千早 結は、メモを貼った。 (a1) 2022/08/13(Sat) 8:23:14 |
校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2022/08/13(Sat) 10:29:27 |
不審死の元凶 ???は、メモを貼った。 (a2) 2022/08/13(Sat) 10:31:30 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a3) 2022/08/13(Sat) 11:47:10 |
【人】 勢喜 光樹─追想、存在意義の模索─ [速報です。 20XX年、X月X日深夜。 XX都XX区XX町のアパートに住む 勢喜邦彦さん(45)、洋子さん(40)の遺体が発見されました。 二人は夫婦で、発見された遺体には ロープのようなもので首や足を縛られており 何者かによって、鋭利な刃物で数か所切られた痕跡が 残っていたということです。 警察の調べによりますと、 二人の死因は失血性ショック死であるとのことです。 二人には一人息子がいましたが、 現在行方が分からなくなっており 警察は、事件になんらかの関与があると見て、 彼の行方を追っています。] (9) 2022/08/13(Sat) 11:51:21 |
【人】 勢喜 光樹………………。 [翌朝には、駅前ビルに設置されたワイドスクリーンや 街中の電気屋に設置された数多のテレビに、 そのニュースは流れていた。 それでも、立ち止まって見る者はいない。 誰もがよくある話、と気にも留めずに どうでも良さそうな、あるいは聞いてもいないのか 何事もなかったかのように、通り過ぎていく。 所詮、他人事なのだ。 自分の身に降りかかる害でない限り 人は何の関心も抱くことは出来ない。 目の前の事しか見ない。 人間とは、そういう生き物。 両親も きっと己だって、そうなのだ───。] (10) 2022/08/13(Sat) 11:52:46 |
【人】 勢喜 光樹[ぽつり、ぽつりと雨が降り始めた。 次第に雨の勢いは増していく。 それはまるで、穢れを洗い流すかのよう。 己の足掻きを、肯定するかのようだと、錯覚すらした。] 『兄ちゃん。そんな怖い顔しちゃって、どうしたの?』 [物騒な繁華街を歩いていた時だった。 質の悪いごろつきに声を掛けられた。 気付けば、人数が増えて取り囲まれていた。] 『困ってんなら、良い仕事あるよ』 [困っている?そうかもしれない。 無一文で出て来てしまっていた。 金を貰えるなら、何だって良かった。 そこに、俺の存在意義は、あるのだろうか。] (11) 2022/08/13(Sat) 11:54:04 |
【人】 勢喜 光樹・ ・ ・ 『客商売だからねぇ…。笑ってくんないと』 [笑う?それは、誰が教えてくれるのだろう。 両親は教えてくれなかった。] 『顔が良くても客の喜ぶような、トークが出来ないと』 [それは、どうしたら身に付くんだ? 罵倒や暴言しか刷り込まれなかった。 他人が喜ぶ言葉なんて、知らない。 次は、水商売だった。 最後は、「使えない」からと、クビになった] (13) 2022/08/13(Sat) 11:55:40 |
【人】 勢喜 光樹・ ・ ・ [三つ目は、四つ目は……… なんだったろうか。 もう、忘れてしまった。 憶えているのは、そのどれもが 己の存在意義を知ることがなかったという事実。 やはり………そう、か。 不要な人間は、何処へ行っても不要なのだ。 その現実を突きつけられた。 抗い、足掻いたことに 何の意味も無かったのだ。*] (14) 2022/08/13(Sat) 11:56:46 |
【人】 勢喜 光樹何故……泣いている? [何故、己を憂いて、悲しんでくれるのだろう。 何故、己の為に、涙してくれるのだろう。 その理由は、意味は。 己には分からなくて、ぽつり。 今までそれを、問う事すら出来ず もう無意味なんだと。諦めていたはずなのに。 知りたくて。教えて欲しくて。] (17) 2022/08/13(Sat) 12:43:48 |
【人】 勢喜 光樹[此処へ来た時、恐怖に震えるお前と出逢って それからもずっと、お前の泣く顔ばかり見て来た。 それは、自責の念に駆られて 恐怖が、その罪の重さを煽るからだと。 そんな風に思っていたから 俺が死ぬことなんて お前には………関係ないはずなのに。] (18) 2022/08/13(Sat) 12:44:27 |
【人】 勢喜 光樹教えてくれ………四谷。 [その理由を、意味を。 お前にとって、俺とは"何なのか"を。] 俺は……… お前が、泣くから [それが、嬉しかったから。] (19) 2022/08/13(Sat) 12:50:26 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a4) 2022/08/13(Sat) 12:59:48 |
【人】 空虚 タチバナ― 院内廊下 ― [病院すべてを覆い尽くす黒が、 腰まで伸びた髪の先へ縋るように絡みついてくる。 身体の延長線上みたいに闇を引きずる姿は、 さながら黒いヴェールを纏っているようだった。] ……。 [しかし白いパジャマは胸元に穴こそ開いてはいるが、 それ以外は至って普通の質素なもの。 神聖なヴェールには似つかわしくなく、 色の名残さえ匂わせない。 積み重ねた負の感情が表情を陰鬱にし、 逃れられない怨霊の性が死の匂いを甘く漂わせた。] (21) 2022/08/13(Sat) 13:05:13 |
【人】 空虚 タチバナ[唯一の痕跡は腹の中に残っている。 元より遅かった歩みを更に緩め、 真白い手が下腹部をゆったりと撫でた。 注がれた瞬間、死ぬことが約束されている 意味を成さない命のはじまりが、たっぷりと。] ん……。 [まだ快感の切れ端が残っていたのか、 鼻にかかった声を漏らし、身を震わせた。 この身にそれを刻んだ男は、 今頃ベッドで眠っているだろう。] (22) 2022/08/13(Sat) 13:05:31 |
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