人狼物語 三日月国


162 【身内】奇矯の森【R18G】

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視点:


【人】 命灯癒光 リーディエ

22時。時計の針がその時刻を告げる頃、キッチンにいたリディは手をつけられていない食事に視線を向ける。

いつもであればこの時間にはここに訪れ、トレイとともに回収されていくはずだが。

後片付けをしながら暫く考え込んで、これが終わるまでに取りに来る様子がなければこちらから持っていく方がいいのかもしれないと考えた。
(2) 2022/07/17(Sun) 22:55:36
リーディエは、後片付けを終え、水に濡れた手を布巾で拭う。
(a0) 2022/07/17(Sun) 22:56:11

リーディエは、余計なお世話かもしれないと一瞬考えはするも……。
(a1) 2022/07/17(Sun) 22:56:26

リーディエは、トレイを手に『お父様』の部屋へと足を進める。
(a2) 2022/07/17(Sun) 22:56:39

リーディエは、途中。…………悲鳴を聞いた。>>1
(a3) 2022/07/17(Sun) 22:57:04

【人】 命灯癒光 リーディエ

「え………………、」
穏やかな屋敷の中、悲鳴を聞くことは殆どない事だろう。

それも、『お父様』の部屋近くから聞こえてくるもので。

あぁ、もしかすると窓からカラスでも飛び込んできたのだろうか。
と和やかな思考を巡らせ、ドクドクと音を早める鼓動とともに息を吐き出す。

少しだけ早足になる。焦るような、怖がるような強ばった表情を浮かべながら。
(3) 2022/07/17(Sun) 22:57:59
リーディエは、『お父様』の部屋の前に。
(a4) 2022/07/17(Sun) 22:59:00

リーディエは、開けっ放しの扉を覗き込み、明滅を繰り返すフィラメントの姿を認識する。
(a5) 2022/07/17(Sun) 22:59:09

【人】 命灯癒光 リーディエ

「フィル……、フィル…………?
あの、どうし…………ました、か」
トレイを片手に手探りで電気のスイッチを押す。

そして1歩。また1歩と奥に進み。

ガシャンッ!!


……と、手にしていたそれらを床に落とした。

カチリッと歯の音が鳴り、明滅を繰り返すフィラメントの横で口元を押さえる。
悲鳴が、喉の奥から込み上げそうになって……けれどそれは吐き出されることなく呆然と。

ただ呆然と、変わり果てた彼の姿を見つめ。

「どう、して………………………………」

こんなことに。

キュウと鳴る喉に、込み上げる胃液に。
必死で飲み込んで、小さな声で『お父様』の名を呼んだ。
(4) 2022/07/17(Sun) 23:03:58

【人】 命灯癒光 リーディエ

>>6 フィル
フィル……………………、

震える声でフィラメントの名を呼び、一点を見つめていた視線は頭と呼べるであろうその位置に向かう。

「ま、まだ………………生き、て…………」
いませんか。と問いたくても、それは最後まで言葉にならず。

もし、もしも。まだ、微かにでも息があるのなら。
きっとリディの力で治せるはずだ


けれど、手を伸ばさずにいるのは。
頭のどこかでそれは難しいことだと理解しているから。


駆け込んできたクローディオ(>>7)の声に耳だけを傾け、やはりその場から動けずにいるリディだった。
(9) 2022/07/17(Sun) 23:49:34

【人】 命灯癒光 リーディエ

>>11 フィル
わかっていた答えがフィラメントによって改めて告げられる。

それ以上に何かを言おうと口を動かしたが、上手く言葉に出来ず。
ゆっくりと視線が落とされ、乾いた息だけが零れた。

本来ならここで、ぱたぱたと鳴る足音(>>10)を止めるために動くべきだったはずだが。
それを行う事が出来ないほど多くの感情の中で揺れている。

フィラメントとクローディオの会話(>>12)に口を挟むこともないだろう。

ただ何かに耐えるように、祈るように両手を胸の前に組む。
指先が白くなるほど強く、強く。

背を丸め、顔を青くしながらどうすればいいか分からないように視線は更に落ちて。
(16) 2022/07/18(Mon) 0:31:48
リーディエは、割れた食器の破片を眺めている。
(a7) 2022/07/18(Mon) 0:33:06

【人】 命灯癒光 リーディエ

フィラメントが目の前から退けば、またそれは視界に映るのだろう。(>>14)
行かないで。と止めるわけでもなく、足元の破片を暫く眺めて。

暫くしてその場にしゃがみ込み、トレイを拾う。
その頃にはモノオキの他に幾人か(>>13 >>17 >>18)が集まっているはずだ。

もしも後から来た子達がこれを踏んでは怪我をしてしまうかもしれない。
トレイの上にひとつひとつ、割れた破片を集めていく。

リディに出来ることはそれだけで、それだけしか。
上手く頭を動かせずにいるから、正しい行動が分からない。


カチャカチャと、割れた破片の音が耳によく響いていた。
(23) 2022/07/18(Mon) 1:00:49
リーディエは、ユングフラウの手が差し出されても静かに首を横に振り拒むだろう。>>21
(a11) 2022/07/18(Mon) 1:02:23

リーディエは、「大広間へ」という言葉も聞こえていたが小さな頷きだけで破片を拾う手は止めずにいた。
(a12) 2022/07/18(Mon) 1:04:32

【人】 命灯癒光 リーディエ

>>25 クロ
「…………………………クロ、」
名を呼ばれて漸く、そちらを向く。

ぽろぽろと涙が落ちる。

滲んだ視界の中で縋るように誰かに手を伸ばしたくて。
でも、伸ばせなかった。伸ばせずにいた。

「……あと、…………あとで、いきます」
震える声でそれだけ告げ、トレイを床に置く。

漂う血の匂いが気持ち悪くて、瞬きすれば変わり果てた彼の姿が浮かんで。
それなのに足は床に貼り付いたように動かせなくて。

丸まった背は小さく揺れ、雫が床を濡らした。
(29) 2022/07/18(Mon) 1:25:50

【人】 命灯癒光 リーディエ

>>32 ユン
涙で視界が滲むから、破片に手を伸ばす様子には気づけない。
それでも首を横に振りその行動を止めようとする意思は見せた。

勿論、クローディオの様子(>>33)にだって気づけやしない。
ただ肯定の言葉だけを受け取り、安堵の息を零す。

聞こえる声に、本当であれば言葉で反応を返すべきだろうが。
何を言えばいいのか、やっぱり何も分からない。

破片を拾う手はトレイを置いてからは進まず。
暫く泣き続け、目を腫らしながら大広間へと向かうのだろう。

ユングフラウとともに。
(34) 2022/07/18(Mon) 2:08:59

【人】 命灯癒光 リーディエ

これで全員集まった。
誰が話を切り出すのだろうか。

泣き腫らした目で周囲に視線を送り、瞳を不安げに揺らす。

暫く口を閉ざしそのようにしてこの場にいるが。
もしも誰も話す様子が無ければ躊躇うように口を開くだろう。

簡潔に、誰がどうなっていたのかを。
震える声で。俯きながら、両手を強く握りしめて。


それまでは、沈黙を。
(38) 2022/07/18(Mon) 15:43:06

【人】 命灯癒光 リーディエ

泣いて、黙って。他者に説明(>>39 >>40)を任せる自身が情けない。
それでも何かを告げる余裕もないほどに心は揺れていて。

ガタンッ!!


と、ワルゴの言葉(>>41)に激しい動揺を得てしまったためか。
近くにあった椅子を弾くように倒してしまう。

「…………あ、あ…………ごめん、なさい…………」
この中の、誰かが……なんて。

そんなこと、考えたくない。……けど。
リディもその考えを僅かにでも思考の隅に生んでいたから。


泣いたせいか、誰かを疑わなければならない状況のせいか。
ズキズキと痛む頭を押さえ。一瞬、目を強く閉じる。

次に目を開く時、誰かが話しかけるよりも前にリディは駆け出した。
(46) 2022/07/18(Mon) 18:41:32
リーディエは、自室を出て談話室に向かう。
(a16) 2022/07/19(Tue) 3:32:49

リーディエは、談話室で目を覚ます。
(a17) 2022/07/19(Tue) 11:36:16

リーディエは、大広間でのやり取りを静かに見つめている。
(a21) 2022/07/20(Wed) 20:54:31