人狼物語 三日月国


138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】

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【人】 夢うつつ 真珠

―隠り世・奥の院―



[>>0:146>>0:152手を合わせて神様にお祈りをしていると、鈴は頭の上にあるはずなのに、なぜかシャリンと、背後から鈴の音がして。>>0

何事かと振り返ろうとしたけれど、――いつの間にか眠っていたようで、気付いた時には、映画でも見たことのないような豪華な和風の建築物の中に、立っていた。]


……あれ……? なに……、ここ……。
さっきまでわたしたち、神社にいた……確か……

それに……このひとたち、って……


[そこに群れ走り回っている者達は、明らかに人とは異なる特徴を備えた、異形の物達。小さく羽根が生えた子供のような者や、毛むくじゃらの子犬のような者達に至っては、真珠がこれまでもどこかで目の端で追っていた存在にそっくりだった。]
(11) 2022/03/18(Fri) 10:19:29

【人】 夢うつつ 真珠


[彼女が、幾度となく夢で見ていた、異形達の宴。それは、まさに今この瞬間、この場所で開かれている狂乱の事を予知する夢だったのだろうか?

……もしそうならば――、この後、自分達に為される事は、ある程度想像がついていて。

ゾクリとする感覚に、腕で自分の肩と太腿を抱いて、うっとりした目をしながら、隣に居る筈の萌々子に言った]


うふふ……、さっそく、神様がご利益、くれたのかも。
きっと、楽しいよ……? まずは、ごはん食べよ?
こんなすごいごちそう、わたし見たことない…
 
(12) 2022/03/18(Fri) 10:20:17

【人】 夢うつつ 真珠

[そう言って眼を遣った先の宴席には、石段でぶつかったお面の彼>>0:137の姿もあった。戸惑う萌々子を尻目に、妖達とまるで旧友のように語らっている男>>9>>10の方へ近付くと、ゆっくりと声を掛けた。]


あの……さっきは、ごめんなさい。
階段で、ぶつかった人……ですよね?
わたし、ごめんなさいも言ってなくて……


[男は巫女服姿の、他の妖怪達とは違う現世の人間らしき女性を見ているようだったが、この騒がしい混沌の中で、果たして彼女の小さな声は届いただろうか*]
(13) 2022/03/18(Fri) 10:20:37
夢うつつ 真珠は、メモを貼った。
(a5) 2022/03/18(Fri) 10:24:44

【人】 夢うつつ 真珠

>>18

なら、よかった……
ん……大丈夫、って、どういうことですか…?


[男の疑問に思っている事が何なのか、すぐにはピンと来なくて、そう問い返す。が、やがて思い当たったかのように、あっ、と声を漏らして]


……そっか。なんか急に、こんなとこ、連れてこられて…
知らない人たちがいっぱいいるから、
わたしが怖がってるかも……って、こと……?

……大丈夫、ですよぉ。きっと、この人たち……
悪い人じゃ、ない……。なんとなく、そう思います…
わたし、きっと、知ってる気がしますからぁ……


[曖昧な返事を、男に返す。夢で見たような気がする光景が、実際に繰り広げられているから……とまでは、自分でもはっきりとその夢を思い出せていた訳ではなかったので、そんな答え方になったのだが。

そして、彼と巫女の少女の遣り取り>>17>>19を、ぼんやりと聞いていた。本当に嫌がる事はしない、という彼女の言葉に、自分の感覚が裏打ちされるのを感じながら*]
(20) 2022/03/18(Fri) 11:17:41
 
―夢―

 
私は今までの夢を思い返す。
 
まだ胸の膨らみもここまで大きくなかった頃。
二日かけて。
愛でに愛でられ、ありとあらゆる雌としての悦びを刻み込まれて、処女を散らした。
夢はそこでは終わらない。
いいや。
一度終わったはずの夢は、繰り返す。
豪華絢爛を思わせる異形たちの場所だけではなく。
胸で達し、喉で悦を識り。不浄の孔も暴かれて。
恐ろしがりながら。不安がりながらも。
人の身であれば触れられぬ場所まで悦楽を刻まれた。
教え込まれた。染められた。
かくりよだけでなく。現世でも。
時間も場所も関係なくその夢は訪れた。
最初は一人に。やがては別の妖と共に。
 

 
それでも。それらは『夢』なのだ。
何度も果てて、果てて、果てて、染められ切ってしまったように思えても。
 
 
全てを忘れるように。
これは夢なのだと。
その声に縋るように目を閉じ開けば、また、いつも通りに。いつもの日常に。
 
 
そう。
自分の身に起きていることから、逃げていた。**
 

―回想・夢から醒めた朝―



……夢……また、あのゆめ……
でも、どんな夢だったっけ……?


[幾度となく見た夢はいつも、起きてしまったことを残念に思うほどの甘美さに満ちていた気がする。

内容を思い出そうとしても、はっきりとは思い出せない。そんなもどかしさを感じながらも、なぜか心の熱くなるような、焦らされるような感覚が身体の芯には残っていて。]


……ん……っ、は……ぁ……っ……

……ぁ…んぅ……、……ちが……う……

こんなのじゃ、なぃ……んっ、んんんっ……!


……っは……ぁぁ………



[夢で味わった甘さの続きを味わおうと、身体の火照る部分を幾ら独りで慰め果てても、あの感覚を目覚めている時に取り戻すことは出来ず。

満たされぬ切なさを感じながらも、やがて夢の感触が薄れ落ち着くまで、時も忘れて自らの身体を弄り続けるのだった*]

【人】 夢うつつ 真珠

―隠り世・奥の院の宴席―


[気をつけてね、というお面の男の言葉>>21に、うん、と頷きながら、巫女服を着た小鬼のような妖の手招きする席に、スカートの裾を撫で付けながら足を崩して座る。

並べられていた料理はクリスマスパーティーでもこんなにはたくさんの種類が置かれてはいないだろうと思える豪華さだったし、それに見た目も味付けもこれまで見たことも食べたこともないような変わった、それでいて美味なものだった。]


あれ、くださぁい。あーーんっ。
もぐもぐ……んー、美味しい。

なんだかわかんないけど、美味しいね。
それに、なんだか身体がほわほわしてきちゃう…


[現世ならざる物で出来た料理を口にし続けている為か、段々と酒に酔ったかのように夢心地な気分になってくる。

服を引っ張ったり、急に現れては驚かして来る異形達をきょろきょろと見まわしたり、突かれてくすぐったそうに笑ったりしながらも、まずは祭りに来てからりんご飴しか食べられなくて飢えていたお腹を満たそうと、付き纏う妖達にあれこれと料理をねだるのだった。**]
(29) 2022/03/18(Fri) 12:34:37
夢うつつ 真珠は、メモを貼った。
(a7) 2022/03/18(Fri) 12:35:50

【人】 夢うつつ 真珠

[>>25嘴のようなものを付けた男に、果実と飲み物を薦められれば、じっと差し出されたそれを見詰めた一呼吸後に、彼に向き直ってにへらと笑い]


わぁ、ありがとう。あなたも、ここに住んでる人なの?

ここのお料理って、おいしいし…
なんだか、気持ちよくなってくるんですね〜。
このお皿のも、そうなの? すごぉい。
あとで、お金とか請求されない? 大丈夫…?


[そんな事を言いながらも、お代など要求される事がないのは何となく判っていた。…少なくとも、お金では。

真珠はとても美味しいという触れ込みの小葡萄に目をつけるとそれを指差して、これ、と言い、目を閉じてあーんと口を開き、狛へ皿の中身を一粒放り込むよう促した**]
(30) 2022/03/18(Fri) 13:16:17
 
「…ええ。大丈夫、です。」
 
 
呟いて。
豊かな胸を押し付けながら身を寄せる。
仮面の下。覗く唇に唇を寄せた。
啄んで。舌先で突いて。
隙があるならそのまま舌先を奥まで忍ばせる。
片手は胸元を辿り。帯から下へ。
浴衣の合間に忍び込むと雄の膨らみへ掌を押し付ける。
すりすり。撫でつけて、形を確かめ。
 
両側の妖も。周囲からも。
楽しげな。昂るような。そんな雰囲気や言葉が滲み出た。
 
 
「ん…、どこが、良いですか?」
 
 
微かに首を傾げて。
微笑みと共に。恥じらいを伴うようなそれとともに問うのは淫靡なそれ。
 
 
空いた指先で、相手の胸の芯を探ってはすり、と擦った。**
 

君に、愛でられる心地よさを教えてあげよう。
君を、誰からも愛される雛にしてあげよう。

[そっと、彼女を押し倒す。
瞳は紅く、獲物を見る捕食者の目だった。

そうして二日間、休むことなく彼女を抱いた。
処女を散らし、彼女の身体に肉の禊の形を覚え込ませて、胎を白濁で満たし続けた。
彼女に「雛」としての悦び、その最初の一つを刻んだ。]

[それからも、数年をかけて彼女の身体に「雛」としての悦びを刻んでいった。
蜘蛛が獲物を吸いつくすように、彼女の全てに舌と、手を添わせて、白濁で染め上げた。

今の咲夜は、間違いなく誰もが心惹かれる「雛」であろう。
皆で愛でるに足る「雛」であろう。
―――愛するに足る「雛」は数居れど、「完璧に仕立てられた雛」という点では、咲夜を置いて他にいない。

そうしてまた今年も、皆が咲夜に悦びを刻むのだろう。*]

 
―過去/初めての送り雛―

 
「あっ…?」
 
 
押し倒される。世界が反転するような感覚。
視線の先には紅の瞳。
自分の体がこんなに自分の言うことを効かなくなるとは知らなかった。
熱く燃える様になるとも知らなかった。
 

 
「んんっ! ふあっ、ひゃああんっ!
 あっ、ああんっ!
 へん、変になりゅっ、やっ、そこ、だめえっ!」
 
 
身体がビクビク跳ねる。
ぴりぴり痺れるような快感。
キスも初めてだったのに、ゾクゾクと背筋を伝う甘い悪寒は、お腹の奥底を痺れさせた。
衣服はいつの間にか剥がされて。
自分でも触れた事のない場所に。その奥まで。
そんな所からとろりと蜜が溢れてくるなんて、知らなかった。
 
 
「あっ、ああっ、ああああああ!!!!!」
 
 
初めて。硬く閉ざされた処女肉を暴かれる。
身が引き裂かれるように恐ろしくて。
けれど、痛い、と言うよりも。
充たされている。その感覚の方が強く。
されるがまま。愛でられるがまま。
下腹が膨れ、肉槍を引き抜けばこぽりと溢れてくるほどに白濁を胎内に注がれた。
二日目の最後には自分から腰を振って。
その気持ちよさに酔いしれて、もっと、と。
 

 
そうして、数年。幾度となく。
喉奥で。胸で。膣で。不浄の孔で。
白濁を受け止める悦びを身体に教え込まれていく。
現世では夢の中のこと、と記憶を封じられながら。
かくりよでも。現世でも。
雛としての教えを刻まれて。
 
 
…だから。
現世で他の男に犯されたのだとしても。
それも夢ときっと忘れている。
 
 
淫らで雛として愛でられる自分を思い出せるのは。
このかくりよ夢の中と、彼に抱かれてるとき、だけ。*
 



  いや、全然大丈夫じゃ……ッ、

[呟きに被せた声が、つと遮られる。
重ねられた唇は、そんなはずがないのに、酷く甘い
さっき自暴自棄に煽った美酒を想わせる程に。
次いで口にした、世にも妙なる珍味。

ああ、あれも────脳裏の片隅に、思考が押し込められる。
乳を強請る子のように、唇を開き、押し入る舌を緩やかに吸った。未だ酒精の名残濃い自らの味も、絡ませて]


 っやめ、さっちゃん君……、そんな子じゃ、ないでしょ?
 
[理性を搔き集め唇を引き剥がした合間に、懸命に声を絞り出す。
その最中にも真白い指先が、悪戯に身体を這いまわる。
下着越しに雄を撫でられれば、痛むほどに張り詰めたそこを自覚する。可憐な少女が、既に無垢ではないことを知らしめるような、その手つき。

今までの言動と照らし合わせ、おおよそを察して漏らした嘆息もまた、どこか甘い]



  どこ、って───……ッ、んぅ

[胸の頂を探りめいて擦られるだけで、くぐもった呻きが
咽喉を突く。灼けつくように昂った身体に、呆然と竦む。
どこと問われれば───どこも、だ。

見上げてくる微笑は恥じらいを含み、やはり可憐で、
けれど歳に似合わぬ艶を帯びる。
間近から、遠く耳に残響する、妖共の囃し立てる声]


  あんまり、…大人をからかわないの。


  さっちゃん、君───……歳、いくつ?

[計り知れない思考体系と異形の身をもつ輩に、恣にさせるよりは、幾分ましだろうか?
自問自答の葛藤に苛まれながら、祈るような気持ちで問う**]


「んっ…。」
 
 
舌先を入れると酒精の味がする。
緩やかに吸われるとそれだけで甘くじんと痺れて。
味を確かめる様に。わたしもこくりと喉を鳴らす。
絡めて、擦り合わせて。口付けが解かれると唇が蜜でしっとりと艶めいた。
 
 
「いいえ。
 …夢の中のわたしは、皆様に愛でられる雛なんです。
 こう言う子、なんです。
 いつもの私は、忘れてしまっているだけ…。」
 
 
雛としての悦びを知り、雛として妖たちの恣に愛でられる。
時に奉仕して。時に複数の相手とも。
だが、こうして人間相手に自ら動いたのは初めてかも知れなかった。
その分、夢の中では奉仕する事が身についている。そう言うことでもある。
下着越しに張り詰める熱にほう、と感嘆の息を漏らし。
つい、と。下着の中に指先を忍ばせた。
肉竿を掌で覆い、上下に摩る。
胸の粒を擦ると漏れた声。
その部分に唇を寄せる。唇で強めに挟み、舌先で唾液をまぶして濡らした。
 

 
「19です。今度、大学二年…。
 私では不足ですか?
 お姉様方の方がよろしいでしょうか。
 それとも…?」
 
 
からかってなど。
けれど不足なら、本来彼を愛でる妖たちにそれを譲ろうとも思う。
どちらが良いか。お兄様方、という方針もあり得るけれども。
胸元をしゃぶりながら上目遣いに見上げ。
彼の手を取り、私の大きな胸元へとそっと添えた。
 
 
「ご奉仕されるより、愛でる側の方がお好きですか?」*
 

[愛でられる雛。彼女のその言葉は、推測を裏付ける
まだ稚さ残すこの少女が、と思わず眉間を顰めた。

『こういう子』なのだと、まるで自らの言葉を裏打ちするように、肉茎を包み込み摩り上げる、柔らかな掌。
知り合ったばかりの舌先と唇は、胸の尖りにまで及んで]


  っく……ッ、ほんと今、まずい、からっ

[押し返そうと蠢かせた掌が、意思に反して腰を辿り、ついと背筋を撫で上げる。
欲に逸る彼女を宥めるように、或いは───促すように]

[色やかな唇から告げられた歳
そういえば、未だ苗字も知らない。]


  じゅう、きゅう……

[高い天井を振り仰ぎ、先と色合いの異なる呻きを漏らす。
個人的にはぎりぎりセーフで、ぎりぎりアウトだ]

  …不足とかそういうことじゃなくて、ね。
  君は可愛いし、過ぎるほど魅力的だよ。

[この率直さが禍の種なのだとは、自覚の薄いところ。
ひとり溜息を洩らせば、豊かな胸元へと片手がいざなわれる]



  ───…最後まではしない。酷いことも、しない。
  それでいい?

[了承をとるための言葉は、同時に自らを戒めるもの。
一方的なもてなしの宴への返礼には、一興が必要なのだろうと。
奉仕と愛でる側どちらが、と問う声には答えに詰まり、腰をさらにと抱き寄せた]

 
「ひゃうっ!」
 
 
背筋をなぞる指先。
それだけで高く甘い声で囀る。
背筋を逸らして。ほんのりと頬を染めて。
 
 
「ふふ、…最後までしても。ひどいことをしても。
 良いんですよ、雅さん。
 …罪悪感、ありますか?」
 
 
年齢を気にしている様だったから。
そして理性を優先した言葉に聞こえたから。
だから気にしなくて良いのだと、枷を外す。
彼が気にしたとして。
此方はもう、何処もかしこもお手付き済みだ。
腰を更に抱き寄せられる。
言葉に詰まっている様子は見てとれた。
それならどうすればより良いご奉仕になるか。
妖たちの目を満たす事ができるのか。
 

 
そう考えて、私は緋袴をたくし上げる。
行灯袴はスカート型だ。たくし上げるのに向いている。
そのまま、下の白い長襦袢もたくしあげると、私の両脚が露わになった。
そして、彼の怒張を取り出し。
きゅっと閉じた私の脚の合間に導く。
白い下着はまだ乾いているけれど、下着と太ももとの間にできる僅かな隙間に彼を導こうとした。
 
 
「んん…っ。」
 
 
彼の熱を掌以外でも感じて、蕩けそうになる。
上手く挟み込む事ができれば腰を揺らめかせて。
二度、三度、と腰を揺らすうち、くちっ、と下着越しに私の蜜が溢れてきたことも知れるだろう。*
 

[いとも容易に上擦る、甘い声
神社で話した彼女とは別人のように、熱に憑かれた微笑と言葉]


  そりゃ、あるでしょ。
  おにいさん、これでも愛のないセックスは苦手なんだよ。

  だから、あんまり困らせないで。…ね?

[形の良い背骨を辿った指をもたげて、弧を描く少女の唇を柔く押しやる。挑発的な言葉ばかり紡ぎ始めた唇を、咎めるようにそっと摘まんだ。

存外理性は堅い方で、少女の肌を此処で晒すことは躊躇われた。
胸元の合わせを少しばかり乱して、柔らかな感触に指を沈める]

  ここ、綺麗だね。

[視界には捉えずとも、掌に収まりきらない、張りのある円やかな形が知れる]



  ───着たまま、しよっか。

[誘う声を、どこか他人事のように聞く。
親指の腹で震わせるように尖りを擦って、芯を育てる。
見えない感触もまた、愉しいものだ。

けれど、緋色の袴を自らたくし上げる、その姿。
暴力的な光景
どんな奔放に見える子でも、いざとなれば自制心や羞恥が働くものだと見知っているのに。
愛らしい少女の容姿にそぐわぬ淫蕩さに、息を飲む。
白く柔らかな太腿の付け根に、自らが導かれていく、その光景]


  こら…、悪い子。
  そんなやらしいところ、あんまり見せないの。

[彼女の腰を引き寄せて、座り込んだ自分の脚を跨がせる。
揺らめく腰を、しなる背を支えて、持て余した熱を散らす少女が、存分に耽れるようにと。彼女の動きに合わせ、掴んだ腰を時折突き上げる。
再び脚に覆い被さる袴の下で、やがて溢れる蜜音が高く零れだす。緋色に隠され、下衣に守られた、密やかな戯れ*]

[袴の奥で、少女を守り通す下着を、自らの慾が濡らす。

───どうにもならない、と。異界に属する男に、無情に告げられた言葉をふと思い出す
悪いことでも、辛いことでもないと。
つまりはやり方次第だろうと、霞みがちな頭をふるりと振った]


  ……ほら。こっちがお留守だよ。
   キス、して?

[頬を片手で包み込み、知り合ったばかりの互いの唇を懐かせる。甘く食んでは、舌先で潤して。

昂る一方の熱を、彼女に埋める気はない。
代わりに袴の裾から手を潜らせ、下着越しに雛尖を探り当てる。
ふっくらとした其処にひたりと指腹を宛がい、弄るよりもやわやわと、規則的に圧をかける。
女性の身体は、男のそれより繊細だ。
腰の動きを抑えて、じっくりと胎の底から揺するように、彼女の悦を導き出す*]

 
「そうなんですか?意外ですね。
 ナンパ講座から、そういうのも、お好きなのかと…。」
 
 
愛がなくても愛でられるのかと思った。
年齢も、自分は合法だからセーフだと。
それで良し、としないあたりが"良い男"であり。
あのお姉さんを泣かせる所以だったのかもしれない。
つまりは、良い男だから。
不安になる。自分を好きでいてくれるのだろうかと。その優しさは自分だけに向けて欲しいのにと。
そんなことを思いながら。けれど、思考は新たな刺激に霧散する。
 

 
「あんっ、ぁ、胸、頑張って、維持、してます…。」
 
 
綺麗と言われたから。
垂れないようにとの日々の行いが良かったのだと主張。
白い着物の内側には下着はつけていたけれど、だからこそ胸の丸みをしっかり維持できていた。
平たかった先端は指の腹の刺激で直ぐに突端を表して。
ツン、と彼の指先にその存在を主張する。
んくっ、と息を呑んで身を震わせた。
 
 
「着たまま…ですね。ふふ、巫女として、頑張ります。
 んんっ、悪い巫女で、ごめんなさい…?」
 
 
いやらしい姿はもっとさらに奥。そう思う。
でも着たままで、見えそうで見えない行為もまた良いだろう。
ひそやかに行われる淫蕩な行為も悪くない。
周りの妖の皆様も楽しんでくれているようだ。
だから彼の首に両手を回し。
緋袴に隠された内側。下着越しの女陰を熱に滑らせるように擦り付けて。
 

 
「んっ! んんっ、ふああっ!」
 
 
くちゅっ、ぐちゅっ、くちゅっ。
擦り付けるたびに溢れてくる蜜。
それと布と熱が擦れあってより淫靡な音となる。
 
 
「きゃぁうっ!?」
 
 
高い声を上げたのは、唐突に腰を突き上げられたから。
下着越しに先端が埋まる。
ほんの先端。それでもびびく、と腰を震わせ一瞬動きを止めた。
くす、と笑う。そして、向かい合わせに抱きつくようにして囁いた。