サルガスは、知らない生徒から逃げ、自分の部屋に帰ってきました。 (a67) 2021/05/31(Mon) 23:31:28 |
サルガスは、扉の下に正式な通告書を見つけました。 (a68) 2021/05/31(Mon) 23:31:46 |
サルガスは、覚悟を決めました。 (a69) 2021/05/31(Mon) 23:32:04 |
演者 シェルタンは、メモを貼った。 (a70) 2021/05/31(Mon) 23:38:37 |
演者 シェルタンは、メモを貼った。 (a71) 2021/05/31(Mon) 23:38:55 |
【人】 一人の少女 ブラキウム>>42 朝の食堂 サルガス 「うん……それでいい。どういたしまして。 僕たちはみんなを助けられるように頑張るよ」 "お願い"とありがとうだけがあれば十分。 考えるべきはこれからだ。 あなたにかける言葉は決まってる。 「また明日。サルガス」 これはもう"お願い"じゃなくてただの挨拶。 隣に並ぶともだちにそんな"お願い"は無くてもよかったのだ。 時よ止まれ。いつまでもこの日々を。 そんな事は言わない。 ふらふらと迷子の手が離れてしまったならまっすぐに歩くしかない。 いつも通りのよりよい明日を祈るあなたに応えよう。 泣きそうになるのを必死に我慢してふんわりと、しかししっかりとした笑みを返した。 「こちらこそありがとう!」 (44) 2021/06/01(Tue) 0:07:51 |
ブラキウムは、あなたと一緒に朝食を終えた。 (a72) 2021/06/01(Tue) 0:08:35 |
ブラキウムは、サルガスの手を"離した"。明日までお預けだ。 (a73) 2021/06/01(Tue) 0:10:45 |
ブラキウムは、帰ってきたばかりの朝の出来事だった。 (a74) 2021/06/01(Tue) 0:11:28 |
一人の少女 ブラキウムは、メモを貼った。 (a75) 2021/06/01(Tue) 0:18:49 |
ルヴァは、ブラキウムを抱きしめて、"愛"を囁いた。 (a76) 2021/06/01(Tue) 0:38:44 |
ルヴァは、血にまみれている――。 (a77) 2021/06/01(Tue) 0:39:59 |
【置】 小さな心臓の サルガス【吊り懇願ロール】 封筒、封蝋、滑らかなインク。"大人"からの呼び出しだった。 授業が終わり、夕刻を過ぎ。夕食を受け取って、その後の時間が指定されている。 悠長にも思えるような通告は、しかしふつうの子供には十分なものだった。 もはや逃れようのない事を示し、穏当な手段からそうでないものに切り替わる最終通告。 逃げ延びようとしたところで、守りに囲まれた院から出ることはできない。 追い詰めたと獲物に知らせるためのものではなく。喉元に刃を突きつけるようなものだった。 そして、サルガスもまた。それに逆らおうとはしなかった。 まだ、すこしの猶予を与えられながらも。再び反目を手にすることはなかった。 己の罪が、確かに罰せられる機会を与えられるのであれば。 最早それを否定する理由さえも、少年の真直ぐな心の中にはなく。 自らの意思を持って受け入れるものであり―― 時間は刻一刻と、過ぎていく。 (L8) 2021/06/01(Tue) 0:55:09 公開: 2021/06/01(Tue) 2:00:00 |
ブラキウムは、ルヴァを抱き返して、"愛"を受け止めた。 (a78) 2021/06/01(Tue) 1:33:22 |
ブラキウムは、二人でどこまでも―― (a79) 2021/06/01(Tue) 1:34:25 |
アルレシャは、深夜、『約束』を守るためにやってきた。 (t4) 2021/06/01(Tue) 2:42:41 |
アルレシャは、『先生』だ。だから、血に塗れた彼を『助ける』のも当然だ。 (t5) 2021/06/01(Tue) 2:43:48 |
【置】 褐炭 レヴァティ子どもたちが屠殺ごっこをした話への所感。 お兄ちゃんが弟を殺しよったのはええやないですかァ? 母親がお兄ちゃんを殺すのも、まァわかるんですよ。 『ついカッとなって』ってこういうのよね〜 赤ん坊が死んでんは事故で。父親が死ぬんも、 大事なものを全部失ったからで狂う理由はわかるし、 狂ったら正常で居られんもんですけん、 平時ならしていただろう『生きる』って判断が できませんでした言うんはわかるんです。 けど、母親はなして死んだんです? 悲しくってとはあるけど、必要性や因果関係がわからんくて。 父親と書き分けていますし、 この悲しいはイコール狂ったではないですよね? まァ、衝動的だったのはそうかもしれませんけど…… …おかしくなったからやないと思うちょるんですよ。 『悲しいから』で死ぬのはどうして? 答えはもらえていません。 (L9) 2021/06/01(Tue) 2:50:23 公開: 2021/06/01(Tue) 2:50:00 |
レヴァティは、苦しみから逃れるために死ぬことを許されていません。 (a80) 2021/06/01(Tue) 2:50:37 |
レヴァティは、"死は救い"という価値観を、欠片も持たされていません。 (a81) 2021/06/01(Tue) 2:50:45 |
レヴァティは、この場所でそう教育されてきました。 (a82) 2021/06/01(Tue) 2:50:51 |
【見】 カストル と ポルクス「臆病で怖がりな僕も、決して強くない僕でも」 「いくら嘆いても、いくら罪深くても、幾ら糾弾されても いくら夢見がちでも、一度こうと決めたら」 「 『 僕たちは止められないんだよ 』 」 」 「でしょ、ルヘナ。君がそばに居ればなんだってできる、やって見せるから。兄さんだって、此処にいるから」 (@4) 2021/06/01(Tue) 3:39:51 |
【見】 カストル と ポルクス>>+38 愛するルヘナへ 「……うん、でもそれは無理かもね」 「 僕は兄さんといるのは本願だったけど。 」此処までくると、いっそ清々しい。 「病でもあって、周囲にすら負担をかけるんだから」 「一つになって、正気にもどったら。それは完治らしいよ. 現場では気が動転していて、僕は何も言えなかった。」 「昨日連れていかれた先は病院で、僕を見た。 それで目の前で 生命維持装置を取った 所をみたんだ」「物理的に、無理なんだよ」 (@5) 2021/06/01(Tue) 3:59:27 |
ポルクスは、今後の話を、するつもりらしい。 (t6) 2021/06/01(Tue) 4:02:47 |
【見】 カストル と ポルクス>>+44 「前は本を書く人か、植物に関わる職に就くとか考えてはいたんだ。あとは情報を沢山知ることができるような職」 「ルヘナをお嫁さんにしたいんだったら兄さんは居た方が良いとかな、だから医療、すぐにどうにでもなるわけじゃないけれど何か得られるものもある。でもそれだけじゃ足りない、優先順位が低い。その理由はルヘナが生きていれば、傍にいてくれたら、それ十分だと兄さんも思ってる。できれば、もっと権力があったほうがいいんだろうけど。今はまだ子供だから、難しい。僕は兄さんみたいな最高の愛らしさ、向日葵の似合う人にはなれないけれど。考える癖はついたし、ルヘナの傍で本を読むのが好きだったから多少の教養は身に着いたのは運命がよかった。ありがとう。兄さんとルヘナが居ない世界に用はあんまりないんだ。それでさ、出来るだけ強欲にいくなら、ルヘナを養いつつ、用のある世界である限り。僕らはこの施設の悪しき風習を何度でも打ち砕きたい、尻尾じゃなくて頭が欲しい。けれどそれを考えるのは今を変えてからだろ?ちょっと寂しいけど、ルヘナと仲がいい子も何れやりあいそうなやつも僕らが苦手な人も多いさ。それでも、君を愛しているなら、家に無理やりにでも置いておくより、350%良い。 うん、それで、皆真面目に考えているんだ。それぞれの個性は豊かだし、具体案は見つかってはいないけれど、同調圧力も世間からの目も利用しない手はない。それでも最悪の時は、きっと最低なことになるんだろうけど。」 「それ以前にさ、人として 不安定で夢見がちで都合のいい話かもしれないけど」ボクとカストルは皆に謝らなきゃいけない。 そして様子を見るべきなんだ。それから僕が何になるか決める。 「ルヘナが居てくれるなら、何になるのも容易いよ。」 「 盛りすぎたかな…… 」「……どう、かな。今からでも遅くないかな」 (@6) 2021/06/01(Tue) 4:32:44 |
ポルクスは、とても残念なことに、これは素だ。 (t7) 2021/06/01(Tue) 4:33:31 |
【見】 カストル と ポルクス>>0:0 「どこにやられたかも知らないけど、彼女にも謝らないといけないな」 「……もう見つかってたりする、のかも。しれないけど」 「 浅い言葉しか思い浮かばない。それでも『罪深い』と想わせてほしいな 」>>0:@0 「あの人が、どういう人だったかも」 考えるのって、疲れるなぁ…… (@7) 2021/06/01(Tue) 4:58:58 |
【人】 徒然 シトゥラ >>ルヘナ >>+45 >>+46 シトゥラの姿はそこに無かった だがここで交わされたいくつもの話を あなたは覚えているだろうか 好きな本のはなし、まだ読んでいない本のはなし。 ずっと知識だけを追って人に興味を持つことも多くなく ただ、異変が見えるとすぐに調べたくなるような ちょっと奇妙な知識人達がここにいた。 誰かが座っていた椅子、一冊の冊子がある。 委員の交換日記がわりにされる日誌には、 当番の名前やおすすめの本、 時々落書きが書かれたりしていて 真面目にやっている人間とそうでない人間がよくわかる 座っているだけでいい委員で、 普段から図書館にいるルヘナやシトゥラは 格好の当番の押しつけ役になっていただだろう。 まったく二人とも文句を抱いていなかったのだが。 冊子を覗くと、折られた紙が挟まっていて 一枚の絵が、ルヘナが本を読んでいる姿が描かれていた。 触ると指に黒い粉末がつき、時間がたってないのを思わせる (45) 2021/06/01(Tue) 5:01:27 |
【人】 徒然 シトゥラ>>ルヘナ バサバサバサバサ…ドシーーーーンッッッ (扉の外で本がなだれ落ちて雑誌用棚が地面に引き寄せられるように倒れ床がきしんだ音) 「 うわ 」轟音と小さな声が夜の静寂響いて目の前の扉が開かれる。 シトゥラは、そこに立っていた。 そしてあなたと前髪越しに目が合い、――――手を取れば部屋の少し奥、入り口からは死角にになるような場所に二人で座り込むことになるだろう。 「……ルヘナが来たから隠れて慌てて帰ろうとしたんだ。 そうしたら――― 大惨事 大人が来たら嫌だから少し隠れていようか」 一体何をしているんだ、この最高学年は (46) 2021/06/01(Tue) 6:05:32 |
【見】 カストル と ポルクス>>+47 「……?」 何も言えなくなった。 「 ルヘナが自由に、なんて当然だよ。 世界は君のためにある ……流石に スピカみたいなこと し始めたら止めるけど」これだけ言っても本来は、博愛的な二人だ。 他を蔑ろにしているわけではなく、一般以上には優しく親切である。重い。 「ルヘナがなりたいものになれて、それで君が幸せなら」 言い切れなかった。 「ま、たまにこうやって、お茶して取り留めもない話をして。僕らのことを見捨てたり、しないでくれたらそれでいいかな。 一生 」彼らは未だ自分達が敗北者であることを知らない。 ポルクスが頑張る四年間。頑張ってポルクスが独りぼっちになりかねないという事実を、なんとかしよう。 「それなのに、嘆かわしい。ちゃんと直さないとね、 カストル。 」そして彼の言葉を聞かない、という器用さはないため。 意味が分からずとも、動揺にショックを受けていた。 カストルはいないし理解を拒んだ。 時間が来るまで、お互いに色んな話をして聞いて。 したいことをして、子供なんだよ。いつも通り過ごそう。 時間が 来るまで。ずっと (@8) 2021/06/01(Tue) 7:42:47 |
小さな心臓の サルガスは、メモを貼った。 (a83) 2021/06/01(Tue) 9:04:53 |
【人】 徒然 シトゥラ>>+49 ルヘナ 「帰っ……明日"以降"に会わないと、 覚悟が鈍りそうだから、誰とも会うつもりがなかったんだ …大人に怒られる用事があってさ。 巻き込まないようにしていた」 恐る恐る少年に手を伸ばして頬に触れれば よかったと小さく言葉を小さく漏らす 「ルヘナは、あれから変わっていない……そっか。 『見』る、なんてはじめて、 どうして不安そうなんだルヘナ。大人になにか言われた…?」 明確な見ないふり、 大人の指示でやっていたし変わってしまったかもしれない あなた達を見たくなくて、本当に目を閉じてきた。 同じクラスメイトでも、幼い後輩でも、友達でも、 それがシトゥラに求められた"いい子"であるから。例外はない 「慌てて、声を荒げてルヘナらしくもない …まるで数日前みたいだ」 (47) 2021/06/01(Tue) 10:18:08 |
【置】 一人の少女 ブラキウムーーギムナジウム全体がざわついているのがわかる。 授業を終えてふらふらと一人で歩き回っていればその内容も嫌でも耳に入る。 「……さぁね。僕がそんな時間に出入りしてたら誰か覚えているんじゃないかい?」 もちろんブラキウムの元にも聞き取りは回ってきた。 あれだけの大立ち回りをしたばかり。 小柄なブラキウムの足は決して大きくも無い。 けれど、そもそも外を走り回るようなことなどしていない。 最初は自分のことかと焦ったけれどこれはおそらく、と思い当たる節があった。 そんなものなければ良かったのだが。 結局有耶無耶のまますぐに解放された。 短い聞き取りを終えて ため息混じりに思い浮かんだ君を想う。 窓の外はすっかり夕陽が赤く染めている。 時間は止まりはしない。 どんな形でも明日はやってくる。 「明日は何をしようかな」 (L10) 2021/06/01(Tue) 11:22:47 公開: 2021/06/01(Tue) 12:00:00 |
【人】 徒然 シトゥラ>>+52 >>ルヘナ 「いつもの、ルヘナに聞こえる。 なにか落ち込んでいそうだが」 あなたのいつもを詳しくも知らない。 知るためならなんだってする、 何でもかんでも一口かじるそんなイメージだろうか。 「 ボクだってあなたのことが好きだ……? みんなが変わってしまって忘れてしまうことが嫌だった、でももしかしたら思ったよりも早く見れることもあるのかもしれな、いから希望は持ててきて……」 妙な違和感を感じる、 なにか大切なことを勘違いしているような。 「……、……それで手紙の件は。あー ……喧嘩を。 上級生が喧嘩して朝食に派手な傷を作ってきたらみんな怖がったり心配するだろう、だから…しばらくはみんなの前で食事を取るのをやめようかと思っている。 イクリールを驚かせてしま…… うかもしれないし 」途中までいって驚かないなと思ったが。 その上今までも食事とっていなかったが。小さくうなずいて 「それだけだ」 (48) 2021/06/01(Tue) 11:59:54 |
【人】 徒然 シトゥラ>>+54 >>c79ルヘナ 「……、うん。 (十中八九殺されるとだろうと言えないな) 」ルヘナにまで許されないのか、と念押しをされながら 正直者の鳥はうそぶく 「 愛し 、」 一瞬思考が止まったが塗りつぶされるような口づけで目が覚めていく、逃げも隠れもこれ以上はするつもりはなかったが反射で後ずさりそうになってあなたの体を支えた。 「………… ありがとう? 嬉しい、一方的かなと思っていたしすぐに次の人を知りにいってしまうと思っていた」 何か、何かが明確にねじれて歪んている。 あのときのような手応えを全く感じさせないし、欲が見えない。 好意は伝わってもいるし伝えているつもりだが、真意が知らされているかは別問題。 単に思考が全く他所に行ってしまっている場合を除くが、大惨事になったカウンターとか。 「でも、……この間のようなことをするなら時間がなくて。 教えてあげたいのは山々なんだが、 もう少し待っていてくれないか」 近付いた瞳からはうっとりとしたような碧の双眸が覗く。 それに相反して声も態度もいつもどおりの穏やかさだ (49) 2021/06/01(Tue) 13:08:39 |
シトゥラは、口付けを受け入れる、そして『お腹が空いていた』 (a84) 2021/06/01(Tue) 13:15:36 |
シトゥラは、死んではいけない、約束の為にも死ぬつもりなどなかった (a85) 2021/06/01(Tue) 13:16:28 |
レヴァティは、アルレシャの発言にちょっと引いた。 (a86) 2021/06/01(Tue) 13:51:11 |
アルレシャは、別段いつも通りの通常運行である。 (t8) 2021/06/01(Tue) 14:11:16 |
アルレシャは、同僚の手伝いをする気がまるでない。 (t9) 2021/06/01(Tue) 14:16:41 |
アルレシャは、煙草の煙がとても苛つく。『そんな事』をする気分ではない。 (t10) 2021/06/01(Tue) 14:17:32 |
鏡の前の ポルクスは、メモを貼った。 (t11) 2021/06/01(Tue) 14:39:59 |
【置】 褐炭 レヴァティ(──Wikipediaより) 黒玉 は、水中で長い年月を経て化石化した樹木によってできている。褐炭 の1種であるが、宝石として扱われる。非常に軟らかく、軽い。独特の柔らかい光沢を持つ。ただし、乾燥するとヒビ割れができることがある。また当然ながら褐炭のため、火が付けば燃焼するなど保管には注意を要する。 (──宝石言葉bot @Jewelword_botより) 名称:ジェット(黒玉-こくぎょく) 言葉:沈静・ 忘却 ・魔除け・吸収・浄化備考:海底で生まれた「木の化石」 (L12) 2021/06/01(Tue) 15:00:01 公開: 2021/06/01(Tue) 15:00:00 |
【置】 褐炭 レヴァティ≪所感≫ ブラキウム:安心しました。 メレフ :あーあ。 キツそ〜本当に早く治してもらいな〜〜 シェルタン:え、すごいですね。がんばって〜 ルヴァ :無力な正義の味方って大変ですけん。応援しちょるんよ。 カストル :あーあ。 君はひとりやないですけんね〜 ポルクス :お片付けは終わった? ルヘナ :あー……あーあ。 まァ、期待なんて最初から。 サルガス :卒業できんて"卒業"しそうですね。 スピカ :あーあ。 ……君もなんか決意しています? イクリール:あーあ。 考えられる頭、なくさんてねぇ〜 シトゥラ :知らない分からないで気付けん時代の方がしあわせよ。 君はきっとそう。 ヘイズ :あーあ。 でも仲間がいっぱいの時期でよかったね〜〜 デボラ :お外で元気でねぇ? 帰ってこんてええですよ ラサルハグ:大人ですね。ハン。 アルレシャ:カウンセラァには向きよると思いますよ。 俺は話すんいやですけど。 (L13) 2021/06/01(Tue) 15:04:59 公開: 2021/06/01(Tue) 15:05:00 |
褐炭 レヴァティは、メモを貼った。 (a87) 2021/06/01(Tue) 15:19:34 |
褐炭 レヴァティは、メモを貼った。 (a88) 2021/06/01(Tue) 15:19:51 |
褐炭 レヴァティは、メモを貼った。 (a89) 2021/06/01(Tue) 15:30:43 |
ラサルハグは、説明をした後、少し嫌そうな顔で煙草を捨てた。煙草は教育に悪い。大嫌い。 (t12) 2021/06/01(Tue) 15:44:35 |
【人】 徒然 シトゥラ>>+55 ルヘナ 「昼間は寝ていたから体力はあるか? お腹は空いているけど、明日まで大丈夫だし。 ルヘナは何を気にしているんだ……」 わからない、なんの言葉を続けていいのか。 ルヘナの求めている言葉は何だろう? 『味』に関しては、やらかしたと内心思った。 嘘をついたほうがよっぽどルヘナは見逃してくれたのかもしれない 「死なないよ、誰かは内緒、その子の為に喧嘩をする、別にボクが満たされるためじゃない ――――……いや、セキレイ がしてあげたいことだ」いい子のボクがそうしたいらしい、 それが誰かにとっては悲しいことで間違いだとしても。 「ボクなんかを殺して殺人犯になったら可哀想だろう、 魔術師ならセキレイに怒りたかった人がいるのもわかるはずだ。 その一人に会いに行く。 ちょっと殴られるつもりなだけだから心配しないでくれ」 黒が少し頬を汚して、擽ったそうに笑う。 「あの絵、結構うまくかけてるだろ。 先生にも内緒にしていたんだ、みんながいる所を今度は描きたい」 外から教師の足音はしばらくなかった、 きっとあの騒音は見逃されてくれたのだろう。 離して良いかと身体をよじりあなたから抜け出し立ち上がろうとした (50) 2021/06/01(Tue) 16:30:04 |
【置】 褐炭 レヴァティ>>a16 朝食後 「ああ、大人がいなくなったんですか」 放送の指示書を読みながら、 目の前の大人にこともなげに言った。 「え? 俺がそんなことできると思いよります?」 悟られるつもりがなかった大人は逆切れをして来た。 が、レヴァティは至って普段調子だ。 「できませんよ、よくご存じでしょう? 放送終わったら、大人に心当たりを言うんが こわそうな子たちに聞いてはみますね」 生意気な態度を理由に数度殴られ、最後には蹴り捨てられる。 まぁ、これも日常の範囲内。この後が授業でよかった。 (L14) 2021/06/01(Tue) 16:44:15 公開: 2021/06/01(Tue) 16:45:00 |
レヴァティは、指示書に書いていないことも放送しました。だから、後で怒られます。 (a90) 2021/06/01(Tue) 16:53:28 |
【見】 鏡の前の ポルクス>>+57 「あ、ああ。こんにちは。イクリール。こないだはごめんね」 カストルの姿をした少年が気まずそうに出てきた。 「ほら、これはね、 お花 (@9) 2021/06/01(Tue) 17:31:47 |
【人】 徒然 シトゥラ>>+56 ルヘナ 「………、………?」 あなたからの特別な望み。 果たして伝えられていただろうか、 といくつもの記憶をさかのぼって。 「……??」 どれを思いあたっても、 それが望みだとは思えなくて 「………え?」 随分味を持った困惑の言葉は僅かに図書室に響き渡り、 ゆっくりと視線をそらすシトゥラの周りで霧散していった もしかして。 随分と長く素っ頓狂な返答を 彼にし続けていたような気がする。 「いつ……、それは―――」 すべてのみこんで、今は道化でも。 大人に褒められるいい子は そろそろ卒業しようとしていたところだ。 引かれた裾を掴む手を包み込むように手を重ね 口元だけ愉快そうに笑いかければ、その耳にそっと囁いた (51) 2021/06/01(Tue) 17:41:27 |
【置】 小さな心臓の サルガス【吊り懇願ロール】 子供たちが夕食を終え、一人は自主学習に勤しみ、一人は消灯までの時間を友人と楽しむ。 ひそやかな変化を肌の外に感じながらも、おおむねの子供たちはいつもどおりの生活を送っている。 多大な変化があったとしても、己の身に降りかかるものがなければ、みなそれと気づくことはないのだ。 ひとりふたり、消えたとて。それが自分の友人でなければ、想人でなければ。 見ないふりをして、本当に見ずに済んでしまうのさえ、たやすいことであるのだから。 だから、加えて少しの異変があっても、それを疑う者はなかった。大人が関わるならば尚更。 よけいなことを考えないほうが幸せになれると、みな、知っている。 一人の教員が一人の生徒の部屋までわざわざ訪れ、迎えに来ても。余計な詮索は、なかった。 少年は教員に連れられて歩く。背中の傷を庇うように、動きはかすかに鈍い。 顔色は未だ青白さがありながらも、おもては惑いもなく状況を受け入れているように見えた。 少年も、教員も。なるべく人気の少ない廊下を渡り、棟を渡っていく間、一言も喋らなかった。 教員のほうは抵抗に備え多少の緊張が見られたが、警戒に引っかかることなど何ひとつなかった。 少年の目はまっすぐに前を向き、不要に周りを見ることもなく、然るべき場所へと歩み入った。 後ろでかすかな喧騒が聞こえる。風がざわめくようなそれは、こどもたちの声だ。 悩み、苦しみ、痛みを負った子供たちは数多くいた。そしてその多くは、反目を示さなかった。 いなくなった子供のことを探さない。いなくなる子供のことを顧みない。 もはや見えなくなってしまったことの者など、意識の内側にはなくなってしまっている。 今日も、ギムナジウムはささやかな幸せと無邪気に彩られていた。 これより"治療"される少年の姿を、大人の領域は格納する。 (L16) 2021/06/01(Tue) 17:55:03 公開: 2021/06/01(Tue) 18:00:00 |
【置】 小さな心臓の サルガス ――…… ひどく、ひどく憔悴した様子のまま、少年は部屋へと戻された。 深夜のことだった。もはや誰もが寝静まり、或いは素知らぬ出来事として聞かぬままを決め込んだ。 本当ならば歩くのもやっとなのだろうか? けれど、異常を抱えた体は神経を鋭敏に尖らせ、 ふしぎなほどに少年の体を突き動かし、からくり人形のように歩ませてみせた。 解放された少年が何を受けたのか、或いは何を見たのか。如何程の懲罰を下されたかはまだわからない。 「は、は、はは。ははは、はは」 けれど、少年は笑っていた。想像の埓外のものを見て、或いは受けて。 このギムナジウムがどのような施設であるかを、理解してしまった。故に、受け止めきれなかった。 小さな体は誰にも届かない空笑いを水滴のように廊下に落としていきながら、 幽鬼さながらにまっすぐに、歩いていた。手には、外から拾い上げた襤褸と輪縄を持って。 見るものが見れば怪談としてひそやかに噂しただろうか、でも、見たものはいない。 柔らかな足音はいびつにかすかな旋律を響かせながら、まっすぐにひとつを目指している。 「ああ、ああ。ぼくは、なんて。おろかで、残酷だったのだろう。 これほどまでなんて。このばしょが、こんなところだったなんて。なのに、なにも、知らずに。 ぼくは、なんて無責任に、おもみのないことばを、みんなにかけてしまえたのだろう」 笑っていた。笑っていた。あらゆる望みを絶たれ、体と心は支えを失った。 冷え切った涙がまるい頬をそろそろと伝って襟首を濡らす。 言い表しようのない感情の荒波が、少年の心を襲った。ゆえに、壊れかけてしまったのだ。 ついには足取りは一つの部屋へたどり着き、誰もいない室内へと歩み出す。 食堂は、まだ朝の用意もせずに静まり返っていた。 この場所が動き始めるのは生徒たちが起き出すよりも少しばかり早いだろう。 働くものさえいない暗い大部屋は、普段の陽気を忘れたようにしんと冷たくなっている。 (L17) 2021/06/01(Tue) 17:55:19 公開: 2021/06/01(Tue) 18:20:00 |
【置】 一人の少女 ブラキウム*スピカへ* 君の善意を利用してすっかり頼ってしまった。 もう『保険』は要らなくなったんだ。 色々気を揉ませたみたいで悪いね。 今回も返信不要だからよろしく。 *ブラキウム* (L18) 2021/06/01(Tue) 17:55:25 公開: 2021/06/01(Tue) 18:00:00 |
【置】 小さな心臓の サルガス「いないものにされた、あなたがたを。ぼくはどれだけ理解できていただろうか。 ごめんなさい。きっとそのなかには、無神経なことばさえもあっただろう。 ありがとう。おろかで、正しくあなたがたのことを守れないぼくを、見守ってくれて」 懺悔の言葉は、誰にも向けてはしまえない。言ってしまったところで、何になる? 自己満足にすぎない韜晦を明けっ広げにしたところで、かれらの苦痛は取り去れない。 「けれど――……ああ、それならば。ぼくが、見ないひとにも、わかってもらえるよう。 この場所がけっしていいものではなくて、身を守るものがそこにはないということを。 みんなに、わかってもらうから。あなたがたを、ひとりきりにはしないから。 あなたがたを守れなかったぼくの、これがさいごの献身です。 おとなが触れられたがらないものを、ぼくが、みなにおもいださせます」 少年は知らない。決死の覚悟が、"回収"の終了により無為になることは。 少年のしたこと、それを見るものの記憶は、ほとんどが少年そのものの記憶と共に消失するだろう。 布石にはなりえないのかもしれない、それでも、何か一つでも。 "大人"へ対抗するきっかけになればと、その身は魂の使命感で動かされていた。 それは絶望の熱が突き動かす妄念だったかもしれない。冷静で正当な決起ではなかったかもしれない。 それでも、少年は。祈っていた。 食堂の梁に縄が通され、人間ひとりぶんの体重を支えるに十分なしかけが作られる。 いつも座って談笑し、食事をしていたあの椅子は。今は靴の下にある。 ぴんと引っ張って確かめ、用ごとを果たすに支障ないことを確かめると、縄に両手をかけた。 「どうか、ぼくで。ぼくで、さいごでありますように。 だれも、見ないふりなどさせず、しないように済みますように」 (L19) 2021/06/01(Tue) 17:55:38 公開: 2021/06/01(Tue) 18:40:00 |
【置】 小さな心臓の サルガス 椅子に登り、自分の首に縄をかける。重みで滑ってしまわないようにしっかりと首の下に通し、 食堂の真ん中で少年の体は宙に浮かされるようになった。 涙が縄をしとどに濡らし、皮肉にも皮膚にしっかりと食い込むようになった。 人間の脳は活動を停止する前に、幸福を呼び起こす物質を出して苦痛や不安を取り除くのだという。 まるで酒に心地よく飲まれているような幸福感を覚え、愛するものらが想像の中に現れ、 走馬灯のようにしあわせな光景を映し出す。それが現実に非ずとも。 間際に彼は何を思うだろうか。きっと、自分の友だちと、その友だちのことだろうか。 想像の中の風景には大人はおらず、身の回りに居たひとびととそれらが大切に思うひとびとを、 若木と青草の匂いでいっぱいに囲まれた、青空の下で笑い合っているのだ。 そこには苦痛もなく、不運もなく、かれらをくるしめるものは何一つ無い。 こどもたちの楽園ばかりを少年はただ願い、そっと、微笑んだ。 "みなさまがたの御手を借りての拍手の御力で、なにとぞこの私めの呪縛をお解き下さい。 みなさまがたのご好意の息で私の船の帆を一杯にふくらませて頂かねば、 みなさまがたをおもてなそうとした私の企てはすべて失敗です。 今や命令すべき精霊もなく、魔法を行う術もなく、 みなさまのお祈りによって救われるのでなくば、 私の終末は絶望あるのみでございます。 そのお祈りは上天に達し、 慈悲のお耳にあらしとなって吹き荒れて、 すべての罪のお許しを。 みなみなさまがよろず罪からの許しを願われるように、ご寛容のほど願います、" 少年は、足元の椅子を蹴った。 "どうぞ私めにもこれにて自由を。" (L20) 2021/06/01(Tue) 17:55:59 公開: 2021/06/01(Tue) 19:00:00 |
ブラキウムは、また人伝に手紙を贈った。 (a91) 2021/06/01(Tue) 17:56:15 |
【置】 一人の少女 ブラキウム*イクリールへ* 君の言う通り、ギムナジウムは良いところなのかもしれないね。 みんなのことを好きで居てくれる君が居てくれて良かった。 できるだけ君のお願いも守ろうと思ったんだけど……悪いね。いろいろあったから。 でもみんなのために、好きなもののためだから許してくれないかな。 ちゃんと言ってなかったからこれで。 *ブラキウム* (L21) 2021/06/01(Tue) 17:56:57 公開: 2021/06/01(Tue) 18:00:00 |