人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

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視点:人


【人】 かみさま 尊龍

[柔らかな日差しにごろりとねそべり]


 くあぁー……、っぶしっ!


[エリサの話す”昔話”をのんびり聞いて。>>0:116
 感想の代わりに欠伸を一つ。>>0:117
 ついでに、くしゃみも一つ。

 
よく似た話を私も知っているとも。
 噂をされればクシャミもでように。


 エリサにわしゃりと撫でられ満足げに目を細め。
 鼻をくんくんすれば空気に雨の匂い。

 早く帰ったほうがいいじゃないかと思いつつ、
 エリサが祠の横の石に腰かける隣にそっと寄り添う]
(17) 2020/09/12(Sat) 16:49:01

【人】 かみさま 尊龍

[紙に描かれているのはこの祠と黄色い、花?>>0:118
 
――うん、これは
野菊
だな!
]


 わんわんっ!


[尻尾をふりふり、絵を見て嬉しそうに鳴いてみせた。
 祠の周りには今も普通の野花に混じって野菊がちらほら。
 
 ”エニシダ”という海の向こうの花木は知らぬが。
 お前が黄色い花をここに咲かせるのを嬉しく思う。

 お前には霊力はないが、美しい魂の輝きがある。
 ”絵本作家”とやらになりたいと、
 よう分からぬが、私はお前を見守っているよ]
(18) 2020/09/12(Sat) 16:49:24

【人】 かみさま 尊龍

[この道で狼藉を働こうと思う不届き者はいないだろう。
 弱ったとはいえ未だ神の身。
 己を信仰する信者の加護くらいはできる。>>0:119

 エリサの毎日の参拝も。
 無事に帰路につきますようにと常に加護をつけてある。
 だから安心して来て、話して、好きなだけいておくれ。

 
――もう昔のような力はないが。
   お前を幸せにしてやれるほどの加護も与えられぬが


 供えられた花を犬の鼻ですんすんして信心を貰う。>>0:120
 人の信心さえあれば供え物はなんでも好ましい。
 菓子に虫が集るのも、食えはしないが虫の信心が集まり良いものだ。
微々たるものだが。



 犬の姿の時にエリサの食い物の供え物を速攻で食った時もあっただろうか?
 だからか、最近は花の供え物が多い気がした]
(19) 2020/09/12(Sat) 16:50:22

【人】 かみさま 尊龍

[そうして聞くのは、エリサの”彼氏”の話だ。>>0:121]


 おんおんっ! ぐぅー…ぉんおんっ!
 
(*:犬語訳) 
 『まったく、エリサを無碍にするなど罰当たりな男だ。
  そんな男エリサから捨ててやるのがよかろう!
  安心しろ、
  お前はその”都会の女”よりよほど可愛らしいぞ』



[私は犬の身で鳴いて話を聞いてやり。
 私が好きだと言うエリサに「知っておる」とでも言いたげにわんこスマイルを見せた後。>>0:122]


 くぅーん……?
 
(*:犬語訳)
 『「かみさまを見た事ある?」なんて、面妖な!
  己で己に会うなど、できるわけもなかろう』



[質問には小首を傾げて唸って見せれば空はぽつぽつ雨模様]
(20) 2020/09/12(Sat) 16:51:23

【人】 かみさま 尊龍

[帰り支度を始めるエリサを見守り。
 どうか、エリサが帰るまで雨が本降りになりませんよう、と。
 空に祈りを送るが神様パワーが足りたか分からない。
 なんせ、エリサの家はここからかなり遠いのだ。>>0:124

 ”チャリンコ”とやらに乗る後姿を見送って]


 わんわんっ!


[またなと見送った後、エリサの忘れ物に気付く。
 赤い髪留め。
 確か、絵を描く時に髪を纏めていたものだ。
 大切なものだろうに、まったく]
(21) 2020/09/12(Sat) 16:51:51

【人】 かみさま 尊龍

[エリサが拾いに来るのを待ってもいい、が。
 この辺に偶に来る”お巡りさん”に拾われては大変だ。
 ――しょうがない、届けに行ってやろう。


 私は犬の姿で髪留めを咥え……、ようとして、
 いや、咥えてもいいが、
 そうすると犬の唾液でべたべたになるな。
 
べたべたなのは嫌だろう。


 と、そう思い――]


 ……少しなら問題なかろう。


[ぽふっと神様パワーを使い、人間の青年の姿に変わる。
 そうして赤い髪留めを拾い上げた]
(22) 2020/09/12(Sat) 16:52:33

【人】 かみさま 尊龍

―― 祠からエリサの家まで ――
[雨の中、久しぶりの人間の姿で私は歩く。
 
雨でも濡れぬ美しい私の羽衣。
 近寄れば違和感を感じても、ここに人は少なかろう。


 里は昔よりも変わってしまった。
 道は田畑の畦道ばかりではなく、灰色の硬い道もある。
 変な灰色の柱や黒い変な線も所々にある。
 たまにとても速い鉄の塊が道を走ってくる。


 
愛し子の縁を辿るかつて歩いた里の道。
 人間の世の移り変わりは雨雲よりも早いものだなぁ。



 そんなような和歌を一句読みつつ。
 空を見上げれば謎の鉄の鳥が一羽飛んで行った。
 まったくもって、不思議なものだ]
(23) 2020/09/12(Sat) 16:55:27

【人】 かみさま 尊龍

[そんな感想を抱きながら、
 ”チャリンコ”で79分の道をのんびり徒歩で歩く。
 家の場所など既に把握済みだ。
 なんせ、私は神様なのだから!当然なのだ!
 
”すとーかー”ではないぞ!”すとーかー”では!


 エリサの家に着く頃にはもう夜も更けた頃か。
 人間達は寝静まっている時間だと思う。
 好都合と思えば、エリサの家の玄関ドアの前に赤い髪留めを置いていこう]


 …………。


[髪留めと共に、祠の周りに咲いていた野菊も添えて。
 そうして私はそのまま用事を済ませた、と。
 くるりと踵を返して祠へ帰ろうとまた長い夜道を歩き出すだろう。**]
(24) 2020/09/12(Sat) 16:56:19
かみさま 尊龍は、メモを貼った。
(a4) 2020/09/12(Sat) 17:05:43

【人】 かみさま 尊龍

[赤い髪留めを届けた後は何事もなく祠へ帰り。
 また犬の体に戻ってごろんと明け方まで眠っていよう。

 そうしていれば、朝も早くからエリサがやって来た。
 私は犬の体を起こしてわんと挨拶]


 わんわんっ


[こんな朝早くからどうした?
 なんて犬語で聞きつつ、供え物をくれるなら喜んでばぐっといただこう。
 はぐはぐと咀嚼しているとエリサが眠そうな目で私をわしゃわしゃ撫でてくる。
 私は撫でられるままにエリサを見ていた]
(89) 2020/09/13(Sun) 14:42:04

【人】 かみさま 尊龍

[そうしていると、エリサが祠に向かって話しかけてくれる。
 何々、死ぬかも、だと!?]


 くぅーん……、くぉーん……?


[なぜだエリサ、昨日まであんなに元気だったじゃないか。
 まさか、何かの呪いか?
 いや、そんな気配はない。なら、どうして……。

 犬の私は心配げにエリサの周りをくるくる回って鳴いてみせては、労るように手や頬を舐めてやったりもした。

 死ぬな、エリサ。お前はまだ若い。
 顔色だって良いし健康そうじゃないか。
 死ぬな死ぬな、死ぬと私はすごく悲しい!]
(90) 2020/09/13(Sun) 14:42:40

【人】 かみさま 尊龍

[やがてこてんと地面に横たわるエリサ。
 まさか、ここで死んでしまうのか?
 はらはらと近寄るも、どうやら眠るだけのよう。穏やかな寝息にほっと一安心。
 (寝る前になにやら妙なまじないを口にしていたが、昨今の人間の作法なのだろうか?)

 なんにせよ、ひとまず元気そうで良かった。
 私が昔ほどの力があれば、エリサの言うその心臓の患いも治せたやもしれぬのにと思うと、やはり、今の己の無力さを痛感する]


 ……せめて、夢見は安らかであるように。


[ぽふりと犬の姿から人の姿になり、眠るエリサに膝枕をしてやろう。
 さらさらと髪を撫でてその身の健やかなる事を祈ろう。
 これからもエリサが健やかであるように、幸せであるように祝いを授けよう]
(91) 2020/09/13(Sun) 14:43:09

【人】 かみさま 尊龍

[そうして、エリサが目を覚ますまで人の姿のままそばに……、
 と、思っていたが。
 人間の感覚で10分?くらいで、エリサの持つ謎の道具が大きな音を鳴らし始めた]


 っ……!?


[私はその音に驚いてぽふりと人から犬の姿に戻り、落ち着きなく妙な音がする謎の道具を犬の鼻でくんくんしたり、前脚でてしてししたりして音が止められないかと格闘しだした。**]
(92) 2020/09/13(Sun) 14:43:45

【人】 かみさま 尊龍

[寝ぼけ眼のエリサが眠り。
 私は労わるように膝枕をして頭を撫でよう]


 
……エリサ。



[夢心地にこちらに伸ばされる手を振り払う事もなく。
 その手が髪に触れれば柔く目を細めて微笑もう。
 愛し気に名を呼んで、エリサの頭を撫でて――]
(131) 2020/09/13(Sun) 22:45:29

【人】 かみさま 尊龍

[と、思うが。
 謎の道具が出す音に驚き、人から犬へと姿を変える。
 慌てたせいでエリサが地面に勢いよく頭をぶつけた。
 すまぬ、すまぬと思いつつ]


 ぐうぅー……


[謎の道具の出す音をエリサが止めて一安心。
 しかし、謎の道具への警戒心で短く唸った。

 なんだこの道具は。
 安眠を妨げる妙な道具だ。
 エリサは何故こんなものを持っているのだろう?
 人間の考える事はよく分からんな]
(132) 2020/09/13(Sun) 22:45:54

【人】 かみさま 尊龍

[謎の道具に目を奪われていれば、
 エリサは一緒にいていいかと聞いてくる。

 もちろん!好きなだけいるといい。
 ……と、鳴きかけるがどうやらダメらしい]


 くぅーん……? ……おんっ!


[そういえば、エリサは”大学”に行っていたのだ。
 そこで”絵本作家”になる勉強をしているのだ。
 だからサボりはよくない。
 ――と、こういう事情なのだろう。

 名残惜しいがエリサにも人間の生活がある。
 むしろ、人として生きていく為には通らねばならぬ道だ]
(133) 2020/09/13(Sun) 22:46:12

【人】 かみさま 尊龍


 
 
 ……おんっ!


[またねと走り出すその背に送り出すように一声鳴く。
 寂しいと思う、とてもとても。幾星霜ほども。

 やがてお前は私を忘れ、
 人の世を生きる道を選ぶやもしれぬ。
 祠への参拝もいずれ無くなるかもしれぬ。

 だがそれでも――、
 エリセには自由に生きて、選んで欲しいのだ。
 だから私は常にここからお前を見守り護り続けよう]
(134) 2020/09/13(Sun) 22:46:40

【人】 かみさま 尊龍


 
 
 くおーん……?


[走っていく背を見守っていたが、その歩みが止まる。
 どうしたのかと小首を傾げ。

 再び足を踏み出そうとした、その時]


 
うおぉん! うぉん!



[私は引き留めるように大きな声で鳴いてみせた。
 振り返ったなら満面の笑みで尻尾を振ろう。
 振り返らずとも、構わない。

 くるりとエリセに背を向け、
 「ついてこい」と言わんばかり一度振り返り視線を送った後、
 エリセの向かうべき”人の道”と逆の方向に走り出した]
(135) 2020/09/13(Sun) 22:47:18

【人】 かみさま 尊龍

[てしてしと、田舎の山道を歩いて行く。
 整備もされていない細い小道。
 時折後ろを気にして止まりつつ、歩く。
 
もしエリサがいなくとも、やはり歩くだろう。
 なんとなく、今日はそんな気分だ。


 やがて山の奥、
 苔むして原型を留めていない石段を登り、
 やって来たのは見晴らしのいい小高い丘だ]


 ……わんっ!


[辺りには一面に野菊の咲く、里を一望できる場所。
 到着すれば満足げに一声鳴いた]
(136) 2020/09/13(Sun) 22:47:41

【人】 かみさま 尊龍

[エリサがどんな道を選ぼうとも、私は見守ろう。

 お前はもう充分に私を想ってくれた。
 弱った私が今までこの里に在り続けたのも、
 お前が残した祈りのお陰だ。

 
ほら、その証拠に――、
 この場所はこんなに美しい!


 ありがとう、エリサ。 ありがとう。
 幸せになりなさい。
 ――それを、伝えたかったんだよ]


 ふぅぅー……ん


[野菊の丘に寝そべり日差しを浴びてごろんごろん。**]
(137) 2020/09/13(Sun) 22:48:36
かみさま 尊龍は、メモを貼った。
(a7) 2020/09/13(Sun) 22:53:18

【人】 かみさま 尊龍

[見晴らしの良い丘はかつて私の神社があった場所。
 今は特に野菊以外見どころも無いが、
 昼寝をするには絶好の場所なのだ。


 ごろごろごろりん、わんころりん。**]
(138) 2020/09/13(Sun) 23:03:47

【人】 かみさま 尊龍

[見晴らしの良い丘にエリサを案内すれば、喜んでくれたよう。
 撫でられ、抱き締められて満足げに尻尾を振る]


 わんわんっ! ……くぅー? おんっ!


[かみさまの使いかと言われて小首を傾げる。
 そうと言われればそうだし、
 私がかみさまと言われれば、そうだし。
 まあ細かいことはいい! エリサの自由に思うがよい。

 並んで座って、しばらく一緒に景色を眺める。

 
様々なものが移り変わっていく。
 だがそれでも、
 一番大切なものは今も隣にあった。

 それがとても嬉しかった]
(168) 2020/09/14(Mon) 13:50:57

【人】 かみさま 尊龍

[名前をつけてもいいかと言われ、わんと鳴く。
 さてさて、私はどんな名前をつけられるのやら。

 楽しみにエリサを見ていれば――、
 呼ばれた私の
真名
に、犬の身がざわつく。
 

 
ああ、ああ――、お前は、覚えていてくれたんだね。
 私とお前を結ぶ、呪いをその魂深くに]



 ……おん。


[ぎゅっと抱き締められ、短く鳴いて。
 昼寝でもしようにも気が削がれてしまった]
(169) 2020/09/14(Mon) 13:52:04

【人】 かみさま 尊龍

[寝転びかけた身を起こし、エリサからやや離れる。
 そうして景色が一等映えるだろう場所に立つ。

 ここなら、私の姿を”すけっち”しやすかろう。
 そう思い、
 スケッチを取り出し下を向くエリサが顔を上げるその刹那。

 ぽふん!

 
私の姿が犬から人間の青年の姿に変わる。


 
「たける!」

 そう真名を呼ばれれば、姿を見せぬわけにもいくまい。
 柔らかな日差しの中、
 野菊に囲まれエリサを見つめ、私は柔く微笑んだ]
(170) 2020/09/14(Mon) 13:53:00

【人】 かみさま 尊龍

 
 
 ……どうだ?
 これなら犬の姿より”すけっち”しやすかろう。
 絵が完成したら私にも見せておくれ。


[羽衣を陽に透かし、戯れにくるり舞う。
 エリサはどんな反応だったか?

 しばしその様子を見守っていよう。**]
(171) 2020/09/14(Mon) 13:53:14

【人】 かみさま 尊龍

[ざあぁと強い風が吹く。
 私を包むように、愛おしむように――、

 花弁が涙のようにはらはら舞っては空に昇る]


  
ああ………、



[私はその風に心奪われしばし風の吹く先を見つめた。

 エリサが戸惑う様子を横目に見つつ。
 幸せを胸に抱き、安堵したように微笑んで、
 その風に口付けるよう目を閉じた。

 目元を掠めた花弁が私の涙のように流れゆく]
(219) 2020/09/14(Mon) 21:44:06

【人】 かみさま 尊龍

[――、幾重もの輪廻の果てのように永く短い一時。
 過ぎ去った風を遠く見送り、
 視線を私を見つめるエリサへと向ける。

 他人行儀に慌てるエリサがおかしくてクスと笑み。
 混乱し、口走るその言葉――、


  「連れ去ってくれるのですか?」


 耳にすれば、稚児を見守る笑みはふっと消え、
 エリサのほうへと一歩、歩を進め]


 ……ああ、そうだよ。 月森 瑛莉咲。
 私はお前を遥か昔からずっと待っていた。
 会いたかったよ、私の愛しい子。


[ふっと万感の想いを込め愛し気に微笑み目を細め]
(220) 2020/09/14(Mon) 21:46:33

【人】 かみさま 尊龍

[今すぐにでも駆け寄り抱きしめたい。
 だが、混乱しているエリサを怯えさせてもいけない。

 だから、私からはそれ以上歩を進めず。
 代わりにエリサへ手を伸ばし、エリサを乞う]


 おいで、一緒に神域へ行こう。
 そうして夫婦となり共に過ごそう。
 これからはずっと一緒だ。


[”エリサ”には性急すぎる話だったか、とも思うが。
 答えは彼女の”魂”が知る事だ、と。
 涼やかな目を優しく細め、与えた謎かけを稚児がどう解こうとするか――、見守る大人のような風情で見守っている。**]
(221) 2020/09/14(Mon) 21:47:45