77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】
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そう、いつか――。
予はこの目で確かめることはできぬが。
共に旅が出来ると良いものだと思うよ。
［そう囁きながら、子守詩を紡いでいこう。
この地ではない遥か遠い西の地にて、永遠に受け継がれる神々の詩を**］
予はこの目で確かめることはできぬが。
共に旅が出来ると良いものだと思うよ。
［そう囁きながら、子守詩を紡いでいこう。
この地ではない遥か遠い西の地にて、永遠に受け継がれる神々の詩を**］
[
“あなた”が言うから。
触れ合った唇から、じわ、じわ、と胸の内に広がる暖かさは、きっと。
あぁ、こんなものまで天狗さまは、分け与えてくれる。]
ふふ。
[しあわせだった。
しあわせでしかなかった。
溢れそうになるその想いのまま、茅は天狗さまに抱き着いて、勢いのまま、二人して褥の上に転がる。
どちらともなく、また唇を重ねた。**]
>
って『しあわせじゃぁ』
“あなた”が言うから。
触れ合った唇から、じわ、じわ、と胸の内に広がる暖かさは、きっと。
あぁ、こんなものまで天狗さまは、分け与えてくれる。]
ふふ。
しあわせ、
[しあわせだった。
しあわせでしかなかった。
溢れそうになるその想いのまま、茅は天狗さまに抱き着いて、勢いのまま、二人して褥の上に転がる。
どちらともなく、また唇を重ねた。**]
―― 天狗の嫁取り《完》 ――
 | 【人】 水分神［懐剣を取り出せば大事に仕舞い直した。 屋敷に残されていたもので 妾にとって不要なものじゃったが 彼奴の命を救ってくれたとあれば 感謝の気持ちも芽生える。 そうして手放せば 身を清めたのち光沢のある薄手の着物へと着替えた。］ (140) 2021/07/03(Sat) 9:56:02 |
