【人】 四谷 隆史― 怪異との遭遇 ― は? [開口一番何を言ってるんだこの外国人。 と、口をついて言いかけたのが辛うじて喉元で留まったのは。 こいつが何かちがう、と本能が訴えていたからかもしれない。 夏の熱帯夜よりも劣るものの頬撫でる生暖かさ。 薄暗闇を照らす入口の蛍光灯は、20年の歳月を経ても 辛うじて稼働している。そんな、場所にいた1人の女。 美しい少女だ。 それこそ絵本の中から飛び出してきたかのような。 オッドアイなんて見たことない。カラーコンタクトだろうか。 薄紅の唇が、美しい顔立ちの中で まるで色香を滲ませているかのように艶めかしく映る。 その容姿にあつらえたかのような服を着たこの娘も、 例の噂を聞いてやってきた肝試しの奴だろうか。 いや、それにしては。 ようこそいらっしゃいました。とまるで この病院の主のような歓迎の挨拶である。 それに。] (16) 2022/08/08(Mon) 22:24:55 |
【人】 四谷 隆史 なに、言ってんだ。俺は。 [女は、俺を見ているようで見ていないかのように ペラペラ変なことばかり喋る。 お母さま?お子様?何いってんだこいつ。 ・・・・・・・・・ 俺はずっと1人だぞ?] (17) 2022/08/08(Mon) 22:25:40 |
【人】 四谷 隆史 ぁ。 [瞬き1つ。 気づけば、そこには誰もいない。 そこには、誰もいない 本当に? ]は、 はは。 ……冗談きついぜ。 [冷たい脂汗が滲んだ。 家族。お子さん。お母さん。 思い浮かんだのは肩口までの黒髪 はにかむ笑顔が可愛かった、あいつと] 『***の名前を――』 (20) 2022/08/08(Mon) 22:27:44 |
【人】 四谷 隆史[エントランスの壁を叩く。 血が滲もうが知ったことか。 怖い 怖い ああ、むかつくむかつく] [ 怖い 面白れぇ ]は、は。あの噂は真実だってか? 怪異が起きるってやつ。 おもしれーじゃん……? [にやり、と笑う。俺の顔を じっと影2つが見ていたような気がするなんて 気のせいだ。きっと。*] (22) 2022/08/08(Mon) 22:29:43 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a6) 2022/08/08(Mon) 22:40:09 |
【人】 四谷 隆史 ……あ、いや。 すまん、えっとだな。 あー、肝試しに予備校生らで行く予定が 噂信じたやつらみーんなドタキャンしたんすよね。 それが、ちょい悔しくて?ついモノにあたったみたいな。 って、人、生きてるでいいんですよねあんた。 あんたも肝試し? [多分年上?柔らかなかんばせをした、距離感近い男に対して 問いかけ1つ。*] (32) 2022/08/09(Tue) 0:15:08 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a9) 2022/08/09(Tue) 0:16:16 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a11) 2022/08/09(Tue) 0:59:03 |
【人】 四谷 隆史 ア、は。 ただ、グループ内の序列決めるみたいなだけっすよ。 後はまぁ、興味本位? [負けず嫌い、は兎も角として お人好し。なんて評価は俺に一番似合わないのは知っている。 見ず知らずの他人が怪我してるのを見て 手を引く男の方がよっぽどお人好しなんじゃなかろうか。 ――そいつの目的は、きもだめし、じゃあなく。] へ。幽霊に。会いたい。 [思わずきょとんとして。一言、一句を区切って。 べつにおどろいてない、と言いかけて止めたのは。 もうすぐ死ぬかも、なんて。 何てことないように目の前のそいつが言うからだ。] (37) 2022/08/09(Tue) 4:31:06 |
【人】 四谷 隆史 冗談、きついっすよ。ちはや、サン。 元気そのものじゃあないっすか。 [この廃病院、獣道徒歩でいかないと辿り着けないんだけど。 とか、幾らでも言えたけど。 病気で。と言われて。それ以上二の句告げなかった。] (38) 2022/08/09(Tue) 4:31:30 |
【人】 四谷 隆史[だから、敬語無しとかにも素直に頷いた>>35し。 矢継ぎ早めいた質問にも1つ1つ、答えたわけだ。] えっと、俺はよつや。四谷隆史。 幽霊?は、は。そんなのいない って、さっきまでなら言えたんすけど。 実はなんか、見ちゃったみたい、な。 [金髪幽霊。見つけるんならあんまおすすめしないっすよ なんかグロいのに変わったし。と言い添える。 奥に進もうとするなら、ついていく。 勿論、一緒に施設を回るのだってだ。 アレがあって1人で回るってのは、流石にやばいのはわかるし、 この人何があっても動じなさそうだし。 もうすぐ死ぬっていっても。 あいつみたいに翌日死ぬとかは、ないだろう? **] (39) 2022/08/09(Tue) 4:32:32 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a13) 2022/08/09(Tue) 4:34:12 |
【人】 四谷 隆史 ん。ん、まあ……そ、っすか……ね。 [実際そこまで親しくない、から 何がなんでも一緒にって気分にならなかった。 或いは。被罰を望んでいたのか。 もし幽霊とやらがいるなら、またあいつに ……『 』に、逢えるかも、とか そんなことを流石に初対面の歳上の人に言えないものだから。言葉の歯切れは悪かった。 チハヤさんの離された手が、スマホに伸びて エントランスの地図を写メっている。 そうだ。肝試しすんなら地図いるな。と 俺も隣で地図をスマホに写した。 交換は勿論応じて、慣れぬ敬語も相手の好意に甘えてやめて ラインに新しい名前が、ひとつ] (45) 2022/08/09(Tue) 13:10:15 |
【人】 四谷 隆史 血液、の。 そ、っスか……。 [大変でしたね。辛いですね。 どれもがまちがってる気しかしない。 また、あいつのときみたいに……] ……。 [気を使わなくていい、って言葉にまた甘えて。 曖昧な表情で誤魔化した。] (46) 2022/08/09(Tue) 13:17:19 |
【人】 四谷 隆史 少なくともどっきりやCGにゃ見えなかったっすよ。 なんすかチハヤさん。何か興味津々みたいっすよ?なんて。 ……まあ、そうすね。 あんま気分良いもんじゃねーツラでしたから。 [それだけではないのだが、雑談に本音を少しだけ混ぜて 会話は、足取りはとりとめもなく 行きたいとこなど、地図を写メるのも忘れてた。 そんな俺にゃプランも何もないから。 チハヤさんに連れられ、歩くのである。*] (47) 2022/08/09(Tue) 13:21:29 |
【人】 四谷 隆史― 病院1階>>44 ― そりゃあ、病院なんだから電気だって つく…… [と、言いかけて。ここは20年くらい前に 廃院になった場所だと思い至る。 LEDでも20年は持たないだろう。 じゃあ、どうしてだろうか。 雨風に晒されるからこそ外観には 漆喰などの錆止め踏まえて塗装は塗られているはずだ それがあの惨状ならば、中は相当朽ち果てているはず なのに。 歩いてもなんともないような廊下。 いや、普通の病院と比べては古めかしくはあるけれど。 ライフライン、電気が通っているし ゆら、ゆらとはしているけれど そこを病院と定義しても良い位には。その場所は。 ―――それが一層不自然さや不気味さを際立たせる。 だが、それよりも。 俺が肩をびく、と少しだけ震わせたのは 「処置室」という名前を見たからだ。] (73) 2022/08/09(Tue) 20:43:47 |
【人】 四谷 隆史[産婦人科には付き添う人間がいる場合「処置室」の入り口を潜る それを潜れば「分娩室」或いは「外科室―― 堕胎室 」それらに母親だけが通される 男は待つばかり。 痛みに呻く声も。泣き叫ぶような苦痛を孕む悲鳴も。 聞こえるだけ。 見てない。耳だけが知っている。] (74) 2022/08/09(Tue) 20:44:25 |
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