【人】 伊豆浦帆稀…… と、思い直していたところに 夢の続きがやってきた。 「 雪景色でも、温泉なら、あったかい。 」 それはいいかも……。 ふらふら揺れる思考はやっぱり誘惑に負けそうになる。 もうそろそろ頑張り疲れてきたところであったのも 理由の一つであるかもしれない。 温泉、浴衣、卓球。 連想するワードにほわほわと頭を占められて。 いつの間にか、また夢の中に片足が入ってしまう。 (24) 2023/01/28(Sat) 11:47:54 |
【人】 伊豆浦帆稀「 ……まひろなら、死ぬ前にどこに行きたい? 」 ハワイもいいし、温泉地もいいし。 でも他にもいいところもあるだろう。 死ぬ前に行きたいところなんてあんまり 考えたことなかったが。 この頭の良い友人はなんと答えるか。 残り少ない学生生活だ。 やがて距離は離れ、それぞれ道は分かれていく。 みんなでこんな話を気軽に顔を合わせてするのも もしかしたら、もうすぐ出来なくなることなのかな。 そう思えば、少しだけ。 予言が本当だったらな、なんて思ったり。* (25) 2023/01/28(Sat) 11:51:39 |
伊豆浦帆稀は、メモを貼った。 (a9) 2023/01/28(Sat) 11:59:02 |
【人】 織田 まひろ「 死ぬ前、かあ そういえば考えたことなかったな 下手したらあと1か月で死んじゃうのにね 」 それほど私は予言を信じていなかったんだろう まさか自分が死ぬなんて、想像さえもしてなかった 「 どこだろうねー パーッとどっかに遊びに行くのは賛成 …だから、そう考えると温泉は地味かな 別に死ななくたって行けるわけだし。 ハワイもいいし、アメリカもいいな 英語圏だと言葉が通じるからまだラクそう でも一生に一度オーロラとかも見たいよねえ 」 帆稀の前の席に座ったら、 後ろむいて頬杖ついて夢を語る 夢見がちなのは帆稀も私も一緒だよ (27) 2023/01/28(Sat) 13:02:02 |
【人】 織田 まひろ「 でも、どこに行っても 私は、私なんだろうなあ 」 自分が嫌いなわけではないけれど それでも死ぬまで私は私のままなのか、って。 きっと当たり前のことなのに、 なんだか何も変わらないままのかなって それが、どこか、残念すぎる気がしちゃってさ。 「 もしも叶うなら 自分が自分じゃなくなれるようなとこ。 違う自分に、一度はなってみたかったよね 」 過去形なのは、どうしてだろうね。 夢見がちだけど、 それでも結局現実を見ちゃうのが、 きっと、織田まひろっていう人間なんだ。 * (28) 2023/01/28(Sat) 13:02:53 |
【人】 伊豆浦帆稀一旦妄想を止めて、向けた話への返答に耳を傾ける。 生徒会長なんてしていたら、普通に学生しているより 色々体験していたりするのだろうか。 なら浮足立つより前に、理性がそんなことありえないと 止めてしまったりするのかも、なんて。 「 地味、かな? ハワイだってアメリカだって。 頑張ったら死ななくたって行けるよ。 」 オーロラ見たいのはちょっと同意かも>>27 イギリスとか、パリとか、そういうのも憧れはある。 私より短い髪をした彼女が頬杖つくのは 同じように夢を見ているのになんだか 様になっている気がする。 真似して頬杖ついてみようかな、そう思ってやめた。 私じゃきっと様にならず、ちょっとあほっぽい。 (30) 2023/01/28(Sat) 17:57:08 |
【人】 伊豆浦帆稀「 ? うん。 」 私は私、という意味がわからず、首を傾げてから 少しして同意の頷きを返した>>28 どこに行っても私は私で、まひろはまひろで。 どちらかというと同じだということに 安心する質だから、彼女の表情の変化は やっぱりよくわからないけれど。 「 うーん、自分が自分じゃなく……。 なら、遊園地とかは? 叫んでたりする自分は、なんだか いつもの自分と違う気がするよ。 」 感情を大きく動かす、というのは まるで自分じゃないものになった気になる、ような。 でも、これは方向性が違うだろうか。 他に何があるかな、と首をひねる。** (31) 2023/01/28(Sat) 17:57:38 |
【人】 織田 まひろ一緒に頬杖つけばいいのに、楽しいよ >>30 …なんて心の声聞こえてないから言わないけど 私がなんとなしに口にした望みは、 どうやら帆稀の頭に疑問符を浮かべてしまったよう>>31 首を傾げてくれたなら、心の声はよくわかる。 「 あはは、難しく考えなくていいよ、ごめん 」 少しして同意の頷きを返してくれた優しい帆稀に 私はごめんごめん、って笑って返す だから絞りだしてくれた「遊園地」に 私も、うんうんって頷いて 「 いいね、遊園地 絶叫マシンとかお化け屋敷とかかなあ 」 ちなみに私の絶叫マシン耐性は(53)1d100 お化け屋敷耐性は(8)1d100だったから ────、 (32) 2023/01/28(Sat) 18:51:52 |
【人】 織田 まひろ……絶叫マシンはほどほどに楽しむけど お化け屋敷は泣き出しちゃうんじゃないかな。 むしろ自分の口からお化け屋敷って出してから いやいやいやいやいや、やめとこう、って 私はこの場で即訂正する。 「 ……お化け屋敷は、やめとこう 」 まだ見ぬ私が見れるかもしれないけれど それはきっと、私が見たくない方向性での 見たこともない、私だ。 (33) 2023/01/28(Sat) 18:56:18 |
【人】 織田 まひろ「 遊園地があって、あったかくて、 温泉もあって、みんなではしゃげる場所。 ………どこかにないかなあ。 」 そんな都合のいい場所、降ってきたらいいのにね 世界が終わるくらいなんだから、 ご都合主義バンザイの場所だって、 すぐに思いついてくれたっていいのにさ。 * (34) 2023/01/28(Sat) 18:56:36 |
【人】 織田 まひろさてここで問題です、 この学校はどこの県にあったでしょうか 答えは…… その答えの如何に寄らず、たぶん私たちは 沖縄からはだいぶ離れたところに住んでいて 修学旅行とかでも沖縄には縁がなかった、そんな学校。 (39) 2023/01/28(Sat) 21:37:09 |
【人】 織田 まひろ「 ああ、そうね、 遠いところも条件だよねー。 沖縄、いいなー、行ったことないの 」 沖縄といえば? 海?水族館?シーサー? 国際通り食べ歩きもいいよね。 もう一度だけついうっかり夢の世界に片足突っ込んで 気持ちが沖縄に飛びかけたところで、 授業が始まるチャイムが鳴って。 そうだね、この夢の話の続きはきっとまたあとで。 ** (40) 2023/01/28(Sat) 21:37:29 |
織田 まひろは、メモを貼った。 (a10) 2023/01/28(Sat) 21:39:48 |
校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2023/01/28(Sat) 22:30:45 |
【人】 楢崎大地「な、いいだろハワイ お前らもさ!行きてえだろ! ハワイにいきたいかーーー!!」 いえーーーーーい!と 近くで雄叫びをあげる男子たちこと別名おバカ組。 ハワイっていつも水着なんだろ!とか 綺麗なねーちゃんにこえかけられたらどーしよ!とか そんな大盛り上がりに俺も加われば、 Theおばかダンシーズfeat.ハワイが爆誕するのであった (41) 2023/01/29(Sun) 8:33:43 |
【人】 楢崎大地 「いやー……それにしても死に場所かあ……」 動く点Pさんの軌道を、シャーペンでなぞりつつ 改めて行き先を考える いや、勉強しろよ 寒いとこ行って、温泉であったまった後に卓球勝負! 遊園地に行ってパーーーっとエンジョイ!!! 沖縄に行ってシーサーに餌やりすんのもいいな 動く点Pはまだ動き続けてる。止まってくれ そんな悲しみの望みはこの問題が解けない限り 永遠に叶わないのである。かなしいね。 点Pさんは、まだまだ動く。ぐるぐる動く。 まるで山手線のように。まるで新幹線のように…… (43) 2023/01/29(Sun) 8:52:28 |
【人】 楢崎大地「あ、そだ。俺思いついたんだけど。 行先決めないで、ひたすら電車の旅とかどうよ」 ふと思いついた。その時ちょうどチャイムがなった。 「俺、どこかを死に場所にするっての 似合わないっつーかー ずっと体動かしてるほーがあってるし」 みんなが席に着いていく。 俺はまーだしゃべってる。だって楽しそうだし 「電車にとりあえずのってさあ… 行った先に温泉あるならそこで降りて…… はたまた遊園地があったらそこで降りて……って どんどんどんどん、色んなとこに止まってくって寸法よ」 みんなが静かになってもまーだ喋る。 先生が様子を見に来てもまーだしゃべってる。 (44) 2023/01/29(Sun) 9:00:09 |
【人】 楢崎大地「そしてゆくゆくはハワイや沖縄に……」 『楢崎さん!授業始まってますよ! 点数やばいんですからね!わかってますか!』 そして、先生に雷が落とされて、 ようやく俺は黙るのであった…… 先生にはかなわないぜ……** (45) 2023/01/29(Sun) 9:02:49 |
楢崎大地は、メモを貼った。 (a11) 2023/01/29(Sun) 9:10:12 |
【人】 伊豆浦帆稀電車なら、そういえば。 学生は青春切符とかあったよね。 そう告げられるのは休憩時間か、放課後か。 兎にも角にも、今は夢から醒めて現実を直視しよう。 カーディガンの袖を引っ張りながら 参考書に目を落とす。** (50) 2023/01/29(Sun) 10:31:58 |
伊豆浦帆稀は、メモを貼った。 (a12) 2023/01/29(Sun) 10:33:41 |
【人】 楢崎大地始まった授業は英語だった。 受験をまじかに控えているということで、 今年度の試験の山場になりそうなポイントや 各生徒が苦手とする範囲について先生に聞いて、 内容を確認する……という方法で進んでいく もちろん、それも俺の大の苦手な教科のひとつ あんまり勉強が好きじゃない俺は 先生の教えも何となくしか伝わらない 滑り止めの学校には何とか行けそうだが…… 行きたい大学には手が届くか届かないか…… 「……〜〜……くそおお……世界滅びろお……」 未来がないなら世界よ滅びろ…… 俺は本気で割と思っていた…… (51) 2023/01/29(Sun) 14:15:09 |
【人】 楢崎大地英語……英語が苦手な理由は至極単純だった。 日本語と言葉の順番が違って、並び替えて読まなきゃ 全文の意味がわかんねーせいで、 めちゃくちゃな翻訳しちまうし変な英文書く。 直感のおかげで数学や理科よりはマシだが それでも、SVOCなんてわかんねえ。 「えーと…多分これは値段の話だよな…… フリーマーケットで…マイケルが…… 羽の生えたリンゴを買って逃げられました…」 なんかそんな言葉がブツブツ聞こえてたかもしれない。 羽の生えたリンゴの行方が分かれば値段わかるの?? とか思ってる。多分。 (52) 2023/01/29(Sun) 14:21:10 |
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