人狼物語 三日月国


64 【身内】珊瑚の天使を贈る村【R18G】

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視点:


[犠牲者リスト]
とある書物
檜扇 レオ
早乙女 太郎

決着:妖精の勝利

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[すき、だいすき、って言葉じゃ
 ぜんぜん、すこしも足りないんだけれど

 それでも、言わずにはいられなくて。

 僕が特別なレオくんに対して抱く想いの
 ほん……の一部くらいは、
 伝えることが出来た気がした。]
 
(?0) 2021/03/24(Wed) 14:55:07

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[それで満足、だったんだけれど。

 レオくんと……ちゅ、ちゅぅ、……とか
 それ以上のことをしてしまった感動に
 顔を赤くして悶えていると、
 彼も同じく染まっていく。

 大好きな声が、僕に届く。>>1:?2
 
(?1) 2021/03/24(Wed) 14:55:20

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[嬉しさに、頭が爆発しそう。
 身体は飛んで行っちゃいそうだ。
 面会が許される限界まで居たいから
 ベッドに沈んだままだけれど。]


    ……うん、……うれしっ


[だらしなく微笑うと
 細まった瞳からまた涙が零れた。
 それをレオくんがちゅっ、ちゅっと
 吸い上げてくれるのが擽ったい。>>1:?3


   (レオくんのすきな血じゃないけど
          いいのかなぁ……?)


[気になりつつ、高鳴る胸を押さえつつ。
 彼にされるがままだった。*]
 
(?2) 2021/03/24(Wed) 14:56:16

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[それからレオくんは
 沢山求めてくれるようになった。>>1:?4

 誰にも邪魔されることのない時間帯
 二人きりの病院の個室は淫靡な空間となる。]


   ……んぇ、っと、また……?
   僕も、すき……だよ、けど、
   っ僕、は、いいから……シてあげる、ね……?


[ちゅぅ、だけでも僕には凄いことで。
 元々、低い頻度で処理をしていた。

 連日、それも日に何度もとなると
 無理な気がしてしまって、
 奉仕だけを申し出たことがあったと思う。]
 
(?3) 2021/03/24(Wed) 16:12:00

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[どうしても一緒に、を望まれるのなら
 二つ返事で従っただろうし

 もう触れ合うことを知る前とは違う。

 自分では無理、って思っていても
 レオくんと同じ空気を吸って
 レオくんに触れているうちに興奮して
 反応してしまうのは避けられないから……]


    ……っ僕も、我慢……
    出来なくなっちゃった……


[結局のところ、僕も慰めて貰って
 ともに耽っていたのだろう。

 それも、思い出すのも恥ずかしいくらい
 ふにゃふにゃのどろどろに蕩けて……。*]
 
(?4) 2021/03/24(Wed) 16:12:04

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[僕も、変わっていった。

 「もぉ出ないよ……っ」なんて
 音を上げてしまうこともあったかも知れないけど
 レオくんは必ず気持ちよくしてくれたし

 性欲がすっからかんになって帰って来ても
 シャワーを浴びる時
 身体に染み付いたレオくんの匂いに
 むくむくと元気を取り戻してしまったりして……、

 自分がえっちな子になっていくのを自覚した。]
 
(?5) 2021/03/24(Wed) 21:24:46

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[痛いのもえっちなのも
 レオくんだから気持ちいい。

 レオくんのことがすきだから
 レオくんのすきなものを――すきになる。

 ……元々、頭の出来が良くない。
 気持ちいいこと覚えすぎて
 もっとバカになったらどうしようって思うけど。]
 
(?6) 2021/03/24(Wed) 21:24:54

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[学校をサボって面会をする日々が続いて。
 ある日、病室に着くなり抱き締められた。>>1:?5

 片腕を背中に回して抱き締め返す。
 ギュッてされてなかったら
 飛び出た心臓が
 何処かに行っちゃう所だったよ……!]


   ……っ、同棲、できるの……っ?


[僕の声もつられて上擦った。]
 
(?7) 2021/03/24(Wed) 21:25:11

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[聞かされた条件、
 その一つに一瞬血の気が引いた。>>1:?6

 レオくん以外どうなってもいい……。
 そんな思いから、単位などどこ吹く風。
 日本で一人暮らしをさせて貰っておいて
 我ながら、自分勝手だった。

 ……どうやらその辺りも汲まれているらしく
 通信制の学校への転入の手続きが
 知らぬ間に進められていたようだ。]
 
(?8) 2021/03/24(Wed) 21:25:15

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 


   (そう言えばあの電話……)


[数日前。海外の母から連絡を受けていた。

 「信頼できる子を見つけた?」

 と、唐突に質問をされて
 よくわからぬまま頷いたが
 あれはこのことだったのか……、と合点がいった。

 金銭的な負担だけは厭わないが
 他は過ぎるほどの放任主義だ。
 レオくんのお家からの働き掛けに
 特段反対なく応じただろうことは簡単に想像できた。]
 
(?9) 2021/03/24(Wed) 21:25:57

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[転入したとして……、
 出席日数は解決するだろうが
 問題がまだ残っている。

 ――ばかに付ける薬はないということだ。

 (一般的に)僕のよりもっと難しい問題を
 さらりと朝飯前と言うレオくんはカッコいい。>>1:?6

 いまは面会を開始してすぐの時間だから
 朝飯後、なんだけども。]
 
(?10) 2021/03/24(Wed) 21:26:25

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[その彼は……トコトン、救世主だった。>>1:?7
 
(?11) 2021/03/24(Wed) 21:26:36

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[レオくんが教えてくれるなら
 頼もしいことこの上ない。
 医学の道を志す彼は頭がいいし
 僕も身が入るというものだ。]


    うんっ ……ありがとう!


[元気に頷いたら、自分の声の大きさに吃驚した。
 えっちなことする時も
 声を抑えるの、気をつけてたのに……。

 (度々忘れて耽ってしまって
  注意されてたかも知れないけど)

 小さくごめん、って謝って。
 必要な書類には全てサインをした。*]
 
(?12) 2021/03/24(Wed) 21:29:56

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[レオくんの退院の日
 引越し荷物は送ってあった。
 小さな鞄だけ持って彼と共に車に乗り込んだ。

 運転をしてくれるお手伝いさんとは
 病室で何度か顔を合わせていた。>>1:?8
 品が良くて、優しそうな人だ。

 レオくんのこと大事にしてるのが伝わってくるし
 僕のこともいつも丁重に扱ってくれる。
 先日差し入れてくれたアーモンドサブレは
 本当に美味しくてほっぺたが落ちてしまった。]


   (僕より長くレオくんのこと……)


[時間が全てではないけれど
 僕の知らないレオくんを知るだろうその人に
 ちょっとだけ。……結構。……妬いてしまう。
 ことも。あったり。するかも知れない。……うぐ。]
 
(?13) 2021/03/25(Thu) 11:16:54

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 


    えと、その……


[自分の好きなメニュー、となると言葉に詰まる。>>1:?8
 僕って何が好きだったっけ。
 最近とみに食事の手を抜き過ぎていて
 腹が減ったら補うだけの作業になっていたから。

 それよりこの人にならレオくんの好きな料理
 教えて貰えたりするだろうか?
 片腕でも出来るものだと良いな。
 レオくんの家では全部やって貰えるのかも知れないけど
 手伝うくらい出来たら良い。
 レオくんの口に入るもの、だから……。

 などと考えていると、隣から…… >>1:?9
 
(?14) 2021/03/25(Thu) 11:18:12

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[レオくんが 僕の好物 知りたい って……!]
 
(?15) 2021/03/25(Thu) 11:18:33

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[……などと言えるはずもなく。
 ぼん、と赤くなった顔を隠すように
 不自然に窓の外へ目を逸らし]


    お、思い出しておくね……


[と、答えたのだった。
 よーし、上手く誤魔化せた。……たぶん。*]
 
(?16) 2021/03/25(Thu) 11:19:10

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[レオくんのお家は大きかった。
 ご家族とも一緒……というのが
 緊張しそうだったけれど
 階が分かれていてキッチンもバスルームも別個で
 あまり顔を合わせなくていい構造のようだ。>>1:?10
 ちょっとだけ、ホッとした。
 接する機会があれば
 なるべく失礼のないよう気をつけるけども。

 レオくんの部屋は、ご両親の暮らす一階から
 二階を隔てて、三階にあった。
 小さい頃からこうなんだろうか。]


   (レオくんは寂しくなかったのかな……?)


[両親との距離は僕も遠かったけれど
 それでも僕には、ねーたまが居てくれた。
 レオくんは、たぶん一人っ子。
 ……胸がキュってした。]
 
(?17) 2021/03/25(Thu) 13:53:10

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[彼の部屋の隣が僕の部屋らしい。
 案内して貰った扉の前で、耳打ちされる。>>1:?11

 レオくんの艶っぽい声。
 ……ゾクゾクってして、耳が赤くなる。
 昨日も沢山ヌきっこしただろうに
 すぐに身体が熱くなっちゃうんだ。]


    
んっ
…… それは、あの……


[趣味の女装を打ち明けた際
 見せるって約束をしてた。
 たぶん、そのこと……だよね。
 引越しの際、着替えにくいものは粗方捨てたけど
 幾つかは詰めたから運び入れられているだろう。]
 
(?18) 2021/03/25(Thu) 13:53:14

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[こんなにすぐとは思ってなかった。
 心の準備が出来てない。
 ……でもそれだけ、
 レオくんは僕を知りたがってくれてるんだ。]


   ……恥ずかしいから、待っててくれる?
        終わったら呼ぶ、から……


[そうお願いをして、ひとりで部屋に入ろうと。
 どうしても見る、って言うなら
 僕には止められないけど……。*]
 
(?19) 2021/03/25(Thu) 13:55:42

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[僕に与えてもらった部屋は
 元々使ってたソファやベッドなどの家具が
 運び入れられ、配置まで済んでいた。
 そのまま暮らし始めることが出来そうだ。

 運び出すときにも、軽く指示を出しただけだった。
 お家の人になんとお礼を言ったらいいのだろう。]


   ……、


[クローゼットの中に目的の衣装を見つけると
 タイを解き、着衣を脱いで、
 無駄な脂肪のない肢体を晒していく。

 白い肌は人種によるもの。
 片腕は肩から先が失われて、断面はつるりとしている。
 もう片方は二の腕から手首にかけて
 ぐるぐるに包帯が巻かれ、病的な見た目をしていた。]
 
(?20) 2021/03/25(Thu) 22:34:09

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[かなり手間取りつつも、着替えを済ませて。
 淡い色つきリップを唇に載せる。

 レオくんが部屋の外で待っててくれたなら
 扉越しに名前を呼び、
 部屋の中なら、そっと振り返るだけ。

 不穏な鼓動を刻む胸の前に
 包帯の上からアームカバーを着けた手を置いて
 不安な表情を浮かべ彼の前に立つ。]
 
(?21) 2021/03/25(Thu) 22:35:01

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[肩と背中を大きく開けたホルターネックの胸元は
 上に花のレースをあしらっており
 薄い胸の二つの飾りを隠している。

 反面、その下、膝上まで伸びる一重の生地は薄く。
 臍と白の紐パンの下着を透かしている。

 ――身につけたのは白の総レースのベビードール。

 親からの賜物の貌とシルエットは
 男らしさもないが女性的という訳でもない。]
 
(?22) 2021/03/25(Thu) 22:35:53

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[これでも数年前なら、少しは女の子に見えた。

 女の子に産まれたかった。
 でもそうではなかった。
 なりたいけれど、なりたくなかった。

 中途半端な僕。]
 
(?23) 2021/03/25(Thu) 22:36:31

【恋】 女装癖の学生  早乙女 太郎

 
[どちらつかずの、成れの果て。**]
 
(?24) 2021/03/25(Thu) 22:36:38