人狼物語 三日月国


215 灰色うさぎと紫うさぎの雨宿り

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視点:


【人】 オルテイシア


 
  晩ご飯、用意してますよ。


[一度火を通した常夜鍋は、また火にかけるだけでいい。
 準備にあまり時間がかからないもので良かった。

 身体を重ねた後の、何気ない日常の会話に。
 また、小さな幸せを感じて。
 お腹は満たすことにはならないけれど、
 促すようにちゅ、とまた頬に口づけた。*]
(1) 2023/06/24(Sat) 23:27:05

【人】 オルテイシア

[彼の応えはどうだったか、どちらにせよ。

 望む形の姿になって、キッチンへと向かっただろう。
 髪を束ねるバレッタは彼の部屋に初めて泊まった
 夜と同じものを使い続けている。
 
 ヘアケアやヘアアクセサリーが並んでいる棚には、
 紫色の蝶が踊っているかんざしも大切に飾られていた。
 
 ジップアップのもこもこのゆるいパーカーと
 同じ素材のホットパンツに
 歩くだけで埃が取れるスリッパ。
 もこもこ素材はこの時期でも冷房を付けばちょうどいい。]
(4) 2023/06/25(Sun) 1:28:28

【人】 オルテイシア

[ほうれん草と豚肉はもちろん、
 もやしと木綿豆腐も追加した常夜鍋を火にかける。

 昆布とお酒で取った出汁が具材に染み込んでいく。
 その間にポン酢の準備を少し。

 市販のポン酢だけでも十分だけれど。
 それだけじゃ料理人の口に運ぶのは納得しない。

 ポン酢にお醤油を少し多めに加え、
 大量の大根おろしをすりおろしていく。 
 普段の薬味の量ではなく、
 スプーンで掬えば一山になるくらいの量だ。

 そこに白と黒のごまを混ぜ、最後にカツオ節を少し。
 豚の脂身がさっぱりと入る夏の風味にしていく。]
(5) 2023/06/25(Sun) 1:28:39

【人】 オルテイシア

[摺鉦と格闘していたら彼も掃除を終える頃だろうか。
 鍋敷きをテーブルに敷いて、
 二人分の取皿とお箸を用意する。]


  お掃除ありがとうございました。
  飲み物何にしますか? お茶でいいですか?

  それとも、呑んじゃいます?
 
 
[男の人はお鍋だけじゃ足りないだろうか、と。
 少し腹の足しになるように。

 新玉ねぎを丸々一つ、米印に切込みを入れて。
 バターを乗せてラップをした後、電子レンジに温める。
 温まったものをひっくり返し、
 醤油と回しかけて粉末のパセリを散らせば一品。

 彼の分だけ用意して、取皿の横に添えてから、
 飲み物のリクエストに応えることに。**]
(6) 2023/06/25(Sun) 1:29:15

【人】 オルテイシア

[食卓の準備を進めていれば、セットアップに
 身を包んだ彼の姿が見えた。

 仕事と違ってラフな姿を家で見るようになったけれど、
 何を着ていてもやはり、体格の差を感じてしまう。

 それは普段洗濯物を請け負っていることからでもあるし、
 一緒に洋服を買いに行く機会が増えたからでもある。
 自分の服とは違う布面積の多さに、
 時折自分の身体に当てて比較してみたりもした。

 シンプルな柄と色を好む彼は、
 自宅でもモノトーンや、単色の物が多い。]
(10) 2023/06/25(Sun) 21:40:30

【人】 オルテイシア

 
  大根おろし、夏場にはさっぱりしていいですよね。
  お肉足りなかったら、後から足しますね。

  ビール、ビール……、
  あ、じゃあ私もサワーをちょっとだけ。


[と、支度の合間に冷蔵庫を覗き込んでいたら、
 彼の気配を後ろに感じて、頭上を見上げ。]
(11) 2023/06/25(Sun) 21:43:09

【人】 オルテイシア

[エプロンを解いて、食卓を囲む。
 我が家での食卓の時間は遅い。
 けれど、二人で囲むことのほうが大事だから。
 彼の表情を盗み見て笑い、両手を合わせる。]


  いただきます。


[簡単な食事でも喜んでくれることが嬉しい。
 新玉ねぎのお裾分けは少しだけ頂くことにして。
 取皿にほうれん草と豚肉をちょっとずつ取り入れ、
 大根おろしの染みたつけだれをたっぷりと掛けた。]


  ふふっ、いいですね。夏のお鍋。
  熱くなっちゃうけど、美味しい。


[お腹の辺りを、無意識に抑える。
 量はあまり食べられそうにないから、
 殆どを彼に食べてもらうことになるだろう。*]
(12) 2023/06/25(Sun) 21:43:43
オルテイシアは、メモを貼った。
(a0) 2023/06/25(Sun) 23:15:45

【人】 オルテイシア

[おかわりを示唆すれば、そのままでとの申し出に、
 時計へと目を移した。飲むには遅くない時間。

 私に合わせてグラスが二つ並ぶ。
 そんな些細な「同じもの」にも目許が緩む。
 
 使っている箸は女性用と男性用。
 大きさは違えど、同じ柄の色違い。

 ここにも「似ているもの」が一つ。
 
 グラスを軽く合わせれば、ガラス擦れる音が響いた。]
(17) 2023/06/25(Sun) 23:58:38

【人】 オルテイシア

[つけだれは彼にも気に入ってもらえた様子。
 少し付け足したお醤油も言い当てられて、わ。と
 感嘆の声を小さく上げた。]


  すごい、やっぱり分かるんですね。
  市販のポン酢にお醤油をちょっと。
  ……気に入ってもらえてよかった。


[ほっと胸を撫で下ろして、自身も箸を伸ばした。
 大根おろしのさっぱりとした味がほうれん草と絡む。
 お昼の話になれば、うどんに興味をそそられる。
 出汁をそのまま残していれば、美味しくなるだろう。]

  
  うどん、いいですね。美味しそう。
  フレンチトーストも食べたいですっ。


[生地にしっかりと液が染み込んだフレンチトーストは
 間違いなく美味しい。明日の話なのに喉が鳴る。]
(18) 2023/06/25(Sun) 23:58:50

【人】 オルテイシア

[お鍋を食べるに缶一本のバランスはちょうどいい。
 会話が弾んでいるうちに、お鍋も缶も減っていく。
 
 片付けは食洗器くんにお手伝いをしてもらった後。
 テレビから流れる交通情報に、
 予想以上の大雨だと改めて実感しながら。]


  結構降ってますね、お仕事お休みで良かった。


[お互いの職場に近くなった分、
 職場に行けない距離ではないが、雨の日の出勤はつらい。
 災害も酷くないようなら、
 一晩をしのげば落ち着いてくるはず。]
(19) 2023/06/25(Sun) 23:59:15

【人】 オルテイシア

[片付けを終えて、残りのグラスを手にソファに移った。
 眠る時間を気にしないで夜更かしできるのは休日ならでは。
 彼の声に誘われるように、手元のタブレットを隣から覗く。]


  映画、何があります?
  続き物よりかは、一本で終わる方がいいですよね。


[スクロールされていく画面を眺め、ふと隣を見上げて。
 一度、ソファから立ち上がり、彼の腕を持ち上げた。]
(20) 2023/06/26(Mon) 0:00:41

【人】 オルテイシア

 
 
  よいしょ、っと……、


[身じろぎ、彼の股の間にお尻を落ち着かせて。
 彼の胸元に背中を預ける代わりに、タブレットを預かる。]

  
  こっちの方が見やすい?


[後ろを振り返り、どうです?と笑って。
 再び画面に視線を戻せば、最近テレビで話題になっている
 恋愛モノの映画が目に留まった。**]
(21) 2023/06/26(Mon) 0:01:30
オルテイシアは、メモを貼った。
(a2) 2023/06/26(Mon) 0:04:30

【人】 オルテイシア

[料理は一手間加えるだけで、味が変わるのよ。

 ……と、母はよく言っていた。
 その言葉に軽く相槌を打つだけで留めていたのは、
 つい最近までのこと。

 自分が食べるだけならと、おざなりにしていた料理は
 彼と暮らすようになってから味が気になり始め。
 
 母の味が好きだとよく言っていた幼かった彼は
 大人になり実家に共に挨拶に向かったときも、
 母の手料理に喜んでいたから。

 その頃から少しずつ、時折実家に戻っては
 母の味の指南を受けるようになっている。

 ほら、見なさい。という母の誇らしげな顔が、
 羨ましくもあり、越えてみたいという気持ちも、また。]
(26) 2023/06/26(Mon) 19:56:48

【人】 オルテイシア

[もちろん彼の手腕から盗むことも多々あるから、
 どちらかといえば私は、
 母と彼のいいとこ取りをしている
 サラブレッドのようなものだ。]


  卵とじうどんですか?
  だったら、あんかけにしても美味しそう。


[そんな相槌を打てる程になるくらいには少しずつ。
 料理の腕も成長してきている、と思いたい。]
(27) 2023/06/26(Mon) 19:57:10

【人】 オルテイシア

[片付けをする傍らで、雨を気にする彼に笑う。]


  そうですね、平日だったら多分出勤してたと思います。


[余程出勤人数が減ることがなければ、事務と言われる
 仕事は積み重なるものだから、つらいところ。

 人を気遣う癖はやっぱり、彼本来の性質なのか。
 会話の隙間に見える人柄に目を細め、]


  うん、たくさん夜更かしできちゃいますね。


[悪いことに誘うみたいに、そのまま片目を伏せて笑ったり。
 ようするに機嫌が良いことは伝わるだろう。]
(28) 2023/06/26(Mon) 19:58:03

【人】 オルテイシア

[大きな身体に包み込まれるみたいに、身を落ち着ける。
 笑う声がお許しだと分かれば、彼にも見やすいように
 両手でタブレットを持ち、少し身を低くした。

 付き合う前には恋愛映画を自分に置き換えて、
 楽しむことだってあったと思う。
 
 今は想像よりも本物のほうが破壊力が高くて、
 毎日のようにまた、恋をするような日々だけど。]


  ……あ、この女優さん私好きです。
  すごく上手で、確か前に見た映画でも……、


[映画を見ながら、時々後ろにいることを
 確かめるみたいに声を投げたりもしていれば。]
(29) 2023/06/26(Mon) 19:58:34

【人】 オルテイシア

[話しかける度や、座る位置を変える度に、
 彼も後ろで身じろぐ気配が伝わってくる。

 それでも、映画が主軸に関わる部分にくると、
 そちらに意識が向いて真剣に見始めていた頃、

 そっと、後ろから抱き寄せられると共に、
 お尻につんと、ぶつかる硬さに気づいた。]


  ひゃっ、……ぅ……、


[……気の所為?なのかな、でも、そうじゃない?
 さっきまで喋っていたはずなのに、
 映画に夢中になっていたせいで
 お互い口数が少なくなってしまっている。]
(30) 2023/06/26(Mon) 19:59:11

【人】 オルテイシア

[眼の前の液晶画面に意識を戻す。
 一緒に見に行った映画を覚えていてくれた。
 その時に立ち寄ったお店や、手を繋いで帰った夜。

 映画は見ているのに脳裏に浮かぶのは、
 彼に纏わることばかりが過ぎる。]


  ……ん、そう。
  あの映画で好きになって……、賞、取ったんだ。


[会話に返す会話がふわふわしていく。
 BGMも盛り上がり、シーンを繋ぐ描写が長くなる。
 一度去りかけた男性が戻ってきた時、
 内心ほっとした、のに唐突に始まった
 情熱的なキスシーンに思わず、こくん、と息を飲んだ。]
(34) 2023/06/26(Mon) 22:02:57

【人】 オルテイシア

[こういうシーンの時に口を挟むのは野暮だろう。
 妙に気まずい沈黙のような間が降りて、
 タブレットを持っていた片手が、浮いて。
 無意識に彼の袖を掴む。]


  ……
は、
……


[また、少し座り直せばキスシーンが終わって、
 まるで自分がしていたみたいに長い溜息が零れた。

 あれだけ名残惜しむようなキスをしていて、
 別れを選んでしまうことに胸が痛む。]

  
  ……戻ってきて、ほしいなぁ……。


[そうであろうと信じていても。
 先の展開を知らないから、願うみたいに呟いた。
 画面の中で会えない二人の代わりみたいに、
 腰に回された手に腕を絡めて、身体の方へと引き寄せて。]
(35) 2023/06/26(Mon) 22:03:44

【人】 オルテイシア

 

  ……ぅん、?
 

[別のところに意識が向かっていたせいで、
 掛けられる声に一瞬反応が遅れてしまう。
 惚けたような声を洩らして、
 こくんと子供みたいに頷いた。]


  ん、あの映画はミステリも入ってました、よね。
  途中ちょっと怖かったシーンもあった、ような……。


[映画館で見ると音響の派手さがよく分かる。
 つい身体が強張ってしまうシーンも何度かあった。

 明らかなホラー映画は見る前から避けるようにしては
 いるけれど、サスペンス要素やミステリなどは、
 物語が気になってついつい興味で見てしまう。

 不意打ちの血の描写や驚かせるようなシーンは、
 そういうときにこそ出てくるもので、
 何度そういった演出に驚かされ、ポップコーンを
 食べる彼の横で、びくっと身体を揺らしたことか。]
(39) 2023/06/26(Mon) 23:48:06

【人】 オルテイシア

[ちなみに中学生の時にそういうシーンがあったら、
 兄と居ても気まずくて顔を隠してしまったり
 席を立ってしまうような状態だったので、
 顔を隠さず見れるようになったことは成長だ。

 何気なく彼が口にした「忘れられない」という
 キーワードが心に残る。
 忘れられずに思い続けていた経験があるから。]


  あんなキスされたら、忘れられないもん。
  …………ずるい。


[先程のシーンを思い出して、指が無意識に唇をなぞる。
 何かが物足りない感覚に、己の指を軽く、食んで。]
(40) 2023/06/26(Mon) 23:48:49

【人】 オルテイシア

[好きな映画の好みや、苦手なジャンル。
 一緒に過ごしていくうちに分かること。
 
 自ら好みや苦手なものを申告することもあれば、
 接しているうちに自然と彼が察することもある。]


  何かあるな、っていうのは分かるんですけど、
  分かってても、びっくりしちゃう。


[見入っていればいるほど余計に。
 そう、くすくす笑って。

 苦手だと気づいた彼が帰り道に温めてくれた手は、
 冷えた空気で凍えた手には酷く優しくて。
 言葉も、温度もゆっくりと身体に染み渡っていった。]
(43) 2023/06/27(Tue) 1:45:22

【人】 オルテイシア

[意見は合致した。置いていく側がするのはずるい。
 でも、反面。
 そんな心の残し方をする人を少し羨ましくも思う。]


  まるで……、
  ずっと好きでいてもいいって、言われてるみたい。


[もし、許されるのならば自身も好きで居続けるだろう。
 指を食めば、その先で彼から贈られたリングが光る。

 グレーと紫で彩られたニョッキを食べた後、
 私の薬指に落ち着いたエンゲージリング。
 互いに心変わりをすることはなくても、
 誓いを形に残したような光は今でも安堵を与えてくれる。]
(44) 2023/06/27(Tue) 1:45:44

【人】 オルテイシア

 
  ふふっ、だったらこのままでもいいかも。

  怖いシーンを見ても、
  ……もう一人じゃないですし、ね?


[作り手の予想通りのリアクション。
 びっくりするのは心臓には少し悪いけど、
 それも楽しんでいることになるのなら、と肩を竦めた。

 目に焼きついたシーンが頭から離れず、
 一人暮らしの時は照明を付けたままにして
 眠った夜もあったけど。
 今は、隣で貴方の寝息が聞こえるから怖くない。

 映画と同じように、彼からサプライズを贈られた後も。
 はしゃいで写真を撮ったり、
 涙を流して喜んだりするくらい態度には出てしまうから。]
(47) 2023/06/27(Tue) 22:41:52

【人】 オルテイシア

[写真と共に記憶に残る味は、今も思い出せる。
 見栄えも美しいことながら、味も確かなもので。

 写真とお腹の中に収めていきながら、
 コンフィチュールとジャムの違いを教わったり、
 紫色のニョッキはどう作ったのかを知りたくなったり。
 
 お料理と共に告げられた言葉を思い出せば、
 自然と表情が緩んでしまう。]


  ……そうですね。
  私も基依さんに好きで居てもらえるように
  頑張らなくちゃ。


[緩んだ頬を抑えつつ、今度はぎゅっと拳に変えた。
 数年越しの想いを叶えた乙女の決意は固い。

 そんな決意の傍らで、彼が将来の話をする。
 プロポーズを経て、同棲をしているけれど。
 正式な夫婦と呼ばれるにはまだ段階が足りない。]
(48) 2023/06/27(Tue) 22:42:08

【人】 オルテイシア


 
  ……はい。そろそろ考えたいですね。

  ……ちなみに、SASANKAって。
  レストランウェディングはできますか?


[そっと、左手に嵌った指輪を撫でて。
 話題に彼と再会した、彼の大事なお店の名前を挙げる。

 それとも、お店でブライダルを選んだら、
 彼のことだからお休みの日も働いてしまうだろうか。]
(49) 2023/06/27(Tue) 22:42:50
オルテイシアは、メモを貼った。
(a5) 2023/06/27(Tue) 22:46:30