見ておくように” 記録されていた指示に、 鳩尾を掴まれたような感覚を覚える。 通信機を回収に向かった夜、 箱を見つけたときのことを思い出す。 頭痛の直後、まるで別人のような様子で、 『機獣の構造を知らなければ』見つけようもなかった 通信機を見つけ出した。] (126) zelkova 2020/05/22(Fri) 21:45:16 |
【人】 軍医 ルーク[ 本当なら、報告しなければいけないことだ。 うさぎの記憶にまつわる手掛かりは、 どのような細かいことでも申告するようにと 言い渡されている。 それなのに、口を噤んでいるのは、 頭の中の何処かで強く鳴り響く警戒音があるからだ。 言ってはいけない、口火を切ってはいけない。 そうしたら、きっと、何かが始まってしまう―― そんな、予感だ。 出来ることが、何もない。 手が届くようで届かないところで行われていることを、 何もできずにただ見ているしかない。 そんなどうしようもないもどかしさ、焦燥が、 自身に対する怒りと自責を連れて、 空洞の中で煮えている。 そのような感覚は、 そこまで時間をかけずに自覚することが出来た。 この感覚の元になっているものが、 あのうさぎへの『心配』だと、もう、知っていたからだ。] (127) zelkova 2020/05/22(Fri) 21:46:43 |
【人】 軍医 ルーク……しかも、 来ない 。[ 昼時の医務室、椅子にかけている。 音を立てて開いた扉にぱっと視線を向ければ、 ひえっとすくみ上った鹿耳の若い兵士が、 『部屋を間違えましたー!!』 と、まっしぐらに逃げ出していった。 ああ、いつものあれか――と、 ぷいと顔を逸らした自分が、 どれほど不機嫌な顔をしていたかを知っているのは、 いかにもタイミングが悪かったその兵士と、 机の上で溜め息をついているぺんぎんのみだろう。 分かっている、向こうも暇じゃない。 部隊長としての仕事や訓練に加え、検査がある。 まともな空き時間なんてあるわけもないのだ。 ―― 無事に、過ごせていられる状態だろうか。] (128) zelkova 2020/05/22(Fri) 21:48:16 |
【人】 軍医 ルーク[ 机の上で、ぎり、と拳を握りながら。 顔を上げて、ぺんぎんに問う。] わたしは、『怒ってる』ように見える? [ ぺんぎんは、それはもう、とばかりに頷いた。 “また近いうちに”>>1:362 その言葉を覚えていたぺんぎんは、 仲間の伝手を辿って、『いいもの』を調達したようだった。 とうもろこしから作ったお茶。 珈琲や紅茶とは違い、苦みも渋みもない。 戸棚のシロップの瓶の横にそっとしまい込まれたそれが、 誰のために調達してきたものであるかは、聞くまでもない。 やっぱりあいつが現れたら、 最初は苦い物の一つも飲ませてやろう、そうしよう。 決意を込めて頷けば、ぺんぎんは、 おてやわらかに……とでもいうように、 首を竦めたものだった。]* (129) zelkova 2020/05/22(Fri) 21:49:23 |
【人】 兄 エーリク─作戦開始─ 『多分どっちかだと思う、もしくはその両方。 いずれにせよカミラも気を付けて。 毒以前に頭や胸に当たれば致命傷だ。』 [カミラの推測は僕も大方同感だ。>>100] 『第一この道も獣道が近く、 馬車がギリギリ通れる目立たない道だし 何よりこの森自体主要な街からやや離れてる。 用意周到に毒を仕込んだ武器を装備してる点といい 目撃者を出したく無いのかもね。 あ、でもそれなら何故後ろから走ってきた リヤル商会の馬車を攻撃しなかったんだろう?』 [ふと後ろを振り返っても、 アルフォンスさん達の馬車に異変は無い。>>1:193>>1:194 打たれたボウガンの矢の一本もマントに刺さったままだ。 リヤル商会の人間に手を出す気はないのかもしれない。 そうであれば後続の馬車に気付いた時点で アルフォンスさん達を攻撃し、殲滅させているはず。] (130) 桃胡椒 2020/05/22(Fri) 22:02:15 |
【人】 兄 エーリク 『いや、違う。ジョバンニは頼りなくなんかない。』 [説教の言葉へ怒りに混じる、悲しみのような滲みに>>103 思わず「違う」と返すも、ジョバンニは止まってくれない。 違う、ジョバンニは頼りなくなんか無い。 いつも体力が続かない自分を心配して、面倒を見てくれた。 食の細さにも関わらず工夫をしてくれたこと。 何かあるとすぐに駆けつけてくれた使用人兼親友。 >>0:109>>0:111 ごめん。 怒らせるつもりも、悲しませるつもりも無かったんだ。 ジョバンニの言葉に思わず動転してたものだから ]ついでで怒られたカミラの話が耳に入らない。>>103 『ごめん、ごめん、ジョバンニ……。』 (132) 桃胡椒 2020/05/22(Fri) 22:02:57 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢── 2年6組の教室 ── [何だろ、Mなのかな。 無断で椅子を拝借したっていうのに 名も知らぬモブくん、嫌そうじゃない。>>78 まあそれならと、彼には 一番盛れる角度の笑顔をサービスだ。] ふふっ ありがとねっ [私に気を持たせられれば チカに手を出そうなんて馬鹿なこと 考えなくなるでしょ? そいつは万々歳だから。 チカに関わりがあるかないか。 私の基準は、そればかりになっていた。] (140) nagaren 2020/05/22(Fri) 22:24:47 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[新学年初の昼休み。 クラス内に新しい友達を作るチャンス。 隣のクラスの友人は障害だろう。 そう思うから、邪魔がられないか不安だった。 でも、チカは少しも嫌そうじゃない。>>79 表情が変わりにくくてわかりにくいから 私の願望込みかも知れないけど。] 全然えらくないよー、適当だもん [偽の自分を装えば友達を作るのは難しくない。 けれど私が仲良くしたい友達は 貴方だけなんだよ。] (141) nagaren 2020/05/22(Fri) 22:24:55 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[チカを家に誘うと、彼女は噎せかけて――、 箸を置いて大丈夫かと見守っていれば 色好い返事が返された。>>81 喉を詰まらせなかったことと 断られなかったことに心底安堵した。] うん、もちろん でなきゃ誘わないっての [頭の中にオーケストラ・合唱団による 第九の演奏・合唱が響くほど嬉しい癖に 余計なひとことを付け足してしまう私を 私はブン殴りたい。] (142) nagaren 2020/05/22(Fri) 22:25:05 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[大きな声を出されれば>>82 こんなところで、って思っちゃう。 推しについて語る時みたいに 声を荒げるのは 私と二人だけの時にして欲しい。 もうとっくに、私だけが知るチカでは なくなっちゃってたこと 私はまだ、知らないから。>>1:256] うん。親御さんの許可、貰えたらね [独占欲を胸に押し込めて、親友の顔をする。 これもある意味詐欺だって気づいたのが いつだったかは、忘れた。] (143) nagaren 2020/05/22(Fri) 22:25:17 |
【人】 軍医 ルーク ―― 現在・医務室 ――[ 駆け込んできた足音は、ひどく慌てているようだった。 耳に飛び込んできた声に、 フードの下の白耳がぴくりと動く。] ――…、 ん…… [ それが誰のものであるかを認識すれば、 ぐらぐらと揺れていた意識が思考を結ぶ。 最初に思ったのは、何故このような時間にということ。 検査の時間でもない、夜の時間。>>70 次の瞬間、思いついた可能性に、 霞がかった思考がざっと晴れた。 身をよじり、腕をついて身体を起こそうとする。] すぐ、起きるから。 どこか、具合が悪いなら―― [ 椅子にでも座って待っていてほしい、 そう言おうとしたのだけれど、 痛みと吐き気にまるで身体に力が入らない。 声だって、音になっていたか怪しい。] (144) zelkova 2020/05/22(Fri) 22:25:18 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[もしお泊まりがOKなら。>>83 何を持ってきて貰ったら良いのだろう。 なにしろ家に友人を招くのは初めてだから そこに考えが至っていなかった。] こだわりがないなら シャンプーうちの使っていいけど パジャマは要るね 私のだと短くて足首出ちゃいそ ドライヤーあるよ、もー ん。ご飯一緒に作ろうね 金曜だからカレーがいいなぁ チカの手際の良さ、見せ付けて貰お たのしみだな〜 [チカから漏らされた一言は 聞こえなかったことにしてハードルを上げた。 チカの手作りが食べられるなら 焦げてたって構わないのが本心だ。 饒舌になっているのは、お互い様ということ。>>83**] (145) nagaren 2020/05/22(Fri) 22:25:59 |
【人】 軍医 ルーク[ 記憶が戻る兆候、頭痛、 “あと少しだろう”と皆は言っていた。>>63 通信機を回収しに行ったあの晩に感じた感覚は、 そう、『心配』だけではなくて、 恐怖にも近く、痛みにもひどく近い。 何に対する恐怖であるかは、分からないけれど。 明け方の見張り台で、 あの日記を読むときに感じる痛みと、 どうしてか、ひどくよく似ているのだ。 ――… 遠ざかる何かに、 必死に手を伸ばすような。 間近に見えたのは、赤い目だ。>>72 いつもの穏やかな様子とは ずいぶん違った表情をしていたけれど、 それでも、“変わらない”、あのうさぎのものだった。] (146) zelkova 2020/05/22(Fri) 22:28:15 |
【人】 軍医 ルーク[ ぺんぎんは、辺りをおろおろと駆けまわっていたけれど、 飛ばされた指示にはっと我に返り、 鍵のかかっていない方の戸棚に大急ぎで駆け寄る。 勝手知ったる医務室、 必要なものをかき集め、両の羽に抱えて ぺたぺたと戻って来た。 どうやら、あの頭痛があったわけでも、 具合が悪いというわけでもないらしい――… そうと気づけば、力も抜ける。 床にぐったりと横たわり、 腹部に手を当て、痛みをやり過ごそうとする。 内臓まではやられていないだろう、休めば問題ないかと、 頭はそう判断するものの、 痛みというのは思考でどうにかなるものでもなかった。 ローブにかけられた手の感触を感じたが、 なされるが儘に動かない。] (148) zelkova 2020/05/22(Fri) 22:29:59 |
【人】 軍医 ルーク[ はぎ取られたフードと黒いローブの下、 白い狐耳があらわれる。 身体を庇うようにくるりと胴に巻き付いた尻尾は、 普段は外には出さないもの。 白く柔らかくふわふわで、 胴回りよりも尾の方が豊かな程だ。 降ったばかりの新雪と同じ色――と例えるには、 この世界にそれがない。 捲れた服の裾から覗く足は、両方とも金属色の義足。 もし、怪我を探そうとローブの下のシャツをはぎ取るなら、 一切止めようとしないのでそれは簡単なことだろう。 腹部の殴打には、痣は残りづらい。 肉付きの薄い体には、目に見える傷は殆どない。] (149) zelkova 2020/05/22(Fri) 22:31:00 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新