41 【身内】幽霊さんとお嬢さんと【R18】
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[ どれだけ彼女が体の力を抜こうと、
呼吸を整え試みても、
下腹部に意識が行くだけで、
また締め付けてしまう。
何度、力を抜いては締め付けてしまっただろうか。
ぎゅうっとその人にしがみついた彼女は
喘ぐということをやめられなくなった。 ]
ぁ、っん…は、っ……
おく、ま、で…ぁぁあっ、!
き、てる……すご、く、っ……
い、ぃのぉ……!!
[ その人の動きは、緩やかで、
それでいて一撃一撃が稀の奥底へと届く。
絡みついた彼女の肉壁。
彼女を快楽に落としているモノを
もっと奥へと誘うようにその人を受け入れる。 ]
まれの、なか…ぁっ……あぁ!
すごく、あつ、ぃの…ひ、ぁ……んんぁ、、
[ じんじんと感じる熱さと、硬さ。
緩やかだった腰の動きは、
徐々に激しさを増していき、
彼女はその間に、何度も達しただろう。
その度に、ぎゅっと脚を絡めたり、
口づけをねだったりして。
耳に届く行為の音は、
夫に抱かれているのかと
錯覚を覚えるほどに、生々しい。 ]*
| あははっ、脱がせはしないさ。 だって、今の稀の姿は、 何も隠してないような状態だろう?
今日の水着も、凄く似合ってる。
[
指を絡めてきた彼女と密着して、 軽く唇を重ねて僕らは洗い場に向かった。 彼女を風呂椅子に座らせれば、 彼女にシャワーをかけてあげて 備え付けのボディーソープを 手に取り、彼女の肩から腕にかけて 優しく洗っていく。
]
(4) 2020/09/04(Fri) 11:37:15 |
どう?少しくすぐったいかな。
[
彼女の反応を確認しながら、
僕の手は彼女の胸にたどり着く。
出会った当初よりもハリがあって、
更に成長したこの胸は、
色んな時にお世話になってる。
水着の横の隙間から手を入れれば、
直接洗う名目で揉んでいき、
人差し指で、硬くなってきた乳首を
愛撫していくんだ。
]*
賢斗さん……!は、恥ずかしいから、…
そんな、こと…言っちゃ、ダメ……!!
[ 彼は、嫌というまで愛すと言ってくれた。
そんな愛され方は、未だかつてない。
一度でいいから、されてみたいと願った愛され方。
彼は、その願いを今日叶えてくれるのだろう。
そう思うと、何もされていないのに、
蜜壺の中は潤いを取り戻して、
いともたやすく彼を受け入れてしまった。 ]
ぁ、っ…!!賢斗さんが、熱い…
私、賢斗さんとひとつになってる……
邪魔されないのって、…
あなたを、細部まで感じられる、のね……
[ 目の前に見える彼の両頬に
白くて長い彼女の両手を添えれば、
嬉しさもあって、唇を重ねるだろう。
好きが溢れて、離したくなくて。 ]
[ 好きと彼に言われると、簡単に疼く稀。
こんなにも簡単な女だったのかと、
自分を浅ましいと思ったこともあった。
しかし、彼にそれを話した時、
浅ましくない、と否定をされた。
彼も、稀から好き、と口にされると
下腹部が熱持ってくると言ってくれ、
それが浅ましく思えるのか、と
聞かれて、そんなことを思うわけがないと
否定を口にした。
彼は、笑顔を見せて、
『そういうことだよ』と教えてくれた。
好きな人に好きと言われて、
心や体が反応しない人はいない。
そう教えられてから、
彼女は身体の疼きを彼がいない時にも
収められる方法
自慰
を
自分で覚えていった。
彼にそれを知られてからは、
見せるための方法というものも
ネットで探したものだった。 ]*
まれ、また旦那のことを思うていただろう…?
[ 止まらぬ嬌声に浸りながら、またそう
穢い事を囁いてしまいます。
まれは何度か達したようではありましたが、
此方はそれに構う余裕はさほど無く、
ただ貪るように彼女の中へ自らを飲み込ませて。
脚を絡ませられればその脚を
すうと下から撫で上げて、
口付けを強請られれば要求のままに
噛みつくように、また優しく、唇を奪って。 ]
[ 再び動き出せば身体は止められず、
彼女の身を案じてやまぬのに
抽送は激しくなるばかり。 ]
っ…は…んっ……
……っああ、そうだ、まれ
まさか子を成すことなど無いとは思うのだが、
仕方がないからあの男によく似た、
金の髪色の子が生まれるよう
願っておいてやる
[ 苦し気にそれでも笑みは絶やさず、
急激に迫る吐精感に息を荒げながら。
決して許されることのないはずの
子を成す為の部屋目掛けて
己の精を吐き出そうと動きは激しくなるのです。]*
| まぁ、酷い人。 この水着を買い与えたのは賢斗さんよ? ……賢斗さん、私に与えすぎだわ。
[ 2日に1回は、こうやって混浴場を 2人で貸し切ってしまうのだけれど、 その度に彼は新しい水着を稀に渡す。
勿論、偶には前に着た水着をと お願いされることもあるけれど。
優しく体を洗われていくと、 彼の手はいとも簡単に彼女の体に這いつくばる ]
(5) 2020/09/04(Fri) 12:44:43 |
んんっ、…ぁ……!
賢斗さんっ、……
意地悪、しちゃいや……
[ 頂を優しく撫でる指に
彼女は声が我慢できずにいる。
ぴくっと反応しながら、
唇を噛みながら、
それでも声を我慢しようとする。
膝頭をむずむずと合わせて、
うずき始めているサインが、
彼女から出始めているようだった。 ]*
と、し、さま…っ…………
まれは、まれは……!
ぁ、っ!ひぁ、はげ、し……っ!!
[ 夫と錯覚したことが気づかれていたのだろうか。
目の前の人を蔑ろにしていた稀は、
ひとときだけは、とその人の名前を口にする。
脚を撫で上げられれば、
ピンと脚が伸びてまた、達してしまう。
その人にねだった口づけは、
激しくて、甘くて、永遠にしていられるような、
稀に疼きを覚えさせるものであった。 ]
あ、っ……ん、く……!!
だ、して……くださ、ぃ……
はしたない、まれに……ぁっ、んぁ…
としみつ、さまの、…!、
[ 夫ではない他の人物に、中を許す。
稀は、見えざる人と関係を続けたがっているのだ。
その人の動きで、彼女はもう限界が来ていた。
すがるように、その人に腕も脚も絡めて、
離れないで、とせがむのだ。
夫以外の、初めての人。
秘密を共有してくれるのならと、
彼女はその人を受け入れるのであった。 ]*
[
するりと入ってしまったこの感覚。
稀と、結婚したらこの感覚を何度も
味わうことができるのかなと思えば、
気持ちが昂ってきた。
彼女の非力な否定は、
可愛いだけで、激しくしたくなった。
でも、稀に激しくするのは
もう少し後。
]
可愛い。……
僕も、稀の中が全部わかる。
ん、……ま、れ…
[
彼女と密着していると、唇が触れた。
何度か啄んでいると、
物足りなくなって、舌を入れてみた。
ゆっくりと舌先で歯列をなぞって、
彼女の口の中を楽しむのは、
体を重ねていなくてもよくやる。
]
は、っ……稀……好きだよ。
[
唇を離して、彼女のことを見つめれば、
動かしてなかった腰を動かした。
くちゅ、ぐちゅ、ぬちぃっと
響く音は、凄くえっち。
スカートと下着だけの彼女は、
見た目もえっちで、緩く動くのも大変。
稀の膝を抱えて、腰の動きに合わせて
彼女の腰を一緒に動かしたら、
中の反応がいいから、
正面のときは、よくやる。
ぎゅっと抱きつかれたら、
彼女を抱っこしよう。
]*
意地悪?稀、こうされるのすきでしょ?
また大きくなっちゃった?
[
初めてのえっちからずっと、
彼女が嫌がらなければ、
彼女が月のもののときでもよく触っていた。
手のひらで感じる大きさは
年数を経るごとに大きくなっている。
確実に、大きくなって僕を癒してる。
彼女の膝頭の動きを見て、
片方の手は下の方に伸ばしてみた。
]
稀、そんなにもじもじして、
僕に触られるのがそんなにいい?
[
耳元で囁きながら、水着のクロッチから
簡単に指を侵入させたことだろう。
割れ目はすでに濡れていて、
ぬるりと指を咥えていった。
何往復か、彼女の答えを聞きながら
指を動かせば、僕は指を抜いて、
またボディソープを手のひらに乗せ、
彼女の両脚を洗い、
彼女の体についていた泡を
シャワーで洗い流したことだろう。
そのシャワーで、隠れている豆に
いたずらをしていたかもしれないけれど。
]*
| [
六鹿賢斗は、熱海でも老舗の美鶴荘の跡取り息子。
いずれは、両親から旅館を譲り受けるのだと 思って、勉強にスポーツにと取り組んでいた。
小中高、どのときを切り取っても、 彼は輝いていた。 友人に囲まれ、中高では恋人だっていた。
彼が童貞を捨てたのは高1の冬。 受験が終わった、年上の彼女と。 そのときはリードされて、 彼女の好きなところを探ったりなんてことは やる余裕すらなかった。
しかし、彼も幸せを求めて恋人を作っていた 訳ではなく、見合いが始まるまでに 女性経験を豊富にしておきたかった。
大学3年になったら、彼は見合いをして、 良縁を結ばなければいけないと、 小さい頃から言われていたのだ。 21歳になるその年から。 故に、処女も手慣れも幅広く経験した。
] (6) 2020/09/04(Fri) 15:01:21 |
| [
だから、最初は稀と出会ったとき、 稀のほうから釘を刺されていたのだ。
『遊び人はお断りです』
なんてことを。 でも彼女には、恋心を感じた。 だから、遊び相手なら 温泉巡りのどこかで手を出しただろう。
彼女とは、ゆっくりと歩を進めたつもり。 見合いをするくらいなら、 稀と駆け落ちをしてもいいと ずっと思っていた。
だから、彼女の両親に挨拶に行ったとき、 『これは、うちの両親も黙るな』 と、彼女が後から吐露してくれたことと 全く同じことを思っていたと、 同じとき話をして、顔を見合わせて 笑い合ったことを覚えている。
] (7) 2020/09/04(Fri) 15:26:25 |
| [
僕の両親に挨拶に来た時、 稀は少し気後れしていた。
でも、結果は彼女の両親と同じ。 見合い話もなくなって、 顔合わせの日取りを決めることとなり、 僕たちはお互いに
『幸せな結婚』
というものを手にすることができた。
]*
(8) 2020/09/04(Fri) 16:46:07 |
け、んと、さっ……!
ぁ、っ……おく、が……うず、くの……!
すき、すき……ひぁ、っぁんんっ……っ、
[ 静かに口を塞がれて、
今度は舌を絡められた。
歯列をなぞられれば、びくっと体が震え、
耳に届く口づけの音と、
彼の息遣いの音で、
彼のモノに絡みつく彼女の肉壁は、
うねることをやめない。 ]
ぁあ、だめ、けんとさ、んっ……
おくが、ほしがる、の……!
うごくの、やめちゃ、……だめぇ……
[ ぎゅっと彼に抱きつけば、
彼が体を起こしてくれ、
座った状態で彼と密着する。
その動きのせいで、彼が奥を突いてくれない。
動いてくれないのなら、自分で、と
彼女は彼に唇を重ねて
腰を上下に動かしていく。 ]
ん、っぁ…………ふ、ぅ……っっぁ!
[ 彼女は彼と視線を合わせることができず、
目を伏せたまま唇を重ね、
そのせいで快楽の大元に意識が集中する。
好きな気持ちが募るのも有り、
1度その状態で果て、彼に爪を立ててしまった ]
ご、め……ん……なさっ……は、ふ…………
けんと、さ……ん……っ……
*
[ まれの襞が陰茎の形に馴染んでは締め付け、
吸い付いて搾り取ろうと蠢きます。
まれの嬌声が頭の中でじんじんと鳴いて
絡められた腕から、脚から、繋がった陰部から、
触れ合う唇から、互いの熱で溶けて
ひとつになってしまうよう
]
…ま、れ…、
…ッ!
[ ぐぐ、と壁の先、最奥まで茎を送り込んだ
その時、隔たるものもないまま
どく、どく、と音が聞こえそうなほど熱く、
長く、まれの中に白い精を吐き出しました… ]
[ はぁ、はぁ、と荒む息を整えながら、
組み敷いた彼女を見下ろします。
彼女の様子はどうであったか、
紅く染まる、白く細い身体は何にも変え難い程
愛おしいと胸がつまる思いが致しました。
絡んだ腕を惜しみながら解いて、
まれの額の汗を拭い小さく口付けをひとつ。 ]
………まれ。
大事無いか。
[ 何かを言おうとは思うのですが、
上手く言葉を紡ぐ事は出来ず。
なにを言おうと言うのか。
ただの亡魂、実態さえ無い己が
彼女を好いたと言うたとてなんの幸せが
まれにもたらされようか。
…ふわり、ただ優しく笑んで。
まれを、壊れ物に触れるようそっと抱きしめて。
少し乱れてしまった髪に顔を埋めて。 ]
もしまれがまた俺を必要としてくれる時には
いつだってまれの隣に飛んでくる。
今日は、有難う。
[ それだけを、なんとか伝えて。 ]*
ん、っ……ん……ぁ…………
賢斗さんが、いつも触るからよ……?
[ もう何年触られ続けているだろう。
彼の触り方は優しくて、
生理で彼とひとつになれないときにも、
慰めるように触ってくれていた。
お陰様で、彼と付き合い始めてから、
今までで下着のサイズがふたつは上がった。 ]
ぁ……そこは、丁寧にして……?
ん、っ……!ひ、ぁ……
[ 彼の指が上にも下にも絡みついて、
彼女は彼にしがみつくような体勢になった。
きゅっと体をすぼませれば、
彼の指はいじらしくも体から離れていく。
そして彼は彼女の両脚を洗えば、
泡をシャワーを使って洗い流してくれた。
秘裂に布越しでもシャワーが当たれば、
ぴくりと反応をしてしまったけれど。 ]
次は、私が背中流してあげるわ。
さ、おすわりになって?
[ そういうプレイの擬似的なもの。
立ち位置が変われば、
彼女はボディーソープを自分の身体に落とし、
水着越しではあるけれど、
胸を使って彼の背中を撫で洗いしていく。 ]
どぉ……?……気持ちいい、かしら……
[ 本来ならば、裸体でやるものを、
水着を使ってやっているので、
もしかしたら布の擦れが痛いことが
あるかもしれないと、思って彼に聞いてみる。 ]*
[ 夫ではないその人は、激しくも稀を求めた。
名前を呼ばれながら、
2人は更にグッと近づいた。
彼女は涙を流して、快楽を受け取り、
その人を離さないように、
しっかりと全身で絡みついていた。 ]
と、しみ、つ…さ、まぁ………!!
ぃ、く……っは、ぅ……
[ その人の熱が扉を叩けば、
吐き出される欲が彼女の中を埋め尽くしていく。
常人よりも長い時間吐き出されたような気がする。
小さく名前を呼ばれると、
彼女はへにゃりと口元を緩ませただろう。 ]
としみつさま、まれから……
まだ、はなれないで…………
[ 額にそっと口づけを落とされるときに、
彼女が絡めていた腕が
解かれてしまった。
大事ないか、と聞いてくるその人は、
とても優しくて、稀は疼きを止められない。
そう思っていれば、
その人は優しく抱きしめてくれ、
耳元にその人の息遣いを感じた。 ]
…………いつでも、ですか?
利光様……いけません。…
だって、…………
もし、また今日のような日があったら、
来てくださいませ…
稀と利光様の、秘密です。
…………賢斗さんにも、知られてはいけないの。
[ 彼女はわがままである。
目の前の人に、求めるだけ求める。
夫には知られたくないのに、
夫との情事をみていてほしいし、
ひとりでいるなら慰めてほしいと。
1人で明かす夜があるならば、
夜這いも喜んで受け入れるだろう ]
私からも、感謝を……
稀は、満たされてしまいました…… *
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