人狼物語 三日月国


87 【身内】時数えの田舎村【R18G】

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視点:


【人】 花守

「……とおいね」

一向に街に辿り着かないことの違和感はあった。
最初はあなたがわざと遠回りしてるのではと疑ったが。

違った。

恐らく、先ほどからずっと"同じ道を走り続けている"

それでも切り出せずにいた、切り出さないでいいと思った。
都会の蜃気楼を追いかけて延々と走り続けて、この刻を永遠にしてしまえばいいと思った。

「じゃあ、センパイはどうやって飲み込んだの?
 どうして"オトナ"でいられるの?」

花守縁は"オトナ"になれなかった。
(17) 2021/08/15(Sun) 17:57:34

【人】 花守

花守は、連なる屋台を抜けた先、神社へ至る石階段を数段登った所で腰を下ろしている。

家には何故か浴衣が用意されていたけれど、着ることはなくワンピース姿のまま、子供達を、大人達を、喧騒を眺めている。

「こなくても、よかったなあ……」
(41) 2021/08/15(Sun) 21:27:18
花守は、嘘をついていた。
(a16) 2021/08/15(Sun) 22:31:01

花守は、諦めて、諦めなかった。
(a34) 2021/08/16(Mon) 20:59:00

花守は、ウソをホントにする、きっと。いつか。
(a36) 2021/08/16(Mon) 20:59:57